JP2580183Y2 - ニットパンツ - Google Patents
ニットパンツInfo
- Publication number
- JP2580183Y2 JP2580183Y2 JP1992063196U JP6319692U JP2580183Y2 JP 2580183 Y2 JP2580183 Y2 JP 2580183Y2 JP 1992063196 U JP1992063196 U JP 1992063196U JP 6319692 U JP6319692 U JP 6319692U JP 2580183 Y2 JP2580183 Y2 JP 2580183Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- knitting
- pants
- knitted
- plain
- float
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Undergarments, Swaddling Clothes, Handkerchiefs Or Underwear Materials (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば、男性用として
使用されるシームレスによるニットパンツ（男性用ブリ
ーフ）に関する。
使用されるシームレスによるニットパンツ（男性用ブリ
ーフ）に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のパンツは、図５及び図６
に示されるように構成されている（特公平１−３０９２
１号参照）。
に示されるように構成されている（特公平１−３０９２
１号参照）。
【０００３】即ち、図５及び図６において、腰部開口部
（ウエストバンド部）ａには、前身頃ｂとしての腹部ｃ
が伸縮性布地で編成されており、この腹部ｃの伸縮性布
地は縦方向に比べて横方向の伸びが大きい伸縮性に編成
されている。又、上記腰部開口部ａには、後身頃ｄが伸
縮性布地で編成されており、この後身頃ｄの伸縮性布地
は縦横に伸縮するように編成されている。さらに、上記
前身頃ｂとしての腹部ｃと後身頃ｄの各円弧ライン部ｅ
には、両脚部ｆ及び両臀部ｇによる両脚足部ｈが縫着さ
れており、この両脚足部ｈの両脚開口部ｉには、ギャザ
ーｊを付して上記両臀部ｇに膨みを形成している。
（ウエストバンド部）ａには、前身頃ｂとしての腹部ｃ
が伸縮性布地で編成されており、この腹部ｃの伸縮性布
地は縦方向に比べて横方向の伸びが大きい伸縮性に編成
されている。又、上記腰部開口部ａには、後身頃ｄが伸
縮性布地で編成されており、この後身頃ｄの伸縮性布地
は縦横に伸縮するように編成されている。さらに、上記
前身頃ｂとしての腹部ｃと後身頃ｄの各円弧ライン部ｅ
には、両脚部ｆ及び両臀部ｇによる両脚足部ｈが縫着さ
れており、この両脚足部ｈの両脚開口部ｉには、ギャザ
ーｊを付して上記両臀部ｇに膨みを形成している。
【０００４】従って、上述したパンツは、腰部開口部ａ
に前身頃ｂとしての腹部ｃと後身頃ｄを縫着し、さら
に、この両者をその各円弧ライン部ｅに沿って両脚部ｆ
及び両臀部ｇによる両脚足部ｈを縫着し、この両脚足部
ｈの両脚開口部ｉにギャザーｊを付して上記両臀部ｇに
膨みを形成してたものである。
に前身頃ｂとしての腹部ｃと後身頃ｄを縫着し、さら
に、この両者をその各円弧ライン部ｅに沿って両脚部ｆ
及び両臀部ｇによる両脚足部ｈを縫着し、この両脚足部
ｈの両脚開口部ｉにギャザーｊを付して上記両臀部ｇに
膨みを形成してたものである。
【０００５】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たパンツは、腰部開口部ａに前身頃ｂとしての腹部ｃと
後身頃ｄを縫着し、この両者をその各円弧ライン部ｅに
沿って両脚部ｆ及び両臀部ｇによる両脚足部ｈを縫着し
たものである関係上、手縫作業又はミシンによる縫着作
業を必要とするばかりでなく、特に、上記両脚開口部ｉ
にギャザーｊを付して上記両臀部ｇに膨みを形成する作
業は、布部を縫い縮めてひだを寄せるものであるから、
手縫作業又はミシンによる縫着作業に多くの時間と労力
を費して安価に提供することが困難である。
たパンツは、腰部開口部ａに前身頃ｂとしての腹部ｃと
後身頃ｄを縫着し、この両者をその各円弧ライン部ｅに
沿って両脚部ｆ及び両臀部ｇによる両脚足部ｈを縫着し
たものである関係上、手縫作業又はミシンによる縫着作
業を必要とするばかりでなく、特に、上記両脚開口部ｉ
にギャザーｊを付して上記両臀部ｇに膨みを形成する作
業は、布部を縫い縮めてひだを寄せるものであるから、
手縫作業又はミシンによる縫着作業に多くの時間と労力
を費して安価に提供することが困難である。
【０００６】本考案は、上述した問題を解消するため
に、手縫作業又はミシンによる縫着作業を要することな
く、自動的にパンツ本体の局部に膨出部を編成して量産
による省力化を図るようにしたニットパンツを提供する
ことを目的とする。
に、手縫作業又はミシンによる縫着作業を要することな
く、自動的にパンツ本体の局部に膨出部を編成して量産
による省力化を図るようにしたニットパンツを提供する
ことを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本考案は、弾性糸を編込
んだウエストバンド部に連続してシームレスによるプレ
ーン編みでパンツ本体を編成し、このパンツ本体の両脚
開口部の各カットラインに沿ってプレーン編みとフロー
ト編みを混合した強弱編成による収縮部を編成すること
により上記パンツ本体の局部に膨出部を編成するもので
ある。
んだウエストバンド部に連続してシームレスによるプレ
ーン編みでパンツ本体を編成し、このパンツ本体の両脚
開口部の各カットラインに沿ってプレーン編みとフロー
ト編みを混合した強弱編成による収縮部を編成すること
により上記パンツ本体の局部に膨出部を編成するもので
ある。
【０００８】
【作用】本考案は、弾性糸を編込んだウエストバンド部
に連続してシームレスによるプレーン編みでパンツ本体
を編成し、しかる後、このパンツ本体の両脚開口部をプ
レーン編みで編成すると共に、この両脚開口部の各カッ
トラインに沿ってプレーン編みとフロート編みを混合し
ながら強弱編成による収縮部を編成することにより、自
動的に上記パンツ本体の局部に膨出部を編成するもので
ある。
に連続してシームレスによるプレーン編みでパンツ本体
を編成し、しかる後、このパンツ本体の両脚開口部をプ
レーン編みで編成すると共に、この両脚開口部の各カッ
トラインに沿ってプレーン編みとフロート編みを混合し
ながら強弱編成による収縮部を編成することにより、自
動的に上記パンツ本体の局部に膨出部を編成するもので
ある。
【０００９】
【実施例】以下、本考案を図示のー実施例について説明
する。
する。
【００１０】図１乃至図３において、符号１は、ゴム編
み又はリング状をなす弾性糸を編込んだウエストバンド
部であって、このウエストバンド部１には、パンツ本体
２がシームレスによるプレーン編みで連続して編成され
ており、このパンツ本体２の下部には、両脚開口部３が
プレーン編みで編成されている。又、この両脚開口部３
の内周縁部には、収縮部５が各カットライン４に沿って
プレーン編みｐとフロート編みｆを混合した強弱編みに
より編成されており、この収縮部５がプレーン編みｐと
フロート編みｆを混合した編成により上記パンツ本体２
の局部に膨出部２ａを編成する結果となる。
み又はリング状をなす弾性糸を編込んだウエストバンド
部であって、このウエストバンド部１には、パンツ本体
２がシームレスによるプレーン編みで連続して編成され
ており、このパンツ本体２の下部には、両脚開口部３が
プレーン編みで編成されている。又、この両脚開口部３
の内周縁部には、収縮部５が各カットライン４に沿って
プレーン編みｐとフロート編みｆを混合した強弱編みに
より編成されており、この収縮部５がプレーン編みｐと
フロート編みｆを混合した編成により上記パンツ本体２
の局部に膨出部２ａを編成する結果となる。
【００１１】即ち、図３に拡大して示されるように、上
記収縮部５の編成部を３区分して説明すると、プレーン
編み（ｏ）ｐとフロート編み（×）ｆを混合した編成部
ａでは、ウェール方向（横方向）に１×１フロート編み
ｆを行い、コース方向（縦方向）に７×１フロート編み
ｆを行う。さらに、プレーン編みｐとフロート編みｆを
混合した編成部ｂと編成部ｃでは、ウェール方向（横方
向）に１×１フロート編みｆを行い、コース方向（縦方
向）に２×２フロート編みｆを行う。
記収縮部５の編成部を３区分して説明すると、プレーン
編み（ｏ）ｐとフロート編み（×）ｆを混合した編成部
ａでは、ウェール方向（横方向）に１×１フロート編み
ｆを行い、コース方向（縦方向）に７×１フロート編み
ｆを行う。さらに、プレーン編みｐとフロート編みｆを
混合した編成部ｂと編成部ｃでは、ウェール方向（横方
向）に１×１フロート編みｆを行い、コース方向（縦方
向）に２×２フロート編みｆを行う。
【００１２】このようにして本考案は、収縮部５をプレ
ーン編みｐとフロート編みｆを混合した編成により、上
記パンツ本体２の局部に膨出部２ａを編成することがで
きるから、手縫作業又はミシンによる縫着作業を要する
ことなく、量産による省力化を図ることができる。
ーン編みｐとフロート編みｆを混合した編成により、上
記パンツ本体２の局部に膨出部２ａを編成することがで
きるから、手縫作業又はミシンによる縫着作業を要する
ことなく、量産による省力化を図ることができる。
【００１３】又一方、図４に示される本考案の他の実施
例は、上記パンツ本体２の局部に相当する股部２ｂに膨
出部を編成するものであって、丸編機の給糸装置による
股部２ｂの編成の給糸口を他の編成部（パンツ本体）２
の１，５〜２倍にすることにより、上記パンツ本体２の
局部に相当する股部２ｂに膨出部を編成するものであ
る。
例は、上記パンツ本体２の局部に相当する股部２ｂに膨
出部を編成するものであって、丸編機の給糸装置による
股部２ｂの編成の給糸口を他の編成部（パンツ本体）２
の１，５〜２倍にすることにより、上記パンツ本体２の
局部に相当する股部２ｂに膨出部を編成するものであ
る。
【００１４】即ち、上記股部２ｂに膨出部を編成する場
合、丸編機の給糸装置の口数を上記パンツ本体２の編成
では、例えば、４口編成としたとき、上記股部２ｂで
は、例えば、６口乃至８口で給糸して編成すると、上記
股部２ｂに膨出部を編成可能である。
合、丸編機の給糸装置の口数を上記パンツ本体２の編成
では、例えば、４口編成としたとき、上記股部２ｂで
は、例えば、６口乃至８口で給糸して編成すると、上記
股部２ｂに膨出部を編成可能である。
【００１５】なお、上述した各実施例は、コンピータ編
成制御回路の編成プログラムにより行われる。
成制御回路の編成プログラムにより行われる。
【００１６】
【考案の効果】以上述べたように本考案は、弾性糸を編
込んだウエストバンド部に連続してシームレスによるプ
レーン編みでパンツ本体を編成し、このパンツ本体の両
脚開口部の各カットラインに沿ってプレーン編みとフロ
ート編みを混合した強弱編成による収縮部を編成するこ
とにより上記パンツ本体の局部に膨出部を編成するの
で、手縫作業又はミシンによる縫着作業を要することな
く、自動的にパンツ本体の局部に膨出部を編成できるば
かりでなく、量産による省力化を図ることができる等の
優れた効果を有する。
込んだウエストバンド部に連続してシームレスによるプ
レーン編みでパンツ本体を編成し、このパンツ本体の両
脚開口部の各カットラインに沿ってプレーン編みとフロ
ート編みを混合した強弱編成による収縮部を編成するこ
とにより上記パンツ本体の局部に膨出部を編成するの
で、手縫作業又はミシンによる縫着作業を要することな
く、自動的にパンツ本体の局部に膨出部を編成できるば
かりでなく、量産による省力化を図ることができる等の
優れた効果を有する。
【図１】本考案のニットパンツの正面図。
【図２】同上斜視図。
【図３】図１のＡ部の拡大図。
【図４】本考案の他の実施例を示す図。
【図５】従来のパンツの正面図。
【図６】同上背面図。
２ パンツ本体 ２ａ 膨出部 ３ 両脚開口部 ４ カットライン ５ 収縮部
Claims (1)
- 【請求項１】弾性糸を編込んだウエストバンド部に連続
してシームレスによるプレーン編みでパンツ本体を編成
し、このパンツ本体の両脚開口部の各カットラインに沿
ってプレーン編みとフロート編みを混合した強弱編成に
よる収縮部を編成することにより上記パンツ本体の局部
に膨出部を編成することを特徴とするニットパンツ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992063196U JP2580183Y2 (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | ニットパンツ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992063196U JP2580183Y2 (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | ニットパンツ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0625304U JPH0625304U (ja) | 1994-04-05 |
| JP2580183Y2 true JP2580183Y2 (ja) | 1998-09-03 |
Family
ID=13222229
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992063196U Expired - Lifetime JP2580183Y2 (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | ニットパンツ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2580183Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001200401A (ja) * | 2000-01-17 | 2001-07-27 | Unitika Ltd | ブリーフ及びタイツ |
| JP5149560B2 (ja) * | 2007-08-10 | 2013-02-20 | グンゼ株式会社 | 高機能衣類 |
| FR3007626B1 (fr) | 2013-06-26 | 2015-07-17 | Dbapparel Operations | Sous-vetement tricote elastique masculin |
-
1992
- 1992-09-09 JP JP1992063196U patent/JP2580183Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0625304U (ja) | 1994-04-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7024892B2 (en) | Two-ply body-smoothing undergarment | |
| JPH10130907A (ja) | 乳幼児用を含む幼児用衣類 | |
| JP2002513092A (ja) | 靴下・メリヤス類の改良 | |
| IE35020B1 (en) | Knitting of garments | |
| JPH10259504A (ja) | ボトム下着 | |
| US3694816A (en) | Maternity panty hose garment and method | |
| JP2580183Y2 (ja) | ニットパンツ | |
| GB1463709A (en) | Lower body garment and method of making same | |
| JPH03260102A (ja) | パンティストッキング | |
| JP2577453Y2 (ja) | 立体型ボディスーツ等の衣類 | |
| JP3037440U (ja) | ボトム下着 | |
| JPH10298856A (ja) | 成型筒状編地及びボトム下着 | |
| JPH11241205A (ja) | 伸縮部及び膨らみ部を有する無縫製肌着 | |
| JPH073503A (ja) | パンティストッキング | |
| JPH076206U (ja) | ショーツ | |
| JP2547493Y2 (ja) | ガードル | |
| JPH0556903U (ja) | ショーツ | |
| JP3013283U (ja) | 女性用下着 | |
| JP2022189443A (ja) | 下半身用衣類 | |
| JP2022189445A (ja) | 下半身用衣類 | |
| JPH06299401A (ja) | スパッツ状衣服およびその製造方法 | |
| JP2022189444A (ja) | 下半身用衣類 | |
| JP3120364B2 (ja) | 靴下を縫製してなるタイツ | |
| JP2005120513A (ja) | インナー・ウェア | |
| JP3196190U (ja) | ショーツ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050216 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050524 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050722 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060425 |