JP2580070B2 - 粉体塗布装置 - Google Patents

粉体塗布装置

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JP2580070B2 JP2295703A JP29570390A JP2580070B2 JP 2580070 B2 JP2580070 B2 JP 2580070B2 JP 2295703 A JP2295703 A JP 2295703A JP 29570390 A JP29570390 A JP 29570390A JP 2580070 B2 JP2580070 B2 JP 2580070B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、押出成形機から連続的に押し出される略
棒状の高粘性物質の周囲に粘着防止用の粉体を塗布する
粉体塗布装置に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、押出成形機から連続的に押し出されてくる棒
状のチユーインガムやソフトキヤンデイ等は、粘着性が
高い状態で押し出されてくるため、そのまま次工程へベ
ルトコンベア等の搬送手段で搬送すると、ベルト等の搬
送手段に上記チユーイングガム等が粘着する。例えば、
チユーインガムは、第6図に示すように、ガム原料をガ
ム原料供給口30cから押出成形機30内に供給し、電動機3
1で駆動されるスクリユー30bで押し出しながら加熱し、
混和・軟化して押出口30aから断面四角形の棒状に押し
出す。そして、圧延ローラ33,34,35で板状に圧延したの
ち、カツタローラ37で短冊状に切断して製品化される。
しかしながら、上記棒状チユーイングガムAは上記押出
成形機30内での加熱によつて、押し出されたのちも熱く
て粘着性が高いため、これをそのままベルトコンベア32
で搬送すると、上記棒状チユーインガスAの下面がベル
トコンベア32のベルトに粘着して離れにくく、また、こ
れに続く圧延工程においても、上記棒状チユーインガム
Aの上下面が圧延ローラ33〜35に粘着して、圧延後の板
状チユーインガムBの上下面が美麗に仕上がらないとい
う不都合が生じる。そこで、従来から、上記押出成形機
30の押出口30aの近傍に、澱粉等の粘着防止用の粉体を
落下させる装置39(第6図に鎖線で示す)を設け、この
装置39から上記棒状チユーインガムAの上面に粉体を少
量ずつ落下させて、これを入手によりブラシ等を用いて
全面に均一に塗布するようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、落下装置39から落下する粉体を、入手
によつて棒状チユーインガムAの全面にブラシ等で均一
に塗布することは難しく、どうしても塗布むらが生じ
て、搬送工程,圧延工程にトラブルを生じ、稼動停止回
数が多くなることが問題となつていた。
この発明は、このような事情に鑑みなされたもので、
チユーインガムの全面に、人手を介さずに粉体をむらな
く塗布することができる粉体塗布装置の提供をその目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、この発明の粉体塗布装置
は、押出成形機から連続的に押し出される略棒状の高粘
性物質の周囲に粘着防止用の粉体を塗布する装置であつ
て、上記押出成形機の押出口下流側に設けられ上記略棒
状の高粘性物質が通過する出入り口を備えたケーシング
と、上記ケーシング内に、通過する高粘性物質の周方向
に等間隔で配設される複数個の粉体吐出口と、上記吐出
用ノズルにケーシング外側から粉体を圧送する粉体圧送
手段とを備えるという構成をとる。
〔作用〕
すなわち、この発明の粉体塗布装置は、押出成形機の
押出口下流側にケーシングを設け、このケーシング内に
上記押出成形機から連続的に押し出される略棒状の高粘
性物質を通過させるようにし、この通過する高粘性物質
の周方向に等間隔で配設される複数個の粉体吐出口から
粘着防止用の粉体を吐出させて上記高粘性物質の周面に
塗布するようにしたものである。したがつて、高粘性物
質を、ケーシング内を通過させるだけで、その周面に自
動的に粉体を均一に吹き付けることができ、塗布むらを
なくすことができる。
つぎに、この発明を実施例にもとづいて詳しく説明す
る。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例の粉体塗布装置を示して
いる。図において1は粉体ホツパーであり、澱粉等の粘
着防止用の粉体が収容されている。この粉体ホツパー1
の上部には、モータ5が取り付けられており、このモー
タ5の出力軸5aに、第2図(第1図のA−A′断面図)
に示すように、小孔16aが7個あけられた回転板16が固
定されており、粉体ホツパー1の底面1aよりやや上側で
回転するようになつている。一方、粉体ホツパー1の底
面の一箇所には粉体出口1bがあけられており、上記回転
板16の回転によつて上記小孔16aが上記粉体出口1bと重
なるたびに、上記小孔16aから略一定量の粉体が上記粉
体出口1bを介して第1の粉体供給配管6a中に落下するよ
うになつている。2(第1図に戻る)はリンクブロー
で、上記第1の粉体供給配管6aから粉体を吸入して第2
の粉体供給配管6bに粉体を送り出す働きをする。そし
て、上記第2の粉体供給配管6bは、押出成形機4の押出
口4aの下流側(チユーインガム等の高粘性物質が押し出
されてくる側)に取り付けられた粉体塗布用ケーシング
11の底部側に連通されている。上記粉体塗布用ケーシン
グ11は、第1図のB−B′断面図である第3図およびこ
の部分の斜視図である第4図に示すように、その前後面
に四角形の開口13a,13bが形成され、この両開口13a,13b
を連通する断面四角形状の内筒12を内蔵した2重構造に
なつている。また、上記内筒12には、その上下左右の周
壁にそれぞれ粉体吐出用長孔15があけられており、粉体
塗布用ケーシング11の底部にあけられた粉体入口11aに
連通される前記第2の粉体供給配管6bから送られてくる
粉体を、内筒12内に吐出するようになつている。一方、
上記粉体塗布用ケーシング11の天井部であつて、上記粉
体入口11aが設けられている側とは反対側の位置には粉
体出口11bがあけられており、余剰の粉体を第1の粉体
供給配管6aに戻す粉体戻り配管6cが、手動の流量調整バ
ルブ17を介して連通されている。なお、上記粉体塗布用
ケーシング11の下流側には、粉体回収用ケーシング7が
取り付けられている。この粉体回収用ケーシング7に
も、その前後面には四角形の開口7a,7bが形成されてい
る。なお、上記粉体回収用ケーシング7の前面部7cは、
上縁部が蝶番25によつて開閉自在に取り付けられた別体
で、開閉蓋になつている。また、上記粉体回収用ケーシ
ング7の天井面7cには集塵機8に連通する粉体出口7dが
あけられており、この集塵機8は回収タンク9に連通し
ている。
この構成において、上記粉体ホツパー1内の粉体はモ
ータ5の回転によつて少量ずつ第1の粉体供給配管6a内
に落下し、リングブロー2の圧送力により第2の粉体供
給配管6bに吐出されて粉体塗布用ケーシング11内に圧送
される。この圧送された粉体は、第3図に示すように、
粉体塗布用ケーシング11の内周面と、内筒12の外周面の
間を流れて、大部分は内筒12の周壁に形成された4個の
粉体吐出用長孔15から内筒12内に吹き出し、一部は粉体
塗布用ケーシング11の天井面の粉体出口11bから粉体戻
り配管6cに流入し、リンクブロー2に吸引される。一
方、押出成形機1から連続的に押し出されてくる棒状の
高粘性物質A(チユーインガム等)は粉体塗布用ケーシ
ング11の内筒12内を通過するため、この通過中に上記粉
体吹き出し用長孔15からの粉体吐出を受けて、その全面
に粉体が塗布される。そして、粉体塗布用ケーシング11
通過後、粉体回収用ケーシング7内に入り、ここを通過
する間に、上記高粘性物質Aの周囲を飛散する余剰の粉
体が、集塵機8によつて回収タンク9に回収される。こ
ののち、棒状の高粘性物質Aはベルトコンベア32に載せ
られ、公知の方法にしたがつて製品化される。
このように、上記粉体塗布装置によれば、押出成形機
4から連続的に押し出されてくる棒状の高粘性物質A
に、粘着防止用の粉体を、粉体塗布用ケーシング11の内
筒12にあけた上下左右の粉体吐出用長孔15から連続的に
吹き付けることができるため、上記高粘性物質Aの全面
に上記粉体を均一に塗布することができ、塗布むらがな
くなる。また、粉体塗布用ケーシング11内に圧送した粉
体のうち、余分のものを粉体戻り配管6cを介してリンク
ブロー2に吸引させて再利用するようにしているため、
実際の使用量が少なくてすむ。しかも、粉体は粉体塗布
用ケーシング11の下側から内部に流入し、この流入位置
から対角線上の上側から外部に流出する構造になつてい
るため、粉体が粉体塗布用ケーシング11内に沈澱するこ
となく、粉体塗布用ケーシング11内の全域を廻るように
流れるため、四方の粉体吐出用長孔15から均一に吐出が
行われる。さらに、粉体ホツパー1内の底部に、モータ
5によつて回転する回転板16を設けたため、粉体ホツパ
ー1内でのブリツジ現象の発生を防止することができる
うえ、モータ5の回転速度を制御することで粉体の落下
量を制御することもできるようになつている。また、粉
体回収用ケーシング7を通過させて、高粘性物質Aの周
囲に飛散する余剰の粉体を集塵機8で回収するようにし
ているため、高粘性物質Aの周囲には最小限の粉体塗膜
が形成されることになり、作業場に余剰の粉体が浮遊す
るようなことがなくなる。
なお、上記実施例では、粉体塗布用ケーシング11に内
筒12を設け、この内筒12に粉体吐出用長孔15をあけてい
るが、第5図に示すように、ノズル19を周方向に所定間
隔で配設し、このノズル19に粉体圧送路20を介してリン
クブロー等の粉体圧送手段(図示せず)に連通して粉体
を吐出させるようにしてもよい。
また、上記実施例では、粉体回収用ケーシング7を設
けているが、これは必ずしも必要でなく、粉体塗布用ケ
ーシング11の粉体戻り配管6cから粉体を戻すことで充分
に作業場の空気汚染が防止されるならば、設ける必要が
ない。
さらに、この発明において、高粘性物質とは、チユー
インガム,ソフトキヤンデイ,マシユマロ等、押出成形
機4によつて棒状に押し出され、その粘性ゆえに粉体塗
布なくしては次工程での取り扱いに支障をきたすような
ものを全て含む。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明の粉体塗布装置は、押出成形
機の押出口下流側にケーシングを設け、このケーシング
内に上記押出成形機から連続的に押し出される略棒状の
高粘性物質を通過させるようにし、この通過する高粘性
物質の周方向に等間隔で配設される複数個の粉体吐出口
から粘着防止用の粉体を吐出させて上記高粘性物質の周
面に塗布するようにしたものである。したがつて、高粘
性物質を、ケーシング内を通過させるだけで、その周面
に自動的に粉体を均一に吹き付けることができ、塗布む
らをなくすことができる。また、ケーシング内で塗布を
行うため、粉体が周囲に飛散しにくく、作業環境が改善
されるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の説明図、第2図は第1図
のA−A′断面図、第3図は第1図のB−B′断面図、
第4図は粉体塗布用ケーシングの一分切欠き斜視図、第
5図は他の実施例の粉体塗布用ケーシング内部の説明
図、第6図は従来例のチユーインガム製造ラインを示す
説明図である。 1……粉体ホツパー、2……リンクブロー、4……押出
成形機、6a……第1の粉体供給配管、6b……第2の粉体
供給配管、11……粉体塗布用ケーシング、12……内筒、
15……粉体吐出用長孔

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】押出成形機から連続的に押し出される略棒
    状の高粘性物質の周囲に粘着防止用の粉体を塗布する装
    置であつて、上記押出成形機の押出口下流側に設けられ
    上記略棒状の高粘性物質が通過する出入り口を備えたケ
    ーシングと、上記ケーシング内に、通過する高粘性物質
    の周方向に等間隔で配設される複数個の粉体吐出口と、
    上記吐出口にケーシング外側から粉体を圧送する粉体圧
    送手段とを備えたことを特徴とする粉体塗布装置。
  2. 【請求項2】ケーシング内に生じる余剰の粉体を回収し
    て上記粉体圧送手段の粉体圧送路に戻すようにした請求
    項(1)記載の粉体塗布装置。
  3. 【請求項3】ケーシング内に、通過する高粘性物質の周
    囲を囲う内筒が設けられ、この内筒の周壁に、周方向に
    所定間隔で粉体吐出口が形成され、粉体が上記ケーシン
    グと内筒との隙間部に圧送されるようになつている請求
    項(1)または(2)記載の粉体塗布装置。
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