JP2579864Y2 - シリコーンゴム成形体製造用金型 - Google Patents
シリコーンゴム成形体製造用金型Info
- Publication number
- JP2579864Y2 JP2579864Y2 JP6970193U JP6970193U JP2579864Y2 JP 2579864 Y2 JP2579864 Y2 JP 2579864Y2 JP 6970193 U JP6970193 U JP 6970193U JP 6970193 U JP6970193 U JP 6970193U JP 2579864 Y2 JP2579864 Y2 JP 2579864Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- silicone rubber
- molded body
- plating layer
- nickel plating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、玩具、ワイパーブレー
ド、コースター、パッキン、押しボタンスイッチ用カバ
ー部材、コネクター、マットなどのシリコーンゴム成形
体の製造に用いられる、シリコーンゴム成形体製造用金
型に係るものである。
ド、コースター、パッキン、押しボタンスイッチ用カバ
ー部材、コネクター、マットなどのシリコーンゴム成形
体の製造に用いられる、シリコーンゴム成形体製造用金
型に係るものである。
【0002】
【従来の技術】シリコーンゴム成形体の製造方法として
は、圧縮成形法、射出成形法、押出成形法など様々な方
法がとられている。とくに二つの金型面の間に材料を充
填後、加圧硬化させて成形体を得る圧縮成形法は、金型
の構造が比較的単純なことから金型の製造コストが安
く、シート状成形体の製造を主体にしばしば用いられて
いる。
は、圧縮成形法、射出成形法、押出成形法など様々な方
法がとられている。とくに二つの金型面の間に材料を充
填後、加圧硬化させて成形体を得る圧縮成形法は、金型
の構造が比較的単純なことから金型の製造コストが安
く、シート状成形体の製造を主体にしばしば用いられて
いる。
【0003】 従来、圧縮成形などに用いられる金型に
は、シリコーンゴム成形体(以下、単に成形体とする)
の金型面への付着力を低減させるために、ニッケルメッ
キやフッ素樹脂分散無電解ニッケルメッキが施されてい
る。また金型を開いたときに、成形体が特定の金型面に
常に安定して付着するように、二つの金型面での成形体
の付着性には差を付けるようにしている。この具体例と
しては、成形体を付着させたくない金型面のみに離型剤
を塗布するとか、成形体を付着させたくない面には付着
力の小さいフッ素樹脂分散無電解ニッケルメッキを施
し、成形体を付着させたい面にはそれよりやや付着性の
大きなニッケルメッキを施すといった方法がとられてい
た。
は、シリコーンゴム成形体(以下、単に成形体とする)
の金型面への付着力を低減させるために、ニッケルメッ
キやフッ素樹脂分散無電解ニッケルメッキが施されてい
る。また金型を開いたときに、成形体が特定の金型面に
常に安定して付着するように、二つの金型面での成形体
の付着性には差を付けるようにしている。この具体例と
しては、成形体を付着させたくない金型面のみに離型剤
を塗布するとか、成形体を付着させたくない面には付着
力の小さいフッ素樹脂分散無電解ニッケルメッキを施
し、成形体を付着させたい面にはそれよりやや付着性の
大きなニッケルメッキを施すといった方法がとられてい
た。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】これらの従来技術によ
れば、特定の金型面に成形体を付着させることはできる
が、成形体がその金型面に密着した状態になることもあ
り、このような場合にはエアブローを強烈に吹きつけた
り、竹串などでバリ部をこじ上げるなどの余計な作業が
必要となり、この作業中に金型が冷えて次の成形作業の
際に未架橋の成形体ができたり、作業者があせって成形
体自体を破損させたりして、良品率を低下させることが
あった。
れば、特定の金型面に成形体を付着させることはできる
が、成形体がその金型面に密着した状態になることもあ
り、このような場合にはエアブローを強烈に吹きつけた
り、竹串などでバリ部をこじ上げるなどの余計な作業が
必要となり、この作業中に金型が冷えて次の成形作業の
際に未架橋の成形体ができたり、作業者があせって成形
体自体を破損させたりして、良品率を低下させることが
あった。
【0005】 したがって、本考案の目的は金型が開いた
ときに特定の金型面に成形体を確実に付着させた後、そ
の成形体を容易に金型面より剥離することのできる成形
体製造用金型を提供しようとするものである。
ときに特定の金型面に成形体を確実に付着させた後、そ
の成形体を容易に金型面より剥離することのできる成形
体製造用金型を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案による成形体製造
用金型は、成形体を付着させる側の金型面にフッ素樹脂
分散ニッケルメッキ層またはニッケルメッキ層を設け、
このメッキ層上のキャビティの周縁部の一部または全部
に、トリアジントリチオール・アンモニウム塩にて、プ
ライマーを介して、あるいは介さずして、架橋接着させ
たフッ素ゴム部を設けてなるものであり、とくには成形
体製造用金型の成形体を付着させたくない側の金型面に
フッ素樹脂分散ニッケルメッキ層を設けると共に、成形
体を付着させる側の金型面にニッケルメッキ層を設け、
このニッケルメッキ層上のキャビ ティの周縁部の一部ま
たは全部に、上記と同様のフッ素ゴム部を設けてなるも
のである。
用金型は、成形体を付着させる側の金型面にフッ素樹脂
分散ニッケルメッキ層またはニッケルメッキ層を設け、
このメッキ層上のキャビティの周縁部の一部または全部
に、トリアジントリチオール・アンモニウム塩にて、プ
ライマーを介して、あるいは介さずして、架橋接着させ
たフッ素ゴム部を設けてなるものであり、とくには成形
体製造用金型の成形体を付着させたくない側の金型面に
フッ素樹脂分散ニッケルメッキ層を設けると共に、成形
体を付着させる側の金型面にニッケルメッキ層を設け、
このニッケルメッキ層上のキャビ ティの周縁部の一部ま
たは全部に、上記と同様のフッ素ゴム部を設けてなるも
のである。
【0007】以下、本考案の金型について、その一実施
態様を縦断面図で示した図1に基づいて説明する。図1
において、1は成形体、2は成形体1を付着させたくな
い側の金型、3は成形体1を付着させる側の金型、4は
金型2の型面に設けた付着力の小さいフッ素樹脂分散ニ
ッケルメッキ層、5は金型3の型面に設けた付着力の大
きいニッケルメッキ層、6はニッケルメッキ層5上のキ
ャビティの周縁部7の一部または全部、すなわち成形体
1のバリ形成部の一部または全部に、トリアジントリチ
オール・アンモニウム塩にて架橋接着させたフッ素ゴム
部である。
態様を縦断面図で示した図1に基づいて説明する。図1
において、1は成形体、2は成形体1を付着させたくな
い側の金型、3は成形体1を付着させる側の金型、4は
金型2の型面に設けた付着力の小さいフッ素樹脂分散ニ
ッケルメッキ層、5は金型3の型面に設けた付着力の大
きいニッケルメッキ層、6はニッケルメッキ層5上のキ
ャビティの周縁部7の一部または全部、すなわち成形体
1のバリ形成部の一部または全部に、トリアジントリチ
オール・アンモニウム塩にて架橋接着させたフッ素ゴム
部である。
【0008】上記トリアジントリチオール・アンモニウ
ム塩がフッ素ゴムとニッケルメッキ(電解方式、無電解
方式)またはフッ素樹脂分散ニッケルメッキ(電解方
式、無電解方式)に架橋接着効果のあること、とくにト
リアジントリチオール・アンモニウム塩をフッ素ゴムに
0.5〜2.0PHR配合し、熱架橋して得られる架橋
フッ素ゴムは、熱劣化することがなく、ニッケルメッキ
またはフッ素樹脂分散ニッケルメッキと(特に強固な一
次結合により)接着することは、例えば、Polyme
r Preprints,Japan:Vol.41,
No.8(1992)、日本ゴム協会誌:第66巻第8
号(1993)及び第70巻第1号(1997)などに
より知られている。
ム塩がフッ素ゴムとニッケルメッキ(電解方式、無電解
方式)またはフッ素樹脂分散ニッケルメッキ(電解方
式、無電解方式)に架橋接着効果のあること、とくにト
リアジントリチオール・アンモニウム塩をフッ素ゴムに
0.5〜2.0PHR配合し、熱架橋して得られる架橋
フッ素ゴムは、熱劣化することがなく、ニッケルメッキ
またはフッ素樹脂分散ニッケルメッキと(特に強固な一
次結合により)接着することは、例えば、Polyme
r Preprints,Japan:Vol.41,
No.8(1992)、日本ゴム協会誌:第66巻第8
号(1993)及び第70巻第1号(1997)などに
より知られている。
【0009】 本考案者らは、この知見を成形体製造用金
型へ応用すべく研究を重ねた結果、 架橋フッ素ゴムは成
形体に対して粘着性を持たないため、これに接触する成
形体もしくはこの成形体の形成時に生成するバリの一部
が、架橋フッ素ゴムの表面から浮き上がって、成形体全
体を離型させるきっかけを作れば、成形体を破損させる
ことなく効率的に離型できることを見出し、本考案に到
達した。とくに成形体を付着させる側の型面のメッキ層
上のキャビティの周縁部の一部または全部、すなわちバ
リ形成部の全部または一部に、フッ素ゴム部を架橋接着
させれば、成形体にフッ素ゴム部の形状が転写されるお
それがなく有効である。
型へ応用すべく研究を重ねた結果、 架橋フッ素ゴムは成
形体に対して粘着性を持たないため、これに接触する成
形体もしくはこの成形体の形成時に生成するバリの一部
が、架橋フッ素ゴムの表面から浮き上がって、成形体全
体を離型させるきっかけを作れば、成形体を破損させる
ことなく効率的に離型できることを見出し、本考案に到
達した。とくに成形体を付着させる側の型面のメッキ層
上のキャビティの周縁部の一部または全部、すなわちバ
リ形成部の全部または一部に、フッ素ゴム部を架橋接着
させれば、成形体にフッ素ゴム部の形状が転写されるお
それがなく有効である。
【0010】
【作用】成形体の硬化が完了すると、金型が開き、型面
のメッキ層上の所定の場所に成形体が付着した状態とな
る。フッ素ゴム部に接触する成形体の一部または全部、
とくにはバリ形成部の一部または全部は、フッ素ゴム部
に密着せずに浮き上がっている。この浮き上がった部分
をきっかけとして成形体を剥離すれば、容易に成形体を
離型することができる。
のメッキ層上の所定の場所に成形体が付着した状態とな
る。フッ素ゴム部に接触する成形体の一部または全部、
とくにはバリ形成部の一部または全部は、フッ素ゴム部
に密着せずに浮き上がっている。この浮き上がった部分
をきっかけとして成形体を剥離すれば、容易に成形体を
離型することができる。
【0011】
【実施例】実施例1 図2に示すように、フッ素樹脂分散無電解ニッケルメッ
キ・カニフロン(フッ素樹脂含量20重量%、日本カニ
ゼン社製、メッキ液商品名)24を施したキートップ部
形成側金型22と、同様に無電解ニッケルメッキ・カニ
ゼンメッキ(同前)25を施すと共に、成形体を付着さ
せる型面のキャビティ周縁部27の一部、すなわちバリ
形成部の一部にフッ素ゴム・テクノフロンTN(日本カ
ニゼン社製、商品名)100重量部、カーボンブラック
・MTブラック(市販品)20重量部、水酸化カルシウ
ム2.6重量部および酸化マグネシウム0.3重量部、
トリアジントリチオール・アンモニウム塩2重量部を配
合して架橋させたフッ素ゴム部26を接着させた、接点
部形成側金型23とを準備した。
キ・カニフロン(フッ素樹脂含量20重量%、日本カニ
ゼン社製、メッキ液商品名)24を施したキートップ部
形成側金型22と、同様に無電解ニッケルメッキ・カニ
ゼンメッキ(同前)25を施すと共に、成形体を付着さ
せる型面のキャビティ周縁部27の一部、すなわちバリ
形成部の一部にフッ素ゴム・テクノフロンTN(日本カ
ニゼン社製、商品名)100重量部、カーボンブラック
・MTブラック(市販品)20重量部、水酸化カルシウ
ム2.6重量部および酸化マグネシウム0.3重量部、
トリアジントリチオール・アンモニウム塩2重量部を配
合して架橋させたフッ素ゴム部26を接着させた、接点
部形成側金型23とを準備した。
【0012】 この金型を用いてシリコーンゴムコンパウ
ンドKE−951U(信越化学工業社製、商品名)10
0重量部に架橋剤C−8(同前)2重量部を配合した原
料で押しボタンスイッチ用カバー部材21を成形したと
ころ、金型が開いたときに押しボタンスイッチ用カバー
部材21は接点部形成側金型23に付着し、押しボタン
スイッチ用カバー部材21のバリの一部28のみが浮き
上がった状態となった。浮き上がったバリの一部28を
利用して離型すると、破損することなく容易に押しボタ
ンスイッチ用カバー部材21が得られた。連続250回
成形を続けた結果、従来に比べて良品率が10%上り、
作業能率も1.3倍になった。
ンドKE−951U(信越化学工業社製、商品名)10
0重量部に架橋剤C−8(同前)2重量部を配合した原
料で押しボタンスイッチ用カバー部材21を成形したと
ころ、金型が開いたときに押しボタンスイッチ用カバー
部材21は接点部形成側金型23に付着し、押しボタン
スイッチ用カバー部材21のバリの一部28のみが浮き
上がった状態となった。浮き上がったバリの一部28を
利用して離型すると、破損することなく容易に押しボタ
ンスイッチ用カバー部材21が得られた。連続250回
成形を続けた結果、従来に比べて良品率が10%上り、
作業能率も1.3倍になった。
【0013】実施例2 図3に示すような、フッ素樹脂分散無電解ニッケルメッ
キ・カニフロン(フッ素樹脂含量30重量%、前出)3
4を施したキートップ部形成側金型32と、同様に無電
解ニッケルメッキ・カニフロン(フッ素樹脂含量20重
量%、同前)35を施すと共に、成形体を付着させる型
面のキャビティ周縁部、すなわちバリ形成部37に、フ
ッ素ゴム・テクノフロンTN(前出)100重量部、カ
ーボンブラック・MTブラック(前出)20重量部、水
酸化カルシウム2.6重量部および酸化マグネシウム
0.3重量部、トリアジントリチオール・アンモニウム
塩2重量部を配合して架橋させたフッ素ゴム部36を接
着させた、接点部形成側金型33を準備した。
キ・カニフロン(フッ素樹脂含量30重量%、前出)3
4を施したキートップ部形成側金型32と、同様に無電
解ニッケルメッキ・カニフロン(フッ素樹脂含量20重
量%、同前)35を施すと共に、成形体を付着させる型
面のキャビティ周縁部、すなわちバリ形成部37に、フ
ッ素ゴム・テクノフロンTN(前出)100重量部、カ
ーボンブラック・MTブラック(前出)20重量部、水
酸化カルシウム2.6重量部および酸化マグネシウム
0.3重量部、トリアジントリチオール・アンモニウム
塩2重量部を配合して架橋させたフッ素ゴム部36を接
着させた、接点部形成側金型33を準備した。
【0014】 この金型を用いてシリコーンゴムコンパウ
ンドKE−951U(前出)100重量部に架橋剤C−
8(同前)2重量部を配合した原料で押しボタンスイッ
チ用カバー部材31を成形したところ、金型が開いたと
きに押しボタンスイッチ用カバー部材31は接点部形成
側金型33に付着し、押しボタンスイッチ用カバー部材
31のバリ38が浮き上がった状態となった。浮き上が
ったバリ38の一部を利用して離型すると、破損するこ
となく容易に押しボタンスイッチ用カバー部材31が得
られた。連続300回成形を続けた結果、従来に比べて
良品率が12%上り、作業能率も1.4倍になった。
ンドKE−951U(前出)100重量部に架橋剤C−
8(同前)2重量部を配合した原料で押しボタンスイッ
チ用カバー部材31を成形したところ、金型が開いたと
きに押しボタンスイッチ用カバー部材31は接点部形成
側金型33に付着し、押しボタンスイッチ用カバー部材
31のバリ38が浮き上がった状態となった。浮き上が
ったバリ38の一部を利用して離型すると、破損するこ
となく容易に押しボタンスイッチ用カバー部材31が得
られた。連続300回成形を続けた結果、従来に比べて
良品率が12%上り、作業能率も1.4倍になった。
【0015】
【考案の効果】本考案の成形体製造用金型を用いると、
離型作業時の成形体の破損がなくなり、金型も冷えない
ため、成形体の良品率が向上し、離型作業時間も短くな
り作業能率が向上する。
離型作業時の成形体の破損がなくなり、金型も冷えない
ため、成形体の良品率が向上し、離型作業時間も短くな
り作業能率が向上する。
【図1】本考案の成形体製造用金型の一実施態様につい
ての縦断面図である。
ての縦断面図である。
【図2】実施例1で用いた金型において、(a)は縦断
面図、(b)は接点部形成側金型の平面図である。
面図、(b)は接点部形成側金型の平面図である。
【図3】実施例2で用いた金型において、(a)は縦断
面図、(b)は接点部形成側金型の平面図である。
面図、(b)は接点部形成側金型の平面図である。
1‥‥‥‥‥成形体、 21、31‥押しボタンスイッチ用カバー部材、 2‥‥‥‥‥成形体を付着させたくない側の金型、 22、32‥キートップ部形成側金型、 3‥‥‥‥‥成形体を付着させる側の金型、 23、33‥接点部形成側金型、 4、24、34‥フッ素樹脂分散ニッケルメッキ層、 5、25、35‥ニッケルメッキ層、 6、26、36‥フッ素ゴム部、 7、27、37‥型面のキャビティの周縁部(バリ形成
部)、 28、38‥バリ。
部)、 28、38‥バリ。
Claims (2)
- 【請求項1】シリコーンゴム成形体製造用金型の、成形
体を付着させる側の金型面にフッ素樹脂分散ニッケルメ
ッキ層またはニッケルメッキ層を設け、このメッキ層上
のキャビティの周縁部の一部または全部に、トリアジン
トリチオール・アンモニウム塩にて架橋接着させたフッ
素ゴム部を設けてなることを特徴とするシリコーンゴム
成形体製造用金型。 - 【請求項2】シリコーンゴム成形体製造用金型の、成形
体を付着させたくない側の金型面にフッ素樹脂分散ニッ
ケルメッキ層を設けると共に、成形体を付着させる側の
金型面にニッケルメッキ層を設け、このニッケルメッキ
層上のキャビティの周縁部の一部または全部に、トリア
ジントリチオール・アンモニウム塩にて架橋接着させた
フッ素ゴム部を設けてなることを特徴とするシリコーン
ゴム成形体製造用金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6970193U JP2579864Y2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | シリコーンゴム成形体製造用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6970193U JP2579864Y2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | シリコーンゴム成形体製造用金型 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0740114U JPH0740114U (ja) | 1995-07-18 |
JP2579864Y2 true JP2579864Y2 (ja) | 1998-09-03 |
Family
ID=13410426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6970193U Expired - Lifetime JP2579864Y2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | シリコーンゴム成形体製造用金型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2579864Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4761021B2 (ja) * | 2005-01-28 | 2011-08-31 | 日本ゼオン株式会社 | 硬化性樹脂用樹脂型及び硬化樹脂成形体の製造方法 |
JP4820989B2 (ja) * | 2005-11-10 | 2011-11-24 | 国立大学法人岩手大学 | 電鋳金型の製造方法 |
JP4335225B2 (ja) * | 2006-04-19 | 2009-09-30 | 株式会社日本製鋼所 | 樹脂成形体の製造方法および装置 |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP6970193U patent/JP2579864Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0740114U (ja) | 1995-07-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
BR9914761B1 (pt) | processo para fabricaÇço de uma estrutura sintÉtica moldada em méltiplas camadas. | |
JPS6426420A (en) | Device for injection molding and simultaneous decorating and manufacture of injection-molded and simultaneously decorated product | |
JP2579864Y2 (ja) | シリコーンゴム成形体製造用金型 | |
TW200709494A (en) | In-mold antenna and method for manufacturing the same | |
US3969175A (en) | Method of making a heat transferable mold section | |
CN1418052A (zh) | 便携式电子装置外壳及其制造方法 | |
JPH09300361A (ja) | ゴルフボール製造用金型及び該金型を用いたゴルフボールの製造方法 | |
JPH10109357A (ja) | 合成樹脂成形体の成形方法及びその成形装置 | |
JP2723796B2 (ja) | 弾性成形体の脱型方法 | |
CN100463794C (zh) | 一种酚醛塑料与弹性体结合的工艺 | |
JP2872319B2 (ja) | 装飾用射出成形体 | |
CN210732188U (zh) | 一种金刚石磨轮 | |
JPS62144913A (ja) | パウダ−スラッシュ成形装置 | |
JPH0647761A (ja) | 金型およびこの金型を用いる熱可塑性エラストマーの成形方法 | |
JPH0541574A (ja) | 印刷配線板の製造方法 | |
JPS6396822A (ja) | ゴム接点の製造方法 | |
JPH0356166B2 (ja) | ||
JPS55130739A (en) | Preparation of fibrous product backed up by synthetic resin sheet | |
JP3785402B2 (ja) | 樹脂封止部品のバリ取り方法 | |
JPH06234132A (ja) | 立体回路基板の製造方法 | |
JPS6260617A (ja) | 絶縁性ゴム部分と導電性ゴム部分とを有する一体化成形品の製造方法 | |
JPH06344043A (ja) | 金属板の成型方法及び接着剤シート | |
JP2011156808A (ja) | 機能性樹脂成形体の製造方法 | |
JPH02270511A (ja) | プラスチック成形用黒鉛型 | |
JPH07107819B2 (ja) | 押しボタンシートの製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |