JP2578636B2 - 分離型空気調和機の室外ユニット - Google Patents
分離型空気調和機の室外ユニットInfo
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- JP2578636B2 JP2578636B2 JP63088854A JP8885488A JP2578636B2 JP 2578636 B2 JP2578636 B2 JP 2578636B2 JP 63088854 A JP63088854 A JP 63088854A JP 8885488 A JP8885488 A JP 8885488A JP 2578636 B2 JP2578636 B2 JP 2578636B2
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- Japan
- Prior art keywords
- outdoor unit
- unit
- compressor
- air conditioner
- type air
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Description
【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、天井から吊り下げるようにした分離型空気
調和機の室外ユニットに関する。
調和機の室外ユニットに関する。
(ロ)従来の技術 従来、分離型空気調和機の室外ユニットは、ベランダ
や家屋の軒先に置かれることが多い。このようにベラン
ダや軒先に室外ユニットが置かれるとベランダや軒先の
スペースが狭くなるため、実公昭61−17323号公報では
このような室外ユニットを天井から吊り下げて支持する
ことが示されている。
や家屋の軒先に置かれることが多い。このようにベラン
ダや軒先に室外ユニットが置かれるとベランダや軒先の
スペースが狭くなるため、実公昭61−17323号公報では
このような室外ユニットを天井から吊り下げて支持する
ことが示されている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 上述した室外ユニットはあくまでもベランダや軒先に
置かれることを考えて設計したものであるため前面に吐
出口があり且つ高さ寸法が奥行寸法よりも大きくなって
いる。このような室外ユニットを天井から吊り下げて支
持した場合、高さ寸法が大きいためベランダや軒先の頭
上空間が狭くなることが考えられる。又ユニットの前面
に吐出口があるため、ベランダや軒先に下り癖がある場
合は吐出口から吐出された風が下り壁に当ってエアショ
ートをおこすおそれも考えられる。
置かれることを考えて設計したものであるため前面に吐
出口があり且つ高さ寸法が奥行寸法よりも大きくなって
いる。このような室外ユニットを天井から吊り下げて支
持した場合、高さ寸法が大きいためベランダや軒先の頭
上空間が狭くなることが考えられる。又ユニットの前面
に吐出口があるため、ベランダや軒先に下り癖がある場
合は吐出口から吐出された風が下り壁に当ってエアショ
ートをおこすおそれも考えられる。
本発明は、下り壁があるベランダや軒先に据付けられ
てもエアショートを起こさないようにすると共に、高さ
寸法を小さく抑えた室外ユニットを提供することを目的
としたものである。
てもエアショートを起こさないようにすると共に、高さ
寸法を小さく抑えた室外ユニットを提供することを目的
としたものである。
(ニ)課題を解決するための手段 この目的を達成するために、本発明は天井に吊り下げ
られる室外ユニットの上板に吸込口を、下板に吐出口を
夫々設けるようにし、又この天井から吊り下げるための
据付具をこのユニットの上板より上方へ突出させるよう
にしている。更に、下板の吐出口には吐出空気の風向き
が変えられる吐出グリルを設けるようにしている。この
ユニットの内部は仕切板で左右に区画され、一方の室に
熱交換器を、他方の室に圧縮機を夫々配置させるように
している。又、このユニットの補強具に据付具を固定す
ると共に、この補強具で圧縮機、熱交換器を支えるよう
にしている。又、このユニットの内部へ圧縮機を横長に
配置し、この圧縮機の一端にアキュムレータを取り付け
るようにしている。又、この圧縮機が固定される取付部
材を皿状に成型し、この取付部材をユニットの補強具に
取り付けると共に、圧縮機につながるサービスバルブに
付着して滴下したドレン水をこの取付部材で受けるよう
にしている。
られる室外ユニットの上板に吸込口を、下板に吐出口を
夫々設けるようにし、又この天井から吊り下げるための
据付具をこのユニットの上板より上方へ突出させるよう
にしている。更に、下板の吐出口には吐出空気の風向き
が変えられる吐出グリルを設けるようにしている。この
ユニットの内部は仕切板で左右に区画され、一方の室に
熱交換器を、他方の室に圧縮機を夫々配置させるように
している。又、このユニットの補強具に据付具を固定す
ると共に、この補強具で圧縮機、熱交換器を支えるよう
にしている。又、このユニットの内部へ圧縮機を横長に
配置し、この圧縮機の一端にアキュムレータを取り付け
るようにしている。又、この圧縮機が固定される取付部
材を皿状に成型し、この取付部材をユニットの補強具に
取り付けると共に、圧縮機につながるサービスバルブに
付着して滴下したドレン水をこの取付部材で受けるよう
にしている。
(ホ)作 用 天井に吊り下げられる室外ユニットの上板より上方に
据付具を突出させ、この上板に吸込口を設けたことによ
り、吸込口の吸込みスペースをこの据付具によって確保
する。このユニットの下板に吐出口を設け、又この吐出
口に風向きが変えられる吐出グリルを取り付けることに
よって吐出空気はユニットの斜め下方に吐出される。こ
のユニットの内部を仕切板で左右に区画し、一方の室に
熱交換器を他方の室に圧縮機を配置したことによりユニ
ットに内蔵された部品が明確に区画されサービスが行な
いやすい。又、この熱交換器や圧縮機をユニットの補強
具で支え、且つこの補強具を据付具に固定したことによ
りこれら冷凍機器を囲む外装体を軽くしている。更に圧
縮機を横長に配置し、この圧縮機の一端にアキュムレー
タを取り付けたことにより、ユニットを薄くできる。こ
の圧縮機が固定される取付部材を皿状に成型し、サービ
スバルブに付着して滴下したドレン水をこの取付部材で
受けるようにしている。
据付具を突出させ、この上板に吸込口を設けたことによ
り、吸込口の吸込みスペースをこの据付具によって確保
する。このユニットの下板に吐出口を設け、又この吐出
口に風向きが変えられる吐出グリルを取り付けることに
よって吐出空気はユニットの斜め下方に吐出される。こ
のユニットの内部を仕切板で左右に区画し、一方の室に
熱交換器を他方の室に圧縮機を配置したことによりユニ
ットに内蔵された部品が明確に区画されサービスが行な
いやすい。又、この熱交換器や圧縮機をユニットの補強
具で支え、且つこの補強具を据付具に固定したことによ
りこれら冷凍機器を囲む外装体を軽くしている。更に圧
縮機を横長に配置し、この圧縮機の一端にアキュムレー
タを取り付けたことにより、ユニットを薄くできる。こ
の圧縮機が固定される取付部材を皿状に成型し、サービ
スバルブに付着して滴下したドレン水をこの取付部材で
受けるようにしている。
(ヘ)実 施 例 図面は本発明の実施例を示すもので、第1図におい
て、1はマンション等のベランダ、2はこのベランダの
天井に取り付けられた分離型空気調和機の室外ユニット
である。この室外ユニット2はユニット間配管でつなが
れて室内3の室内ユニット(図示せず)とつながれる。
このベランダ1の天井4には下り壁5が設けられてい
る。そしてこの室外ユニット2の上板6並びに左側板
(後述する)には吸込口があり、下板7には吐出グリル
8でおおわれた吐出口がある。そして室外ユニット2を
運転させると室外空気は実線矢印のように流れる。
て、1はマンション等のベランダ、2はこのベランダの
天井に取り付けられた分離型空気調和機の室外ユニット
である。この室外ユニット2はユニット間配管でつなが
れて室内3の室内ユニット(図示せず)とつながれる。
このベランダ1の天井4には下り壁5が設けられてい
る。そしてこの室外ユニット2の上板6並びに左側板
(後述する)には吸込口があり、下板7には吐出グリル
8でおおわれた吐出口がある。そして室外ユニット2を
運転させると室外空気は実線矢印のように流れる。
第2図はこの室外ユニット2の斜視図で、その外装体
は、据付具9が配置された上板6と、後板10と、左右両
側板11,12と、前板15並びに下板7となる略L字状のキ
ャビネット13とから構成されている。14はこの右側面12
に取り付けられた配管カバーである。この室外ユニット
2を天井4に据付けた後に配管カバー14のみを取り外せ
ば、配管の接続作業が行なえる。一方キャビネット13、
左右両側板11,12を必要に応じて取り外せばこの室外ユ
ニット2のサービス点検が行なえる。下板7に取り付け
られた吐出グリル8には傾斜した羽根16(第4図の破
線)が形成されている。しかもこの吐出グリル8は正方
形となっている。このように吐出グリル8の羽根16を傾
斜させたことにより、この吐出グリル8から吐出される
風は第1図に示すようにベランダ1の外へ排出される。
このようにして(第1図参照)ベランダ1の床17から寸
法A(1m80cm程度)内に吐出空気が導かれないようにし
て、人がベランダ1に立っても吐出空気を受けないよう
にしている。ここで、吐出グリル8を正方形としたのは
次の理由によるものである。すなわち配管カバー14が室
内3側を向くように(第1図の状態の室外ユニット2を
90゜回転させる)この室外ユニット2を天井4へ取り付
けた場合、この吐出グリル8を下板7より取り外して、
この吐出グリル8の羽根16がベランダ1の外側を向くよ
うにこの下板7に付け直すことができるようにしたかっ
たからである。このようにしたことにより、天井4に据
付けられた室外ユニット2の状態に関係なく、常に吐出
グリル8の羽根16をベランダ1の外側へ向けてこの吐出
グリル8から吐出される風をベランダ1の外へ導くよう
にしている。
は、据付具9が配置された上板6と、後板10と、左右両
側板11,12と、前板15並びに下板7となる略L字状のキ
ャビネット13とから構成されている。14はこの右側面12
に取り付けられた配管カバーである。この室外ユニット
2を天井4に据付けた後に配管カバー14のみを取り外せ
ば、配管の接続作業が行なえる。一方キャビネット13、
左右両側板11,12を必要に応じて取り外せばこの室外ユ
ニット2のサービス点検が行なえる。下板7に取り付け
られた吐出グリル8には傾斜した羽根16(第4図の破
線)が形成されている。しかもこの吐出グリル8は正方
形となっている。このように吐出グリル8の羽根16を傾
斜させたことにより、この吐出グリル8から吐出される
風は第1図に示すようにベランダ1の外へ排出される。
このようにして(第1図参照)ベランダ1の床17から寸
法A(1m80cm程度)内に吐出空気が導かれないようにし
て、人がベランダ1に立っても吐出空気を受けないよう
にしている。ここで、吐出グリル8を正方形としたのは
次の理由によるものである。すなわち配管カバー14が室
内3側を向くように(第1図の状態の室外ユニット2を
90゜回転させる)この室外ユニット2を天井4へ取り付
けた場合、この吐出グリル8を下板7より取り外して、
この吐出グリル8の羽根16がベランダ1の外側を向くよ
うにこの下板7に付け直すことができるようにしたかっ
たからである。このようにしたことにより、天井4に据
付けられた室外ユニット2の状態に関係なく、常に吐出
グリル8の羽根16をベランダ1の外側へ向けてこの吐出
グリル8から吐出される風をベランダ1の外へ導くよう
にしている。
第3図,第4図はこの室外ユニット2の正面図、並び
に右側面図で、18はサービスバルブ、19は端子板でいず
れも配管カバー14でおおわれている。このサービスバル
ブ18にはユニット間配管20が、端子板19にはユニット間
ケーブル21が夫々つながれて、これら配管とケーブルは
室外ユニット2の後方へ延びている。22は天井4に取り
付けられているアングルで、このアングル22に室外ユニ
ット2の据付具9をボルト、ナットで固定することによ
り室外ユニット2は天井4から吊り下げられる。
に右側面図で、18はサービスバルブ、19は端子板でいず
れも配管カバー14でおおわれている。このサービスバル
ブ18にはユニット間配管20が、端子板19にはユニット間
ケーブル21が夫々つながれて、これら配管とケーブルは
室外ユニット2の後方へ延びている。22は天井4に取り
付けられているアングルで、このアングル22に室外ユニ
ット2の据付具9をボルト、ナットで固定することによ
り室外ユニット2は天井4から吊り下げられる。
第5図はこの室外ユニット2のキャビネット13の前板
15を切り欠いた状態を示すもので、第6図はこの室外ユ
ニット2の左右両側板11,12とキャビネット13を外した
状態を示すものである。59はこの室外ユニット2の上板
6並びに左側板11に設けた吸込口である。23は前補強具
で、水平片24と左片25とから構成されている。そして背
板10はその全周が前方へ立ち上げられている。この補強
具23と底板10とに天板6を介して前述の据付具9が固定
されている。26は前補強具に沿うよう略L字状に折り曲
げられたプレートフィン型熱交換器で、この両端板27,2
8が補強具23と背板10とに橋渡し状態に取り付けられて
いる。29は補強具23の水平片24の右側に取り付けられた
右補強具で、略U字状に成型されている。30は圧縮機31
の取付部材で、皿状に成型されており、先端32は右補強
具29の下片33と、後端34は背板10の下部35とに夫々つな
がれている。この圧縮機31は取付部材30にバネによって
取り付けられている。ここで圧縮機31の重心Gに近い側
のバネ36の定数を大きく遠い側のバネ37の定数を小さく
して、圧縮機31が略水平状態を保つようにしている。38
はアキュムレータで、圧縮機31の一端39にバンド40によ
って固定されてる。このようにしてアキュムレータ38と
圧縮機31とをつなぐ配管41の長さを短く抑え、かつ圧縮
機31の運転時に発生する振動と、この振動によって伝わ
るアキュムレータ38の振動とが同位相となるようにして
いる。これによってアキュムレータ38の防振部材を廃止
して部品点数を少なくしている。このアキュムレータ38
は取付部材30に対して斜めに取り付けられている。42は
仕切板で、その上端43は熱交換器26の右側の端板28に、
下部44は取付部材30の右縁45に夫々固定されている。こ
の仕切板42によって室外ユニット2の内部を熱交換器26
が配置された熱交換器46と圧縮機31が配置された機械室
47とに区画している。48はプロペラファン、49はこのフ
ァンの駆動用モータ、50はこのモータの取付台で後端51
が背板10に、先端52が補強具23に夫々固定されている。
53は取付台50に立てられた固定片で、その上端54がプレ
ートフィン型熱交換器26に当てられてこの熱交換器の略
中央部を支えている。58は下板7に設けられた吐出口で
ある。
15を切り欠いた状態を示すもので、第6図はこの室外ユ
ニット2の左右両側板11,12とキャビネット13を外した
状態を示すものである。59はこの室外ユニット2の上板
6並びに左側板11に設けた吸込口である。23は前補強具
で、水平片24と左片25とから構成されている。そして背
板10はその全周が前方へ立ち上げられている。この補強
具23と底板10とに天板6を介して前述の据付具9が固定
されている。26は前補強具に沿うよう略L字状に折り曲
げられたプレートフィン型熱交換器で、この両端板27,2
8が補強具23と背板10とに橋渡し状態に取り付けられて
いる。29は補強具23の水平片24の右側に取り付けられた
右補強具で、略U字状に成型されている。30は圧縮機31
の取付部材で、皿状に成型されており、先端32は右補強
具29の下片33と、後端34は背板10の下部35とに夫々つな
がれている。この圧縮機31は取付部材30にバネによって
取り付けられている。ここで圧縮機31の重心Gに近い側
のバネ36の定数を大きく遠い側のバネ37の定数を小さく
して、圧縮機31が略水平状態を保つようにしている。38
はアキュムレータで、圧縮機31の一端39にバンド40によ
って固定されてる。このようにしてアキュムレータ38と
圧縮機31とをつなぐ配管41の長さを短く抑え、かつ圧縮
機31の運転時に発生する振動と、この振動によって伝わ
るアキュムレータ38の振動とが同位相となるようにして
いる。これによってアキュムレータ38の防振部材を廃止
して部品点数を少なくしている。このアキュムレータ38
は取付部材30に対して斜めに取り付けられている。42は
仕切板で、その上端43は熱交換器26の右側の端板28に、
下部44は取付部材30の右縁45に夫々固定されている。こ
の仕切板42によって室外ユニット2の内部を熱交換器26
が配置された熱交換器46と圧縮機31が配置された機械室
47とに区画している。48はプロペラファン、49はこのフ
ァンの駆動用モータ、50はこのモータの取付台で後端51
が背板10に、先端52が補強具23に夫々固定されている。
53は取付台50に立てられた固定片で、その上端54がプレ
ートフィン型熱交換器26に当てられてこの熱交換器の略
中央部を支えている。58は下板7に設けられた吐出口で
ある。
55はサービスバルブ18が取り付けられるバルブ台で、
その後部が背板10の立ち上り片56に取り付けられてい
る。尚、第6図においてこのバルブ台55は省略した。そ
してこのサービスバルブ18をおおう配管カバー14の内部
には導水片57が設けられている。この導水片57は皿状の
取付部材30につながっている。従って、サービスバルブ
18の表面に付着して滴下したドレン水は配管カバー14の
導水片57によって皿状の取付部材30で受けられてここで
自然蒸発される。尚、第6図において圧縮機31の前方に
は電装箱(図示せず)が配置されている。従って右側面
パネル12を外せばこの電装箱が見えて電装部品のサービ
ス点検が行なえる。
その後部が背板10の立ち上り片56に取り付けられてい
る。尚、第6図においてこのバルブ台55は省略した。そ
してこのサービスバルブ18をおおう配管カバー14の内部
には導水片57が設けられている。この導水片57は皿状の
取付部材30につながっている。従って、サービスバルブ
18の表面に付着して滴下したドレン水は配管カバー14の
導水片57によって皿状の取付部材30で受けられてここで
自然蒸発される。尚、第6図において圧縮機31の前方に
は電装箱(図示せず)が配置されている。従って右側面
パネル12を外せばこの電装箱が見えて電装部品のサービ
ス点検が行なえる。
(ト)発明の効果 以上述べたように本発明はベランダ等の天井に吊り下
げられる室外ユニットの上板に吸込口を、下板に吐出口
を設けるようにしたから、ベランダに下り壁があったと
しても吐出口から吐出される風がエアショートを起すお
それをなくすことができる。この室外ユニットを天井か
ら吊り下げるための据付具をこの上板から突出させたこ
とにより、吸込スペースがこの据付具で確実に保てる。
吐出口に吐出空気の風向きが変えられる吐出グリルを設
けたことにより、この吐出グリルの付け替えで天井に据
付けられた室外ユニットの向きに関係なく吐出空気を同
一方向に排出して、ベランダに人が立ってもこの吐出空
気を受けにくくすることができる。
げられる室外ユニットの上板に吸込口を、下板に吐出口
を設けるようにしたから、ベランダに下り壁があったと
しても吐出口から吐出される風がエアショートを起すお
それをなくすことができる。この室外ユニットを天井か
ら吊り下げるための据付具をこの上板から突出させたこ
とにより、吸込スペースがこの据付具で確実に保てる。
吐出口に吐出空気の風向きが変えられる吐出グリルを設
けたことにより、この吐出グリルの付け替えで天井に据
付けられた室外ユニットの向きに関係なく吐出空気を同
一方向に排出して、ベランダに人が立ってもこの吐出空
気を受けにくくすることができる。
又このユニットの内部を仕切板で左右に区画し、一方
の室に熱交換器を他方の室に圧縮機を夫々配置させたこ
とにより、このユニットに内蔵された部品が明確に区画
され、サービスを行ないやすくすることができる。更に
このような部品をユニットの補強具で支えたことによ
り、外装体を軽くしてユニットの軽量化を図ることがで
きる。そして圧縮機を横長に配置したことにより、ユニ
ットの高さ寸法を小さく抑えてユニットの薄型化が図れ
る。又アキュムレータを圧縮機に固定したことにより、
このアキュムレータの吸振部材を不要として部品点数を
削減することができる。
の室に熱交換器を他方の室に圧縮機を夫々配置させたこ
とにより、このユニットに内蔵された部品が明確に区画
され、サービスを行ないやすくすることができる。更に
このような部品をユニットの補強具で支えたことによ
り、外装体を軽くしてユニットの軽量化を図ることがで
きる。そして圧縮機を横長に配置したことにより、ユニ
ットの高さ寸法を小さく抑えてユニットの薄型化が図れ
る。又アキュムレータを圧縮機に固定したことにより、
このアキュムレータの吸振部材を不要として部品点数を
削減することができる。
この圧縮機の取付部材を皿状にして且つサービスバル
ブから滴下したドレン水をこの部材で受けるようにした
から、ベランダやこのベランダにいる人へドレン水が滴
下しないようにすることができる。
ブから滴下したドレン水をこの部材で受けるようにした
から、ベランダやこのベランダにいる人へドレン水が滴
下しないようにすることができる。
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図はベランダ
に室外ユニットが据付けられた状態を示す説明図、第2
図は同ユニットの斜視図、第3図は同ユニットの正面
図、第4図は同ユニットの側面図、第5図は同ユニット
の内部構造を示す縦断面図、第6図は同ユニットのキャ
ビネット並びに側板を外した状態を示す側面図である。 2……室外ユニット、4……天井、6……上板、7……
下板、8……吐出グリル、9……据付具、14……配管カ
バー、18……サービスバルブ、23……補強具、26……熱
交換器、30……取付部材、31……圧縮機、38……アキュ
ムレータ、42……仕切板、58……吐出口、59……吸込
口。
に室外ユニットが据付けられた状態を示す説明図、第2
図は同ユニットの斜視図、第3図は同ユニットの正面
図、第4図は同ユニットの側面図、第5図は同ユニット
の内部構造を示す縦断面図、第6図は同ユニットのキャ
ビネット並びに側板を外した状態を示す側面図である。 2……室外ユニット、4……天井、6……上板、7……
下板、8……吐出グリル、9……据付具、14……配管カ
バー、18……サービスバルブ、23……補強具、26……熱
交換器、30……取付部材、31……圧縮機、38……アキュ
ムレータ、42……仕切板、58……吐出口、59……吸込
口。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 進 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 伊藤 研志 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 実開 昭62−198420(JP,U)
Claims (7)
- 【請求項1】天井に吊り下げられる分離型空気調和機の
室外ユニットにおいて、このユニットの上板の前記天井
側に吸込口を、下板に吐出口を夫々設けたことを特徴と
する分離型空気調和機の室外ユニット。 - 【請求項2】室外ユニットを天井から吊り下げるための
据付具を、このユニットの上板より上方へ吐出させた請
求項1記載の分離型空気調和機の室外ユニット。 - 【請求項3】下板の吐出口に吐出空気の風向きが変えら
れる吐出グリルを設けた請求項1記載の分離型空気調和
機の室外ユニット。 - 【請求項4】ユニットの内部を仕切板で左右に区画し、
一方の室に熱交換器を、他方の室に圧縮機を夫々配置さ
せた請求項1記載の分離型空気調和機の室外ユニット。 - 【請求項5】ユニットの補強具に据付具を固定すると共
に、この補強具で圧縮機、熱交換器を支えた請求項2記
載の分離型空気調和機の室外ユニット。 - 【請求項6】ユニット内部へ圧縮機を横長に配置し、こ
の圧縮機の一端にアキュムレータを取り付けた請求項4
記載の分離型空気調和機の室外ユニット。 - 【請求項7】圧縮機が固定される取付部材を皿状に成型
し、且つこの取り付け部材をユニットの補強具に取り付
けると共に、前記圧縮機につながるサービスバルブから
滴下したドレン水を前記取付部材で受ける請求項5記載
の分離型空気調和機の室外ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63088854A JP2578636B2 (ja) | 1988-04-11 | 1988-04-11 | 分離型空気調和機の室外ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63088854A JP2578636B2 (ja) | 1988-04-11 | 1988-04-11 | 分離型空気調和機の室外ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01260242A JPH01260242A (ja) | 1989-10-17 |
JP2578636B2 true JP2578636B2 (ja) | 1997-02-05 |
Family
ID=13954575
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63088854A Expired - Lifetime JP2578636B2 (ja) | 1988-04-11 | 1988-04-11 | 分離型空気調和機の室外ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2578636B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62198420U (ja) * | 1986-06-06 | 1987-12-17 |
-
1988
- 1988-04-11 JP JP63088854A patent/JP2578636B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01260242A (ja) | 1989-10-17 |
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