JP2578595Y2 - X−yプロッタ - Google Patents
X−yプロッタInfo
- Publication number
- JP2578595Y2 JP2578595Y2 JP1991062172U JP6217291U JP2578595Y2 JP 2578595 Y2 JP2578595 Y2 JP 2578595Y2 JP 1991062172 U JP1991062172 U JP 1991062172U JP 6217291 U JP6217291 U JP 6217291U JP 2578595 Y2 JP2578595 Y2 JP 2578595Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- turret
- optical sensor
- writing
- data
- mpu
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はX−Yプロッタに関する
ものである。
ものである。
【0002】
【従来の技術】X−Yプロッタは、種類の異なる複数の
筆記具をホルダで保持して待機させておき、これら複数
の筆記具から所望の筆記具を選んで筆記を行う。そし
て、待機筆記具を保持するホルダとして、ターレットが
用いられているものがある。この種のX−Yプロッタで
は、ターレットを回転させながら、ターレットが保持す
る各筆記具から筆記具の種類を判別するデータを光セン
サに読み取らせる構成のものがあり、使用される筆記具
には、それぞれ種類を判別するデータとして、光センサ
で種類を読み取れるように、反射率が良好な反射テープ
と反射率が0に近い反射テープとを種類によって異なる
組み合わせで複数取り付けている。
筆記具をホルダで保持して待機させておき、これら複数
の筆記具から所望の筆記具を選んで筆記を行う。そし
て、待機筆記具を保持するホルダとして、ターレットが
用いられているものがある。この種のX−Yプロッタで
は、ターレットを回転させながら、ターレットが保持す
る各筆記具から筆記具の種類を判別するデータを光セン
サに読み取らせる構成のものがあり、使用される筆記具
には、それぞれ種類を判別するデータとして、光センサ
で種類を読み取れるように、反射率が良好な反射テープ
と反射率が0に近い反射テープとを種類によって異なる
組み合わせで複数取り付けている。
【0003】従来、この種のX−Yプロッタでは、ター
レットで保持する複数の筆記具の種類を判別するために
は、ターレットを回転させ、ターレット上の1番目の筆
記具から順番に、光センサに対向する位置にきた筆記具
のデータを読み取らせ、光センサの出力を0,1の論理
レベルに変換して、直接MPU(マイクロプロセッサ)
のメモリに読み込ませている。
レットで保持する複数の筆記具の種類を判別するために
は、ターレットを回転させ、ターレット上の1番目の筆
記具から順番に、光センサに対向する位置にきた筆記具
のデータを読み取らせ、光センサの出力を0,1の論理
レベルに変換して、直接MPU(マイクロプロセッサ)
のメモリに読み込ませている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、上記のような従来のX−Yプロッタでは、筆記具
の種類を読み込ませる際に、時間が長くかかり、且つ、
ターレットの回転/停止に伴うノイズが発生する点にあ
る。すなわち、従来のX−Yプロッタは、各筆記具から
種類を判別するデータを光センサに読み取らせ、光セン
サの出力を0,1の論理レベルに変換し、直接MPUの
メモリに読み込ませているので、センサ出力が論理レベ
ルに変換される数拾μsec の間、一時的にターレットの
回転を停止して論理変換値を待つ状態になり、筆記具の
種類を判別するデータをMPUのメモリに読み込ませる
のに時間がかかり、ターレットの回転/停止に伴いノイ
ズが発生する。このような問題は、ターレットが保持す
る筆記具の数が少ない場合には、さほど影響がないが筆
記具の数が増えると無視できなくなる。
点は、上記のような従来のX−Yプロッタでは、筆記具
の種類を読み込ませる際に、時間が長くかかり、且つ、
ターレットの回転/停止に伴うノイズが発生する点にあ
る。すなわち、従来のX−Yプロッタは、各筆記具から
種類を判別するデータを光センサに読み取らせ、光セン
サの出力を0,1の論理レベルに変換し、直接MPUの
メモリに読み込ませているので、センサ出力が論理レベ
ルに変換される数拾μsec の間、一時的にターレットの
回転を停止して論理変換値を待つ状態になり、筆記具の
種類を判別するデータをMPUのメモリに読み込ませる
のに時間がかかり、ターレットの回転/停止に伴いノイ
ズが発生する。このような問題は、ターレットが保持す
る筆記具の数が少ない場合には、さほど影響がないが筆
記具の数が増えると無視できなくなる。
【0005】本考案はかかる課題を解決するためになさ
れたもので、ターレットの回転を一時的に停止させるこ
となく筆記具の種類を判別するデータを読み込ませるこ
とができるX−Yプロッタを提供することを目的として
いる。
れたもので、ターレットの回転を一時的に停止させるこ
となく筆記具の種類を判別するデータを読み込ませるこ
とができるX−Yプロッタを提供することを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案に係わるX−Yプ
ロッタは、使用する複数の筆記具をターレット外周に等
間隔に保持させ、該ターレットをステッピングモータで
駆動させ、ターレットの下部に設けたスリットとスリッ
トセンサによってターレット上の1番目の筆記具が光セ
ンサに対向する位置にきたときターレットの回転位置を
検出し、ターレット上の各筆記具が上記光センサに対向
する位置にくるたびにMPUにパルス信号を発生させ、
このパルス信号を光センサとカウンタ回路とに入力し、
光センサに該光センサに対向する位置にきた筆記具から
種類を判別するデータを読み取らせ、光センサの出力を
アンプとコンパレータを介して論理レベルに変換し、双
方向のバッファを介して中継メモリに、上記カウンタ回
路でパルス信号がカウントされてつくられるアドレスに
従い変換したデータを一時的に記憶させ、上記中継メモ
リにターレット上の全ての筆記具に対する種類を判別す
るデータを一時的に記憶させた後、上記中継メモリに記
憶させたデータを上記双方向のバッファを介して一括し
てMPUのメモリに読み込ませることを特徴としてい
る。
ロッタは、使用する複数の筆記具をターレット外周に等
間隔に保持させ、該ターレットをステッピングモータで
駆動させ、ターレットの下部に設けたスリットとスリッ
トセンサによってターレット上の1番目の筆記具が光セ
ンサに対向する位置にきたときターレットの回転位置を
検出し、ターレット上の各筆記具が上記光センサに対向
する位置にくるたびにMPUにパルス信号を発生させ、
このパルス信号を光センサとカウンタ回路とに入力し、
光センサに該光センサに対向する位置にきた筆記具から
種類を判別するデータを読み取らせ、光センサの出力を
アンプとコンパレータを介して論理レベルに変換し、双
方向のバッファを介して中継メモリに、上記カウンタ回
路でパルス信号がカウントされてつくられるアドレスに
従い変換したデータを一時的に記憶させ、上記中継メモ
リにターレット上の全ての筆記具に対する種類を判別す
るデータを一時的に記憶させた後、上記中継メモリに記
憶させたデータを上記双方向のバッファを介して一括し
てMPUのメモリに読み込ませることを特徴としてい
る。
【0007】
【作用】本考案においては上記のような構成とすること
により、ターレットの回転と論理変換とを平行して行う
ことができ、ターレットの回転速度を一定に保ちながら
全ての筆記具の種類判別データの読み込みが可能とな
る。
により、ターレットの回転と論理変換とを平行して行う
ことができ、ターレットの回転速度を一定に保ちながら
全ての筆記具の種類判別データの読み込みが可能とな
る。
【0008】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面を用いて説明
する。図1は本考案の一実施例におけるターレットの一
例を示す図、図2は本考案の一実施例における回路構成
の一例を示す図であり、図において、1はターレット、
2a,2b,2c,・・・は各種の筆記具、3はスリッ
トセンサ、11はMPU(内蔵するメモリは図示してい
ない)、12は筆記具2から種類を判別するデータを読
み取る光センサ、13はアンプ、14はコンパレータ、
15は双方向のバッファ、16は中継メモリ、17はカ
ウンタ回路である。
する。図1は本考案の一実施例におけるターレットの一
例を示す図、図2は本考案の一実施例における回路構成
の一例を示す図であり、図において、1はターレット、
2a,2b,2c,・・・は各種の筆記具、3はスリッ
トセンサ、11はMPU(内蔵するメモリは図示してい
ない)、12は筆記具2から種類を判別するデータを読
み取る光センサ、13はアンプ、14はコンパレータ、
15は双方向のバッファ、16は中継メモリ、17はカ
ウンタ回路である。
【0009】複数の筆記具2a,2b,2c,・・・が
ターレット1の外周に等間隔に保持され、ターレット1
がステッピングモータで駆動されて回転し、ターレット
1の下部に設けたスリットがスリットセンサ3の位置に
くると、ターレット1上の1番目の筆記具2aが、固定
された光センサ12に対向する位置にくるようになって
いる。そして、その後はターレット1がステッピングモ
ータで駆動され、ターレット1上の筆記具2a,2b,
2c・・・が光センサ12に対向する位置にくるたびす
なわちMPU11が複数の筆記具2a,2b,2c・・
・間距離に対応するステッピングパルスを計数するたび
に、MPU11でパルス信号を発生し、このパルス信号
が光センサ12とカウンタ回路17に入力する。カウン
タ回路17ではパルス信号がカウントされてメモリ16
のアドレスがつくられる。
ターレット1の外周に等間隔に保持され、ターレット1
がステッピングモータで駆動されて回転し、ターレット
1の下部に設けたスリットがスリットセンサ3の位置に
くると、ターレット1上の1番目の筆記具2aが、固定
された光センサ12に対向する位置にくるようになって
いる。そして、その後はターレット1がステッピングモ
ータで駆動され、ターレット1上の筆記具2a,2b,
2c・・・が光センサ12に対向する位置にくるたびす
なわちMPU11が複数の筆記具2a,2b,2c・・
・間距離に対応するステッピングパルスを計数するたび
に、MPU11でパルス信号を発生し、このパルス信号
が光センサ12とカウンタ回路17に入力する。カウン
タ回路17ではパルス信号がカウントされてメモリ16
のアドレスがつくられる。
【0010】また、光センサ12はパルス信号で発光
し、光センサ12に対向する位置にきた筆記具2から種
類を判別するデータを読み取り、データを読み取った光
センサ12の出力をアンプ13とコンパレータ14を介
して0,1の論理レベルに変換し、双方向のバッファ1
5を介して中継メモリ16上で、上記カウンタ回路17
が指示するアドレスに一時的に記憶させる。
し、光センサ12に対向する位置にきた筆記具2から種
類を判別するデータを読み取り、データを読み取った光
センサ12の出力をアンプ13とコンパレータ14を介
して0,1の論理レベルに変換し、双方向のバッファ1
5を介して中継メモリ16上で、上記カウンタ回路17
が指示するアドレスに一時的に記憶させる。
【0011】1つのパルス信号に、カウンタ回路17と
中継メモリ16を同期させてターレット1上の全ての筆
記具の種類を判別するデータを、一時的に中継メモリ1
6に記憶させ、ターレット1の回転終了後に、中継メモ
リ16に一時的に記憶させたデータを、双方向のバッフ
ァ15を介してMPUのメモリ11に一度に読み込ませ
る。このようにすることにより、光センサの出力が0,
1の論理レベルに変換される間も平行してターレット1
を一定速度で回転させておくことができ、ターレット1
の回転を一時停止させることなく滑らかにでき、筆記具
の種類を判別するデータをMPUのメモリ11に読み込
ませる時間を短縮できる。
中継メモリ16を同期させてターレット1上の全ての筆
記具の種類を判別するデータを、一時的に中継メモリ1
6に記憶させ、ターレット1の回転終了後に、中継メモ
リ16に一時的に記憶させたデータを、双方向のバッフ
ァ15を介してMPUのメモリ11に一度に読み込ませ
る。このようにすることにより、光センサの出力が0,
1の論理レベルに変換される間も平行してターレット1
を一定速度で回転させておくことができ、ターレット1
の回転を一時停止させることなく滑らかにでき、筆記具
の種類を判別するデータをMPUのメモリ11に読み込
ませる時間を短縮できる。
【0012】
【考案の効果】以上説明したように本考案のX−Yプロ
ッタは、ターレットが保持する筆記具の種類を判別する
データをターレットの回転と平行して読み込ませること
ができ、読み込みに要する時間を短縮でき、ターレット
の回転に伴って発生するノイズを低減できる等の利点が
ある。
ッタは、ターレットが保持する筆記具の種類を判別する
データをターレットの回転と平行して読み込ませること
ができ、読み込みに要する時間を短縮でき、ターレット
の回転に伴って発生するノイズを低減できる等の利点が
ある。
【図1】本考案の一実施例におけるターレットの構造を
示す図である。
示す図である。
【図2】本考案の一実施例における回路構成の一例を示
す図である。
す図である。
1 ターレット 2 筆記具 3 スリットセンサ 11 MPU 12 光センサ 13 アンプ 14 コンパレータ 15 双方向のバッファ 16 メモリ 17 カウンタ回路
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の筆記具をターレットで保持し、こ
のターレットを回転させながら該ターレットが保持する
複数の筆記具の種類を判別するデータを光センサで読み
取り、MPU(マイクロプロセッサ)のメモリに読み込
ませるX−Yプロッタにおいて、 複数の筆記具をその外周に等間隔に保持し、少なくとも
その保持する複数の筆記具の種類判別に際しては、ステ
ッピングモータによって所定の速度で連続的に回転駆動
されるターレット、 該ターレットに設けられたスリットと該スリットを検出
するための装置の所定位置に設けられたスリットセンサ
により、該ターレット上の1番目の筆記具の位置を検出
する回転位置検出手段、 上記ターレット上の各筆記具が該ターレットの回転によ
って順次上記光センサに対向する位置にくるたびに上記
MPUからパルス信号を発生させる手段、 発生させたパルス信号を上記光センサとカウンタ回路と
に入力し、上記光センサに該光センサに対向する位置に
きた筆記具から種類を判別するデータを読み取らせ、該
光センサの出力を論理値に変換し、上記カウンタ回路が
指示するアドレスに従い中継メモリに一時的に記憶させ
る手段、 上記中継メモリに上記ターレット上の全ての筆記具の種
類を判別するデータを一時的に記憶させた後に、該記憶
させたデータを一括して上記MPUのメモリに読み込ま
せる手段、 とを備えたX−Yプロッタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991062172U JP2578595Y2 (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | X−yプロッタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991062172U JP2578595Y2 (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | X−yプロッタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH057495U JPH057495U (ja) | 1993-02-02 |
JP2578595Y2 true JP2578595Y2 (ja) | 1998-08-13 |
Family
ID=13192442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991062172U Expired - Fee Related JP2578595Y2 (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | X−yプロッタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2578595Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4324904B2 (ja) * | 2003-05-12 | 2009-09-02 | 株式会社日本コンラックス | 円板体選別装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0649398B2 (ja) * | 1988-02-24 | 1994-06-29 | 武藤工業株式会社 | ペンストッカの認識方法 |
JPH03132400A (ja) * | 1989-10-18 | 1991-06-05 | Fujitsu Ltd | プロッタ装置の制御方法 |
-
1991
- 1991-07-12 JP JP1991062172U patent/JP2578595Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH057495U (ja) | 1993-02-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |