JP2578594Y2 - 液体塗布用くし - Google Patents

液体塗布用くし

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JP2578594Y2
JP2578594Y2 JP1991052718U JP5271891U JP2578594Y2 JP 2578594 Y2 JP2578594 Y2 JP 2578594Y2 JP 1991052718 U JP1991052718 U JP 1991052718U JP 5271891 U JP5271891 U JP 5271891U JP 2578594 Y2 JP2578594 Y2 JP 2578594Y2
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光司 坂田
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、頭髪に整髪料等を塗
布しながら整髪することができる液体塗布用櫛に関す
る。
【0002】
【従来の技術】整髪料等を髪に塗布しながら整髪するこ
とができる整髪用のブラシや櫛は数多く提案されてい
る。例えば、実開昭58-40001号に記載されたヘアブラシ
形栓は、容器内部の毛染め液や整髪料を、容器の開口部
に装着した、くし歯の先端から押し出して使用するもの
である。また、実開平1-124127号公報に記載されたムー
ス整髪料一体型ヘアブラシは、スプレー缶のノズルに装
着したブラシ体にムース注入孔を設け、ブラシ毛の根元
周辺に開穿した数個の孔からムースを押し出して使用す
るブラシである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、従来のこの
種のブラシ等は、整髪料等の液体をブラシ毛の先端また
は、根元部分のいずれかから流出するものなので、毛髪
に対する塗布位置が偏ってしまう不都合があった。
【0004】すなわち、ヘアブラシ形栓は、くし歯の先
端から液体を流出するので、毛髪の根元部分への塗布は
容易であるが、毛髪の先端部分に塗布する場合は、毛髪
をくし歯に梳かない状態で塗布する必要があり、毛髪全
体に適量を塗布するには不便なものであった。一方、ム
ース整髪料一体型ヘアブラシは、ブラシ毛の根元周辺か
らムースを押し出するものである。この場合は、毛髪の
表面に塗布することは容易でも、毛髪の根元部分に塗布
するには不都合があった。しかも、従来のこの種のブラ
シ等は、注出する液体等の量を任意に調整することが出
来ず、このことが、毛髪への適量の塗布を一層困難にし
ているものである。
【0005】そこでこの考案は、上述の不都合を解消す
べく案出されたもので、毛髪全体へ適量の液体類を塗布
することが容易で、しかも、液体の流出量を任意に調整
することが可能な液体塗布用櫛の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべく
この考案は、整髪料等の液体をくし歯3から流出せしめ
る液体塗布用櫛を設ける。そして、収納した液体を排出
せしめる排出孔3Aをくし歯3の根元に設け、排出した
液体を流出せしめる流出孔3Bを櫛歯の長手側面に沿っ
て形成する。また、くし歯3は、液体を収納するタンク
2の側面に設ける。そして、このタンク2に液体を吸入
排出自在なポンプ5,7を設けた事を課題解決のための
手段とする。
【0007】
【0008】
【作用】この考案によると、液体は、くし歯3の根元の
排出孔3Aからくし歯3の長手側面に沿った流出孔3B
を通って頭髪に塗布される。
【0009】また、液体は、この考案くしに設けたタン
ク2に収納される。そして、このタンク2に設けたポン
プは液体をタンク2内に吸入すると共に、タンク2内に
収納した液体を排出孔3Aから適宜の量だけ排出するも
のである。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照してこの考案の実施例を詳
細に説明する。この考案の主要構成は、液体を流出せし
めるくし歯3を自身の側面に設けたくし骨1と、このく
し骨1内部に設けたタンク2と、タンク2内部に液体を
吸引する吸引ポンプ5と、タンク2内の液体をくし歯3
に送り出す圧送ポンプ7とで構成される。そして、液体
吸引時、及び携帯時には、くし歯3の先端に被着するカ
バー4を使用する。
【0011】くし骨1は、内部に設けたタンク2の先端
に吸込みノズル6を回転自在に設け、この吸込みノズル
6から整髪料等の液体をタンク2内部に吸込む。吸込み
ノズル6の回転部6Aには、吸込みノズル6が回転する
ことでタンク2への流通が開閉自在になる導入孔6Bを
設けている。この吸込みノズル6は、不使用時にくし骨
1の側面に沿って収納される(図1参照)。
【0012】タンク2内部への吸引は、タンク2の後端
に設けた吸引ポンプ5を使用する。この吸引ポンプ5
は、くし骨1に対して取っ手状に設けたシリンダー5A
に伸縮自在なピストン5Bを設けている。このピストン
5Bは、ピストン5B先端のタンク2先端部に位置する
パッキン5Dをタンク2後端がわに摺動せしめるもの
で、タンク2内に液体が充填されたときにきは、ピスト
ン5Bを収縮してシリンダー5A内部に収納する。この
とき、シリンダー5Aの機密状態を確保するために、シ
リンダー5Aを密閉せしめるキャップ5Cをピストン5
B他端に設けている。
【0013】圧送ポンプ7は、タンク2内部に充填され
た液体をくし歯3に送り出すものである(図2参照)。
図示の圧送ポンプ7は、くし骨1の長手側面に沿って設
け、シリンダー7Aには、吸引弁7Fと送出弁7Gとを
設けている(図4参照)。また、ピストン7Bにスプリ
ング7Dを装着し、ピストン7B先端のパッキン7Cを
常にシリンダー7A後端部に付勢している。ピストン7
Bの後端に設けた操作部7Eは、クランク作用でピスト
ン7Bをシリンダー7A内部に押し込むものである(図
3参照)。
【0014】くし歯3の長手側面に沿って設けられた流
出溝3Bは、くし歯3の根元部分に開穿してタンク2に
通じる排出孔3Aから押し出される液体を、くし歯3の
表面に流出せしめるものである(図1参照)。この流出
溝3Bは、くし歯3に対して適数本形成する。
【0015】カバー4は、くし歯3の流出溝3B及び排
出孔3Aを封止する嵌合突部4Aを設けている(図5参
照)。そして、タンク2内部に液体を充填する際や携帯
時にこの嵌合突部4Aでくし歯3を密封するものであ
る。このとき、タンク2とくし歯3とをつなぐ流通路
を、開閉自在にする栓8を設けることで、カバー4を用
いずに液体を充填することが可能になる(図1参照)。
【0016】この考案のタンク2に整髪料等の液体を充
填するには、まず、くし歯3にカバー4を被着してくし
歯3の流出溝3Bと排出孔3Aとを密封する(図1参
照)。次に、くし骨1に沿って収納した吸込みノズル6
を回転させて導入孔6Bをタンク2に連通し、この吸込
みノズル6を整髪料等の容器内部に挿入する。そして、
キャップ5Cをシリンダー5Aから外し、シリンダー5
Aからピストン5Bを引き抜く。タンク2に液体を充填
した後は、再び吸込みノズル6を回転させて導入孔6B
を塞ぐ。更に、ピストン5Bをシリンダー5A内に戻し
てキャップ5Cをシリンダー5Aに密封する。
【0017】次に、この考案を使用するには、くし歯3
からカバー4を外し、圧送ポンプ7の操作部7Eを操作
してシリンダー5A内部に空気を送り込み、パッキン5
Dをタンク2内部に序々に圧入する(図6参照)。そし
て、排出孔3Aから流出溝3Bに適量の液体が浸出した
ところで使用するものである。
【0018】図7は、この考案塗布用くしに着脱自在に
装着するブラシ体9を示している。このブラシ体9は、
くし歯3の根元部分に嵌着してくし歯3をブラシとして
使用することができるものである。
【0019】
【考案の効果】この考案は上述の如く構成したことによ
り、当初の目的を達成する。すなわち、液体を排出せし
める排出孔3Aをくし歯3の根元に設け、排出した液体
を流出せしめる流出孔3Bを櫛歯の長手側面に沿って形
成したことにより、くし歯3の根元部分から先端部分に
かけて均一に整髪料等の液体を塗布することができるか
ら、毛髪全体に適量を塗布することが容易になる。しか
も、ポンプを操作して、くし歯3への流出量を調整する
ことで、毛髪の根元部分や先端部分など任意の位置に任
意の量の液体を塗布することが可能になる。
【0020】このようにこの考案によると、毛髪全体へ
適量の液体類を塗布することが容易で、しかも、液体の
流出量を任意に調整することが可能になるなどといった
実用上有益な種々の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に液体を吸入する状態を示す断面図。
【図2】この考案のポンプの実施例を示す断面図。
【図3】この考案を示す要部断面図。
【図4】この考案を示す側面図。
【図5】第1図で示す矢視V−V線断面図。
【図6】排出孔及び流出溝から液体を排出する状態を示
す断面図。
【図7】ブラシ体の使用状態を示す断面図。
【符号の説明】
1 くし骨 2 タンク 3 くし歯 3A 排出孔 3B
流出溝 4 カバー 4A 嵌合突部 5 吸引ポンプ 5A シリンダー 5B
ピストン 5C キャップ 5D パッキン 6 吸込みノズル 6A 回転部 6B
導入孔 7 圧送ポンプ7 7A シリンダー 7B
ピストン 7C パッキン 7D スプリング 7E 操作部 7F 吸引弁 7G 送出弁 8 栓 9 ブラシ体

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 整髪料等の液体を、くし歯から流出せし
    める液体塗布用くしにおいて、収納した液体を排出せし
    める排出孔をくし歯の根元に設け、排出した液体を流出
    せしめる流出溝をくし歯の長手側面に沿って形成した
    体塗布用くしにおいて、くし歯は、液体を収納するタン
    クの側面に設けられ、このタンク収納容器に液体を吸入
    排出自在なポンプを設けた事を特徴とする液体塗布用く
    し。
JP1991052718U 1991-06-12 1991-06-12 液体塗布用くし Expired - Lifetime JP2578594Y2 (ja)

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JP1991052718U JP2578594Y2 (ja) 1991-06-12 1991-06-12 液体塗布用くし

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JP1991052718U JP2578594Y2 (ja) 1991-06-12 1991-06-12 液体塗布用くし

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JPH051402U JPH051402U (ja) 1993-01-14
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JPS514585U (ja) * 1974-06-25 1976-01-13

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JPH051402U (ja) 1993-01-14

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