JP2578450Y2 - ベルト切換金具 - Google Patents

ベルト切換金具

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JP2578450Y2
JP2578450Y2 JP1992030247U JP3024792U JP2578450Y2 JP 2578450 Y2 JP2578450 Y2 JP 2578450Y2 JP 1992030247 U JP1992030247 U JP 1992030247U JP 3024792 U JP3024792 U JP 3024792U JP 2578450 Y2 JP2578450 Y2 JP 2578450Y2
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belt
idler
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は電気掃除機の吸込具に係
り、特にベルト切換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、従来図のアップライト型電気掃
除機におけるベルト切換装置は図に示すような構造のも
のが知られている。以下図面に基づいて詳細に説明す
る。
【0003】吸込具1とハンドル体2が回転自在となる
ようハンドル体2に突起部3が設けられており、該突起
部3に取付金具4を係合し、該取付金具4を吸込具1に
ネジ5にて固定してある。
【0004】ハンドル体2に取付けられたモータ6のシ
ャフト7が吸込具1に突出している。該シャフト7を主
動軸として、平ベルト8がアジテータ9に直結している
駆動プーリ10またはアイドラー11に動力を伝達して
いる。
【0005】なお、平ベルト8はベルト切換金具12に
よって駆動プーリ10とアイドラー11に切換えられ
る。13はベルト切換金具12を回動させる切換つまみ
で、該切換つまみ13は吸込具1の上面部に突出され、
該つまみを摺動させることによって、前記切換金具12
は切換金具12を回動自在に取付けているネジ14を軸
心として回動するものである。
【0006】15は回転ブラシで吸込具1の吸込口に臨
ませて設けられ、回転ブラシ15の両端に設けられた回
転軸16に軸受17が固着され、該軸受17は吸込具1
3に設けられた溝18に挿入され固定されている。
【0007】前記駆動プーリ10とアイドラー11は前
記の回転ブラシ15の軸心上に設けられ、駆動プーリ1
0の回転によって回転ブラシ15が回転する。しかし、
アイドラー11は回転ブラシ15の軸心に設けられてい
るけれどアイドラー11と回転ブラシ15とは直結され
ていなく、アイドラー11がベルト8によって回転して
も回転ブラシ15は回転しない構造となっている。
【0008】図の状態はベルト8がアイドラー11に
係合しているのでモータ6が回転しても回転ブラシ15
は回転しない。
【0009】回転ブラシ15を回転させる場合は切換つ
まみ13を手前に摺動させることによって、切換つまみ
13の溝13aに挿入されたベルト切換金具12の爪部
12aが右側に移動することによってベルト切換金具1
2はネジ14を中心として反時計方向に回動し、このベ
ルト切換金具12の回動によって平ベルト8がベルト切
換金具12の切換部12bの側面に当接せられて平ベル
ト8は回転しながら右側すなわち駆動プーリ10側に移
動し、最終的には、駆動プーリ10に掛けられ、駆動プ
ーリ10が回転し回転ブラシ15が回転する。
【0010】なお、回転ブラシ15の回転を停止する場
合は、モータ6の電源をOFFするか、または上記の切
換つまみ13を逆に摺動させれば、平ベルト8は駆動プ
ーリ10からアイドラー11に切換えられて、平ベルト
8とアイドラー11は回転しているが、回転ブラシ15
は回転せず停止状態におかれている。
【0011】なお、19は切換つまみ13を取付ける取
付け金具、20は切換つまみ13のスナップをきかせる
金具である。
【0012】また、前記実施例の説明においての回転ブ
ラシ15の軸受けは図にて片側のみしか図示していな
いが、両側に軸受けが設けられていることはいうまでも
ない。但し、平ベルト8は図の如く片側のみである。
【0013】なお、ベルト切換金具12と平ベルト8と
の関係は、図の如くの位置関係となっており、平ベル
ト8がアイドラー11に掛けられている時は、ベルト切
換金具12のU字型切換部12bのほぼ中央部に平ベル
ト8が位置するようになっている。そして、平ベルト8
の回転中に切換部12bの両壁に当たらないよう一定の
隙間を設けている。
【0014】
【考案が解決しようとする課題】負荷のないアイドラー
11から回転ブラシ15等の負荷の重い駆動プーリ10
に平ベルト8を、ベルト駆動中に移動させる場合、ベル
ト切換金具12の切換部12aの壁面が平行になってい
るため、また壁面と平ベルト8との間に隙間が設けてあ
るため、平ベルト8がアイドラー11側に倒れる傾向に
あり、駆動プーリ10にスムーズに移動しないことがあ
った。
【0015】そのため、切換つまみ13は平ベルト8が
切換えられている位置にあるにも拘わらず、平ベルト8
が切換わっていないため、回転ブラシ15が回転しない
問題があった。
【0016】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記の問題点
に鑑みてなされたもので、吸込口に臨ませた回転ブラシ
と、該回転ブラシを回転させるモータと、該モータの回
転を伝達する平ベルトを有し、前記回転ブラシに結合さ
れた駆動プーリおよびこの駆動プーリに対して切離さ
れ、前記駆動プーリと平行に隣接したアイドラーと、前
記平ベルトを前記駆動プーリまたはアイドラーに移動さ
せるために、該平ベルトを挟むようにアイドラー側側壁
面と駆動プーリー側側壁面とを備えるU字型切換部とを
有する電気掃除機の吸込具のベルト切換金具において、
該平ベルトが該駆動プーリー側側壁面より該アイドラー
側側壁面に近接するように該U字型切換部を配設する。
【0017】また、前記アイドラー側側壁面に、前記
ベルトの側面が面接するように傾斜を設ける。
【0018】
【作用】平ベルトをアイドラーから駆動プーリに切換え
るとき、平ベルトの切換が確実に行える。
【0019】
【実施例】以下、本考案の一実施例について図面に基づ
いて説明するが、従来技術と本考案との違いは、ベルト
切換金具の形状が異なるものである。従って、従来技術
と同じ箇所には同符号を付し、また上記ベルト切換金具
以外の詳細な説明は省略するものとする。
【0020】図1は本考案の一実施例のアップライト型
電気掃除機の吸込具の要部断面図で、21は本考案のベ
ルト切換金具である。このベルト切換金具21のベルト
切換部21aは図2のような断面形状になっている。
【0021】平ベルト8がアイドラー11に掛けられて
いる時は、平ベルト8は、切換部21aのアイドラー側
の側壁面22に近接しているようにベルト切換金具21
は構成されている。
【0022】また、前記壁面で駆動プーリ10側壁面2
3は逆に平ベルト8より順次離れるよう傾斜を設け、さ
らに側壁面23は側壁面22より高く設けてある。
【0023】上記のような吸込具1を有したアップライ
ト型電気掃除機において、平ベルト8の回転中にアイド
ラー11から駆動プーリ10に平ベルト8を切換るとき
は、切換つまみ13を手前(矢印A側)に摺動させるこ
とによりベルト切換金具21の爪12aが右側に移動
し、そのためベルト切換金具21はネジ14を軸心とし
て反時計方向に回転する。
【0024】この時、ベルト切換側壁面22は平ベルト
8に近接しているので、切換時、平ベルト8が側壁面2
2側へ倒れようとしても即壁面22に当接して、平ベル
ト8を駆動プーリ10側に移動させ、平ベルト8はアイ
ドラー11から駆動プーリ10に掛け換えられる。
【0025】逆に駆動プーリ10からアイドラー11に
平ベルト8を切換えるときは、切換つまみ13を矢視B
側に摺動させるとベルト切換金具12は時計方向に回転
して平ベルト8を切換える。
【0026】なお、上記本考案の一実施例において、切
換側壁面22を平ベルト8に近接させるのに、側壁面2
2を平ベルト8に対して略直角に形成したが、平ベルト
8の厚み、幅及びアイドラー11の形状等によっては、
平ベルト8は切換時アイドラー11より駆動プーリ10
と反対側に逃げようとするときは図3のように傾斜する
場合があるので、前記側壁面22を、平ベルト8が当接
したときに平ベルト8の側面が側壁面22に面接触する
ように傾斜面22aを設けてもよい。
【0027】
【考案の効果】本考案は以上のような構成となっている
ので、平ベルトをアイドラー側から駆動プーリ側に移動
するベルト切換時に、平ベルトがアイドラー側に逃げる
ことなく、切換金具によって確実に駆動プーリ側に移動
させられ、従来のように切換をったにも拘わらず回転
ブラシが回転しないというような不具合は生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案のアップライト型電気掃除機の吸
込具の要部断面図である。
【図2】図2は図1の矢視X−X断面図である。
【図3】図3は本考案の他のベルト切換金具で、図1の
矢視X−X断面に相当する断面図である。
【図4】図4はアップライト型電気掃除機の基本構成外
観斜視図である。
【図5】図5は同じく吸込具の要部断面図である。
【図6】図6は同じく図5の矢視Y−Y断面図である。
【符号の説明】
8 ベルト 10 駆動プーリ 11 アイドラー 13 切換つまみ 15 回転ブラシ 21 ベルト切換金具

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸込口に臨ませた回転ブラシと、該回転
    ブラシを回転させるモータと、モータの回転を伝達す
    る平ベルトを有し、前記回転ブラシに結合された駆動プ
    ーリおよびこの駆動プーリに対して切離され、前記駆動
    プーリと平行に隣接したアイドラーと、前記平ベルトを
    前記駆動プーリまたはアイドラーに移動させるために、
    該平ベルトを挟むようにアイドラー側側壁面と駆動プー
    リー側側壁面とを備えるU字型切換部とを有する電気掃
    除機の吸込具のベルト切換金具において、該平ベルトが該駆動プーリー側側壁面より該アイドラー
    側側壁面に近接するように該U字型切換部を配設する
    とを特徴とするベルト切換金具。
  2. 【請求項2】 前記アイドラー側側壁面に、前記平ベル
    トの側面が面接するように傾斜を設けたことを特徴とす
    請求項1記載のベルト切換金具。
JP1992030247U 1992-05-11 1992-05-11 ベルト切換金具 Expired - Fee Related JP2578450Y2 (ja)

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JPH0591541U JPH0591541U (ja) 1993-12-14
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58195532A (ja) * 1982-05-11 1983-11-14 松下電器産業株式会社 電気掃除機

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JPH0591541U (ja) 1993-12-14

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