JP2577422Y2 - 金網用表示板 - Google Patents
金網用表示板Info
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- JP2577422Y2 JP2577422Y2 JP1993046065U JP4606593U JP2577422Y2 JP 2577422 Y2 JP2577422 Y2 JP 2577422Y2 JP 1993046065 U JP1993046065 U JP 1993046065U JP 4606593 U JP4606593 U JP 4606593U JP 2577422 Y2 JP2577422 Y2 JP 2577422Y2
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- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09F—DISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
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- G09F7/18—Means for attaching signs, plates, panels, or boards to a supporting structure
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、金網ケージなどの金網
面に取り付ける表示板に関する。
面に取り付ける表示板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、動物用金網ケージのような、鋼線
を縦横に格子状に配列してスポット溶接して成る金網の
パネルを組み立てて作ったケージでは、表示板、例え
ば、製造元の出処を明らかにする図形マークやマーク等
を付した商標表示板、製品の型番や製造年月日その他製
品の仕様を付した銘板、及び商品の取扱の注意等を付し
た説明板等は、縦横の鋼線に紐や針金で結び付けたり、
金網の裏に板を当てて、ねじ止したり、表示板に係止片
を設けて、横の鋼線に係止したりしている。
を縦横に格子状に配列してスポット溶接して成る金網の
パネルを組み立てて作ったケージでは、表示板、例え
ば、製造元の出処を明らかにする図形マークやマーク等
を付した商標表示板、製品の型番や製造年月日その他製
品の仕様を付した銘板、及び商品の取扱の注意等を付し
た説明板等は、縦横の鋼線に紐や針金で結び付けたり、
金網の裏に板を当てて、ねじ止したり、表示板に係止片
を設けて、横の鋼線に係止したりしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】紐や針金で結び付ける
のは、体裁が悪く、かつ手間がかかり、しかも針金の切
り端は、金網ケージに入れる動物に怪我をさせる危険性
がある。
のは、体裁が悪く、かつ手間がかかり、しかも針金の切
り端は、金網ケージに入れる動物に怪我をさせる危険性
がある。
【0004】直接金網にねじ止するには、鋼線の径が細
すぎるので、金網の目より大きめな当て板を裏から当て
て、表面の表示板とともに、何本かのボルトナットで止
めるため、手間も要するし、危険を防止するために裏面
に飛出したボルトの先端の始末が面倒である。
すぎるので、金網の目より大きめな当て板を裏から当て
て、表面の表示板とともに、何本かのボルトナットで止
めるため、手間も要するし、危険を防止するために裏面
に飛出したボルトの先端の始末が面倒である。
【0005】合成樹脂製の表示板に、上下にループする
ような係止片を設けて、金網の横桟に係合させるもの
は、移動しないように固定するのが困難であるととも
に、係止片が折れたり、変形して外れ易くなったりし
て、長期にわたり安定して固定することができなく、商
標表示板や銘板等の取付には適しない。
ような係止片を設けて、金網の横桟に係合させるもの
は、移動しないように固定するのが困難であるととも
に、係止片が折れたり、変形して外れ易くなったりし
て、長期にわたり安定して固定することができなく、商
標表示板や銘板等の取付には適しない。
【0006】さらに、上述のような従来の手段では、表
示板の部品点数が多く、しかも取り付けが面倒で手間が
かかる。従って割高につく。
示板の部品点数が多く、しかも取り付けが面倒で手間が
かかる。従って割高につく。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は上述の課題に鑑
みなされたもので、以下のようにして上記課題を解決す
る。金網ケージの金網面に取り付ける表示板において、
中央に円形の開口部とこの円形の開口部の両脇にこれと
続く互いに異形をなす形状の開口部とを有し両端部付近
で金網を構成する金属線に溶接される金属板部材と、こ
の金属板部材の前記円形の開口部の直径と同じかあるい
はこれよりも若干小さい直径で前記金属板部材の厚さと
同じかあるいはこれよりも若干大きい幅を有する突出部
分とこの突出部分の上端に形成され前記異形の開口部と
同じ形状でこれらと同じかあるいは若干小さい寸法の出
張り部分とを有する合成樹脂一体モールドの表示部材と
を具備し、前記金属線に溶接で固定された前記金属板部
材の前記開口部に前記表示部材の出張り部分を合致させ
てはめ込み、前記円形の突出部分を中心として回動させ
て取り付ける。
みなされたもので、以下のようにして上記課題を解決す
る。金網ケージの金網面に取り付ける表示板において、
中央に円形の開口部とこの円形の開口部の両脇にこれと
続く互いに異形をなす形状の開口部とを有し両端部付近
で金網を構成する金属線に溶接される金属板部材と、こ
の金属板部材の前記円形の開口部の直径と同じかあるい
はこれよりも若干小さい直径で前記金属板部材の厚さと
同じかあるいはこれよりも若干大きい幅を有する突出部
分とこの突出部分の上端に形成され前記異形の開口部と
同じ形状でこれらと同じかあるいは若干小さい寸法の出
張り部分とを有する合成樹脂一体モールドの表示部材と
を具備し、前記金属線に溶接で固定された前記金属板部
材の前記開口部に前記表示部材の出張り部分を合致させ
てはめ込み、前記円形の突出部分を中心として回動させ
て取り付ける。
【0008】本考案の好適な実施例によれば、前記金属
板部材の互いに異形をなす開口部の一方を半円形とし他
方を方形としてある。
板部材の互いに異形をなす開口部の一方を半円形とし他
方を方形としてある。
【0009】また、前記金属板部材の互いに異形をなす
開口部と前記表示部材の出張り部分とをこれらの中心に
関して約15度ずらして形成してある。
開口部と前記表示部材の出張り部分とをこれらの中心に
関して約15度ずらして形成してある。
【0010】前記表示部材の円形の突出部の両側部に
は、前記金属板部分を回動させた時この金属板部材の両
端部に当接しこれら端部を部分的に収容するスリットを
備えたストッパーをそれぞれ形成してある。
は、前記金属板部分を回動させた時この金属板部材の両
端部に当接しこれら端部を部分的に収容するスリットを
備えたストッパーをそれぞれ形成してある。
【0011】前記表示部材の円形の突出部の両側部に
は、前記ストッパに対向し前記金属板部材の両端部の幅
に等しい間隔を隔てて逆止突起を形成し、前記表示部材
を前記金属板部材に対して回動させた時前記金属板部材
の両端部がこれら逆止突起の斜面に乗り上げ前記ストッ
パに当接するまで回動した時点で逆止突起を乗り越して
落ち着き、前記金属板部材の両端部を逆転不能に収容す
るようにしてある。
は、前記ストッパに対向し前記金属板部材の両端部の幅
に等しい間隔を隔てて逆止突起を形成し、前記表示部材
を前記金属板部材に対して回動させた時前記金属板部材
の両端部がこれら逆止突起の斜面に乗り上げ前記ストッ
パに当接するまで回動した時点で逆止突起を乗り越して
落ち着き、前記金属板部材の両端部を逆転不能に収容す
るようにしてある。
【0012】前記金属板部材の両端部から内方に金網側
に突出する突条を形成してある。
に突出する突条を形成してある。
【0013】
【作用】金網の格子を形成する鋼線に金属板部材をスポ
ット溶接し、この金属板部材の開口部に表示部材の出張
り部分を挿入して回動させれば、表示部材は一動作だけ
で簡単に取り付けられ、しかも不可逆的に取り外し不可
能に逆止構造とすることにより、破損するまでの永久的
固定が可能となる。
ット溶接し、この金属板部材の開口部に表示部材の出張
り部分を挿入して回動させれば、表示部材は一動作だけ
で簡単に取り付けられ、しかも不可逆的に取り外し不可
能に逆止構造とすることにより、破損するまでの永久的
固定が可能となる。
【0014】
【実施例】図1は本考案表示板の好適な一実施例を取り
付けた動物用金網ケージの斜視図である。この金網ケー
ジ(A)は、扉付きの正面パネル(1)と背面パネル(2)と
両側面パネル(3)(3)と頂面パネル(4)とを角連結具
(5)で連結して箱型となし、その開放底部を合成樹脂一
体モールドの底面板(6)に嵌てなるものである。
付けた動物用金網ケージの斜視図である。この金網ケー
ジ(A)は、扉付きの正面パネル(1)と背面パネル(2)と
両側面パネル(3)(3)と頂面パネル(4)とを角連結具
(5)で連結して箱型となし、その開放底部を合成樹脂一
体モールドの底面板(6)に嵌てなるものである。
【0015】各パネル(1)〜(4)は、鋼線でなる縦桟と
横桟を、格子状に配列して、その交差箇所をスポット溶
接して形成されている。
横桟を、格子状に配列して、その交差箇所をスポット溶
接して形成されている。
【0016】図1に例示の金網ケージ(A)では、本考案
にかかる表示板(7)は、正面パネル(1)の左上の隅にに
おける2本の縦桟(1a)に取り付けられている。例示の表
示板(7)は横長の楕円形のもので、表面には、商標、会
社名、ブランド名、商品のファミリー等を表示する文字
や図形が表示されている。
にかかる表示板(7)は、正面パネル(1)の左上の隅にに
おける2本の縦桟(1a)に取り付けられている。例示の表
示板(7)は横長の楕円形のもので、表面には、商標、会
社名、ブランド名、商品のファミリー等を表示する文字
や図形が表示されている。
【0017】この表示板(7)は、図2に拡大して示す金
属板部材(8)と、図3に裏面側を拡大して示すプラッス
チック材料の一体モールド成形の表示部材(9)とからな
る。
属板部材(8)と、図3に裏面側を拡大して示すプラッス
チック材料の一体モールド成形の表示部材(9)とからな
る。
【0018】金属板部材(8)は横長の部材で中央に円形
の開口部(10)が打ち抜きで形成してあり、その上方には
方形の開口部(11)が続いており、下方には半円形の開口
部(12)が同じく開口部(10)に続いて形成されている。
の開口部(10)が打ち抜きで形成してあり、その上方には
方形の開口部(11)が続いており、下方には半円形の開口
部(12)が同じく開口部(10)に続いて形成されている。
【0019】これらの開口部(11)(12)は斜めを指向する
ように配置されている。すなわちこの横長の金属板部材
(8)をパネル(1)の縦方向の鋼線に取り付けた時開口部
(11)(12)の中心線が垂直に対して角度αだけ傾くように
して形成されているのである。
ように配置されている。すなわちこの横長の金属板部材
(8)をパネル(1)の縦方向の鋼線に取り付けた時開口部
(11)(12)の中心線が垂直に対して角度αだけ傾くように
して形成されているのである。
【0020】金属板部材(8)の両端部から内方に直線状
の突条(13)(13)が打ち出しで形成されている。金属板部
材(8)は、これらの突条(13)(13)と正面パネル(1)の縦
方向の鋼線との交差当接箇所でスポット溶接(14)される
のである。
の突条(13)(13)が打ち出しで形成されている。金属板部
材(8)は、これらの突条(13)(13)と正面パネル(1)の縦
方向の鋼線との交差当接箇所でスポット溶接(14)される
のである。
【0021】一方、表示部材(9)は金属板部材(8)より
も大きい横長の楕円形のプラスチック材料一体成形部材
で、その裏面の中央に円形の突出部分(15)を有する。こ
の円形の突出部分(15)は、その直径が金属板部材の円形
の開口部(10)の直径と同じか、または若干小さく、その
幅は金属板部材(8)の厚さよりも若干大きいものとす
る。
も大きい横長の楕円形のプラスチック材料一体成形部材
で、その裏面の中央に円形の突出部分(15)を有する。こ
の円形の突出部分(15)は、その直径が金属板部材の円形
の開口部(10)の直径と同じか、または若干小さく、その
幅は金属板部材(8)の厚さよりも若干大きいものとす
る。
【0022】円形の突出部分(15)の上方にはこれに続い
て方形の張出し部分(16)が形成されている。また、円形
の突出部分(15)の下方にはこれに続いて半円形の張出し
部分(17)が形成されている。
て方形の張出し部分(16)が形成されている。また、円形
の突出部分(15)の下方にはこれに続いて半円形の張出し
部分(17)が形成されている。
【0023】いずれもそれぞれ方形の開口部(11)及び半
円形の開口部(12)と同じか、あるいは若干小さい寸法と
されている。両突出部分(16)(17)の中心線は楕円の短径
と合致する。すなわち縦方向であって、前述の金属板部
材(8)の斜めの中心線に対して角度αだけずれている。
この角度αは好適には約15度とする。
円形の開口部(12)と同じか、あるいは若干小さい寸法と
されている。両突出部分(16)(17)の中心線は楕円の短径
と合致する。すなわち縦方向であって、前述の金属板部
材(8)の斜めの中心線に対して角度αだけずれている。
この角度αは好適には約15度とする。
【0024】表示部材(9)の裏面の両端部近くには、図
3に示すように金属板部材(8)の長手方向両端部の一方
の角(8a)を、部分的に収容できるスリット(17a)を備え
たストッパ(17)(17)が形成してある。これらのストッパ
(17)(17)は、その当接面を互いに180゜逆方向としてあ
り、金属板部材(8)の回動に際しその互いに反対側の角
(8a)に当接して、それ以上の回動を阻止するとともに、
角(8a)はスリット(17a)に填め込まれて、軸線方向への
移動が阻止される。
3に示すように金属板部材(8)の長手方向両端部の一方
の角(8a)を、部分的に収容できるスリット(17a)を備え
たストッパ(17)(17)が形成してある。これらのストッパ
(17)(17)は、その当接面を互いに180゜逆方向としてあ
り、金属板部材(8)の回動に際しその互いに反対側の角
(8a)に当接して、それ以上の回動を阻止するとともに、
角(8a)はスリット(17a)に填め込まれて、軸線方向への
移動が阻止される。
【0025】また、これらストッパ(17)(17)に対向する
両端部の部分に逆止突起(18)(18)が形成されている。逆
止突起(18)は、ストッパ(17)に向かうにつれて(内側に
向けて)高さが増す斜面を有するリブ状の突起である。
両端部の部分に逆止突起(18)(18)が形成されている。逆
止突起(18)は、ストッパ(17)に向かうにつれて(内側に
向けて)高さが増す斜面を有するリブ状の突起である。
【0026】この逆止突起(18)とストッパ(17)の当接面
との間隔は、金属板部材(8)の端部の幅と等しいか、あ
るいは若干広いものとする。換言すると、金属板部材
(8)の角(8a)が、スリット(17a)に嵌合して、表示部材
(9)の回転が阻止されたとき、逆止突起(18)に乗り上げ
ている反対側の角(8b)が逆止突起(18)から外れるように
なっている。
との間隔は、金属板部材(8)の端部の幅と等しいか、あ
るいは若干広いものとする。換言すると、金属板部材
(8)の角(8a)が、スリット(17a)に嵌合して、表示部材
(9)の回転が阻止されたとき、逆止突起(18)に乗り上げ
ている反対側の角(8b)が逆止突起(18)から外れるように
なっている。
【0027】上述の本考案に係る表示板(7)の金網ケー
ジ(A)への取り付け方法を説明すれば次のようである。
図2に示すように金網ケージ(A)における取付を所望す
るパネル(1)の所要位置に金属板部材(8)を当てる。
ジ(A)への取り付け方法を説明すれば次のようである。
図2に示すように金網ケージ(A)における取付を所望す
るパネル(1)の所要位置に金属板部材(8)を当てる。
【0028】この時、横長の金属板部材(8)を水平にし
て、パネル(1)の縦桟(1a)の鋼線に、金属板部材(8)の
裏面に突出した突条(13)を、直交して当たるようにす
る。この状態で、縦桟(1a)突条(13)の交点2個所をスポ
ット溶接(14)して金属板部材(8)を正面パネル(1)に固
定する。
て、パネル(1)の縦桟(1a)の鋼線に、金属板部材(8)の
裏面に突出した突条(13)を、直交して当たるようにす
る。この状態で、縦桟(1a)突条(13)の交点2個所をスポ
ット溶接(14)して金属板部材(8)を正面パネル(1)に固
定する。
【0029】次いで、金属板部材(8)に表示部材(9)を
取り付ける。それには、まず表示部材(9)を斜めの姿勢
で金属板部材(8)に近寄せ、その張出し部分(16)(17)を
金属板部材(9)の開口部(11)(12)にはめ込む。
取り付ける。それには、まず表示部材(9)を斜めの姿勢
で金属板部材(8)に近寄せ、その張出し部分(16)(17)を
金属板部材(9)の開口部(11)(12)にはめ込む。
【0030】その後、表示部材(9)を充分に押し込ん
で、その突出部分(15)が金属板部材(8)の円形の開口部
(10)にはまる状態としてから、表示部材(9)を回動させ
ると、金属板部材(8)の両端の角(8a)は、それぞれスリ
ット(17a)に進入するとともにストッパ(17)(17)の当接
面に当たって停止する。
で、その突出部分(15)が金属板部材(8)の円形の開口部
(10)にはまる状態としてから、表示部材(9)を回動させ
ると、金属板部材(8)の両端の角(8a)は、それぞれスリ
ット(17a)に進入するとともにストッパ(17)(17)の当接
面に当たって停止する。
【0031】この時、金属板部材(8)の両端部の反対側
の角(8b)は、それぞれ逆止突起(18)を乗り越して落ち着
く。従って、表示部材(9)の逆回転が阻止されるのであ
る。この取り付け操作は表示部材を15度回動させるだ
けの簡単な操作であり、かつ表示部材は正規の取り付け
位置に正確に固定される。
の角(8b)は、それぞれ逆止突起(18)を乗り越して落ち着
く。従って、表示部材(9)の逆回転が阻止されるのであ
る。この取り付け操作は表示部材を15度回動させるだ
けの簡単な操作であり、かつ表示部材は正規の取り付け
位置に正確に固定される。
【0032】さらに、金属板部材(8)に表示部材(9)が
取り付けられた状態においては、表示部材(9)の中央部
と長手方向の両端部は、ともに軸線方向(前後方向)に
移動不能に、金属板部材(8)へ係合しているので、強固
な連結が保たれる。
取り付けられた状態においては、表示部材(9)の中央部
と長手方向の両端部は、ともに軸線方向(前後方向)に
移動不能に、金属板部材(8)へ係合しているので、強固
な連結が保たれる。
【0033】この実施例の場合、表示部材(9)の表側に
は、商品の商標、商品名、ブランド名、ブランド図形、
商品のファミリー図形、製造会社名、商品の型番、商品
の仕様、取扱説明、取扱注意説明、等を印刷したシート
(19)を貼付してある。
は、商品の商標、商品名、ブランド名、ブランド図形、
商品のファミリー図形、製造会社名、商品の型番、商品
の仕様、取扱説明、取扱注意説明、等を印刷したシート
(19)を貼付してある。
【0034】このシート(19)は、図4で断面で示されて
いる。しかしこのような表示は、シート(19)によって貼
付されるだけではなく、型取り、刻印、もしくは印刷等
により、表示部材(9)に直接表示されてもよい。
いる。しかしこのような表示は、シート(19)によって貼
付されるだけではなく、型取り、刻印、もしくは印刷等
により、表示部材(9)に直接表示されてもよい。
【0035】また、シート(19)には、ケージを使用する
愛玩動物の名前などを表示することもでき、この場合
は、シート(19)を張り替え自在にするか、次の実施例の
ように、表示部材(9)を取り外し自在にすると良い。
愛玩動物の名前などを表示することもでき、この場合
は、シート(19)を張り替え自在にするか、次の実施例の
ように、表示部材(9)を取り外し自在にすると良い。
【0036】変形例として、表示部材の逆止突起(18)を
省略するか、もしくは突起の高さを小さくしたり、また
は逆回し可能なように、逆向きの案内斜面を設ける等し
て、表示部材を取り外し可能とすることもできよう。
省略するか、もしくは突起の高さを小さくしたり、また
は逆回し可能なように、逆向きの案内斜面を設ける等し
て、表示部材を取り外し可能とすることもできよう。
【0037】
【考案の効果】本考案によれば、比較的表面積が大きな
表示板を、簡単な操作で、取り外し不能に金網ケージに
装着できる。構造が簡単で部品点数最少限で構成され
る。必要に応じて取り外し可能にすることもできる。
表示板を、簡単な操作で、取り外し不能に金網ケージに
装着できる。構造が簡単で部品点数最少限で構成され
る。必要に応じて取り外し可能にすることもできる。
【図1】本考案の表示板を取り付けた動物用の金網ケー
ジの斜視図である。
ジの斜視図である。
【図2】図1の要部を拡大して示す図で、表示板の金属
板部材だけが示されている。
板部材だけが示されている。
【図3】表示板の表示部材の裏面の拡大斜視図である。
【図4】図2のIV−IV線に沿う断面図である。
(1) 正面パネル (2) 背面パネ
ル (3) 側面パネル (4) 頂面パネ
ル (5) 角連結具 (6) 底面板 (7) 表示板 (8) 金属板部
材 (9) 表示部材 (10) 円形の開
口部 (11) 方形の開口部 (12) 半円形の
開口部 (13) 突条 (14) スポット
溶接 (15) 円形の突出部 (16) 方形の出
張り部分 (17) ストッパ (18) 逆止突起 (19) シート
ル (3) 側面パネル (4) 頂面パネ
ル (5) 角連結具 (6) 底面板 (7) 表示板 (8) 金属板部
材 (9) 表示部材 (10) 円形の開
口部 (11) 方形の開口部 (12) 半円形の
開口部 (13) 突条 (14) スポット
溶接 (15) 円形の突出部 (16) 方形の出
張り部分 (17) ストッパ (18) 逆止突起 (19) シート
Claims (7)
- 【請求項1】 金網ケージの金網面に取り付ける表示板
において、 中央に円形の開口部とこの円形の開口部の両脇にこれと
続く互いに異形をなす形状の開口部とを有し両端部付近
で金網を構成する金属線に溶接される金属板部材と、 この金属板部材の前記円形の開口部の直径と同じかある
いはこれよりも若干小さい直径で前記金属板部材の厚さ
と同じかあるいはこれよりも若干大きい長さを有する突
出部分とこの突出部分の上端に形成され前記異形の開口
部と同じ形状でこれらと同じかあるいは若干小さい寸法
の出張り部分とを有する合成樹脂一体モールドの表示部
材とを具備し、 前記金属線に溶接で固定された前記金属板部材の前記開
口部に前記表示部材の出張り部分を合致させてはめ込
み、前記円形の突出部分を中心として回動させて取り付
けることを特徴とする金網用表示板。 - 【請求項2】 前記金属板部材の互いに異形をなす開口
部の一方を半円形とし他方を方形とした、請求項1記載
の金網用表示板。 - 【請求項3】 前記金属板部材の互いに異形をなす開口
部と前記表示部材の出張り部分とをこれらの中心に関し
て約15度ずらして形成した、請求項1記載の金網用表
示板。 - 【請求項4】 前記表示部材の円形の突出部の両側部
に、前記金属板部分を回動させた時この金属板部材の両
端部に当接しこれら端部を部分的に収容するスリットを
備えたストッパをそれぞれ形成した、請求項1乃至3の
いずれかに記載の金網用表示板。 - 【請求項5】 前記表示部材の円形の突出部の両側部
に、前記ストッパに対向し前記金属板部材の両端部の幅
に等しい間隔を隔てて逆止突起を形成し、前記表示部材
を前記金属板部材に対して回動させた時前記金属板部材
の両端部がこれら逆止突起の斜面に乗り上げ前記ストッ
パに当接するまで回動した時点で逆止突起を乗り越して
落ち着き、前記金属板部材の両端部を逆転不能に収容す
るようにした、請求項4記載の金網用表示板。 - 【請求項6】 前記金属板部材の両端部から内方に金網
側に突出する突条を形成した、請求項1乃至5記載のい
ずれかに記載の金網用表示板。 - 【請求項7】 前記表示部材の表側に、商標、社名、商
品名、型番、名前、説明書、注意書きのいずれかを表示
した、請求項1乃至6のいずれかに記載の金網用表示
板。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993046065U JP2577422Y2 (ja) | 1993-08-24 | 1993-08-24 | 金網用表示板 |
US08/291,099 US5526598A (en) | 1993-08-24 | 1994-08-16 | Display plate for wire-netting cage |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993046065U JP2577422Y2 (ja) | 1993-08-24 | 1993-08-24 | 金網用表示板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0716961U JPH0716961U (ja) | 1995-03-20 |
JP2577422Y2 true JP2577422Y2 (ja) | 1998-07-30 |
Family
ID=12736610
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993046065U Expired - Lifetime JP2577422Y2 (ja) | 1993-08-24 | 1993-08-24 | 金網用表示板 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5526598A (ja) |
JP (1) | JP2577422Y2 (ja) |
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DE112006000021A5 (de) * | 2005-04-20 | 2008-04-10 | Mauser-Werke Gmbh | Kennzeichnungstafel für Palettencontainer |
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EP0488918B1 (fr) * | 1991-11-21 | 1993-06-16 | Steelcase Strafor (S.A.) | Système de positionnement et de maintien d'un plateau de meuble sur son appui |
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-
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-
1994
- 1994-08-16 US US08/291,099 patent/US5526598A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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