JP2577372Y2 - カッティングプロッタ - Google Patents

カッティングプロッタ

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JP2577372Y2
JP2577372Y2 JP1993070624U JP7062493U JP2577372Y2 JP 2577372 Y2 JP2577372 Y2 JP 2577372Y2 JP 1993070624 U JP1993070624 U JP 1993070624U JP 7062493 U JP7062493 U JP 7062493U JP 2577372 Y2 JP2577372 Y2 JP 2577372Y2
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JP
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sheet
cutting
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隆志 増田
周一 石井
信行 野辺
貢 下田
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Max Co Ltd
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Max Co Ltd
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  • Control Of Cutting Processes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、カッティングプロッ
タに関するものであり、特に、ロール状のシートからシ
ートを繰出しつつ、文字等を切抜くカッティングプロッ
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ウィンドウディスプレイや表示板等に用
いる切抜き文字シートをコンピュータ制御によって作成
する従来のカッティングプロッタは、剥離紙付の塩化ビ
ニルシート等のシートロールからシートを繰出しつつ、
カッティングツールをシートの移動方向と直交する方向
並びに昇降方向に駆動制御して文字や図形等を切抜く。
【0003】塩化ビニルシート等を使用して作成された
切抜き文字を目的の場所に貼付する際は、カッティング
処理後に文字等以外の不要部分のシートを剥離紙から剥
がし、残された文字等の表面にアプリケーションシート
を貼付した後に剥離紙を除去する。そして、アプリケー
ションシートを目的の場所に仮止めし、アプリケーショ
ンシートの表面をスキージで摩擦して切抜き文字を圧着
させる。従って、文字の間隔等は切抜き時の間隔を維持
したまま貼付されることになる。
【0004】また、カッティングプロッタにはシートの
終端を検出するマイクロスイッチ等の終端検出装置がカ
ッティングツールの直前位置等に設けられており、シー
トの終端が送出されたときはカッティング処理を中止す
るように構成されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】従来のカッティングプ
ロッタは、カッティングプロッタに装着したシートの残
量が入力された文字列に対して不足している場合に、文
字列の途中でカッティング処理が中断されることにな
り、一つの文字キャラクタが分断された場合は、残存し
ていた分量のシートが無駄になる。
【0006】また、無駄を解消するために未処理部分の
文字のみを新たなシートに切抜いて一つの文字列を完成
させた場合は一つの文字列が2枚のシートに分散され、
貼付時の位置合わせが容易ではないという問題が生じ
る。そこで、切抜くべき文字や図形等に対してシートの
残量が十分か否かを事前に確認してシートの無駄の発生
を防止し、運転経費の削減を図るために解決すべき技術
的課題が生じてくるのであり、本考案は上記課題を解決
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この考案は、上記目的を
達成するために提案するものであり、塩化ビニル樹脂等
のシートをシート送り装置によってX方向へ移動し、カ
ッティングツール駆動装置によってカッティングツール
をY方向並びにZ方向へ駆動して文字や図形等を切抜く
カッティングプロッタに於て、入力された文字や図形等
の表示に要するシート長を算出する手段と、前記シート
の送出長を検出する手段と、前記シートの終端を検出す
る手段と、カッティング実行指令に応じて前記シート送
り装置を制御してシートを送出する手段と、前記算出値
と送出長とを比較する手段と、前記算出値と送出長とが
一致したときに前記シートを停止し、送出された範囲内
でカッティング処理を実行するとともに、前記送出長が
算出値に達する以前に前記シートの終端が検出されたと
きは、カッティング処理の実行を禁止する制御手段を設
けたカッティングプロッタを提供するものである。
【0008】
【作用】文字や図形等のデータが入力されると、シート
上のデータ表示領域に必要なシート長を制御部が算出す
る。制御部は、シート送り装置を駆動し、シートを算出
値に達するまで送出し、シートの終端が検出されない場
合は、繰出した領域内で入力データに応じた文字等を切
抜く。
【0009】一方、シートの送出時において、シート長
が算出値に達する以前に終端が検出された場合は、カッ
ティング処理が禁止され、シート長の不足を認識でき
る。
【0010】
【実施例】以下、この考案の一実施例を図に従って詳述
する。尚、説明の都合上、従来公知の構成も同時に説明
する。図1及び図2はカッティングプロッタ1のカッテ
ィングツール駆動装置2とシート送り装置3を示し、筐
体4内にシート送り装置3が内蔵され、上部フレーム5
にカッティングツール駆動装置2が配設されている。上
部フレーム5は、ピン6によって筐体4に枢着されてお
り、上部フレーム5に設けたレバー7を回動してレバー
7のフック部7aと筐体4の係止片4aとの係合を解除
し、上部フレーム5を上方へ引起こすことによってシー
ト送り装置3が露出される。
【0011】シート送り装置3は、筐体4に軸支される
プラテンローラ8とX軸モータ9とからなり、プラテン
ローラ8はX軸モータ9によりプーリ10を介してベル
ト駆動される。プラテンローラ8の両端部位にはスプロ
ケットホイール11,11が嵌着され、図2に示すよう
に、切抜き用の剥離紙付シート12の両側縁部近傍に進
行方向へ並設されたパーフォレーション13,13,…
にスプロケットホイール11,11が噛合してシート1
2をX方向へ前後進させる。
【0012】上部フレーム5には、カッティングツール
駆動装置2のYレール14が固設され、Yレール14に
ツールキャリッジ15が係合し、Yレール14内に配設
したY軸モータ16とツールキャリッジ15はベルト
(図示せず)を介して連結されている。図1に示すよう
に、ツールキャリッジ15にはZ軸アクチュエータ17
が内蔵され、Z軸アクチュエータ17のヘッド17aに
カッティングツール18が装着されてカッティングツー
ル18がY軸並びにZ軸方向へ駆動される。
【0013】カッティングプロッタ1にシート12を装
填する際は、前述したように上部フレーム5を引起こし
てプラテンローラ8の上部を開放するとともに、筐体4
の側部に設けたシートロール収納部19の従動ローラ2
0,20上にシートロール12aを載置する。そして、
シート12の先端部位をプラテンローラ8の位置まで引
出してシート12のパーフォレーション13,13,…
をスプロケットホイール11,11の爪に係合させて上
部フレーム5を閉鎖する。
【0014】そして、図3に示すようにカッティングプ
ロッタ1本体に設けたキーボード装置21から制御部2
2へ文字や図形等のデータを入力すると、入力内容はL
CD等の表示装置23に表示される。そして、キーボー
ド装置21のスタートキーを押下げることにより、制御
部22が表示装置23、X軸モータ9、Y軸モータ1
6、Z軸アクチュエータ17の夫々の駆動回路24,2
5,26,27を制御してシートロール12aから繰出
されるシート12がカットされ、切抜き文字シートが作
成される。
【0015】シート12の有無は、図1に示すように筐
体4のシート経路に配置したマイクロスイッチ28によ
って検出され、シート12の終端部がマイクロスイッチ
28を通過したときにマイクロスイッチ28がオフとな
り、制御部22がカッティング処理を中止する。制御部
22には、シート残量判定部22aが設けられており、
図4に示す手順によってカッティング処理前にシートの
残量を検査する。
【0016】先ず、キーボード装置21から文字や図形
等のデータが入力されると(ステップ101)、制御部
22は入力データをカッティング処理を実行するための
ベクトルデータに展開する(ステップ102)。そし
て、生成されたベクトルデータからカッティング処理に
必要なシート12の長さを算出し(ステップ103)、
カッティング実行指令の待機状態となる(ステップ10
4)。そして、カッティング実行指令が入力されると、
マイクロスイッチ28の状態を読み(ステップ10
5)、シート12が終端まで送出された状態、或いはシ
ート12が未装填の場合は表示装置23にシート交換等
のメッセージを表示し(ステップ106)、処理を終了
する(ステップ111)。
【0017】また、シート12が装着されている場合
は、ステップ105からステップ107に進み、X軸モ
ータ9を駆動してシート12を繰出す。そして、送出長
がステップ103において求めた算出値に達するまで繰
出しを継続し(ステップ108)、送出値が算出値と一
致したときにX軸モータ9を停止(ステップ109)す
る。そして、カッティング処理を実行(ステップ11
0)するが、この処理ステップは、シート12を停止し
た位置からX軸モータ9を逆転駆動してシート12を後
退させつつ、既に繰出した範囲内で文字等を切抜くか、
或いは一旦繰出したシート12を再び等距離逆行させて
先端部位から処理を開始する方法の何れであってもよ
く、カッティング処理完了時点で終了する(ステップ1
11)。
【0018】一方、シート12の送出長が算出値に達す
る以前に、マイクロスイッチ28によりシート12の終
端が検出されたときはステップ105からステップ10
6へ進み、前述したようにシート交換等のメッセージを
表示して終了する。尚、シート残量判定部22aはハー
ドウェア或いはソフトウェアの何れによっても構成でき
ることは当然である。また、本考案は、本考案の精神を
逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、
本考案がそれらの改変されたものに及ぶことは当然であ
る。
【0019】
【考案の効果】この考案は、上記一実施例において詳述
したように、カッティング処理を実行する前に予めシー
トの残量を確認し、入力文字列等のカッティング処理に
必要な長さのシートが残存していない場合はカッティン
グ処理を開始しない。従って、従来のカッティングプロ
ッタとは異なり、残存しているシートをこのシートに適
合する長さの他の文字データ等に利用でき、無駄の発生
が可及的に防止されるとともに、中断されたカッティン
グ処理を再度反復する手間も省略でき、運転経費の削減
及び作業能率の向上に寄与する実用的価値ある考案であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】カッティングプロッタのシート送り装置とカッ
ティングツール駆動装置を示す要部正面図。
【図2】図1に示す部位の平面図。
【図3】カッティングプロッタの機能ブロック図。
【図4】本考案のシート残量確認制御のフローチャー
ト。
【符号の説明】
1 カッティングプロッタ 2 カッティングツール駆動装置 3 シート送り装置 9 X軸モータ 12 シート 12a シートロール 16 Y軸モータ 17 Z軸アクチュエータ 18 カッティングツール 22 制御部 22a シート残量判定部 23 表示装置 28 マイクロスイッチ
フロントページの続き (72)考案者 下田 貢 東京都中央区日本橋箱崎町6番6号 マ ックス株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−22266(JP,A) 特開 平7−171792(JP,A) 特開 平6−278938(JP,A) 実開 平3−66949(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B26D 5/00 B26D 5/20

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塩化ビニル樹脂等のシートをシート送り
    装置によってX方向へ移動し、カッティングツール駆動
    装置によってカッティングツールをY方向並びにZ方向
    へ駆動して文字や図形等を切抜くカッティングプロッタ
    に於て、入力された文字や図形等の表示に要するシート
    長を算出する手段と、前記シートの送出長を検出する手
    段と、前記シートの終端を検出する手段と、カッティン
    グ実行指令に応じて前記シート送り装置を制御してシー
    トを送出する手段と、前記算出値と送出長とを比較する
    手段と、前記算出値と送出長とが一致したときに前記シ
    ートを停止し、送出された範囲内でカッティング処理を
    実行するとともに、前記送出長が算出値に達する以前に
    前記シートの終端が検出されたときは、カッティング処
    理の実行を禁止する制御手段を設けたことを特徴とする
    カッティングプロッタ。
JP1993070624U 1993-12-28 1993-12-28 カッティングプロッタ Expired - Lifetime JP2577372Y2 (ja)

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JPH0740094U JPH0740094U (ja) 1995-07-18
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JP2002301690A (ja) * 2001-03-30 2002-10-15 Max Co Ltd カッティングマシン
US20070034061A1 (en) * 2005-07-14 2007-02-15 Robert Workman Electronic paper cutting apparatus and method for cutting
JP7231202B2 (ja) * 2019-01-24 2023-03-01 Acs株式会社 カッティング装置

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