JP2576873Y2 - シャッタカーテンの係着装置 - Google Patents

シャッタカーテンの係着装置

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JP2576873Y2
JP2576873Y2 JP1991017009U JP1700991U JP2576873Y2 JP 2576873 Y2 JP2576873 Y2 JP 2576873Y2 JP 1991017009 U JP1991017009 U JP 1991017009U JP 1700991 U JP1700991 U JP 1700991U JP 2576873 Y2 JP2576873 Y2 JP 2576873Y2
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JP
Japan
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shutter curtain
end plate
winding shaft
shutter
holding portion
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JP1991017009U
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JPH04108795U (ja
Inventor
全 田中
正明 田部
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Bunka Shutter Co Ltd
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Bunka Shutter Co Ltd
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、建物用シャッタのシャ
ッタカーテン係着装置、特にシャッタカーテンの材質が
メッシュ材或はキャンバス等屈撓自在で且局部的荷重が
加わることが好ましくないものを係着する為の係着装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建物用シャッタのシャッタカーテンとし
ては、金属製の板を曲げ加工して成形したスラットを屈
曲自在に連結したものが一般的である。斯かるシャッタ
カーテンを巻取シャフトに係着する場合は、最上端のス
ラットをボルトにより直接巻取シャフトに固定するか、
或はスラットを所要長さに切断した吊元金具等を最上端
のスラットに連結して、該吊元金具を巻取ドラムに固定
する等していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】近年では商品価値の向
上が望まれ、更に顧客の要望が多様化し、又使用される
材質も多様化している。建物用シャッタのシャッタカー
テンに於いても材質、形態の多様化が進んでおり、メッ
シュ材質のもの、キャンバス等屈撓自在なものも採用さ
れつつある。
【0004】ところが、上記した従来のシャッタカーテ
ン係着方法は、シャッタカーテン即ち該シャッタカーテ
ンを構成するスラットが係着に必要な充分な強度を有し
ており、上記係着方法もスラットが強度を有することを
前提としたものである。
【0005】シャッタカーテンをボルトにより直接巻取
シャフトに固着する上記従来の係着方法では、メッシュ
材質のシャッタカーテン、キャンバス等の材質のシャッ
タカーテンはシャッタカーテン自体に剛性がない為、
ャッタカーテンが巻取られる以前の吊下げ状態を考える
シャッタカーテンの自重はボルト周辺に集中して作用
する。従って、剛性のないシャッタカーテンを複数の点
で吊下げたと同様となり、ボルト周辺部に局部的荷重が
作用する。メッシュ材質のシャッタカーテン、キャンバ
ス等の材質のシャッタカーテンでは局部的荷重が作用す
ると変形、破断を生ずるので、上記した従来の手法では
シャッタカーテンを巻取シャフトに係着することができ
ない。
【0006】本考案は、斯かる実情に鑑みメッシュ材
質、キャンバス等の材質等局部的な荷重を嫌う材質のシ
ャッタカーテンを適正且確実に巻取シャフトへ係着する
ことのできる係着装置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、屈撓自在の
ャッタカーテンの厚み分の隙間がく様に折返されて
形成され、シャッタカーテン全幅に亘る長さの把持部を
有する吊元金具を備え、シャッタカーテン上端に端板保
持部を設け、該端板保持部に端板を設け、該端析を前記
端板保特部と共に折返して前記吊元金具把持部に挿入
し、該吊元金具を介してシャッタカーテンの巻取シャフ
トに係着することを特徴とするものである。
【0008】
【作用】シャッタカーテン係着後のシャッタカーテンが
巻取られる以前の吊下げられた状態ではシャッタカーテ
ンの折返し部にシャッタカーテンの自重が均等に作用
し、又シャッタカーテンを巻込むと、巻込んだシャッタ
カーテンによりシャッタカーテンの係着部が締付けら
れ、シャッタカーテンの係着はより確実となる。
【0009】
【実施例】以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明
する。
【0010】図1は本実施例に係る係着装置を用いて屈
撓自在なシャッタカーテン1を係着した状態の断面を示
しており、該実施例に於ける吊元金具2を、図2、図3
で示す。又、以下の説明は、シャッタカーテン1がメッ
シュ材質である場合について説明する。
【0011】シャッタカーテン1の上端には大径のコイ
ルを偏平に成形した端板保持具3をシャッタカーテーン
1全幅に亘って取付け、該端板保持具3に端板4を挿入
する。
【0012】シャッタカーテン1の上端は、前記端板
4、前記端板保持具3を介して前記吊元金具2に取付け
られる。
【0013】該吊元金具2はシャッタカーテン1の全幅
に亘る長さを有し、更に幅と厚み分の間隙が明く様に折
返されたシャッタカーテン把持部5と金属製の板を折曲
げ成形したジョイント部7から成り、該ジョイント部7
は一般的なシャッタカーテンのスラット6に連結可能で
あると共に前記把持部5とジョイント部7とがボルト・
ナット等所要の締結具8によって結合した構成を有す
る。勿論、把持部5とジョイント部7とは一体に成形す
ることも可能である。
【0014】シャッタカーテン1を前記吊元金具2に取
付けるには、前記端板保持具3を端板4と共に前記把持
部5に挿入し、更に折返す。
【0015】前記ジョイント部7には、略巻取シャフト
9の1巻分となる様スラット6を連結する。
【0016】シャッタカーテン1を巻取シャフト9に係
着するには、上述した様に係着装置を介して行う。
【0017】最端のスラット6をボルト10により巻
取シャフト9に固定する。巻取シャフト9に巻取られる
以前の状態では前記シャッタカーテン1は前記係着装置
の吊元金具2を介して吊下げられた状態となり、シャッ
タカーテン1の自重は上端の折曲げ部に均等に作用し、
シャッタカーテン1の端部に局部的な荷重が発生するこ
とはない。次に、シャッタカーテン1を巻込んで行く。
ここで吊元金具2に略1巻分のスラット6を連結したの
は、巻取った際に断面形状が略円形となる様にする為で
ある。
【0018】スラット6群の1巻後、更に2巻程度シャ
ッタカーテン1を巻取るとシャッタカーテン1の巻取シ
ャフト9への係着が完了する。シャッタカーテン1の端
部を吊元金具2へ挿入して折返しただけであるが、シャ
ッタカーテン1を更に巻込むことにより、シャッタカー
テン1の締付力が、シャッタカーテン1の巻取シャフト
9への係着を確実とする。
【0019】而して、シャッタカーテン1の巻取シャフ
ト9への係着は、シャッタカーテン1の先端部を折返し
て挿入した吊元金具2を介して巻取シャフト9に取付け
られ、更にシャッタカーテン1自体の締付け力により確
実に行われる。従って、係着部、吊元端を損傷させるこ
とがない。
【0020】尚、シャッタカーテン1の材質がキャンパ
ス等であった場合、シャッタカーテン1の吊元端を折返
して筒状に縫込み端板保持部を形成し、該端板保持部に
端板4を挿入後、前記したと同様の手順で取付ければよ
い。
【0021】
【考案の効果】以上述べた如く本考案によれば、メッシ
ュ材質、キャンバス等の材質のシャッタカーテンの重量
が全幅で支持される構成で巻取シャフトに係着されるの
で、シャッタカーテンに局部的な荷重が作用することが
なく、吊元部に何等損傷を与えることなく、確実且安全
に巻取シャフトに係着することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す断面図である。
【図2】該実施例の吊元金具の側面図である。
【図3】同前正面図である。
【符号の説明】
1 シャッタカーテン 2 吊元金具 5 シャッタカーテン把持部 9 巻取シャフト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E06B 9/171 E06B 9/60

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屈撓自在のシャッタカーテンの厚み分
    の隙間がく様に折返されて形成され、シャッタカーテ
    ン全幅に亘る長さの把持部を有する吊元金具を備え、シ
    ャッタカーテン上端に端板保持部を設け、該端板保持部
    に端板を設け、該端板保持部を前記端板と共に折返して
    前記吊元金具把持部に挿入し、該吊元金具を介してシャ
    ッタカーテンの巻取シャフトに係着することを特徴とす
    るシャッタカーテンの係着装置。
JP1991017009U 1991-03-01 1991-03-01 シャッタカーテンの係着装置 Expired - Lifetime JP2576873Y2 (ja)

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JPH04108795U JPH04108795U (ja) 1992-09-21
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