JP2576744B2 - 液液接触塔 - Google Patents

液液接触塔

Info

Publication number
JP2576744B2
JP2576744B2 JP4253036A JP25303692A JP2576744B2 JP 2576744 B2 JP2576744 B2 JP 2576744B2 JP 4253036 A JP4253036 A JP 4253036A JP 25303692 A JP25303692 A JP 25303692A JP 2576744 B2 JP2576744 B2 JP 2576744B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
dividing plate
flow dividing
heavy
tower
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4253036A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0655063A (ja
Inventor
喬 中山
洋 海野
康之 坂倉
潔 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NITSUKI KK
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
NITSUKI KK
Mitsubishi Chemical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NITSUKI KK, Mitsubishi Chemical Corp filed Critical NITSUKI KK
Priority to JP4253036A priority Critical patent/JP2576744B2/ja
Priority to DE69213388T priority patent/DE69213388T2/de
Priority to EP92118498A priority patent/EP0541005B1/en
Priority to ES92118498T priority patent/ES2091992T3/es
Priority to US07/970,132 priority patent/US5393429A/en
Priority to BR929204297A priority patent/BR9204297A/pt
Publication of JPH0655063A publication Critical patent/JPH0655063A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2576744B2 publication Critical patent/JP2576744B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D11/00Solvent extraction
    • B01D11/04Solvent extraction of solutions which are liquid
    • B01D11/0426Counter-current multistage extraction towers in a vertical or sloping position
    • B01D11/043Counter-current multistage extraction towers in a vertical or sloping position with stationary contacting elements, sieve plates or loose contacting elements
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S210/00Liquid purification or separation
    • Y10S210/05Coalescer

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Extraction Or Liquid Replacement (AREA)
  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二種の液をその比重差
を利用して連続的に向流接触させる液液接触装置の改良
に関する。 石油精製、石油化学、石炭化学、原子力工
業そのほか種々のプロセス工業において必要な分離技術
のひとつである液液抽出の操作を行なうために、液液接
触装置は重要である。
【0002】
【従来の技術】連続式向流液液接触装置としては、多数
のタイプの装置が考案されている。その中でも工業的に
広く使用されているものには、多孔板塔、充填塔、バッ
フル塔のような非撹拌式のものと、回転円板塔、Old
shue−Rushton塔、脈動抽出塔、往復動抽出
塔のような撹拌式のものとがある。
【0003】液液接触装置に要求される性能は、処理
量が多いこと、スカムの発生に対して、それが装置内
に蓄積しにくい構造であること、メンテナンスが容易
なこと、などである。 主要な用途である抽出に関して
いえば、さらに、抽出効率が高いこと、がもちろん肝
要である。
【0004】従来の装置についてこれらの点を検討する
と、多孔板塔および充填塔は、スカムを生じる系を対象
に使用したとき、スカムが蓄積して閉塞を起こしやすい
という欠点がある。 バッフル塔はさらに、ディスクア
ンドドーナツ型、サイドバイサイド型、センターバイサ
イド型に分かれ、いずれも液通過断面が大きいためスカ
ムの蓄積や閉塞に悩まされることはないが、抽出効率は
低い。 回転円板塔をはじめとする撹拌式の装置は、抽
出効率が比較的高く、閉塞のおそれもないが、機械的な
回転運動部分があり装置費が高い上に、メンテナンスも
面倒である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、建設
費が嵩まずメンテナンスも容易な非撹拌式の液液接触装
置において、スカムの発生が問題にならず、抽出効率の
高いものを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の液液接触装置
は、図1ないし図3に例示するように、塔(1)の上部
から重液を供給し下部から軽液を供給して、一方が分散
相、他方が連続相となる両液を塔内で連続的に向流接触
させるタイプの液液接触塔において、塔内を横断して水
平に拡がり、複数のスリットおよび(または)孔からな
り軽液と重液とがともに通過する液流路(3)を有する
分流板(2)と、分流板の液流路を重力的に覆うように
拡がり、その周囲と塔内壁との間に軽液と重液とがとも
に通過する液流路(5)を有し、その流路開口面積比が分
流板のそれよりも大であるじゃま板(4)とを、上下に
適宜の間隔をもって交互に配置してなり、分流板により
分散層が滞留し合一層を形成するようにした装置であ
る。
【0007】図1において、符号(6)は重液入口、
(7)は軽液出口、(8)は重液出口、(9)は軽液入
口である。
【0008】分流板の液流路の形状とじゃま板の形状と
は、図2および図3に示した例のほかに、多くの態様が
可能である。 それらを、図4ないし図9に示す。 各
図において、左側は分流板、右側はそれに対応するじゃ
ま板である。
【0009】液流路(3)の寸法は、塔全体の大きさや
接触させる液の比重差、粘度などの因子によっても異な
るが、スリットである場合、その幅は5〜150mmの範
囲からえらぶとよい。 好適な幅は、10〜30mmであ
る。 孔の場合、直径10〜150mmの円が適当であ
る。 好適な大きさは、直径15〜30mmである。 も
ちろん円孔に限らず、三角形、正方形、星形そのほか任
意の形状の孔とすることができる。
【0010】分流板の開口面積は、上記いずれの場合
も、塔内の横断面積に対して10〜40%の比率が適当
である。 好ましいのは、20〜35%である。
【0011】じゃま板が分流板の液流路を重力方向に覆
うとは、塔内に配置したときのじゃま板の垂直投影面内
に液流路が含まれるということを意味する。 図2にお
いて、図3のじゃま板を分流板上に投影すると、破線を
もって示したとおりになる。
【0012】分流板とじゃま板との間隔は、やはり塔の
寸法や接触させる液の物性によって一律でないが、通常
は30〜500mmが適当であり、好ましい範囲は50〜
200mmである。
【0013】この塔で液液接触を行なうときの運転条件
は、むろん両液の比重差や粘度などにより決定される
が、そのひとつである供給率は、重液と軽液の合計空塔
速度にして0.2〜2cm/秒が適当である。
【0014】本発明の液液接触塔において接触させる軽
液および重液は、相互溶解度が低く分離可能なものの組
み合わせであれば任意のものであってよいが、好ましい
軽液と重液の例を以下に挙げる。
【0015】軽液の一成分として好適に用いられるもの
は、酢酸エステル、アクリル酸エステルおよびメタクリ
ル酸エステルから選ばれる。 これらは、炭素数1〜1
0のアルキルアルコールと、酢酸、アクリル酸またはメ
タクリル酸とから、エステル合成反応やエステル交換反
応によって得られるエステル類である。 具体的には、
酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸イソブチル、酢酸アミ
ル、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸
ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸オ
クチル、アクリル酸ノニル、メタクリル酸ブチル、メタ
クリル酸2−エチルヘキシルなどである。
【0016】酢酸エステル、アクリル酸エステル、メタ
クリル酸エステルを製造するエステル合成は、一般に、
酢酸、アクリル酸、メタクリル酸とアルコールとを、硫
酸やパラトルエンスルホン酸、メタンスルホン酸などを
触媒として反応させることによって行なう。 上記のよ
うに、本発明で好適に用いられる軽液はエステルが主で
あるが、そのエステルの製造工程で使用された原料(ア
ルコールおよび酢酸、アクリル酸、メタクリル酸など)
や、エステル化反応に用いた触媒、エステル化反応の副
生物を含んでいてもよい。 さらには、エステルの製造
工程でエステル化反応器から出てくるエステル化反応液
も軽液として扱うことができる。
【0017】重液として好適に用いられるものは、酢
酸、アクリル酸、メタクリル酸の少なくとも1種を含む
水溶液、カセイソーダなどのアルカリ性の物質を含む水
に溶かした溶液、水そのものが挙げられる。
【0018】
【作用】軽液が分散相である場合に例をとれば、この液
液接触塔内では、図10に示すような様相で重液(H)と
の接触が行なわれる。 すなわち、軽液入口(9)から
塔(1)内に入った軽液(L)は、最下段の分流板(2A)
の液流路(3A)により数個の流れに分けられて重液
(H)中を柱状体(L1)となって上昇するとともに、その
過程で団子状にちぎられて液滴(L2)となって上昇す
る。 この液滴は、じゃま板(4A)に衝突して横方向に
流れ、じゃま板の縁から再び液滴(L2)となって上方に
向う。 上昇する液滴は、次段の分流板(2B)の下で
滞留している間に合一して合一層(L3)を形成し、再び
次段の分流板(2B)を通るときに柱状体となって上方
に向かい、その過程で団子状にちぎられて液滴(L2)と
なって上昇し、以下、上記の過程を繰り返す。
【0019】上記の液滴(L2)が分流板(2B)の下部
で合一層(L3)を形成する模様は、図11に示すとおり
である。 すなわち、多数の液滴(L2)が集合して液滴
累積層を形成し、この液滴どうしの接触合体により合一
が促進され、合一層(L3)が形成される。
【0020】このようにして、分流板の流路を通って上
昇する柱状体の形成と、その上昇過程で団子状にちぎれ
て形成される液滴への分散とにより軽液相の表面が更新
され、重液との接触による抽出が進む。 続く滞留層の
形成により、液滴中の成分が均一化される。 その繰り
返しにより、抽出が効率よく行なわれる。
【0021】重液の方が分散相である場合は、液柱や液
滴の「上昇」を「下降」に置き換えて理解すればよいこ
とは、いうまでもない。 具体例に関して後に再度述べ
る。
【0022】
【実施例】以下の比較例1,2および実施例1において
は、いずれも酢酸濃度34%(重量)の廃酢酸水溶液
(以下、「原料」とよぶ)から、酢酸を、酢酸エチル
(「溶剤」とよぶ)で抽出する液液抽出操作を行なっ
た。
【0023】〔比較例1〕抽出装置として、内径100
mmのガラス製多孔板抽出塔内に、孔径6mm、孔数4個の
多孔板を、段間隔150mmで段数5段設けたものを用い
た。 原料が重液、溶剤が軽液であって、後者を分散相
として、溶剤比(溶剤/原料)を1.8/1.0(重
量)にえらび、温度30℃、常圧下で液液接触を行なっ
た。
【0024】原料供給量45kg/Hr、溶剤(酢酸濃度0
%)供給量81kg/Hrのとき、抽残液は流量33.8kg
/Hr、酢酸濃度17.5%、水濃度72.9%であっ
た。供給量を増大し、原料56kg/Hr、溶剤101kg/
Hrとしたとき、フラッディングが発生した。
【0025】次に、多孔板の孔数を増し、孔径6mmの孔
を8個としたものを用いて抽出操作を行なった。 原料
45kg/Hr、溶剤81kg/Hrのとき、抽残液は流量3
4.6kg/Hr、酢酸濃度19.5%、水濃度71.0%
であった。 供給量を増大し、原料56kg/Hr、溶剤1
01kg/Hrとしたとき、上記と同様にフラッディングが
発生した。
【0026】液液平衡計算を行なって平均段効率を求め
た。 その値を、抽出率とともに表1にまとめて示す。
なお、孔数がそれぞれ4個と8個の多孔板を用い、原
料45kg/Hr、溶剤81kg/Hrで連続運転を行なった
が、スカムが経時的に蓄積し、どちらも30時間後には
継続運転が困難となった。
【0027】 表1 供給量kg/Hr 孔数4 孔数8 (空塔速度cm/s) 抽出率 段効率 抽出率 段効率 原 料 溶 剤 % % % % 45 81 61 14 56 12 (0.16) (0.32) 56 101 フラッディング 同 左 (0.20) (0.40) 〔比較例2〕抽出装置として、ディスクアンドドーナツ
型バッフル塔を用いた。 塔内径は同じく100mm、デ
ィスク外径80mm、ドーナツ内径70mm、ディスクとド
ーナツの間隔は75mm、ディスクとディスクとの間隔は
150mmであり、段数5段(ディスクとドーナツ1組で
1段とする)である。 多孔板塔ではフラッディングを
生じた供給速度、すなわち原料56kg/Hr、溶剤101
kg/Hrでも支障なく操業できたが、抽残液は流量45.
4kg/Hrで酢酸濃度21.3%、水濃度68.7%であ
って、抽出率、段効率とも、表2に示すように多孔板よ
り低かった。なお、供給量を原料81kg/Hr、溶剤14
6kg/Hrに増大したとき、フラッディングが生じた。
【0028】 表2 供給量kg/Hr (空塔速度cm/s) 抽出率 段効率 原 料 溶 剤 % % 56 101 49 10 (0.20) (0.40) 81 146 フラッディング (0.29) (0.57) 〔実施例1〕図2および図3に示した形状の分流板およ
びじゃま板をそなえた抽出装置を使用した。 分流板の
スリットは幅18mm、長さ約80mmで、分流板の液流路
の開口部面積比は30%であり、じゃま板のそれは40
%、分流板とじゃま板の間隔およびじゃま板と次の分流
板との間隔は、ともに75mm、段数(分流板とじゃま板
の1組を1段とする)5である。
【0029】供給量が原料56kg/Hr、溶剤101kg/
Hrのとき、抽残液は流量39.8kg/Hrで、酢酸濃度1
4.2%、水濃度76.6%であった。 原料81kg/
Hr、溶剤146kg/Hrのとき、抽残液の酢酸濃度12.
1%、水濃度79.1%であった。 効率は表3に示す
値である。 スカムは多少発生したが、長時間運転して
も蓄積は認められなかった。
【0030】 表3 供給量kg/Hr (空塔速度cm/s) 抽出率 段効率 原 料 溶 剤 % % 56 101 64 15 (0.20) (0.40) 81 146 66 16 (0.29) (0.57) 本発明の装置を用いれば、高い供給速度において高い効
率をもって抽出を行なえることが、上のデータから明ら
かである。
【0031】透明な塔内での液の挙動を観察することに
より、つぎのことがわかった。 すなわち、ディスクア
ンドドーナツ塔では分散相である軽液の液滴は比較的小
径になり、上昇の速度が遅く、かつ途中で合一したり分
散したりする率が低い。 一方、本発明では分流板にお
いて分流する液は、当初の柱状体がちぎれて大きな液滴
となって上昇し、じゃま板に衝突した後、次段の分流板
の下部で液滴が合一する。 そして合一した液が分流し
て再び大きな液滴となり、上記した合一および分散を繰
り返す。 液滴が大きいことは接触効率の点からはマイ
ナスであるが、液滴の分散、合一の繰り返し回数が多い
ため、全体として抽出の効率が高くなると考えられる。
これが、比較例2のディスクアンドドーナツ型抽出塔
と比較して本発明の方がすぐれている理由と解される。
また、液滴が大きいことは、分散相と連続相の両方の
空塔速度を高くすることを可能にする。 分散相の合一
による均一相が分流板の全断面にわたって形成されるう
え、分散相も連続相も、プラグフローに近い流れ方をす
る。 そのため塔径を増大しても軸混合を抑制すること
ができ、接触効率の低下を防ぐことができる。 従っ
て、この装置はスケールの大小による性能の差が小さ
い。
【0032】〔実施例2〕メタクリル酸とn−ブチルア
ルコールとを反応させてメタクリル酸ブチルを合成し
た。 ブチルアルコールとメタクリル酸との比率を1.
2として混合し、エステル化触媒として、パラトルエン
スルホン酸を反応原料中に0.75%(重量)となるよう
に加えた。 エステル化反応器に原料を仕込み、スチー
ムで加熱し、反応器の圧力を調整することによって、反
応温度が100℃になるようにした。エステル化反応で
生成する水を留去し、反応が完結するまで加熱を続け
た。
【0033】反応液を抜き出し、ガスクロマトグラフィ
ーにより分析した結果、反応後の液の組成はメタクリル
酸ブチル89.5%(重量)、ブチルアルコール9.9
%、メタクリル酸0.5%であって、メタクリル酸の転
化率は99%であった。さらに液クロマトグラフィーで
パラトルエンスルホン酸を分析した結果、0.82%で
あった。
【0034】この反応液を軽液として用い、重液として
水を用いて、液液接触によるパラトルエンスルホン酸の
抽出を行なった。 抽出装置は、実施例1と同じものを
使用した。 供給量は、軽液である上記反応液183kg
/Hr、重液である水は54kg/Hrであった。
【0035】抽出後の軽液中に残ったパラトルエンスル
ホン酸の濃度は0.15%で、抽出率は82%であっ
た。 この数値から液液平衡にもとづいて効率を計算し
たところ、23%であった。 長時間の運転を続けて
も、スカムの蓄積による効率の低下はないことが確認さ
れた。
【0036】〔比較例3および4〕実施例2と同じ軽液
と重液の組み合わせについて、多孔板塔(比較例3)お
よびバッフル塔(比較例4)を用いた抽出を行なった。
その結果を、実施例2のデータとともに表4に示す。
【0037】 表4 供給量 kg/Hr (空塔速度cm/s) 抽出率 段効率 軽液 重液 % % 実施例2 183 54 (0.74) (0.19) 82 23 比較例3 100 23 71 20* (0.41) (0.08) 比較例4 98 29 61 17 (0.40) (0.10) 1.64 49 フラッディング (0.67) (0.17) *31時間の連続運転によりスカムが蓄積し、段効率が低下した。
【0038】
【発明の効果】本発明の液液接触装置は、分流板からつ
ぎの分流板までの間で液滴の分散と合一が確実に行なわ
れるから、液液接触効率が高い。
【0039】分散板の液流路を通過した後に形成される
液滴径が大きく、液供給量を大きくできるので、小さな
塔径の装置で多量の処理ができる。
【0040】各分流板ごとに分散相を合一させて均一相
を形成させるため、分散相および連続相の軸混合を抑制
でき、従って装置を大型化しても抽出効率が低下する心
配がない。
【0041】さらにこの装置においては、スカムの蓄積
が少なく、スカムによる閉塞のおそれはない。 上記の
効果に加えて、機械的な撹拌部分をもたないためメンテ
ナンスが容易であるという利益が、もちろん得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の液液接触装置の一例について、全体
の構造を示す縦断面図。
【図2】 図1の装置のI−I方向横断面図。
【図3】 図1の装置のII−II方向横断面図。
【図4】 本発明の装置に使用する分流板とじゃま板
の、別の例を示す平面図。
【図5】 図4と同様な図。
【図6】 図4と同様な図。
【図7】 図4と同様な図。
【図8】 図4と同様な図。
【図9】 図4と同様な図。
【図10】 本発明の装置の作用を説明するための、使
用状態における一部の拡大縦断面図。
【図11】 本発明の装置の作用に関し、合一層が形成
される模様を説明する図。
【符号の説明】
1 液液接触塔 2(2A,2B) 分流板 3,5 液流路 4(4A) じゃま板 6 重液入口 7 軽液出口 8 重液出口 9 軽液入口 L 軽液(分散相) L1 柱状体 L2 液滴 L3 合一層 H 重液(連続相)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂倉 康之 三重県四日市市東邦町1番地 三菱油化 株式会社四日市事業所内 (72)発明者 高橋 潔 三重県四日市市東邦町1番地 三菱油化 株式会社四日市事業所内 (56)参考文献 特開 昭48−60081(JP,A)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塔の上部から重液を供給し下部から軽液
    を供給して、一方が分散相、他方が連続相となる両液を
    塔内で連続的に向流接触させるタイプの液液接触塔にお
    いて、塔内を横断して水平に拡がり、複数のスリットお
    よび(または)孔からなり軽液と重液とがともに通過す
    る液流路を有する分流板と、分流板の液流路を重力方向
    に覆うように拡がり、その周囲と塔内壁との間に軽液と
    重液とがともに通過する液流路を有し、その流路開口面
    積比が分流板のそれよりも大であるじゃま板とを、上下
    に適宜の間隔をもって交互に配置してなり、分流板によ
    り分散相が滞留し合一層を形成するようにした液液接触
    塔。
  2. 【請求項2】 前記のスリットが幅5〜150mm、好ま
    しくは10〜30mmであり、前記の孔が直径10〜15
    0mm、好ましくは15〜30mmである請求項1の液液接
    触塔。
  3. 【請求項3】 分流板の開口面積比が10〜40%、好
    ましくは20〜35%である請求項1の液液接触塔。
  4. 【請求項4】 分流板とじゃま板との間隔が30〜50
    0mm、好ましくは50〜200mmである請求項1の液液
    接触塔。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の液液接触塔を使用し
    て、重液と軽液の合計空塔速度0.2〜2cm/秒の条件
    で実施する液液接触方法。
  6. 【請求項6】 前記の軽液が、酢酸エステル、アクリル
    酸エステルおよびメタクリル酸エステルから選んだエス
    テルを主成分とする液であり、前記の重液が、酢酸、ア
    クリル酸およびメタクリル酸の少なくとも1種を含む水
    溶液もしくはアルカリ水溶液、および水から選んだ液で
    ある請求項5の液液接触方法。
JP4253036A 1991-11-05 1992-09-22 液液接触塔 Expired - Lifetime JP2576744B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4253036A JP2576744B2 (ja) 1991-11-05 1992-09-22 液液接触塔
DE69213388T DE69213388T2 (de) 1991-11-05 1992-10-29 Flüssig-flüssig-Kontaktapparat
EP92118498A EP0541005B1 (en) 1991-11-05 1992-10-29 Liquid-liquid contactor
ES92118498T ES2091992T3 (es) 1991-11-05 1992-10-29 Contactor liquido-liquido.
US07/970,132 US5393429A (en) 1991-11-05 1992-11-02 Liquid-liquid contactor
BR929204297A BR9204297A (pt) 1991-11-05 1992-11-05 Contactor liquido-liquido e processo de contato liquido-liquido

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28855491 1991-11-05
JP3-288554 1991-11-05
JP4253036A JP2576744B2 (ja) 1991-11-05 1992-09-22 液液接触塔

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0655063A JPH0655063A (ja) 1994-03-01
JP2576744B2 true JP2576744B2 (ja) 1997-01-29

Family

ID=26541008

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4253036A Expired - Lifetime JP2576744B2 (ja) 1991-11-05 1992-09-22 液液接触塔

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5393429A (ja)
EP (1) EP0541005B1 (ja)
JP (1) JP2576744B2 (ja)
BR (1) BR9204297A (ja)
DE (1) DE69213388T2 (ja)
ES (1) ES2091992T3 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103599740A (zh) * 2013-11-28 2014-02-26 临沂远博化工有限公司 一种硝基甲烷合成反应塔

Families Citing this family (40)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5500116A (en) * 1993-07-19 1996-03-19 Jgc Corporation Liquid-liquid contactor
ATE265871T1 (de) * 1993-07-30 2004-05-15 Aruba Internat Pty Ltd Plasmadelipidationssystem
AUPN030794A0 (en) 1994-12-22 1995-01-27 Aruba International Pty Ltd Discontinuous plasma or serum delipidation
US5641462A (en) * 1995-07-12 1997-06-24 University Of Utah Continuous solvent extraction with bottom gas injection
AU2394397A (en) * 1997-04-07 1998-10-30 Claude Charzat Process and apparatus for a mixture resolution
US6056128A (en) * 1998-08-04 2000-05-02 Glasgow; James A. Coalescer with removable cartridge
US7439052B2 (en) * 2000-06-29 2008-10-21 Lipid Sciences Method of making modified immunodeficiency virus particles
AUPQ846900A0 (en) * 2000-06-29 2000-07-27 Aruba International Pty Ltd A vaccine
US7407662B2 (en) 2000-06-29 2008-08-05 Lipid Sciences, Inc. Modified viral particles with immunogenic properties and reduced lipid content
US20090017069A1 (en) * 2000-06-29 2009-01-15 Lipid Sciences, Inc. SARS Vaccine Compositions and Methods of Making and Using Them
US7407663B2 (en) * 2000-06-29 2008-08-05 Lipid Sciences, Inc. Modified immunodeficiency virus particles
US6471865B1 (en) * 2000-10-25 2002-10-29 Fina Technology, Inc. Solvent exchange column and a method of use therefor
US20030127386A1 (en) * 2001-06-25 2003-07-10 Bomberger David C. Hollow fiber contactor systems for removal of lipids from fluids
US20060060520A1 (en) * 2001-06-25 2006-03-23 Bomberger David C Systems and methods using a solvent for the removal of lipids from fluids
AU2002322284A1 (en) * 2001-06-25 2003-01-08 Lipid Sciences, Inc. Systems and methods using multiple solvents for the removal of lipids from fluids
US20030104350A1 (en) * 2001-06-25 2003-06-05 Bomberger David C. Systems and methods using a solvent for the removal of lipids from fluids
US6991727B2 (en) * 2001-06-25 2006-01-31 Lipid Sciences, Inc. Hollow fiber contactor systems for removal of lipids from fluids
WO2004017946A1 (en) * 2002-08-26 2004-03-04 Lipid Sciences, Inc. Treating alzheimers using delipidated protein particles
ES2715496T3 (es) * 2003-07-03 2019-06-04 Hdl Therapeutics Inc Métodos y aparatos para crear derivados de partículas de HDL con un contenido reducido de lípidos
US7393826B2 (en) * 2003-07-03 2008-07-01 Lipid Sciences, Inc. Methods and apparatus for creating particle derivatives of HDL with reduced lipid content
US6960803B2 (en) * 2003-10-23 2005-11-01 Silicon Storage Technology, Inc. Landing pad for use as a contact to a conductive spacer
EP1685852A1 (en) * 2005-02-01 2006-08-02 Fondation pour la Recherche Diagnostique Set of disposable bags for viral inactivation of biological fluids
JP5030567B2 (ja) * 2005-12-27 2012-09-19 信越化学工業株式会社 セルロースエーテルの製造方法
RU2446872C2 (ru) * 2007-08-16 2012-04-10 ДжейДжиСи КОРПОРЕЙШН Контактор
JP5410044B2 (ja) * 2007-08-16 2014-02-05 日揮株式会社 接触塔及び処理方法
NO330928B1 (no) * 2009-01-13 2011-08-22 Elkem Solar As Apparat og fremgangsmate for behandling av ublandbare vaesker
CN102276470A (zh) * 2010-06-08 2011-12-14 中国石油化工集团公司 连续逆流硝化芳烃化合物的方法
FR2998190B1 (fr) * 2012-11-20 2015-10-16 Ifp Energies Now Colonne d'extraction liquide liquide comportant deux types de plateaux distincts
US9308470B2 (en) 2013-03-12 2016-04-12 The Chem-Pro Group Llc Liquid-liquid extractor
GB2517226A (en) * 2013-08-12 2015-02-18 Bateman Advanced Technologies Ltd Contacting arrangement
FR3010998B1 (fr) * 2013-09-23 2016-11-25 Arkema France Procede d'extraction liquide - liquide pour la production d'esters acryliques
US20160031770A1 (en) * 2014-07-29 2016-02-04 Honeywell International Inc. Reactor with baffle configuration
CN105903228B (zh) * 2016-06-03 2017-11-14 浙江大学 一种隔壁双层板式环流萃取塔和萃取的方法
US11358878B2 (en) 2016-11-14 2022-06-14 William H. Mitchell, JR. Systems and methods for separating soluble solutions
US10821133B2 (en) 2017-12-28 2020-11-03 Hdl Therapeutics, Inc. Methods for preserving and administering pre-beta high density lipoprotein extracted from human plasma
US11813581B2 (en) 2017-07-14 2023-11-14 3M Innovative Properties Company Method and adapter for conveying plural liquid streams
CN118594035A (zh) 2017-11-22 2024-09-06 Hdl治疗公司 用于对血浆处理系统的流体回路进行灌注的系统和方法
WO2020096768A1 (en) 2018-11-08 2020-05-14 Exxonmobil Research And Engineering Company Species extraction apparatus comprising an additively manufactured matrix structure for using an absorptive liquid on said matrix structure
CA3118714A1 (en) 2018-11-08 2020-05-14 Exxonmobil Research And Engineering Company High surface area solids and application of these solids in methods for enabling liquid-based extraction or enzymatic reactions
CN112156497B (zh) * 2020-09-28 2021-10-12 南方医科大学 一种用于富集痕量分析物的非水互溶两相的液-液电萃取装置及其应用

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2153507A (en) * 1932-02-26 1939-04-04 Standard Oil Dev Co Immiscible liquid countercurrent method and apparatus
US2794711A (en) * 1955-11-17 1957-06-04 Exxon Research Engineering Co Liquid-liquid countercurrent contacting device
US3521756A (en) * 1968-06-17 1970-07-28 Cities Service Athabasca Inc Coalescing vessel
US3658484A (en) * 1969-10-24 1972-04-25 Arthur W Bright Countercurrent contact apparatus
BE779267A (fr) * 1969-11-17 1972-08-11 Rohm & Haas Procede pour accelerer la separation de deux phases liquides dans l'extraction d'acide acrylique aqueux
JPS538663B2 (ja) * 1971-11-30 1978-03-30
US3826740A (en) * 1972-05-30 1974-07-30 W Jewett Method and apparatus for treating multi-phase systems
US3878094A (en) * 1972-11-27 1975-04-15 Fram Corp System for separating hydrocarbons from water
US4305907A (en) * 1978-12-18 1981-12-15 Artisan Industries, Inc. Liquid-liquid extraction apparatus
US4275032A (en) * 1979-07-12 1981-06-23 Uop Inc. Alkylation combined settler-soaker apparatus
US4588563A (en) * 1984-01-13 1986-05-13 Exxon Research And Engineering Co. Cascade sieve tray for extraction and deasphalting
US4982653A (en) * 1987-07-10 1991-01-08 Saddle Vent, Inc. Method and apparatus for ventilating an enclosure accessed by a manhole
HU209706B (en) * 1989-07-20 1994-10-28 Richter Gedeon Vegyeszet Equipment for the contacting of fluids of different density

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103599740A (zh) * 2013-11-28 2014-02-26 临沂远博化工有限公司 一种硝基甲烷合成反应塔
CN103599740B (zh) * 2013-11-28 2015-07-29 临沂远博化工有限公司 一种硝基甲烷合成反应塔

Also Published As

Publication number Publication date
US5393429A (en) 1995-02-28
JPH0655063A (ja) 1994-03-01
EP0541005A3 (en) 1993-11-18
EP0541005B1 (en) 1996-09-04
DE69213388T2 (de) 1997-01-23
BR9204297A (pt) 1993-05-11
DE69213388D1 (de) 1996-10-10
EP0541005A2 (en) 1993-05-12
ES2091992T3 (es) 1996-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2576744B2 (ja) 液液接触塔
JP5410044B2 (ja) 接触塔及び処理方法
US3787479A (en) Process for the continuous transesterification of dicarboxylic acid alkyl esters with diols
CN101328119B (zh) 一种乙酸甲酯的合成工艺方法及其装置
CA2045548A1 (en) Process and apparatus
KR970015558A (ko) (메트) 아크릴산 알킬 에스테르의 연속 제조 방법 및 그를 위한 장치
CN102264687A (zh) 碳酸二烷基酯的制造方法
JP4109784B2 (ja) 蒸気分散装置を有する精製装置
CN101357887A (zh) 一种乙酸乙酯的合成工艺方法及其装置
KR970061851A (ko) (메트) 아크릴산의 알킬 에스테르의 연속 제조 방법
EP0010953B1 (en) Process for the preparation of methacrylic acid esters
CN101367724A (zh) 一种乙酸异丙酯的合成方法及其装置
CN102690185A (zh) 用于水解乙酸甲酯来获得乙酸和醇的反应性蒸馏方法和设备
CN105567300B (zh) 一种溶剂脱沥青抽提塔和溶剂脱沥青的方法
CN111205248A (zh) 一种环氧丙烷精制过程脱酸的方法
EP0566047A2 (en) Process for producing carboxylic acid ester
JPS5914018B2 (ja) メタクリル酸エステルの製造方法
RU2008137610A (ru) Способ получения алкандиола и диалкилкарбоната
CN102292314B (zh) 提纯在丙烯酸n,n-二甲基氨基乙基酯的合成中产生的共沸级分的方法
US3507915A (en) Production of unsaturated aliphatic acids
JPS60156684A (ja) ガス状反応混合物から無水マレイン酸を連続的に分離する方法
JP2003226672A (ja) (メタ)アクリル酸エステルの製造方法
CN210314062U (zh) 粗甲基丙烯酸甲酯的精制装置
US6469201B1 (en) Method for preventing, removing or reducing deposits in apparatus parts during the esterification of acrylic or methacrylic acids
JP2004512158A (ja) 蒸気と液体とを向流的に接触させるカラム

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19960917

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071107

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081107

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091107

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091107

Year of fee payment: 13

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091107

Year of fee payment: 13

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101107

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111107

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121107

Year of fee payment: 16

EXPY Cancellation because of completion of term