JP2576597Y2 - 印刷機のインク壺装置 - Google Patents
印刷機のインク壺装置Info
- Publication number
- JP2576597Y2 JP2576597Y2 JP1991041078U JP4107891U JP2576597Y2 JP 2576597 Y2 JP2576597 Y2 JP 2576597Y2 JP 1991041078 U JP1991041078 U JP 1991041078U JP 4107891 U JP4107891 U JP 4107891U JP 2576597 Y2 JP2576597 Y2 JP 2576597Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- gear
- shaft
- key
- fixed
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、印刷機のインキ壺装置
に関するものである。
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のインキ壺装置は、本出願人によ
り特開昭63−276544号公報として出願されてい
る。
り特開昭63−276544号公報として出願されてい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】この従来技術によれ
ば、クラッチユニットが作動不良により離脱不能になっ
た時などのインキ・キーの過剰押し出しによるトラブル
は、ストッパーの付設により解決された。しかしながら
クラッチユニット作動不良や駆動源の異常等が発生した
場合に使用する危急用の手動調節用ツマミによるインキ
・キーの調節は、前記ツマミに微動調整用目盛がないた
め正確な設定値が把握できず、これを改善するためには
構造的に複雑になるという問題があった。
ば、クラッチユニットが作動不良により離脱不能になっ
た時などのインキ・キーの過剰押し出しによるトラブル
は、ストッパーの付設により解決された。しかしながら
クラッチユニット作動不良や駆動源の異常等が発生した
場合に使用する危急用の手動調節用ツマミによるインキ
・キーの調節は、前記ツマミに微動調整用目盛がないた
め正確な設定値が把握できず、これを改善するためには
構造的に複雑になるという問題があった。
【0004】本考案は、クラッチユニット等の作動不良
時にインキ・キーの過剰押し出しを防止すると共に、イ
ンキ・キーの押し出し量を手動で微調節できる構造簡単
な印刷機のインキ壺装置を提供することを目的としてい
る。
時にインキ・キーの過剰押し出しを防止すると共に、イ
ンキ・キーの押し出し量を手動で微調節できる構造簡単
な印刷機のインキ壺装置を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案によれば、前端縁
がインク元ローラ(1)に摺接する一対のインキ堰
(2)と、底面プレート(3)と前記ローラ(1)の外
周面でインク壺(A)を形成して前記底面プレート
(3)の下面に複数のインキ・キー(5)を相互に密接
して前記外周面に向けて前後進自在に併設し、該インキ
・キー(5)ごとに駆動装置及びクラッチユニット(2
4)を設け、これらクラッチユニット(24)によりイ
ンキ・キー調節装置(B)を介し選択的に前記インキ・
キーを前後進させるようにした印刷機のインキ壺装置に
おいて、前記インキ・キー(5)の前後進量を規制する
ストッパー装置(E)と、手動で前記インキ・キー
(5)の前後進量を微調節する危急用インキ・キー調節
装置(D)とを設け、前記危急用インキ・キー調節装置
(D)の第1バーニャ歯車(34)は微調節用スクリュ
ーシャフト(21)に固着され、そして別のシャフト
(35)に固着された中間歯車(36、37)を介して
前記微調節用スクリューシャフト(21)に同一軸線上
で滑合するバーニャシャフト(39)と一体の第2バー
ニャ歯車(38)と噛み合っており、前記別のシャフト
(35)に固着された歯車(40)はバーニャシャフト
(39)に回転自在に軸支されて前記ストッパー装置
(E)を構成するストッパー歯車(41)と噛合ってお
り、前記ストッパー歯車(41)の円弧状の溝(48)
には支持板(42)に突設したピン(43)が係合して
おり、その支持板(42)には目盛台座(45)が固着
され、ストッパー歯車(41)のボス部(41a)には
目盛が設けられた目盛板(46)が固着されている。
がインク元ローラ(1)に摺接する一対のインキ堰
(2)と、底面プレート(3)と前記ローラ(1)の外
周面でインク壺(A)を形成して前記底面プレート
(3)の下面に複数のインキ・キー(5)を相互に密接
して前記外周面に向けて前後進自在に併設し、該インキ
・キー(5)ごとに駆動装置及びクラッチユニット(2
4)を設け、これらクラッチユニット(24)によりイ
ンキ・キー調節装置(B)を介し選択的に前記インキ・
キーを前後進させるようにした印刷機のインキ壺装置に
おいて、前記インキ・キー(5)の前後進量を規制する
ストッパー装置(E)と、手動で前記インキ・キー
(5)の前後進量を微調節する危急用インキ・キー調節
装置(D)とを設け、前記危急用インキ・キー調節装置
(D)の第1バーニャ歯車(34)は微調節用スクリュ
ーシャフト(21)に固着され、そして別のシャフト
(35)に固着された中間歯車(36、37)を介して
前記微調節用スクリューシャフト(21)に同一軸線上
で滑合するバーニャシャフト(39)と一体の第2バー
ニャ歯車(38)と噛み合っており、前記別のシャフト
(35)に固着された歯車(40)はバーニャシャフト
(39)に回転自在に軸支されて前記ストッパー装置
(E)を構成するストッパー歯車(41)と噛合ってお
り、前記ストッパー歯車(41)の円弧状の溝(48)
には支持板(42)に突設したピン(43)が係合して
おり、その支持板(42)には目盛台座(45)が固着
され、ストッパー歯車(41)のボス部(41a)には
目盛が設けられた目盛板(46)が固着されている。
【0006】円弧状溝を設けた部材にツマミを設け、固
定部材に目盛板を設けるのが好ましい。
定部材に目盛板を設けるのが好ましい。
【0007】
【作用】上記のように構成された印刷機のインキ壺装置
において、クラッチユニットが接続状態のときは、モー
タを正逆転して移動ブッシュを前後進し、欠歯歯車を揺
動してインキ・キーを前後進調節する。クラッチユニッ
トが切断不能時は、ピンが円弧状溝の端部に係止され、
インキ・キーの過剰な前後進が防止される。また、モー
タの動力の伝達が不能になった場合は、目盛板を見なが
らツマミを回し、インキ・キーの前後進量を微調節す
る。
において、クラッチユニットが接続状態のときは、モー
タを正逆転して移動ブッシュを前後進し、欠歯歯車を揺
動してインキ・キーを前後進調節する。クラッチユニッ
トが切断不能時は、ピンが円弧状溝の端部に係止され、
インキ・キーの過剰な前後進が防止される。また、モー
タの動力の伝達が不能になった場合は、目盛板を見なが
らツマミを回し、インキ・キーの前後進量を微調節す
る。
【0008】
【実施例】以下図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。
る。
【0009】図1において、インキ壺装置は、全体を符
号Aで示すインキ壺と、Bで示すインキ・キー調節装置
と、Cで示す駆動装置と、Dで示す危急用インキ・キー
調節装置とから概略構成され、該危急用インキ・キー調
節装置には、ストッパ装置E(図3参照)が設けられて
いる。
号Aで示すインキ壺と、Bで示すインキ・キー調節装置
と、Cで示す駆動装置と、Dで示す危急用インキ・キー
調節装置とから概略構成され、該危急用インキ・キー調
節装置には、ストッパ装置E(図3参照)が設けられて
いる。
【0010】図2をも参照し、前記インキ壺Aは、端縁
部がインキ元ローラ1の外周に摺接する一対のインキ堰
2、2と、ローラ1側に下傾する底面プレート3と、ロ
ーラ1の外周面とから形成され、内部にはインキ4が溜
められている。また、底面プレート3の下面と台盤部6
の上面との間には、複数の角柱状のインキ・キー5が相
互に密接し、インキ元ローラ1の外周面に向けて前後進
自在に併設されている。
部がインキ元ローラ1の外周に摺接する一対のインキ堰
2、2と、ローラ1側に下傾する底面プレート3と、ロ
ーラ1の外周面とから形成され、内部にはインキ4が溜
められている。また、底面プレート3の下面と台盤部6
の上面との間には、複数の角柱状のインキ・キー5が相
互に密接し、インキ元ローラ1の外周面に向けて前後進
自在に併設されている。
【0011】前記インキ・キー調節装置Bの支点ホルダ
7は、台盤部6のインキ・キー5の後方に、回り止めさ
れて前後動自在に設けられている。その支点ホルダ7の
下前方の台盤部6には、移動ブッシュ8が回り止めされ
て前後動自在に平行に設けられ、そのブッシュ8の上面
には、ラック16が形成されている。前記支点ホルダ7
の前方には、偏心カム10が支点軸9により回転自在に
軸支され、そのカム10の外周には、偏心カム10と共
に偏心軸13を構成する玉軸受すなわち遊輪12が遊転
可能に装着されている(図4参照)。また偏心カム10
の外周には、欠歯歯車11の基端が固着され、この欠歯
歯車11は、ラック16に噛み合わされている。また、
インキ・キー5の後端には、傾斜面5aが形成され、こ
の傾斜面5aを遊輪12に圧接させるスプリング14が
スプリングホルダ15を介して設けられている。また、
支点ホルダ7の後端には、ねじ孔17が形成され、その
ねじ孔17には、零点調整用スクリューシャフト18の
前端が螺合され、このスクリューシャフト18の後端に
は、ドライバ溝19が刻設されている。
7は、台盤部6のインキ・キー5の後方に、回り止めさ
れて前後動自在に設けられている。その支点ホルダ7の
下前方の台盤部6には、移動ブッシュ8が回り止めされ
て前後動自在に平行に設けられ、そのブッシュ8の上面
には、ラック16が形成されている。前記支点ホルダ7
の前方には、偏心カム10が支点軸9により回転自在に
軸支され、そのカム10の外周には、偏心カム10と共
に偏心軸13を構成する玉軸受すなわち遊輪12が遊転
可能に装着されている(図4参照)。また偏心カム10
の外周には、欠歯歯車11の基端が固着され、この欠歯
歯車11は、ラック16に噛み合わされている。また、
インキ・キー5の後端には、傾斜面5aが形成され、こ
の傾斜面5aを遊輪12に圧接させるスプリング14が
スプリングホルダ15を介して設けられている。また、
支点ホルダ7の後端には、ねじ孔17が形成され、その
ねじ孔17には、零点調整用スクリューシャフト18の
前端が螺合され、このスクリューシャフト18の後端に
は、ドライバ溝19が刻設されている。
【0012】前記駆動装置Cの微調節用スクリューシャ
フト21は、軸方向に係止され、その前端は、移動ブッ
シュ8の後端に形成されたねじ孔20に螺合されてお
り、このシャフト21には、受力歯車22が固着されて
いる。他方、台盤部6の下側には、張出部23が設けら
れ、その張出部23には、インキ・キー5にそれぞれ対
応する図示しないタイマで制御される電磁クラッチユニ
ット24が設けられている。これらユニット24の駆動
軸25には、それぞれウォームホイール26が固着さ
れ、それらホイール26は、図示しない1個の正逆回転
モータで回転されるウォーム駆動用シャフト30に設け
られたウォーム27に噛み合われさている。また、ユニ
ット24の従動軸28には、駆動歯車29が固着されて
いる。その駆動歯車29は、張出部23にボルト31を
介し固着したピン32に回転自在に支持された中間歯車
33を介して受力歯車22に噛み合われさている。な
お、電磁クラッチユニット24には、正常運転中でもイ
ンキ・キー位置を零点に戻す操作や異常状態で切断不能
な状態でストッパが作動した場合には、スリップするよ
うな適度な摩擦力が設定されている。
フト21は、軸方向に係止され、その前端は、移動ブッ
シュ8の後端に形成されたねじ孔20に螺合されてお
り、このシャフト21には、受力歯車22が固着されて
いる。他方、台盤部6の下側には、張出部23が設けら
れ、その張出部23には、インキ・キー5にそれぞれ対
応する図示しないタイマで制御される電磁クラッチユニ
ット24が設けられている。これらユニット24の駆動
軸25には、それぞれウォームホイール26が固着さ
れ、それらホイール26は、図示しない1個の正逆回転
モータで回転されるウォーム駆動用シャフト30に設け
られたウォーム27に噛み合われさている。また、ユニ
ット24の従動軸28には、駆動歯車29が固着されて
いる。その駆動歯車29は、張出部23にボルト31を
介し固着したピン32に回転自在に支持された中間歯車
33を介して受力歯車22に噛み合われさている。な
お、電磁クラッチユニット24には、正常運転中でもイ
ンキ・キー位置を零点に戻す操作や異常状態で切断不能
な状態でストッパが作動した場合には、スリップするよ
うな適度な摩擦力が設定されている。
【0013】前記危急用インキ・キー調節装置Dの第1
バーニヤ歯車34は、微調節用スクリューシャフト21
に固着され、シャフト35に固着された中間歯車36、
37を介しスクリューシャフト21に同一軸線上で滑合
するバーニヤシャフト39と一体に形成された第2バー
ニヤ歯車38に噛み合わされている。また、シャフト3
5には歯車40が固着され、その歯車40は、バーニヤ
シャフト39に回転自在に軸支されたストッパ歯車41
に噛み合わされている。そのストッパ歯車41には図3
に示すように、後面に円弧状の溝48が刻設されてお
り、その溝48には、支持板42の前面に突設されたピ
ン43が係合されており、これら溝48とピン43とに
よりストッパ装置Eが構成されている。その支持板42
には、目盛板台座45が固着され、ストッパ歯車41の
後端のボス部41aには、目盛が刻印された目盛板46
が止めボルト47により固着されている。そして、バー
ニヤシャフト39には、危急用調節ツマミ44が止めボ
ルト49により固着されている。
バーニヤ歯車34は、微調節用スクリューシャフト21
に固着され、シャフト35に固着された中間歯車36、
37を介しスクリューシャフト21に同一軸線上で滑合
するバーニヤシャフト39と一体に形成された第2バー
ニヤ歯車38に噛み合わされている。また、シャフト3
5には歯車40が固着され、その歯車40は、バーニヤ
シャフト39に回転自在に軸支されたストッパ歯車41
に噛み合わされている。そのストッパ歯車41には図3
に示すように、後面に円弧状の溝48が刻設されてお
り、その溝48には、支持板42の前面に突設されたピ
ン43が係合されており、これら溝48とピン43とに
よりストッパ装置Eが構成されている。その支持板42
には、目盛板台座45が固着され、ストッパ歯車41の
後端のボス部41aには、目盛が刻印された目盛板46
が止めボルト47により固着されている。そして、バー
ニヤシャフト39には、危急用調節ツマミ44が止めボ
ルト49により固着されている。
【0014】次に作用について説明する。最初に、ドラ
イバ溝19に図示しないドライバの先端を差し込み、そ
れぞれの零点調節用スクリューシャフト18を回転する
ことにより、全部のインキ・キー5を全閉状態すなわち
零点とする。なお、電磁クラッチユニット24が切断状
態のときは、モータを駆動してウォーム駆動用シャフト
30を回転させても、駆動軸25だけが回転する。これ
に対し、ユニット24を接続状態にすると、従動軸28
も回転する。したがって、モータの正逆回転により駆動
歯車29、中間歯車33、受力歯車22、シャフト21
及びねじ孔20を介して移動ブッシュ8が前後動し、欠
歯歯車11が支点軸9回りに前後に揺動してインキ・キ
ーの前進、後退が行われる。
イバ溝19に図示しないドライバの先端を差し込み、そ
れぞれの零点調節用スクリューシャフト18を回転する
ことにより、全部のインキ・キー5を全閉状態すなわち
零点とする。なお、電磁クラッチユニット24が切断状
態のときは、モータを駆動してウォーム駆動用シャフト
30を回転させても、駆動軸25だけが回転する。これ
に対し、ユニット24を接続状態にすると、従動軸28
も回転する。したがって、モータの正逆回転により駆動
歯車29、中間歯車33、受力歯車22、シャフト21
及びねじ孔20を介して移動ブッシュ8が前後動し、欠
歯歯車11が支点軸9回りに前後に揺動してインキ・キ
ーの前進、後退が行われる。
【0015】運転中に、電磁クラッチユニット24の作
動不良などの原因で、ユニット24の切断が不能になる
と、ピン43がストッパ歯車41の溝48の端部に係止
され、移動ブッシュ8の回転は、ユニット24の切断不
能時において、ストッパー装置の端部で規制され、イン
キ・キーの過剰な前後動はなくなる。なお、この場合
は、電磁クラッチユニット24は、前記した適度な摩擦
力によりスリップする。
動不良などの原因で、ユニット24の切断が不能になる
と、ピン43がストッパ歯車41の溝48の端部に係止
され、移動ブッシュ8の回転は、ユニット24の切断不
能時において、ストッパー装置の端部で規制され、イン
キ・キーの過剰な前後動はなくなる。なお、この場合
は、電磁クラッチユニット24は、前記した適度な摩擦
力によりスリップする。
【0016】また、正常運転時でもインキ・キー5の位
置を零点に設定する操作を行った場合も、一時的にスリ
ップすることによって回避できる。
置を零点に設定する操作を行った場合も、一時的にスリ
ップすることによって回避できる。
【0017】そして、電磁クラッチユニット24の作動
不良や駆動源の異常等により動力の伝達が不能になった
場合は、ユニット24を切断状態にして危急用ツマミ4
4を回転することにより、目盛板46を見ながら第2バ
ーニヤ歯車38、中間歯車37、36及び第1バーニヤ
歯車34を介して移動ブッシュ8を回転し、インキ・キ
ー5の前後進量を微調節する。
不良や駆動源の異常等により動力の伝達が不能になった
場合は、ユニット24を切断状態にして危急用ツマミ4
4を回転することにより、目盛板46を見ながら第2バ
ーニヤ歯車38、中間歯車37、36及び第1バーニヤ
歯車34を介して移動ブッシュ8を回転し、インキ・キ
ー5の前後進量を微調節する。
【0018】
【考案の効果】本考案の効果を以下に列挙する。
【0019】(1) 構造的に簡単である。
【0020】(2) 小型でスペースを取らない。
【0021】(3) インキ・キーの過剰押出しによる
トラブルを回避できる。
トラブルを回避できる。
【0022】(4) 危急時のインキ・キー調節にも、
手動により正確な設定が容易である。
手動により正確な設定が容易である。
【図1】インキ壺装置の全体の断面図。
【図2】インキ壺の下面図。
【図3】ストッパ歯車の正面図。
【図4】偏心輪の付近の説明図。
A・・・インキ壺 B・・・インキ・キー調節装置 C・・・駆動装置 D・・・危急用インキ・キー調節装置 E・・・ストッパ装置 1・・・インキ元ローラ 2・・・インキ堰 3・・・底面プレート 4・・・インキ 5・・・インキ・キー 6・・・台盤部 7・・・支点ホルダ 8・・・移動ブッシュ 9・・・支点軸 10・・・偏心カム 11・・・欠歯歯車 12・・・遊輪 13・・・偏心軸 14・・・スプリング 15・・・スプリングホルダ 16・・・ラック 17・・・ねじ孔 18・・・スクリューシャフト 19・・・ドライバ溝 20・・・ねじ孔 21・・・微調節用スクリューシャフト 22・・・受力歯車 23・・・張出部 24・・・電磁クラッチユニット 25・・・駆動軸 26・・・ウォームホイール 27・・・ウォーム 28・・・従動軸 29・・・駆動歯車 30・・・ウォーム駆動用シャフト 31・・・ボルト 32・・・ピン 33・・・中間歯車 34・・・第1バーニヤ歯車 35・・・シャフト 36・・・中間歯車 37・・・中間歯車 38・・・第2バーニヤ歯車 39・・・バーニヤシャフト 40・・・歯車 41・・・ストッパ歯車 41a・・・ボス部 42・・・支持板 43・・・ピン 44・・・危急用調節ツマミ 45・・・目盛板台座 46・・・目盛板 47・・・止めボルト 48・・・円弧状の溝 49・・・止めボルト
Claims (1)
- 【請求項1】 前端縁がインク元ローラ(1)に摺接す
る一対のインキ堰(2)と、底面プレート(3)と前記
ローラ(1)の外周面でインク壺(A)を形成して前記
底面プレート(3)の下面に複数のインキ・キー(5)
を相互に密接して前記外周面に向けて前後進自在に併設
し、該インキ・キー(5)ごとに駆動装置及びクラッチ
ユニット(24)を設け、これらクラッチユニット(2
4)によりインキ・キー調節装置(B)を介し選択的に
前記インキ・キーを前後進させるようにした印刷機のイ
ンキ壺装置において、前記インキ・キー(5)の前後進
量を規制するストッパー装置(E)と、手動で前記イン
キ・キー(5)の前後進量を微調節する危急用インキ・
キー調節装置(D)とを設け、前記危急用インキ・キー
調節装置(D)の第1バーニャ歯車(34)は微調節用
スクリューシャフト(21)に固着され、そして別のシ
ャフト(35)に固着された中間歯車(36、37)を
介して前記微調節用スクリューシャフト(21)に同一
軸線上で滑合するバーニャシャフト(39)と一体の第
2バーニャ歯車(38)と噛み合っており、前記別のシ
ャフト(35)に固着された歯車(40)はバーニャシ
ャフト(39)に回転自在に軸支されて前記ストッパー
装置(E)を構成するストッパー歯車(41)と噛合っ
ており、前記ストッパー歯車(41)の円弧状の溝(4
8)には支持板(42)に突設したピン(43)が係合
しており、その支持板(42)には目盛台座(45)が
固着され、ストッパー歯車(41)のボス部(41a)
には目盛が設けられた目盛板(46)が固着されている
ことを特徴とする印刷機のインキ壺装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991041078U JP2576597Y2 (ja) | 1991-06-03 | 1991-06-03 | 印刷機のインク壺装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991041078U JP2576597Y2 (ja) | 1991-06-03 | 1991-06-03 | 印刷機のインク壺装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04135335U JPH04135335U (ja) | 1992-12-16 |
JP2576597Y2 true JP2576597Y2 (ja) | 1998-07-16 |
Family
ID=31921946
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991041078U Expired - Lifetime JP2576597Y2 (ja) | 1991-06-03 | 1991-06-03 | 印刷機のインク壺装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2576597Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
MX2020009816A (es) * | 2018-03-22 | 2020-10-14 | I Mer Co Ltd | Dispositivo de tintero. |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63276544A (ja) * | 1987-05-08 | 1988-11-14 | J P Ii Kk | 印刷機のインキ壷装置 |
-
1991
- 1991-06-03 JP JP1991041078U patent/JP2576597Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04135335U (ja) | 1992-12-16 |
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