JP2576215Y2 - ファインダー接眼窓位置表示機能付カメラ - Google Patents

ファインダー接眼窓位置表示機能付カメラ

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JP2576215Y2
JP2576215Y2 JP1992001625U JP162592U JP2576215Y2 JP 2576215 Y2 JP2576215 Y2 JP 2576215Y2 JP 1992001625 U JP1992001625 U JP 1992001625U JP 162592 U JP162592 U JP 162592U JP 2576215 Y2 JP2576215 Y2 JP 2576215Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、カメラに係わり、特
に、ファインダー接眼窓の位置を表示する機能を備えた
ファインダー接眼窓位置表示機能付カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、二眼のコンパクトカメラでは、
ファインダーに、実像式ファインダーが使用されること
が多く、この実像式ファインダーでは、被写体を明る
く、はっきり見ることが可能である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな実像式ファインダーを使用した従来のカメラでは、
視線がファインダーの光軸からわずかにずれると、被写
体の光が眼に到達せず、何も見えない状態になるため、
例えば、ファインダーを覗かない状態で、カメラを保持
している時に、とっさに撮影しようとすると、ファイン
ダー接眼窓を覗く位置が探せず、シャッターチャンスを
逃す虞れがあり、特に、周囲が暗い所では尚更であると
いう問題があった。
【0004】本考案は、かかる従来の問題を解決したも
ので、カメラの撮影時に瞬時に、ファインダー接眼窓の
位置が判る使い勝手の良いファインダー接眼窓位置表示
機能付カメラを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的の達成のため
に、本考案は第1の構成として、カメラのファインダー
接眼窓の近傍に配置された発光部と、前記ファインダー
接眼窓に眼を接近させているか否かを検知する検知手段
と、前記カメラのメインスイッチのオンにより、前記検
知手段を作動せしめ、該検知手段により、前記ファイン
ダー接眼窓に眼が接近していないと検知された時は、前
記発光部を発光させ、前記検知手段により前記ファイン
ダー接眼窓に眼が接近していることが検知された時は、
前記発光部を消灯させる発光制御手段とを備えた。
【0006】また、前記目的の達成のために、本考案は
第2の構成として、カメラのファインダー接眼窓の近傍
に配置された発光部と、前記カメラのメインスイッチの
オンの状態において、レリーズ釦の半押しスイッチのオ
フにより前記発光部を発光させ、前記半押しスイッチの
オンにより前記発光部を消灯させる発光制御手段とを備
えた。
【0007】さらに、本考案は、第3の構成として、カ
メラのファインダー接眼窓の近傍に配置された複数の発
光部と、これ等の発光部を同時に点滅、または、順次点
灯する発光制御手段とを備えた。
【0008】
【作用】上述の構成によれば、カメラのレリーズ釦を押
していない時、または、カメラのファインダー接眼窓に
眼を接近させていない時等に、前述の発光部が発光さ
れ、この発光部は、ファインダー接眼窓の近傍に配置さ
れているため、発光部の発光により、ファインダー接眼
窓の位置を迅速,確実に知ることができる。
【0009】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面を用いて説明
する。図1は、本考案のファインダー接眼窓位置表示機
能付カメラの一実施例を示すもので、カメラを背面より
見たものである。
【0010】図において符号11は、カメラ本体を示し
ている。このカメラ本体11の上面には、レリーズ釦1
3が配置されており、裏面には、フィルムを出入するた
めの裏蓋15が配置されている。
【0011】カメラ本体11の上部には、例えば、実像
式,逆ガリレオ式,一眼式等からなるファインダー接眼
窓19が配置されている。ファインダー接眼窓19の下
方近傍には、アイセンサー投光部21とアイセンサー受
光部23とが、水平方向に所定間隔を置いて配置されて
いる。
【0012】このアイセンサー投光部21とアイセンサ
ー受光部23とは、ファインダー接眼窓19に眼を接近
させているか否かを検知するための検知手段として用い
られる。
【0013】ファインダー接眼窓19の左右近傍には、
ファインダー接眼窓19の位置を表示するための発光部
として赤色LED25と緑色LED27が配置されてい
る。上述の赤色LED25および緑色LED27は、撮
影状態、例えば、フラッシュの充電完了やピント合焦の
表示と兼用されている。
【0014】図2は、上述したファインダー接眼窓位置
表示機能付カメラの制御回路を示すもので、符号29は
直流電源を、符号31はコントローラーを示している。
なお、このコントローラー31は、発光制御手段として
用いられる。
【0015】直流電源29とコントローラー31との間
には、レリーズ釦13の半押しでオンにされる半押しス
イッチS1、レリーズ釦13の全押しでオンにされる全
押しスイッチS2、カメラの電源スイッチであるメイン
スイッチMSWが並列に配置されている。
【0016】また、アイセンサー投光部21を形成する
赤外線投光素子P1、および、アイセンサー受光部23
を形成する赤外線受光素子P2(本例では、フォトトラ
ンジスタ)が並列に配置され、さらに、赤色LED25
および緑色LED27が並列に配置されている。
【0017】以上のように構成されたファインダー接眼
窓位置表示機能付カメラでは、メインスイッチMSWを
オンにするとカメラの制御回路の動作が開始される。こ
の開始と同時に、コントローラー31により、赤外線投
光素子P1から赤外線が投光され、撮影者自身の眼がフ
ァインダー接眼窓19に接近しているかどうかが検出さ
れる。
【0018】すなわち、撮影者がファインダー接眼窓1
9を覗く時、撮影者自身の眼がファインダー接眼窓19
に接近すると、赤外線投光素子P1からの赤外線が、顔
面により反射され、この反射した赤外線が赤外線受光素
子P2に受光されるとコントローラー31により、撮影
者自身の眼がファインダー接眼窓19に接近しているこ
とが検出される。
【0019】なお、赤外線投光素子P1および赤外線受
光素子P2の指向性は、極めて強く、ファインダー接眼
窓19を正確に覗いた時にのみ、赤外線受光素子P2に
赤外線が受光される。
【0020】赤外線受光素子P2により赤外線の受光が
検出されない時は、撮影者自身の眼がファインダー接眼
窓19に接近していないことを示し、この時は、コント
ローラー31が赤色LED25および緑色LED27を
点灯せしめ、この点灯によりファインダー接眼窓19の
位置が指示される。
【0021】なお、赤色LED25および緑色LED2
7の点灯の方式は、例えば、10サイクル程度の周期
で、コントローラー31により赤色LED25と緑色L
ED27を交互に順次点灯する方式、あるいは、同時に
点滅点灯する方式等が考えられるが、発光状態を調節し
て、後述するフラッシュの充電部やAFの表示と区別し
易いように、コントローラー31により点灯周期を変化
させ、また、輝度をより明るく点灯した方が表示として
分かり易くなる。
【0022】さらに、アイセンサー受光部23を形成す
る赤外線受光素子P2を照度検出器として用い、周辺光
の明るさに応じて、すなわち、赤外線受光素子P2から
出力される出力値の大きさに応じて、赤色LED25と
緑色LED27の点灯輝度を変化させるようにしても良
い。
【0023】一方、赤外線受光素子P2により赤外線の
受光が検出された時には、撮影者自身の眼がファインダ
ー接眼窓19に接近していることを示し、コントローラ
ー31により赤色LED25および緑色LED27が消
灯される。
【0024】そして、レリーズ釦13の半押しスイッチ
S1がオンされると、赤外線受光素子P2により赤外線
の受光が検出されているか否かに係わらず、カメラのフ
ラッシュが充電されている時には、コントローラー31
により赤色LED25が点灯され、また、カメラがAF
状態にある時には、緑色LED27が点灯される。
【0025】なお、この時の赤色LED25および緑色
LED27の点灯は、前述したファインダー接眼窓19
の位置判別の点灯方式とは異なっている。以上のよう
に、本考案によるカメラでは、ファインダー接眼窓19
の近傍に発光することにより容易にファインダーを覗く
位置を判別することができる。
【0026】また、撮影者がファインダー接眼窓19を
覗いている時には、レリーズ釦13の半押しスイッチS
1がオンされない限り、赤色LED25および緑色LE
D27が消灯されるため、電池消費量を低減することが
できる。
【0027】さらに、赤色LED25および緑色LED
27が、撮影状態の表示にも兼用されるため、赤色LE
D25および緑色LED27の数を低減し、コストを低
減することができる。
【0028】また、赤色LED25および緑色LED2
7の発光状態が、ファインダー接眼窓19の位置表示時
と、撮影状態の表示時とにおいて、例えば、点灯の周期
あるいは明るさを変えることにより変化されるため、フ
ァインダー接眼窓19の位置表示と、撮影状態の表示と
を明確に区別することができる。
【0029】なお、以上述べた実施例では、赤外線投光
素子P1と赤外線受光素子P2により撮影者自身の眼が
ファインダー接眼窓19に接近しているかどうかを検知
し、接近していない時に赤色LED25と緑色LED2
7を点灯した例について説明したが、本考案は上述の実
施例に限定されるものではなく、例えば、メインスイッ
チMSWのオンの状態において、レリーズ釦の半押しス
イッチS1のオフによりコントローラー31が赤色LE
Dと緑色LEDを点灯し、レリーズ釦の半押しスイッチ
S1のオンによりコントローラー31が赤色LEDと緑
色LEDを消灯するようにしても良いことは勿論であ
る。
【0030】また、以上述べた実施例では、赤色LED
25と緑色LED27を、フラッシュの充電表示および
AFの表示に兼用した例について説明したが、本考案は
かかる実施例に限定されるものではなく、フラッシュの
充電表示およびAFの表示用のLEDを別途配置しても
良いことは勿論である。
【0031】さらに、以上述べた実施例では、ファイン
ダー17の位置を指示するために、赤色LED25と緑
色LED27を用いた例について説明したが、本考案は
かかる実施例に限定されるものではなく、他の色のLE
Dでも良く、また、LEDに限らず発光するものであれ
ば良いことは勿論である。
【0032】さらに、また、別の実施例として、図1中
のファインダー接眼窓19の上部に、複数の発光部を配
列し、コントローラー31により、上記複数の発光部を
同時に点滅、または順次点灯しても良く、この実施例に
より、本考案の目的が達成されるのは、言うまでもな
い。
【0033】
【考案の効果】以上のように、本考案によれば、ファイ
ンダー接眼窓の近傍に設けた発光部により、ファインダ
ー接眼窓の位置がすぐに判別つき、カメラを構える動作
を俊敏に行えるため、シャッターチャンスに即応した撮
影が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による一実施例であるファインダー接眼
窓位置表示機能付カメラの背面図である。
【図2】図1のファインダー接眼窓位置表示機能付カメ
ラの制御回路を示す説明図である。
【符号の説明】 11 カメラ本体 13 レリーズ釦 19 ファインダー接眼窓 21 アイセンサー投光部 23 アイセンサー受光部 25 赤色LED(発光部) 27 緑色LED(発光部)

Claims (5)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラのファインダー接眼窓の近傍に配
    置された発光部と、前記ファインダー接眼窓に眼を接近
    させているか否かを検知する検知手段と、前記カメラの
    メインスイッチのオンにより、前記検知手段を作動せし
    め、該検知手段により、前記ファインダー接眼窓に眼が
    接近していないと検知された時は、前記発光部を発光さ
    せ、前記検知手段により前記ファインダー接眼窓に眼が
    接近していることが検知された時は、前記発光部を消灯
    させる発光制御手段とを備えたことを特徴とするファイ
    ンダー接眼窓位置表示機能付カメラ。
  2. 【請求項2】 カメラのファインダー接眼窓の近傍に配
    置された発光部と、前記カメラのメインスイッチのオン
    の状態において、レリーズ釦の半押しスイッチのオフに
    より前記発光部を発光させ、前記半押しスイッチのオン
    により前記発光部を消灯させる発光制御手段とを備えた
    ことを特徴とするファインダー接眼窓位置表示機能付カ
    メラ。
  3. 【請求項3】 前記発光部は、撮影状態の表示と兼用す
    ることを特徴とする請求項1または請求項2記載のファ
    インダー接眼窓位置表示機能付カメラ。
  4. 【請求項4】 前記ファインダー接眼窓の位置表示時
    と、撮影状態の表示時とで発光状態が異なるように、前
    記発光制御部が前記発光部を発光制御することを特徴と
    する請求項3記載のファインダー接眼窓位置表示機能付
    カメラ。
  5. 【請求項5】 カメラのファインダー接眼窓の近傍に配
    置された複数の発光部と、該複数の発光部を同時に点
    滅、または、順次点灯する発光制御手段とを備えたこと
    を特徴とするファインダー接眼窓位置表示機能付カメ
    ラ。
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