JP2576116B2 - 補正波形発生装置 - Google Patents

補正波形発生装置

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JP2576116B2 JP62101256A JP10125687A JP2576116B2 JP 2576116 B2 JP2576116 B2 JP 2576116B2 JP 62101256 A JP62101256 A JP 62101256A JP 10125687 A JP10125687 A JP 10125687A JP 2576116 B2 JP2576116 B2 JP 2576116B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ビデオ機器のガンマ補正等に用いられる補
正波形発生回路に関する。
〔発明の概要〕
本発明は補正波形発生回路に関し、複数のポテンシヨ
メータを調整して所望の波形を得る場合に、各ポテンシ
ヨメータの相当範囲を視覚上で等間隔となるようにした
ことにより、容易に任意の補正波形が得られるようにし
たものである。
〔従来の技術〕
例えばビデオ信号を受像管に表示し、この表示画面を
フイルム撮影するフイルム録画装置がある。このような
録画装置において、受像管に表示されるビデオ画像の輝
度特性をフイルムのいわゆるガンマ特性に合せるため
に、ビデオ信号のガンマ補正が行われる。
ところがこのような補正を行う場合に、従来のいわゆ
るガンマ補正器では、例えば複数のポテンシヨメータで
調整を行う際の各ポテンシヨメータの担当範囲の分割
が、ビデオ信号の電圧が等間隔になるようにステツプが
形成されており、これに対して視覚上の輝度または濃度
は対数で知覚されるために、上述のステツプが明部で細
かく、暗部で粗くなつているように感じ、視覚と一致し
ないために良好な調整を行うことができない。またこの
視覚に一致した対数目盛りのグラフを用いて例えば各ス
テツプ毎に調整データ等をプロツトすると、このプロツ
トされる間隔が不均等になり、データの管理が困難にな
る。さらにアナログ的に処理を行う場合には回路構成が
極めて複雑になつてしまつていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
以上述べたように従来の技術では、調整が視覚に一致
せず、調整を容易に行うことができないなどの問題点が
あつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、同一振幅レベルで異なる周期の鋸歯状波
を、被補正ビデオ信号の暗部から明部に対応して順次生
成する鋸歯状波生成手段(ROM(17))と、上記被補正
ビデオ信号の暗部に対応する鋸歯状波に対して小さく、
上記被補正ビデオ信号の明部に対応する鋸歯状波に対し
て大きいレベル信号を生成するレベル信号生成手段(ポ
テンショメータ(2))と、上記各鋸歯状波を、各鋸歯
状波に対応するレベル信号で変調する変調手段(乗算器
(9))と、この変調手段によって変調された各鋸歯状
波を順次その端部でサンプリングする(サンプルホール
ド回路(12))と共にサンプリング値を累積(加算器
(10))し、この累積値を上記被補正ビデオ信号に対す
る補正波形とする補正波形生成手段(RAM(14))とを
備えたことを特徴とする補正波形発生装置である。
〔作用〕
これによれば、補正波形が視覚上で等間隔の範囲ごと
に調整されるので、調整を良好かつ容易に行うことがで
きると共に、データの管理も容易に行うことができる。
〔実施例〕
第1図において、例えばビデオ信号の最高電位VRの供
給される電源端子(1)と最低電位(接地端)との間に
複数のポテンシヨメータ(21)(22)……(2n)が設け
られる。なおポテンシヨメータの全体の符号を(2)と
する。
この接地端からの最低電位とポテンシヨメータ(21
〜(2n)からの電圧値がマルチプレクサ(3a)の各接点
に供給される。またポテンシヨメータ(21)〜(2n)か
らの電圧値と端子(1)からの最高電位がマルチプレク
サ(3b)の各接点に供給される。そしてこれらのマルチ
プレクサ(3a)(3b)にてそれぞれ対応する接点が順次
選択されることにより、マルチプレクサ(3a)(3b)か
らはそれぞれ隣接する接地端、ポテンシヨメータ(21
〜(2n)、端子(1)からの電圧値が取出され、これら
が減算器(4)に供給されてこれらの差電圧値(符号を
含む)が取出される。
また所定のクロツク信号が端子(5)を通じてアドレ
スカウンタ(6)に供給され、このカウンタ(6)から
のアドレス値がROM(7)に供給される。ここでこのROM
(7)には例えば16進値で(00)〜(FF)の各アドレス
に第2図Aに示すような鋸歯状波形に沿つた数値が書込
まれている。
すなわち通常のビデオ信号において、IRE=0%と称
される最低明度部分の被写体の反射率は2%に調整さ
れ、IRE=100%と称される最高明度部分の反射率は83〜
89.9%程度に調整されている。従つてビデオ信号のコン
トラストレンジは41.5〜44.95になつている。
これに対して通常のカメラにおいていわゆる半絞りは
0.5になつている。そこでこの20.5を単位に上述のコ
ントラストレンジを実現するには25.545.255が適当
である。
一方IRE=0%のビデオ信号のレベルを0V、IRE=100
%のレベルを標準電圧(Vo)としたとき、仮想の完全黒
レベルを−Vbとすると、 但しビデオ信号のγ=0.45 となり、 となる。
また上述のカメラの半絞りごとのステツプの値を2
x(x=0.5n:nは0を含む整数)とすると、各ステツプ
ごとのビデオ信号のレベルVxは、 Vx=(Vo+Vb)×20.45x−Vb ……(3) となる。
そこでこの式(3)においてx=−6.0,−5.5,−5.0
……−0.5,0,0.5と順次0.5の間隔でVxを求め、V−6.0
を(00)、V0.5を(FF)として各Vxの値をAD変換す
る。上述の波形図の各鋸歯の周期の境界部のアドレスは
これらのVxの値の近傍に求められる。
さらにこの鋸歯の振幅が(00)〜(FF)になるように
各境界間のアドレスに略均等に分割されたデータが書込
まれる。なお境界アドレスのデータはアドレス(00)の
データを(00)とする外はそれぞれ(FF)が書込まれ
る。
このようにして書込まれた鋸歯状波がカウンタ(6)
からのアドレス値に従つて読出される。この鋸歯状波が
DA変換器(8)を通じて乗算器(9)に供給されて減算
器(4)からの信号と乗算されると共に、ROM(7)か
ら(FF)データが読出されるごとに形成される信号にマ
ルチプレクサ(3a)(3b)が順次図中で時計廻りに切換
られる。
これによつて乗算器(9)からは、各鋸歯ごとの振幅
が差電圧値で変調された信号が取出される。
この乗算器(9)からの信号が加算器(10)を通じて
バツフア回路(11)に供給され、このバツフア回路(1
1)の出力信号がサンプルホールド回路(12)を通じて
加算器(10)に供給されると共に、ROM(7)からの(F
F)データの読出に対応した信号にてサンプルホールド
が行われる。
これによつてバツフア回路(11)からは、第2図Bに
示すように振幅変調された鋸歯状波が順次累積された波
形が取出され、上述の各ポテンシヨメータ(21)〜
(2n)を任意に操作することにより、この波形を最低値
及び最高値を固定としその間の例えば12ポイントで任意
に調整することができる。なお図は各差電圧値が全て等
しく操作された場合を示している。
そして上述の操作において、例えばビデオ信号のガン
マ補正を行う場合には、バツフア回路(11)からの信号
がAD変換器(13)を通じてRAM(14)のデータ入力に供
給されると共に、カウンタ(6)からのアドレス値がRA
M(14)のアドレス入力に供給される。これによつて上
述の波形がRAM(14)に書込まれる。さらに入力端子(1
5)に供給されるビデオ信号がAD変換器(16)を通じてR
AM(14)のアドレス入力に供給され、読出されたデータ
信号がDA変換器(17)を通じて出力端子(18)に取出さ
れる。これによつてビデオ入力を上述の書込まれた波形
でガンマ補正したビデオ出力が取出される。
こうして補正波形の形成及びその波形を用いて例えば
ビデオ信号のガンマ補正が行われるわけであるが、上述
の装置によれば各ポテンシヨメータ(21)〜(2n)の担
当範囲の割当が、暗部で細かく、明部で粗くされている
ので、視覚上で略等間隔とされ、調整を良好かつ容易に
行うことができると共に、調整データの管理も容易に行
うことができる。
なお各範囲間の明度差は、 20log(2045×0.5)1.35 で、1.35dBのアツテネーシヨンと等価になり、視覚上等
間隔になつている。
さらに上述の装置において、式(2)で示されたVxを
ステツプとするグレーチヤート信号を併用することによ
り、調整を極めて良好に行うことができる。すなわちこ
のグレーチヤート信号を上述の装置を通じて受像管(図
示せず)に表示して調整を行うか、さらにこれをフイル
ム撮影してこの撮影された画像に応じて調整を行う。
また上述の装置において、式(3)のXの間隔は0.5
でなくてもよく、この値が等間隔であれば視覚上等間隔
となる。
さらに上述の装置はガンマ特性を任意に制御する特殊
効果装置としても利用できる。
また上述の装置によれば、デジタル処理により回路構
成を極めて簡単にすることができた。
〔発明の効果〕
この発明によれば、補正波形が視覚上で等間隔の範囲
ごとに調整されるので、調整を良好かつ容易に行うこと
ができると共に、データの管理も容易に行うことができ
るようになつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一例の構成図、第2図はその説明のた
めの図である。 (1)は電源端子、(2)はポテンシヨメータ、(3a)
(3b)はマルチプレクサ、(4)は減算器、(5)はク
ロツク端子、(6)はアドレスカウンタ、(7)はRO
M、(8)(17)はDA変換器、(9)は乗算器、(10)
は加算器、(11)はバツフア回路、(12)はサンプルホ
ールド回路、(13)(16)はAD変換器、(14)はRAM、
(15)は入力端子、(18)は出力端子である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同一振幅レベルで異なる周期の鋸歯状波
    を、被補正ビデオ信号の暗部から明部に対応して順次生
    成する鋸歯状波生成手段と、 上記被補正ビデオ信号の暗部に対応する鋸歯状波に対し
    て小さく、上記被補正ビデオ信号の明部に対応する鋸歯
    状波に対して大きいレベル信号を生成するレベル信号生
    成手段と、 上記各鋸歯状波を、各鋸歯状波に対応するレベル信号で
    変調する変調手段と、 この変調手段によって変調された各鋸歯状波を順次その
    端部でサンプリングすると共にサンプリング値を累積
    し、この累積値を上記被補正ビデオ信号に対する補正波
    形とする補正波形生成手段と を備えたことを特徴とする補正波形発生装置。
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