JP2576111Y2 - スパイラル型自動販売機 - Google Patents
スパイラル型自動販売機Info
- Publication number
- JP2576111Y2 JP2576111Y2 JP1992003977U JP397792U JP2576111Y2 JP 2576111 Y2 JP2576111 Y2 JP 2576111Y2 JP 1992003977 U JP1992003977 U JP 1992003977U JP 397792 U JP397792 U JP 397792U JP 2576111 Y2 JP2576111 Y2 JP 2576111Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spiral
- product
- vending machine
- sold
- display
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Vending Machines For Individual Products (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はスパイラル型自動販売機
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】スパイラル型自動販売機は、特開昭61
−243593号公報に示す如く、商品収納コラム内に
縦に商品送出機構であるスパイラルが配置され、スパイ
ラルの各ピッチ間に商品が収納され、商品送出指令によ
り駆動モータが動作し、スパイラルが1回転若しくは半
回転する毎に商品を1個ずつ落下販売する構成となって
いる。
−243593号公報に示す如く、商品収納コラム内に
縦に商品送出機構であるスパイラルが配置され、スパイ
ラルの各ピッチ間に商品が収納され、商品送出指令によ
り駆動モータが動作し、スパイラルが1回転若しくは半
回転する毎に商品を1個ずつ落下販売する構成となって
いる。
【0003】このスパイラル型自動販売機において商品
充填をする際、スパイラル最下段の商品収納部すなわち
スパイラルの最先端のピッチ部に商品を充填するのを忘
れることがある。特に店側の人等、充填作業に不慣れな
人の場合、よく起こりがちとなる。その忘れた状態のま
ま販売作動に移ると、最初の客には商品が販売されない
不都合が生ずる。そこで、従来はその解決方法の1つと
して、スパイラルに商品を下から数個残した状態でその
商品収納コラムは売り切れとし、その旨の表示や販売停
止となるように制御していた。
充填をする際、スパイラル最下段の商品収納部すなわち
スパイラルの最先端のピッチ部に商品を充填するのを忘
れることがある。特に店側の人等、充填作業に不慣れな
人の場合、よく起こりがちとなる。その忘れた状態のま
ま販売作動に移ると、最初の客には商品が販売されない
不都合が生ずる。そこで、従来はその解決方法の1つと
して、スパイラルに商品を下から数個残した状態でその
商品収納コラムは売り切れとし、その旨の表示や販売停
止となるように制御していた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、この方法であ
ると、充填数に対し販売数が少ないという欠点があり、
販売効率の劣るものとなる。そこで、充填した商品は全
て売りつくしてから販売停止となる制御方法で作動する
スパイラル型自動販売機が好都合となるが、前述したよ
うに未充填の問題、及びそれを原因とする不販売の問題
がある。本考案はこの商品未充填を簡単に構成で防止
し、充填数に対する販売個数を増加させるように改良し
たスパイラル型自動販売機を提供するものである。
ると、充填数に対し販売数が少ないという欠点があり、
販売効率の劣るものとなる。そこで、充填した商品は全
て売りつくしてから販売停止となる制御方法で作動する
スパイラル型自動販売機が好都合となるが、前述したよ
うに未充填の問題、及びそれを原因とする不販売の問題
がある。本考案はこの商品未充填を簡単に構成で防止
し、充填数に対する販売個数を増加させるように改良し
たスパイラル型自動販売機を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は商品収納コラム
内に配置され、所定方向に回転駆動されるスパイラルの
各ピッチ間に商品を収納係止し、商品送出指令に基づく
前記スパイラルの所定回転毎に順次先端の商品から一個
ずつ送出販売するスパイラル型自動販売機において、前
記スパイラルの先端部に、最先に販売される商品の充填
位置を示す表示部材を前記スパイラルの上面上に突出し
ない程度に前記スパイラルの回転軸に向って延出させて
設けたものである。
内に配置され、所定方向に回転駆動されるスパイラルの
各ピッチ間に商品を収納係止し、商品送出指令に基づく
前記スパイラルの所定回転毎に順次先端の商品から一個
ずつ送出販売するスパイラル型自動販売機において、前
記スパイラルの先端部に、最先に販売される商品の充填
位置を示す表示部材を前記スパイラルの上面上に突出し
ない程度に前記スパイラルの回転軸に向って延出させて
設けたものである。
【0006】
【作用】商品を充填する際、商品はスパイラルの各ピッ
チに順繰りに収納されるがスパイラルの先端部に、そこ
も商品の充填位置であることを示す表示部材を設けてい
る。よって、充填作業者はこの表示部材を視認しスパイ
ラル先端部のピッチ部にも商品を充填いることとなり、
最先の販売商品の未充填は防止されて、充填作業は正常
に実施される。
チに順繰りに収納されるがスパイラルの先端部に、そこ
も商品の充填位置であることを示す表示部材を設けてい
る。よって、充填作業者はこの表示部材を視認しスパイ
ラル先端部のピッチ部にも商品を充填いることとなり、
最先の販売商品の未充填は防止されて、充填作業は正常
に実施される。
【0007】こうして、未充填のないスパイラル型自動
販売機となって充填数に対して実販売個数も増え、販売
効率の向上に寄与する。
販売機となって充填数に対して実販売個数も増え、販売
効率の向上に寄与する。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。1は商品収納コラムにして、その中央には商品送
出部材であるスパイラル2が縦に配設されている。スパ
イラル2は駆動モータ3によって回転駆動する軸杆4に
支持されている。具体的には図4に図示するように、上
下方向の数箇所でスパイラル2と軸杆4とをつなぐ連結
棒5によって取付けられている。軸杆4の上端には駆動
ピン6が横に突設され、この駆動ピン6と減速機構7の
動力伝達用接手8とが嵌合連結されて駆動モーター3の
回転動力が軸杆4に伝えられ、スパイラル2は一定方向
に回動されるようになっている。また、軸杆4の下端は
商品収納コラム1の下方に設けた支持体9の先端に回動
自在に軸支10されている。箱型をした商品11は図1
に図示するように軸杆4を中心としてその左右両側に配
列されるようにスパイラル2の各ピッチ間に収納され
る。実際の収納に当っては、商品収納コラム1前面の扉
板12を開け、現われる開口部14を通して、商品11
を片側は奥へ向かって下向きにして、又、他側の商品1
1は手前へ向かって下向きとなるようにして積み入れ
る。
する。1は商品収納コラムにして、その中央には商品送
出部材であるスパイラル2が縦に配設されている。スパ
イラル2は駆動モータ3によって回転駆動する軸杆4に
支持されている。具体的には図4に図示するように、上
下方向の数箇所でスパイラル2と軸杆4とをつなぐ連結
棒5によって取付けられている。軸杆4の上端には駆動
ピン6が横に突設され、この駆動ピン6と減速機構7の
動力伝達用接手8とが嵌合連結されて駆動モーター3の
回転動力が軸杆4に伝えられ、スパイラル2は一定方向
に回動されるようになっている。また、軸杆4の下端は
商品収納コラム1の下方に設けた支持体9の先端に回動
自在に軸支10されている。箱型をした商品11は図1
に図示するように軸杆4を中心としてその左右両側に配
列されるようにスパイラル2の各ピッチ間に収納され
る。実際の収納に当っては、商品収納コラム1前面の扉
板12を開け、現われる開口部14を通して、商品11
を片側は奥へ向かって下向きにして、又、他側の商品1
1は手前へ向かって下向きとなるようにして積み入れ
る。
【0009】こうして、軸杆4を中心としてスパイラル
2の左右両側に収納された商品11は客の商品選択釦操
作等により発生する商品販売指令に基づく駆動モーター
3の回転に伴うスパイラル2の半回転毎に、最下段のも
のから順次1個ずつ落下販売されて行く。商品11は商
品収納コラム1の左右側壁1a、1aと軸杆4との間で
動きを押さえられているため、スパイラル2の半回転毎
に1ピッチずつ下降移動されて販売されて行く。
2の左右両側に収納された商品11は客の商品選択釦操
作等により発生する商品販売指令に基づく駆動モーター
3の回転に伴うスパイラル2の半回転毎に、最下段のも
のから順次1個ずつ落下販売されて行く。商品11は商
品収納コラム1の左右側壁1a、1aと軸杆4との間で
動きを押さえられているため、スパイラル2の半回転毎
に1ピッチずつ下降移動されて販売されて行く。
【0010】駆動モーター3は図示しないスイッチ機構
等によりスパイラル2を半回転させた時、停止するよう
に制御されている。
等によりスパイラル2を半回転させた時、停止するよう
に制御されている。
【0011】ところで、このスパイラル2において、図
番18で示す最下端のピッチ部分が、最先に販売される
商品11の収納部であるが、本考案では図3、図4、図
5に図示するようにそこに収納箇所であることを示す表
示部材、例えば平板の表示板20を取付けている。この
表示板20は、スパイラル2の下面に一端を固定し、他
端をスパイラル2の上面上に突出しない程度に軸杆4方
向へ延出させている。そしてこの延出した部分を表示部
として商品名等を表示したシールを貼付け表示できるよ
うにしている。また、図示しないが表示板20は一端を
スパイラル2の下面に固定して、他端を下方へ垂下させ
てその外面を表示部として前記シール等を貼付け表示す
る構成することができる。よって、商品11が一切売り
切れて空となったスパイラル2に対して、その各ピッチ
に商品11を充填する際、一番下のこの収納箇所18に
も商品111を嗣背融点するねことが、この表示板20
の存在によって注意されて、確実に収納が行なわれ、未
充填は防止される。
番18で示す最下端のピッチ部分が、最先に販売される
商品11の収納部であるが、本考案では図3、図4、図
5に図示するようにそこに収納箇所であることを示す表
示部材、例えば平板の表示板20を取付けている。この
表示板20は、スパイラル2の下面に一端を固定し、他
端をスパイラル2の上面上に突出しない程度に軸杆4方
向へ延出させている。そしてこの延出した部分を表示部
として商品名等を表示したシールを貼付け表示できるよ
うにしている。また、図示しないが表示板20は一端を
スパイラル2の下面に固定して、他端を下方へ垂下させ
てその外面を表示部として前記シール等を貼付け表示す
る構成することができる。よって、商品11が一切売り
切れて空となったスパイラル2に対して、その各ピッチ
に商品11を充填する際、一番下のこの収納箇所18に
も商品111を嗣背融点するねことが、この表示板20
の存在によって注意されて、確実に収納が行なわれ、未
充填は防止される。
【0012】また、この表示板20には商品名を記入す
ると商品の誤充填の防止にも役立つ。すなわち、商品売
り切れ時には、スパイラル2に全く商品11が存在して
いないので、収納すべき商品11の判断が直ぐつかない
こともあるが、表示板20に商品名が記入されていれの
ば、容易に収納対象商品が判り、正しく充填できる。な
お、表示方法として、表示板20に商品名を記したシー
ルを貼る等の手段を講じると収納商品が換わった場合に
も容易に対応できる。同様に表示板20自身を取付け、
取外し可能とすることでも、同様の効果を得られる。
尚、表示板20の取付けは、スパイラル2の表裏の何れ
の面でも良いが、収納商品が箱型の場合には、表側に付
けるとその取付け部分の段差に引っかかる恐れがあるた
め、裏面が好ましい。
ると商品の誤充填の防止にも役立つ。すなわち、商品売
り切れ時には、スパイラル2に全く商品11が存在して
いないので、収納すべき商品11の判断が直ぐつかない
こともあるが、表示板20に商品名が記入されていれの
ば、容易に収納対象商品が判り、正しく充填できる。な
お、表示方法として、表示板20に商品名を記したシー
ルを貼る等の手段を講じると収納商品が換わった場合に
も容易に対応できる。同様に表示板20自身を取付け、
取外し可能とすることでも、同様の効果を得られる。
尚、表示板20の取付けは、スパイラル2の表裏の何れ
の面でも良いが、収納商品が箱型の場合には、表側に付
けるとその取付け部分の段差に引っかかる恐れがあるた
め、裏面が好ましい。
【0013】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、スパイラ
ルの先端に最先の販売商品の収納箇所を示す表示板を設
けてあるので、従来、充填忘れの起こり易いこの箇所に
も使用品を充填することの作業が確実に行なわれる期待
が生まれる。こうして、未充填による不販売は防止さ
れ、かつ充填した商品は全て売り尽くすことのできる販
売効率の向上が図れるスパイラル方自動販売機となる。
ルの先端に最先の販売商品の収納箇所を示す表示板を設
けてあるので、従来、充填忘れの起こり易いこの箇所に
も使用品を充填することの作業が確実に行なわれる期待
が生まれる。こうして、未充填による不販売は防止さ
れ、かつ充填した商品は全て売り尽くすことのできる販
売効率の向上が図れるスパイラル方自動販売機となる。
【図1】スパイラル型自動販売機の商品収納コラムの縦
断側面図
断側面図
【図2】同商品収納コラムの横断面図
【図3】スパイラルの最下部部分における平面構成図
【図4】スパイラルの構造斜部図
【図5】表示板の設けられているスパイラルの先端の部
分斜断図
分斜断図
1 商品収納コラム 2 スパイラル 11 商品 20 表示部材
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−103773(JP,U) 実開 昭60−62179(JP,U) 実開 昭59−108977(JP,U) 実開 昭58−142788(JP,U) 実開 昭50−44595(JP,U) 実開 昭58−39685(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G07F 11/36
Claims (1)
- 【請求項1】 商品収納コラム内に配置され、所定方向
に回転駆動されるスパイラルの各ピッチ間に商品を収納
係止し、商品送出指令に基づく前記スパイラルの所定回
転毎に順次先端の商品から一個ずつ送出販売するスパイ
ラル型自動販売機において、前記スパイラルの先端部
に、最先に販売される商品の充填位置を示す表示部材を
前記スパイラルの上面上に突出しない程度に前記スパイ
ラルの回転軸に向って延出させて設けたことを特徴とす
るスパイラル型自動販売機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992003977U JP2576111Y2 (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | スパイラル型自動販売機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992003977U JP2576111Y2 (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | スパイラル型自動販売機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0564983U JPH0564983U (ja) | 1993-08-27 |
JP2576111Y2 true JP2576111Y2 (ja) | 1998-07-09 |
Family
ID=11572116
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992003977U Expired - Lifetime JP2576111Y2 (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | スパイラル型自動販売機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2576111Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107067566A (zh) * | 2017-02-28 | 2017-08-18 | 慈溪市人民医院 | 自助式血糖检测系统 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5044595U (ja) * | 1973-08-22 | 1975-05-06 | ||
JPS5839685U (ja) * | 1981-09-07 | 1983-03-15 | 三洋自動販売機株式会社 | 自動販売機 |
JPS58142788U (ja) * | 1982-03-16 | 1983-09-26 | 三洋電機株式会社 | スパイラル型自動販売機 |
JPS59108977U (ja) * | 1983-01-06 | 1984-07-23 | 富士電機株式会社 | 自動販売機の商品搬出機構 |
JPS6062179U (ja) * | 1983-10-06 | 1985-05-01 | 富士電機株式会社 | 自動販売機の縦スパイラル式商品棚 |
JPS61103773U (ja) * | 1984-12-07 | 1986-07-02 |
-
1992
- 1992-02-05 JP JP1992003977U patent/JP2576111Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0564983U (ja) | 1993-08-27 |
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