JP2636551B2 - 陳列スタンド - Google Patents

陳列スタンド

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JP2636551B2 JP11920691A JP11920691A JP2636551B2 JP 2636551 B2 JP2636551 B2 JP 2636551B2 JP 11920691 A JP11920691 A JP 11920691A JP 11920691 A JP11920691 A JP 11920691A JP 2636551 B2 JP2636551 B2 JP 2636551B2
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昭夫 山本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多くの商品を整然と並
べて展示するときに用いられる陳列スタンドに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】「写ルンです」(商品名)のように撮影
機能を備えたユニット本体内に予めフイルムを装填した
レンズ付きフイルムユニットや、写真フイルム、または
各種の電池類のような比較的サイズが小さい商品を店頭
で展示する際には陳列スタンドが利用される。陳列スタ
ンドは、スタンド本体枠を構成しているフレームに、商
品吊り下げ用のフックアームを前方に突出させて固定し
たものである。前述した商品などは、包装袋に封入され
る他、シュリンク包装やブリスターパック包装等でカバ
ーされていることが多い。そして、これらの包装体の一
部に前記フックアーム挿通用の穴を設けておき、この穴
にフックアームを挿通することによって、これらの商品
を縦列させて吊り下げ展示することができるようにな
る。商品の収容個数を増やすために陳列スタンドには複
数のフックアームが設けられているが、フックアームご
とに商品の種類を決めておくことによって、種類が異な
る商品を整然と並べて展示することも可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来の陳列ス
タンドでは、購買される個数が多い同種の商品を例えば
2〜3本のフックアームに割り当ててそれぞれに商品を
吊り下げた場合、消費者は各フックアームごとに商品を
見比べて、製造日が新しいものから購買してゆく傾向を
もっている。このため、補充した新たな商品から購買さ
れ、製造日の古い商品はそのまま取り残されてしまいが
ちになり、使用期間に限りがある商品の展示には不利な
面がある。またこれまでの陳列スタンドでは、特に多種
の商品を1台の陳列スタンドで展示する際には、フック
アームに吊り下げられた商品の包装自体が商品の種別表
示となっているだけであり、その商品の特長や用途その
他の表示を効果的に行うことができず、購買意欲を惹き
起こさせるための表示機能の点でも不充分であった。
【0004】本発明は以上のような従来技術の欠点を解
決するためになされたもので、補充された新しい商品よ
りも古い商品から逐次購買されるようにし、しかも表示
機能を高める上でも有利な陳列スタンドを提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、フックアームを対にして同種の商品を吊り
下げるようにするとともに、対になったフックアームの
前方にガイドレール付きのブラケットを配置しておき、
このガイドレールに沿ってスライド板を移動させること
によって、対になった一方のフックアームに吊り下げた
商品を前面に露出させると同時に、対になった他方のフ
ックアームに吊り下げた商品についてはスライド板でカ
バーできるようにしてある。これにより、新たに商品を
補充した側のフックアームの前方をスライド板で閉鎖し
ておけば、開放されている他方のフックアーム側の商品
から購買されてゆくようになる。また、商品に隣接して
スライド板が位置することになるから、このスライド板
を商品ごとの表示パネルとして利用することが可能とな
る。さらに、閉じられた側の最前列の商品が前方に移動
することをスライド板で阻止し、スライド板を開放した
時点で前方に移動させる構成にすることによって、販売
対象となる商品の提示が明確になるだけでなく、消費者
にとってはスライド板の移動操作がしにくくなる。
【0006】
【実施例】本発明の陳列スタンドの外観を示す図1にお
いて、スタンド本体枠を構成するフレーム2は、キャス
ター付きの収納ボックス3に固定されている。背面側の
フレーム2には、フックアーム5の根元部分を溶接等に
より固定したロッドが固着されている。フックアーム5
は5段にわたって設けられ、各段における配列本数は上
から順に、6本,6本,4本,4本,6本となってい
る。ただし、詳しくは後述するように、この陳列スタン
ドには、例えばアクリル樹脂で作られた不透明なスライ
ド板10,11,12が設けられており、各段において
フックアーム5はその半数しか前面に露出していない。
【0007】図2にも示したように、フックアーム5
は、その先端側が水平面から20°程度下向きになるよ
うに前下がりに固定され、先端には上向きの折り曲げ部
5aが形成されている。したがって、写真フイルム2個
パックの商品8をこのフックアーム5に吊り下げると、
前方へとスライドして折り曲げ部5aで止められる。な
お、商品8は台紙8aとともに包装されており、図1の
ようにこの台紙8aにフックアーム挿通用の穴8bが設
けられている。また、この陳列スタンドには他の商品9
としてレンズ付きフイルムユニットが吊り下げられ、そ
の包装袋に設けた穴9aにフックアーム5が挿通され
る。そして、3,4段目のフックアームが商品8の吊り
下げに用いられ、1,2,5段目のフックアームが商品
9の吊り下げに用いられる。
【0008】前面側のフレーム2には、各段のフックア
ーム5の折り曲げ部5aよりも前方で、かつ各段のフッ
クアーム5を上下に挟むように6本のブラケット15が
固定されている。図2及び図3に示したように、ブラケ
ット15は断面「H」型で、上面及び底面にレール溝1
5aを有している。そして、上下のレール溝15aによ
って各スライド板10,11,12が左右に移動自在と
なっている。また、スライド板の下縁をガイドするレー
ル溝15aの所要部にはストッパ15bが植設され、ス
ライド板10,11,12の移動量を制限している。
【0009】例えば4段目の4本のフックアーム5の前
面には、図3に示したように2枚のスライド板12が設
けられ、下側のブラケット15の中央に1本のストッパ
15bが設けられているため、左右各々のスライド板1
2は中央を越えて移動させることができない。そして右
側のスライド板12をストッパ15bに当接する位置ま
で移動させると、右から1番目のフックアーム5が前面
に露出し、右から2番目のフックアーム5はスライド板
12の背後に隠されるようになる。また、左側のスライ
ド板12はフレーム2に当接する位置まで移動されてい
るので、左から1番目のフックアーム5が隠され、左か
ら2番目のフックアーム5が前面に露出する。これによ
り、右側のスライド板12は右側の2本のフックアーム
5を対として、そのいずれか一方を前面に露出させ他方
を閉鎖し、同様に左側のスライド板12は左側の2本の
フックアーム5を対とし、その一方を前面に露出させ他
方を閉鎖する機能をもつ。
【0010】スライド板10,11,12には、これら
を移動操作するときの指の挿入穴10a,11a,12
aが設けられている。また、各スライド板10,11,
12の前面には、商品名やその特長,用途等を表す表示
10b,11b,12bが設けられている。なお、図1
に示したように、この陳列スタンドの両側面にはアクリ
ル板等のパネル18が取り付けられ、収容した商品に対
する防塵機能が高められている。
【0011】上記の陳列スタンドの作用につき説明す
る。図3には、4段目の4本のフックアーム5が示さ
れ、これらには全て同じ種類の商品8が吊り下げられて
いるが、基本的にはスライド板12によってそれぞれ対
になって開閉される2本のフックアームごとに同じ商品
8が吊り下げられる。また、2段目左側のスライド板1
1のように、4本のフックアーム5を2本ずつの対にし
て開閉する場合には、4本とも同じ商品の吊り下げに用
いるか、あるいは閉じられた側の2本と、開放された側
の2本にそれぞれ2種類ずつの商品を吊り下げるように
してもよい。
【0012】商品8の販売が進み、図3に示したように
一番右のフックアーム5が空になった場合には、例えば
収納ボックス3に保管されていた新しい商品8を空にな
ったフックアーム5に補充する。その補充の後は、補充
した最前列の商品8を少し押し込んでおいて右側のスラ
イド板12を右方に移動させ、補充した商品8をスライ
ド板12で隠すようにする。なお、新たな商品の在庫が
ない場合や、時間的に補充作業を行う余裕がないような
ときには、単にスライド板12を移動させて空になった
側のフックアーム5を隠せばよく、これと同時に他方の
側のフックアーム5に吊り下げた商品が前面に現れるこ
とになる。
【0013】空になったフックアーム5に補充された新
たな商品8は、フックアーム5の前下がり傾斜によって
前方に移動しようとするが、図2に二点鎖線で示したよ
うに、商品8の前面がスライド板12の背面に当接して
押し込まれたままの状態になる。他方、スライド板12
の移動により開放された側では、図2に実線で示したよ
うに商品8が前方に移動し、最前列の商品8の前面はス
ライド板12,ブラケット15よりも少し突出して販売
対象商品を明示する。さらに、販売対象商品がスライド
板12よりも突出するため、単にスライド板12を移動
させるだけでは閉じられている側を開放することができ
ず、特別なロック機構を併設しなくても消費者にとって
はスライド板12の移動操作がしにくくなる。
【0014】こうして開放された側の商品8は、新たに
補充された商品8よりも古く、しかも新たに補充した商
品8はスライド板12でカバーされているから、古い商
品8から順に購買されるようになる。このような古い商
品の前出し機能は、商品9が吊り下げられている他の段
についても全く同様で、写真フイルムやレンズ付きフイ
ルムユニットのように使用期限が決まっている商品の販
売に特に有効である。さらに、販売対象となっている商
品8,9のすぐ傍にスライド板10,11,12が位置
し、その表面に各種の表示10a,11a,12aを記
すようにしているから、この1台の陳列スタンドに何種
類かの商品を展示する場合でも各々の商品について充分
な表示スペースを確保することができ、商品の収容量を
低下させることなく表示機能を高めることができる。
【0015】以上、図示した実施例にしたがって本発明
について説明してきたが、フックアームの段数や配列本
数、あるいはスライド板の枚数は適宜決めることがで
き、またクリック係止機構を併用すれば、スライド板を
上下方向にスライドさせる構造にすることも可能で、ブ
ラケットとスライド板との間のガイド手段としても、前
述したレール溝のみに限定されない。そしてこのような
陳列スタンドに収容する商品としても、その包装の一部
にフックアームを挿通する穴が設けられていれば、上述
した商品に限られない。さらに、スライド板で開閉され
る一対のフックアームに異種の商品を吊り下げておき、
販売側の意図に応じて販売対象とする商品だけを展示す
ることも可能で、スライド板を単に古い商品の前出し機
能に用いるだけでなく、販売対象商品の選択に応用する
ことも可能である。
【0016】
【発明の効果】上述したように、本発明の陳列スタンド
によれば、スライド板の移動により対になったフックア
ームの一方に吊り下げた商品を前面に露出させるのと同
時に、他方のフックアームに吊り下げた商品については
消費者の目から隠すことができるから、商品の収容量を
減らすことなく販売対象としたい商品だけを消費者に販
売することができるようになる。したがって、使用期限
がある商品の販売に用いれば、新しい商品を収納したま
まの状態でも古い商品から販売してゆくことができるよ
うになる。さらに、空になったフックアームについては
スライド板を移動して隠すことができるから、たとえ新
たな商品の補充を行わない場合であっても、空のフック
アームを露出させたいわゆる歯抜け状態での展示を防
ぎ、整然とした商品展示を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の陳列スタンドの外観図である。
【図2】陳列スタンドの要部断面図である。
【図3】陳列スタンドの要部斜視図である。
【符号の説明】
2 フレーム 5 フックアーム 8,9 商品 10,11,12 スライド板 10a,11a,12a 表示部 15 ブラケット 15a レール溝

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スタンド本体枠を構成するフレームと、
    このフレームに前下がりに傾斜して固定された商品吊り
    下げ用の複数のフックアームと、これらのフックアーム
    のうちの少なくとも隣合った一対の前方に位置するよう
    に前記フレームに固着されたガイドレール付きのブラケ
    ットと、前記ガイドレールに沿って移動自在であり、前
    記隣合った一対のフックアームの一方の前面を覆うと同
    時に他方の前面を開放するスライド板とからなることを
    特徴とする陳列スタンド。
  2. 【請求項2】 前記スライド板は、覆った側のフックア
    ームに吊り下げられた最前列の商品が前方に移動するの
    を阻止し、その開放によって該商品がスライド板よりも
    前方に出てくるようにしたことを特徴とする請求項1記
    載の陳列スタンド。
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JP2515554Y2 (ja) * 1993-05-28 1996-10-30 株式会社岡村製作所 商品陳列装置
JP6386988B2 (ja) * 2015-11-04 2018-09-05 花王株式会社 表示方法追加構造体、及び可動表示パネル付商品陳列棚

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