JP2575753Y2 - 電子機器の盗難防止装置 - Google Patents

電子機器の盗難防止装置

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JP2575753Y2 JP1993019187U JP1918793U JP2575753Y2 JP 2575753 Y2 JP2575753 Y2 JP 2575753Y2 JP 1993019187 U JP1993019187 U JP 1993019187U JP 1918793 U JP1918793 U JP 1918793U JP 2575753 Y2 JP2575753 Y2 JP 2575753Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、操作部が着脱自在とな
っている電子機器(例えば車載用音響機器)を展示する
際に使用されるものであり、展示状態の機器本体から操
作部が勝手に取り外されるのを防止する電子機器の盗難
防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各種電子機器には、スイッチや表示部材
が装備された操作部を、機器本体から離脱できるものが
ある。図12に示す車載用音響機器2はその一例であ
り、機器本体2aの前部に一体に設けられたノーズ部
(化粧部)2bから操作部2cが離脱できるようになっ
ている。この車載用音響機器2では、自動車から離れる
ときに操作部2cをノーズ部2bから離脱させて携帯す
ると、機器本体2a内の機構が動作できなくなり、よっ
て無人の車室内から車載用音響機器2が盗難されるのを
防げるようになる。また操作部2cをそのまま遠隔操作
装置として使用すれば、自動車の後部座席から機器本体
2a内の機構の操作も可能になる。
【0003】しかしながら、操作部2cを離脱できるよ
うにしたこの種の機器では、店頭において操作部2cだ
けが持ち去られることを常に防止していなければならな
いという新たな問題が生じる。一般に車載用音響機器が
カー用品の専門店やディラーなどの店頭に展示されると
きには、図12に示すようにディスプレイボード1の装
着穴1aのそれぞれに複数の機器が挿入されて固定さ
れ、それぞれの音響機器2のノーズ部がボード前面1b
に並ぶように配置される。このように並べて展示される
機器の中に、符号2で示すように操作部を離脱できるも
のが含まれていると、操作部2cがノーズ部2bから勝
手に外されて持ち去られる心配が生じる。
【0004】そこで、従来は、ディスプレイボード1に
各種車載用音響機器を並べて固定し展示する場合に、符
号2で示す操作部離脱式の音響機器が固定される部分の
ディスプレイボード前面1bに、盗難防止器具をねじ止
めなどにより固定している。この盗難防止器具として
は、例えばディスプレイボード1にねじ止めされたピン
と操作部2cとの間を鎖で繋ぐもの、またはディスプレ
イボード1に錠構造のものがねじ止めされ、鍵により錠
の軸を回転させると掛止片が一緒に回動し、この掛止片
により操作部2cの前面が押さえられるものなどであ
る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような盗難防止器具を、車載用音響機器と別体にてディ
スプレイボード1に取付けると、ディスプレイボードの
展示外観を損ねることになる。またこれらの盗難防止器
具をディスプレイボード1にねじ止め固定する場合に
は、ねじ止めが簡単に外れないことが必要であり、よっ
てディスプレイボード1の材質を硬質で且つ頑丈なもの
にしなければならなくなる。さらに、展示配列を変えよ
うとして、これまで操作部離脱式の音響機器2が展示さ
れていた同じ箇所に操作部が離脱しない音響機器を展示
しようとする場合には、盗難防止器具を外す必要が生じ
る。またこれを外した箇所にはねじ穴が残ってしまい、
ディスプレイボード1の展示外観が損なわれることにな
る。
【0006】本考案は上記従来の課題を解決するもので
あり、電子機器と一体的に展示できるようにして展示外
観を損ねることがなく、また例えばディスプレイボード
に取付ける際に、ねじ止めを不要にした電子機器の盗難
防止装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案による盗難防止装
置は、機器本体と、機器本体の前部に設けられた化粧部
と、この化粧部に着脱自在に設けられた操作部とを有す
る電子機器の盗難防止装置であって、前記電子機器が展
示される際に前記化粧部の外周に設置される枠体が設け
られ、この枠体には、前記操作部の離脱方向の前面に掛
止される位置とこの前面から離れる位置との間で移動す
る掛止部材と、離脱方向の前面に掛止された状態で前記
掛止部材をロックするロック機構とが設けられているこ
とを特徴とするものである。
【0008】また上記手段において、化粧部の外形寸法
が機器本体の外形寸法よりも大きい部分を有し、機器本
体がディスプレイボードの穴に装着されて固定され展示
されるものである場合には、化粧部とディスプレイボー
ドとの間に前記枠体が配置される構造とすることが好ま
しい。
【0009】
【作用】上記手段では、操作部の離脱方向の前面に掛止
される掛止部材およびこの掛止部材をロックするロック
機構が設けられた枠体が、電子機器の化粧部の外周に配
置されるため、この枠体が化粧部と一体的な外観を呈す
るようになり、展示外観が良好になる。また、展示箇所
にて盗難防止のための器具を化粧部と別の位置に固定す
る必要がなくなる。
【0010】さらに枠体を機器の化粧部とディスプレイ
ボードとの間に配置すれば、機器本体をディスプレイボ
ードに装着するだけで枠体を固定できる。またディスプ
レイボードにねじ穴などを開けることも不要になる。
【0011】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面により説明す
る。図1は本考案の一実施例として車載用音響機器およ
び盗難防止装置とを示す分解斜視図、図2はディスプレ
イボードに前記車載用音響機器の一部と盗難防止装置と
が装着された状態を示す断面図、図3は盗難防止装置の
平面図、図4は盗難防止装置の平面図である。図1にお
ける車載用音響機器30は、前部に化粧部としてのノー
ズ部33が一体に設けられた機器本体31と、この機器
本体31が挿入されるインナーケース50との組み合せ
から成り、前記ノーズ部33に操作部32が着脱自在と
なっている。
【0012】この車載用音響機器30が自動車の車室内
に取付けられるときには、通常はインナーケース50が
車室内のダッシュボードに固定される。そしてこのイン
ナーケース50内に機器本体31が挿入されてロックさ
れ、ノーズ部33がダッシュボード前面にて他の機器と
並んで配置される。この車載用音響機器30が、図12
に示したようなディスプレイボード1に固定されて展示
されるときには、図2に示すように、前記インナーケー
ス50がディスプレイボード1に装着され、このインナ
ーケース50内に機器本体31が装着されてロックされ
るが、このとき盗難防止装置10がノーズ部33の外周
に設置され、この盗難防止装置10により、展示状態の
ノーズ部33から操作部32が持ち去られるのを防止で
きるようになる。
【0013】図3と図4に示すように、盗難防止装置1
0は合成樹脂により一体成型されたものであり、前記ノ
ーズ部33の外周に装着される枠体部11と、この枠体
部11の図示左側部分に一体となって枠体部11の一部
を構成するロック操作部12とから構成されている。図
2に示されるように、枠体部11の断面形状は、矩形内
周面11aと枠部底面11bとがほぼ直角となったL字
状であり、この断面L字のフレームにより矩形穴11c
が囲まれた形状である。矩形穴11cは、前記インナー
ケース50の幅寸法Wと高さ寸法Tがほとんど隙間なく
通過できる開口寸法である。また矩形内周面11aは、
インナーケース50の前部外周のフランジ部50aおよ
び前記ノーズ部33がちょうど嵌り合う開口寸法となっ
ている。また図2に示すように、インナーケース50が
枠体部11の矩形穴11cに挿入されたときに、インナ
ーケース50のフランジ部50aが枠部底面11bに当
たる。
【0014】ロック操作部12の前面12bと前記枠体
部11全体は化粧面となっており、例えば車載用音響機
器30のノーズ部33および操作部32と同じ色彩で同
じ表面粗さ状態となっている。ロック操作部12の前面
12bには、ロック機構として錠機構13が設けられて
いる。図8に示すように、この錠機構13は、ロック操
作部12の前面12bに固定されるブラケット13d
と、このブラケット13dに回転可能に保持されたシリ
ンダ13aとを有している。シリンダ13aの前面には
キー溝13eが形成されており、専用の鍵16をキー溝
13eに挿入することにより、シリンダ13aを回転さ
せることができるようになっている。シリンダ13aの
後端には、軸13bが一体に設けられ、この軸13bに
掛止アーム14が固定され、掛止アーム14は軸13b
と共に回動できるようになっている。
【0015】掛止アーム14は板金製であり、その先端
に掛止パッド15が装着されている。この掛止パッド1
5はゴムなどの弾性材料により形成されているものであ
り、掛止アーム14はこの掛止パッド15の穴に差し込
まれ、掛止パッド15の弾性挟圧により、掛止アーム1
4と掛止パッド15とが互いに固定されている。よって
掛止パッド15を強く引っ張れば掛止アーム14から取
り外すことができる。図9に示すように掛止パッド15
は厚さ寸法Bの相違するものが複数種類用意されてい
る。車載用音響機器30の機種によって、ディスプレイ
ボード1に装着された状態でのボード1の前面から操作
部32の前面までの突出寸法Aが相違する。よって前記
厚さ寸法Bの相違する掛止パッド15を取り替えて使用
することにより、機種に応じて前記突出寸法Aが変わっ
ても、掛止パッド15により常に操作部32の前面を確
実に掛止できるようになる。なお、前記突出寸法Aの変
化に対応する他の方法としては、軸13bの外周にスプ
リングを設けて、掛止アーム14が図8の図示上方へ弾
圧される構造とし、前記突出寸法Aが変わったときに、
スプリングの弾性力に対抗して掛止アーム14が図示下
方向へ移動できるようにしてもよい。
【0016】図2および図8に示すように、ロック操作
部12の矩形穴11cに向く側面には、長溝12aが形
成されており、前記錠機構13のシリンダ13aが回転
する際、掛止アーム14と掛止パッド15がこの長溝1
2aから矩形穴11cの方向へ突出できるようになって
いる。
【0017】図1に示すように、車載用音響機器30の
インナーケース50は板金製の箱体である。インナーケ
ース50の上面と下面には、複数の取付片50bが設け
られている。この取付片50bはインナーケース50の
上面と下面の板部を切り起こして形成したものであり、
弾性変形可能となっている。複数の取付片50bは、イ
ンナーケース50の後方への間隔が少しずつ変わるよう
に段階的に配列されている。このインナーケース50が
自動車のダッシュボードに装着されるときには、このダ
ッシュボードの厚さに対応したいずれかの取付片50b
がインナーケースの内面に掛止され、これがインナーケ
ースの取付け構造の一部となる。
【0018】また図2に示すように、展示状態において
インナーケース50がディスプレイボード1の装着穴1
aに挿入されるときにも、前記いずれかの取付片50b
がディスプレイボード1の裏面に掛止され、これにより
インナーケース50がディスプレイボード1に固定され
る。
【0019】図5に示すように、前記ノーズ部33は樹
脂製である。機器本体31は板金の筐体であり、ノーズ
部33はこの機器本体31の前端開口部に固定されてい
る。図5に示すように、ノーズ部33の後端両側部に
は、機器本体31の内側に入り込む板部33eが設けら
れ、この板部33eに上下方向への長穴33fが形成さ
れている。この長穴33fにはロックピン35が摺動自
在に挿入されており、このロックピン35は、図1に示
すように、機器本体31の側面に設けられた長穴31a
から外部へ突出している。図5に示すように、ロックピ
ン35はトーションスプリング36の付勢力を受けてお
り、この付勢力により、ロックピン35は長穴33f内
の上下両端部に安定するようになっている。
【0020】図1、図6および図7に示すように、イン
ナーケース50の開口部の両側板にはロック溝51が形
成されている。このロック溝51は傾斜辺51aと掛止
溝51bとを有している。機器本体31がインナーケー
ス50内に挿入されるとき、トーションスプリング36
により下向きの付勢力を受けているロックピン35が、
前記ロック溝51の傾斜辺51aを乗り上がって掛止溝
51bに弾性的に係合される。これによりインナーケー
ス50に対して機器本体31がロックされる。
【0021】前記ノーズ部33の化粧面33aには凹陥
部33bが形成され、ここに操作部32が離脱自在に装
着される。凹陥部33bの底面には、操作部32を離脱
方向へ付勢する付勢部材が設けられ、操作部32をこの
付勢部材の付勢力に対抗して凹陥部33b内に押し込む
と、操作部32は凹陥部33b内にてロック機構により
ロックされる。化粧面33aの図示左下側には、リリー
ス釦33cが設けられており、このリリース釦33cが
押されると、前記ロック機構によるロックが解除され、
操作部32が凹陥部33bから取り出される。操作部3
2にはカセットを挿入する挿入穴32bが形成され、ノ
ーズ部33の凹陥部33bの底面にも同様に挿入穴33
dが形成されている。操作部32の操作面32aには各
種操作釦および液晶表示部などが実装されている。また
操作部32と凹陥部33bの底面には、操作部32が装
着されたときに互いに導通するコネクタなどが設けられ
ている。
【0022】次に上記車載用音響機器30をディスプレ
イボード1に装着する作業について説明する。まず、車
載用音響機器30のインナーケース50を、盗難防止装
置10の枠体部11の矩形穴11cに挿入する。インナ
ーケース50のフランジ部50aが、枠体部11の矩形
内周面11a内に嵌合し、フランジ部50aの背面が枠
部底面11bに当たることにより、インナーケース50
と盗難防止装置10とが互いに位置決めされる。
【0023】外周に盗難防止装置10の枠体部11が嵌
合されたインナーケース50は、図2に示すように、デ
ィスプレイボード1の装着穴1a内に挿入される。枠体
部11の枠部底面11bとフランジ部50aとが密着し
た状態で、インナーケース50がディスプレイボード1
の装着穴1aに完全に挿入され、このときいずれかの取
付片50bがディスプレイボード1の背面に係合し、デ
ィスプレイボード1が盗難防止装置10の背面と前記取
付片50bとで挟持された状態となって、インナーケー
ス50と盗難防止装置10とが固定される。
【0024】図1に示すように、インナーケース50の
上下面には、フランジ部50aからの距離が異なる複数
の取付片50bが形成されているため、ディスプレイボ
ード1の厚さ寸法がどのようなものであっても、取付片
50bを用いて、ディスプレイボード1にインナーケー
ス50と盗難防止装置10を固定できる。次に、操作部
32が外された状態の機器本体31がインナーケース5
0内に前方から挿入され、図5と図7に示すロックピン
35をインナーケース50のロック溝51の掛止溝51
bに掛止させることにより、インナーケース50に対し
て機器本体31がロックされる。
【0025】この機器本体31が挿入されるとき、盗難
防止装置10では、掛止アーム14と掛止パッド15が
図3にて反時計方向へ回動した状態でロック操作部12
内に収納されている。そして機器本体31がインナーケ
ース50内にてロックされた後に、操作部32がノーズ
部33の凹陥部33b内に装着され図示しないロック機
構により操作部32がノーズ部33に対してロックされ
る。ロック操作部12に設けられた錠機構13のキー溝
13eに鍵16を挿入し、時計方向へ回動させると、シ
リンダ13aと軸13bと共に掛止アーム14が時計方
向へ回動し、この掛止アーム14と掛止パッド15とが
長溝12aから枠体部11の矩形穴11cの前方へ突出
し、操作部32の前面が掛止パッド15により掛止され
る。掛止パッド15はゴムなどの弾性体により形成され
ているため、操作部32はこの掛止パッド15により弾
性的に押えられることになる。
【0026】この実施例では、図3などに示すように、
ロック操作部12の枠体側の側面の下部に凹部12cが
形成され、リリース釦33cを指で押す際に、ロック操
作部12が指の挿入を邪魔しないようになっている。前
述のように、掛止パッド15は厚さ寸法B(図9参照)
の相違するものが複数種類設けられており、掛止アーム
14に装着される掛止パッド15の種類を選ぶことがで
きる。これにより、機種の相違によるディスプレイボー
ド1の前面から操作部32の前面(操作面32a)まで
の寸法Bが変化しても、掛止パッド15により操作部3
2を確実に押圧して掛止できるようになる。
【0027】なお、図10と図11に示すように、掛止
アーム14と掛止パッド15が矩形穴11cの方向へ突
出して、掛止パッド15により操作部32が押さえられ
た際に、掛止アーム14により、ノーズ部33に設けら
れたリリース釦33cを覆うようにすれば、展示状態で
操作部32を外すためのリリース釦33cが見えなくな
り、盗難防止機能がさらに向上することになる。なお、
上記実施例では、インナーケース50に設けられた取付
片50bにより、インナーケース50がディスプレイボ
ード1に係合固定できるようになっているが、例えばデ
ィスプレイボード1の裏面に取付け金具を固定し、この
金具によりインナーケース50を固定してもよい。
【0028】また図の実施例では、盗難防止装置10
が、インナーケース50のフランジ部50aとディスプ
レイボード1との間に挟持されるようになっているが、
盗難防止装置10がノーズ部33の外周に嵌着された状
態で、保持金具などにより盗難防止装置10とノーズ部
33とが固定されるようにしてもよい。このような構造
にすればディスプレイボード1を使用しない展示形態に
おいても盗難防止装置10を使用することができる。ま
た本考案は、車載用音響機器に限られず、操作部が離脱
式のものであり化粧部の外周に盗難防止装置10を嵌着
できる大きさのものであれば、どのような機器において
も実施可能である。
【0029】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、機器本体
の化粧部の外周に配置される枠体に掛止部材が設けら
れ、操作部の離脱を防止できるようにしているため、機
器本体と枠体とが一体の外観を呈し、展示外観が良好に
なる。また盗難防止装置が機器本体と一体となるため、
従来のように盗難防止器具を別体に展示部に取付ける必
要がなく、また盗難防止器具が外れるなどの心配がなく
なる。
【0030】また請求項2記載の考案では、枠体が化粧
部とディスプレイボードとの間に配置されて固定される
ため、盗難防止装置の取付けが簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例として車載用音響機器と盗難
防止装置とを示す分解斜視図。
【図2】図1に示す盗難防止装置とインナーケースとが
ディスプレイボードに取付けられた状態を示す断面図。
【図3】図1に示す盗難防止装置の正面図。
【図4】盗難防止装置の平面図。
【図5】機器本体に設けられたノーズ部を背面側から示
す部分斜視図。
【図6】インナーケースに設けられたロック溝を示す斜
視図。
【図7】インナーケースに設けられたロック溝を示す部
分側面図。
【図8】盗難防止装置により操作部が掛止された状態を
示す部分断面図。
【図9】掛止パッドを示す平面図。
【図10】他の実施例による盗難防止装置を示す部分正
面図。
【図11】図10に示す盗難防止装置の部分平面図。
【図12】車載用音響機器がディスプレイボードに展示
された状態を示す斜視図。
【符号の説明】
10 盗難防止装置 11 枠体部 11a 矩形内周面 11b 枠部底面 11c 矩形穴 12 ロック操作部 13 錠機構 13a シリンダ 13e キー溝 14 掛止アーム 15 掛止パッド 16 鍵 30 車載用音響機器 31 機器本体 32 操作部 33 ノーズ部(化粧部) 50 インナーケース 50a フランジ部 50b 取付片

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器本体と、機器本体の前部に設けられ
    た化粧部と、この化粧部に着脱自在に設けられた操作部
    とを有する電子機器の盗難防止装置であって、前記電子
    機器が展示される際に前記化粧部の外周に設置される枠
    体が設けられ、この枠体には、前記操作部の離脱方向の
    前面に掛止される位置とこの前面から離れる位置との間
    で移動する掛止部材と、前記離脱方向の前面に掛止され
    た状態で前記掛止部材をロックするロック機構とが設け
    られていることを特徴とする電子機器の盗難防止装置。
  2. 【請求項2】 化粧部はその外形寸法が機器本体の外形
    寸法よりも大きい部分を有しており、機器本体がディス
    プレイボードの穴に装着されて固定される展示状態に
    て、化粧部とディスプレイボードとの間に前記枠体が配
    置される請求項1記載の電子機器の盗難防止装置。
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