JP2575623B2 - 反射形光電スイツチ - Google Patents
反射形光電スイツチInfo
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- JP2575623B2 JP2575623B2 JP15128285A JP15128285A JP2575623B2 JP 2575623 B2 JP2575623 B2 JP 2575623B2 JP 15128285 A JP15128285 A JP 15128285A JP 15128285 A JP15128285 A JP 15128285A JP 2575623 B2 JP2575623 B2 JP 2575623B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- center
- photoelectric switch
- light receiving
- chip
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- Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [技術分野] この発明は,反射形光電スイッチに関し,とくに小型
化された反射形光電スイッチに関する。
化された反射形光電スイッチに関する。
[従来技術] 反射形光電スイッチのケース内の前部には,投光素子
と受光素子とが横に並べて配置され,絶縁材料たとえば
プラスチックからなるホルダに保持されている。光電ス
イッチの小型化にともない投光素子,受光素子も小さく
なってきている。
と受光素子とが横に並べて配置され,絶縁材料たとえば
プラスチックからなるホルダに保持されている。光電ス
イッチの小型化にともない投光素子,受光素子も小さく
なってきている。
超小型化された投光素子または受光素子の一例が第1
図および第2図に示されている。投光素子または受光素
子は,ステム1と,このステム1上に搭載された発光ま
たは受光チップ2と,チップ2の一方の電極にリード線
をつなぐためのステム1上に配置されたボンディング電
極3とを備えている。チップ2の他方の電極はステム1
に直接に接触している。小さなステム1上にこれらのチ
ップ2と電極3とを配置しなければならないために,チ
ップ2および電極3のいずれもがステム2の中心OSから
外れた位置に設けられている。チップ2および電極3は
レンズとして作用する樹脂4により覆われている。
図および第2図に示されている。投光素子または受光素
子は,ステム1と,このステム1上に搭載された発光ま
たは受光チップ2と,チップ2の一方の電極にリード線
をつなぐためのステム1上に配置されたボンディング電
極3とを備えている。チップ2の他方の電極はステム1
に直接に接触している。小さなステム1上にこれらのチ
ップ2と電極3とを配置しなければならないために,チ
ップ2および電極3のいずれもがステム2の中心OSから
外れた位置に設けられている。チップ2および電極3は
レンズとして作用する樹脂4により覆われている。
このようにチップ2がステム1の中心OSから外れた位
置に設けられた投光素子および受光素子を反射形光電ス
イッチに用いた場合には次のような問題が生じる。
置に設けられた投光素子および受光素子を反射形光電ス
イッチに用いた場合には次のような問題が生じる。
第3図および第4図は反射形光電スイッチのケース10
内の前部に投光素子11および受光素子12が内蔵されてい
る様子,ならびにこれらの投,受光素子11,12の投光エ
リアEAおよび受光エリアRAを示している。投光素子11お
よび受光素子12は適当なホルダ(図示略)により保持さ
れている。従来の反射形光電スイッチにおいては,投光
素子11および受光素子12上のチップ2の位置について全
く注意が払われていなかったために,特に第3図から分
るように,投,受光素子11,12上のチップ2とケース10
の中心OCとの関係(距離,方向等)は各光電スイッチご
とに異なっていた。したがって,第4図からも明らかな
ように,反射形光電スイッチの安定動作領域APがケース
10の中心線OCから外れていることが多かった。第4図に
おいて,投光素子11の投光エリアEAと受光素子12の受光
エリアRAとが重なり合っているエリアが投受光エリアER
Aであり,この投受光エリアERAの中心に安定動作領域AP
がある。
内の前部に投光素子11および受光素子12が内蔵されてい
る様子,ならびにこれらの投,受光素子11,12の投光エ
リアEAおよび受光エリアRAを示している。投光素子11お
よび受光素子12は適当なホルダ(図示略)により保持さ
れている。従来の反射形光電スイッチにおいては,投光
素子11および受光素子12上のチップ2の位置について全
く注意が払われていなかったために,特に第3図から分
るように,投,受光素子11,12上のチップ2とケース10
の中心OCとの関係(距離,方向等)は各光電スイッチご
とに異なっていた。したがって,第4図からも明らかな
ように,反射形光電スイッチの安定動作領域APがケース
10の中心線OCから外れていることが多かった。第4図に
おいて,投光素子11の投光エリアEAと受光素子12の受光
エリアRAとが重なり合っているエリアが投受光エリアER
Aであり,この投受光エリアERAの中心に安定動作領域AP
がある。
したがって,被検出物体が小さい場合には,たとえ被
検出物体がケース10の中心線OC上にきても光電スイッチ
が検知動作しない場合が起こりうる。このため,反射形
光電スイッチの取付時に光電スイッチの光学系とくに安
定動作領域APと被検出物体の通過位置とを考慮して光電
スイッチを配置しなければならないという煩雑さがあ
る。さらに,多くの反射形光電スイッチを並設する場合
には隣接するもの同志が相互干渉を起こさないように配
慮しなければならない。
検出物体がケース10の中心線OC上にきても光電スイッチ
が検知動作しない場合が起こりうる。このため,反射形
光電スイッチの取付時に光電スイッチの光学系とくに安
定動作領域APと被検出物体の通過位置とを考慮して光電
スイッチを配置しなければならないという煩雑さがあ
る。さらに,多くの反射形光電スイッチを並設する場合
には隣接するもの同志が相互干渉を起こさないように配
慮しなければならない。
[発明の開示] この発明は,特に上述のような超小型の投,受光素子
を備えたものにおいても,安定動作領域をケースの中心
線上に一致させた反射形光電スイッチを提供するもので
ある。
を備えたものにおいても,安定動作領域をケースの中心
線上に一致させた反射形光電スイッチを提供するもので
ある。
すなわち,この発明はチップがそれぞれのステムの中
心から外れて搭載された投光素子および受光素子を用い
た反射形光電スイッチにおいて,その安定動作領域を常
にケースの中心線上にもたらすことができるような構造
を提供している。
心から外れて搭載された投光素子および受光素子を用い
た反射形光電スイッチにおいて,その安定動作領域を常
にケースの中心線上にもたらすことができるような構造
を提供している。
この発明は,上記のような反射形光電スイッチにおい
て,ケースの中心から投光素子のチップまでの距離と同
中心から受光素子のチップまでの距離とが等しく,上記
両チップおよびケースの中心が一直線上に並び,上記直
線と垂直に交わりかつケースの中心を通る平面に関して
面対称の関係にあるように投光素子および受光素子を配
置したことを特徴としている。
て,ケースの中心から投光素子のチップまでの距離と同
中心から受光素子のチップまでの距離とが等しく,上記
両チップおよびケースの中心が一直線上に並び,上記直
線と垂直に交わりかつケースの中心を通る平面に関して
面対称の関係にあるように投光素子および受光素子を配
置したことを特徴としている。
したがって,投光素子および受光素子において,それ
らのチップがそれらのステムの中心からそれぞれ外れて
いたとしても,その安定動作領域をケースの中心線上に
もたらすことができる。
らのチップがそれらのステムの中心からそれぞれ外れて
いたとしても,その安定動作領域をケースの中心線上に
もたらすことができる。
これにより光電スイッチごとに安定動作領域が異なる
といった不具合が解消し,光電スイッチを取付ける際に
は,ケースの中心線のみを考慮するだけで安定かつ確実
な検出が確保される。たとえ被検出物が小さくても、そ
の物体がケースの中心線上にくると確実に検出動作が行
なわれる。また多くの反射形光電スイッチを並設する場
合の相互干渉の防止を図ることも可能となる。
といった不具合が解消し,光電スイッチを取付ける際に
は,ケースの中心線のみを考慮するだけで安定かつ確実
な検出が確保される。たとえ被検出物が小さくても、そ
の物体がケースの中心線上にくると確実に検出動作が行
なわれる。また多くの反射形光電スイッチを並設する場
合の相互干渉の防止を図ることも可能となる。
[実施例の説明] 第5図から第7図を参照してさらに詳しく説明する。
第5図は反射形光電スイッチのケース10のヘッドをその
正面からみた図であり,第6図および第7図はケース10
を互いに90゜異なる方向からみた側面図である。
第5図は反射形光電スイッチのケース10のヘッドをその
正面からみた図であり,第6図および第7図はケース10
を互いに90゜異なる方向からみた側面図である。
投光素子11と受光素子12とは次の条件を満たすように
ケース10内の前部にホルダ(図示略)により保持されて
いる。すなわち、ケース10の中心OCから投光素子11の発
光チップ2までの距離Lと,中心OCから受光素子12の受
光チップ2までの距離Lとが等しいこと,投光素子11の
発光チップ2と,受光素子12の受光チップ2と,ケース
10の中心OCとがある直線M上に並んでいること,および
直線Mと垂直に交わりかつケース10の中心OCを通る平面
に関して面対称の関係にあること。投光素子11と受光素
子12とをこのように配置することによりその安定動作領
域APがケース10の中心線OC上に設定される。
ケース10内の前部にホルダ(図示略)により保持されて
いる。すなわち、ケース10の中心OCから投光素子11の発
光チップ2までの距離Lと,中心OCから受光素子12の受
光チップ2までの距離Lとが等しいこと,投光素子11の
発光チップ2と,受光素子12の受光チップ2と,ケース
10の中心OCとがある直線M上に並んでいること,および
直線Mと垂直に交わりかつケース10の中心OCを通る平面
に関して面対称の関係にあること。投光素子11と受光素
子12とをこのように配置することによりその安定動作領
域APがケース10の中心線OC上に設定される。
第8図は変形例を示している。投光素子11の中心およ
び受光素子12の中心は線M上にはないが,それらのチッ
プ2はケース10の中心OCを通る線M上にあり,かつこれ
らのチップ2と中心OCとの間の距離L1は等しく,投光素
子11と受光素子12は線Mと垂直に交わりかつ中心OCを通
る平面に関して面対称の関係にある。
び受光素子12の中心は線M上にはないが,それらのチッ
プ2はケース10の中心OCを通る線M上にあり,かつこれ
らのチップ2と中心OCとの間の距離L1は等しく,投光素
子11と受光素子12は線Mと垂直に交わりかつ中心OCを通
る平面に関して面対称の関係にある。
ケースの中心OCとチップ2との間の距離L,L1等は任意
に設定できるが,これらの距離を大きくするとケース10
の前方の比較的遠くの位置に安定動作領域APを設定で
き,逆に短くすれば近い位置に安定動作領域APが移動す
る。
に設定できるが,これらの距離を大きくするとケース10
の前方の比較的遠くの位置に安定動作領域APを設定で
き,逆に短くすれば近い位置に安定動作領域APが移動す
る。
第1図および第2図は超小型投,受光素子を示すもの
で,第1図は平面図,第2図は側面図である。 第3図および第4図は従来の反射形光電スイッチの一例
を示すもので,第3図は正面図,第4図は側面図であ
る。 第5図から第7図はこの発明の実施例を示すもので,第
5図は正面図,第6図および第7図は相互に90゜異なる
方向からみた側面図である。 第8図は変形例を示す正面図である。 1……ステム, 2……チップ, 10……ケース, 11……投光素子, 12……受光素子。
で,第1図は平面図,第2図は側面図である。 第3図および第4図は従来の反射形光電スイッチの一例
を示すもので,第3図は正面図,第4図は側面図であ
る。 第5図から第7図はこの発明の実施例を示すもので,第
5図は正面図,第6図および第7図は相互に90゜異なる
方向からみた側面図である。 第8図は変形例を示す正面図である。 1……ステム, 2……チップ, 10……ケース, 11……投光素子, 12……受光素子。
Claims (1)
- 【請求項1】チップがそれぞれのステムの中心から外れ
て搭載された投光素子と受光素子を横に並べてケースに
内蔵した反射形光電スイッチにおいて, ケースの中心から投光素子のチップまでの距離と同中心
から受光素子のチップまでの距離とが等しく,上記両チ
ップおよびケースの中心が一直線上に並び、上記直線と
垂直に交わりかつケースの中心を通る平面に関して面対
称の関係にあるように投光素子および受光素子を配置し
たことを特徴とする反射形光電スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15128285A JP2575623B2 (ja) | 1985-07-11 | 1985-07-11 | 反射形光電スイツチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15128285A JP2575623B2 (ja) | 1985-07-11 | 1985-07-11 | 反射形光電スイツチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6215718A JPS6215718A (ja) | 1987-01-24 |
JP2575623B2 true JP2575623B2 (ja) | 1997-01-29 |
Family
ID=15515272
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15128285A Expired - Lifetime JP2575623B2 (ja) | 1985-07-11 | 1985-07-11 | 反射形光電スイツチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2575623B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000342986A (ja) | 1999-03-30 | 2000-12-12 | Komatsu Ltd | 産業廃棄物破砕用ビット |
-
1985
- 1985-07-11 JP JP15128285A patent/JP2575623B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6215718A (ja) | 1987-01-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |