JP2575527Y2 - パラソル固定用ベース - Google Patents

パラソル固定用ベース

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JP2575527Y2
JP2575527Y2 JP1992035387U JP3538792U JP2575527Y2 JP 2575527 Y2 JP2575527 Y2 JP 2575527Y2 JP 1992035387 U JP1992035387 U JP 1992035387U JP 3538792 U JP3538792 U JP 3538792U JP 2575527 Y2 JP2575527 Y2 JP 2575527Y2
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parasol
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清 松村
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有限会社サンファ
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ホテルや一般家庭のガ
ーデン等において使用するレジャーパラソルに好適に用
いることができるパラソル固定用ベースに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、リゾートホテル等におい
ては、屋外庭園で食事をする際の日除けを目的としてレ
ジャーパラソルが広く用いられている。また、近年、一
般家庭においても、庭先でのレジャーを楽しむべくレジ
ャーパラソルが使用されつつある。
【0003】ところで、かかる屋外用のレジャーパラソ
ルを地面に設置するに際しては、さまざまな地形や気象
に関する条件下であっても、安定した状態で設置するべ
く、一定の重量を有するパラソル固定用べースが要求さ
れる。
【0004】従来、かかるパラソル固定用ベースとし
て、内部に水や砂を充填して使用するプラスチック製の
中空ベースや、同様に内部にコンクリートを充填したプ
ラスチック製の中空ベースや、重量物である鉄板を加工
したベースが開発・使用されている。
【0005】
【考案を解決しようとする課題】しかし、上記したパラ
ソル固定用ベースは、未だ、以下の解決すべき課題を有
していた。
【0006】即ち、上記したパラソル固定用ベースはい
ずれも一体成形物である一方で重量があるため、その運
搬が容易でなく、輸送時の梱包も嵩張り、さらに、ベー
ス設置作業も煩雑であった。
【0007】また、パラソルは、用途によって大きさが
数種類あり、また、支柱の太さもまちまちであるため、
それぞれのパラソル毎にパラソル固定用ベースを用意す
る必要があり、費用面でも問題があった。
【0008】本考案は、上記した課題を解決することが
できるパラソル固定用ベースを提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、本考案は、ベー
スプレートの略中心部から放射状に複数の同一形状の重
錘プレートを配設し、同重錘プレートをベースプレート
とパラソル支柱挿入パイプとで挟持して、一体的に形成
してなるパラソル固定用ベースであって、各重錘プレー
トは、内側端においてベースプレートに嵌合可能に形成
するとともに、内側端をテーパ状に形成して、隣接する
重錘プレートの内側端の側縁どうしが当接すべく構成し
てなるパラソル固定用ベースを提供せんとするものであ
る。
【0010】本考案は、また、上記した構成において、
重錘プレートの外側端に、ペグを挿入可能なペグ挿入
孔を設けた構成、パラソル支柱挿入パイプの下端に下
方に向けて拡径する截頭円錐状の台座を取付け、同台座
の下端面とベースプレートの外周部とで、重錘プレート
のベース押圧部を狭圧保持可能とした構成、及び、重錘
プレートを鋳鉄製とした構成にも特徴を有する。
【0011】
【実施例】以下、添付図に示す実施例を参照して、本考
案を具体的に説明する。
【0012】図1に本考案に係るパラソル固定用ベース
AをパラソルPの設置作業に使用した状態を示してお
り、パラソルPはパラソル支柱Sを、地面G上に固定状
態に載置したパラソル固定用ベースAのパラソル支柱挿
入パイプ19内に挿入することによって支持されることに
なる。
【0013】以下、図2〜図4を参照して、パラソル固
定用ベースAの構成について説明する。
【0014】図2〜図4において、地面G上に載置され
るベースプレート10は、本実施例では円板形状を有して
おり、かつ、重錘としての機能も果たさせるため、鋳鉄
製とするのが好ましい。また、防錆を目的として、ベー
スプレート10の表面に亜鉛やクロムメッキを施すのが好
ましい。
【0015】ベースプレート10は、その上面の中央部
に、上方に垂直に伸延する連結ボルト11の基端を固着し
ている。また、ベースプレート10は、その外周部12に、
複数の円形突起状の嵌合凸部13を、円周方向に90°間隔
を開けて設けている。
【0016】一方、複数の長尺の重錘プレート14が、図
3及び図4に示すように、ベースプレート10の外周部12
から、円周方向に90°間隔を開けて放射状に伸延してい
る。
【0017】これらの重錘プレート14は、パラソル固定
用ベースAの安定化を図るものであるため、一定の重量
を必要とし、ベースプレート10と同様に鋳鉄製とするの
が好ましい。また、防錆を目的として、ベースプレート
10の表面に亜鉛やクロムメッキを施すのが好ましい。
【0018】そして、各重錘プレート14は、同一寸法及
び形状を有しており、それぞれ、図3に示すように、そ
の内側端を上方に隆起して、四分円状の平坦なベース押
圧部15を形成している。このベース押圧部15の裏面に
は、ベースプレート10の円弧と同一曲率を有するベース
挿入空間15a が形成されており、同ベース挿入空間15a
内に、ベースプレート10の外周部12の1/4 円弧部分が嵌
合することになる。
【0019】そして、本実施例では、4個の重錘プレー
ト14のベース押圧部15を、それぞれ、円周方向に90°開
けた位置からベースプレート10の外周部12に嵌合するこ
とによって、図4に示すように、4個のベース押圧部15
の上面を連続させることができ、平坦な円形の支柱設置
面Fを形成することができる。
【0020】なお、図3に示すように、各重錘プレート
14は、その内側端の両側縁14a,14aを、それぞれ45°に
テーパ加工しているため、4個の重錘プレート14の内側
先端を組み合わせるだけで、上記した支柱設置面Fが自
然に形成されることになる。
【0021】さらに、本実施例では、図2及び図4に示
すように、各重錘プレート14は、その内側端の裏面に、
円形断面の嵌合凹部16を設けており、重錘プレート14の
ベース押圧部15の裏面に設けたベース挿入空間15a 内に
ベースプレート11の外周部の一部を嵌合した際、上記し
たベースプレート10の嵌合凸部13と嵌合凹部16とが嵌合
し、ベースプレート10と各重錘プレート14との一体化を
図ることができる。
【0022】また、支柱設置面F上には、内部にパラソ
ル支柱挿入空間17を形成するとともに、下部に截頭円錐
状の台座18を具備するパラソル支柱挿入パイプ19が載置
されている。
【0023】台座18とパイプ本体20との接合部の内部に
位置する台座18の頂面21には、ナット22が溶接されてお
り、同ナット22に、前述したベースプレート10の中央部
に設けた連結ボルト11の上部が螺着されている。かかる
螺着作業は、パラソル支柱挿入パイプ19のパイプ本体20
を把持して、ベースプレート10に対して一回転方向に回
転することによって容易に行うことができる。
【0024】また、この螺着作業によって、台座18の下
端面とベースプレート10の外周部12とで、重錘プレート
14のベース押圧部15を狭圧保持することができ、ベース
プレート10と、重錘プレート14と、パラソル支柱挿入パ
イプ19とを強力に一体化して、パラソル固定用ベースA
を形成することができる。
【0025】なお、上記した螺着作業を容易に行うた
め、パラソル支柱挿入パイプ19の外周面にローレット加
工を施したり、同パイプ19の途中に、後述するペグ23等
を挿入して回動ハンドルとして用いるためのハンドル挿
通孔 (図示せず) を設けることもできる。
【0026】このようにして一体化したパラソル固定用
ベースAは、必要に応じて、各重錘プレート14の外側端
に設けたペグ挿通孔24にペグ23を挿通し、地面Gに打ち
込むことによって固定化を図ることができる。
【0027】さらに、図示の実施例において、図2にお
ける25はパラソル支柱Sに設けたビス挿通孔であり、同
ビス挿通孔24を通して支柱止めビス26を貫通し、例え
ば、木製のパラソル支柱Sに螺着して、使用時のパラソ
ル支柱Sの抜け止めを図ることができる。
【0028】また、図2において、20a はパラソル支柱
挿入パイプ19のパイプ本体20の下端に設けた水抜き孔で
ある。
【0029】ついで、上記構成を有するパラソル固定用
ベースAの組立手順について説明すると、まず、ベース
プレート10を地面F上に置き、同ベースプレート10の外
周部11上に、4個の重錘プレート14を1枚ずつ載せる。
【0030】上述したように、重錘プレート14の内側端
部に設けたベース押圧部15の裏面にはベース挿入空間15
a が設けられているので、重錘プレート14をベースプレ
ート10上に載せるだけで位置が決まる。また、重錘プレ
ート14のの先端側縁がそれぞれ45°にテーパ加工して
あるため、円形の支柱支持面Fが自然にセットされるこ
とになる。同支柱支持面F上から、パラソル支柱挿入パ
イプ19を手で回すことにより、同パイプ19の下部を形成
する台座18の下端面と、ベース10との間で4個の重錘プ
レート14を強力に狭圧して、一体構造物としてのパラソ
ル固定用ベースAを形成することができる。
【0031】しかも、ベースプレート10に重錘プレート
14を内側端において嵌合させているため、組立後に重錘
プレート14を引っ張る力が作用しても、ベースプレート
10から重錘プレート14が離脱することはなく、パラソル
固定用ベースAを頑丈なものとすることができる。
【0032】尚、地面Gがコンクリートやタイル張り等
の固い場合には、各重錘プレート14の外側端に設けたペ
グ挿通孔24にペグ23を挿通し、地面Gに打ち込むことに
よって、パラソル固定用ベースAの固定化を図ることが
できる。
【0033】なお、ペグ23に代えて、ホールインアンカ
ー等のアンカーボルトを使用することもできる。
【0034】さらに、本考案に係るパラソル固定用べー
スAは容易に組み立て、分解することができるので、ま
た、分解時には、図5に示すように、所望の持ち運び自
在な収納ケース30にコンパクトに収納することができ
る。
【0035】
【効果】以上説明してきたように、本考案は、以下の効
果を奏する。
【0036】本考案では、ベースプレートの略中心部か
ら放射状に複数の同一形状の重錘プレートを配設し、同
重錘プレートをベースプレートとパラソル支柱挿入パイ
プとで挟持して、一体的に形成してなるパラソル固定用
ベースであって、各重錘プレートは、内側端においてベ
ースプレートに嵌合可能に形成するとともに、内側端を
テーパ状に形成して、隣接する重錘プレートの内側端の
側縁どうしが当接すべく構成している。
【0037】従って、本考案では、同一形状の重錘プレ
ートを用いているため、一種類の成形型で重錘プレート
を製造することができ、成形型の製造費用を低減するこ
とができるとともに、同一物の量産効果によって、重錘
プレートの製造費用、ひいては、パラソル固定用ベース
の製造費用を低減することができる。しかも、ベースプ
レートの略中心部から放射状に重錘プレートを配設して
いるため、重錘プレートの全長を短くすることができ、
パラソル固定用ベースの全ての構成部材をコンパクトに
所定の収納ケースに梱包することができ、運搬が極めて
容易になる。
【0038】また、パラソルは、用途によって大きさが
多種類があり、また、パラソル支柱の太さもまちまちで
あるが、ベースプレートの大きさを変えることにより総
重量の増減ができるともに、パラソル支柱挿入パイプの
太さを変えることによって、あらゆる製品に対応できる
ようになる。
【0039】さらに、各重錘プレートの内側端をテーパ
状に形成して、隣接する重錘プレートの内側端の側縁ど
うしが当接すべく構成しているため、重錘プレートの位
置決めを容易かつ確実に行うことができ、簡単にパラソ
ル固定用ベースの組立を行うことができ、パラソルの設
置作業を極めて容易かつ迅速に行うことができる。ま
た、ベースプレートに重錘プレートを内側端において嵌
合させているため、組立後に重錘プレートを引っ張る力
が作用しても、ベースプレートから重錘プレートが離脱
することはなく、パラソル固定用ベースを頑丈なものと
することができる。
【0040】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るパラソル固定用ベースの使用状態
説明図である。
【図2】同パラソル固定用ベースの断面正面図である。
【図3】同パラソル固定用ベースの分解斜視図である。
【図4】同パラソル固定用ベースの組立斜視図である。
【図5】同パラソル固定用ベースの梱包状態説明図であ
る。
【符号の説明】
A パラソル固定用ベース 10 ベースプレート 11 連結ボルト 14 重錘プレート 19 パラソル支柱挿入パイプ

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースプレート(10)の略中心部から放射
    状に複数の同一形状の重錘プレート(14)を配設し、同重
    錘プレート(14)をベースプレート(10)とパラソル支柱挿
    入パイプ(19)とで挟持して、一体的に形成してなるパラ
    ソル固定用ベースであって、 各重錘プレート(14)は、内側端においてベースプレート
    (10)に嵌合可能に形成するとともに、内側端をテーパ状
    に形成して、隣接する重錘プレート(14,14) の内側端の
    側縁(14a,14a) どうしが当接すべく構成してなるパラソ
    ル固定用ベース。
  2. 【請求項2】重錘プレート(14)の外側端に、ペグ(23)を
    挿入可能なペグ挿入孔(24)を設けたことを特徴とする請
    求項1記載のパラソル固定用ベース。
  3. 【請求項3】パラソル支柱挿入パイプ(19)の下端に下方
    に向けて拡径する截頭円錐状の台座(18)を取付け、同台
    座(18)の下端面とベースプレート(10)の外周部とで、重
    錘プレート(14)のベース押圧部(15)を狭圧保持可能とし
    たことを特徴とする請求項1記載のパラソル固定用ベー
    ス。
  4. 【請求項4】重錘プレート(14)は鋳鉄製であることを特
    徴とする請求項1記載のパラソル固定用ベース。
JP1992035387U 1992-05-27 1992-05-27 パラソル固定用ベース Expired - Lifetime JP2575527Y2 (ja)

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JPH0593231U JPH0593231U (ja) 1993-12-21
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