JP2574976B2 - 中央アービタをスレーブアービタに変換する方法およびシステム - Google Patents

中央アービタをスレーブアービタに変換する方法およびシステム

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JP2574976B2
JP2574976B2 JP5014895A JP1489593A JP2574976B2 JP 2574976 B2 JP2574976 B2 JP 2574976B2 JP 5014895 A JP5014895 A JP 5014895A JP 1489593 A JP1489593 A JP 1489593A JP 2574976 B2 JP2574976 B2 JP 2574976B2
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host system
control
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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    • G06F13/40Bus structure
    • G06F13/4004Coupling between buses
    • G06F13/4027Coupling between buses using bus bridges
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  • Bus Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、単一のバス上の複数の
コンピュータを相互接続した場合に遭遇する問題を解決
することに関する。特に、内部システムバスに対するア
クセスおよび優先順位を判定する中央アービタをそれぞ
れ含む複数コンピュータを相互接続し、かつ共通バスを
共有することができる方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】利用可能な処理能力が向上するとともに
基準が有機的に益々統一されたため、コンピュータを相
互接続したシステムが益々普及している。実質的に完成
した幾つかのコンピュータシステムを、同一バスで相互
接続するのが望ましい場合が往々にしてある。例えば、
IBM製のPS/2のようなパーソナルコンピュータを
ホストコンピュータとし、他のPS/2コンピュータ
や、RISC System/6000のようなワーク
ステーションを相互接続されたサブシステムすることが
できる。PS/2およびRISC System/60
00はIBMの商標である。勿論、RISC Syst
em/6000マシーンをホストシステムとし、他のR
ISC System/6000コンピュータやPS/
2コンピュータをサブシステムとして構成することがで
きるかもしれない。所要の構成とは関係なく、(スタン
ドアローンであろうと、ボード上のコンピュータシステ
ムであろうと)各コンピュータは、中央アービタを有す
ることになる。この中央アービタは、バスマスタ装置、
例えば、中央処理装置(CPU)、DMA(direc
t memory access)、SCSI(sma
ll computersystem interfa
ce)等のうちのいずれが、記憶装置、フロッピーディ
スク、シリアルポート、I/O周辺装置等のスレーブ装
置に、システムバスを介してアクセスすることができる
かを判定する。
【0003】図9を参照して説明する。図9は典型的な
構成を示す。中央アービタ1を用いてMicro Ch
annelバス11へのアクセスをアービトレートす
る。Micro ChannelはIBM Corp.
の商標である。バスマスタ装置3,5,7はそれぞれ要
求アービタを含み、それらの要求アービタには優先順位
が割り当てられている。SCSIバスマスタ7はハード
ディスク9を制御する。DMA5はダイレクト・メモリ
・アクセス(direct memory acces
s)制御装置である。バスマスタ装置内の要求アービタ
がバスへのアクセスに対するアービトレーションに成功
すると、スレーブ装置13,15,17,19は、対応
するバスマスタ装置の間で情報を転送することになる。
例えば、情報をハードディスク9から記憶装置13に転
送するのを望むことができる。SCSIバスマスタ7は
データの転送を完了するため、Micro Chann
elバス11へのアクセスに対してアービトレートしな
ければならないことになる。
【0004】アービトレーションスキーには幾つかの
タイプが存在し、アービトレーションスキーはバスマ
スタ装置がバスにアクセスするのに用いられる。IBM
TDB“High−Speed Processor
Bus Arbitration”には、新しいバス
マスタ(Bus−Grantを受信したバスマスタ)が
バスを制御することができる時のタイミングを制御する
シグナルを用いる典型的なアービトレーションスキー
が記載されている。IBM TDB“Interchi
p Arbitration Design”には、チ
ップ間アービトレーション配列は回転優先値を用い、か
つ、高速アービトレーションを許可する「ルックアヘッ
ド」機能を含むことが記載されている。IBM TDB
“Improvement on Parallel
Arbitration Scheme”によれば、
バスの所有権が分散優先順位スキーにより決定される
が、現行バス所有者は他の装置から要求があるまで、依
然、所有者であるというアービトレーションスキー
説明してある。米国特許4,734,909号には、ア
ービトレーションがタイムフェーズされるか、あるいは
時分割され、連続する多くのサイクルに亘って行われる
バスアービトレーションシステムが記載されている。そ
れぞれタイムフェーズされたアービトレーションが同一
バス通信線上で行われる場合、多くの競合している装置
を数少ない通信線(IC装置I/O)の間でアービトレ
ーションを行うことができる。
【0005】図10は典型的なアービトレーションスキ
に対するタイミング図である。時点A、すなわちデ
フォールト状態では、CPU(アービトレーションレベ
ルF)がバスを所有する。一般的に、CPUは、デフォ
ールト状態の間、バスを所有するので、最低のアービト
レーション優先順位を有することになる。時点Bにて、
周辺装置(バスマスタ)がバスを必要とし、PREEM
PT#信号を活動状態にする。この状態はバスに対する
要求が生じたことを示す。中央アービタはPREEMP
T#信号が活動状態であることを認識し、時点Cでアー
ビトレーションサイクルを開始する。そして、(1つ以
上の)リクエスタはそれらの優先順位を比較し、バスへ
のアクセスに対するアービトレーションを行う。時点D
では、複数のリクエスタはアービトレーションを完了
し、周辺装置5、例えば、図9のDMA制御装置5がバ
スへのアクセスを獲得することを決定する。そして、中
央アービタは時点Eでアービトレーションサイクルを終
了し、そのバスをDMA5に認可する。そのバスを獲得
すると、直ちに、DMA制御装置5はPREEMPT#
信号を解放(非活動状態に)し、BURST#信号を活
動状態にし、そのバスの所有権を保持する。時点Fで
は、周辺装置(DMA制御装置5)がそのバスの所有を
終了し、BURST#信号を解放する。中央アービタは
そのバスの解放を認識し、時点Gにて、アービトレーシ
ョンサイクルをランする。他に要求がない場合は、デフ
ォールトに従って、バスの所有権はCPUに戻される
(時点H)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、複数のコンピ
ュータシステムを単一のバスを介して接続したい場合
は、問題が生じることになる。というのは、各コンピュ
ータには中央アービタがあるからである。勿論、中央ア
ービタを、接続されたコンピュータサブシステムから取
り除くことはできるが、このようにすると、サブシステ
ムに対する再作業のコストが高くなることになる。とい
うのは、中央アービタは、通常、単一の集積回路装置パ
ッケージ、すなわち、シングルチップ上に、他の必要な
コンポーネントとともにパッケージされるからである。
よって、サブシステムの機能を保持するため、中央アー
ビタを含むチップを、再作業をしてその機能を取り除か
なければならない。その中央アービタがスレーブアービ
タとして活動し、しかも、ホストコンピュータととも
に、複数のサブシステムを単一のバスに相互接続するも
のをサブシステムに付加することが非常に望ましいのは
明らかである。IBM TDB“Shared Mas
ter/Slave Device”には、マスタおよ
びスレーブオペレーションを含む装置が説明されてい
る。この装置により、任意の時点でスレーブオペレーシ
ョンのオカレンスを考慮にいれているが、その装置のバ
スマスタとして有効になることを禁止しない。IBM
TDB “Dual Master Bus Isol
ator”では、ハードウェアロジック回路は、1つの
バスが他のバスにアクセスしたとき、各バスを仮想アド
レスとして取り扱うことにより、2つのマイクロプロセ
ッサバスを透過的に相互接続することが説明されてい
る。IBM TDB “Movable Bus Ar
biter and Shared Bus Addr
ess”には、バスアービトレーションを2つのバス装
置の間で共有できる方法が記載されている。2つのプロ
セッサは、それらの存在がバスに接続されている他のI
/O装置に対して透過になるように、同一のバスアドレ
スとアービトレーション機能を共有することができる。
2つのプロセッサが使用されたときは、これらの参照は
バス装置を透過にすることは明らかである。
【0007】しかし、チップセットを再作業せずに、複
数のコンピュータシステムを相互接続することができな
い従来例には、依然、問題がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、それぞれ中央
アービタを有する複数のコンピュータサブシステムを、
ホストバスシステム上のホストシステムであって、中央
アービタを含むホストシステムに相互接続させることが
できる手段を提供する。
【0009】変換ロジック装置は、ハードウェアの形式
であり、ホストと相互接続しようとする各コンピュータ
サブシステムに付加されている。変換ロジック装置は、
ホストシステムのアービトレーションバスとサブシステ
ムの間に配置され、2つの要求アービタを含む。2つの
要求アービタのうちの一方は、ホストシステムアービト
レーションバス獲得のためにアービトレーションを行
い、他方の要求アービタはサブシステムアービトレーシ
ョンバス獲得のためにアービトレーションを行う。デフ
ォールト状態では、変換ロジック装置はサブシステムバ
ス獲得のアービトレーションに成功し、サブシステムバ
スの制御を保持している。サブシステム装置からのホス
トバスへのアクセスを要求した後、変換ロジック装置は
ホストバス制御のアービトレーションを行う。ホストバ
ス制御が変換ロジック装置に裁定されたとき、サブシス
テムバスの制御が解放され、要求サブシステム装置はサ
ブシステムとホストの間でデータを転送することができ
る。
【0010】後述することと特許請求の範囲の他に、添
付した図面とから、本発明の目的、特徴、および効果が
当業者にとって明らかになるであろう。
【0011】次のようにすることができる。
【0012】1)ホストシステムバスを有するホストコ
ンピュータシステムと、サブシステムバスを有する少な
くとも1つの相互接続されたサブシステムとの間で、デ
ータを転送する方法において、前記サブシステムバスへ
のアクセス制御をアービトレートするステップと、前記
コンピュータサブシステムにより、前記ホストシステム
バスへのアクセスを要求するステップと、前記ホストシ
ステムバスの制御をアービトレートするステップと、前
記サブシステムバスの制御を解放するステップと、前記
サブシステムと前記ホストシステムとの間でデータを転
送するステップとを備えたことを特徴とする。
【0013】2)上記1)に記載の方法において、前記
サブシステムバスの制御の獲得をアービトレートするス
テップと、前記ホストシステムバスの制御を解放するス
テップとをさらに備えたことを特徴とする。
【0014】3)上記2)に記載の方法において、変換
ロジック装置が前記サブシステムバスと前記ホストシス
テムバスの制御をアービトレートするステップをさらに
備えたことを特徴とする。
【0015】4)上記3)に記載の方法において、前記
変換ロジック装置は前記サブシステムバスと前記ホスト
システムバスの制御を解放するステップを実行すること
を特徴とする。
【0016】5)上記4)に記載の方法において、アク
セスを要求する前記ステップは、前記コンピュータサブ
システム内に含まれるバスマスタにより前記サブシステ
ムバスの制御を要求するステップを備えたことを特徴と
する。
【0017】6)上記5)に記載の方法において、前記
変換ロジック装置は前記サブシステムバスと前記ホスト
システムバスの中間に相互接続されていることを特徴と
する。
【0018】7)上記6)に記載の方法において、前記
サブシステムの制御をアービトレートする前記ステップ
は、前記コンピュータサブシステムが初期設定されたと
き、前記サブシステムバスの制御をアービトレートする
ステップと、前記サブシステムへのアクセスが制御され
るデフォールト状態を保持するステップとを備えたこと
を特徴とする。
【0019】8)上記7)に記載の方法において、前記
ホストシステムバスの制御をアービトレートとする前記
ステップは、前記バスマスタ装置により開始される要求
を受け取ったときに前記ホストシステムバスの制御をア
ービトレートとするステップと、前記データの転送が完
了するまで前記ホストシステムバスの制御を保持するス
テップと、前記サブシステムバスの制御が獲得された
後、前記ホストコンピュータシステムが前記ホストバス
を制御するデフォールト状態に対して、前記ホストシス
テムバスの制御を解放するステップとを備えたことを特
徴とする。
【0020】9)本発明に係る方法は、ホストバスと相
互接続されたホストコンピュータシステムの装置と、サ
ブシステムバスと相互接続されたコンピュータサブシス
テムの複数装置のうちの対応する1つとの間でデータを
転送する方法において、前記サブシステムバスへのアク
セスを前記ホスト装置により要求するステップと、前記
ホストシステムバスの制御をアービトレートするステッ
プと、前記ホストシステムバスと前記サブシステムバス
との中間に配置された変換ロジック装置により、前記ホ
スト装置アービトレーション優先値と、前記サブシステ
ム装置のアービトレーション優先値とを比較するステッ
プと、前記サブシステムバスの制御を前記変換ロジック
装置により解放するステップと、前記変換ロジック装置
により、前記対応するサブシステム装置に対する優先値
を用いて前記サブシステムバスの制御をアービトレート
するステップと、前記ホストシステム装置と前記対応す
るサブシステム装置の間でデータを転送するステップと
を備えたことを特徴とする。
【0021】10)上記9)に記載の方法において、前
記変換ロジック装置は、前記サブシステム装置の優先値
を記憶するための参照テーブルを備えたことを特徴とす
る。
【0022】11)上記10)に記載の方法において、
前記ホスト装置の優先値は、前記サブシステムバスアー
ビトレーションの間、前記サブシステム装置が前記サブ
システムバスの制御の獲得に成功することを確認するの
に充分高いことを特徴とする。
【0023】12)本発明に係るシステムは、ホストコ
ンピュータシステムと、少なくとも1つの相互接続され
たコンピュータサブシステムとの間でデータを転送する
システムにおいて、少なくとも1つのバスマスタ装置が
接続されたホストシステムバスと、少なくとも1つのバ
スマスタ装置が接続された少なくとも1つのサブシステ
ムバスと、前記サブシステムコンピュータシステムにそ
れぞれ関連し、かつ、前記各サブシステムバスと前記ホ
ストバスの中間に接続された変換ロジック装置であっ
て、前記ホストシステムバスの制御をアービトレートす
るとともに、前記サブシステムバスのアクセスを制御す
ることにより、前記各サブシステムバスと前記ホストバ
スとの間でのデータ伝送を調整する変換ロジック装置と
を備えたことを特徴とする。
【0024】13)上記12)に記載のシステムにおい
て、前記変換ロジック装置は、前記サブシステムバスに
相互接続されたバスマスタ装置と通信を行うサブシステ
ムシステムアービトレーション制御回路と、前記サブシ
ステムバスの制御をアービトレートするサブシステムア
ービタと、前記ホストシステムバスと相互接続されたバ
スマスタ装置と通信を行うホストアービトレーション制
御回路と、前記ホストシステムバスの制御をアービトレ
ートするホストアービタとを備えたことを特徴とする。
【0025】14)上記13)に記載のシステムにおい
て、前記変換ロジック装置は、前記ホストバスマスタ装
置のうちの1つのホストバスマスタ装置の優先レベル
と、前記サブシステムバスマスタ装置に対応する優先値
のリストとを比較する手段と、前記ホストバスマスタ装
置優先値と前記サブシステム装置優先値のうちの1つが
一致したとき、前記優先値を前記サブシステムアービタ
に出力する手段であって、前記サブシステムアービタが
前記優先値を用いて前記サブシステムバスをアービトレ
ートする手段とを備えたことを特徴とする。
【0026】15)上記14)に記載のシステムにおい
て、前記サブシステムアービトレーション制御回路は、
前記ホストアービトレーション制御回路に要求して、前
記ホストシステムバスの制御を獲得する手段を備えたこ
とを特徴とする。
【0027】16)上記15)に記載のシステムにおい
て、前記ホストアービトレーション制御回路は、前記ホ
ストシステムバスの制御が獲得されたことを前記サブシ
ステムアービトレーション制御回路に示す手段を備えた
ことを特徴とする。
【0028】17)上記16)に記載のシステムにおい
て、前記比較する手段は探索リストまたはルックアップ
テーブルであることを特徴とする。
【0029】18)ホストシステムバスを有するホスト
コンピュータシステムと、サブシステムバスを有する少
なくとも1つの相互接続されたコンピュータサブシステ
ムとの間でデータを転送するシステムにおいて、前記サ
ブシステムバスへのアクセスの制御をアービトレートす
る手段と、前記ホストシステムバスへのアクセスを前記
コンピュータサブシステムにより要求する手段と、前記
ホストシステムバスの制御をアービトレートする手段
と、前記サブシステムバスの制御を解放する手段と、前
記サブシステムと前記ホストシステムとの間でデータを
転送する手段とを備えたことを特徴とする。
【0030】19)ホストコンピュータシステムバスと
コンピュータサブシステムバスの中間に相互接続された
変換ロジック装置において、前記サブシステムバスへの
アクセスの制御をアービトレートする手段と、前記ホス
トシステムバスへのアクセスを要求する手段であって、
前記要求が前記コンピュータサブシステムバスに接続さ
れた装置により発信される手段と、前記ホストシステム
バスの制御をアービトレートする手段と、前記サブシス
テムバスの制御を解放する手段とを備えたことを特徴と
する。
【0031】20)上記19)に記載の変換ロジック装
置において、前記システムバスに接続された前記装置に
対する優先値を記憶する手段と、前記サブシステム装置
のうちの対応する1つのサブシステム装置へのアクセス
の要求があったとき、前記記憶された優先値と、前記ホ
ストシステムバスに接続された装置からの優先値を比較
する手段とを備えたことを特徴とする。
【0032】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0033】図1を説明する。図1はマイクロチャネル
バスを有するマイクロチャネルホストシステム上で正規
のアービトレーションを行うのに必要な信号を表す。M
icro Channelバスがアービトレーションバ
スと、実際のデータが転送されるアドレスバス、制御バ
ス、およびデータバスとを含み、既に説明したアービト
レーションプロシージャが変換ロジック装置100と協
働してそのアービトレーションバス上に生じることは当
業者にとって当然である。ここで言う「バス」と言う語
、そうでないと指定しない限りアービトレーション
バスを言う。ホストシステム31は中央アービタと、バ
スマスタ装置35の一部である要求アービタ37とを含
む。既に述べたように、バスマスタ装置35は中央処理
装置、DMA制御装置、SCSIインタフェース等のよ
うな幾つかの装置のうちの1つであって、要求アービタ
を含むものでも良い。他のバスマスタ装置41および4
5はホストシステム31と相互接続されている。バスマ
スタ装置41は要求アービタ43を含み、バスマスタ装
置45は要求アービタ47を含む。
【0034】次に、アービトレーションスキーを図1
の構成を参照して説明する。図1に示すバスマスタ装置
35は中央処理装置(CPU)であると仮定する。全て
のMicro Channelアダプタのデフォールト
状態は、CPUがバス所有者になるようなバスを所有し
ない。Micro Channelバスに接続された装
置のうちで、CPUは最も活動的な装置であるので、C
PUはデフォールトバス所有者になるべきであることは
明らかである。従って、CPUには概して最低の優先ア
ービトレーション値が割り当てられ、その結果、要求し
ている他のアービタはMicro Channelバス
を介してデータを転送する機会を得ることになる。ここ
で、Micro ChannelアダプタおよびCPU
はデフォールト状態であり、この状態では、CPUはバ
ス所有者であると仮定する。さらに、バスマスタ装置4
1がMicro Channelバスへのアクセスを望
んでいると仮定する。この場合、要求アービタ43はP
REEMPT#信号を活動状態にする。このことは、他
の相互接続された全てのアービタ、すなわち、中央アー
ビタ33、および要求アービタ37および47により認
識される。この時点では、中央アービタ33は活動状態
の優先使用(preempt)信号を認識し、Micr
o Channelバスの所有者を決定するアービトレ
ーションサイクルを開始する。中央アービタ33は、各
要求アービタの出力であって、アービトレーションが開
始されることを示すアービトレーション信号を駆動す
る。要求しているアービタにはそれぞれ優先番号が割り
当てられる。
【0035】その優先番号はアービトレーションチャネ
ル、すなわちARB(0−3)上に出力され、他の要求
しているアービタがある場合には、そのアービタの優先
番号と比較される。そして、中央アービタは要求してい
るアービタのうち最も優先順位の高いアービタを判定す
る。CPUがデフォールトバス所有者であり、常に、ア
ービトレーションと関わりあうので、要求しているアー
ビタが単一である場合でさえ、アービトレーションが生
じることに注意すべきである。この例では、要求アービ
タ37,43,および47は優先値を出力し、優先値は
中央アービタ33により比較される。中央アービタ33
はARB/GNT#信号を論理0にして、要求している
アービタのうちの最も優先順位の高いアービタにそのバ
スを認可する。中央アービタ33はアービトレーション
サイクルを開始する。また、要求しているアービタはA
RB(0−3)チャネル上に優先値を保持する。アービ
トレーションサイクルの終りで、要求しているアービタ
はアービトレーションバスを検査し、特定の優先番号を
有するリクエスタは自分自身がバス獲得者であると認識
する。
【0036】要求アービタ43がバス獲得者であると仮
定すると、データ転送がMicroChannelアド
レスバス、制御バス、およびデータバス上で行われてい
る間、そのバスの所有権を保持するため、要求している
アービタ43により、BURST#信号が出力される。
一度、データ転送が完了すると、要求アービタ43はB
URST#信号を解放することになる。このBURST
#信号は中央アービタ33により認識され、中央アービ
タ33によりアービトレーションサイクルがランされ、
再び、バス所有権が判定される。
【0037】ARB/GNT#,PREEMPT#,お
よびBURST#信号は、要求アービタと中央アービタ
に相互接続されているアービトレーションバス上の単一
の線に一致していることに注意すべきである。ARB
(0−3)優先値は中央アービタおよび要求アービタに
記憶されている4ビットに一致する。ARB/GNT#
信号は、その信号が論理1にセットされたとき、アービ
トレーションサイクルが開始することを示し、その信号
が論理0に等しくなったとき、バスが特定のバスマスタ
に認可されることを示す。PREEMPT#信号が論理
0に等しくされたとき、バスに対する要求がPREEM
PT#信号により示される。PREEMPT#信号の論
理1は、保留中のPREEMPT(優先使用)要求がな
いことを示す。論理1に等しくされたBURST#信号
はバスの利用可能を示す。一方、論理0に等しくされた
BURST#信号は、バスマスタ装置が現在バスを所有
しており、他のバスマスタ装置によるアクセスが、デー
タ転送が完了し、かつBURST#信号が解放されるま
で、不可能であることを示す。ARB(0−3)信号に
より、要求アービタの各優先番号を4ビットの番号とし
て、要求アービタに記憶することができる。従って、1
6個の異なる優先番号を含むことができる。しかし、1
つの優先番号はホスト用に予約されているので、15個
をアービタが要求することができる。
【0038】図2はホストシステム51および複数のサ
ブシステムがマイクロチャネルバス10を介して相互接
続されるアービトレーションスキーを示すブロック図
である。ホストシステム51はDMA制御装置52と中
央アービタ53を含み、同様に、バスマスタ装置56お
よび57を含む。バスマスタ56は、要求アービタ54
とCPU55を含む。バスマスタ57は要求アービタ5
8とフロッピーディスク59を含むDMAスレーブ装置
である。CPUおよびDMAスレーブバスマスタ装置は
一例として挙げたに過ぎず、本発明は、バスマスタ装置
の特定の種別や数に限定すべきではないことに注意すべ
きである。さらに、ホストシステム51はホスト内部シ
ステムバス50を含む。このホスト内部システムバス5
0はDMA制御装置52および中央アービタ53と、バ
スマスタ装置56および57のそれぞれ要求アービタ5
4および58と相互接続されている。
【0039】サブシステム61は中央アービタ63およ
びDMA制御装置62を含み、中央アービタ63および
DMA制御装置62は内部サブシステムバス60を介し
てバスマスタ装置66および67に相互接続されてい
る。バスマスタ66はCPU65および要求アービタ6
4を含み、バスマスタ67(DAMスレーブ)はフロッ
ピーディスク69および要求アービタ68を含む。
【0040】別のサブシステム71が図示されており、
このサブシステムは既に説明したサブシステム61と一
致する要素を含む。特に、DMA制御装置72と中央ア
ービタ73は、内部サブシステムバス70を介して、バ
スマスタ装置76および77に接続されている。バスマ
スタ76は要求アービタ74とCPU75を含み、バス
マスタ77(DMAスレーブ)は要求アービタ78とフ
ロッピーディスクドライブ79を含む。さらに別のサブ
システムは、サブシステム61,71とホストシステム
51にMicro Channelバス10を介して相
互接続することができ、この別のサブシステムは参照番
号81により表される。さらに、バス10には、システ
ム記憶装置91、ディスプレイ93のようなホスト周辺
装置や、キーボード、マウス等の入出力(I/O)装置
のようなホスト周辺装置が相互接続されている。
【0041】図2の構成が今日のコンピューティング
境においていかに望ましいかは明らかである。サブシス
テム61および71は実質的にはスタンドアローンコン
ピュータシステムを示す。このコンピュータシステムは
拡張された処理機能を提供し、同様に、複数ソフトウェ
アオペレーティングシステムやプログラムアプリケーシ
ョンを単一のホストシステム内でランする機能を提供す
るため、ホストシステム51に相互接続することができ
る。サブシステム61および71を具現化したチップセ
ットは、それぞれ、中央アービタ63および73を含む
ので、問題が存在することは明らかである。複数の中央
アービタが相互接続され、しかも、そのアドレスへのア
クセスが裁定されたとき、バス競合問題が生じる。例え
ば、ホスト中央アービタ53およびサブシステム61の
中央アービタ63はそれぞれそのアドレス、制御、およ
びデータバスをバスマスタ装置に認可するので、バス競
合が生じ、データ衝突が生じ、最後にはシステムがクラ
ッシュする。さらに、サブシステム中央アービタ63,
73を除去するか、あるいはデセーブルすることが実際
的な解決法でないことは明らかである。というのは、チ
ップセットを再作業する必要があるからである。従っ
て、PS/2,RISC System/6000,ま
たは他のサブシステムに対し標準チップセットを使用
し、しかもMicro Channelバスを介してホ
ストシステムに相互接続することができる解決法が必要
になる。
【0042】図3は図2で既に説明した要素と同一の要
素を示す。ただし、図3には、本発明に係る変換ロジッ
ク装置100を含む。変換ロジック装置100は、サブ
システム61および71の中央アービタ63および73
をそれぞれ別のマスタまたはスレーブアービトレーショ
ン装置に効果的に変換することにより、アドレスバス、
制御バス、およびデータバス98(図6)へのアクセス
を調整することになる。変換された中央アービタは関連
するスレーブ装置を有しない。しかし、この中央アービ
タは内部サブシステムバス、例えば、サブシステム61
および71のバス60,70に対して本質的にアービト
レーションを行うことができる。サブシステム装置のチ
ップセット上に変換ロジック装置100を別のチップと
して含むことができるか、あるいは、相互接続されてい
るサブシステムの現行のプログラム方式論理装置を変換
ロジック装置100に含むことができる。
【0043】基本的には、変換ロジック装置100は2
つの要求アービタを含む。その一方のアービタは内部サ
ブシステム60,70の制御をアービトレートするもの
であり、もう一方のアービタはMicro Chann
elバス10をアービトレートするためのものである。
ホストシステムバスが認可されると、直ちに、変換ロジ
ック装置はサブシステムバスの制御を解放する。そのた
め、アービトレーションサイクルがサブシステムバス上
で生じ、しかも、最優先値を有するバスマスタ装置がサ
ブシステムバスを獲得する。Micro Channe
lのアクセスを要求しているサブシステムバスマスタが
2つ以上ある場合は、Micro Channelバス
へのアクセスを要求サブシステムバスマスタ装置は、ア
ービトレーションの勝者となる見込みのあるものである
ことになる。よって、サブシステムのバスマスタ装置と
ホストシステムのスレーブ装置の間でデータを転送する
ことができる。すなわち、サブシステム内のバスマスタ
装置は、ホストシステムスレーブ装置と、Micro
Channelバスに接続された他の任意の周辺装置と
にアクセスすることができる。例えば、サブシステム7
1のCPU75はシステム記憶装置91、またはホスト
システム61のフロッピーディスク59から読み取るこ
とができる。
【0044】図4はホストシステム51、変換ロジック
装置100、および対応するサブシステム61の間の信
号の流れを示す。図示のホストシステム51はモジュー
ル99に相互接続されいる。モジュール99は、サブシ
ステム、例えば61、および変換ロジック装置100と
対応するチップセットを含むことになる。上述したよう
に、変換ロジック装置100を、サブシステム61の現
行のプログラム方式論理装置に含ませることができる
か、あるいは、別のチップとして付加することができ
る。変換ロジック装置100(図5)内の1つの要求ア
ービタは、サブシステム61の内部アービトレーション
バスをアービトレートすることになる。
【0045】アービトレーションプロセスを表す信号は
図1に記載した部分と一致する。すなわち、SUB_P
REEMPT#は、変換ロジック装置100によるサブ
システム内部バス制御の要求である。SUB_ARB/
GRANT#はサブシステム61の中央アービタ63に
より論理1に等しくされたとき、サブシステム内部バス
アービトレーションを開始することになる。上述したよ
うにSUB_ARB(0−3)チャネル上で生じたアー
ビトレーションの後、SUB_ARB/GNT#はサブ
システム中央アービタ63により論理0に等しくされる
ことになる。よって、サブシステム中央アービタ63は
最優先順位を有する要求アービタ、この場合、変換ロジ
ック装置100のサブシステムの要求アービタにバスを
裁定する。この例では、変換ロジック装置100のサブ
システムの要求アービタは、アービトレーションを勝ち
取ったと仮定し、よって、SUB_BURST#信号を
出力し、サブシステムバス60を保持する。
【0046】それと並行して、変換ロジック装置100
の他の要求アービタは、MC_PREEMPT#信号を
Micro Channel(MC)アービトレーショ
ンバス10上に出力する。Micro Channel
(MC)アービトレーションバス10はホストシステム
51の内部バス50に相互接続されている。そのため、
ホストシステム51の中央アービタ53はMC_ARB
/GNT#信号を論理1に等しくして、アービトレーシ
ョンサイクルを開始する。そして、既に説明したよう
に、アービトレーションが、変換ロジック装置100の
MCの要求アービタと、ホストシステム51内の他の任
意の要求アービタとの間で行われることになる。MC_
ARB(0−3)チャネルを用いて、アービトレーショ
ンサイクルの間、要求アービタの優先値を比較する。ア
ービトレーションが成立すると、直ちに、中央アービタ
53はMC_ARB/GNT#信号を論理0に等しくし
て、最優先順位を有する要求アービタに、Micro
Channelバスを認可する。この場合、変換ロジッ
ク装置100のMCの要求アービタは、アービトレーシ
ョンを勝ち取り、MC_BURST#信号を出力し、バ
スマスタ装置とスレーブ装置の間でデータの転送が行わ
れている間、そのバスの所有権を保持する。この時点
で、変換ロジック装置100はアービトレーションに成
功し、内部サブシステムアービトレーションバス60を
保持している。また、Micro Channelアー
ビトレーションバス10(ホストバス50と相互接続さ
れている)が変換ロジック装置100に裁定される。
【0047】MCバスが裁定された後、変換ロジック装
置100はサブシステムバス60を解放し、サブシステ
ムバス上でアービトレーションサイクルをランする。サ
ブシステムアービトレーションサイクルの勝者(MCバ
スへのアクセスを要求する最も見込みのある装置)は、
MCバスにアクセスすることができ、変換ロジック装置
100からのMC_BURST#信号により保持され
る。従って、データを、バスマスタすなわちホストシス
テムのスレーブ装置(Micro Channelバス
10に相互接続されている装置)と、バスマスタすなわ
ちサブシステム61内のスレーブ装置との間で転送する
ことができる。ホストおよびサブシステム装置がそれぞ
れ相互接続されたアドレス、制御データバス上に、実際
のデータが転送されるが、図3に示すアービトレーショ
ンバス50,60,70上には転送されないことに注意
すべきである。変換ロジック装置100は、サブシステ
ムの制御情報、アドレス情報、および実際のデータ(S
UB_CTRL,SUB_ADDR,SUB_DAT
A)がMicro Channelバスに出力されるこ
とを考慮する。これらの情報およびデータは、Micr
o Channelバス上では、信号MC_CTRL,
MC_ADDR,MC_DATAとして表される。Mi
cro Channelバスにより相互接続されてい
る、サブシステム、ホストシステム、および他の周辺装
置の間で、バス競合、データ衝突等の問題が生じるのを
虞れることなく、このように情報を転送することができ
る。
【0048】図5を説明する。図5はの変換ロジック装
置100とその内部コンポーネントの略図である。変換
ロジック装置100の種々のコンポーネントの間で伝送
されるアービトレーション信号を図5に示す。図示した
Micro Channelアービトレーション制御回
路101は、既に説明したMC_ARB/GNT#,M
C_PREEMPT#,MC_BURST#信号と相互
接続されている。また、サブシステムアービトレーショ
ン制御回路103が設けてあり、SUB_ARB/GN
T#,SUB_PREEMPT#,およびSUB_BU
RST#というサブシステムアービトレーション信号に
相互接続されている。サブシステムアービトレーション
制御回路103は、サブシステムのバスマスタ装置から
入力されるバス要求(PREEMPT#)信号の入力に
応答してGET_BUS(Micro Channe
l)信号を出力する。MCアービトレーション制御回路
101はMicro Channelバスに対するアー
ビトレーションが成功すると、直ちに、GOT_BUS
信号をサブシステムアービトレーション制御回路103
に出力することになる。
【0049】また、要求アービタ105が設けてあり、
要求アービタ105はMCアービトレーション制御回路
101と相互接続されている。要求アービタ105は、
実際は、MC_ARB(0−3)チャネル上でMicr
o Channelバスに対するアービトレーションを
行う。MCアービトレーション制御回路101は要求信
号(REQ)を要求アービタ105に出力し、PREE
MPT#信号がサブシステムバスマスタから入力された
ことを示すとともに、Micro Channelバス
に対するアービトレーションが開始されようとしている
ことを示す。そして、要求アービタ105は変換ロジッ
ク装置100の優先値を出力し、Micro Chan
nelバスを変換ロジック装置100に認可すると、直
ちに、認可(GNT)信号をMCアービトレーション制
御回路101に戻す。同様に、要求アービタ107が設
けてあり、要求アービタ107はSUB_ARB(0−
3)チャネルを介してサブシステムと相互接続されてい
る。サブシステムバスに対するアービトレーションサイ
クルの開始時点で、アービトレーション制御回路103
はサブシステムバス要求信号(REQ)を、要求アービ
タ107に出力し、そして、要求アービタ107はサブ
システムバスをアービトレートする。サブシステムバス
に正常にアクセスすると、直ちに、認可信号(GNT)
が、要求アービタ107からアービトレーション制御回
路103に出力される。
【0050】このようにして、サブシステムの要求アー
ビタ105は、MCバスのアービトレーションが成功し
た後、MCバスを変換ロジック装置100に裁定するま
で、要求サブシステムバスマスタ装置に代わって、サブ
システムバスの所有権を保持することになる。MCバス
が変換ロジック装置100に裁定された後、SUB_P
REEMPT#信号がサブシステムアービトレーション
制御回路103により出力され、アービトレーションサ
イクルがサブシステムバス上でランされる。そして、最
優先値を有する要求サブシステムバスマスタ装置に、サ
ブシステムバスが裁定されると、データをホストとサブ
システムの間で転送させることができる。
【0051】Micro Channelバス上のDM
A制御装置バスマスタ装置が、サブシステムバス上の特
定のDMAスレーブ装置(図3参照)とデータを交換し
ようとするときは、特別な問題がある。この問題に対処
するため、DMA探索リスト109が設けてあり、DM
A探索リスト109はMC_ARB(0−3)チャネル
と相互接続されている。参照テーブルのような探索リス
ト109により、サブシステム上のDMAスレーブ装置
に対する優先値をMicro Channel上のDM
Aバスマスタと一致させることができる。DMAバスマ
スタに対する優先値が探索リスト109内で見付け出さ
れたとき、信号がアービトレーション制御回路101お
よび103に出力される。変換ロジック装置100のオ
ペレーションと、種々のアービトレーション信号に対す
る関係とを、図6および図7を参照して以下に詳細に記
載する。アービトレーション制御回路101,103
と、要求アービタ105,107と、DMA探索リスト
109とを、既に説明したプログラム式論理装置に加え
て、レジスタおよびゲートアレイを組み合わせたもの
や、それと同様のものを用いて、ハードウェアにインプ
リメントすることができる。
【0052】図6はMicro Channelバスに
相互接続されたスレーブ装置にデータを転送するため、
サブシステムバスマスタ装置がMicro Chann
elバスへのアクセスを要求したとき行われる一連のオ
ペレーションを表すタイミング図である。例えば、図3
を参照して説明すると、サブシステム61のCPU65
はMicro Channelバス10に相互接続され
たシステムメモリ91にデータを転送することを希望す
ることができる。
【0053】図6を参照して説明する。時点Aでは、シ
ステムはデフォールト状態にある。すなわち、ホストC
PU55がMicro Channelバスを所有し、
かつ、変換ロジック装置100がサブシステムバスを所
有し、しかも、サブシステムバスマスタ装置がMicr
o Channelバスにアクセスできない。
【0054】時点Bでは、サブシステムバスマスタはM
icro Channelバスを要求し、SUB_PR
EEMPT#信号を論理0にして、SUB_PREEM
PT#信号を活動状態にする。この時点で、アービトレ
ーション制御回路103はGET_BUS信号をアービ
トレーション制御回路101に出力し、アービトレーシ
ョン制御回路101はMC_PREEMPT#信号を活
動状態(時点C)にする。ホスト(Micro Cha
nnel)中央アービタ53はMC_PREEMPT#
信号を認識し、Micro Channelバスに対し
てアービトレーションサイクルをランする。このアービ
トレーションサイクルの間、変換ロジック装置100は
サブシステムバス60に代わってアービトレートする。
複数の変換ロジック回路が含まれる場合は、これらの変
換ロジック回路は全て最優先値を持つことができず、し
かも、Micro Channelバスに常に最初から
アクセスすることができないことに注意すべきである。
しかし、活動状態のMC_PREEMPT#信号は、M
icro Channelバスに対するアービトレーシ
ョンが成功するまで保持される。
【0055】時点Dでは、Micro Channel
バスに対するアービトレーションが終了する。時点D
で、中央アービタ53により、Micro Chann
elバスが変換ロジック装置100に認可され、MC_
ARB/GNT#が論理0にセットされるものと仮定す
る。一度、変換ロジック装置100がMicro Ch
annelバスを獲得すると、MC_BURST#が活
動状態にされ、変換ロジック装置100はMicro
Channelバスの制御を保持することになる。この
時点で、変換ロジック装置100はSUB_BURST
#信号を解放し、その結果、サブシステムに対するアー
ビトレーションが生じる。また、Micro Chan
nelバスに対する要求が認可されるので、MC_PR
EEMPT#信号は非活動状態にされる。サブシステム
中央アービタ、例えば、63は、時点Eにて、変換ロジ
ック装置100がサブシステムバスを解放したことを認
識する。というのは、SUB_BURST#信号が非活
動状態にされ、そして、アービトレーションサイクルの
ランが開始されるからである。サブシステムは時点Eと
時点Fの間でアービトレーションサイクルをランする。
時点Fでは、アービトレーションを獲得したサブシステ
ムバスマスタにサブシステムバスが認可される。変換ロ
ジック装置100は、時点Eと時点Fの間のアービトレ
ーションサイクルの間、サブシステムバスに対して、要
求サブシステムバスマスタ装置と競合しないことに注意
すべきである。
【0056】時点Fでは、サブシステム中央アービタ
は、サブシステムバスの制御を保持するため、SUB_
BURST#信号を活動状態にする。この時点では、デ
ータをMicro Channelバス上に転送しよう
としているサブシステムバスマスタ装置は、サブシステ
ムバスを所有し、変換ロジック装置はMicro Ch
annelバスを所有する。そのため、データを、サブ
システムバスマスタ装置からMicro Channe
lバス上に転送することができる。
【0057】時点Gでは、サブシステムバスマスタ装置
はデータ転送を完了し、最早、そのサブシステムバスの
所有権を必要とせず、SUB_BURST#信号を時点
Gで出力する。それに並行して、変換ロジック装置10
0はサブシステムバスの解放を認識し、SUB_BUR
ST#信号を活動状態にすることにより、サブシステム
からバスを再獲得するアクションを起こす。変換ロジッ
ク装置100はホストシステムがMicro Chan
nelバスが再獲得できるまで、そのバスをサブシステ
ムから獲得しなければならない。
【0058】時点Hでは、サブシステム中央アービタ6
3はSUB_PREEMPT#信号が活動状態であるこ
とを認識し、SUB_ARB/GNT#を論理1にして
アービトレーションサイクルを開始する。変換ロジック
装置のサブシステムの要求アービタ107に、サブシス
テム装置に対して最優先レベル(0)が割り当てられ、
よって、アービタ107は、変換ロジック装置100が
アービトレーションを勝ち取り、しかも、サブシステム
の所有権を獲得する(時点I)ことを確認する。
【0059】時点Iはデフォールト状態である。従っ
て、サブシステム中央アービタ63は要求アービタに効
率的に変換される。そして、サブシステム中央アービタ
63はSUB_ARB/GNT#を論理0にすることに
より、そのバスを変換ロジック装置に認可する。
【0060】そして、時点Jでは、そのバスの所有権の
要求が有効であるので、変換ロジック装置はSUB_P
REEMPT#信号を解放し、サブシステムバスの制御
を保持するため、SUB_BURST#を活動状態(デ
フォールト状態)にする。変換ロジック装置100は、
今、サブシステムがホストバスの使用を完了したことを
ホスト中央アービタに通知するMC_BURST#信号
を解放することができる。そして、そのホスト中央アー
ビタ53はアービトレーションサイクルをランする。
【0061】時点K(デフォールト)にて、ホスト中央
処理装置に、Micro Channelバスの制御が
認可される。このデフォールト状態では、図6に示すよ
うに、ホスト中央処理装置はホストシステムバスの所有
権を再獲得する。MicroChannelすなわちホ
ストバス上のバスマスタ装置は、ホストバスの所有権を
獲得するため、ホストアービトレーションサイクルの
間、アービタを要求している変換ロジック装置と競合し
なければならない。Micro Channel(ホス
ト)バス10,50上のバスマスタ装置は、任意の時点
で、任意のサブシステムスレーブにデータを転送する
か、あるいは交換することができる。それは、サブシス
テムスレーブ装置がアービトレーションスキーの一部
ではないからである。例えば、サブシステムスレーブ装
置はMicro Channelの制御、アドレス、お
よびデータ部分にのみ相互接続されている。しかし、各
サブシステムスレーブ装置は、単一のバスマスタ装置の
みによりアクセスすることができるロジックスイッチを
含む。すなわち、ホストCPUまたはサブシステムCP
Uのうちのいずれかがデータを交換することができる
が、同時には1つのデータしか交換することはできな
い。
【0062】サブシステムバス60上のDMA制御装
置、例えば、62にアクセスしようとするホストシステ
ム上のDMAスレーブ装置、例えば、57(図3)の特
別の場合を、図7のタイミング図を参照して記載する。
【0063】時点Aでは、システムはデフォールト状態
であり、その状態では、SUB_BURST#信号を活
動状態に保持することにより、ホストCPU55はMi
cro Channelバスを所有し、変換ロジック装
置100はサブシステムバス60の所有権を保持する。
【0064】時点Bでは、ホストDMAスレーブは、サ
ブシステムへのデータ移動が実行可能であることを示
し、MC_PREEMPT#信号を活動状態にする。そ
して、ホスト中央アービタ53は、PREEMPT#信
号に応答して、時点Cにて、MC_ARB/GNT#信
号を論理1にすることにより、アービトレーションサイ
クルをランする。アービトレーションが時点Cから時点
Dまでの間に生じる。例えば、ホストDMAスレーブ装
置はアービトレーションの勝者となるものと仮定する。
再び、Micro Channelバスに対するアービ
トレーションが全てのMicro Channelバス
マスタ装置と、全ての相互接続された変換論理装置10
0の間で生じる。
【0065】時点Dでは、Micro Channel
バスにDMAスレーブ装置が認可される。そして、変換
ロジック装置100はそのアービトレーションを勝ち取
った装置の優先値、この例では、レベル5に注意し、こ
の優先値とDMA探索リスト109の値を比較する。こ
の探索リストは、この特定のサブシステム上のこのDM
A制御装置がサービスされるアービトレーションレベル
を含む。そのアービトレーション値がサブシステムDA
M制御装置に対応すると認識した後、変換ロジック装置
100はSUB_BURST#信号を論理1にして、サ
ブシステムバスの保持を解放する。同時に、Micro
Channelバスを所有する変換ロジック装置は、
SUB_PREEMPT#信号を活動状態にすることに
より、DMAスレーブ装置に代わって、サブシステムバ
スの所有権を要求する。
【0066】時点Eでは、サブシステム中央アービタ6
3はアービトレーションサイクルをランする。そのアー
ビトレーションサイクルでは、変換ロジック装置がDM
Aスレーブ装置に対してアービトレートし、スレーブの
同一の優先値を使用する。次のことに注意すべきであ
る。すなわち、アービトレーションサイクルの間、サブ
システムバスの所有権が転送されないように、サブシス
テムバスを構成しなければならない。というのは、ホス
トDMAスレーブ装置は、ホストDMAスレーブ装置が
サブシステムバスを所有し、すなわち、ホストDMAス
レーブがMicro Channelバスをアービトレ
ートし、相互接続されたサブシステムまたは変換ロジッ
ク装置の存在を知らないということをすでに確信してい
るからである。以上のことに注意しなければならない。
さらに、その対応する優先値を用いて、DMAスレーブ
装置に対してアービトレートしたとき、変換ロジック回
路がサブシステムバスを勝ち取ることを充分確認できる
だけの高い優先値を有しなければならないことに注意す
べきである。
【0067】時点Fでは、サブシステムバス60がDM
Aスレーブ装置57に認可され、DMAデータがDMA
スレーブ57とDMA制御装置62の間で転送される。
このDMAデータ転送が時点Gで完了し、SUB_BU
RST#信号を非活動状態にする(論理0にする)こと
により、サブシステムバスが解放される。デフォールト
状態に戻すため、変換ロジック装置はサブシステムバス
の制御を獲得しなければならない。そのため、変換ロジ
ック装置アービトレーション制御回路103は、SUB
_PREEMPT#信号を活動状態にする。そして、サ
ブシステム中央アービタ63はアービトレーションサイ
クルをランし、サブシステムバスの所有者を決定する。
それとほとんど同時に、ホストDMAスレーブ装置はM
C_BURST#信号を解放し、そして、Micro
Channel中央アービタ53はアービトレーション
サイクルをランし、ホストシステムバスの所有権を判定
する。図7の時点Hと時点Iの間では、ホスト中央アー
ビタ53とサブシステム中央アービタ63が共に個々の
バスに対してアービトレーションサイクルをランする。
【0068】時点J(デフォールト状態)では、Mic
ro ChannelバスがホストCPU55に裁定さ
れ、ホスト中央アービタ53がMC_ARB/GNT#
を論理0にする。同様に、時点Jでは、サブシステム中
央アービタ63はSUB_ARB/GNT#を論理0に
し、サブシステムバス60の所有権を変換ロジック装置
に戻し、システムをデフォールト状態に戻す。
【0069】図8は本発明の他の実施例を示すブロック
図である。当業者にとって当然であるが、PS/2のよ
うな複数のパーソナルコンピュータや、RISC Sy
stem/6000のようなワークステーションを、そ
れぞれ、Micro Channelバスを介して相互
に接続することが望ましい場合がよくある。図8はMi
cro Channelアダプタカード10をそれぞれ
を含むワークステーション120を示す。本発明に係る
変換ロジック装置100は、ワークステーション120
の個々のMicro Channelバスの中間に相互
接続されている。再び、変換ロジック装置100は図5
に示すコンポーネントを含む。要求アービタは、それぞ
れ、それ自体が接続されているMicro Chann
elの所有権を獲得するため競合することになる。オペ
レーション時に、図8に示すシステムは図3に示すシス
テムと同様に機能するが、図3ないし図7を参照して詳
細に既に説明した。この場合、ワークステーション12
0の1つと、関連するMicro Channelバス
は、実際上、上述したサブシステムバスと替えることに
なる。さらに、バッファ106には、Micro Ch
annelバスを介して、相互接続されたワークステー
ション120の間で渡される制御、アドレス、およびデ
ータ情報が供給される。バッファ106は、バス競合お
よびデータ衝突に関連する任意の問題が除去されること
を確認する。というのは、データはバッファリングさ
れ、各Micro Channel10が利用可能なと
きのみ、他のワークステーションに伝送されることを確
認する。
【0070】本発明は、中央アービタをデセーブルする
か、あるいは取り除くため、チップを再作業することな
く、複数コンピュータシステムを相互接続する効率的な
手段を提供することは明らかである。本発明のインプリ
メンテーションには、サブシステム中央アービタを、ホ
スト信号から見て、スレーブのように活動させるため
に、最小限のレジスタと論理ゲートアレイを単に付加す
ることのみが必要である。
【0071】ある好ましい実施例を記載し説明したが、
請求の範囲を逸脱せずに変更および修正を加えることが
できることは当業者にとって当然である。例えば、本発
明では、任意のタイプのデータ通信バスを意図してお
り、Micro Channelバスは単なる例として
説明した。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
単一のバス上の複数のコンピュータを相互接続した場合
に遭遇する問題を解決することができる。
【0073】また、本発明によれば、内部システムバス
に対するアクセスおよび優先順位を決定する中央アービ
タをそれぞれ含む複数コンピュータを相互接続し、かつ
共通バスを共有することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】中央アービタと複数のバスマスタを、バスをア
ービトレートするために生成される信号とともに示すブ
ロック図である。
【図2】ホストシステムに相互接続された中央アービタ
をそれぞれ有する複数のサブシステムを示すブロック図
である。
【図3】図2に示すホストシステムと複数のサブシステ
ムに、本発明に係る変換ロジック装置を含ませたブロッ
ク図である。
【図4】サブシステムを含むモジュールの一部として変
換ロジック装置の構造を示すブロック図である。
【図5】本発明に係る変換ロジック装置に要求アービタ
が含まれていることを示すブロック図である。
【図6】複数のサブシステムのうちの1つのサブシステ
ムがシステムバスにアクセスするのに必要なシーケンス
と信号を示すタイミング図である。
【図7】ホストシステムDMAがサブシステムバスにア
クセスしなければならないときに必要なシーケンスと信
号を示すタイミング図である。
【図8】複数のマイクロチャネルバスを相互接続するこ
とができる本発明に係る他の実施例を示すブロック図で
ある。
【図9】コンピュータシステムで共通に用いられる単一
バスであって、中央アービタを有する単一バスを示すブ
ロック図である。
【図10】要求アービタを有するバスマスタにより、図
9に示すようなバスにアクセスする優先順位スキー
示すタイミング図である。
【符号の説明】
31 ホストシステム 33 中央アービタ 35,41,45 バスマスタ装置 37,43,47 要求アービタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェイムズ チェスター ピーターソン アメリカ合衆国 78750 テキサス州 オースティン クレスト リッジ サー クル 8800 (56)参考文献 特開 平2−307150(JP,A) 特開 平3−125251(JP,A)

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストシステムバスを有するホストコン
    ピュータシステムと、サブシステムバスを有する少なく
    とも1つの相互接続されたコンピュータサブシステムと
    の間でデータを転送する方法において、 前記ホストシステムバスと前記サブシステムバスとの間
    に接続された変換ロジック装置により、前記サブシステ
    ムバスの制御を維持して、該サブシステムバスに接続さ
    れているバスマスタ装置が、データを前記ホストシステ
    ムバスに転送しないようにするステップと、 前記サブシステムバスに接続されている要求バスマスタ
    装置により、前記ホストシステムバスへのアクセスを要
    求するステップと、 該アクセス要求に応答して、前記変換ロジック装置によ
    り前記ホストシステムバスの制御をアービトレートし、
    前記ホストコンピュータシステムがデータを前記ホスト
    システムバスに早まって転送しないようにするステップ
    と、 前記要求バスマスタ装置が前記サブシステムバスの制御
    を獲得することができるように、前記変換ロジック装置
    が、前記ホストシステムバスの制御を獲得した後、前記
    サブシステムバスの制御を解放するステップと、 前記要求バスマスタ装置が前記サブシステムバスを制御
    し、しかも、前記変換ロジック装置がホストシステムバ
    スを制御したとき、前記サブシステムバスに接続されて
    いる要求バスマスタ装置と、前記ホストシステムバスと
    の間でデータを転送するステップとを備えたことを特徴
    とする方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、前記サ
    ブシステムバスの制御をアービトレートするステップ
    は、 前記コンピュータサブシステムが初期化されたとき、前
    記変換ロジック装置により前記サブシステムバスの制御
    をアービトレートするステップと、 前記サブシステムへのアクセスが前記変換ロジック装置
    により制御されるデフォルト状態を維持するステップと
    を備えたことを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の方法において、前記ホ
    ストシステムバスの制御をアービトレートするステップ
    は、 前記バスマスタ装置により開始された要求を受信すると
    直ちに、変換ロジック装置により、前記ホストシステム
    バスの制御をアービトレートするステップと、 前記データ転送が完了するまで、変換ロジック装置によ
    り前記ホストシステムバスの制御を維持するステップ
    と、 変換ロジック装置により、前記サブシステムバスの制御
    を再び獲得した後、前記ホストシステムバスの制御を解
    放し、前記ホストコンピュータシステムが前記ホストシ
    ステムバスを制御するデフォルト状態にするステップと
    を備えたことを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 ホストシステムバスを有する前記ホスト
    コンピュータシステムと、サブシステムバスを有する少
    なくとも1つの相互接続されたコンピュータサブシステ
    ムとの間でデータを転送するシステムであって、前記ホ
    ストシステムバスに少なくとも1つのホストバスマスタ
    装置が接続してあり、前記サブシステムバスに少なくと
    も1つのバスマスタ装置が接続してあるシステムにおい
    て、 前記少なくとも1つのバスマスタ装置内の手段であって
    前記ホストシステムバスへのアクセスを要求する手段
    と、 前記ホストシステムバスと前記サブシステムバスとの間
    に接続した変換ロジック手段であって、前記サブシステ
    ムバスの制御を維持し前記少なくとも1つのバスマスタ
    装置がデータを前記ホストシステムバスに早まって転送
    しないようにする手段と、前記アクセス要求に応答して
    前記ホストシステムバスの制御をアービトレートし、前
    記ホストコンピュータシステムがデータを前記ホストシ
    ステムバスに転送しないようにする手段と、前記要求バ
    スマスタ装置が前記サブシステムバスの制御を獲得する
    ことができるように、前記ホストシステムバスの制御を
    獲得した後、前記サブシステムバスの制御を解放する手
    段とを備えた変換ロジック手段と、 前記サブシステムバスマスタ装置が前記サブシステムバ
    スを制御し、しかも、前記変換ロジック手段が前記ホス
    トシステムバスを制御するとき、前記サブシステムバス
    に接続されている前記バスマスタ装置と、前記ホストシ
    ステムバスとの間でデータを転送する手段とを備えたこ
    とを特徴とするシステム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のシステムにおいて、前
    記変換ロジック手段は、 前記サブシステムバスと相互接続されたバスマスタ装置
    と通信するサブシステム・アービトレーション制御回路
    と、 該サブシステム・アービトレーション制御回路と通信す
    るアービタであって、サブシステムバスに相互接続さ
    れ、前記サブシステムバスの制御をアービトレートする
    サブシステム・アービタと、 前記ホストシステムバスと相互接続されたバスマスタ装
    置と通信するホスト・アービトレーション制御回路と、 該ホスト・アービトレーション制御回路と、前記サブシ
    ステム・アービトレーション制御回路と通信するホスト
    アービタであって、前記ホストシステムバスと相互接続
    されており、前記ホストシステムバスの制御をアービト
    レートするホストアービタとを備えたことを特徴とする
    システム。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のシステムにおいて、前
    記変換ロジック手段は、 前記ホストバスマスタ装置のうちの1つのホストバスマ
    スタ装置の優先値と、前記サブシステムバスマスタ装置
    に対応する優先値のリストとを比較する手段と、 前記ホストバスマスタ装置の優先値と、前記サブシステ
    ム装置の優先値のうちの1つの優先値が一致したとき、
    前記1つのホストバスマスタ装置の優先値を前記サブシ
    ステム・アービタに出力し、前記サブシステム・アービ
    タが前記サブシステムバスの制御をアービトレートする
    とき、前記1つのホストバスマスタ装置の優先値を用い
    る手段とをさらに備えたことを特徴とするシステム。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のシステムにおいて、前
    記サブシステム・アビトレーション制御回路は、前記ホ
    ストシステムバスの制御を獲得するように、前記ホスト
    システム・アービトレーション制御回路に要求する手段
    を備えたことを特徴とするシステム。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のシステムにおいて、前
    記ホスト・アービトレーション制御回路は、前記ホスト
    システムバスの制御を獲得したことを前記サブシステム
    ・アービトレーション制御回路に示す手段を備えたこと
    を特徴とするシステム。
  9. 【請求項9】 請求項6に記載のシステムにおいて、前
    記比較する手段は、前記ホストバスマスタ装置の優先値
    と比較される前記サブシステムバスマスタ装置の優先値
    をストアするための参照テーブルを含むことを特徴とす
    るシステム。
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