JP2574273B2 - 冷蔵庫ク−リングシステム - Google Patents

冷蔵庫ク−リングシステム

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JP2574273B2
JP2574273B2 JP62011848A JP1184887A JP2574273B2 JP 2574273 B2 JP2574273 B2 JP 2574273B2 JP 62011848 A JP62011848 A JP 62011848A JP 1184887 A JP1184887 A JP 1184887A JP 2574273 B2 JP2574273 B2 JP 2574273B2
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rotary compressor
evaporator
cooling system
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正明 奥村
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Matsushita Refrigeration Co
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、家庭用として利用される冷蔵庫のクーリン
グシステムに関するものである。
従来の技術 近年、家庭用冷蔵庫等に使用されるクーリングシステ
ムに於いて、ロータリ圧縮機が使用される事が多くなっ
て来ている。前記ロータリ圧縮機は、圧縮機シエル内が
高圧である為、冷蔵庫が運転停止時、高温高圧ガスが吸
入管又は凝縮機から毛細管を通り、冷却器に流入し、冷
却器に熱負荷として、又冷蔵庫内への熱負荷となる事に
より消費電力量の増加になる為、圧縮機停止時、クーリ
ングシステムの冷却器出入口部で冷媒流を閉止する為、
電磁弁や、ガス圧を利用して弁を閉じる機能を付加し
て、これに対応して来たが、配管の複雑性や、電気回路
の付加等の点で廃止化が望まれて来た。
以下図面を見ながらロータリ圧縮機を適用した冷蔵庫
クーリングシステムの一例について説明する。
第4図は上述しロータリ圧縮機を適用したクーリング
システムの配管図を示したものである。1はガスを圧縮
し高温高圧ガスを生じさせるロータリ圧縮機、2はその
ガスを放熱,液化させる凝縮機、4は高圧及び低圧配管
と接続してガス流を開閉制御する流体制御弁、6は冷媒
が蒸発し冷却作用を行う蒸発器である。
以下第5図に示す、クーリングシステムについて説明
する。ロータリ圧縮機1は蒸発器6から吸入管7を通過
して戻ってきたガス状冷媒を吸入圧縮し、ロータリ圧縮
機1のシエル内に吐出する構造である為シエル内は高温
高圧に保たれている。シエル内冷媒の高温高圧ガスは、
凝縮器2で放熱液化しつつ水分を除去する乾燥器3を通
り、流体制御弁4を通過し毛細管5にて減圧されて蒸発
器6内にて冷媒が蒸発し冷却作用を行う。
通常運転時は上述した如くであるが、ロータリ圧縮機
を適用するクーリングシステムに於いては、運転停止時
にロータリ圧縮機1のシエル内部が高温高圧に保たれる
為に、その冷媒ガスが、吸入管7又は、凝縮器2等を通
過する高圧側配管より、蒸発器6内に流入する為、冷媒
ガスによる熱負荷が加わり、運転率の増大による消費電
力量の増加を防止する為、第6図に示す、流体制御弁4
が適用され、前述した問題を解決している。
ここで流体制御弁4の内部はダイヤフラム4aによって
高圧側と低圧側に仕切られており、運転中は蒸発器6か
らの戻りガスは流体弁4の低圧側吸入管7より流入し低
圧弁4bを押し上げロータリ圧縮機1の低圧側に吸入され
る。この時、ダイヤフラム4aは高圧,低圧の圧差により
下方に押し降ろされている為、ダイヤフラム4a上に配設
した高圧弁4cは開弁し、ドライヤー3から流入した高圧
冷媒は、流体弁4の高圧側から毛細管5に流れる。一方
運転停止時に於いては、流体弁4の低圧弁4bは自重にて
閉弁する為、ロータリ圧縮機1より高圧ガスが流出して
来る事によって、低圧弁4b側の内圧が上昇し、ダイヤフ
ラム4aを下方より押し下げ、高圧弁4cを閉弁し、高圧側
回路を閉止する。以上の如き機能部品によりロータリ圧
縮機1適用システムでは前述した高温高圧ガスが蒸発器
6に流入するのを防止する方法が一般的である。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、流体弁4に多く
の配管が必要であるため機械室内が複雑となり、振動,
ビビリの問題を有していた。また流体弁4を使用してい
るため、高価な製品となっている。
本考案は上記問題点に鑑み、配管美化、騒音低減、コ
スト低減を行なうものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決する為に、本発明のクーリングシス
テムは、蒸発器の前に液溜め部を設置し、かつ前記液溜
部を、キャビネット、ウレタン断熱壁内に埋設し、運転
中に低温液冷媒を保溜させる構成としたものである。
作用 本発明は上記した構成によって、ロータリ圧縮機内の
高温高圧ガスが、ロータリ圧縮機停止時に蒸発器側へ逆
流する際に蒸発器の前に設けられた、ウレタン断熱壁内
埋設液溜め部内の低温液冷媒と、高温高圧のガス冷媒と
混合、熱吸収させて、冷蔵庫内の熱負荷増加を防止す
る。
実 施 例 以下本発明の一実施例のクーリングシステムについて
図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明のクーリングシステムの配管図を示す
ものである。クーリングシステムに於いて、冷媒ガスを
圧縮し、高温高圧ガスを生じせしめるロータリ圧縮機1
より吐出した冷媒ガスは、放熱液化させ液冷媒を生じせ
しめる凝縮器2へ流入する。液化高温高圧ガスは、毛細
管5へ流入し、減圧して、冷蔵庫庫内に設置した蒸発器
6内にて蒸発気化し、冷却作用を行い、生じた冷媒ガス
は途中、逆止弁8を介して、吸入管7により再びロータ
リ圧縮機1へ戻る。
ここで昨今、冷蔵庫も設置スペースが少くて、内容積
の大きなものとすべく凝縮器2や毛細管5はウレタン断
熱材内に埋設されている。また本発明では、毛細管5の
出口で冷媒の一部が蒸発し始め、低温の液化冷媒を溜め
る液溜部10もウレタン断熱材内に埋設させている。第1
図及び第2図において、ロータリ圧縮機1のシェル内
は、高温高圧ガスで充満しているが、運転停止時には、
高圧側配管、吸入管7等により低圧側の蒸発器6内に流
入し、多大の熱負荷ロスを付加する為、低圧側吸入管7
の途中には、逆止弁8を設け閉止する。更に高圧側の高
温高圧ガスや液体は第4図の従来例で説明した如く、弁
機構を設置しては閉止するのが一般的であるが、本発明
にあっては、毛細管5の出口部導入管9に設置した液溜
部10内に運転中は蒸発液化した低温の冷媒液を保留させ
てある。他方、ロータリ圧縮器1が運転停止時には、前
述した高温高圧ガスが蒸発器6に流入するため、冷蔵庫
庫内は全く熱ロスの発生がなく、運転効率の低下や、消
費電力量の増加になることがない。
なお、液溜部10ははウレタン断熱材内に配設してある
のは、運転時の低温液冷媒への熱負荷ロス及び停止時の
高温高圧ガスと混合時に於ける熱負荷ロスを庫内に影響
せしめる様にするものである。
発明の効果 以上の如く本発明は、低圧側吸入管に設置した逆止弁
と、運転停止時に、ロータリ圧縮機シエル内や、凝縮器
内の高温高圧ガスが、冷蔵庫庫内の蒸発器に流入熱負荷
となるのを、毛細管出口の蒸発器冷媒導入管の一部に液
溜部を設け、かつ断熱材内に埋設する構造によって、液
溜部内に低温液冷媒を運転中に溜保し、運転停止時に、
前記高温高圧ガスが前記液溜部内に流入し低温液冷媒と
混合して熱吸収せしめる事で高価な高温側閉止弁なしで
運転効率の高いクーリングシステムを得る事ができる。
また、運転時の低温液冷媒への熱負荷ロスを及び停止
時の高温高圧ガスと混合時における熱負荷ロスが、庫内
に影響しないようにできる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例を示すクーリングシステムの
配管図、第2図は同第1図の要部拡大図、第3図は一実
施例に於ける蒸発器の表面温度の変化を示す推移図、第
4図は従来の実施例に於ける要部拡大図、第5図は従来
の実施例に於けるクーリングシステム配管図、第6図は
流体弁の拡大図である。 1……ロータリ圧縮機、10……液溜部、6……蒸発機、
7……吸入管、8……逆止弁、9……導入管。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷蔵庫等の庫内に配設した蒸発器と、庫外
    に設置したロータリ圧縮機と、一端を前記蒸発器の出口
    に接続し他端を前記ロータリ圧縮機の入口に接続する吸
    入管と、前記吸入管に挿入した逆止弁と、一端を毛細管
    の出口に接続し他端を前記蒸発器の入口に接続した導入
    管と、前記導入管に挿入した液溜部とを備え、前記液溜
    部が断熱材内に配設された冷蔵庫クーリングシステム。
JP62011848A 1987-01-21 1987-01-21 冷蔵庫ク−リングシステム Expired - Lifetime JP2574273B2 (ja)

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JPS63180047A JPS63180047A (ja) 1988-07-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60235960A (ja) * 1984-05-10 1985-11-22 松下冷機株式会社 冷凍装置

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