JP2574246Y2 - 拡張天板付き家具の指詰め防止装置 - Google Patents

拡張天板付き家具の指詰め防止装置

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JP2574246Y2 JP1992074344U JP7434492U JP2574246Y2 JP 2574246 Y2 JP2574246 Y2 JP 2574246Y2 JP 1992074344 U JP1992074344 U JP 1992074344U JP 7434492 U JP7434492 U JP 7434492U JP 2574246 Y2 JP2574246 Y2 JP 2574246Y2
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孝三 勇井
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、拡張天板付き家具の指
詰め防止装置に係わり、更に詳しくは互いに折畳み格納
可能となした天板拡張用の回動副天板と折畳み副天板と
の遊端間に指を挟むことを防止するための拡張天板付き
家具の指詰め防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、家具本体に対して案内装置にて主
天板を引き出し及び押し込み格納可能となし、引き出し
た状態の主天板と家具本体との間に副天板を増設可能と
なした拡張天板付き家具は各種提供されている。例え
ば、実公昭40−25885号公報にて開示される如
く、家具本体の一側面に開口を形成し、該開口内に両側
に一対の外側摺動杆をスライド可能に取付け、その固定
摺動杆の内側面にスライド可能に一対の中間摺動杆を関
係づけ、更に中間摺動杆の内側面にスライド可能に一対
の内側摺動杆を関係づけるとともに、該内側摺動杆を主
天板の下面に固定してなる天板案内装置が提供されてい
る。
【0003】更に、前記公報には、主天板の家具本体側
の端縁に、主天板の上面に折畳み重合可能且つ180°
回転させて中間摺動杆及び外側摺動杆の上面に載置して
主天板と面一に拡張可能となすべく副天板を蝶着し、主
天板の上面に副天板を折畳んだ状態で、主天板と共に家
具本体内に押し込み格納でき、主天板を引き出して該主
天板と家具本体間に副天板を配設して天板を拡張できる
構造のものが提供されている。
【0004】また、実公昭47−13068号公報に
は、左右一対の主天板の接合部下方に配した該主天板を
スライド移動させるための案内装置内の空間に、中央で
二分割し且つ互いに蝶番にて枢着した副天板を回動折畳
み格納可能且つ回動取出し可能となし、該副天板を両主
天板の間に面一となして接合し、天板を拡張する構造の
伸縮自在テーブルが開示さている。
【0005】しかし、二分割した副天板を折畳んで収容
空間内に格納する際に、両副天板の遊端間に指を挟む恐
れがあり、甚だ危険である。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】本考案が前述の状況に
鑑み、解決しようとするところは、副天板を主天板より
下方に設けた収容空間内に回動折畳み格納する際に、誤
って両副天板の遊端間に指を挟むことを防止するととも
に、主天板と家具本体との間に副天板を増設した使用状
態において不意に副天板が折り畳まれて指を挟むことを
防止する拡張天板付き家具の指詰め防止装置を提供する
点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、前述の課題解
決のために、主天板を案内装置にて家具本体の一側板に
設けた開口から引き出し及び押し込み格納可能となし、
引き出した主天板と家具本体との間に副天板を増設可能
となした拡張天板付き家具において、前記副天板を二分
割した一方の回動副天板を前記主天板より下方に設けた
収容空間内にヒンジにて回動可能に装着するとともに、
他方の折畳み副天板を前記回動副天板に蝶着し且つ折畳
み途中から折畳み格納状態まで前記収容空間内に渡設し
た支持棒に下面を載支可能として、収容空間内に回動折
畳み格納及び回動取出して主天板と接合可能となし、回
動副天板と折畳み副天板の遊端側であって家具本体側の
端面にそれぞれの上面から突出するように緩衝部材を固
定し、折畳み格納状態で両緩衝部材を当接して前記遊端
間に隙間を形成してなる拡張天板付き家具の指詰め防止
装置を構成した。また、本考案は、回動引き出して互い
に面一状態の前記回動副天板及び折畳み副天板の外側端
縁の接合縁に形成した係合穴に、前記主天板の家具本体
側端縁の接合縁に形成した突起を嵌入して主天板と家具
本体との間に副天板を増設可能としてなるものである。
【0008】
【作用】以上の如き内容からなる本考案の拡張天板付き
家具の指詰め防止装置は、回動副天板と折畳み副天板
を、該回動副天板又は折畳み副天板の遊端を持って主天
板より下方に設けた収容空間内に回動折畳み格納する際
に、両副天板の遊端間に指が挟まれる前に、それぞれの
遊端側の端面に固定した緩衝部材が先に当接して、指詰
めを防止するものである。また、特に危険性の高い折畳
み副天板の遊端側を持って回動折畳み格納する際にも、
収容空間内に渡設した支持棒に折畳み副天板の下面が載
支された状態で案内されて、その上面側に折り畳まれる
回動副天板の急激な回転を抑制できるので、安全性が高
いのである。 更に、回動引き出して互いに面一状態の前
記回動副天板及び折畳み副天板は、その接合縁に形成し
た係合穴に主天板の接合縁に形成した突起を嵌入してそ
の状態を維持するので、拡張使用状態において不意に副
天板が折り畳まれることがなく、従って指詰めの危険性
がないのである。
【0009】
【実施例】次に添付図面に示した実施例に基づき更に本
考案の詳細を説明する。図1〜図4は本考案に係る拡張
天板付き家具を示し、図中1は家具本体、2は主天板、
3は副天板、4は案内装置をそれぞれ示している。
【0010】前記主天板2は、案内装置4を介して家具
本体1に押し込み格納及び引き出し可能に取付け、その
一部を図2に示す如く家具本体1内に押し込み格納した
状態(以後、「半使用状態」という。)から、図3に示
す如く引き出した状態(以後、「全使用状態」とい
う。)を経て、更に図4に示す如く全て引き出して家具
本体1との間に副天板3を面一に配設した状態(以後、
「拡張使用状態」という。)に設定することを可能とな
している。また、前記副天板3は、案内装置4内に回動
折り畳み格納可能となしている。
【0011】前記家具本体1は、本実施例では上面に天
板5を有し、一側板6に前記主天板2を挿入可能且つ案
内装置4を取付可能な横長の開口7を設けるとともに、
内部に該開口7の下限縁と上面を面一となして区画板8
を横設している。尚、図中9は前記天板5に装着した電
磁調理器である。
【0012】前記主天板2は、家具本体1側の一端縁を
直線状の接合縁10となし、他端側寄りの下面にはキャ
スター付きの支脚11を取付けている。従って、主天板
2は、該支脚11と案内装置4によって支持され、家具
本体1の内部に開口7を通してその一部を押し込み格納
可能及び前記接合縁10と家具本体1との間に所定の間
隔を有するまで引き出し可能となしている。
【0013】前記副天板3は、後述の案内装置4に取付
けられ、外側端縁を前記主天板2の接合縁10に面一と
なして接合すべく直線状の接合縁12となしたものであ
る。また、副天板3は中央で二分割し、一方を回動副天
板3aとし、他方を折畳み副天板3bとして互いに枢着
し、不使用の場合に該回動副天板3aに折畳み副天板3
bを重合させた状態で、案内装置4内に格納できるよう
になしている。
【0014】前記案内装置4は、図1,図5及び図6に
示す如く、前記家具本体1の区画板8の上面両側に取付
ける固定レール13,13と、前記主天板2の下面両側
に取付ける可動レール14,14と、前記固定レール1
3と可動レール14とを関係づける中間レール15,1
5とから構成されている。前記固定レール13は、中間
レール15の外側面下部にスライド可能に関係づけ、一
方、前記可動レール14は、中間レール15の外側面上
部にスライド可能に関係づけ、主天板2を最も家具本体
1内に押し込んだ状態の半使用状態では、固定レール1
3と可動レール14とは略上下に位置する。
【0015】前記固定レール13は、内側面の先端部と
中央部に二連式のローラベアリング16,16を突設す
るとともに、内側面であって中央部のローラベアリング
16の上部から基端にかけて連続したガイド溝17を形
成し、更に中央部のローラベアリング16の下部から先
端にかけた下面にガイド板18を内向きに突出させて固
定し、該ガイド板18の上面の前後両端部に前記中間レ
ール15の内側面下部に当接し、中間レール15の横振
れ及び捩じれを防止する規制用ベアリング19,19を
突設したものである。また、固定レール13を前記区画
板8に取付けるために、該固定レール13の基部下面に
区画板8の上面に設けた穴に嵌入する複数のダボ20,
…を突設するとともに、区画板8の下方から貫通させた
取付ネジ21,…を螺合する図示しない複数の螺孔をオ
ニメナットを埋設することにより形成している。
【0016】前記可動レール14は、前記主天板2の下
面両側に前記固定レール13,13の間隔と一致させて
固定するもので、内側面であって前記接合縁10寄りの
基端部と中央部に前記同様な二連式のローラベアリング
22,22を突設している。尚、可動レール14の基端
面には、家具本体1内に押し込んだ際の衝撃を和らげる
ための緩衝体23を突設している。
【0017】前記中間レール15は、外側面の下部全長
にわたり前記固定レール13のローラベアリング16,
16に摺接する下部レール溝24を形成するとともに、
外側面の上部であって先端よりやや基端側から基端にわ
たり前記可動レール14のローラベアリング22,22
を摺接する上部レール溝25を形成している。また、前
記下部レール溝24と上部レール溝25との間であって
基端部に内方からガイドピン26を螺着するための螺孔
又は通孔27を貫設し、中間レール15の外側面から突
出したガイドピン26の先端を前記ガイド溝17内でス
ライド可能となしている。そして、両側中間レール1
5,15は、その基端部と中央部やや先端側寄り位置に
連結部材28,28を横設して一体となし、また両連結
部材28の両端部下部に前記規制用ベアリング19が通
過するための切欠部29を形成している。
【0018】そして、前述の如く固定レール13,13
を家具本体1の区画板8に取付け、一方、支脚11を主
天板2に取付ける前に、該主天板2の下面両側に固定し
た可動レール14,14のローラベアリング22,22
を中間レール15,15の上部レール溝25,25にそ
の開放端側から挿入した後、前記支脚11を取付け、そ
の状態で中間レール15,15を、固定レール13,1
3のローラベアリング16,16をその下部レール溝2
4,24の基端開放端側から挿入することで固定レール
13に装着し、それからガイドピン26を中間レール1
5の内方から螺着して、その先端を固定レール13のガ
イド溝17内に位置させて組立てる。この状態で、前記
ガイドピン26はガイド溝17の終端30に当止され
て、中間レール15は固定レール13に対して抜け止め
され、また可動レール14の中央部側のローラベアリン
グ22は上部レール溝25の終端31に当止されて、可
動レール14は中間レール15に対して抜け止めされて
いる。尚、前記固定レール13と中間レール15間及び
可動レール14と中間レール15間の適所には、互いの
スライド移動をガタつきなく円滑に行うためのスライダ
ー32,…が設けられている。
【0019】また、図1,図7及び図8に示す如く、両
側中間レール15,15とその間に渡設した連結部材2
8,28とで囲まれる収容空間33内には、前記副天板
3を回動且つ折畳み収容可能に取付けている。更に詳し
くは、回動副天板3aと折畳み副天板3bとは、互いに
円筒蝶番34にて面一の接合状態から略180°回転し
た重合状態まで変化可能となし、回動副天板3aは下面
両側部においてヒンジ35,35にて両連結部材28,
28の対向内面に回動可能に枢着し、一方、折畳み副天
板3bは、折畳み途中から折畳み格納状態まで両連結部
材28,28間に渡設した支持棒36にその下面を載支
している。このように、収容空間33内に副天板3を完
全に格納した状態では、主天板2は副天板3の上方を通
過可能となる。一方、主天板2を引き出して収容空間3
3を該主天板2と家具本体1間に露出させた状態で、格
納状態にある副天板3の回動副天板3aの端部を持って
持ち上げれば、前記ヒンジ35を中心として回動副天板
3aが回動すると同時に、折畳み副天板3bは支持棒3
6上を摺動しながら回動副天板3aとの角度を広げ、回
動副天板3aが水平になった時についにその角度が18
0°となって両者は面一になる。この際に、回動副天板
3aと折畳み副天板3bの下面に突設したスペーサー3
7,37がそれぞれ中間レール15,15の上面に載置
して、副天板3が主天板2と面一となるのである。
【0020】また、図9〜図11に示す如く、主天板2
の接合縁10には係合穴38,…が複数設けられ、一
方、副天板3の接合縁12には該係合穴38に嵌入する
突起39,…が対応位置に突設されており、主天板2と
副天板3を面一となした状態で、主天板2を家具本体1
側へ移動させることによって前記係合穴38に突起39
が嵌入し、その面一の水平状態を維持するのである。ま
た、主天板2と副天板3とが分離しないように、両者の
接合縁10,12近傍の下面適所間に一対の係脱装置4
0を取付けている。
【0021】そこで、前記副天板3を収容空間33から
回動取出して水平状態となし、その接合縁12を主天板
2の接合縁10と対面させた状態で、突起39を係合穴
38に嵌入して互いに接合するには、主天板2を家具本
体1側へ若干移動して行うが、この際、副天板3も中間
レール15とともに家具本体1側へ移動すると、両者の
係合は完全には行えない。そのため、前記開口7の両側
部に一側板6の両側上端部を上方内方へ延長し、該開口
7の不用空間の目隠しを兼ねて規制板41を形成すると
ともに、副天板3の両側下面であって家具本体1側の端
部、即ち回動副天板3aの遊端側下面であって家具本体
1側の端部及び折畳み副天板3bの遊端側下面であって
家具本体1側の端部に、前記規制板41の上端部外側面
に当止すべく硬質ゴム製等のストッパー42,42を突
設している。このストッパー42と規制板41の移動規
制構造は、拡張使用状態において主天板2及び副天板3
が不意に家具本体1側へ移動しないようにする作用も有
する。尚、家具本体1から離れる方向については、前述
の如くガイドピン26とガイド溝17の終端30との関
係、ローラベアリング22と上部レール溝25の終端3
1との関係によって規制される。しかし、両方向の移動
規制位置は、前記係合穴38と突起39との挿脱操作に
要するクリアランスは確保するため若干異なる。
【0022】また、拡張使用状態から全使用状態又は半
使用状態に変更するには、副天板3を収容空間33内に
格納する必要がある。その作業手順は、先ず主天板2と
副天板3が接合された状態で、前記ローラベアリング2
2が上部レール溝25の終端31に当止するまで引き出
し、副天板3を家具本体1の天板5より外側方に位置さ
せ、次に係脱装置40を解除した後、副天板3の側縁適
所を持って家具本体1側へ強制的に移動させると、前記
係合穴38と突起39との嵌合が解除されて、副天板3
は自由になる。それから、折畳み副天板3bの側縁若し
くは回動副天板3aの側縁を持って持ち上げると、回動
副天板3aが回転すると同時に、折畳み副天板3bが支
持棒36に摺接しながら回動副天板3aに対して折れ曲
がり、ついには両者が重合された折畳み格納状態にな
る。この際、回動副天板3aを持って前述の操作をする
場合には特に問題はないが、折畳み副天板3bを持って
前述の操作をする場合には、回動副天板3aの重心が前
記ヒンジ35の枢着点より内方になった瞬間、回動副天
板3aの自重によって折畳み格納状態へと急速に回転
し、回動副天板3aと折畳み副天板3bの両遊端が激し
く衝突し、その間に指を挟まれの危険性がある。そこ
で、本考案は図1,図6〜図9に示す如く、前記回動副
天板3aと折畳み副天板3bの遊端側であって家具本体
1側の端面にそれぞれの上面から突出するように硬質ゴ
ム製等の緩衝部材43,43を固定して指詰めを防止し
ている。即ち、図8に示す如く、両緩衝部材43,43
が互いに当接した状態で、回動副天板3aと折畳み副天
板3bの遊端間に指の太さよりも若干大きな隙間44が
形成されるように、その突出高さは設定されている。
【0023】
【考案の効果】以上にしてなる本考案の拡張天板付き家
具の指詰め防止装置は、主天板を案内装置にて家具本体
の一側板に設けた開口から引き出し及び押し込み格納可
能となし、引き出した主天板と家具本体との間に副天板
を増設可能となした拡張天板付き家具において、前記副
天板を二分割した一方の回動副天板を前記主天板より下
方に設けた収容空間内にヒンジにて回動可能に装着する
とともに、他方の折畳み副天板を前記回動副天板に蝶着
且つ折畳み途中から折畳み格納状態まで前記収容空間
内に渡設した支持棒に下面を載支可能として、収容空間
内に回動折畳み格納及び回動取出して主天板と接合可能
となし、回動副天板と折畳み副天板の遊端側であって家
具本体側の端面にそれぞれの上面から突出するように緩
衝部材を固定し、折畳み格納状態で両緩衝部材を当接し
て前記遊端間に隙間を形成してなるので、回動副天板と
折畳み副天板を、該回動副天板又は折畳み副天板の遊端
を持って主天板より下方に設けた収容空間内に回動折畳
み格納する際に、両副天板の遊端間に指が挟まれる前
に、それぞれの遊端側の端面に固定した緩衝部材が先に
当接して、指詰めを防止することができるのである。
た、特に危険性の高い折畳み副天板の遊端側を持って回
動折畳み格納する際にも、収容空間内に渡設した支持棒
に折畳み副天板の下面が載支された状態で案内されて、
その上面側に折り畳まれる回動副天板の急激な回転を抑
制できるので、安全性が高いのである。 更に、回動引き
出して互いに面一状態の前記回動副天板及び折畳み副天
板は、その接合縁に形成した係合穴に主天板の接合縁に
形成した突起を嵌入してその状態を維持するので、拡張
使用状態において不意に副天板が折り畳まれることがな
く、従って指詰めの危険性がないのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る拡張天板付き家具の全体斜視図で
ある。
【図2】半使用状態を示す簡略側面図である。
【図3】全使用状態を示す簡略側面図である。
【図4】拡張使用状態を示す簡略側面図である。
【図5】天板案内装置の分解斜視図である。
【図6】本考案の要部を示す省略縦断面図である。
【図7】同じく要部の拡大断面図である。
【図8】本考案の指詰め防止装置の要部と、案内装置と
副天板の関係を示す部分断面図である。
【図9】副天板の格納途中若しくは取出し途中を示す要
部斜視図である。
【図10】主天板と副天板の接合途中の状態を示す要部側
面図である。
【図11】同じく接合完了状態を示す要部側面図である。
【符号の説明】
1 家具本体 2 主天板 3 副天板 3a 回動副天板 3b 折畳み副天板 4 案内装置 5 天板 6 一側板 7 開口 8 区画板 9 電磁調理器 10 接合縁 11 支脚 12 接合縁 13 固定レール 14 可動レール 15 中間レール 16 ローラベアリ
ング 17 ガイド溝 18 ガイド板 19 規制用ベアリング 20 ダボ 21 取付ネジ 22 ローラベアリ
ング 23 緩衝体 24 下部レール溝 25 上部レール溝 26 ガイドピン 27 螺孔又は通孔 28 連結部材 29 切欠部 30 終端 31 終端 32 スライダー 33 収容空間 34 円筒蝶番 35 ヒンジ 36 支持棒 37 スペーサー 38 係合穴 39 突起 40 係脱装置 41 規制板 42 ストッパー 43 緩衝部材 44 隙間

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主天板を案内装置にて家具本体の一側板
    に設けた開口から引き出し及び押し込み格納可能とな
    し、引き出した主天板と家具本体との間に副天板を増設
    可能となした拡張天板付き家具において、前記副天板を
    二分割した一方の回動副天板を前記主天板より下方に設
    けた収容空間内にヒンジにて回動可能に装着するととも
    に、他方の折畳み副天板を前記回動副天板に蝶着し且つ
    折畳み途中から折畳み格納状態まで前記収容空間内に渡
    設した支持棒に下面を載支可能として、収容空間内に回
    動折畳み格納及び回動取出して主天板と接合可能とな
    し、回動副天板と折畳み副天板の遊端側であって家具本
    体側の端面にそれぞれの上面から突出するように緩衝部
    材を固定し、折畳み格納状態で両緩衝部材を当接して前
    記遊端間に隙間を形成してなることを特徴とする拡張天
    板付き家具の指詰め防止装置。
  2. 【請求項2】 回動引き出して互いに面一状態の前記回
    動副天板及び折畳み副天板の外側端縁の接合縁に形成し
    た係合穴に、前記主天板の家具本体側端縁の接合縁に形
    成した突起を嵌入して主天板と家具本体との間に副天板
    を増設可能としてなる請求項1記載の拡張天板付き家具
    の指詰め防止装置。
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