JP2574116B2 - 刺繍機 - Google Patents
刺繍機Info
- Publication number
- JP2574116B2 JP2574116B2 JP5223383A JP22338393A JP2574116B2 JP 2574116 B2 JP2574116 B2 JP 2574116B2 JP 5223383 A JP5223383 A JP 5223383A JP 22338393 A JP22338393 A JP 22338393A JP 2574116 B2 JP2574116 B2 JP 2574116B2
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- JP
- Japan
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- embroidery
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- point
- state
- embroidery machine
- Prior art date
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05C—EMBROIDERING; TUFTING
- D05C11/00—Devices for guiding, feeding, handling, or treating the threads in embroidering machines; Machine needles; Operating or control mechanisms therefor
- D05C11/16—Arrangements for repeating thread patterns or for changing threads
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多くの刺繍点を有する大
型刺繍機に関し、より詳細には、その刺繍点での針や穴
あけ等の各々の器具が、その特定の刺繍点で行われる縫
い取りに応じて駆動するために、選択的に連結可能であ
る刺繍機に関する。
型刺繍機に関し、より詳細には、その刺繍点での針や穴
あけ等の各々の器具が、その特定の刺繍点で行われる縫
い取りに応じて駆動するために、選択的に連結可能であ
る刺繍機に関する。
【0002】
【従来の技術】大型刺繍機は通常等しい間隔で1列以上
の列に配列された数百個の刺繍点を具備している(刺繍
点反復)。各刺繍点では、付加的な対応する器具(シャ
トル、穴あけ、スレッドガイド、スレッドブレーキ等)
が針と関連づけられている。異色の糸での異なる刺繍点
反復操作(例えば、各2番目の刺繍点、各3番目の刺繍
点等)、あるいはパターンを配置した刺繍の場合は、あ
る刺繍点は使用されているが、他の刺繍点は動いていな
いということが要求される。刺繍点の作動及び不作動の
異なる組合せに切り換えるために、いわゆる色及び反復
変更装置が開発されている。
の列に配列された数百個の刺繍点を具備している(刺繍
点反復)。各刺繍点では、付加的な対応する器具(シャ
トル、穴あけ、スレッドガイド、スレッドブレーキ等)
が針と関連づけられている。異色の糸での異なる刺繍点
反復操作(例えば、各2番目の刺繍点、各3番目の刺繍
点等)、あるいはパターンを配置した刺繍の場合は、あ
る刺繍点は使用されているが、他の刺繍点は動いていな
いということが要求される。刺繍点の作動及び不作動の
異なる組合せに切り換えるために、いわゆる色及び反復
変更装置が開発されている。
【0003】スイス特許No.660892(Hein
zle)は刺繍状態と無刺繍状態との間で針及び穴あけ
の切り替えのための解決法を示している。針と穴あけは
1つのシャフトにより操作される。この解決法は、刺繍
から穴あけに、また穴あけから刺繍に切り換える度に、
全ての針または穴あけの連結を外さなければならず、使
用する全ての穴あけまたは針を連結しなければならない
という大きな欠点がある。この全ての針の連結器または
穴あけの連結器の結合は、同じ反復または同じ刺繍点の
組合せで作業が続けられている場合でも、各穴あけ工程
において2度繰り返される。その結果、特に穴あけ作業
に関連して全ての刺繍点の結合が多量になり、相応する
時間とエネルギーの浪費という結果になる。
zle)は刺繍状態と無刺繍状態との間で針及び穴あけ
の切り替えのための解決法を示している。針と穴あけは
1つのシャフトにより操作される。この解決法は、刺繍
から穴あけに、また穴あけから刺繍に切り換える度に、
全ての針または穴あけの連結を外さなければならず、使
用する全ての穴あけまたは針を連結しなければならない
という大きな欠点がある。この全ての針の連結器または
穴あけの連結器の結合は、同じ反復または同じ刺繍点の
組合せで作業が続けられている場合でも、各穴あけ工程
において2度繰り返される。その結果、特に穴あけ作業
に関連して全ての刺繍点の結合が多量になり、相応する
時間とエネルギーの浪費という結果になる。
【0004】これとは対照的に、スイス特許No.65
1081(Comploi)において、全ての刺繍点の
各々の針と穴あけが別々のシャフトによって操作される
解決法が示されている。刺繍点毎に単一の作動装置に、
針と穴あけだけでなく、その他の刺繍点器具(スレッド
ブレーキ、スレッドストップモーション等)が連結され
る。刺繍から穴あけに、またその逆に切り替えられる
と、対応する駆動軸だけが駆動または停止する。異なる
刺繍点の器具の連結または分離は、操作及び非操作刺繍
点の組合せを変更する場合にのみ行われる。この解決法
は相応する電力消費または電力補助装置を伴う強力な作
動装置を必要とする。刺繍点器具は別個に配置する必要
があるので、(刺繍点毎に)1つだけの作動装置を備え
た解決法では、異なる器具の連結/分離のため、あるい
は器具の配列制限のために、対応する機械的な接続素子
を必要とする。
1081(Comploi)において、全ての刺繍点の
各々の針と穴あけが別々のシャフトによって操作される
解決法が示されている。刺繍点毎に単一の作動装置に、
針と穴あけだけでなく、その他の刺繍点器具(スレッド
ブレーキ、スレッドストップモーション等)が連結され
る。刺繍から穴あけに、またその逆に切り替えられる
と、対応する駆動軸だけが駆動または停止する。異なる
刺繍点の器具の連結または分離は、操作及び非操作刺繍
点の組合せを変更する場合にのみ行われる。この解決法
は相応する電力消費または電力補助装置を伴う強力な作
動装置を必要とする。刺繍点器具は別個に配置する必要
があるので、(刺繍点毎に)1つだけの作動装置を備え
た解決法では、異なる器具の連結/分離のため、あるい
は器具の配列制限のために、対応する機械的な接続素子
を必要とする。
【0005】前述の解決法において、刺繍もしくは無刺
繍の刺繍点の組合せを新しく変更する度に、新しい組合
せに切り換える前に全ての刺繍点を基本状態(例えば、
全部がオンまたはオフの状態)に戻さねばならない。ス
イス特許No.660892による解決法では、刺繍か
ら穴あけに、あるいは穴あけから刺繍に切り換える度
に、全ての針または穴あけの連結を外さなければならな
い。
繍の刺繍点の組合せを新しく変更する度に、新しい組合
せに切り換える前に全ての刺繍点を基本状態(例えば、
全部がオンまたはオフの状態)に戻さねばならない。ス
イス特許No.660892による解決法では、刺繍か
ら穴あけに、あるいは穴あけから刺繍に切り換える度
に、全ての針または穴あけの連結を外さなければならな
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は別個の
器具(針、穴あけ)の各々に別個のドライブを提供する
ことにより、切り替え操作の減少という利点を保持しな
がら、複雑な機械的切り替え変速機を排除し、完全に自
由に器具の配置が行えるようにすることである。
器具(針、穴あけ)の各々に別個のドライブを提供する
ことにより、切り替え操作の減少という利点を保持しな
がら、複雑な機械的切り替え変速機を排除し、完全に自
由に器具の配置が行えるようにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、刺
繍点毎に1個だけのスイッチング素子を有し、両端の位
置の片方に同時に置かれる数個の作動装置(磁石、空気
圧シリンダー、水圧シリンダー)が全ての刺繍点と連合
して置かれる刺繍機を準備することにより達成される。
これら個々の作動装置は各々の場合に切り換えられる器
具によって直接的に配置することができ、器具の配置が
自由にできる一方、低電力作動装置の使用を可能にす
る。共通のスイッチング素子から個々の作動装置(ケー
ブル、ホース等)への接続は、経費を掛けずに容易に行
うことができる。作動装置は選択的に移動・保持ができ
る2つの固定された両端位置を持つことが好ましい。そ
れ故に、刺繍点の全ての器具に対して明白な状態(連結
または分離状態)がある。
繍点毎に1個だけのスイッチング素子を有し、両端の位
置の片方に同時に置かれる数個の作動装置(磁石、空気
圧シリンダー、水圧シリンダー)が全ての刺繍点と連合
して置かれる刺繍機を準備することにより達成される。
これら個々の作動装置は各々の場合に切り換えられる器
具によって直接的に配置することができ、器具の配置が
自由にできる一方、低電力作動装置の使用を可能にす
る。共通のスイッチング素子から個々の作動装置(ケー
ブル、ホース等)への接続は、経費を掛けずに容易に行
うことができる。作動装置は選択的に移動・保持ができ
る2つの固定された両端位置を持つことが好ましい。そ
れ故に、刺繍点の全ての器具に対して明白な状態(連結
または分離状態)がある。
【0008】刺繍点毎に1つのスイッチング素子を備
え、2つの端位置の間で作動装置が選択的に移動・保持
される端位置を備えた作動装置を有する、本発明による
刺繍機において、全ての刺繍点は新しいコンビネーショ
ンを選択するために基本位置にまず戻る必要はない。正
しい状態に既に切り換えられている刺繍点は、電子的手
段によって前もって決定できる。次の刺繍点のコンビネ
ーションを得るためにオンまたはオフの位置に導かれる
必要がある刺繍点も同様に決定できる。この解決法によ
り、切り替え費用は実質的に削減される。
え、2つの端位置の間で作動装置が選択的に移動・保持
される端位置を備えた作動装置を有する、本発明による
刺繍機において、全ての刺繍点は新しいコンビネーショ
ンを選択するために基本位置にまず戻る必要はない。正
しい状態に既に切り換えられている刺繍点は、電子的手
段によって前もって決定できる。次の刺繍点のコンビネ
ーションを得るためにオンまたはオフの位置に導かれる
必要がある刺繍点も同様に決定できる。この解決法によ
り、切り替え費用は実質的に削減される。
【0009】以下、添付図面を参照して本発明の実施例
を詳しく説明する。図1において、針2と穴あけ3はそ
れぞれ針キャリヤー4と穴あけキャリヤー5に保持さ
れ、軸方向の動きに導かれる。針作動部材6及び穴あけ
作動部材7によって、針及び穴あけは管状の針駆動部材
15及び管状の穴あけ駆動部材16に各々連結され分離
される。図1は作動部材が連結された状態を示し、図2
は作動部材が分離された状態を示す。駆動部材15と1
6は、キャリヤー17と18によって対応する駆動軸1
3及び14に堅く接続される。連結状態では、駆動軸1
3及び14の振動する動きが対応する器具2と3の直線
の動きに変えられる。作動装置8及び9の操作により、
作動部材6及び7が持ち上げられて、駆動部材15及び
16から分離される。この状態では、振動する駆動軸は
全ての刺繍点を横切って動き、全ての刺繍点に対して共
通のドライブを形成するが、この刺繍点の器具は無操作
状態である。
を詳しく説明する。図1において、針2と穴あけ3はそ
れぞれ針キャリヤー4と穴あけキャリヤー5に保持さ
れ、軸方向の動きに導かれる。針作動部材6及び穴あけ
作動部材7によって、針及び穴あけは管状の針駆動部材
15及び管状の穴あけ駆動部材16に各々連結され分離
される。図1は作動部材が連結された状態を示し、図2
は作動部材が分離された状態を示す。駆動部材15と1
6は、キャリヤー17と18によって対応する駆動軸1
3及び14に堅く接続される。連結状態では、駆動軸1
3及び14の振動する動きが対応する器具2と3の直線
の動きに変えられる。作動装置8及び9の操作により、
作動部材6及び7が持ち上げられて、駆動部材15及び
16から分離される。この状態では、振動する駆動軸は
全ての刺繍点を横切って動き、全ての刺繍点に対して共
通のドライブを形成するが、この刺繍点の器具は無操作
状態である。
【0010】刺繍糸1はスレッドブレーキローラー22
及びスレッドガイド20を通り、針2へと導かれる。小
歯車26及び歯車25によって、スレッドブレーキロー
ラー22は全ての刺繍点を通っているスレッドブレーキ
軸21に連結されている。スレッドブレーキ軸21は、
スレッドの張り具合いとスレッド補給を調整するため
に、中央で駆動または停止させることができる。スレッ
ドブレーキローラー22は片腕のスレッドブレーキレバ
ー23に装着される。図1において、スレッドブレーキ
ローラー22はスレッドブレーキ軸21に連結されてい
る。作動装置24の操作により、スレッドブレーキレバ
ー23が持ち上げられ、小歯車26及び歯車25が分離
され、それによりスレッドブレーキローラー22はスレ
ッドブレーキ軸21から分離される。
及びスレッドガイド20を通り、針2へと導かれる。小
歯車26及び歯車25によって、スレッドブレーキロー
ラー22は全ての刺繍点を通っているスレッドブレーキ
軸21に連結されている。スレッドブレーキ軸21は、
スレッドの張り具合いとスレッド補給を調整するため
に、中央で駆動または停止させることができる。スレッ
ドブレーキローラー22は片腕のスレッドブレーキレバ
ー23に装着される。図1において、スレッドブレーキ
ローラー22はスレッドブレーキ軸21に連結されてい
る。作動装置24の操作により、スレッドブレーキレバ
ー23が持ち上げられ、小歯車26及び歯車25が分離
され、それによりスレッドブレーキローラー22はスレ
ッドブレーキ軸21から分離される。
【0011】同様に、刺繍点の他の器具(例えば、スレ
ッドストップモーション、プレシャーフート、スレッド
ガイド等)も作動・停止させることができ、あるいは別
の作動装置によって各々のドライブと連結したり、ドラ
イブから分離することができる。各刺繍点のために、対
応する接合部19(電気ケーブル、空気圧または水圧ホ
ース等)によって作動装置8、9、24と接続されたス
イッチング素子12が準備されている。従って、スイッ
チング素子12の1つのスイッチで、この刺繍点の全て
の作動装置8、9、24が同時にまた、同じ連結・分離
効果を得るために、つまり刺繍点を全体的にオンまたは
オフに切り換えるために操作される。刺繍点での器具の
配列において、共通の切り替えのために余裕をみなくて
も良いように、接合部19は非常に柔軟に配置できるの
で、刺繍点の2個以上の器具が互いに近接して配置され
る。
ッドストップモーション、プレシャーフート、スレッド
ガイド等)も作動・停止させることができ、あるいは別
の作動装置によって各々のドライブと連結したり、ドラ
イブから分離することができる。各刺繍点のために、対
応する接合部19(電気ケーブル、空気圧または水圧ホ
ース等)によって作動装置8、9、24と接続されたス
イッチング素子12が準備されている。従って、スイッ
チング素子12の1つのスイッチで、この刺繍点の全て
の作動装置8、9、24が同時にまた、同じ連結・分離
効果を得るために、つまり刺繍点を全体的にオンまたは
オフに切り換えるために操作される。刺繍点での器具の
配列において、共通の切り替えのために余裕をみなくて
も良いように、接合部19は非常に柔軟に配置できるの
で、刺繍点の2個以上の器具が互いに近接して配置され
る。
【0012】もしこの利点があるとすれば、図3、4に
示すように、2個以上の器具が連結部材10を介して共
通の作動装置11によって操作できるという点である。
両端の位置の片方に選択的に保持される作動装置を用い
て、スイッチング素子12に1つの信号を送ることによ
って、各々の刺繍点をオンまたはオフの状態に切り換え
ることができる。従って、先行技術の配列のように、オ
ンまたはオフに切り換えられる刺繍点の新しいコンビネ
ーションに接続するためだけに、新しいコンビネーショ
ンに切り換える前に全ての刺繍点またはその連結部材を
基本状態に戻す必要がなくなる。
示すように、2個以上の器具が連結部材10を介して共
通の作動装置11によって操作できるという点である。
両端の位置の片方に選択的に保持される作動装置を用い
て、スイッチング素子12に1つの信号を送ることによ
って、各々の刺繍点をオンまたはオフの状態に切り換え
ることができる。従って、先行技術の配列のように、オ
ンまたはオフに切り換えられる刺繍点の新しいコンビネ
ーションに接続するためだけに、新しいコンビネーショ
ンに切り換える前に全ての刺繍点またはその連結部材を
基本状態に戻す必要がなくなる。
【0013】図5はスイッチング装置の結果、如何にし
てスイッチング頻度が減少し、それにより時間とエネル
ギーが節約されるかを図式的に示すものである。ライン
Aは1から順に番号が付けられた直線的に配列された刺
繍点の開始点である。機械の長さによって、この刺繍点
番号はおよそ100から700となる。ラインBは所定
の反復スイッチング装置、この場合は3反復(刺繍用語
では12/4反復)を示し、所定時間に刺繍するのは3
本の針の内、常に第一の針だけである。
てスイッチング頻度が減少し、それにより時間とエネル
ギーが節約されるかを図式的に示すものである。ライン
Aは1から順に番号が付けられた直線的に配列された刺
繍点の開始点である。機械の長さによって、この刺繍点
番号はおよそ100から700となる。ラインBは所定
の反復スイッチング装置、この場合は3反復(刺繍用語
では12/4反復)を示し、所定時間に刺繍するのは3
本の針の内、常に第一の針だけである。
【0014】スティッチコンビネーションBからスティ
ッチコンビネーションCへの切り替えがある場合、以前
の全ての刺繍点スイッチングシステムと共に、全ての刺
繍点を基本位置(オンまたはオフ)にリセットしなけれ
ばならない。そうして初めて新しいコンビネーション
(例えばC)が設定できる。固定された端位置を持った
作動装置を用いる本発明による解決法では、まずコンビ
ネーションBとコンビネーションCとを比較することに
よる単純なプログラムで、どの刺繍点(例えば、刺繍点
番号1、2、6、7、8、12等)がその切り替え状態
で残るか、またどのスイッチを入れ(番号3、5、9、
11)、どのスイッチを切らねばならないか(1、1
0)が設定される。この手順により刺繍点の別のコンビ
ネーションに切り換えるのに必要な時間が短縮される。
同時にスイッチの数も減らすことができ、更に必要なス
イッチングエネルギーが実質的に減少する。
ッチコンビネーションCへの切り替えがある場合、以前
の全ての刺繍点スイッチングシステムと共に、全ての刺
繍点を基本位置(オンまたはオフ)にリセットしなけれ
ばならない。そうして初めて新しいコンビネーション
(例えばC)が設定できる。固定された端位置を持った
作動装置を用いる本発明による解決法では、まずコンビ
ネーションBとコンビネーションCとを比較することに
よる単純なプログラムで、どの刺繍点(例えば、刺繍点
番号1、2、6、7、8、12等)がその切り替え状態
で残るか、またどのスイッチを入れ(番号3、5、9、
11)、どのスイッチを切らねばならないか(1、1
0)が設定される。この手順により刺繍点の別のコンビ
ネーションに切り換えるのに必要な時間が短縮される。
同時にスイッチの数も減らすことができ、更に必要なス
イッチングエネルギーが実質的に減少する。
【0015】上記の説明における「スイッチング素子」
及び「作動装置」とは次の意味である。「スイッチング
素子」とは、制御される器具、例えば材料またはエネル
ギーの流れを切り替え、また制御するために使用される
操作素子、例えば水圧または空気圧多重バルブ、電気ス
イッチ等に直接的な動的効果を持たない単なるスイッチ
ング部材を意味する。「作動装置」とは、力を加える制
御素子、例えば水圧または空気圧シリンダー、電磁また
は電気モーター、拡張素子の膜等を意味する。
及び「作動装置」とは次の意味である。「スイッチング
素子」とは、制御される器具、例えば材料またはエネル
ギーの流れを切り替え、また制御するために使用される
操作素子、例えば水圧または空気圧多重バルブ、電気ス
イッチ等に直接的な動的効果を持たない単なるスイッチ
ング部材を意味する。「作動装置」とは、力を加える制
御素子、例えば水圧または空気圧シリンダー、電磁また
は電気モーター、拡張素子の膜等を意味する。
【0016】上記の詳細な発明の説明により、当業者で
あれば本発明の精神を逸脱することなく、種々変更がで
きることが理解できるであろう。従って、本発明の範囲
は上記の具体例に制限されることはない。むしろ、発明
の範囲は特許請求の範囲によって決定されるものであ
る。
あれば本発明の精神を逸脱することなく、種々変更がで
きることが理解できるであろう。従って、本発明の範囲
は上記の具体例に制限されることはない。むしろ、発明
の範囲は特許請求の範囲によって決定されるものであ
る。
【図1】本発明に従って組み立てられる刺繍機の概略説
明図であり、刺繍点がオンの状態(器具が各々のドライ
ブに接続されている状態)を示す。
明図であり、刺繍点がオンの状態(器具が各々のドライ
ブに接続されている状態)を示す。
【図2】図1と同じ図で機械の、刺繍点がオフの状態を
示す概略説明図。
示す概略説明図。
【図3】図1と同じ機械であるが、オンの状態にある2
つの器具を1つの作動装置で操作している場合の概略説
明図。
つの器具を1つの作動装置で操作している場合の概略説
明図。
【図4】図1と同じ機械であるが、刺繍点がオフの状態
を示す概略説明図。
を示す概略説明図。
【図5】切り替え命令を決定するための刺繍点の組合せ
を示す図表。
を示す図表。
1 刺繍糸 2 針 3 穴あけ 4 針キャリヤー 5 穴あけキャリヤー 6 針作動部材 7 穴あけ作動部材 8,9 作動装置 10 連結部材 11 作動装置 12 スイッチング素子 13,14 駆動軸 15 針駆動部材 16 穴あけ駆動部
材 17,18 キャリヤー 19 接合部 20 スレッドガイド 21 スレッドブレ
ーキ軸 22 スレッドブレーキローラー 23 スレッドブレ
ーキレバー 24 作動装置 25 歯車 26 小歯車
材 17,18 キャリヤー 19 接合部 20 スレッドガイド 21 スレッドブレ
ーキ軸 22 スレッドブレーキローラー 23 スレッドブレ
ーキレバー 24 作動装置 25 歯車 26 小歯車
Claims (6)
- 【請求項1】 少なくとも1列に間隔をおいて配列され
た多数の刺繍点を有する刺繍機であって、 各刺繍点には、針、穴あけ、スレッドガイド、各々のド
ライブを備えたスレッドブレーキ等の器具と、 全ての刺繍点に関連する少なくとも2個の作動装置と、 各刺繍点に関連する1個だけのスイッチング素子を有
し、 各々の作動装置が1個以上の器具とそのドライブとの連
結状態を変更するために配置され、各々のスイッチング
素子がかかる刺繍点の全ての作動装置を連帯的に切り換
えることを特徴とする刺繍機。 - 【請求項2】 作動装置は両端位置の片方に選択的に保
持されることを特徴とする請求項1に記載の刺繍機。 - 【請求項3】 刺繍点の異なるコンビネーション間で切
り換える場合、刺繍状態と無刺繍状態との間でいずれか
の方向に状態を変更する刺繍点だけが切り換えられるこ
とを特徴とする請求項1に記載の刺繍機。 - 【請求項4】 互いに近接する位置に作動部材を有する
器具の連結状態が1つの作動装置によって動かされるこ
とを特徴とする請求項1に記載の刺繍機。 - 【請求項5】 全ての針が第一の振動可能な軸によって
駆動可能であり、全ての穴あけが別の振動可能な第二の
軸によって駆動可能であり、各々の軸がそれに堅く接続
された駆動部材を有し、針と穴あけが作動部材によって
対応する駆動部材に選択的に連結できることを特徴とす
る請求項1に記載の刺繍機。 - 【請求項6】 各駆動部材が、その縦軸の回りで回転可
能な、キャリヤーによって各々の軸に接続されている管
であることを特徴とする請求項5に記載の刺繍機。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE93111062.1 | 1993-07-10 | ||
EP93111062A EP0634512A1 (de) | 1993-07-10 | 1993-07-10 | Stickstellenantrieb und -Schaltung |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0726464A JPH0726464A (ja) | 1995-01-27 |
JP2574116B2 true JP2574116B2 (ja) | 1997-01-22 |
Family
ID=8213061
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5223383A Expired - Lifetime JP2574116B2 (ja) | 1993-07-10 | 1993-09-08 | 刺繍機 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5404823A (ja) |
EP (1) | EP0634512A1 (ja) |
JP (1) | JP2574116B2 (ja) |
KR (1) | KR950003514A (ja) |
CH (1) | CH688052A5 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ATE191940T1 (de) * | 1997-10-27 | 2000-05-15 | Laesser Franz Ag | Stickmaschine, insbesondere schifflistickmaschine, mit beweglichem fadenleiter |
US7568359B2 (en) | 2005-05-27 | 2009-08-04 | Maytag Corporation | Insulated ice compartment for bottom mount refrigerator with controlled heater |
KR100698704B1 (ko) * | 2006-03-28 | 2007-03-23 | 삼성에스디아이 주식회사 | 데이터 구동부 및 이를 이용한 유기전계발광 표시장치 |
EP2192221B1 (de) * | 2008-11-26 | 2017-04-05 | Nähmaschinenfabrik Emil Stutznäcker GmbH & Co. KG | Mehrnadelnähmaschine |
CH702907B1 (de) * | 2010-03-26 | 2015-02-13 | Lässer Ag | Antriebseinheit mit einem stichbildenden Organ und einer Schalteinheit zum Zu- und Abschalten des stichbildenden Organs, sowie Stick-, Näh- oder Steppmaschine mit der Antriebseinheit |
CH703065A1 (de) * | 2010-04-23 | 2011-10-31 | Laesser Ag | Stickmaschine und Verfahren zum Betreiben einer Stickmaschine. |
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