JP2573589B2 - 排煙処理装置 - Google Patents

排煙処理装置

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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、排煙処理装置に係り、特にボイラ等の燃焼
装置から排出されるばい塵、硫黄酸化物(以下、SOxと
略す)を除去するに好適な排煙処理装置に関する。
(従来の技術) 湿式排煙脱硫装置(以下、脱硫装置という)では、排
ガス中のSOxを除去するために、排ガスと吸収液との気
液接触が行われるが、吸収塔(以下、脱硫装置と称する
ことがある)出口ガス温度が例えば約50℃と飽和温度以
下まで低下するため、吸収塔出口ガスは煙突からの白煙
防止および拡散に適した温度まで再加熱されたのち、煙
突から排出されている。この再加熱装置としては、脱硫
装置入口ガスの熱を再利用する熱交換器を用いるのが一
般的である。
第6図は、従来技術による排煙処理装置の系統図であ
る。この装置は、ボイラ1と、該ボイラ1の排ガスの熱
を回収するための空気予熱器2と、排ガス中のばい塵を
除去する電気集塵器(以下、EPと称する)3と、ばい塵
が除かれた排ガスの熱を回収する熱交換器9と、排ガス
中のSOxを除去する脱硫装置6と、脱硫された排ガスを
熱交換器9で回収した熱で再加熱する熱交換器10とから
構成される。熱交換器9と熱交換器10は熱媒体が通る連
絡管11によって連結されている。熱交換器9としては、
熱媒体をポンプで強制循環する方式、ヒートパイプを利
用する方式などが用いられる。
このような構成において、ボイラ1からの燃焼排ガス
は、空気予熱器2によって約150℃まで熱回収された後E
P3に送られ、ばい塵の除去が行われる。ばい塵が除去さ
れた排ガスは、吸込送風機(IDF)4および脱硫ファン
5で昇圧され、熱交換器9に送られ、約100℃まで冷却
された後、脱硫装置6に導入される。脱硫装置6内では
アルカリ剤スラリからなる吸収液が噴霧され、気液接触
により、冷却、脱硫、徐塵が行われ、脱硫装置出口排ガ
スは約50℃の飽和温度まで冷却される。前記脱硫装置6
の出口ガスは、前記熱交換器10に導入され、熱交換器9
で回収した熱によって約100℃まで再加熱され、煙突7
から排出される。
最近、エネルギーの多様化に伴い、ボイラ燃料の重油
から石炭への転換によるボイラ排ガス中のばい塵量の増
加と、環境規制の強化に伴う煙突7入口のばい塵排出量
低減の必要性から、排煙処理装置の除塵性能の高度化が
要求されている。通常、石炭焚ボイラの場合、ボイラ出
口ばい塵量約20g/m3Nに対し、排煙処理装置出口のばい
塵量を0.02g/m3Nまで除塵することが要求され、99.9%
以上の除塵性能が必要となる。
(発明が解決しようとする問題点) 上記のような高度な除塵性能を得るためには、排煙処
理装置のEPの容量を増加させる、脱硫装置での噴霧液量
を増加させるなどの方法が必要であるが、いずれも、設
備費、運転費が増加するという問題がある。
また、EP性能は、ばい塵の電気抵抗に依存し、またば
い塵の電気抵抗はガスの関係湿度により影響されること
も知られているから、EP性能の向上は、排ガスの関係湿
度を上げ、ばい塵の電気抵抗を低下させることにより図
ることができる。ばい塵の電気抵抗を低下させるには、
空気予熱器2の容量を大きくしてEP3の入口ガス温度を
下げる方法、またはガス中に水を噴霧し、水分量を上げ
る方法が考えられる。
しかしながら、前者の方法では、ボイラ出口ガス中に
は燃焼に伴い酸化されたSO3がSO2濃度の約2〜3%(SO
2濃度1000ppmで20〜30ppm)存在するため、ガス温度を
下げすぎると空気予熱器2の低温側エレメント温度の低
下によりSO3が凝縮し、ばい塵とともにエレメントに固
着し、腐食、閉塞を起こす問題がある。また、後者の方
法では、水を完全に蒸発させないと、機器表面を濡らす
ことになり、腐食の原因となるため、実用化されていな
い。
本発明の目的は、上記の従来技術の問題を改善し、EP
の除塵性能を向上させ、しかもSO3による低温腐食が防
止できる、経済的な排煙処理装置を提供することにあ
る。
(問題点を解決するための手段) 上記目的は、EP入口に熱交換器を設け、かつ該熱交換
器出口(EP入口)ガス温度を、該熱交換器下流側(EP以
降)の煙道および機器の低温腐食が防止できる温度に制
御する手段を設けることによって達成される。
すなわち、本発明の第1は、ボイラ等の排ガス中に含
まれるばい塵を除去する電気集塵器と、硫黄酸化物を除
去する湿式排煙脱硫装置と、前記電気集塵器からの排ガ
スを湿式排煙脱硫装置に導く煙道とを有する排煙処理装
置において、前記電気集塵器入口側に排ガス温度を低下
させるための熱交換器を設けるとともに、該熱交換器の
後流に排ガス温度の検出手段を設け、さらに熱交換器出
口の排ガス温度が前記電気集塵器の後流側で低温腐食が
生じない温度となるように前記電気集塵器入口側に設け
た熱交換器の熱交換量を調節する制御装置を設けたこと
を特徴とする。
第2の発明は、ボイラ等の排ガス中に含まれるばい塵
を除去する電気集塵器と、硫黄酸化物を除去する湿式排
煙脱硫装置と、前記電気集塵器からの排ガスを前記湿式
排煙脱硫装置に導く煙道と、該煙道に設けられたファン
と、前記湿式排煙脱硫装置の出口側に設けられた排ガス
の再加熱を行う熱交換器とを有する排煙処理装置におい
て、前記電気集塵器入口の排ガス温度を低下させるため
に、電気集塵器の入口側に、排ガスの熱量を回収して前
記湿式排煙脱硫装置出口側の熱交換器に排ガスの加熱源
となる熱媒体を循環する熱交換器を設けるとともに、該
熱交換器の前後に排ガス温度の検出手段を設け、かつ該
熱交換器出口の排ガス温度が前記電気集塵器の後流側で
低温腐食が生じない温度となるように、前記電気集塵器
入口側に設けた熱交換器における前記湿式排煙脱硫装置
の出口側の熱交換器への熱媒体循環流量を調節する制御
装置を設けたことを特徴とする。
第3の発明は、ボイラ等の排ガス中に含まれるばい塵
を除去する電気集塵器と、硫黄酸化物を除去する湿式排
煙脱硫装置と、前記電気集塵器からの排ガスを前記湿式
排煙脱硫装置に導く煙道と、該煙道に設けられたファン
と、前記湿式排煙脱硫装置の出口側に設けられた排ガス
の再加熱を行う熱交換器とを有する排煙処理装置におい
て、前記電気集塵器入口の排ガス温度を低下させるため
に、電気集塵器の入口側に、排ガスの熱量を回収して前
記湿式排煙脱硫装置出口の熱交換器に排ガスの加熱源と
なる熱媒体を循環する熱交換器を設けるとともに、該熱
交換器出口の排ガス温度を検出する手段と、前記電気集
塵器出口のばい塵濃度を検出する手段とを設け、かつ前
記温度検出手段によって検出された熱交換器出口の排ガ
ス温度が、前記検出したばい塵濃度から求めたSO3濃度
と露点温度との関係から前記電気集塵器の後流側で低温
腐食が生じない温度となるように、前記電気集塵器の入
口側に設けた熱交換器における、前記湿式排煙脱硫装置
出口側の熱交換器への熱媒体循環流量を調節する制御装
置を設けたことを特徴とする。
本発明は、熱交換器の形式が媒体をポンプで強制循環
する方式においても適用されるのはいうまでもなく、こ
の場合はポンプを複数台設け、運転台数を制御すること
によって行うことができる。
(作用) ボイラ排ガス中のSO3は、空気予熱器内でばい塵に吸
着され約5ppm程度に低下するため、空気予熱器の出口で
は、硫酸露点温度が空気予熱器の入口に比べ低くなる。
したがってEP入口に設けられた熱交換器のSO3露点腐食
(低温腐食)に起因するガス温度の下限値を、前記の空
気予熱器出口ガス温度より低くすることが可能であり、
EP入口ガス温度を低下させ、EPの性能を向上させること
ができる。さらに、常にSO3露点腐食が防止できる下限
温度以上で運転できるように前記熱交換器の熱交換量を
制御することにより、前記EP以降の煙道および機器の腐
食が防止できる。
また、SO3濃度とばい塵濃度による腐食の関係を第5
図に示したが、SO3露点腐食を支配する要因として、排
ガス中のばい塵濃度がある。SO3濃度に対してばい塵濃
度が高い場合は、SO3がばい塵に吸着されて機器の付着
面を乾いた状態に保ち、腐食を軽減することができる
が、SO3濃度に対してばい塵濃度が低い場合は、ガス温
度低下に伴いSO3が凝縮して硫酸となり、機器表面に付
着し、腐食をおこす。したがって、EP出口ガス中のばい
塵濃度を把握することによってEP以降の煙道および機器
の腐食を防止することができる。
さらにまた、例えばEP出口ばい塵濃度100mg/m3Nの条
件でEPを設計する場合、従来技術のEP入口温度150℃
(A)の条件ではEPは第2図のEP特性曲線のIの特性を
有するEPを選定する必要があった。しかしながら、本発
明によれば、例えば第3図の空気予熱器出口ガス温度と
SO3濃度の関係から、Aのガス温度に対してSO3濃度Bが
求められ、第4図のSO3濃度と露点温度の関係から、露
点濃度Cが求められるため、第2図に示す特性曲線IIの
特性を有するEPを選定すれば良いことになる。したがっ
て、EPの設備費を大きく低減することができる。
(実施例) 以下、本発明を実施例に基づいて詳しく説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係る排煙処理装置の系
統図である。図において、第6図と同一部分は同一符号
を付し、説明を省略する。第1図において、従来の装置
(第6図)と異なる点は、EP(3)入口に熱交換器8
と、該熱交換器8と熱交換器10を連結し熱媒体が循環す
る連絡管12と、前記熱交換器8での交換熱量を制御して
熱交換器8出口ガス温度を低温腐食が防止できる温度に
制御する手段、すなわち、空気予熱器2出口ガス温度を
測定する温度検出器20およびEP3入口のガス温度を測定
する温度検出器21と、前記温度検出器の測定値から低温
腐食が防止できる温度にするための交換熱量を演算する
演算器23と、該演算器23からの信号によって熱媒体量を
調節する前記連絡管12に設けられた流量調節器24とを設
けたことである。
このような構成において、ボイラ1からの排ガスは、
空気予熱器2を経て熱交換器8に導入され、EP3の集塵
性能向上のために排ガス温度が下げられる。該熱交換器
8出口ガス温度は、温度検出器20、21で測定された測定
値から、熱交換器8下流側煙道および機器の低温腐食が
防止される温度に演算器23によって演算され、さらに演
算器23によって前記温度のになるように熱交換器8で交
換される熱量が決定され、流量調節器24により媒体圧力
が調節される。
前記演算器23による交換熱量の決定は、例えば次の二
つの方法によって行うことができる。
まず、第3図から、空気予熱器2出口ガス温度を温度
検出器20で計測することによって、従来、連続的に高精
度の測定が不可能であった空気予熱器2出口ガスSO3
度を連続的に求めることができる。さらに第4図から、
第3図で求めた空気予熱器2出口ガスSO3濃度の露点温
度を求めることができる。該露点温度は熱交換器8出口
の低温腐食を防止できる下限温度(設定値)となる。し
たがって第3図および第4図の関係が組み込まれた演算
器23によって、前記熱交換器8の下限温度を先行信号と
し、温度検出器21で測定された温度をフィードバック信
号として、熱交換器8での交換熱量(熱媒体量)が求め
られる。
また、他の方法は、第2図、第3図および第5図の関
係が組み込まれた演算器23によって行なうことができ
る。空気予熱器2出口ガス温度を温度検出器20で計測す
ることにより、第3図から空気予熱器2出口ガスのSO3
濃度が設けられ、第5図から前記SO3濃度における腐食
が防止できるガス中のばい塵濃度が求められる。このば
い塵濃度が低温腐食を防止できるEP3出口ガスばい塵濃
度となり、第2図のEP特性曲線IIから該ばい塵濃度にす
るためのEP3入口ガス温度(設定値)が決定される。し
たがって、第2図、第3図および第5図の関係が組み込
まれた演算器23は、該EP3入口ガス温度を先行信号と
し、温度検出器21で計測したEP3入口ガス温度をフィー
ドバック信号として熱交換器8の交換熱量を求めること
ができる。
なお、上記実施例では空気予熱器2出口ガスの露点温
度を演算により求めたが、露点計を設置して同様に行な
うことができるのはいうまでもない。
第7図は、本発明の他の実施例に係る排煙処理装置の
系統図である。本発明における第1図と異なる点は、熱
交換器8の交換熱量の制御をEP3出口ガスばい塵濃度とE
P3入口ガス温度の計測によって行うために、EP3出口に
ばい塵濃度計22と、EP入口に温度検出器21とを設けたこ
とである。このような構成において、演算器23による交
換熱量の決定は、次のようにして行なわれる。まず、ば
い塵濃度計22によってEP出口ガスのばい塵濃度が測定さ
れる。該ばい塵濃度におけるSO3露点腐食を防止できるS
O3濃度が第5図から求められ、さらに第4図から該SO3
濃度の露点温度が求められる。該露点温度が熱交換器8
出口ガス温度の下限値(設定値)となる。したがって、
該下限温度を先行信号とし、温度検出器21の測定値をフ
ィードバック信号として、第4図および第5図の関係が
組み込まれた演算器23は熱交換器8の熱交換量を求める
ことができ、連絡管12に設けた流量調節器24により前記
熱交換量に相当する媒体圧力に調節される。
(発明の効果) 本発明によれば、SO3による低温腐食が防止できる温
度に電気集塵器入口ガス温度を低下させることができる
ので、電気集塵器の性能を向上させることができるとと
もにSO3低温腐食も防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係る排煙処理装置の系統
図、第2図は、EP特性曲線を示す図、第3図は、空気予
熱器出口ガス温度とSO3濃度の関係を示す図、第4図
は、SO3濃度と露点温度の関係を示す図、第5図は、SO3
濃度とばい塵濃度による腐食の関係を示す図、第6図
は、従来技術による排煙処理装置の系統図、第7図は、
本発明の他の実施例による排煙処理装置の系統図であ
る。 1……ボイラ、2……空気予熱器、3……電気集塵器
(EP)、6……脱硫装置、7……煙突、8、9、10……
熱交換器、11、12……連絡管、20、21……温度検出器、
22……ばい塵濃度計、23……演算器、24……流量調節
器。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボイラ等の排ガス中に含まれるばい塵を除
    去する電気集塵器と、硫黄酸化物を除去する湿式排煙脱
    硫装置と、前記電気集塵器からの排ガスを湿式排煙脱硫
    装置に導く煙道とを有する排煙処理装置において、前記
    電気集塵器入口側に排ガス温度を低下させるための熱交
    換器を設けるとともに、該熱交換器の後流に排ガス温度
    の検出手段を設け、さらに熱交換器出口の排ガス温度が
    前記電気集塵器の後流側で低温腐食が生じない温度とな
    るように前記電気集塵器入口側に設けた熱交換器の熱交
    換量を調節する制御装置を設けたことを特徴とする排煙
    処理装置。
  2. 【請求項2】ボイラ等の排ガス中に含まれるばい塵を除
    去する電気集塵器と、硫黄酸化物を除去する湿式排煙脱
    硫装置と、前記電気集塵器からの排ガスを前記湿式排煙
    脱硫装置に導く煙道と、該煙道に設けられたファンと、
    前記湿式排煙脱硫装置の出口側に設けられた排ガスの再
    加熱を行う熱交換器とを有する排煙処理装置において、
    前記電気集塵器入口の排ガス温度を低下させるために、
    電気集塵器の入口側に、排ガスの熱量を回収して前記湿
    式排煙脱硫装置出口側の熱交換器に排ガスの加熱源とな
    る熱媒体を循環する熱交換器を設けるとともに、該熱交
    換器の前後に排ガス温度の検出手段を設け、かつ該熱交
    換器出口の排ガス温度が前記電気集塵器の後流側で低温
    腐食が生じない温度となるように、前記電気集塵器入口
    側に設けた熱交換器における前記湿式排煙脱硫装置の出
    口側の熱交換器への熱媒体循環流量を調節する制御装置
    を設けたことを特徴とする排煙処理装置。
  3. 【請求項3】ボイラ等の排ガス中に含まれるばい塵を除
    去する電気集塵器と、硫黄酸化物を除去する湿式排煙脱
    硫装置と、前記電気集塵器からの排ガスを前記湿式排煙
    脱硫装置に導く煙道と、該煙道に設けられたファンと、
    前記湿式排煙脱硫装置の出口側に設けられた排ガスの再
    加熱を行う熱交換器とを有する排煙処理装置において、
    前記電気集塵器入口の排ガス温度を低下させるために、
    電気集塵器の入口側に、排ガスの熱量を回収して前記湿
    式排煙脱硫装置出口の熱交換器に排ガスの加熱源となる
    熱媒体を循環する熱交換器を設けるとともに、該熱交換
    器出口の排ガス温度を検出する手段と、前記電気集塵器
    出口のばい塵濃度を検出する手段とを設け、かつ前記温
    度検出手段によって検出された熱交換器出口の排ガス温
    度が、前記検出したばい塵濃度から求めたSO3濃度と露
    点温度との関係から前記電気集塵器の後流側で低温腐食
    が生じない温度となるように、前記電気集塵器の入口側
    に設けた熱交換器における、前記湿式排煙脱硫装置出口
    側の熱交換器への熱媒体循環流量を調節する制御装置を
    設けたことを特徴とする排煙処理装置。
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