JP2573445Y2 - 可動式近接スイッチ取付具 - Google Patents
可動式近接スイッチ取付具Info
- Publication number
- JP2573445Y2 JP2573445Y2 JP1992077639U JP7763992U JP2573445Y2 JP 2573445 Y2 JP2573445 Y2 JP 2573445Y2 JP 1992077639 U JP1992077639 U JP 1992077639U JP 7763992 U JP7763992 U JP 7763992U JP 2573445 Y2 JP2573445 Y2 JP 2573445Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- proximity switch
- work
- contact member
- switch mounting
- panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Jigs For Machine Tools (AREA)
- Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
- Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、近接スイッチの取付具
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、近接スイッチの取り付け例を図
5に示す。図5において、符号1は近接スイッチを、符
号2はプレス下型を、符号3はワークとしてのパネルを
それぞれ示す。近接スイッチ1は、磁性体を検出する磁
気形の周知の近接スイッチであって、その検出面を上向
きにしてプレス下型2に形成された凹部2aの中にブラ
ケット4で定位置に固定されている。近接スイッチ1
は、パネル3がプレス下型2の上面にセットされたこと
を検出距離d(通常10mm)内で検知する。
5に示す。図5において、符号1は近接スイッチを、符
号2はプレス下型を、符号3はワークとしてのパネルを
それぞれ示す。近接スイッチ1は、磁性体を検出する磁
気形の周知の近接スイッチであって、その検出面を上向
きにしてプレス下型2に形成された凹部2aの中にブラ
ケット4で定位置に固定されている。近接スイッチ1
は、パネル3がプレス下型2の上面にセットされたこと
を検出距離d(通常10mm)内で検知する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示すように、特殊構造のプレス下型2Aによりパネル3
が近接スイッチ1の検出距離d(通常10mm)をはる
かに超えてプレス下型2Aの上面から浮いた位置にセッ
トされた位置が検知すべき正規なセット位置である場
合、近接スイッチ1はプレス下型2Aの凹部2aにブラ
ケット4により固定されていて、検出距離d(10m
m)を超えて配置されているためパネル3のセット有無
を検出できない問題があった。したがって、このような
セット位置にあるパネル3が近接スイッチ1で検出され
た後、その信号を受けて作動するプレス上型5の下降に
よって所定の形状に成形されるためその成形加工が不能
となる。
示すように、特殊構造のプレス下型2Aによりパネル3
が近接スイッチ1の検出距離d(通常10mm)をはる
かに超えてプレス下型2Aの上面から浮いた位置にセッ
トされた位置が検知すべき正規なセット位置である場
合、近接スイッチ1はプレス下型2Aの凹部2aにブラ
ケット4により固定されていて、検出距離d(10m
m)を超えて配置されているためパネル3のセット有無
を検出できない問題があった。したがって、このような
セット位置にあるパネル3が近接スイッチ1で検出され
た後、その信号を受けて作動するプレス上型5の下降に
よって所定の形状に成形されるためその成形加工が不能
となる。
【0004】したがって、本考案の目的は、かかる問題
点を解決するために、検知すべきワークとの検出距離が
確保でき、かつ、ワークとともに変位可能な可動式近接
スイッチ取付具を提供することにある。
点を解決するために、検知すべきワークとの検出距離が
確保でき、かつ、ワークとともに変位可能な可動式近接
スイッチ取付具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、検知すべきワ
ークを受けるワーク受けに取り付けられた該ワークの位
置を検知する近接スイッチ取付具であって、前記ワーク
に当接する先端部を有し、同先端部を含む平面より検出
距離を置いて内側に前記近接スイッチが位置する接触部
材と、前記接触部材を前記ワーク受けの面から突出させ
る伸縮自在な弾性部材とを有する構成としている。
ークを受けるワーク受けに取り付けられた該ワークの位
置を検知する近接スイッチ取付具であって、前記ワーク
に当接する先端部を有し、同先端部を含む平面より検出
距離を置いて内側に前記近接スイッチが位置する接触部
材と、前記接触部材を前記ワーク受けの面から突出させ
る伸縮自在な弾性部材とを有する構成としている。
【0006】
【作用】本考案によれば、検知すべきワークを受けるワ
ーク受けに取り付けられたワークの位置を検知する近接
スイッチ取付具であって、ワークに当接する先端部を有
し、同先端部を含む平面より検出距離を置いて内側に近
接スイッチが位置する接触部材と、接触部材をワーク受
けの面から突出させる伸縮自在な弾性部材とを有する構
成としたので、近接スイッチの検出距離を超えるワーク
受けから離れた位置におけるワークが検知される。
ーク受けに取り付けられたワークの位置を検知する近接
スイッチ取付具であって、ワークに当接する先端部を有
し、同先端部を含む平面より検出距離を置いて内側に近
接スイッチが位置する接触部材と、接触部材をワーク受
けの面から突出させる伸縮自在な弾性部材とを有する構
成としたので、近接スイッチの検出距離を超えるワーク
受けから離れた位置におけるワークが検知される。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。本実施例において、従来技術で説明した
構成要素と同じ構成及び機能を有するものについては、
同一符号を付し、その説明を省略する。
細に説明する。本実施例において、従来技術で説明した
構成要素と同じ構成及び機能を有するものについては、
同一符号を付し、その説明を省略する。
【0008】図1において、符号10は可動式近接スイ
ッチ取付具としてのスイッチ取付具を示す。スイッチ取
付具10は、近接スイッチ1をその内側で支持するとと
もに、検出距離dを置いてワークとしてのパネル3に当
接する接触部材20と、接触部材20をワーク受けとし
てのプレス下型12の上面12tから突出させる伸縮自
在な弾性部材としてのコイルばね30とから主に構成さ
れている。
ッチ取付具としてのスイッチ取付具を示す。スイッチ取
付具10は、近接スイッチ1をその内側で支持するとと
もに、検出距離dを置いてワークとしてのパネル3に当
接する接触部材20と、接触部材20をワーク受けとし
てのプレス下型12の上面12tから突出させる伸縮自
在な弾性部材としてのコイルばね30とから主に構成さ
れている。
【0009】接触部材20は、スイッチ取付孔20hを
有する椀状をなし、板金でできている。接触部材20に
は、その上面にパネル3に当接する先端部としての当接
面20aが、その外周面の略中央部に段付き部20bが
それぞれ形成されている。接触部材20の下方には、円
筒状のフランジ付きばね受け40が、そのフランジ40
aをプレス下型12に形成された凹部12aにねじ41
で固定されることによって配置されている。
有する椀状をなし、板金でできている。接触部材20に
は、その上面にパネル3に当接する先端部としての当接
面20aが、その外周面の略中央部に段付き部20bが
それぞれ形成されている。接触部材20の下方には、円
筒状のフランジ付きばね受け40が、そのフランジ40
aをプレス下型12に形成された凹部12aにねじ41
で固定されることによって配置されている。
【0010】近接スイッチ1は、接触部材20の取付孔
20hにナット1a,1bで取り付けられている。近接
スイッチ1の下部には、リード線1cが設けられてい
て、図示しないプレス機の電気回路操作盤にコネクタ同
士(図示しない)により接続されている。近接スイッチ
1のリード線1cは、コイルばね30の内筒部、ばね受
け40の内筒部及びプレス下型12に形成されたコード
挿通孔12hに挿通されている。コイルばね30は、そ
の上端が接触部材20の段付き部20bに、下端がばね
受け40のフランジ40a上面との間にそれぞれ係止さ
れていて、図において上下方向に伸縮自在になってい
る。
20hにナット1a,1bで取り付けられている。近接
スイッチ1の下部には、リード線1cが設けられてい
て、図示しないプレス機の電気回路操作盤にコネクタ同
士(図示しない)により接続されている。近接スイッチ
1のリード線1cは、コイルばね30の内筒部、ばね受
け40の内筒部及びプレス下型12に形成されたコード
挿通孔12hに挿通されている。コイルばね30は、そ
の上端が接触部材20の段付き部20bに、下端がばね
受け40のフランジ40a上面との間にそれぞれ係止さ
れていて、図において上下方向に伸縮自在になってい
る。
【0011】以上のように構成されたスイッチ取付具1
0の動作について説明する。図3に示すように、パネル
3が図示しない搬送手段によりパネル3のセット状態を
検知したいプレス下型12上方の所定位置に搬送される
と、接触部材20の当接面20aとパネル面3aとが当
接する。接触部材20の当接面20aとパネル面3aと
が当接すると、パネル3が近接スイッチ1の検出距離d
内に入るためパネル3のセットが検知される。さらに、
図4に示すように、パネル3がプレス上型15によりプ
レス下型12の上面に押圧され所定の形状に成形される
と同時に、接触部材20及び近接スイッチ1は、伸縮自
在なコイルばね30によって下方に変位することとな
る。
0の動作について説明する。図3に示すように、パネル
3が図示しない搬送手段によりパネル3のセット状態を
検知したいプレス下型12上方の所定位置に搬送される
と、接触部材20の当接面20aとパネル面3aとが当
接する。接触部材20の当接面20aとパネル面3aと
が当接すると、パネル3が近接スイッチ1の検出距離d
内に入るためパネル3のセットが検知される。さらに、
図4に示すように、パネル3がプレス上型15によりプ
レス下型12の上面に押圧され所定の形状に成形される
と同時に、接触部材20及び近接スイッチ1は、伸縮自
在なコイルばね30によって下方に変位することとな
る。
【0012】近接スイッチ1は、磁気形に限らず誘導形
或いは静電容量形のように比較的検出距離の長い近接ス
イッチを含み、近接センサであってもよい。接触部材2
0は、板金に限らず合成樹脂製であってもよい。
或いは静電容量形のように比較的検出距離の長い近接ス
イッチを含み、近接センサであってもよい。接触部材2
0は、板金に限らず合成樹脂製であってもよい。
【0013】また、弾性部材は、コイルばねに限らず永
久歪の少ないゴムのような弾性体であってもよい。
久歪の少ないゴムのような弾性体であってもよい。
【0014】さらに、接触部材20Aは椀状のものに限
らず、図2に示すように3本の腕を上方に延ばした形状
のものでもよい。同図に示すスイッチ取付具10Aは、
図1に対して接触部材20を接触部材20Aに、及びコ
イルばね30の上部の係止部を接触部材20Aの下部面
20cに替えたことのみ相違する。すなわち、接触部材
は、ワークに当接する先端部を有し、その先端部を含む
平面より検出距離を置いて内側に近接スイッチを支持し
得る形状であればよい。
らず、図2に示すように3本の腕を上方に延ばした形状
のものでもよい。同図に示すスイッチ取付具10Aは、
図1に対して接触部材20を接触部材20Aに、及びコ
イルばね30の上部の係止部を接触部材20Aの下部面
20cに替えたことのみ相違する。すなわち、接触部材
は、ワークに当接する先端部を有し、その先端部を含む
平面より検出距離を置いて内側に近接スイッチを支持し
得る形状であればよい。
【0015】本実施例によれば、弾性部材の長さを変え
ることによりワーク受けからワーク検出面までのストロ
ークを調整することができるとともに、弾性部材として
コイルばね30を採用したので、ワークの形状が複雑で
あってもワーク面への当接追随性がよく、確実に動作す
る。
ることによりワーク受けからワーク検出面までのストロ
ークを調整することができるとともに、弾性部材として
コイルばね30を採用したので、ワークの形状が複雑で
あってもワーク面への当接追随性がよく、確実に動作す
る。
【0016】
【考案の効果】本考案によれば、以上説明した構成及び
作用により、検知すべきワークを受けるワーク受けに取
り付けられたワークの位置を検知するスイッチ取付具で
あって、ワークに当接する先端部を有し、同先端部を含
む平面より検出距離を置いて内側に近接スイッチが位置
する接触部材と、接触部材をワーク受けの面から突出さ
せる伸縮自在な弾性部材とを有する構成としたので、近
接スイッチの検出距離を超えるワーク受けから離れた位
置におけるワークが検知されるので、近接スイッチの検
出距離に対する使用範囲を広くすることができる。
作用により、検知すべきワークを受けるワーク受けに取
り付けられたワークの位置を検知するスイッチ取付具で
あって、ワークに当接する先端部を有し、同先端部を含
む平面より検出距離を置いて内側に近接スイッチが位置
する接触部材と、接触部材をワーク受けの面から突出さ
せる伸縮自在な弾性部材とを有する構成としたので、近
接スイッチの検出距離を超えるワーク受けから離れた位
置におけるワークが検知されるので、近接スイッチの検
出距離に対する使用範囲を広くすることができる。
【図1】本考案の一実施例を示す可動式スイッチ取付具
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図2】図1の別の実施例の外観形状を示す斜視図であ
る。
る。
【図3】図1の作用を示す要部の断面図である。
【図4】図1の作用を示す要部の断面図である。
【図5】近接スイッチの従来の取り付け例を示す断面図
である。
である。
【図6】近接スイッチの従来の取り付け例を示す断面図
である。
である。
d 検出距離 1 近接スイッチ 3 ワークとしてのパネル 10,10A 可動式近接スイッチ取付具としてのスイ
ッチ取付具 20,20A 接触部材 20a 先端部としての当接面 30 弾性部材としてのコイルばね
ッチ取付具 20,20A 接触部材 20a 先端部としての当接面 30 弾性部材としてのコイルばね
Claims (1)
- 【請求項1】検知すべきワークを受けるワーク受けに取
り付けられた該ワークの位置を検知する近接スイッチ取
付具であって、 前記ワークに当接する先端部を有し、同先端部を含む平
面より検出距離を置いて内側に前記近接スイッチが位置
する接触部材と、前記接触部材を前記ワーク受けの面か
ら突出させる伸縮自在な弾性部材とを有することを特徴
とする可動式近接スイッチ取付具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992077639U JP2573445Y2 (ja) | 1992-11-11 | 1992-11-11 | 可動式近接スイッチ取付具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992077639U JP2573445Y2 (ja) | 1992-11-11 | 1992-11-11 | 可動式近接スイッチ取付具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0642049U JPH0642049U (ja) | 1994-06-03 |
JP2573445Y2 true JP2573445Y2 (ja) | 1998-05-28 |
Family
ID=13639469
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992077639U Expired - Lifetime JP2573445Y2 (ja) | 1992-11-11 | 1992-11-11 | 可動式近接スイッチ取付具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2573445Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6061573B2 (ja) * | 2012-09-06 | 2017-01-18 | 株式会社アマダホールディングス | 板材の載置有無検出装置,板材の搬送装置,及び板材の載置有無検出方法 |
-
1992
- 1992-11-11 JP JP1992077639U patent/JP2573445Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0642049U (ja) | 1994-06-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980203 |