JP2572865Y2 - 光リンク - Google Patents

光リンク

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JP2572865Y2
JP2572865Y2 JP1991067418U JP6741891U JP2572865Y2 JP 2572865 Y2 JP2572865 Y2 JP 2572865Y2 JP 1991067418 U JP1991067418 U JP 1991067418U JP 6741891 U JP6741891 U JP 6741891U JP 2572865 Y2 JP2572865 Y2 JP 2572865Y2
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fiber cable
optical fiber
optical
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molded part
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JP1991067418U
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一彦 中尾
直人 徳家
博志 坂本
孝之 辻
浩文 大塚
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Honda Motor Co Ltd
Toyo Denso Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Toyo Denso Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電気・光変換素子また
は光・電気変換素子と光ファイバケーブルの端面とを対
向させて光信号のやりとりを行わせるように両者を接続
する光リンクに関する。
【0002】
【従来の技術】電気・光変換素子または光・電気変換素
子と光ファイバケーブルの端面とを対向させて光信号の
やりとりを行わせるように両者を接続する光リンクにあ
っては、図7に示すように、リードフレーム7上にチッ
プ化されて装着されている電気・光変換素子または光・
電気変換素子1の部分を光透過性の樹脂からなるインナ
ーモールド成形部2によって覆うとともに、外部光によ
るノイズの混入や隣接する素子間における光信号の混信
を防止するためにそのインナーモールド成形部2を光し
ゃ断性の樹脂からなるアウターモールド成形部4によっ
て覆い、さらに、図8に示すように、そのアウターモー
ルド成形部4およびそれから引き出される光ファイバケ
ーブル6の部分をハウジングモールド成形部8によって
覆って構造の強化を図るようにしている(実開平1−1
46204号公報および実開平2−95305号公報参
照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、ハウジングモールド成形部8の成形時に、溶融樹
脂によって光ファイバケーブル6が熱変形してしまうこ
とである。
【0004】その際、光ファイバケーブル6として、ク
ラッドがむき出しになっているもの、あるいはクラッド
上にジャケットが被覆されているものを用いる場合、特
に、その熱変形が問題となる。
【0005】また、光ファイバケーブル6として、ジャ
ケット上に補強用繊維層を介して外被が装着されている
ものを使用する場合、普通、その光ファイバケーブル6
の先方の補強用繊維層および外被を除去してジャケット
部分を裸出させ、その裸出されたジャケット部分をアウ
ターモールド成形部4の挿入孔5に差し込むようにして
おり、その場合には特に裸出されたジャケット部分の熱
変形が問題となる。
【0006】本考案は、インナーモールド成形部、アウ
ターモールド成形部およびハウジングモールド成形部か
らなる光リンクにあって、光ファイバケーブルのジャケ
ット部が装着されるパイプと、そのパイプが固定される
とともに、アウターモールド成形部の挿入孔の開口端部
に当接して光ファイバケーブルの先端の位置決めをなす
プレートとからなるホルダをそなえ、そのホルダをハウ
ジングモールド成形時の溶融樹脂の熱をしゃ断する材料
によって構成するようにしている
【0007】
【作用】本考案によれば、クラッドがむき出しになった
光ファイバケーブル、ジャケットにより被覆された光フ
ァイバケーブル、または光ファイバケーブルにおける先
方の補強用繊維層および外被が除去されてジャケットが
裸出した部分がホルダによって熱的に保護されて、ハウ
ジングモールド成形時に溶融樹脂の熱によって光ファイ
バケーブルが変形するようなことが防止される。
【0008】
【実施例】本考案による光リンクにあっては、図1およ
び図2に示すように、リードフレーム7上に装着された
チップ化された電気・光変換素子または光・電気変換素
子1の部分を光透過性の樹脂によって覆うとともに、そ
の素子1と光ファイバケーブル6の端面との間に両者間
における光信号の授受を効率良く行わせるためのコリメ
ート状のレンズ部3が一体的に形成されたインナーモー
ルド成形部2と、外部光によるノイズの混入や隣接する
素子間における光信号の混信を防止するためにそのイン
ナーモールド成形部2を光しゃ断性の樹脂によって覆う
とともに、光ファイバケーブル6が差し込まれる挿入孔
5が形成されたアウターモールド成形部4と、そのアウ
ターモールド成形部4およびそれから引き出される光フ
ァイバケーブル6の部分を樹脂によって覆って構造の強
化を図るハウジングモールド成形部8とによって構成さ
れている。
【0009】ここでは、光フアイバケーブル6として外
被62が装着されたものを使用しており、その先方の
強用繊維層および外被62が除去されてジャケット61
が裸出した部分をアウターモールド成形部4の挿入孔5
に差し込むようにしている。
【0010】図2中、1−1は電気−光変換素子として
の発光ダイオードのチップを、1−2は光−電気変換素
子としての受光ダイオードのチップをそれぞれ示してお
り、ここではマルチチャンネル構造として、光信号の授
受を双方向に行わせることのできる組が2組分設けられ
ている。
【0011】このように構成されたものにおいて、本考
案では、光ファイバケーブル6の先方のジャケット61
が裸出している部分に管状のホルダ10を装着するよう
にしている。
【0012】そのホルダ10は金属製で、A部分をかし
めることによって光ファイバケーブル6のジャケット6
1が裸出している部分に固定的に取り付けられる。
【0013】また、ホルダ10には鍔状のストッパ11
が圧入などによって一体に取り付けられており、アウタ
ーモールド成形部4の挿入孔5の周囲にはホルダ10の
ストッパ11が嵌合して当接する凹部17が形成されて
いる。
【0014】しかして、予め光ファイバケーブル6の先
方のジャケット61が裸出している部分にホルダ10を
装着したうえで、そのホルダ10のストッパ11がアウ
ターモールド成形部4の凹部17に当接するまでホルダ
10を挿入孔5に差し込むことによって、アウターモー
ルド成形部4に光ファイバケーブル6が所定に装着され
る。
【0015】その際、光ファイバケーブル6の先端をホ
ルダ10から所定長さだけつき出すようにしておけば、
その挿入孔5に差し込まれる光ファイバケーブル6の先
端の位置決めを精度良くなして、光信号の授受を効率良
く行わせることができるようになる。
【0016】なお、マルチチャンネル構造をとる場合、
ホルダ10としては、図3ないし図5に示すように、複
数の光ファイバケーブル6を一まとめにして小組化でき
るように、ストッパ11となる1つのプレートに各チャ
ンネルに応じた複数のパイプ21がそれぞれ圧入などに
よって一体的に取り付けられたものが用いられる。
【0017】また、図3ないし図5に示すように、ホル
ダ10のストッパ11の両側にはバネ性を有するように
フック部12が一体に折曲形成されており、それに対応
してアウターモールド成形部4の両側面には、ホルダ1
0のストッパ11がアウターモールド成形部4の凹部1
7に当接するまでそれを挿入孔5に差し込んだときにフ
ック部12が係合する突起13が設けられている。
【0018】しかして、図6に示すように、ホルダ10
のストッパ11かアウターモールド成形部4の凹部17
に当接するまでホルダ10とともに光ファイバケーブル
6を挿入孔5に差し込んだときに、そのフック部12が
アウターモールド成形部4の突起13に自動的に係合
し、それによりホルダ10がアウターモールド成形部4
に仮止めされて、光ファイバケーブル6の先端が位置決
めされた状態に保持される。
【0019】そして、光ファイバケーブル6が装着され
たホルダ10がアウターモールド成形部4に仮止めされ
た状態でハウジングモールド成形部8が形成されるが、
そのハウジングモールド成形に際して、光ファイバケー
ブル6の先方に裸出されているジャケット61部分がホ
ルダ10によってカバーされているために、そのジャケ
ット61部分が溶融樹脂にさらされることがなく、その
溶融樹脂の熱がホルダ10によって有効にしゃ断され
て、ジャケット61部分が熱変形するようなことが防止
される。
【0020】その際、光ファイバケーブル6の外被62
に覆われている部分にあっては、その外被62部分が溶
融樹脂にさらされても、その溶融樹脂の熱によって内部
のジャケット61部分が熱変形するようなことがない。
【0021】なお、光ファイバケーブル6として、クラ
ッドがむき出しになっているもの、あるいはジャケット
だけに覆われているものを用いる場合には、ハウジング
モールド成形に際して、溶融樹脂によってさらされる光
ファイバケーブルの部分全てにわたってホルダを装着す
る必要がある。
【0022】ハウジングモールド成形部8が形成された
ときには、ホルダ10が光ファイバケーブル6の抜けを
防止する役目を果たすことになる。
【0023】図2において、18はアウターモールド成
形部4における挿入孔5の奥方の内周囲に均等に設けら
れた長手方向に延びて径方向に突出する光ファイバケー
ブル端面の中心位置出し用の複数の突起であり、挿入孔
5にホルダ10とともに差し込まれる光ファイバケーブ
ル6の先端部分の周面を複数の突起18により支持させ
て、インナーモールド成形部2のレンズ部3に対する光
ファイバケーブル端面の中心の位置出しを行っている。
【0024】また、図1に示すように、アウターモール
ド成形部4の挿入孔5に差し込まれるホルダ10の部分
とアウターモールド成形部4との間に介在するようにシ
ール部材14が設けられている。そして、ホルダ10の
後端部にはフランジ211が形成されて、そのフランジ
211と光ファイバケーブル6の外被62との間にすき
間が生じないようにしている。
【0025】しかして、シール部材14によってホルダ
10と挿入孔5との間における密閉性が確保され、また
フランジ211部分において挿入孔5の外部に出ている
ホルダ10の後端部と光ファイバケーブル6との間の密
閉性が確保され、ハウジングモールド成形時の溶融樹脂
やハウジングモールド成形部8の光ファイバケーブル6
の引出し部分から浸入する水分などが挿入孔5内にまわ
り込んで光ファイバケーブル端面やレンズ面をくもらせ
るようなことが有効に防止される。
【0026】
【考案の効果】以上、本考案による光リンクにあって
は、インナーモールド成形部、アウターモールド成形部
およびハウジングモールド成形部からなる光リンクにあ
って、光ファィバケーブルのジャケット部が装着される
パイプと、そのパイプが固定されるとともに、アウター
モールド成形部の挿入孔の開口端部に当接して光ファイ
バケーブルの先端の位置決めをなすプレートとからなる
ホルダをそなえ、特にそのホルダをハウジングモールド
成形時の溶融樹脂の熱をしゃ断する材料によって構成し
たもので、そのホルダにより光ファイバケーブルの先端
の位置決めを精度良く行わせることができるとともに、
組付性の向上を有効に図ることができ、また、そのホル
ダによって外被が取り除かれたジャケット部が熱的に保
護されて、ハウジングモールド成形時に溶融樹脂の熱に
よって光ファイバケーブルが変形するようなことが防止
できるという利点がある
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による光リンクの一実施例を示す正断面
図である。
【図2】同実施例におけるアウターモールド成形部の挿
入孔側からみた側面図である。
【図3】同実施例におけるホルダの平面図である。
【図4】同実施例におけるホルダの正面図である。
【図5】同実施例におけるホルダに光ファイバケーブル
がかしめによって装着された状態を示す平面図である。
【図6】同実施例におけるアウターモールド成形部およ
び光ファイバケーブルのホルダ部分の正面図である。
【図7】従来の光リンクにおけるアウターモールド成形
部の正断面図である。
【図8】従来の光リンクを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 電気・光変換素子または光・電気変換素子 2 インナーモールド成形部 3 レンズ部 4 アウターモールド成形部 5 挿入孔 6 光ファイバケーブル 8 ハウジングモールド成形部 10 ホルダ
フロントページの続き (72)考案者 坂本 博志 埼玉県入間郡鶴ケ島町太田ケ谷1000番地 東洋電装株式会社鶴ケ島工場内 (72)考案者 辻 孝之 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (72)考案者 大塚 浩文 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (56)参考文献 特開 昭54−101335(JP,A) 実開 平1−146204(JP,U) 実開 昭52−74141(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気・光変換素子または光・電気変換素
    子と光ファイバケーブルの端面とを対向させて光信号の
    やりとりを行わせるように両者を接続する光リンクであ
    って、リードフレーム上に装着された前記素子の部分を
    光透過性の樹脂によって覆うインナーモールド成形部
    と、そのインナーモールド成形部を光しゃ断性の樹脂に
    よって覆うとともに、光ファイバケーブルの挿入孔が形
    成されたアウターモールド成形部と、アウターモールド
    成形部およびそれから引き出される光ファイバケーブル
    の部分を樹脂によって覆うハウジングモールド成形部と
    からなり、光ファイバケーブルのジャケット部が装着さ
    れるパイプと、そのパイプが固定されるとともに、アウ
    ターモールド成形部の挿入孔の開口端部に当接して光フ
    ァイバケーブルの先端の位置決めをなすプレートとから
    なるホルダをそなえ、そのホルダはハウジングモールド
    成形時の溶融樹脂の熱をしゃ断する材料によって構成さ
    れたことを特徴とする光リンク。
JP1991067418U 1991-05-17 1991-05-17 光リンク Expired - Lifetime JP2572865Y2 (ja)

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JPH04129114U JPH04129114U (ja) 1992-11-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5274141U (ja) * 1975-11-29 1977-06-02
JPS54101335A (en) * 1978-01-26 1979-08-09 Hitachi Cable Ltd Optical fiber cable and production of the same
JPH01146204U (ja) * 1988-03-30 1989-10-09

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