JP2572364B2 - 棒状物保持具 - Google Patents

棒状物保持具

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JP2572364B2
JP2572364B2 JP6264672A JP26467294A JP2572364B2 JP 2572364 B2 JP2572364 B2 JP 2572364B2 JP 6264672 A JP6264672 A JP 6264672A JP 26467294 A JP26467294 A JP 26467294A JP 2572364 B2 JP2572364 B2 JP 2572364B2
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shaped object
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元 大間
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Nifco Inc
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L3/00Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
    • F16L3/08Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は棒状物保持具に関する。
【0002】
【従来の技術】断面円形の棒状物(パイプなど)の中間
部を保持して、板の留め穴に留め付けるために、従来よ
りプラスチックで一体成形された棒状物保持具が用いら
れている。図6は、このような目的の例えば2本の棒状
物を保持するための、プラスチックで一体成形された従
来の棒状物保持具を示している。
【0003】即ち、図6において、保持具1はプラスチ
ックで一体成形されており、基部2の片面には、係止部
3が突設され、反対面には保持腕部4、5、6が突設さ
れている。保持腕部4と5、保持腕部5、6の間には、
それぞれ上方(図6において)が開口した円形の保持溝
7、8が形成されている。保持腕部4、6は適度の弾性
で側方に弾性変形することができる。
【0004】従って、係止部3を取付穴(図示せず)に
係止した後、保持腕部4、5及び保持腕部5、6の先端
側から棒状物A、Aを軸方向と垂直に押し込むと、その
弾性復帰力によって棒状物A、Aを挟持した状態とな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構造の従来の棒状物保持具では、外径の異なる棒状
物を保持させるためには、各棒状物の外径に対応して保
持腕部4、6の湾曲度の異なる数種のものを用意しなけ
ればならず、コスト高となる不都合があった。本発明は
このような問題点を解決した棒状物支持具を提供するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の棒状物保持具は、棒状物の挿入口と受座と
を有する単数又は複数の保持部を備えた棒状物クランプ
用の保持具であって、前記挿入口には、棒状物の軸方向
に沿ってかつ受座に向かって異なる長さに分割して突出
され、かつ棒状物の挿入時にはその挿入に干渉しない逃
げ位置へのたわみ変位が可能とされた複数の棒状物抜け
止め用の舌片を設けたことを特徴としている。
【0007】
【作用】従って、棒状物を舌片を逃げ位置へ変位させな
がら挿入させると、複数の舌片は分割されているので、
独立して作用し、棒状物が受座上に至ると、その幾通り
かの太さに対応して複数の舌片のうちの所定の長さのも
のが元の棒状物押さえ位置へ弾性的に戻り、棒状物は保
持片と所定の長さの舌片とにより有効に保持される。
【0008】
【実施例】以下、図面に基づいて、本発明の実施例を説
明する。図1〜図3は本発明の棒状物保持具の一実施例
を示している。図中10は棒状物保持具で、11は帯板
状の基部である。
【0009】基部11の中央下面には、中空の柱部12
aと、その下端に両側へ張り出した頭部12bを持つ係
止部12が、下方へ向かって突設されている。基部11
の長手方向の両側には、斜め下方に向かって弾性押さえ
板13、14が突設されている。
【0010】係止部12の柱部12aは中空状になって
いるため、取付板Bの長穴状の取付穴B1に係止部の頭
部12bを押し当てて下方へ押し込み、90°回転させ
ると、中空の柱部が内側に撓んだ後、復元して図4に示
すように取付穴B1に係止される。
【0011】この際、基部11の両側の弾性押さえ板1
3、14は取付板Bの上面に強く当接して弾性変形した
状態になり、このため、係止部12が取付穴A1に強く
係止される。基部11の上面には垂直方向に側壁15〜
20が突設されている。両端の側壁部15、20の外面
には、補強用リブ15a、20aが突設されている。
【0012】対向する側壁間には複数の棒状物保持部4
0、40、…が次のように形成されている。即ち、対向
する2つの側壁と基部11とによるU字壁によって、受
座41が構成されている。
【0013】U字壁をなす2つの側壁15、16の下部
からは、互いに向かい合って円弧状に湾曲した棒状物受
け用の保持片21a、21bが突設されている。同様に
側壁16、17からは保持片22a、22bが、突設さ
れ、側壁18、19からは保持片22a、22bが突設
され、側壁19、20からは保持片24a、24bが突
設されている。
【0014】また側壁15、16の上部からは、互いに
内方且つ下方へ向かって、斜め方向に棒状物の挿入時に
その挿入に干渉しない逃げ位置へのたわみ変形が可能な
舌片25a、25bが突設されている。同様に側壁1
6、17からは舌片26a、26bが突設され、側壁1
8、19からは舌片27a、27bが突設され、側壁1
9、20からは舌片28a、28bが突設されている。
【0015】これらの保持片と舌片の間隔は種々に設定
されていて、図4に示すように、径の異なるさまざまな
棒状物Aを舌片の上方から押し込んでたわみ変形させ、
棒状物Aが通過後に復元して、棒状物Aを舌片の先端と
保持腕との間に保持させることができる。
【0016】中央のU字壁による受座41を構成する2
つの側壁17、18は、他の側壁よりも肉厚が大となっ
ていて、その下部からは互いに向かい合って円弧状に湾
曲した保持片30a、30bが突設されている。一方の
側壁17の上端部において、棒状物の軸方向に沿って前
部側及び後部側に、棒状物の挿入時にその挿入に干渉し
ない逃げ位置へのたわみ変形が可能な長さの異なる2つ
の舌片31a、32aが、互いに独立に、受座41に向
かって、斜め方向に突設されている。
【0017】対向する他方の側壁18の上端部におい
て、全く同様に、長さの異なるたわみ変形可能な2つの
舌片31b、32bが受座41に向かって、斜め方向に
突設されている。従って、図4の中央に示すように、径
の小さい棒状物A1を上方から押し込むと、短い方の舌
片32a、32b及び長い方の舌片31a、31bが共
に下方へたわみ変形され、棒状物A1が通過すると、共
に弾性的に元の状態に復元するが、短い方の舌片31
a、31bの先端部は棒状物A1に届かず、長い方の舌
片31a、31bの先端部と円弧状の保持片30a、3
0bとによって棒状物A1は緊密に保持される。
【0018】しかるに、図5の中央に示すように、径の
大きい棒状物A2を上方から押し込むと、短い方の舌片
32a、32b及び長い方の舌片31a、31bが共に
下方へ変形するが、棒状物A2は径が大きいため長い方
の舌片31a、31bを通過することはできず、長い方
の舌片31a、31bを側壁17、18側へ押し曲げた
ままの状態で、短い方の舌片32a、32bの先端のみ
を通過し、短い方の舌片32a、32bのみが弾性的に
元の状態に復元する。このため、円弧状の保持片30
a、30bを大きい棒状物A2の外形に合うように弾性
変形させた状態で、短い方の舌片32a、32bの先端
と保持片30a、30bとによって緊密に保持される。
【0019】なお、図1に示した実施例では、複数列に
棒状物を保持するための保持具を示しているが、図1の
複数の舌片31a、31b、32a、32bを設けた中
央の部分のみで構成してもよい。また、保持片30a、
30bを基部11から突設してもよい。また、舌片を傾
斜勾配を変えずに高さを変えてもよい。また、舌片及び
保持片を前記実施例のように対向する両側壁に設ける代
わりに、舌片及び保持片を片側の側壁からのみ設けて、
片方の側壁に押し付けた状態で棒状物を保持させてもよ
い。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明の棒状物保持具で
は、棒状物の挿入口に、棒状物の軸方向に沿って且つ棒
状物の受座に向かって異なる長さに分割して突出された
棒状物抜け止め用の複数の舌片を設けたため、各舌片は
独立に作用することができ、棒状物が受座上に至ると、
複数の舌片のうちの所定の長さのものが、元の位置に戻
って抜け止めするため、複数の異径棒状物の保持をがた
つきなく良好に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図
【図2】本発明の一実施例を示す正面図
【図3】本発明の一実施例を示す平面図
【図4】中央部分に小径の棒状物を保持した使用状態を
示す正面図
【図5】中央部分に大径の棒状物を保持した使用状態を
示す正面図
【図6】従来例を示す斜視図
【符号の説明】
10 棒状物保持具 30a、30b 保持片 31a、31b、32a、32b 舌片 41 受座

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】棒状物の挿入口と受座とを有する単数又は
    複数の保持部を備えた棒状物クランプ用の保持具であっ
    て、 前記挿入口には、棒状物の軸方向に沿ってかつ受座に向
    かって異なる長さに分割して突出され、かつ棒状物の挿
    入時にはその挿入に干渉しない逃げ位置へのたわみ変位
    が可能とされた複数の棒状物抜け止め用の舌片を設けた
    ことを特徴とする棒状物保持具。
JP6264672A 1994-10-03 1994-10-03 棒状物保持具 Expired - Lifetime JP2572364B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008190705A (ja) * 2007-02-08 2008-08-21 Daiwa Kasei Ind Co Ltd クランプ

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JP3682698B2 (ja) * 1999-06-04 2005-08-10 株式会社パイオラックス 棒状体ホルダー

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JPS5422960Y2 (ja) * 1974-07-26 1979-08-08
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