JPS5940575Y2 - 線材保持具 - Google Patents

線材保持具

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Publication number
JPS5940575Y2
JPS5940575Y2 JP1977010326U JP1032677U JPS5940575Y2 JP S5940575 Y2 JPS5940575 Y2 JP S5940575Y2 JP 1977010326 U JP1977010326 U JP 1977010326U JP 1032677 U JP1032677 U JP 1032677U JP S5940575 Y2 JPS5940575 Y2 JP S5940575Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holding
parts
wire rod
wire
held
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977010326U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53106564U (ja
Inventor
利治 後延
明 水沢
Original Assignee
日本ビクター株式会社
株式会社ニフコ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本ビクター株式会社, 株式会社ニフコ filed Critical 日本ビクター株式会社
Priority to JP1977010326U priority Critical patent/JPS5940575Y2/ja
Priority to IT2062478U priority patent/IT7820624V0/it
Priority to IT7819768A priority patent/IT1092033B/it
Publication of JPS53106564U publication Critical patent/JPS53106564U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5940575Y2 publication Critical patent/JPS5940575Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は線材保持具に係り、特に伸縮部を形成してなる
帯状基板の両端に線材を保持する保持部を設け、伸縮部
の弾性変形により保持部に所定方向の変位力を附与し、
線材を適宜張力で確実に保持するよう構成した線材保持
具を提供することを目的とする。
以下図面と共にその1実施例について説明するに、第1
図A及びBは夫々本考案になる線材保持具の1実施例の
正面図及び平面図を示す。
この1実施例はブラウン管の背面に装架する消磁コイル
の保持具に用いた場合を示し、両図中、消磁コイル保持
具1は、帯状基板2の左右両側に消磁コイルを嵌合保持
する保持部3及び4を対面状に、又中央近傍に本考案の
要部をなす伸縮部、本実施例においては蛇行部5,6を
、更には中央部にアノード線保持部7を突設し左右対称
として夫々一体的に形成されている。
この保持具1は全体を適当な合成樹脂により一体的に成
形して大量に且つ廉価に製造される。
保持部3は、屈曲部を三個所に配して角形(非円形)と
してあり、その自由端側には逆方向に折曲して案内部3
aを形成すると共に基板との間に開口Yを形成する。
こ・で保持部3を角形としであるため、消磁コイルを正
確に位置決めして保持し得ると共に、保持部3の拡開方
向(矢印A方向)への変位量を比較的大とし得る。
更に消磁コイルが予め設定されたものより小径になった
ような場合であっても、その角部にコイルが位置するこ
とになるため、同様に確実に保持することができる。
また保持部3の開口部には一旦保持した消磁コイルの離
脱を防止する逆止片3bが形威しである。
なお、別の保持部4は案内部4a及び逆止片4bを形成
し上記保持部2と同様に構成しである。
また上記一対の保持部3及び4はブラウン管8の曲面に
対応するように、夫々逆方向に傾斜している。
この保持部3及び4が逆方向に傾斜して蛇行部分に接続
する角度αが鈍角となるため、線材の保持部3及び4へ
の嵌合の際、案内部3a及び4aの基板2に対する開き
を大とし得、従って作業性が向上する。
蛇行部5及び6は夫々帯状基板2が逆U字状に屈曲され
た形状を有し、各垂立部5a、5b及び6a、6bを隣
接させで形成しである。
保持具1の保持部3及び4に夫々矢印X及びX′力方向
外力を加えると、蛇行部5の垂立部5a、5b及び蛇行
部6の垂立部6a、6bが第1図A中二点鎖線で示すよ
うに夫々の端部が屈曲されて変形して傾斜し、保持部3
及び4が二点鎖線で示すように互いに離間する方向に変
位する。
この際、保持部3及び4には、蛇行部5及び6に生じた
復元方向の弾性力により、上記変位方向とは逆方向、即
ち互いに近接する方向の力Fが生ずる。
この力Fにより、後述するように保持部3及び4に保持
された消磁コイルに所定の張力が附与される。
本実施例の場合、消磁コイル相互を保持すると同時にア
ノード線も保持するよう、アノード線保持部7を設けて
あり、これは帯状基板2の中央部に断面十字状の柱状部
9を突設し、その先端にΩ形状の保持部10を形成した
ものである。
次に上記槽底の保持具1を使用して消磁コイルをこれに
張力を付与して装架する態様について第2図及び第3図
を併せ参照して説明する。
ブラウン管8の周側面にはスチールバンド11が巻装固
着してあり、スチールバンド11に複数の保持具12が
取付けである。
一対のループ状の消磁コイル13及び14は夫々保持具
12に嵌合し保持されてブラウン管8の背面中上部側及
び下部側に沿って装架される。
この一対の消磁コイル13及び14をブラウン管8のネ
ックに対する左右側位置で上記槽底の保持具1の保持部
3,4内に強制的に嵌合保持する。
この強制的嵌合により保持具1の保持部3及び4は第1
図中矢印X及びX′力方向多少変位するため、保持部3
及び4には蛇行部5及び6の弾性復元力により力Fが生
ずる。
これにより、消磁コイル13及び14は適当な張架力を
付与され、弛緩することなくブラウン管背面に近接して
装架される。
このとき保持部3及び4に設けた逆止片3b及び4bが
コイルの不要な戻りを阻止する。
また、アノード線(高圧線)15は保持具1の保持部1
0に嵌合されて、ブラウン管背面より適当に離間し周辺
の部品に接触しない位置に確実に保持される。
なお、単一のループ状の消磁コイルを使用する場合には
、第4図に示す如く、消磁コイル16を「8」の字状と
し、−の保持具1に消磁コイル16の夫々のループ部を
嵌合させることもできる。
なお、本実施例にお・いてはブラウン管背面に装架する
消磁コイルの保持具として説明したが、消磁コイルに限
定されるものではなく、複数の線材を張力をもたせて互
いに離間して配設するような場合に有効に使用すること
ができる。
更に伸縮部を本考案にお・いて蛇行形状としたが、他の
形状、例えばコイル状、パンタグラフ状のもの、又はZ
形状のもの等伸縮可能なものとすることもできる。
上述の如く、本考案になる線材保持具は、基板の途中に
設けた弾性伸縮部と、該基板の両端に設けた線材を嵌合
保持する保持部とよりなり、該弾性伸縮部は両側の保持
部が互いに離れる方向に変位した場合に該両側の保持部
を互いに接近し合う方向に付勢する構造であり、該保持
部は、該弾性伸縮部と隣接する接続角度を鈍角とされて
該伸縮部に対し夫々外方へ傾斜して設けてあり、該保持
部内に嵌合保持される線材が通過する開口に突出する逆
止爪と、自由端側の人口が上記開口より幅広となる方向
に傾斜しており嵌合保持される線材を上記開口に案内す
る案内部とを有する構造であるため、以下に挙げる種々
の特長を有する。
■ 線材保持具を例えばブラウン管の消磁コイルを保持
するのに利用した場合のように、両側の保持部が互いに
引き離された場合には、両側の保持部は弾性伸縮部の作
用で互いに接近する方向に付勢されることになり、単一
の部材により、線材を保持し得ると共に線材に張力を付
与し得、装架した線材に張力を付与するための作業が不
要となり、線材装架作業を能率よく行なうことが出来る
■ 保持具を合成樹脂で一体成形することも出来、この
場合には、線材に張力を付与するのに必要とされるスプ
リング等の特別の部材を不要となり、保持具を廉価に大
量に製造し得る。
■ 保持部は案内部及び逆止爪を有する構造であるため
、線材の嵌合を案内させて容易に行ない得ると共に線材
を嵌合状態に確実に保持し得、一旦保持した後に外れる
事故は絶対に起こらない。
■ 保持部を伸縮部に対して外方へ傾斜させて形戊しで
あるため、案内部が基板に対して犬ぎく開き、線材を嵌
合保持させる作業性を向上させ得る。
【図面の簡単な説明】
第1図A及びBは夫々本考案になる線材保持具の1実施
例の正面図及び平面図、第2図はその線材保持具をブラ
ウン管の消磁コイル保持に適用した状態の斜視図、第3
図は第2図中消磁コイルの装架態様を概略的に示す図、
第4図は消磁コイルの別の装架態様を概略的に示す図で
ある。 1・・・・・・消磁コイル保持具、3,4・・・・・・
保持部、3a、4a・・・・・・案内部、3b、4b・
・・・・・逆止片、5.6・・・・・・蛇行部、7・・
・・・・アノード線保持部、8・・・・・・ブラウン管
、13.14.16・・・・・・消磁コイル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基板の途中に設けた弾性伸縮部と、該基板の両端に設け
    た線材を嵌合保持する保持部とよりなり該弾性伸縮部は
    両側の保持部が互いに離れる方向に変位した場合に該両
    側の保持部を互いに接近し合う方向に付勢する構造であ
    り、該保持部は、該弾性伸縮部と隣接する接続角度を鈍
    角とされて該伸縮部に対し夫々外方へ傾斜して設けてあ
    り、該保持部内に嵌合保持される線材が通過する開口に
    突出する逆止爪と、自由端側の人口が上記開口より幅広
    となる方向に傾斜しており嵌合保持される線材を上記開
    口に案内する案内部とを有する構造であることを特徴と
    する線材保持具。
JP1977010326U 1977-01-31 1977-01-31 線材保持具 Expired JPS5940575Y2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977010326U JPS5940575Y2 (ja) 1977-01-31 1977-01-31 線材保持具
IT2062478U IT7820624V0 (it) 1977-01-31 1978-01-30 Fermacavo, particolarmente per televisori.
IT7819768A IT1092033B (it) 1977-01-31 1978-01-30 Fermacavo,particolarmente per televisori

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977010326U JPS5940575Y2 (ja) 1977-01-31 1977-01-31 線材保持具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53106564U JPS53106564U (ja) 1978-08-26
JPS5940575Y2 true JPS5940575Y2 (ja) 1984-11-19

Family

ID=11747085

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977010326U Expired JPS5940575Y2 (ja) 1977-01-31 1977-01-31 線材保持具

Country Status (2)

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JP (1) JPS5940575Y2 (ja)
IT (2) IT1092033B (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4219870Y1 (ja) * 1964-06-15 1967-11-17

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4219870Y1 (ja) * 1964-06-15 1967-11-17

Also Published As

Publication number Publication date
IT7820624V0 (it) 1978-01-30
JPS53106564U (ja) 1978-08-26
IT7819768A0 (it) 1978-01-30
IT1092033B (it) 1985-07-06

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