JP2572308Y2 - 高所作業車 - Google Patents

高所作業車

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JP2572308Y2
JP2572308Y2 JP1992072409U JP7240992U JP2572308Y2 JP 2572308 Y2 JP2572308 Y2 JP 2572308Y2 JP 1992072409 U JP1992072409 U JP 1992072409U JP 7240992 U JP7240992 U JP 7240992U JP 2572308 Y2 JP2572308 Y2 JP 2572308Y2
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口 信 之 山
功 一 郎 森
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Aichi Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、バケットを地面に近づ
けても伸縮ブームとバケットの床部が干渉しないように
構成した高所作業車に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来の高所作業車20、特に図2に開示し
た如く、伸縮ブームを構成する先端ブーム21の先端上
方に作業床部23aを広く設けたバケット23が取り付
けられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記の高所作
業車20が採用する伸縮ブームお構成する先端ブーム2
1は、同図に示した如く、基端より先端までが直線状に
形成され、該先端ブーム21のブームヘッド21aの上
方に平衡取り装置(図では省略)でもって常に水平に保
持されるようにバケット23の作業床部23a下面を枢
着してバケット23を装備したものであるから、ブーム
24を負角まで倒伏させて先端ブーム21先端を可能な
限り地面側に接近(同図中点線にて示した状態)させ、
バケット23の作業床部23aを地面に近づけようとす
ると、作業床部23aの先端ブーム21側の端部が伸縮
ブーム24の上面に干渉するため、作業床部23aを、
例えば作業者が容易に搭乗できる高さまで移動させた
り、機材等の搭載作業が容易にできる高さまで移動させ
ることができないため、機材等の搭載作業が非常に危険
であり、しかも過酷な労力を要する等の問題を有してい
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、前述した問題
点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、バケットを地面に近づけても伸縮ブームとバケット
の床部が干渉しないように構成した高所作業車を提供す
ることにあり、そのために、車台上に架装したターンテ
ーブルに基端ブーム内に先端ブームを伸縮自在に嵌挿し
た伸縮ブームの基端ブーム基端を起伏自在に枢着し、先
端ブーム先端にバケットを装備した高所作業車におい
て、前記先端ブームに先端を上方に屈折させた屈折部を
設け、伸縮ブームを負角まで倒伏させたときに先端ブー
ムの屈折部が略水平になるように構成する。
【0005】
【作用】上記のような構成を採用したので、伸縮ブーム
を負角まで倒伏させた後、伸縮ブームを伸長させてバケ
ットを地面に近づけても伸縮ブームとバケットの床部は
干渉することが無い。従って、バケットの床部の最低地
上高を低くすることができるので、例えばバケットへの
作業者の搭乗が容易となり、またバケットと地上間での
機材等の搭載作業が安全に、かつ非常に容易にできる。
【0006】
【実施例】以下、図1に基づいて本考案に係る高所作業
車の一実施例を詳細に説明する。図中、1は高所作業車
であり、該高所作業車1には自走自在な車台1a上にタ
ーンテーブル2が旋回自在に架装され、ターンテーブル
2には伸縮自在な伸縮ブーム3の基端が起伏自在に枢着
されている。
【0007】前記伸縮ブーム3は、基端ブーム3a内に
中間ブーム3bおよび先端ブーム3cを順次伸縮自在に
嵌挿して構成され、ターンテーブル2に基端ブーム3a
の基端を枢着し、ターンテーブル2と基端ブーム3a間
に配置した起伏シリンダ3dの伸縮作動で起伏するとと
もに、伸縮ブーム3に内蔵した伸縮シリンダ(図では省
略)の伸縮作動で基端ブーム3aに対して中間ブーム3
bおよび先端ブーム3cが伸縮するように構成されてい
る。
【0008】前記先端ブーム3c上方には作業床部5a
の略中心を枢着して前後に揺動自在にバケット5が取り
付けられ、バケット5は先端ブーム3cとバケット5間
に配置した平衡取りシリンダ(図では省略)の伸縮によ
り伸縮ブーム3の起伏に関係なく、常に水平に保持され
る。ところで、前記先端ブーム3cは、その先端から先
端ブーム3cの先端上方に取り付けたバケット5の作業
床部5aの中心より作業床部5aの後端部までの長さ以
上の所より先端が上方へ屈折されて屈折部6を形成し、
屈折部6は伸縮ブーム3をもっと倒伏した状態、すなわ
ち負角に倒伏した状態で屈折部6が略水平になるように
構成されている。
【0009】以下、上記の構成に基づいて本考案に係る
高所作業車の作用を説明する。高所作業車1を所定の作
業現場に駐車し、バケット5に作業者が搭乗し、またバ
ケット5に機材等を搭載するような場合、バケット5の
作業床部5aを出来る限り地面に接近するのであるが、
本考案に係る高所作業車1は先端ブーム3cの先端寄り
を上方向へ折り曲げて、屈折部6を構成しているから、
伸縮ブーム3を負角に倒伏しても作業床部5aの後端部
が先端ブーム3cの上面に干渉することは皆無となる。
従って、バケット5に作業者が搭乗する場合も、またバ
ケット5に機材等を搭載する作業を行う場合も、作業床
部5aが従来の高所作業車の作業床部に比べて相当低く
することが可能であり、従って、作業者の搭乗ないし機
材等の搭載作業が非常に容易となり、安全に実施でき
る。
【0010】
【考案の効果】本考案は、以上詳細に説明した如く、車
台上に架装したターンテーブルに基端ブーム内に先端ブ
ームを伸縮自在に嵌挿した伸縮ブームの基端ブーム基端
を起伏自在に枢着し、先端ブーム先端にバケットを装備
した高所作業車において、前記先端ブームに先端を上方
に屈折させた屈折部を設け、伸縮ブームを負角まで倒伏
させたときに先端ブームの屈折部が略水平になるように
構成したので、伸縮ブームを負角まで倒伏させた後、伸
縮ブームを伸長させてバケットを地面に近づけても伸縮
ブームとバケットの床部は干渉することが無く、従っ
て、バケットの床部の最低地上高を低くすることができ
るので、例えばバケットへの作業者の搭乗が容易とな
り、またバケットと地上間での機材等の搭載作業が安全
に、かつ非常に容易にできる等種々の優れた効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、本考案に係る高所作業車の全体構造を示す
側面図
【図2】は、従来の高所作業車の全体を示す側面図
【符号の説明】
1 高所作業車 1a 車台 2 ターンテーブル 3 伸縮ブーム 3a 基端ブーム 3b 中間ブーム 3c 先端ブーム 3d 起伏シリンダ 5 バケット 5a 作業床部 6 屈折部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−56399(JP,A) 特開 平6−1592(JP,A) 特開 平6−48692(JP,A) 特開 平6−1593(JP,A) 実開 平4−14299(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車台上に架装したターンテーブルに基端
    ブーム内に先端ブームを伸縮自在に嵌挿した伸縮ブーム
    の基端ブーム基端を起伏自在に枢着し、先端ブーム先端
    にバケットを装備した高所作業車において、前記先端ブ
    ームに先端を上方に屈折させた屈折部を設け、伸縮ブー
    ムを負角まで倒伏させたときに先端ブームの屈折部が略
    水平になるように構成したことを特徴とする高所作業
    車。
JP1992072409U 1992-10-16 1992-10-16 高所作業車 Expired - Fee Related JP2572308Y2 (ja)

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JPH0682094U JPH0682094U (ja) 1994-11-25
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