JP2572127B2 - 電子体温計の収納容器 - Google Patents

電子体温計の収納容器

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JP2572127B2 JP1101023A JP10102389A JP2572127B2 JP 2572127 B2 JP2572127 B2 JP 2572127B2 JP 1101023 A JP1101023 A JP 1101023A JP 10102389 A JP10102389 A JP 10102389A JP 2572127 B2 JP2572127 B2 JP 2572127B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子体温計の収納容器に関する。更に、詳し
くは電子体温計の挿入口が開口したタイプの電子体温計
の収納容器に関する。
〔従来の技術〕
従来の挿入口が開口したタイプの電子体温計等の収納
容器による電子体温計等の係止・固定機構には、次のよ
うなものがあった。
電子体温計の外表面に凸部、収納容器の内壁面に凹部
を夫々設け、あるいは、逆に電子体温計の外表面に凹
部、収納容器の内壁面に凸部を夫々設けて、互いに設け
られた凹凸部により収納容器内に電子体温計を嵌合固定
させるもの。
電子体温計の先端にある感温部を包む収納容器(保護
カバー)の内周面上にリブ(保持リブ)が形成され、こ
のリブにより感温部の先端部を保護することにより、収
納容器に電子体温計を収納しているもの(実開昭61−38
529号公報参照)。
収納容器内壁にマグネット板を配設し、このマグネッ
ト板が電子体温計の外表面に磁力接着させることによ
り、収納容器内に電子体温計を収納するもの。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述の電子体温計の収納容器による電
子体温計の係止・固定機構のによれば、電子体温計の
外表面に凸部を設けたものでは使用時凸部による触感性
に問題があり、又、電子体温計の外表面に凹部を設けた
ものでは、電子体温計内部に部品を収納できる容積が減
少してしまう。
によれば、収納容器内周面にリブが設けられている
ため、リブの弾性が不十分となり、使用によるリブの摩
耗が激しく、不用意に電子体温計が収納容器から出てし
まったりする。
によれば、収納容器内壁にマグネット板を配設する
ことが製作工程を複雑にし、コスト上昇の要因になって
しまう。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、挿入口が開口しているタイプの電子体温計の収納容
器であって、使用に際して触感性が良く、電子体温計の
部品収納容積を減らしたり、不用意に収納容器から電子
体温計が飛び出したりせず、電子体温計が温度を表示し
ていると電源を直ちにオフすると共にその状態を視認で
き、しかもマグネット板等を別途配設したりする必要の
ない製作が容易な電子体温計の収納容器を提供すること
を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するため、本発明の電子体温計の収納
容器は、電子体温計を収納しうる内部空間を有する容器
本体と、この容器本体の一部に設けられると共に電子体
温計を挿出入可能な開口部と、容器本体内部底面に設け
られると共に電子体温計の先端部に嵌合して電子体温計
を容器本体内に保持する保持部材と、電子体温計の温度
表示部に対応する位置に設けられ電子体温計の温度表示
部を視認できる窓部を備え、保持部材は、電子体温計の
不使用時には保持部材から容易に離脱せず、使用時には
電子体温計を離脱可能にするために、電子体温計を弾性
的に保持するスリットを備え、さらに、保持部材の先端
部が面取りされてなるものである。
〔作用〕
上記のように構成された電子体温計の収納容器によれ
ば、開口部から電子体温計を挿入して、その先端部を保
持部材に当接させ保持させると、電子体温計は不使用時
には保持部材から不用意に離脱せず、使用時には離脱可
能になり、容器本体の窓から電子体温計の温度表示の無
視を視認でき、また、この際電子体温計が温度を表示し
ている場合には磁界発生手段からの磁界により、マグネ
ットスイッチが作動して電子体温計の電源を直ちにオフ
すると共にその状態を窓から視認できる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて詳述す
る。
第1図は、本発明の電子体温計の収納容器の平面図、
第2図は第1図のII−II線に沿う断面図、第3図(イ)
は第1図のIII(イ)−III(イ)線に沿う断面図、第3
図(ロ)は保持部材の形状を示す斜視図である。
図面において、1は本発明の電子体温計の収納容器を
示し、該電子体温計の収納容器1(以下単に収納容器1
という。)はプラスチックにて作られている。この収納
容器1は、外観が直方体をなし、マグネットスイッチを
有する電子体温計2を収納し得る内部空間3を有してい
る容器本体4からなる。
この容器本体4の一端には、電子体温計2を挿出入す
ることが出来る開口部5が設けられている。そして、こ
の容器本体4内の奥まった底面4aには電子体温計2を保
持するための保持部材6が設けられている。
この内部空間3を構成する容器本体4の内側壁面4bに
は、軸方向に複数の導入リブ7が設けられている。これ
らの導入リブ7が設けられているため、電子体温計2を
内部空間3に挿入する際、電子体温計2と内側壁面4bと
の間に隙間が出来き、この隙間により内部空間3に存す
る空気が容易に抜ける。従って、電子体温計2は、空気
抵抗をほとんど受けることなく内部空間3に挿入され得
る。
又、この容器本体4の1側壁には、内部空間3内に挿
入された電子体温計2の温度表示部を外部から見ること
ができるように、窓8が穿けられ、更に、他側壁にはラ
ベル9を貼るのに都合が良いように浅い溝10が設けられ
ている。
前記保持部材6は、一端が開口した円筒体をなし、略
軸方向に2個のスリット11、12を配設して、容器本体4
の底面4aに立設するように構成されて成り、これらスリ
ット11、12によってこの保持部材6はバネ弾性を付与さ
れる。この実施例では、スリットが2個であるが、スリ
ットは少なくとも1個あれば、保持部材6にバネ弾性が
付与されるから、その数量は特定に限定されない。又、
スリット11、12は、第3図(ロ)に示すように、円筒体
の軸方向全長にわたり配設されなくても良い。そして、
この円筒体である保持部材6は、それ自体弾性を有する
プラスチック等にて作られても良い。
この保持部材6は、それ自体の弾性と上述のバネ弾性
とにより、前記電子体温計2の先端部2aを確実に嵌合す
るようになっている。又、この保持部材6の先端の角は
面取りされてR面6aが形成されている。このR面6aによ
り電子体温計2はスムーズに保持部材6内に挿入され
る。
又、収納容器1内に収納される電子体温計2は、マグ
ネットスイッチを有するものであるから、容器本体4の
所望の位置にマグネット等の磁界発生手段を配設してい
る。
上記構成になる収納容器1は次のようにして使用され
る。まず、容器本体4の一端に設けられた開口部5か
ら、容器本体4内に電子体温計2の先端部2aを挿入す
る。容器本体4の内側壁面4bと電子体温計2との間に
は、導入リブ7により隙間が出来るから、電子体温計2
は空気抵抗を受けることなくスムーズに容器本体4の内
部空間3に挿入される。そして、その電子体温計2の先
端部2aは前記保持部材6の先端に当接するが、保持部材
6の先端の角は面取りされR面6aが形成されているか
ら、先端部2aは、保持部材6自体の弾性及びスリット1
1、12によるバネ弾性の弾性力に抗して、保持部材6内
にスムーズに挿入される。
従って、電子体温計2は、その先端部2aが保持部材6
の弾性力により確実に嵌合されているから、不使用時に
不用意に収納容器1から抜けたりすることがない。又、
使用時には、これらの弾性力に抗して引っ張れば、電子
体温計2は収納容器1内から容易に離脱させることが出
来る。
また、容器本体2の窓8から電子体温計2の温度表示
の有無を視認できる。電子体温計2が温度表示している
場合には、磁界発生手段からの磁界によりマグネットス
イッチが作動して電子体温計2の電源を直ちにオフする
と共にその状態を窓8からも再確認できる。
第5図乃至第7図は本発明の収納容器1の他の実施例
を示すもので、第1図乃至第4図の実施例と異なる点
は、保持部材6の内周面に電子体温計2の先端部2aの挿
入方向に対して略平行に少なくとも1本以上のリブ13、
すなわち、4本のリブ13を設け、しかも、これらのリブ
13は、奥まるにつれてリブ高さrが小さくなり、更に保
持部材6の弾性力を補強するための補強部材14、14を夫
々設けた点にある。そして、これらリブ13のリブ高さr
は、第7図に示すように、容器本体4の底部4aに行くに
従って小さくなっている。すなわち、開口側のリブ高さ
をr1、底面4a側のリブ高さをr2とすると、r1>r2の関係
にある。このため、電子体温計2の先端部2aが前記保持
部材6に挿入された際、開口側に近い部分の保持部材6
がバネ弾性により若干開いても、リブ13はその全長にわ
たり先端部2aに密接する。すなわち、上述のように保持
部材6が構成されていると、電子体温計2は容器本体4
内により確実に保持されるものである。
又、この補強部材14、14は、断面が略C字状をなし、
保持部材6の両側端に接着され、これらと同材質の弾性
力のあるプラスチックによって作られている。尚、これ
ら保持部材6及び補強部材14、14は一体に成形しても良
い。他の構成、作用については、第1図乃至第4図の実
施例と同様なので図面に符号を付してその説明を省略す
る。
以上のように詳述した実施例からは次のような効果が
生まれる。
保持部材自体が弾性を有していると、電子体温計がよ
り確実に保持され、不用意に電子体温計の収納容器から
電子体温計が飛び出すことは略完全に無くなり、使用時
は離脱することができる。
筒状の保持部材にスリットが配設されていると、保持
部材にバネ弾性が付与されて、電子体温計は、より確実
に保持され、不用意に電子体温計の収納容器から電子体
温計が飛び出すことは略完全に無くなり使用時は離脱す
ることが出来る。
筒状の保持部材にリブが設けられていると、保持部材
にバネ弾性が付与され且つ保持部材の摩耗が防止出来る
から上述と同様の効果がある。
筒状の保持部材に設けられたリブが奥まるにつれてリ
ブ高さが小さくなっていると、挿入位置のずれにより電
子体温計に対する保持力が変わらず均一にかかり電子体
温計は、より確実に保持されるから、上述と同様の効果
がある。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明の電子体温計の収納容器
は構成されているから、使用後は、開口部から電子体温
計をスムーズに挿入でき、その先端部を保持部材に嵌合
させ保持させると、電子体温計が不使用時には保持部材
から容易に離脱せず、使用時は離脱可能になり、容器本
体の窓から電子体温計の温度表示の有無を視認でき、ま
た、この際電子体温計が温度を表示している場合には磁
界発生手段からの磁界によりマグネットスイッチが作動
して電子体温計の電源を直ちにオフする共にその状態を
窓から視認できる。従って、電子体温計の表面に凸凹部
を設けることがないから、使用に際して触感性がよく、
電子体温計内の収納容積を減らすことがない。又、保持
部材に電子体温計の先端部を嵌合させて保持するから、
電子体温計の収納容器から電子体温計が不用意に飛び出
さない。更に別途部材を付加することなく保持部材を一
体に作ることができるから製作が容易となる。更に、マ
グネットスイッチにより電子体温計の電源を直ちにオフ
し、その状態を容易に視認できるから、電源を無駄にす
ることがない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は本発明の電子体
温計の収納容器の平面図、第2図は第1図のII−II線に
沿う断面図、第3図(イ)は第1図のIII−III線に沿う
断面図、第3図(ロ)は保持部材の斜視図、第4図は電
子体温計の挿入状態を示す斜視図、第5図は本発明の他
の実施例の半裁断面図、第6図は第5図のVI−VI線に沿
う断面図、第7図は保持部材の断面図である。 1……電子体温計の収納容器、2……電子体温計 2a……先端部、3……内部空間 4……容器本体、4a……底面(奥まった部分) 5……開口部、6……保持部材 11,12……スリット 14……リブ、r、r1,r2……リブ高さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−193429(JP,A) 特開 昭61−59226(JP,A) 実開 昭49−87377(JP,U) 実開 昭62−86632(JP,U) 実開 昭63−47240(JP,U) 実公 昭11−4051(JP,Y1)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子体温計を収納しうる内部空間を有する
    容器本体と、 該容器本体の一部に設けられると共に前記電子体温計を
    挿出入可能な開口部と、 前記容器本体内部底面に設けられると共に前記電子体温
    計の先端部に嵌合して前記電子体温計を前記容器本体内
    に保持する保持部材と、 前記電子体温計の温度表示部に対応する位置に設けられ
    前記電子体温計の温度表示部を視認できる窓部を備え、 前記保持部材は、前記電子体温計の不使用時には前記保
    持部材から容易に離脱せず、使用時には前記電子体温計
    を離脱可能にするために、前記電子体温計を弾性的に保
    持するスリットを備え、 さらに、前記保持部材の先端部が面取りされてなること
    を特徴とする電子体温計の収納容器。
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JPH04102438U (ja) * 1991-01-21 1992-09-03 テルモ株式会社 棒状体収納用容器
US6957911B2 (en) * 2003-06-24 2005-10-25 Cosco Management, Inc. Infant thermometer
JP5722680B2 (ja) * 2011-03-30 2015-05-27 テルモ株式会社 電子体温計用収納ケース
CN109051230A (zh) * 2018-06-28 2018-12-21 卢乐 一种体温计储放器

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