JP2572030Y2 - 感光ドラムのロック装置 - Google Patents

感光ドラムのロック装置

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JP2572030Y2
JP2572030Y2 JP1991112339U JP11233991U JP2572030Y2 JP 2572030 Y2 JP2572030 Y2 JP 2572030Y2 JP 1991112339 U JP1991112339 U JP 1991112339U JP 11233991 U JP11233991 U JP 11233991U JP 2572030 Y2 JP2572030 Y2 JP 2572030Y2
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JP
Japan
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photosensitive drum
lever
cam
cam lever
link
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JP1991112339U
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JPH0569767U (ja
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信幸 戸田
正剛 佐竹
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SHINKO MECHATROTECH CO., LTD.
Original Assignee
SHINKO MECHATROTECH CO., LTD.
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Publication date
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電子写真式プリンタま
たは複写機の感光ドラムの中心軸を所定装着位置にロッ
クする装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真式プリンタや複写機の感光ドラ
ムは、使用や経時により性能が低下するので、定期交換
を必要とすることから、容易に着脱できるように装着さ
れる。また、プロセスユニットの構成機器の中心となる
ので、精度よく位置決めされる必要がある。
【0003】従来の感光ドラムの装着位置へのロック機
構としては、(1)ネジ止め式、(2)レバーラッチ式
の2通りが知られている。しかしながら、(1)の機構
においては感光ドラムの着脱に手間が掛かり、場合によ
っては工具(ドライバ等)が必要となり、またネジの紛
失のおそれがあることなどから、(2)の機構が広く採
用されている。
【0004】図1にレバーラッチ式の感光ドラムのロッ
ク装置の概略図を示す。図において、Aは装置本体、1
は感光ドラム、2は感光ドラム1の中心軸、3はプロセ
スユニットの1つである現像器の突き当てローラ、4は
装置本体Aの側壁に形成された挿入溝であり、中心軸2
がこの挿入溝4内の終端に挿入装着されることにより、
感光ドラム1は突き当てローラ3に当接するようになっ
ている。
【0005】5は先端に中心軸2と係合するフック5a
を有するレバーであり、このレバー5は回動支軸6を中
心に回動するようになっている。7はレバー5を反時計
方向に付勢して中心軸2を挿入溝4の終端に押し付ける
引張り方向のコイルばね、8はレバー5の一端と結合す
るリンク、9はこのリンク8の他端と結合し、それ自体
外部から手動で回動自在の操作レバーである。
【0006】次に、感光ドラム1のロック動作及びロッ
ク解除動作を説明すると、まずロック時は、オペレータ
が感光ドラム1の中心軸2を挿入溝4に挿入し、終端方
向(内部方向)に押し込む。その時、操作レバー9を持
ち上げる(時計方向に回動させる)と、リンク8は矢印
a方向に移動し、これによってレバー5が反時計方向に
若干回動して、フック5a部分で中心軸2を挿入溝4の
終端に押し付ける。
【0007】一方、ロック解除時は、操作レバー9を押
し下げて(反時計方向に回動させて)アーム8を矢印b
方向に移動させると、レバー5は時計方向に回動する。
このレバー5が挿入溝4を干渉しない位置にきた時点で
中心軸2を挿入溝4から抜くことにより、感光ドラム1
を装置本体Aから取りはずすことができる。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来装置においては、レバーの形状(L形)と回転角の関
係から、中心軸と挿入溝終端との間に隙間が生じやす
く、高い位置決め精度を確保することが困難になるとい
う欠点があった。
【0009】本考案は、上記従来装置の欠点を解消し、
着脱が容易でしかも高精度に位置決めができる感光ドラ
ムのロック装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案では、装着位置にあるドラム中心軸に対向す
るカム状押圧面を有するカムレバーを本体側壁に枢支
し、その押圧面がドラム中心軸を押圧するように、前記
カムレバーを付勢する付勢部材を設け、前記カムレバー
に設けたピンを遊挿した長孔を有するリンクを、前記付
勢部材による付勢方向と同方向及び逆方向又は逆方向の
みに移動させる操作レバーを設けてなるものである。
【0011】
【作用】第1次的にはコイルばねにより、更には、カム
レバーに設けたピンを遊嵌した長孔を有し、操作レバー
によって操作されるリンクの作用により、カムレバーの
カム状押圧面が感光ドラムの中心軸と相対的に摺動しな
がら、この中心軸を押すことで、中心軸は挿入溝の終端
に正確に位置決めされる。また、操作レバーの一操作で
ロック及びロック解除が行われる。
【0012】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、従来例と同一もしくは同一とみなせる部材
には同一符号を付して重複する説明は省略する。
【0013】図2は本考案の実施例に係る感光ドラムの
ロック装置の概略構成図である。装置本体Aの側壁に
は、挿入溝4の近傍において、先端にカム状押圧面10
aを有するカムレバー10が枢支されている。このカム
レバー10には、カムレバー10を時計方向に付勢する
コイルばね11の一端が係止されている。カム状押圧面
10aは中心軸2と当接しており、コイルばね11によ
りカムレバー10が時計方向に付勢されていることか
ら、このカム状押圧面10aと中心軸2の相対的摺動に
より中心軸2は挿入溝4の終端に押し付けられる。
【0014】12はカムレバー10に設けたピンであ
り、このピン12は第1リンク13の長孔13aに遊挿
されている。第1リンク13は支軸14を中心に回動す
る連結アーム15を介して第2リンク8に結合されてい
る。第1リンク13が図において下方に押し下げられた
時、長孔13aの上端面でピン12を下方に押してカム
レバー10を時計方向にさらに付勢する。また、逆に第
1リンク13を上方に持ち上げた時は、長孔13aの下
端面でピン12を上方に移動させ、カムレバー10を反
時計方向に移動させる。
【0015】次に、感光ドラム1のロック及びロック解
除動作を説明する。まずロック時は、オペレータが中心
軸2を挿入溝4に挿入してそのまま終端に向けて押し込
む。途中で中心軸2はカムレバー10の底辺の先端部近
傍と当接するが、そのまま更に押し込むと、ピン12が
第1リンク13の長孔13a内を上方に移動すること
で、カムレバー10はコイルばね11の引張力に抗して
反時計方向に回動させられるので、中心軸2を支障なく
押し込むことができる。中心軸2が挿入溝4の終端まで
押し込まれると、今度はコイルばね11の力により、カ
ムレバー10は時計方向に付勢させられ、カム状押圧面
10aが中心軸2と当接して相対的に摺動しつつ、この
中心軸2を挿入溝4の終端に押し付ける。
【0016】ここで、操作レバー9を持ち上げると、言
い換えるとロック方向に回動させると、前述したように
第2リンク8が矢印a方向に引かれ、アーム15が時計
方向に回動するので、第1リンク13が押し下げられ
る。すると前述したように、カムレバー10はさらに時
計方向に回動させられるので、カム状押圧面10aがよ
り強く中心軸2を挿入溝4の終端に押し付けることがで
きる。これによって、感光ドラム1のロックが確実に行
われる。その後、コイルばね11の作用によりこのロッ
ク状態を正確に維持することができる。
【0017】一方、ロック解除時は、操作レバー9を押
し下げると、言い換えると開放(ロック解除)方向に回
動させると、第2リンク8は矢印b方向に移動し、アー
ム15が反時計方向に回動するので、第1リンク13が
持ち上げられる。すると、前述したようにカムレバー1
0は反時計回り方向に、挿入溝4と干渉しない位置まで
回動させられる。これによって何ら支障なく中心軸2を
挿入溝4から抜き出して感光ドラム1を装置本体から取
りはずすことができる。
【0018】操作レバ−9の押し下げを止めたときに、
カムレバ−10がコイルばね11の力のみで時計方向に
回動し、そのコイルばねの付勢力でのみ感光ドラムの中
心軸2を挿入溝4の終端に保持させるようにしても良
い。この場合は、操作レバ−9は第1リンクをコイルば
ねの付勢方向と逆方向のみに移動できればよい。
【0019】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
操作レバーの一操作で、感光ドラムのロック及びロック
解除ができ、また、カムレバーのカム状押圧面で感光ド
ラムの中心軸を押して位置決めさせるので、感光ドラム
を所定位置に高精度に位置決めすることが可能になる。
さらに、コイルばねの作用により、カムレバーによるロ
ック状態が弛まないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例に係る感光ドラムのロック装置の概略構
成図である。
【図2】本考案の実施例に係る感光ドラムのロック装置
の概略構成図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム 2 中心軸 4 挿入溝 9 操作レバー 10 カムレバー 10a カム状押圧面 11 コイルばね 12 ピン 13 第1リンク 13a 長孔
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 21/00 350 G03G 15/00 550 - 556

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装着位置にあるドラム中心軸に対向する
    カム状押圧面を有するカムレバーを本体側壁に枢支し、
    その押圧面がドラム中心軸を押圧するように、前記カム
    レバーを付勢する付勢部材を設け、前記カムレバーに設
    けたピンを遊挿した長孔を有するリンクを、前記付勢部
    材による付勢方向と同方向及び逆方向又は逆方向のみに
    移動させる操作レバーを設けてなる感光ドラムのロック
    装置。
JP1991112339U 1991-12-25 1991-12-25 感光ドラムのロック装置 Expired - Lifetime JP2572030Y2 (ja)

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JP1991112339U JP2572030Y2 (ja) 1991-12-25 1991-12-25 感光ドラムのロック装置

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JP1991112339U JP2572030Y2 (ja) 1991-12-25 1991-12-25 感光ドラムのロック装置

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Publication Number Publication Date
JPH0569767U JPH0569767U (ja) 1993-09-21
JP2572030Y2 true JP2572030Y2 (ja) 1998-05-20

Family

ID=14584213

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