JP2572002Y2 - ナビゲーション装置 - Google Patents
ナビゲーション装置Info
- Publication number
- JP2572002Y2 JP2572002Y2 JP1992009324U JP932492U JP2572002Y2 JP 2572002 Y2 JP2572002 Y2 JP 2572002Y2 JP 1992009324 U JP1992009324 U JP 1992009324U JP 932492 U JP932492 U JP 932492U JP 2572002 Y2 JP2572002 Y2 JP 2572002Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gps receiver
- display
- gps
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- traveling direction
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- Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案はＧＰＳ航法手段を用いた
ナビゲーション装置に関する。
ナビゲーション装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ナビゲーション装置としてＧＰＳ
航法手段を用いて現在位置を検出するものがある。ＧＰ
Ｓ（Ｇｌｏｂａｌ ｐｏｓｉｔｉｏｎｉｎｇ ｓｙｓｔ
ｅｍ）は、米国国防総省が開発を進めている人工衛星を
使用した、地球規模の位置検出システムである。現在自
動車、船舶、航空機などが衛星からの信号を受け利用し
ている。このシステムは、予備機も含めて２４個の衛星
で構成され、その内の３個の衛星を使って２次元測位
を、又４個を使って３次元測位を行っている。
航法手段を用いて現在位置を検出するものがある。ＧＰ
Ｓ（Ｇｌｏｂａｌ ｐｏｓｉｔｉｏｎｉｎｇ ｓｙｓｔ
ｅｍ）は、米国国防総省が開発を進めている人工衛星を
使用した、地球規模の位置検出システムである。現在自
動車、船舶、航空機などが衛星からの信号を受け利用し
ている。このシステムは、予備機も含めて２４個の衛星
で構成され、その内の３個の衛星を使って２次元測位
を、又４個を使って３次元測位を行っている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかしＧＰＳシステム
はＳＨＦ電波を用いているため、トンネルやビルの谷間
などにより電波が遮断され、走行中測位不能な状態にな
る事が多い。
はＳＨＦ電波を用いているため、トンネルやビルの谷間
などにより電波が遮断され、走行中測位不能な状態にな
る事が多い。
【０００４】ＧＰＳ航法では、ＧＰＳ受信機の出力デー
タを用い一定距離以上進むごとに前回の位置と現在位置
からベクトル計算をし進行方向を求めるが、ＧＰＳが測
位不能な状態になったときには現在位置がわからなくな
り、又移動距離も算出できないため進行方向は算出でき
ない。
タを用い一定距離以上進むごとに前回の位置と現在位置
からベクトル計算をし進行方向を求めるが、ＧＰＳが測
位不能な状態になったときには現在位置がわからなくな
り、又移動距離も算出できないため進行方向は算出でき
ない。
【０００５】従って、自車位置や進行方向は表示するこ
とができない。また、本考案の出願後に公開された特開
昭４−１１０７８７号「移動体位置表示装置」には、ア
ンテナ電波が受信できなくなったときに、そのときの走
行位置の標高、目的地までの残距離、使用者が入力した
ルートガイドのナンバー、走行位置が該当する地図番号
及び地図のページ、使用者の車両に対する北の方向及び
目的地の方向及び地図上の位置をディスプレイに一定時
間表示するようにした装置が開示されている。しかしな
がら、この装置は、アンテナ電波が受信できない状態が
３分以上続いたときにディスプレイ上には移動体の位置
が一切表示されなくなってしまうため、アンテナ電波が
受信できていない状態にあることは警告できるが、つい
３分前までは表示されていた走行位置が表示されなくな
ることで、利用者は経路誘導の信頼性に不安を抱きやす
い等の課題を抱えるものであった。
とができない。また、本考案の出願後に公開された特開
昭４−１１０７８７号「移動体位置表示装置」には、ア
ンテナ電波が受信できなくなったときに、そのときの走
行位置の標高、目的地までの残距離、使用者が入力した
ルートガイドのナンバー、走行位置が該当する地図番号
及び地図のページ、使用者の車両に対する北の方向及び
目的地の方向及び地図上の位置をディスプレイに一定時
間表示するようにした装置が開示されている。しかしな
がら、この装置は、アンテナ電波が受信できない状態が
３分以上続いたときにディスプレイ上には移動体の位置
が一切表示されなくなってしまうため、アンテナ電波が
受信できていない状態にあることは警告できるが、つい
３分前までは表示されていた走行位置が表示されなくな
ることで、利用者は経路誘導の信頼性に不安を抱きやす
い等の課題を抱えるものであった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記課題を解
決したものであり、ＧＰＳ衛星からの電波を受信して自
車の絶対位置を表す座標データを測定するＧＰＳ受信機
と、地図データを記憶する記録装置と、該記憶装置から
読み出した地図データ上に自車位置及び進行方向を表示
する表示装置と、前記ＧＰＳ受信機の出力を所定周期で
もって取り込み、前記記憶装置から読み出した地図デー
タ上に前記自車位置を表示するとともに、前記ＧＰＳ受
信機が座標データを測定できない測定不能状態に陥った
ときに、測定可能状態に復帰するまでの間、該測定不能
状態に陥る直前の自車位置及び進行方向を前記表示装置
に継続的に表示させる中央処理装置とを具備することを
特徴とするものである。
決したものであり、ＧＰＳ衛星からの電波を受信して自
車の絶対位置を表す座標データを測定するＧＰＳ受信機
と、地図データを記憶する記録装置と、該記憶装置から
読み出した地図データ上に自車位置及び進行方向を表示
する表示装置と、前記ＧＰＳ受信機の出力を所定周期で
もって取り込み、前記記憶装置から読み出した地図デー
タ上に前記自車位置を表示するとともに、前記ＧＰＳ受
信機が座標データを測定できない測定不能状態に陥った
ときに、測定可能状態に復帰するまでの間、該測定不能
状態に陥る直前の自車位置及び進行方向を前記表示装置
に継続的に表示させる中央処理装置とを具備することを
特徴とするものである。
【０００７】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照して説明
する。図１は、本考案のナビゲーション装置の一実施例
を示すブロック構成図、図２は、図１に示した中央処理
装置の制御動作を示すフローチャートである。
する。図１は、本考案のナビゲーション装置の一実施例
を示すブロック構成図、図２は、図１に示した中央処理
装置の制御動作を示すフローチャートである。
【０００８】図１において、ナビゲーション装置１は、
ＧＰＳ受信機２から一定時間おきに出力される位置情報
を中央処理装置４０が取り込み、現在位置と進行方向を
算出しディスプレイ装置３４に提供される道路地図上に
現在位置と進行方向を合成して表示する。
ＧＰＳ受信機２から一定時間おきに出力される位置情報
を中央処理装置４０が取り込み、現在位置と進行方向を
算出しディスプレイ装置３４に提供される道路地図上に
現在位置と進行方向を合成して表示する。
【０００９】ディスプレイ装置３４に提供される地図情
報はＣＤ−ＲＯＭ等からなる外部記憶装置３５に格納さ
れている。外部記憶装置３５に記憶されたデータはメデ
ィアコントローラ３６により読み取られ、中央処理装置
４０を介して一旦バッファメモリ３７に格納される。
報はＣＤ−ＲＯＭ等からなる外部記憶装置３５に格納さ
れている。外部記憶装置３５に記憶されたデータはメデ
ィアコントローラ３６により読み取られ、中央処理装置
４０を介して一旦バッファメモリ３７に格納される。
【００１０】バッファメモリ３７は、必要なデータを中
央処理装置４０を介して逐時画像メモリ３８に送り出
す。画像メモリ３８に格納されたデータは表示制御装置
３３により映像に変換されて、ディスプレイ装置３４に
表示される。
央処理装置４０を介して逐時画像メモリ３８に送り出
す。画像メモリ３８に格納されたデータは表示制御装置
３３により映像に変換されて、ディスプレイ装置３４に
表示される。
【００１１】画像メモリ３８のデータはＧＰＳ受信機か
らの位置情報により記憶内容が更新される。
らの位置情報により記憶内容が更新される。
【００１２】なお３９は各種操作の入力を行うキーボー
ドである。
ドである。
【００１３】また、中央処理装置４０はＧＰＳ受信機３
２から一定時間おきに出力される位置情報から進行方向
を計算する。
２から一定時間おきに出力される位置情報から進行方向
を計算する。
【００１４】次に上記構成からなる本考案の実施例の作
用を図２に示すフローチャートに基づいて説明する。
用を図２に示すフローチャートに基づいて説明する。
【００１５】図２のルーチンはＧＰＳ受信機から一定時
間おきにデータを送ってくるごとに動作するものであ
り、ＧＰＳ受信機から送られてきたデータをチェックし
測位したかどうかの判断をする（ＳＴＥＰ１０１）。こ
こで、もし測位していなければ現在の進行方向の計算を
中止し、又測位フラグを０とし終了する（ＳＴＥＰ１０
３）。もし正常に測位していれば、メモリに記憶してあ
った前回測定データと今回の測位位置データから走行距
離と進行方向を求める（ＳＴＥＰ１０２）。次に測位フ
ラグをチェックし（ＳＴＥＰ１０４）、０ならば記憶し
ておいた進行方向を復活させ（ＳＴＥＰ１０６）ＳＴＥ
Ｐ１０９に移行する。
間おきにデータを送ってくるごとに動作するものであ
り、ＧＰＳ受信機から送られてきたデータをチェックし
測位したかどうかの判断をする（ＳＴＥＰ１０１）。こ
こで、もし測位していなければ現在の進行方向の計算を
中止し、又測位フラグを０とし終了する（ＳＴＥＰ１０
３）。もし正常に測位していれば、メモリに記憶してあ
った前回測定データと今回の測位位置データから走行距
離と進行方向を求める（ＳＴＥＰ１０２）。次に測位フ
ラグをチェックし（ＳＴＥＰ１０４）、０ならば記憶し
ておいた進行方向を復活させ（ＳＴＥＰ１０６）ＳＴＥ
Ｐ１０９に移行する。
【００１６】ＳＴＥＰ１０９では、今回の測位位置と進
行方向をメモリに記憶し、測位フラグも１にして終了す
る。以後ＧＰＳ受信機から一定時間おきにデータを送っ
てくるごとに以上の動作が繰り返される。
行方向をメモリに記憶し、測位フラグも１にして終了す
る。以後ＧＰＳ受信機から一定時間おきにデータを送っ
てくるごとに以上の動作が繰り返される。
【００１７】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
ＧＰＳ受信機が座標データを測定できない測定不能状態
に陥ったときに、測定可能状態に復帰するまでの間、該
測定不能状態に陥る直前の自車位置及び進行方向を前記
表示装置に継続的に表示させる構成としたから、ＧＰＳ
受信機が測定不能状態に陥るたびに自車位置表示が中断
してしまい、ユーザに不安を抱かせるといったことはな
く、またＧＰＳ受信機の受信不能状態が３分以上続いた
ときはディスプレイ上の移動体位置表示を停止してしま
う構成のナビゲーション装置とも異なり、ＧＰＳ受信機
が測定可能状態に復帰するまでは、たとえ正確性は欠く
にしても測定不能状態に陥る直前の自車位置を表示し続
けることで、ユーザに対して経路誘導に対する信頼性に
不安を抱かせるといったこともない等の優れた効果を奏
する。
ＧＰＳ受信機が座標データを測定できない測定不能状態
に陥ったときに、測定可能状態に復帰するまでの間、該
測定不能状態に陥る直前の自車位置及び進行方向を前記
表示装置に継続的に表示させる構成としたから、ＧＰＳ
受信機が測定不能状態に陥るたびに自車位置表示が中断
してしまい、ユーザに不安を抱かせるといったことはな
く、またＧＰＳ受信機の受信不能状態が３分以上続いた
ときはディスプレイ上の移動体位置表示を停止してしま
う構成のナビゲーション装置とも異なり、ＧＰＳ受信機
が測定可能状態に復帰するまでは、たとえ正確性は欠く
にしても測定不能状態に陥る直前の自車位置を表示し続
けることで、ユーザに対して経路誘導に対する信頼性に
不安を抱かせるといったこともない等の優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案のナビゲーション装置の一実施例のブロ
ック構成図である。
ック構成図である。
【図２】図１に示した中央処理装置の制御動作を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
１ ナビゲーション装置 ２ ＧＰＳ受信機 ３３ 表示制御装置 ３４ ディスプレイ装置 ３５ 外部記憶装置 ３６ メディアコントローラ ３７ バッファメモリ ３８ 画像メモリ ３９ 各種操作の入力を行うキーボード ４０ 中央処理装置
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平４−110787（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−18772（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−113342（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−34432（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−283619（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−74986（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−29079（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−226622（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−282324（ＪＰ，Ａ) 実開 平５−14690（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】 ＧＰＳ衛星からの電波を受信して自車の
絶対位置を表す座標データを測定するＧＰＳ受信機と、
地図データを記憶する記録装置と、該記憶装置から読み
出した地図データ上に自車位置及び進行方向を表示する
表示装置と、前記ＧＰＳ受信機の出力を所定周期でもっ
て取り込み、前記記憶装置から読み出した地図データ上
に前記自車位置を表示するとともに、前記ＧＰＳ受信機
が座標データを測定できない測定不能状態に陥ったとき
に、測定可能状態に復帰するまでの間、該測定不能状態
に陥る直前の自車位置及び進行方向を前記表示装置に継
続的に表示させる中央処理装置とを具備することを特徴
とするナビゲーション装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992009324U JP2572002Y2 (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | ナビゲーション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992009324U JP2572002Y2 (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | ナビゲーション装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0569624U JPH0569624U (ja) | 1993-09-21 |
| JP2572002Y2 true JP2572002Y2 (ja) | 1998-05-20 |
Family
ID=11717298
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992009324U Expired - Lifetime JP2572002Y2 (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | ナビゲーション装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2572002Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1292388C (zh) | 1999-04-28 | 2006-12-27 | 丰田自动车株式会社 | 计费系统 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04110787A (ja) * | 1990-08-31 | 1992-04-13 | Aisin Seiki Co Ltd | 移動体位置表示装置 |
-
1992
- 1992-02-27 JP JP1992009324U patent/JP2572002Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0569624U (ja) | 1993-09-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |