JP2571823Y2 - 車載用通行料金表示装置 - Google Patents

車載用通行料金表示装置

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JP2571823Y2
JP2571823Y2 JP3512492U JP3512492U JP2571823Y2 JP 2571823 Y2 JP2571823 Y2 JP 2571823Y2 JP 3512492 U JP3512492 U JP 3512492U JP 3512492 U JP3512492 U JP 3512492U JP 2571823 Y2 JP2571823 Y2 JP 2571823Y2
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JP
Japan
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toll
vehicle speed
unit
speed signal
vehicle
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JP3512492U
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JPH0587650U (ja
Inventor
昭雄 江橋
Original Assignee
ナイルス部品株式会社
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Publication date
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  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、有料道路の通行料金
を車載の表示部に表示する車載用通行料金表示装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、有料道路の通行料金表示は、料金
所ゲートに設けた表示装置によるのみであった。この種
の従来技術は、実開昭63−110972号公報や実開
昭63−122897号公報に開示している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来技術では自動車が料金所ゲートに到着する以前に
通行料金の概算値を知ることができず、不便であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案は、自動車が有
料道路を通行するに際し、料金所ゲートに到着する以前
に通行料金の概算値を当該自動車に設けた表示部に表示
することを目的とする。この考案は、上記目的を達成す
るために、有料道路の通行チケットをホルダに差し込む
とチケット検出信号を導出するチケット検出部と、該チ
ケット検出部からチケット検出信号を受けると車速信号
の入力を開始する車速信号入力部と、該車速信号入力部
から入力した車速信号に基づき通行料金を演算する演算
部と、該演算部の演算結果を表示する表示部と、を具備
したことを特徴とする車載用通行料金表示装置を提供
し、上記本考案の課題を解決した。
【0005】
【実施例】図1及び図2は、この考案に係る車載用通行
料金表示装置1の好適な実施例を示した図面である。同
図に於いて、2は有料道路の通行チケット3をホルダ4
に差し込むとチケット検出信号を導出するチケット検出
部、5は該チケット検出部2からチケット検出信号を受
けると車速信号の入力を開始する車速信号入力部であ
る。また、6は該車速信号入力部5から入力した車速信
号に基づき通行料金を演算する演算部、7は該演算部6
の演算結果を表示する表示部である。
【0006】また、8は車両本体(図示せず)から伝送
してきた車速信号を受信する受信部、9は走行距離に対
応した通行料金のデータを記憶するメモリー、10は電
源スイッチ11をONしたときや演算部6が暴走したと
きに演算部6や表示部7をリセットするリセット回路、
11は電源スイッチ、12は送りスイッチ及び13は戻
しスイッチである。
【0007】前記チケット検出部2は、反射光によって
通行チケット3を検出すべく発光ダイオード2a及びフ
ォトトランジスタ2bから成るフォトリフレクタを使用
している。該チケット検出部2は、マイクロスイッチ等
を用いて構成してもよい。
【0008】前記車速信号入力部5は、ゲート回路で構
成するとか、演算部6とともにマイクロコンピュータに
プログラムしたソフトによって構成している。
【0009】また前記表示部7は、例えばドットマトリ
クス表示形式の液晶ディスプレイで構成している。該表
示部7は、CRT等のディスプレイを用いて構成し、道
路線図や各種走行情報とともに有料道路の通行料金表示
を行なってもよい。
【0010】また前記受信部8は、受光素子や電気的コ
ネクタ等によって構成している。例えば、受信部8を受
光素子で構成する場合、該受信部8に信号を伝送すべく
送信器(図示せず)を車両本体に設ける。而して送信器
は車速信号を一旦光信号に変換して車室内の受信部8に
発射する。また受信部8を電気的コネクタで構成する場
合、車速信号の発生源に接続した車両側コネクタを車両
本体に設ける。尚、上記車速信号は車両の車輪が所定回
転する毎に出力されるパルス信号である。このように受
信部8と送信器の働きにより車速信号が伝送される。
【0011】また前記メモリー9は、図4に例示した表
のデータを予じめ記憶した形式のメモリー9や、通行チ
ケット3から読み込んだデータを一時記憶する形式のメ
モリー9によって構成している。後者の形式のメモリー
9を採用する場合、インター名や料金所ゲート名を固有
のコードや、走行距離に対応した通行料金を演算するた
めのデータ等をバーコードや磁気コードを用いて予じめ
通行チケット3に書き込んでおく必要がある。
【0012】次に図3に示すフローチャートに基づき、
作動を説明する。尚、メモリー9は、図4に例示したデ
ータを予じめ記憶しているものとする。先ず、ステップ
101で電源スイッチ11がONしたことを判断すると
ステップ102に進み、基本と成るインター名、例えば
“東名−東京”を表示し、ステップ103に進む。
【0013】ステップ103は、送りスイッチ12又は
戻しスイッチ13がONしたか否かを判断するステップ
であり、YESの判断でステップ104に進み、NOの
判断でステップ105に進む。例えば、横浜インターか
ら出発する場合、送りスイッチ12を2回操作すれば、
ステップ103及びステップ104によって表示が“東
名−東京”から“東名−横浜”に切換わる。
【0014】ステップ105は、通行チケット3がホル
ダ4に差し込まれるまで待機するステップであり、チケ
ット検出部2がチケット検出信号を出力したと判断する
とステップ106に進む。
【0015】ステップ106は、車速信号のカウンタ値
を零にするとともに車速信号の入力を開始し、ステップ
107に進む。
【0016】ステップ107及びステップ108は、車
速信号が1パルス入力する毎に走行距離を算出しステッ
プ109に進む。
【0017】ステップ109は、メモリー9に記憶した
走行距離に対応した通行料金のデータに基づき、ステッ
プ108で算出した走行距離を通行料金に換算する。例
えば、走行開始したインター名が“東名−東京”であ
り、走行距離が80〔Km〕と算出した場合、図4に示
すデータから通行料金2300円を換算する。
【0018】ステップ110は、上記ステップ109で
演算した通行料金、例えば、2300円を表示する。
【0019】
【考案の効果】この考案は、叙上の構成・作用を有する
ので、自動車が有料道路を通行するに際し、料金ゲート
に到着する以前に通行料金の概算値を車載の表示部に表
示することができる。その為、車両の乗員は通行料金の
概算値を早期に準備することができ、料金ゲートの通過
を円滑に行なうことができるといった効果を奏する。ま
た、従来の料金表示装置に加えて、補助的に予じめ料金
の概算値を告知する機能を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の好適な実施例を示す電気回路図であ
る。
【図2】図1に示す回路を内蔵した車両用通行料金表示
装置の斜視図である。
【図3】図1に示すものの機能を示すフローチャートで
ある。
【図4】図1に示すメモリーが記憶したデータを例示し
た説明図である。
【符号の説明】
1 車載用通行料金表示装置 2 チケット検出部 3 通行チケット 4 ホルダ 5 車速信号入力部 6 演算部 7 表示部 8 受信部 9 メモリー

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有料道路の通行チケットをホルダに差し
    込むとチケット検出信号を導出するチケット検出部と、 該チケット検出部からチケット検出信号を受けると車速
    信号の入力を開始する車速信号入力部と、 該車速信号入力部から入力した車速信号に基づき通行料
    金を演算する演算部と、 該演算部の演算結果を表示する表示部と、 を具備したことを特徴とする車載用通行料金表示装置。
JP3512492U 1992-04-27 1992-04-27 車載用通行料金表示装置 Expired - Lifetime JP2571823Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0587650U JPH0587650U (ja) 1993-11-26
JP2571823Y2 true JP2571823Y2 (ja) 1998-05-20

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