JP2571242Y2 - バーコードリーダのケーブル取付具 - Google Patents

バーコードリーダのケーブル取付具

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JP2571242Y2
JP2571242Y2 JP3253293U JP3253293U JP2571242Y2 JP 2571242 Y2 JP2571242 Y2 JP 2571242Y2 JP 3253293 U JP3253293 U JP 3253293U JP 3253293 U JP3253293 U JP 3253293U JP 2571242 Y2 JP2571242 Y2 JP 2571242Y2
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JP
Japan
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cable
housing
fixing member
cable attachment
bushing
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JP3253293U
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JPH0686155U (ja
Inventor
昌也 池田
Original Assignee
日本電気精器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、バーコードリーダの
ハウジングからケーブルを引出す引出し孔に取付けるケ
ーブル取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば図4に示すようにハンディタイプ
のバーコードリーダであって、ケーブル100を備えた
タイプのものでは、ケーブル100があちこち引きずり
回されてもハウジング101から外れずにしっかり固定
しておくため、ブッシング部材102を介してケーブル
100を取付けた構造のものが良く知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、このような
構造のものにあっては、ある程度の引張強度に対しては
対抗力を有するものであるが、ケーブルを誤って足で引
掛けたり無理に引張ったりして強い力が作用すると、ブ
ッシングに亀裂を生じたり、破損したりすることがあ
り、不都合を生じている。そこで、この考案は、上記し
た事情に鑑み、ハウジングに対するケーブルの取付強度
を増大させることにより、ブッシングの亀裂防止等を図
ることができ、延いては信頼度の高いバーコードリーダ
のケーブル取付構造を提供することを目的とするもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち、この考案は、ハウ
ジングからケーブルを引出す引出し孔に取付けるケーブ
ル取付具であって、前記ケーブルにかしめて機械的固定
を図るかしめ部とケーブルの長さ方向に垂直な立壁部と
を有する固定部材と、この固定部材をモールドにより一
体に取付けると共に可撓性を有し、前記ケーブルを熱融
着したブッシング部材を備えたものである。
【0005】
【作用】この考案では、ケーブルに対してかしめ部が強
固に取付いており、またケーブルの引張強度に対しては
立壁部がハウジング面側に圧接して対抗力を発生し、ケ
ーブルやハウジングに対する取付強度が大幅に増大す
る。
【0006】
【実施例】以下この考案の実施例について添付図面を参
照しながら説明する。図1はこの考案に係るバーコード
リーダのケーブル取付具を示すものであり、固定部材1
と、ブッシング部材2とを備えている。なお、図中符号
3はケーブルを示すものである。
【0007】固定部材1は、鉄又は真鍮等の一定強度を
有する金属により形成されており、略円筒状を有し内周
面にはケーブル3に噛合させる突起11Aを設けたかし
め部11と、ケーブル3の長さ方向の引張力によりハウ
ジング4(図2参照)に向かう押付力を発生する立壁部
12とを有している。なお、この固定部材1は静電ノイ
ズの防止のため、ブッシング2によって完全にシールド
された状態でモールドされている。
【0008】ブッシング部材2は、ある程度の伸縮性及
び軟質性を有する材料、例えばゴムや塩化ビニル系の樹
脂等を使用し、ケーブル3及びこのケーブル3にかしめ
て取付けた固定部材1を所定の金型にセットした状態
で、金型内に材料を注入・モールドさせて形成されてい
る。即ち、このブッシング部材2は、固定部材1のかし
め部11によってケーブル3を噛んだ状態でケーブル3
に対して熱融着され完全に一体化されている。
【0009】従ってこの実施例によれば、図2に示すよ
うに、ケーブル3ごとケーブル取付具をハウジング4に
取付ける場合には、従来と同様に、一方のハウジング4
Aの取付孔41(半円部分)にケーブル取付具のブッシ
ング部2に設けた溝21を係止させたのち、他方のハウ
ジング4Bを反対側から接合し、固着させればよい。な
お、このケーブル取付具としては特にこの実施例のもの
に限定されるものではなく、例えば図3に示すものでも
よい。
【0010】即ち、この図3に示すケーブル取付具は、
固定部材1が先の実施例とは前後配置を逆にしてケーブ
ル3にかしめて取付けられている。ブッシング部材2′
は、溝21′にかしめ部11が丁度位置するようにモー
ルドされており、ハウジング4に組付けたときにかしめ
力とは別にそのハウジング4の接合力が付加されるた
め、より一層強固な取付強度が得られるようになってい
る。
【0011】
【考案の効果】以上説明してきたように、この考案によ
れば、ケーブルに対してかしめ部が強固に取付いてお
り、またケーブルの引張強度に対しては立壁部がハウジ
ング面に圧接して対抗力を発生し、ケーブルやハウジン
グに対する取付強度が大幅に増大するので、信頼度の高
いケーブル取付構造が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のケーブル取付具を示す断面図。
【図2】ケーブル取付具をハウジングに取付けたときの
状態を示す断面図。
【図3】ケーブル取付具の変形例を示す断面図。
【図4】従来のケーブル取付用ブッシングを示す部分断
面図。
【符号の説明】
1 固定部材 11 かしめ部 12 立壁部 2 ブッシング部材 4 ハウジング

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングからケーブルを引出す引出し
    孔に取付けるケーブル取付具であって、 前記ケーブルにかしめて機械的固定を図るかしめ部とケ
    ーブルの長さ方向に垂直な立壁部とを有する固定部材
    と、 この固定部材をモールドにより一体に取付けると共に可
    撓性を有し、前記ケーブルを熱融着したブッシング部材
    と、 を備えたことを特徴とするバーコードリーダのケーブル
    取付具。
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JPH0686155U JPH0686155U (ja) 1994-12-13
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JP2005216809A (ja) * 2004-02-02 2005-08-11 Mitsumi Electric Co Ltd ケーブルブッシュ取付方法、ケーブルブッシュ、ブッシング付きケーブル、およびアンテナ装置

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