JP2570850Y2 - 並列多芯ケーブル相互接続用コネクタ - Google Patents

並列多芯ケーブル相互接続用コネクタ

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JP2570850Y2
JP2570850Y2 JP1993042049U JP4204993U JP2570850Y2 JP 2570850 Y2 JP2570850 Y2 JP 2570850Y2 JP 1993042049 U JP1993042049 U JP 1993042049U JP 4204993 U JP4204993 U JP 4204993U JP 2570850 Y2 JP2570850 Y2 JP 2570850Y2
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貞雄 野田
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サンクス株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、並列多芯の幹線ケーブ
ルと並列多芯の分岐ケーブルとを電気的に接続するため
の並列多芯ケーブル相互接続用コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えばFA(ファクトリオー
トメーション)においては、コントロールユニットと複
数の入出力機器との間をケーブルで接続することによ
り、ケーブルを通じてコントロールユニットと入出力機
器との間の信号の伝送を行うようにしている。
【0003】ところが、コントロールユニットと入出力
機器との間をケーブルで接続する場合には、入出力機器
の数だけコントロールユニットとケーブルとの間にケー
ブルを配線する必要があり、入出力機器の数が増すほ
ど、ケーブルの配線が面倒になると共にケーブルの配線
スペースが増大する。
【0004】そこで、近年、コントロールユニットと入
出力機器との間の信号伝送を、最小限の信号線で実行す
る省配線化装置が供されている。
【0005】図21はこの種の省配線化装置の一例を示
している。即ち、コントロールユニット1には平形4芯
の幹線ケーブル2の一端が接続されていると共に、その
幹線ケーブル2の中間部に分岐ケーブル3の一端がコネ
クタ4によって電気的に接続されている。分岐ケーブル
3の他端にはアドレスユニット5が接続され、そのアド
レスユニット5に複数の入力機器6及び出力機器7が接
続されている。
【0006】そして、コントロールユニット1は出力機
器7にデータを出力するときは、出力データに対象とな
る出力機器7のアドレスデータを付加したデータ信号を
アドレスユニット5に出力する。すると、アドレスユニ
ット5は、受取ったデータ信号のアドレスデータに基づ
いて出力対象となる出力機器7を特定してデータを出力
する。一方、アドレスユニット5は入力機器6からデー
タを入力すると、アドレスデータを付加したデータ信号
をコントロールユニット1に送出する。すると、コント
ロールユニット1はアドレスユニット5から与えられた
データ信号のアドレスデータに基づいてデータを入力し
た入力機器6を特定する。
【0007】さて、幹線ケーブル2と分岐ケーブル3と
は次のようにしてコネクタ4により接続されている。つ
まり、幹線ケーブル2を所望の分岐箇所で切断し、その
切断した幹線ケーブル2の端面の両方にコネクタ部材を
接続すると共に、分岐ケーブル3の端面にもコネクタ部
材を装着し、それらの各コネクタ部材をさらに他のコネ
クタ部材を用いて連結するようにしている。
【0008】しかし、上記構成のものでは、分岐ケーブ
ル3を分岐する箇所毎に幹線ケーブル2を切断すると共
に、各切断端面にコネクタ部材を装着しなければならな
いので、配線作業が極めて面倒であると共に、コネクタ
の数が増大してコストが上昇するという欠点がある。
【0009】このような欠点を解決する手段として特開
平3−171572号公報に示された平形多芯電気ケー
ブルコネクタが知られている。このものは、図22乃至
に示すように平形多芯の幹線ケーブル2の中間部
に分岐ケーブル3を電気的に接続するもので、ハウジン
グ8の上面に幹線ケーブル2の中間部を添設した状態で
上部押力部材9を上方から圧接すると共に、下面に分岐
ケーブル3を添設した状態で下部押力部材10を下方か
ら圧接する。これにより、ハウジング8の上面及び下面
に突出して設けられた接続部材11に幹線ケーブル2と
分岐ケーブル3とが電気的接続状態で圧着されるので、
両方のケーブル2,3を電気的に接続することができ
る。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成のものでは、ハウジング8に幹線ケーブル2の分
岐部を装着するには、ハウジング8に幹線ケーブルを位
置決めした状態で上部押力部材9をハウジング8に強く
圧接しなければならならない。このため、上部押力部材
9の圧接作業時にハウジング8が幹線ケーブル2におけ
る分岐位置からずれてしまうことがあり、作業性が極め
て悪いと共に接続作業の信頼性に欠けるという欠点があ
る。
【0011】本考案は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、幹線ケーブルと分岐ケーブルとを電気
的に接続するものにおいて、接続作業を簡単に且つ確実
に行なうことができる並列多芯ケーブル相互接続用コネ
クタを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本考案は、並列多芯の幹
線ケーブルを受ける第1のケーブル受部と並列多芯の分
岐ケーブルを受ける第2のケーブル受部とが対面形成さ
れたハウジングを設け、このハウジングの貫通状態で前
記第1及び第2のケーブル受部から突出するように設け
られ前記幹線ケーブル及び分岐ケーブルが導通状態で圧
着される複数のコンタクト部材を設け、前記第1及び第
2のケーブル受部への装着状態で前記幹線ケーブル及び
分岐ケーブルを受けるケーブル受部が形成された1対の
カバーを設け、これらのカバーの前記ハウジングへの装
着過程で上記各カバーと上記ハウジングの前記複数のコ
ンタクト部材との間が夫々前記ケーブル及び分岐ケーブ
のケーブル径を上回るように所定距離離間した第1の
仮係合状態、及び上記カバーと上記ハウジングの前記複
数のコンタクト部材との間が夫々前記幹線ケーブル及び
分岐ケーブルのケーブル径よりも僅かに小さくなるよう
に所定距離離間した第2の仮係合状態に順次保持すると
共に、上記各カバーが前記ハウジングに完全に装着され
た状態で固着する係合手段とを備え、第1の仮係合状態
及び第2の仮係合状態を経て前記カバーを前記ハウジン
グに固着するものである。
【0013】また、カバーに、ハウジングへの押圧力を
受ける湾曲面を有する膨出部を設け、前記膨出部で受け
た押圧力により第1の仮係合状態及び第2の仮係合状態
を経てカバーをハウジングに固着するようにしてもよ
い。
【0014】また、ハウジングに、ケーブル受部と対向
した状態で奥方となるに従って当該ケーブル受部に接近
するように傾斜したケーブル案内面を有し当該ケーブル
案内面とケーブル受部とにより穴状空間部を形成するケ
ーブル案内部を設け、分岐ケーブルがコンタクト部材の
上方を通過した状態で前記ケーブル案内部に挿入された
ときは、その分岐ケーブルの先端部を前記ケーブル案内
面で案内しながらコンタクト部材で受けることにより前
記ケーブル受部側に案内した位置決め状態で保持するよ
うにしてもよい。
【0015】また、分岐ケーブルのケーブル案内部に対
する挿入方向と直交する方向に窓部を設け、前記窓部を
通じて前記ケーブル案内部に挿入された前記分岐ケーブ
ルの先端部を確認できるようにしてもよい。
【0016】
【作用】請求項1記載の並列多芯ケーブル相互接続用コ
ネクタの場合、カバーをハウジングに装着すると、カバ
ーは、装着過程時に係合手段により上記各カバーと上記
ハウジングの前記複数のコンタクト部材との間が夫々前
記ケーブル及び分岐ケーブルのケーブル径を上回るよう
に所定距離離間した第1の仮係合状態及び上記カバーと
上記ハウジングの前記複数のコンタクト部材との間が夫
々前記幹線ケーブ ル及び分岐ケーブルのケーブル径より
も僅かに小さくなるように第2の仮係合状態に順次保持
される。従って、第1の仮係合状態としてコネクタが幹
線ケーブル及び分岐ケーブルに対して移動自在な位置に
設定すると共に、第2の仮止係合状態としてコネクタが
各ケーブルに対して半固定された位置に設定することに
より、各ケーブルへのコネクタの位置決め作業及び装着
作業が容易となる。
【0017】そして、カバーをハウジングに完全に装着
すると、カバーは係合手段によりハウジングに固着す
る。このとき、幹線ケーブル及び分岐ケーブルはコンタ
クト部材に圧着するので、両方のケーブルはコンタクト
部材を通じて電気的に接続される。
【0018】請求項2記載の並列多芯ケーブル相互接続
用コネクタの場合、カバーをハウジングに装着する際に
例えばプライヤのような工具が使用された場合であって
も、カバーには工具からの押圧力を受ける湾曲面を有す
る膨出部が形成されているので、押圧力を確実に受ける
ことができる。 この場合、前記膨出部で受けた押圧力に
より第1の仮係合状態及び第2の仮係合状態を経てカバ
ーはハウジングに固着される。
【0019】請求項3記載の並列多芯ケーブル相互接続
用コネクタの場合、分岐ケーブルがコンタクト部材の上
方を通過した状態でケーブル案内部に挿入されると、分
岐ケーブルの先端部は傾斜したケーブル案内面によりケ
ーブル受部に案内される。
【0020】このとき、ケーブルの先端部はケーブル案
内面でケーブル受部に案内されると同時にコンタクト部
材で受けられることによりケーブル案内部により位置決
めされるので、コネクタに対する分岐ケーブルの位置決
め作業が容易となる。
【0021】請求項4記載の並列多芯ケーブル相互接続
用コネクタの場合、窓部を通じて分岐ケーブルの先端部
位置を確認することができるので、コネクタに対する分
岐ケーブルの固定状態を簡単に確認することができる。
【0022】
【実施例】以下、本考案の第1実施例を図1乃至図15
を参照して説明する。ハウジングを示す図及び図
おいて、ハウジング37には第1のケーブル受部38及
び第2のケーブル受部39が対面形成されている。ハウ
ジング37の側面には図示上下方向に連なって第1乃至
第3の山部40,41,42が形成されていると共に、
それらの各山部40,41,42を跨ぐガイド部43が
側方への突出状態で形成されている。
【0023】一方、ハウジング37の側壁端部には、第
1及び第2のケーブル受部38,39から図示上下方向
に突出したガイド壁44が形成されている。第2のケー
ブル受部39から突出したガイド壁44は当該第2のケ
ーブル受部39に対向した形状のケーブル案内部45に
より連結されている。このケーブル案内部45には第2
のケーブル受部39と対向すると共に奥方となるに従っ
て第2のケーブル受部39に接近するように傾斜するケ
ーブル案内面46と当該第2のケーブル受部39とから
穴状空間部が形成されている(図13参照)。また、ハ
ウジング37には複数のコンタクト部材47が装着され
ている。
【0024】図及び図はコンタクト部材47を示し
ている。これらの図及び図において、コンタクト部
材47は、図示上下先端部にV字状の切削部47aが形
成されていると共にこの切削部47aに連なるスリット
部47bが形成されている。コンタクト部材47の中央
部は図示下方となるに従って先細状に形成されており、
その両側部に鋸歯状の係合歯部47cが形成されてい
る。コンタクト部材47の側面において当該コンタクト
部材47の中心位置(重心位置)から図示上方に偏心し
た位置には円柱状の凸部47dが突出形成されている。
この凸部47dは、コンタクト部材47を自動実装機に
よりハウジング37に実装する際に、自動実装機がコン
タクト部材47を引掛けて搬送するためのものである。
つまり、凸部47dはコンタクト部材47の中心位置か
ら偏心して設けられているので、自動実装機がコンタク
ト部材47を図及び図に示す方向と天地逆さ方向に
引掛けたときは、コンタクト部材47は自重により18
0°回転して図及び図で示す正規の方向に整列する
のである。
【0025】そして、上述のようにして自動実装装置に
より整列されたコンタクト部材47は、ハウジング37
に形成された孔に圧入される。図及び図はハウジン
グ37の孔48を示している。この孔48においてコン
タクト部材47の係合歯部47cが圧入される部位は圧
入方向に対して幅狭となる形状に形成されていると共
に、コンタクト部材47の凸部47dを逃がすための陥
没部48aが形成されている。
【0026】図及び図はカバーを示している。カバ
ー49にはケーブル受部50が形成されている共に、こ
のケーブル受部50を横断したコンタクト部材47挿入
用のスリット51が形成されている。カバー49の一方
の側面中央には1本の係合片52が形成されていると共
に、他方の側面端部には1対の係合片53が形成されて
いる。これらの係合片52,53の先端には内方に指向
する係合爪52a,53aが形成されている。係合片5
2の外面中間部には外方を指向する係合突部54が形成
されている。係合片53は係合壁部55で連結されてい
る。この係合壁部55の内面中央部には係合片52の形
状に対応した凹部56が形成されていると共に、その凹
部56の先端に係合突部54の形状に対応した傾斜面5
6aが形成されている。そして、カバー49の外面には
蒲鉾形状の膨出部57が形成されている。
【0027】に上記構成の作用について説明する。ま
ず、最初の第1の装着過程では、カバー49のケーブル
受部50に幹線ケーブル28を載置した形態でハウジン
グ37をカバー49に上方から軽く押込む。このとき、
ハウジング37のガイド部43をカバー49の係合片5
2,53に摺接させながら押込む。そして、カバー49
の係合片52,53の係合爪52a,53aがハウジン
グ37の側面に形成された第1の山部40に係合したと
ころで押込み作業を中断する。この結果、カバー49が
ハウジング37に対して所定距離離間した第1の仮係合
状態となる。この第1の仮係合状態では、カバー49の
ケーブル受部50とハウジング37の第1のケーブル受
部38から突出したコンタクト部材47との間には幹線
ケーブル28のケーブル径を上回った間隙が形成されて
いるので、ハウジング37を幹線ケーブル28の軸方向
に沿って移動することができる。
【0028】続いて、分岐ケーブル30をハウジング3
7の第2のケーブル受部39から突出するコンタクト部
材47の上方を通過させた形態でケーブル案内部45の
ケーブル案内面46に挿入する。このとき、図13に示
すようにケーブル案内面46に挿入された分岐ケーブル
30は、自重によりコンタクト部材47に載置状態で保
持されると共にその先端部はケーブル案内面46に沿っ
て図示下方に撓んだ形態となる。これにより、分岐ケー
ブル30は自己の弾性復元力によりケーブル案内面46
に圧接するので、分岐ケーブル30はケーブル案内部4
5とコンタクト部材47により支持されて保持状態とな
る。
【0029】この場合、ケーブル案内面46は奥方とな
るに従って第2のケーブル受部39に接近するように
斜しているので、分岐ケーブル30が所定のケーブル径
よりも細径であっても、分岐ケーブル30をケーブル案
内部45により確実に保持することができる。そして、
もう一方のカバー49をハウジング37の上方から装着
して、図10に示すようにカバー49の係合片52,5
3の係合爪52a,53aをハウジング37の第3の山
部42に係合する。この結果、カバー49はハウジン
グ37に対して、カバー49とハウジング37の複数の
コンタクト部材47との間が幹線ケーブル28及び分岐
ケーブル30のケーブル径を上回るように所定距離離間
された第1の仮係合状態となる。
【0030】さて、カバー49のハウジング37に対す
る第1の仮係合状態においては、幹線ケーブル28及び
分岐ケーブル30はコネクタに対して移動自在であるの
で、幹線ケーブル28に対するコネクタの位置を調整す
ると共に、コネクタに対する分岐ケーブル30の位置を
調整する。
【0031】次の第2の装着過程では、ハウジング37
に仮止めされている各カバー49を強く圧接すると、図
11に示すようにカバー49の係合片52は対向するカ
バー49の係合壁部55とハウジング37の側面との間
隙に侵入すると共に、係合片52,53の係合爪52
a,53aは第1及び第3の山部40,42から夫々脱
出して第2の山部41に係合する。このとき、係合片5
2の外側面に形成された係合突部54が係合壁部55の
端部に当接するので、それ以上のカバー49の進行が規
制される。この結果、各カバー49はハウジング37
対して、カバー49とハウジング37の複数のコンタク
ト部材47との間が幹線ケーブル28及び分岐ケーブル
30のケーブル径よりも僅かに小さくなるように所定距
離離間した第2の仮係合状態となる。
【0032】この第2の仮係合状態では、カバー49の
ケーブル受部50とコンタクト部材47との間隙は幹線
ケーブル28及び分岐ケーブル30の径よりも僅かに小
さく設定されているので、各ケーブル28,30にはコ
ンタクト部材47に切削部47aが若干食い込んでお
り、これにより各ケーブル28,30はコネクタに仮固
定状態となっている。従って、カバー49に対する押圧
を解除するにしても、コネクタが幹線ケーブル28に対
して移動したり、或いは分岐ケーブル30がコネクタか
ら脱落したりすることはない。
【0033】また、上記第2の仮係合状態においては、
14に示すようにハウジング37のケーブル案内部4
5とカバー49との間に分岐ケーブル30の先端部に対
応した窓部58が形成されるので、その窓部58を通じ
てコネクタに分岐ケーブル30が確実に保持されている
か否かを確認することができる。
【0034】最終の第3の装着過程では、ハウジング3
7に仮止めされた各カバー49を図15に示すようにプ
ライヤ等の工具を用いて締付ける。このとき、各カバー
49の外面には膨出部57が形成されているので、各カ
バー49がプライヤから押圧力を受けるにしても、その
押圧力を膨出部57により受けることができる。従っ
て、プライヤからカバー49に対してハウジング37へ
の装着方向から傾いた大きな押圧力が作用するにして
も、カバー49をハウジング37に確実に装着すること
ができる。また、カバー49の一方の側面に設けられた
係合片52はハウジング37のガイド部43間に挾持さ
れた状態で案内されると共に、他方の側面に設けられた
係合片53はガイド部43を挾持した状態で案内される
ので、カバー49はハウジング37への装着方向のみに
案内される。
【0035】そして、各カバー49のハウジング37に
対する進行により係合片52の係合爪52aが係合壁部
55から脱出すると、図12に示すように係合片52の
係合爪52aがハウジング37の第3の山部42若しく
は第1の山部40を乗越えると共に係合突部54が係合
壁部55の端面に係合する。この結果、カバー49はハ
ウジング37に装着された状態で固着される。このと
き、幹線ケーブル28及び分岐ケーブル30はカバー4
9のケーブル受部50に押圧されてコンタクト部材47
に強く挟圧されるので、コンタクト部材47の切削部4
7aにより外被が押し破られると共に、内部の導体部が
スリット47bに圧入し、以て幹線ケーブル28と分岐
ケーブル30とはそれらを形成する各ケーブル毎に電気
的に接続される。
【0036】このような構成によれば、各カバー49を
ハウジング37に装着する際に、第1の装着過程として
コネクタに対して幹線ケーブル28及び分岐ケーブル3
0の摺動が可能な第1の仮係合状態に保持するに続い
て、第2の装着過程としてコネクタに各ケーブル28,
30を仮固定した第2の仮係合状態に保持し、第3の装
着過程としてコネクタに各ケーブルを導通状態で固定す
るようにしたので、コネクタに対する各ケーブル28,
30の位置決め作業及び装着作業を簡単且つ確実に行う
ことができる。
【0037】また、ハウジング37の側面にガイド部4
3を設け、カバー49をハウジング37に装着する際
に、カバー49の係合片52,53をガイド部43に沿
って案内するようにしたので、コンタクト部材47に対
する各ケーブル28,30の押圧状態に差を生じた場合
であっても、カバー49をハウジング37に傾くことな
く確実に装着することができる。
【0038】さらに、カバー49の外面に形成した膨出
部57によりプライヤ等の工具からの押圧力を受けるこ
とにより、プライヤのような汎用工具によりカバー49
をハウジング37に確実に装着できるようにしたので、
特別な治具或いは工具を必要とせず、現場における作業
性が極めて優れている。
【0039】また、ハウジング37に設けたケーブル案
内部45により分岐ケーブル30の先端部を保持するよ
うにしたので、カバー49をハウジング37に装着する
際に分岐ケーブル30がコンタクト部材47から後退し
ないように手で保持しておく必要がなくなり、作業効率
を向上することができる。
【0040】ところで、幹線ケーブル28はこれの中間
部にコネクタが接続されるという事情から必然的に平形
多芯ケーブルを使用する必要があるが、分岐ケーブル3
0としてはアドレスユニット等の制御機器から導出され
ているケーブルが接続されるので、平形多芯ケーブルよ
りもキャブタイヤケーブルの外被を剥いて使用するのが
一般的である。ここで、平形多芯ケーブルは複数のケー
ブルが一体となっていることから、ハウジング37に対
して位置決めするのは容易であるが、分岐ケーブル30
としてキャブタイヤケーブルが使用されている場合には
ケーブル同士は分離されており、全てのケーブルを手で
保持することは極めて困難である。
【0041】しかしながら、本実施例では、上述したよ
うに分岐ケーブル30の先端部をケーブル案内部45に
より保持する構成であるので、分岐ケーブル30の種別
にかかわらずケーブル案内部45に容易に保持すること
ができて実用上極めて有用である。しかも、分岐ケーブ
ル30のケーブル本数が幹線ケーブル28の本数よりも
少ない場合であっても、ケーブル案内部45により分岐
ケーブル30を確実に保持することができるので、分岐
ケーブル30の種別の適用範囲を一層拡大することがで
きる。
【0042】さらに、ハウジング37にカバー49が装
着された形態でコネクタに窓部58を形成し、その窓部
58を通じて分岐ケーブル30の先端位置を確認できる
ようにしたので、コネクタへの分岐ケーブル30の接続
を確実に実行することができる。
【0043】図16乃至図20は本考案の第実施例を
示している。この第実施例では、幹線ケーブルと分岐
ケーブルのケーブルの軸方向を直交して接続するコネク
タを対象としている。
【0044】図17及び図18はハウジングを示してい
る。これらの図17及び図18において、ハウジング5
9には第1のケーブル受部60及び第2のケーブル受部
61が対面形成されている。ハウジング59の一方の対
向する側面端部には図示上方に連なって第1の山部6
2,第2の山部63及び第3の山部64が形成されてい
ると共に側面中央部には係合突部65が形成されてい
る。同様に、ハウジング59の他方の対向する側面端部
には図示下方に連なって第1の山部62,第2の山部6
3及び第3の山部64が形成されていると共に側面中央
部には係合突部65が形成されている。ハウジング59
において第2のケーブル受部61に対応して壁面部66
が形成されている。
【0045】ハウジング59にはコンタクト部材67が
装着されている。このコンタクト部材67は中央部で9
0°捩られていると共にその中央部がハウジング59に
埋設されており、これによりコンタクト部材67におい
てハウジング59の第1及び第2のケーブル受部60,
61から突出した先端部は互いに直交した方向を指向と
してる。
【0046】図19及び図20はカバーを示している。
これらの図19及び図20において、カバー68にはケ
ーブル受部69が形成されていると共に、そのケーブル
受部69を横断するコンタクト部材67挿入用のスリッ
ト70が形成されている。カバー68の隅部には係合脚
71が形成されており、その先端内面には内方に指向す
る係合爪71aが形成されている。係合脚71はケーブ
ル受部69に沿った係合壁部72により連結されてい
る。この係合壁部72の中央部には係合孔73が形成さ
れていると共に先端中央部には傾斜面72aが形成され
ている。そして、カバー68の外面には半球状の湾曲面
を有する膨出部74が形成されている。この場合、カバ
ー68の係合脚71及び係合孔73、並びにハウジング
59の第1乃至第3の山部62〜64及び係合突部65
が係合手段に設定されている。
【0047】上記構成の場合、カバー68をハウジング
59に押込むと、カバー68の係合脚71の係合爪71
aがハウジング59の第1の山部62に係合して第1の
仮係合状態となるので、その第1の仮係合状態で幹線ケ
ーブル28及び分岐ケーブル30とコネクタとの位置を
調整することができる。そして、カバー68をさらに強
く押込むと、カバー68の係合脚71の係合爪71aが
ハウジング59の第2の山部63に係合して第2の仮係
合状態となるので、その第2の仮係合状態で幹線ケーブ
ル28及び分岐ケーブル30をコネクタに対して仮固定
することができる。さらに、カバー68をハウジング5
9に押込むと、カバー68の係合脚71の係合爪71a
がハウジング59の第3の山部64に係合すると共にカ
バー68の係合孔73がハウジング59の係合突部65
に係合するので、カバー68をハウジング59に固着す
ることができる。以上の装着作業の結果、幹線ケーブル
28及び分岐ケーブル30をコネクタにより直交した状
態で電気的に接続することかできる。
【0048】この第実施例によれば、各カバー68を
ハウジング59に装着する際に、コネクタに対して幹線
ケーブル28及び分岐ケーブル30の移動が可能な第1
の仮係合状態に保持するのに続いて、コネクタに対して
各ケーブル28,30が半固定された第2の仮係合状態
に保持した後に、コネクタに対して各ケーブル28,3
0が固定された固着状態となるようにしたので、幹線ケ
ーブル28及び分岐ケーブル30を直交させた状態で両
方のケーブル28,30を簡単且つ確実に接続すること
ができる。
【0049】また、カバー68に形成された半球状の膨
出部74によりプライヤ等の工具からの押圧力を受ける
ようにしたので、汎用工具によりカバー68をハウジン
グ59に確実に装着することができる。
【0050】尚、カバーとハウジングとの係合手段は上
記各実施例に限定されることなく、種々変形して実施す
ることができるのは勿論である。
【0051】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考案
の並列多芯ケーブル相互接続用コネクタによれば、以下
の効果を奏する。
【0052】請求項1記載のものによれば、1対のカバ
ーのハウジングへの装着過程で各カバーと上記ハウジン
グの前記複数のコンタクト部材との間が夫々前記ケーブ
ル及び分岐ケーブルのケーブル径を上回るように所定距
離離間した第1の仮係合状態、及び上記カバーと上記ハ
ウジングの前記複数のコンタクト部材との間が夫々前記
幹線ケーブル及び分岐ケーブルのケーブル径よりも僅か
に小さくなるように所定距離離間した第2の仮係合状態
に順次保持すると共に、上記各カバーが前記ハウジング
に完全に装着された状態で固着する係合手段を設けたの
で、第1の仮係合状態としてコネクタが幹線ケーブル及
び分岐ケーブルに対して移動自在な位置に設定すると共
に、第2の仮係合状態としてコネクタが各ケーブルに対
して半固定された位置に設定することにより、各ケーブ
ルへのコネクタの装着作業に加えて位置決め作業が容易
となる。
【0053】請求項2記載のものによれば、カバーに、
ハウジングへの押圧力を受ける湾曲面を有する膨出部を
設けたので、カバーをハウジングに装着する際に例えば
プライヤのような工具が使用された場合であっても、カ
バーに対して傾くことなく工具からの押圧力を印加する
ことができる。
【0054】請求項3記載のものによれば、ハウジング
に、ケーブル受部と対向した状態で奥方となるに従って
当該ケーブル受部に接近するように傾斜したケーブル案
内面を有し当該ケーブル案内面とケーブル受部とにより
穴状空間部を形成するケーブル案内部を設けたので、コ
ネクタに対する分岐ケーブルの位置決め作業が容易とな
る。
【0055】請求項4記載のものによれば、分岐ケーブ
ルのケーブル案内部に対する挿入方向と直交する方向に
窓部を設けたので、コネクタに対する分岐ケーブルの固
定状態を簡単に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す全体の分解斜視図
【図2】ハウジングの表側を示す斜視図
【図3】ハウジングの裏側を示す斜視図
【図4】コンタクト部材の正面図
【図5】コンタクト部材の側面図
【図6】ハウジングの部分断面図
【図7】ハウジングの部分平面図
【図8】カバーの表側を示す斜視図
【図9】カバーの裏側を示す斜視図
【図10】第1の仮係合状態で示す全体の縦断面図
【図11】第2の仮係合状態で示す全体の縦断面図
【図12】固着状態で示す全体の縦断面図
【図13】分岐ケーブルの保持状態で示すハウジングの
縦断側面図
【図14】分岐ケーブルの固着状態を示す全体の平面図
【図15】プライヤによる締付状態で示す全体の正面図
【図16】本考案の第2実施例を示す全体の分解斜視図
【図17】ハウジングの表側を示す斜視図
【図18】ハウジングの裏側を示す斜視図
【図19】カバーの表側を示す斜視図
【図20】カバーの裏側を示す斜視図
【図21】従来例におけるコントロールユニットと入出
力機器との接続状態を示す概略図
【図22】係合状態で示す全体の斜視図
【図23】ケーブルの接続状態で示すコンタクト部材の
斜視図
【図24】組付状態で示す全体の縦断面図
【符号の説明】 7はハウジング、38は第1のケーブル受部、39は
第2のケーブル受部、40〜42は山部(係合手段)、
5はケーブル案内部、46はケーブル案内面、47は
コンタクト部材、49はカバー、50はケーブル受部、
52,53は係合片(係合手段)、54は係合突部(係
合手段)、55は係合壁部(係合手段)、57は膨出
部、59はハウジング、60は第1のケーブル受部、6
1は第2のケーブル受部、62〜64は山部(係合手
段)、65は係合突部(係合手段)、67はコンタクト
部材、68はカバー、71は係合脚(係合手段)、73
は係合孔(係合手段)、74は膨出部である。

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並列多芯の幹線ケーブルを受ける第1の
    ケーブル受部と並列多芯の分岐ケーブルを受ける第2の
    ケーブル受部とが対面形成されたハウジングと、 このハウジングの貫通状態で前記第1及び第2のケーブ
    ル受部から突出するように設けられ前記幹線ケーブル及
    び分岐ケーブルが導通状態で圧着される複数のコンタク
    ト部材と、 前記第1及び第2のケーブル受部への装着状態で前記幹
    線ケーブル及び分岐ケーブルを受けるケーブル受部が形
    成された1対のカバーと、 これらのカバーの前記ハウジングへの装着過程で上記各
    カバーと上記ハウジングの前記複数のコンタクト部材と
    の間が夫々前記ケーブル及び分岐ケーブルのケーブル径
    を上回るように所定距離離間した第1の仮係合状態、及
    び上記カバーと上記ハウジングの前記複数のコンタクト
    部材との間が夫々前記幹線ケーブル及び分岐ケーブルの
    ケーブル径よりも僅かに小さくなるように所定距離離間
    した第2の仮係合状態に順次保持すると共に、上記各カ
    バーが前記ハウジングに完全に装着された状態で固着す
    る係合手段とを備え第1の仮係合状態及び第2の仮係合状態を経て前記カバ
    ーを前記ハウジングに固着することを特徴とする 並列多
    芯ケーブル相互接続用コネクタ。
  2. 【請求項2】 カバーに、前記ハウジングへの押圧力を
    受ける湾曲面を有する膨出部を設け、 前記膨出部で受けた押圧力により第1の仮係合状態及び
    第2の仮係合状態を経てカバーをハウジングに固着する
    ことを特徴とする請求項1記載の 並列多芯ケーブル相互
    接続用コネクタ。
  3. 【請求項3】 ハウジングに、ケーブル受部と対向した
    状態で奥方となるに従って当該ケーブル受部に接近する
    ように傾斜したケーブル案内面を有し当該ケーブル案内
    面とケーブル受部とにより穴状空間部を形成するケーブ
    ル案内部を設け、 分岐ケーブルがコンタクト部材の上方を通過した状態で
    前記ケーブル案内部に挿入されたときは、その分岐ケー
    ブルの先端部を前記ケーブル案内面で案内しながらコン
    タクト部材で受けることにより前記ケーブル受部側に案
    内した位置決め状態で保持することを特徴とする請求項
    1又は2記載の 並列多芯ケーブル相互接続用コネクタ。
  4. 【請求項4】 分岐ケーブルのケーブル案内部に対する
    挿入方向と直交する方向に窓部を設け、 前記窓部を通じて前記ケーブル案内部に挿入された前記
    分岐ケーブルの先端部を確認できるようにしたことを特
    徴とする請求項3記載の 並列多芯ケーブル相互接続用コ
    ネクタ。
JP1993042049U 1992-12-25 1993-07-30 並列多芯ケーブル相互接続用コネクタ Expired - Lifetime JP2570850Y2 (ja)

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US08/267,362 US5498172A (en) 1993-07-30 1994-06-29 Electrical connector for interconnecting parallel multiconductor cables

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JP4-88835 1992-12-25
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