JP2570645Y2 - 電気集塵機用スイッチ装置 - Google Patents

電気集塵機用スイッチ装置

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JP2570645Y2
JP2570645Y2 JP1992058717U JP5871792U JP2570645Y2 JP 2570645 Y2 JP2570645 Y2 JP 2570645Y2 JP 1992058717 U JP1992058717 U JP 1992058717U JP 5871792 U JP5871792 U JP 5871792U JP 2570645 Y2 JP2570645 Y2 JP 2570645Y2
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switch
suction grill
dust collector
decorative panel
electric dust
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JP1992058717U
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朗彦 坂下
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Daikin Industries Ltd
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Electrostatic Separation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、空気調和機に用いら
れる電気集塵機のスイッチ技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気集塵機は、周知の通り空気調和機等
に広く用いられており、活性炭等のフィルタや集塵エレ
メントを備えている。前者は、空気中より臭化性ガスを
取り除くものである。一方、後者は、エレメント中の集
塵電極に数kVの高電圧を印加することにより、空気中
に含まれる塵埃を取り除くものである。そのため、電気
集塵機使用に際しては、フィルタの清掃や集塵エレメン
トの交換等のメンテナンスが必要となる。従って当該メ
ンテナンスを行う場合には、先ず、集塵エレメントをO
FFにすることが安全上不可欠となる。
【0003】その様な安全性確保の技術としては、例え
ば、実公昭54−19578号公報に開示されたものが
ある。係る従来技術を要約すれば、次の通りとなる。即
ち、電気集塵機のケース中、集塵エレメントに面した部
分を開閉自在の扉としておき、しかも当該扉の内側に押
釦スイッチを設けて、閉鎖時にのみ押釦スイッチが集塵
エレメントに触れて押圧されることにより作動する様に
したものである。
【0004】この様な技術は、空気調和機用の電気集塵
機においても応用されている。但し、空気調和機に適用
した場合には、前述の扉に相当する部分が吸引グリルと
なり、又、前述の押釦スイッチに相当するドアスイッチ
が当該吸引グリルと分離されて配設されることとなる。
【0005】その様な空気調和機への適用例を、図7及
び図8(縦断面図)に示す。ここで図7は、吸引グリル
3が開いた状態を示しており、化粧パネル1の開口部上
に設けられたドアスイッチ5はOFF状態となってい
る。一方、図8は、吸込グリル3が閉じた状態を示して
おり、ドアスイッチ5は吸引グリル3に押され、ON状
態にある。吸込グリル3の固定は、吸込グリル開閉つま
み2によって行われている。この様に、吸引グリル3を
開閉することによって電気集塵機13のON・OFFを
切替えることができ、安全の確保が図られている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術では、スイッチが吸込グリルの押圧で作動していた
ため、当該押圧によって吸引グリルが変形するという問
題点が発生していた。又、化粧パネルを少し開いて信頼
性試験等を行うという場合には、スイッチが完全に切れ
ないという問題点も発生していた。
【0007】この考案は係る問題点を解消すべくなされ
たものであり、変形することもなく且つ確実に作動させ
ることができる電気集塵機用スイッチ装置を、空気調和
機に用いられるものとして提供しようとするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る考案は、
化粧パネルと化粧パネルに開閉自在に取り付けられた吸
い込みグリルと電気集塵機とを有する空気調和機に於い
て、電気集塵機をオン又はオフ状態にするために用いら
れる電気集塵機用スイッチ装置であって、(a)化粧パ
ネル内に配設され、作動端子を有しており、電気集塵機
と当該電気集塵機用電源との間に接続されたスイッチ
と、(b)吸い込みグリルが閉じられた状態に於いての
み、吸い込みグリル側からスイッチに向けて突出可能で
あり、当該突出を介して作動端子に接触することにより
スイッチをオン状態に作動できる作動手段とを備えたも
のである。
【0009】又、請求項2に係る考案は、吸い込みグリ
ルを化粧パネルに固定するために吸い込みグリル内に配
設した開閉つまみを作動手段として用いており、しかも
突出は当該開閉つまみを移動することにより行われるも
のである。
【0010】
【作用】請求項1に係る考案では、吸い込みグリルが閉
じられた後に作動手段をスイッチに向けて突出させる
と、作動手段はスイッチの作動端子に接触する。この接
触により、スイッチはオンに作動し、電気集塵機と電気
集塵機用電源とを接続する。一方、吸い込みグリルが開
かれた状態では、作動手段はスイッチの作動端子に接触
しえないため、スイッチは作動しない。即ち、スイッチ
はオフ状態となっており、電気集塵機と電気集塵機用電
源との接続を切断する。
【0011】請求項2に係る考案では、吸い込みグリル
を閉じた後、化粧パネルに固定するために開閉つまみを
移動させると、開閉つまみは吸い込みグリルから化粧パ
ネル内のスイッチに向けて移動し、作動端子に接触す
る。これにより、スイッチは作動する。他方、開閉つま
みを作動端子から引き離し、吸い込みグリル内へと移動
させると、スイッチは作動しなくなる。このとき、吸い
込みグリルを開くことができる。
【0012】
【実施例】図5は、この考案の一実施例である電気集塵
機用スイッチ装置が用いられた空気調和機の室内ユニッ
トを示す縦断面図である。但し、空気調和機本体10
(以後本体10と略称する)の内部の主要な部品(熱交
換器、ファン等)は本実施例の以後の説明に直接関係し
ていないため、本図ではそれらの図示が省略されてい
る。
【0013】同図に示す通り、本体10は、吊り金具1
2を介して固定ボルト11に取り付けられている。又、
本体10の下面には、シールド部材18を介して、化粧
パネル6が据付けられている。当該据付けはビス止めに
よりなされるが、その図示化は省略している。この化粧
パネル6は、通風路17に繋がった吹き出し口21及び
後述する吸い込みグリルが配設される吸込み口22を備
えており、天井面20と接触することにより天井開口部
19を覆っている。又、本体10の下面側には、電気集
塵機13が配設されている。
【0014】図6は、電気集塵機13の電気的構成を示
すブロック図である。電気集塵機13は、2つの集塵エ
レメント14、15を有している。又、これらの集塵エ
レメント14、15は、共に、図示しない2つの電極
(アース電極を除く)を有しており、当該電極を介して
高圧電源ユニット16に接続されている。一方、高圧電
源ユニット16は、ドアスイッチ7を介して商用電源2
3に接続されている。従って、ドアスイッチ7がON状
態にあるときにのみ、高圧電圧ユニット16は、商用電
源23より供給される200V(50/60Hz)の電
圧を更に高圧の電圧V1,V2に変換し、当該電圧V
1,V2を集塵エレメント14,15に印加する。
【0015】次に、化粧パネルとその周辺部の構成につ
いて説明する。以下に述べる様に、本化粧パネルは、本
考案の中核たる電気集塵機用スイッチ装置を備えてい
る。ここで、図1及び図3は、天井面20にセッティン
グされた化粧パネル6の縦断面図を示している。特に、
図1は吸込グリル3が開いた状態を示しているのに対し
て、図3は吸込グリルが閉じた状態を示している。又、
図2は、吸込グリル3を閉じた状態とはしているが、ま
だ吸込グリル3を化粧パネル6に固定していない状態に
於ける、吸込グリル開閉つまみ2の拡大図(縦断面図)
を示している。更に図4は、吸込グリル3を化粧パネル
6に固定した状態での吸込グリル開閉つまみ2の拡大図
(図3の波線内の拡大図)を示している。以下、これら
の図1〜4に基づき説明を展開する。
【0016】図1に示す通り、吸込グリル3は、その一
端A′を軸として回転自在となる様に、吸込み口を形成
する化粧パネル6の内面A,Bの内、A面側に取付けら
れている。一方、吸込グリル3の他端B′側には、L字
型の吸込グリル開閉つまみ2が設けられている。この吸
込みグリル開閉つまみ2は、図2に示す様に、孔9の開
口幅内で+X、−X方向に移動可能である。しかも、吸
引グリル開閉つまみ2は吸引グリル3の他端B′に設け
られた孔9′を貫通しているため、当該つまみ2を+X
方向へ移動させると、当該つまみ2は他端B′より内面
Bに向かって突出することとなる。
【0017】一方、化粧パネル6の内面Bには孔4が形
成されている。しかも孔4は、吸込グリル3を閉じたと
きに吸込グリル3側の孔9′と対向する様に形成されて
いる。又、化粧パネル6の内面Bを形成する部分24は
中空間25を有しており、この中空間25と孔4とは繋
がっている。そして、中空間25内にドアスイッチ7が
配設されており、ドアスイッチ7より作動端子8が突出
している。従って、吸引グリル3が閉じていない状態
(図1)及び閉じていても固定されていない状態(図
2)では、ドアスイッチ7は作動しておらず、OFF状
態にある。以上の様に、孔4及び9′は、吸引グリル開
閉つまみ2が中空間25内へ移動して、作動端子9に接
触するためのガイドとして機能する。
【0018】今、吸引グリル3を閉じ、化粧パネル6に
固定するものとする。当該固定は、吸引グリル開閉つま
み2を+X方向へ移動することにより行われる。このと
き、吸引グリル開閉つまみ2は作動端子8に接触し、更
に吸引グリル開閉つまみ2を移動すると、作動端子8は
ドアスイッチ7内部に押上げられ、ドアスイッチ7はO
N状態となる。その結果、電気集塵機13が作動するこ
とは既述した通りである。
【0019】逆に、作業者が電気集塵機13のメンテナ
ンス等を行う場合には、先ず吸引グリル開閉つまみ2を
−X方向へ移動して当該つまみ2を吸引グリル3内に収
納すれば良い。その結果、ドアスイッチ7はOFF状態
となって電気集塵機13をOFF状態にできるととも
に、吸引グリル3を開くことができる様になる。
【0020】以上の様に、本実施例では、従来技術の様
に上下方向(重力方向)でドアスイッチの切替えを行う
のでなく、(上下方向に垂直な)水平方向において当該
スイッチの切替えを行う様にしたものであり、これによ
り、吸引グリル3の開閉作業とドアスイッチの切替え作
業を分離することができる。この分離の結果、確実にド
アスイッチ7を切った上で、吸引グリル3を開くことが
できる。又、吸引グリル開閉つまみ2を水平方向にスラ
イドするだけでドアスイッチ7の作動端子8を押上げる
ことができ、作動端子8には強い衝撃力が加わらないた
め、ドアスイッチ7の変形を防止し得る。
【0021】
【考案の効果】請求項1及び2に係る考案によれば、吸
い込みグリルを閉じた後にスイッチをオン状態に作動で
きる。逆に吸い込みグリルが開いた状態では、スイッチ
は必ずオフ状態にある。従って、電気集塵機を確実にオ
フ状態にした上で、吸い込みグリルの開閉作業を行うこ
とができ、電気集塵機用スイッチ装置の信頼性向上に資
するとともに、作業者の安全性を高めることができる。
又、突出によってスイッチをオン・オフ状態と切替えて
いるので、スイッチに加わる力は従来技術に比して強く
なく、スイッチの変形等を防止することができる。この
こともまた、本装置の安全性及び信頼性向上に寄与し得
るものである。
【0022】特に、請求項2に係る考案では、固定用の
開閉つまみを移動するだけでスイッチの切替えを行うこ
とができ、作業の安全・確実性のみならず、その簡易性
をも実現し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例である化粧パネルの吸引グ
リルが開いた状態を示す縦断面図である。
【図2】ドアスイッチOFF時における吸引グリル開閉
つまみとドアスイッチとの関係を示す縦断面図である。
【図3】吸引グリルが閉じた状態を示す縦断面図であ
る。
【図4】ドアスイッチON時における吸引グリル開閉つ
まみとドアスイッチとの関係を示す縦断面図である。
【図5】この考案の一実施例である化粧パネルを据付け
た空気調和機を示す縦断面図である。
【図6】電気集塵機の回路構成を示すブロック図であ
る。
【図7】従来技術を示す縦断面図である。
【図8】従来技術を示す縦断面図である。
【符号の説明】
2 吸込グリル開閉つまみ 3 吸収グリル 6 化粧パネル 7 ドアスイッチ 10 本体 13 電気集塵機 14、15 集塵エレメント

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化粧パネルと前記化粧パネルに開閉自在
    に取り付けられた吸い込みグリルと電気集塵機とを有す
    る空気調和機に於いて、前記電気集塵機をオン又はオフ
    状態にするために用いられる電気集塵機用スイッチ装置
    であって、 (a) 前記化粧パネル内に配設され、作動端子を有し
    ており、前記電気集塵機と当該電気集塵機用電源との間
    に接続されたスイッチと、 (b) 前記吸い込みグリルが閉じられた状態に於いて
    のみ、前記吸い込みグリル側から前記スイッチに向けて
    突出可能であり、当該突出を介して前記作動端子に接触
    することにより前記スイッチをオン状態に作動できる作
    動手段とを、 備えたことを特徴とする電気集塵機用スイッチ装置。
  2. 【請求項2】 前記吸い込みグリルを前記化粧パネルに
    固定するために前記吸い込みグリル内に配設した開閉つ
    まみを前記作動手段として用いており、しかも前記突出
    は当該開閉つまみを移動することにより行われることを
    特徴とする請求項1記載の電気集塵機用スイッチ装置。
JP1992058717U 1992-07-28 1992-07-28 電気集塵機用スイッチ装置 Expired - Lifetime JP2570645Y2 (ja)

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JPH0614823U JPH0614823U (ja) 1994-02-25
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