JP2570623B2 - スルーホール加工装置及び方法 - Google Patents
スルーホール加工装置及び方法Info
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- JP2570623B2 JP2570623B2 JP6176375A JP17637594A JP2570623B2 JP 2570623 B2 JP2570623 B2 JP 2570623B2 JP 6176375 A JP6176375 A JP 6176375A JP 17637594 A JP17637594 A JP 17637594A JP 2570623 B2 JP2570623 B2 JP 2570623B2
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Description
及び方法に関し、特に加工パターンのピンが形成された
スルーホール加工用凸型と、それに対応する打抜き用穴
が形成されたスルーホール加工用凹型を用いて薄板にス
ルーホールを加工するスルーホール加工装置及び方法に
関する。
すように被加工物であるグリーンシートの薄板29に開
けるスルーホールに対応してピン21aが設けられたス
ルーホール加工用凸型21と、厚さ0.1mm程度のス
テンレス板からなりピン21aに対応してピン21aに
嵌合する径の打抜き用穴22bが設けられたスルーホー
ル加工用凹型22と、スルーホール加工用凸型21を固
定しモータ等を駆動源として移動するテーブル23と、
粘着テープ26を供給するテープ供給リール24と、粘
着テープ26を巻き取るテープ巻取りリール25と、加
圧シリンダ28によって上下動し、掛けられた粘着テー
プ26をスルーホール加工用凹型22上に押し付け加圧
する加圧ローラ27とを有している。
を載せ、さらに薄板29上にスルーホール加工用凹型2
2をピン21aに打抜き用穴22aの位置が合うように
乗せて固定する。次に加圧ローラ27をスルーホール加
工用凹型2の上面に押し付けながらテーブル23を移動
させてスルーホール加圧用凹型2の全面を押圧させる。
また、テーブル23の移動に合わせて粘着テープ26が
加圧ローラ27上を走行するようにしてテープ供給リー
ル24及びテープ巻取りリール25を動作させる。加圧
ローラ27で押されるとスルーホール加工用凹型22は
撓んで押し下げられピン21aが打抜き用穴22aに嵌
入して薄板29を打抜いて薄板29にスルーホールを形
成する。薄板29のピン21aにより打抜かれた部分の
抜きかす29aが粘着テープ26に付着されて除去され
る。
9をスルーホール加工用凸型21及びスルーホール加工
用凹型22から分離した後に薄板29を目視検査により
或は画像処理装置等を用いて検査(特開平02−190
702号公報、特開平02−148797号公報参照)
している。
工装置では、スルーホールの加工状態を検査する際に、
被加工物の薄板を、スルーホール加工用凸型及びスルー
ホール加工用凹型から分離していた。そのため、スルー
ホールが加工されていない箇所があった場合、その箇所
に打抜き用のピンと穴を位置合わせしてスルーホールの
再加工を行うためには、高精度な位置決めが必要であっ
た。グリーンシートの製造では、スルーホールの再加工
が実際には非常に困難なため検査で未加工のスルーホー
ルが検出されたグリーンシートの薄板は廃棄されてい
た。
工装置は、薄板にスルーホールを打抜くためのピンが植
設されたスルーホール加工用凸型と、前記ピンに対応し
て打抜き用穴が形成されたスルーホール加工用凹型と、
間に薄板を挟んで上面にスルーホール加工用凹型を載置
したスルーホール加工用凸型を固定し移動可能なテーブ
ルと、光を透過させる粘着テープを供給するテープ供給
リールと、前記粘着テープを巻き取るテープ巻取りリー
ルと、前記粘着テープが掛けられ下降して前記粘着テー
プをスルーホール加工用凹型上に加圧しながら前記テー
ブルの移動に合わせて前記粘着テープを走行させ前記ピ
ン及び前記打抜き用穴による前記薄板の抜きかすを前記
粘着テープに付着させる加圧ローラと、前記加圧ローラ
と前記テープ巻取りリールとの間の前記粘着テープが走
行する表面に前記打抜き用穴に対応して検査用穴が形成
されたスルーホール検査用凹型と、前記スルーホール検
査用凹型の裏側に設置した光源と、前記光源からの光を
拡散して前記検査用穴に入射する拡散板とを備えてい
る。
スルーホールを打抜くためのピンが植設されたスルーホ
ール加工用凸型と、前記ピンに対応して打抜き用穴が形
成されたスルーホール加工用凹型と、前記スルーホール
加工用凸型及び前記スルーホール加工用凹型の間に薄板
を挟み前記スルーホール加工用凹型を光を透過させる粘
着テープを介して加圧して前記ピン及び打抜き用穴によ
り薄板を打抜いた抜きかすを前記粘着テープに付着させ
る加圧手段と、前記打抜き用穴に対応して設けられた検
査用穴が設けられた表面に薄板の抜きかすが付着した前
記粘着テープが配置されるスルーホール検査用凹型と、
前記スルーホール検査用凹型の裏側から前記検査用穴に
光を照らす光源とを備えている。
植設されたスルーホール加工用凸型に、間に薄板を挟ん
で前記ピンに対応して打抜き用穴が形成されたスルーホ
ール加工用凹型を押し付ける際に前記スルーホール加工
用凹型の前記スルーホール加工用凸型とは反対側の面に
光を透過させる粘着テープを押し付けてこの粘着テープ
に前記打抜き用穴を通って打ち抜かれた薄板の抜きかす
を付着させ、スルーホール検査用凹型に前記打抜き用穴
に対応して設けられた検査用穴に付着した抜きかすを合
わせて前記粘着テープを前記スルーホール検査用凹型上
に配置し、前記スルーホール検査用凹型の裏側から照ら
した光が前記粘着テープに付着した抜きかすに遮られず
に前記検査用穴を通るか否かを検査することを特徴とす
る。
て説明する。
工装置を示す構成図である。
成されたスルーホール加工用凸型1と、ピン1aに対応
する打抜き用穴2aが形成されたスルーホール加工用凹
型2と、スルーホール加工用凸型1、凹型2及び被加工
物の薄板12を固定し、モータ等を駆動源として移動す
るテーブル3と、光を透過させる粘着テープ6を供給す
るテープ供給リール4と、粘着テープ6を巻き取るテー
プ巻取りリール5と、加圧シリンダ8によって上下動
し、粘着テープ6をスルーホール加工用凹型2上に押し
付け、加圧する加圧ローラ7と、粘着テープ6の巻取り
経路の内、加圧ローラ7とテープ巻取りリール5との間
に位置し、粘着テープが走行する表面に打抜き用穴2a
に対応して加工パターンの検査用穴9aが形成されたス
ルーホール検査用凹型9と、スルーホール検査用凹型9
の裏側に設置された光源10と、スルーホール検査用凹
型9と光源10との間に設置され光を拡散させる拡散板
11とで構成される。
圧ローラ7を下降させ、スルーホール加工用凹型2を加
圧した状態でテーブル3を移動させると、スルーホール
加工用凸型1及びスルーホール加工用凹型2の間にセッ
トした薄板12にはスルーホールが加工され、その抜き
かす12aは加工パターンを形成して粘着テープ6に張
り付く。加圧ローラ7を上昇させてスルーホール加工用
凹型2から離した後、粘着テープ6上に抜きかす12a
で形成されたパターンがスルーホール検査用凹型9の検
査用穴9aと一致するまで粘着テープ6をリール5に巻
取り、検査用穴9aのパターンと、粘着テープ6に抜き
かす12aで形成されたパターンとを合致させる。スル
ーホール検査用凹型9の裏より光を当てると、スルーホ
ールの加工された箇所は、粘着テープ6に付着した抜き
かす12aがスルーホール検査用凹型9の検査用穴9a
と一致する位置に来るため裏からの光を遮光する。ま
た、スルーホールの加工されていない箇所には抜きかす
12aが粘着テープ6に付着していないため裏からの光
がスルーホール検査用凹型9の検査用穴9aを通して見
える。こうして容易にスルーホールの加工状態が検査で
き、このとき薄板試料12はスルーホール加工用凸型1
及び凹型2にセットしたままの状態であるため、薄板試
料12にスルーホールの加工されていない箇所がある場
合には、再度加圧ローラ7でスルーホール加工用凹型2
を加圧することでパターンズレ無しに薄板12のスルー
ホールを再加工出来る。
本発明によればスルーホールを加工した抜きかすと、ス
ルーホール検査用凹型のパターンを一致させ、スルーホ
ール検査用凹型の裏より光を当てることで容易に加工状
態が検査できる。また、このとき被加工物の薄板はスル
ーホール加工用凸型及び凹型にセットしたままの状態で
あるため、薄板にスルーホールの加工されていない部分
がある場合には再度加圧することでパターンズレ無しに
スルーホールが加工出来、再加工するための高精度な位
置決めを要しないという効果を有する。
成図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 薄板にスルーホールを打抜くためのピン
が植設されたスルーホール加工用凸型と、前記ピンに対
応して打抜き用穴が形成されたスルーホール加工用凹型
と、間に薄板を挟んで上面にスルーホール加工用凹型を
載置したスルーホール加工用凸型を固定し移動可能なテ
ーブルと、光を透過させる粘着テープを供給するテープ
供給リールと、前記粘着テープを巻き取るテープ巻取り
リールと、前記粘着テープが掛けられ下降して前記粘着
テープをスルーホール加工用凹型上に加圧しながら前記
テーブルの移動に合わせて前記粘着テープを走行させ前
記ピン及び前記打抜き用穴による前記薄板の抜きかすを
前記粘着テープに付着させる加圧ローラと、前記加圧ロ
ーラと前記テープ巻取りリールとの間の前記粘着テープ
が走行する表面に前記打抜き用穴に対応して検査用穴が
形成されたスルーホール検査用凹型と、前記スルーホー
ル検査用凹型の裏側に設置した光源と、前記光源からの
光を拡散して前記検査用穴に入射する拡散板とを含むこ
とを特徴とするスルーホール加工装置。 - 【請求項2】 薄板にスルーホールを打抜くためのピン
が植設されたスルーホール加工用凸型と、前記ピンに対
応して打抜き用穴が形成されたスルーホール加工用凹型
と、前記スルーホール加工用凸型及び前記スルーホール
加工用凹型の間に薄板を挟み前記スルーホール加工用凹
型を光を透過させる粘着テープを介して加圧して前記ピ
ン及び打抜き用穴により薄板を打抜いた抜きかすを前記
粘着テープに付着させる加圧手段と、前記打抜き用穴に
対応して設けられた検査用穴が設けられた表面に薄板の
抜きかすが付着した前記粘着テープが配置されるスルー
ホール検査用凹型と、前記スルーホール検査用凹型の裏
側から前記検査用穴に光を照らす光源とを含むことを特
徴とするスルーホール加工装置。 - 【請求項3】 ピンが植設されたスルーホール加工用凸
型に、間に薄板を挟んで前記ピンに対応して打抜き用穴
が形成されたスルーホール加工用凹型を押し付ける際に
前記スルーホール加工用凹型の前記スルーホール加工用
凸型とは反対側の面に光を透過させる粘着テープを押し
付けてこの粘着テープに前記打抜き用穴を通って打ち抜
かれた薄板の抜きかすを付着させ、スルーホール検査用
凹型に前記打抜き用穴に対応して設けられた検査用穴に
付着した抜きかすを合わせて前記粘着テープを前記スル
ーホール検査用凹型上に配置し、前記スルーホール検査
用凹型の裏側から照らした光が前記粘着テープに付着し
た抜きかすに遮られずに前記検査用穴を通るか否かを検
査することを特徴とするスルーホール加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6176375A JP2570623B2 (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | スルーホール加工装置及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6176375A JP2570623B2 (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | スルーホール加工装置及び方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0839489A JPH0839489A (ja) | 1996-02-13 |
JP2570623B2 true JP2570623B2 (ja) | 1997-01-08 |
Family
ID=16012536
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6176375A Expired - Lifetime JP2570623B2 (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | スルーホール加工装置及び方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2570623B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006297509A (ja) * | 2005-04-18 | 2006-11-02 | Alps Electric Co Ltd | グリンシートの孔開け金型 |
JP4938471B2 (ja) * | 2006-04-13 | 2012-05-23 | アルプス電気株式会社 | グリーンシートのスルーホール加工装置およびスルーホール加工方法 |
CN111331666B (zh) * | 2019-12-30 | 2022-01-18 | 昆山六淳智能科技有限公司 | 用于平刀模切机的内框废料排废工艺 |
CN115179363A (zh) * | 2022-07-27 | 2022-10-14 | 隆扬电子(昆山)股份有限公司 | 一种模切精准跳距生产工艺 |
CN115534004B (zh) * | 2022-11-30 | 2023-04-07 | 苏州天立达精密科技股份有限公司 | 一种复合胶带模切机上的模切排废装置 |
-
1994
- 1994-07-28 JP JP6176375A patent/JP2570623B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0839489A (ja) | 1996-02-13 |
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