JP2570226Y2 - ミキサ車 - Google Patents

ミキサ車

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JP2570226Y2
JP2570226Y2 JP3049092U JP3049092U JP2570226Y2 JP 2570226 Y2 JP2570226 Y2 JP 2570226Y2 JP 3049092 U JP3049092 U JP 3049092U JP 3049092 U JP3049092 U JP 3049092U JP 2570226 Y2 JP2570226 Y2 JP 2570226Y2
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JP
Japan
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hopper
drum
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勝之 田沼
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Shinmaywa Industries Ltd
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Shinmaywa Industries Ltd
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  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ミキサ車に関し、詳し
くは、ホッパの洗浄時に洗浄水の飛散を防止する対策に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ミキサ車においては、車台上に
支柱を立設すると共に該支柱の上部に左右一対の補助枠
を立設し、上記支柱にドラムが回転自在に支持される一
方、上記各補助枠にホッパが固着されていて、このホッ
パを介してドラム内に、例えば生コンクリートを投入
し、ドラムを回転させて生コンクリートをブレードで混
練しながら輸送するようにしている。
【0003】そして、ホッパに付着した生コンクリート
が固着するのを防ぐため、ドラム内の生コンクリートを
輸送先にて排出した後に、左右の補助枠の一方側に作業
者が廻り込んでノズルより噴出す高圧の洗浄水により、
ホッパを洗浄するようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記の如き
ノズルより洗浄水を噴出してホッパを洗浄するもので
は、ノズルより噴出する高圧の洗浄水が生コンクリート
の残滓と共にホッパの側方つまり左右の補助枠の他方側
に飛散して、ミキサ車近傍を通る通行人や、その付近に
ある他車および構造物などに跳ね掛かるという欠点があ
る。
【0005】本考案はかかる点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、作業者によるホッパの洗
浄時、洗浄水が生コンクリートの残滓と共にホッパの側
方へ飛散するのを防止することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案が講じた解決手段は、車台上に支柱を立設す
ると共に該支柱の上部に左右一対の補助枠を立設し、上
記支柱にドラムが回転自在に支持される一方、上記各補
助枠にホッパが固着されるようにしたミキサ車を前提と
する。そして、上記左右の補助枠のうちの少なくとも一
方の補助枠と、上記ホッパとの間に、他方の補助枠側か
らのホッパの洗浄時、ホッパの側方において洗浄水の飛
散を防止するサイドプレートを設ける構成としたもので
ある。
【0007】
【作用】上記の構成により、本考案では、ドラム内の生
コンクリートを輸送先にて排出した後にホッパを洗浄す
る場合、作業者は、左右の補助枠の他方側に廻り込ん
で、ノズルより噴出する高圧の洗浄水により、ホッパを
洗浄するようにしている。
【0008】その場合、左右の補助枠のうちの少なくと
も一方の補助枠と、ホッパとの間にはサイドプレートが
設けられているので、ノズルより噴出する高圧の洗浄水
が生コンクリートの残滓と共にホッパの側方つまり補助
枠の他方側に飛散しても、その飛散がサイドプレートに
より阻まれることになり、ミキサ車近傍を通る通行人
や、その付近にある他車および構造物などに洗浄水が生
コンクリートの残滓と共に跳ね掛かることが防止され
る。
【0009】
【考案の効果】以上の如く、本考案におけるミキサ車に
よれば、左右の支柱のうちの少なくとも一方の補助枠
と、ホッパとの間のサイドプレートにより、補助枠の他
方側に廻り込んだ作業者によるホッパの洗浄時、ノズル
より噴出する高圧の洗浄水に伴う生コンクリートの残滓
の飛散をホッパの側方において阻むことができ、通行人
や他車および構造物などへの跳ね掛かけを防止すること
ができる。
【0010】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0011】図1ないし図3は本考案の一実施例に係る
ミキサ車1を示し、このミキサ車1は、車台としての車
体フレーム2の前部に車室3を有するキャビン4が搭載
され、車体フレーム2の後部には、内部に備えたブレー
ド(図示せず)により生コンクリートを混練するドラム
5が前下がりの回転中心をもって回転自在に支持されて
いる。また、上記車体フレーム2の後端部には、左右で
対向しつつ上方へ延びる左右対向部6a,6bを上部に
有する支柱6が立設されており、この支柱6の中央部
(左右対向部6a,6bの基端部)に設けられた左右一
対のガイドローラ7,7により、上記ドラム5の後端部
が回転自在に支持されるようになっている。尚、8は前
輪、9,9はダブル形の後輪である。
【0012】上記支柱6の上端部には、左右対向部6
a,6bの上端部間を後面において連結する連結ブラケ
ット10が設けられている。また、上記支柱6の左右対
向部6a,6bの上端には、上方へ延びる一対の補助枠
11,11が立設されている。この各補助枠11の上端
には、上記ドラム5の後端部より生コンクリートをドラ
ム5内に投入するためのホッパ12が固着されている。
さらに、上記支柱6の外側面には複数の昇降用のステッ
プ13,…が設けられ、生コンクリート排出後のホッパ
8などを洗浄したり点検したりする際、上記ステップ1
3,…により支柱6の上部まで登れるようになってい
る。そして、上記各ステップ13は、上下方向へ等間隔
で上方へ行くに従って後方へ幾分ずれた状態で基端が支
柱6の外側面に固着されている。また、14はドラム5
内で練り上げられた生コンクリートを排出するシュート
であって、このシュート14は、垂直軸廻りに略180
°の範囲内で回動可能とされている。この場合、ホッパ
12を介してドラム5内に投入された生コンクリート
は、モータ7の回転によりドラム5を正回転させてブレ
ードで混練されながら輸送され、輸送先において、ドラ
ム5を逆回転させてブレードの作用により、シュート1
4から生コンクリートを排出するようにしている。
【0013】また、21は作業者が各補助枠11の上部
に登る際に身体を保護すると共に支持するための把手で
あり、この把手21は管を適宜に折り曲げたものであっ
て、支柱6前方のドラム5側方において各ステップ13
に沿って傾斜状に配置されていて、一端が支柱6の上部
(左右対向部6a,6bの上端部)に固着され、他端が
各ステップ13の最下端に固着され、後面視において、
把手21と各ステップ13の先端とは適宜間隔をあけて
配設されている。
【0014】そして、本考案の特徴部分として、上記各
補助枠11のうちの車体左側に位置する補助枠11と、
上記ホッパ8との間には、車体右側に位置する補助枠1
1側からのノズルNによるホッパ8の外面および上縁部
の洗浄時、ホッパ8の側方において生コンクリートの残
滓を伴った洗浄水の飛散を防止するサイドプレート31
が設けられている。該サイドプレート31は、略平行四
辺形状に形成されていて、上記左側の補助枠11とホッ
パ8との間に挟まれた状態で該両者8,11に固着され
ているとともに、その下面が支柱6の左側対向部6aお
よび連結ブラケット10の上端に固着されている。この
場合、日本における交通事情などを考慮して、輸送先の
敷地内における道路左側において歩道に沿ってミキサ車
1を停車させた際に、ミキサ車1の右側(右側の補助枠
11側)からのノズルNによるホッパ8の外面および上
縁部の洗浄が円滑に行なえるようにしている。
【0015】また、上記ノズルNは、上記キャビン4と
ドラム5との間の車体フレーム2上に搭載された洗浄水
タンク32よりホース33を介して高圧の洗浄水が供給
されるようになっている。尚、34は後輪9,9の上方
を覆う泥除けである。
【0016】したがって、上記実施例では、左側の補助
枠11とホッパ8との間に、該両者8,11に固着され
ているとともに、下面が支柱6の左側対向部6aおよび
連結ブラケット10の上端に固着されたサイドプレート
31が設けられている。これにより、ドラム5内の生コ
ンクリートを輸送先にて排出した後に車体右側に位置す
る補助枠11側に作業者が廻り込んで、洗浄水タンク3
2よりホース33を介してノズルNより噴出する高圧の
洗浄水により、ホッパ8の外面および上縁部を洗浄する
場合、ノズルNより噴出する高圧の洗浄水が生コンクリ
ートの残滓と共にホッパ8の側方つまり右側の補助枠1
1に飛散しても、その飛散をサイドプレート31により
阻むことができ、ミキサ車1近傍を通る通行人や、その
付近にある他車および構造物などに洗浄水が生コンクリ
ートの残滓と共に跳ね掛かることを防止することができ
る。
【0017】尚、本考案は上記実施例に限定されるもの
ではなく、その他種々の変形例を包含するものである。
例えば、上記実施例では、左側の補助枠11とホッパ8
との間にサイドプレート31を設けたが、右側の補助枠
とホッパとの間、又は左右の補助枠とホッパとの間にサ
イドプレートが設けられていても良い。
【0018】また、上記実施例では、サイドプレート3
1を、補助枠11とホッパ8との間に挟んだ状態で該両
者8,11に固着するとともに下面を支柱6の左側対向
部6aおよび連結ブラケット10の上端に固着したが、
補助枠とホッパとの間にサイドプレートが挟まれた状態
で該両者にのみ固着されるようにしても良い。
【0019】さらに、上記実施例では、ドラム5内に生
コンクリートを投入するミキサ車1について述べたが、
ドラム内に骨材などが投入されるミキサ車であっても良
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】ミキサ車の側面図である。
【図2】図1に係る背面図である。
【図3】図1に係る平面図である。
【符号の説明】
1 ミキサ車 2 車体フレーム(車台) 5 ドラム 6 支柱 11 補助枠 12 ホッパ 31 サイドプレート

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車台上に支柱を立設すると共に該支柱の
    上部に左右一対の補助枠を立設し、上記支柱にドラムが
    回転自在に支持される一方、上記各補助枠にホッパが固
    着されるようにしたミキサ車において、上記左右の補助
    枠のうちの少なくとも一方の補助枠と、上記ホッパとの
    間には、他方の補助枠側からのホッパの洗浄時、ホッパ
    の側方において洗浄水の飛散を防止するサイドプレート
    が設けられていることを特徴とするミキサ車。
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JPH0588913U JPH0588913U (ja) 1993-12-03
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