JP2569666Y2 - クリーニング装置 - Google Patents

クリーニング装置

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JP2569666Y2
JP2569666Y2 JP1991092446U JP9244691U JP2569666Y2 JP 2569666 Y2 JP2569666 Y2 JP 2569666Y2 JP 1991092446 U JP1991092446 U JP 1991092446U JP 9244691 U JP9244691 U JP 9244691U JP 2569666 Y2 JP2569666 Y2 JP 2569666Y2
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cleaning
rotating member
rotating shaft
rotating
cylindrical portion
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JP1991092446U
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昭夫 轡田
治司 水石
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、電子写真プロセスを
用いた画像形成装置のクリーニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子写真プロセスを用いた画像形
成装置のクリーニング装置は、図6,7に示すようであ
って、感光体3から転写紙を分離した後、前記感光体3
に残留したトナーを除去するクリーニングブレード4
と、クリーニング性を有する回転部材5とをハウジング
2に収納して設けたクリーニングユニット1を有するも
のである。そして(1)図6に示す例は、感光体3にク
リーニングブレード4を摺擦させ、クリーニングブレー
ド4に対して、感光体が回転する方向の下流側にクリー
ニング性を有する回転部材5を感光体に接触させて設
け、クリーニング性を有する回転部材5を感光体3と逆
方向に回転させて、クリーニングブレード4と共に、感
光体3に残留しているトナーを掻き取るようになってい
る。また、クリーニングブレード4の上流側に、金属ロ
ーラ6が設けられており、この金属ローラ6は感光体3
には接触しておらず、クリーニングブレード4で掻き落
されたトナーを下方のトナー排出コイル7へ運ぶ役割を
している。(2)図7に示す例は、図6に示す例におけ
る金属ローラ6が設けられていないものである。この例
において、クリーニング性を有する回転部材5に付着し
たトナーは、フリッカーバー8でたたき落され、たたき
落されたトナーは、バイアスローラ9に電気的に吸着さ
れ、吸着されたトナーは、スクレーパー10で掻き落され
るものが用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来のク
リーニング装置のクリーニングブレードは、紙粉などの
異物が流入してきて、欠けを生じたり、局部的に摩耗す
る場合があって、この欠けや、局部的に摩耗した所より
トナーが通過する。そしてこの欠けや局部摩耗が大きく
なると、この通過トナー量も多くなり、クリーニングブ
レードの下流側に配置されているクリーニング性を有す
る回転部材へのトナーの流入が増大し、しかも同じ個所
に連続して流入してくるため、クリーニング性を有する
回転部材で、このトナーを掻き取れきれなくなるという
問題がある。
【0004】そこでこの考案の目的は、前記のような従
来のクリーニング装置のもつ問題を解消し、クリーニン
グ性を有する回転部材のクリーニング性能が劣化しない
クリーニング装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案は前記のような
目的を達成するために、感光体から転写紙を分離した
後、前記感光体に残留したトナーを除去するクリーニン
グブレードと、クリーニング性を有する回転部材とをハ
ウジングに収納して設けた画像形成装置のクリーニング
装置において、請求項1に記載の考案は、前記クリーニ
ング性を有する回転部材の心金の一端部に中空筒部を設
け、この中空筒部の端部には一端が開口した軸方向溝
と、この軸方向溝の他端の円周方向溝とを有する鍵溝が
設けられ、画像形成装置の側板にはクリーニング性を有
する回転部材を回転する回転軸が支持され、この回転軸
は前記中空筒部に着脱可能に嵌入され、回転軸に設けた
突起が中空筒部の鍵溝に移動可能に嵌入し、回転軸とク
リーニング性を有する回転部材とを感光体の軸方向に往
復移動する手段を設けたことを特徴とし、請求項2に記
載の考案は、請求項1に記載の考案において、往復移動
手段が、回転軸とクリーニング性を有する回転部材とを
感光体の軸方向に往復移動するカム機構によって構成さ
れていることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】前記のようなこの考案において、請求項1の考
案は、クリーニング性を有する回転部材が回転すると、
該回転部材が感光体の軸方向に揺動して感光体のトナー
を掻き取る。請求項2の考案は、請求項1の考案におい
て、クリーニング性を有する回転部材の回転軸と係合し
たカム機構が該回転部材を感光体の軸方向に揺動する。
【0007】
【実施例】図面に示すこの考案の実施例において、前記
従来のものと同様の部分には同一の符号を引用して説明
を省略し、主として異なる部分について説明する。
【0008】この考案の実施例を図1〜5に示す。この
考案の実施例の概要縦断面を示す図1において、クリー
ニングブレード4に対して、感光体3が回転する方向の
下流側に、感光体3に常時接触するクリーニング性を有
する回転部材5を設け、この回転部材5はファーブラシ
を用いている。回転部材5の回転軸20の一端に切欠き部
25を設け、ギヤ13に嵌合して装着する。ギヤ13は、図示
しない駆動ギヤより伝達される回転力を回転軸20を介し
て、回転部材5に伝達する。回転部材5を感光体3の軸
方向に往復移動する手段は、プランジャー機構やカム機
構等を使用する手段がある。
【0009】この実施例では、往復移動する手段は、カ
ム機構を使用したものによって構成されている。ギヤ13
には機体に取り付けられた前側板15に対向してピン14を
固着する。ピン14は前側板15に形成されたカム機構のゆ
るやかな凹凸曲面に接触している。回転部材5の心金の
一端部には中空筒部が設けられ、この中空筒部の端部に
は一端が開口した軸方向溝と、この軸方向溝の他端の円
周方向溝とを有する鍵溝22が設けられている。前側板15
には回転部材5を回転する回転軸20が支持され、この回
転軸20は前記中空筒部に着脱可能に嵌入され、回転軸20
に設けた突起21が中空筒部の鍵溝22に移動可能に嵌入し
ている。このようにして回転軸20によってギヤ13による
回転力と、ピン14による往復移動力とが回転部材5に伝
達される。回転部材5の心金の一端面と前側板15との間
には、圧縮ばね23を回転軸20を挿通して挿入する。圧縮
ばね23は、ギヤ13と、回転軸20と、回転部材5とを、ピ
ン14が前側板15のカム機構の凹凸曲面に当接するまで、
常時、機体に取付けられた後側板16の方へ押圧してい
て、ギヤ13が回転してピン14が前側板15の凹凸曲面の凸
面18より、凹面19へ移動していく時に、この凹凸の差分
だけ回転部材5を感光体3の軸方向に移動させる役目を
する。この移動量が、0.5mm〜3mm程度になるように凹
凸面を形成する。支軸24は、回転部材5の他端を保持す
るための軸で、後側板16にEリング等で、支持されてい
る。図示しない駆動装置によりギヤ13が駆動されると、
ギヤ13に固着されたピン14も回動して前側板15の凹凸面
を摺擦し、ギヤに装着された回転軸20と、それに係合さ
れた回転部材5とを感光体3の軸方向に往復移動する。
このように回転部材5が往復移動すると、回転部材5の
クリーニング面積が広がり、同じ個所にトナーが流入し
てきても、掻き取ることができる。このようにして経時
使用によって、回転部材5が老化してそのクリーニング
性が低下したような場合には、回転部材5又は回転軸20
の一方を固定して、他方を一旦円周方向に回動したうえ
軸方向に移動させることで、回転軸20に設けた突起21を
鍵溝22に沿って移動してその係合を解除し、回転部材5
を取り外したうえ交換することとなる。
【0010】この実施例において、図1に示すように、
クリーニングブレード4の上流側に、紙粉等の異物を掻
き取るための第2のファーブラシ11が設けられている。
第2のファーブラシ11は心金の外周にクリーニング部材
が植毛されているものである。このクリーニング部材は
絶縁性の材質のもの、例えばポリエステル等のものがよ
い。導電性のものを使うと、その表面にトナーが付着し
た状態のままとなり、トナーの飛散が著しく多くなる。
第2のファーブラシ11は、単に紙粉等の異物やトナーを
たたき落すのみとし、クリーニングブレード4のエッジ
に異物が流入するのを、できるだけ防止して、クリーニ
ングブレードの欠けや、異物によるクリーニング不良が
発生することが少なくなるようにしている。しかし、あ
る程度トナーが前記エッジ部へ流入するようにしてあ
る。これは、トナーの流入がないと、クリーニングブレ
ー4ドと感光体3との間の摩擦が増大して、クリーニン
グブレード4が感光体3に巻き込まれてしまうからであ
る。第2のファーブラシ11は図示しない駆動装置によ
り、回転されるようになっている。
【0011】
【考案の効果】この考案は前記のようであって、請求項
1の考案は、クリーニング性を有する回転部材を、感光
体の軸方向に往復移動させる手段を設けたので、クリー
ニングブレードの欠けが生じたり、局部摩耗が大きくな
って、通過するトナーの量が増大してきても、前記回転
部材により、クリーニングできる表面積が広くなってク
リーニング性能が劣化することがなく、またクリーニン
グ性を有する回転部材の心金の端部に設けた中空筒部に
設けられた鍵溝に、回転軸に設けた突起が移動可能に嵌
入しているので、クリーニング性を有する回転部材が経
時使用によってそのクリーニング性が低下したような場
合に、クリーニング性を有する回転部材又は回転軸を、
一方を固定して他方を一旦円周方向に回動したうえ、軸
方向に移動させることで両者の結合を解除するという簡
単な操作で、クリーニング性を有する回転部材を取り外
すことができて、クリーニング性を有する回転部材を容
易に交換することができるという効果がある。請求項2
の考案は、クリーニング性を有する回転部材又は回転軸
を、感光体の軸方向に往復移動させる手段をカム機構で
構成したので、確実にこれらの往復移動を実現すること
ができるのに加えて、安価に提供することができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示す概略縦断面図である。
【図2】同上の実施例の図1のA―Aによる断面図であ
る。
【図3】同上の実施例のカム機構を示す透視斜視図であ
る。
【図4】同上の実施例のファーブラシ心金に設けられて
いる鍵溝と回転軸の突起が係合した状態を示す斜視図で
ある。
【図5】同上の実施例の回転軸に突起が設けられている
状態を示す斜視図である。
【図6】従来のこの種のクリーニング装置の例の概略縦
断面図である。
【図7】同上の他の例を示す概略縦断面図である。
【符号の説明】
13 ギヤ 14 ピン 15 前側板 16 後側板 18 凸部 19 凹部 20 回転軸 21 突起 22 鍵溝 23 圧縮ばね 24 支軸

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体から転写紙を分離した後、前記感
    光体に残留したトナーを除去するクリーニングブレード
    と、クリーニング性を有する回転部材とをハウジングに
    収納して設けた画像形成装置のクリーニング装置におい
    て、前記クリーニング性を有する回転部材の心金の一端
    部に中空筒部を設け、この中空筒部の端部には一端が開
    口した軸方向溝と、この軸方向溝の他端の円周方向溝と
    を有する鍵溝が設けられ、画像形成装置の側板にはクリ
    ーニング性を有する回転部材を回転する回転軸が支持さ
    れ、この回転軸は前記中空筒部に着脱可能に嵌入され、
    回転軸に設けた突起が中空筒部の鍵溝に移動可能に嵌入
    し、回転軸とクリーニング性を有する回転部材とを感光
    体の軸方向に往復移動する手段を設けたことを特徴とす
    るクリーニング装置。
  2. 【請求項2】 往復移動手段が、回転軸とクリーニング
    性を有する回転部材とを感光体の軸方向に往復移動する
    カム機構によって構成されていることを特徴とする請求
    項1に記載のクリーニング装置。
JP1991092446U 1991-11-12 1991-11-12 クリーニング装置 Expired - Lifetime JP2569666Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1991092446U JP2569666Y2 (ja) 1991-11-12 1991-11-12 クリーニング装置

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JP1991092446U JP2569666Y2 (ja) 1991-11-12 1991-11-12 クリーニング装置

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JPH0545740U JPH0545740U (ja) 1993-06-18
JP2569666Y2 true JP2569666Y2 (ja) 1998-04-28

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ID=14054637

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JP1991092446U Expired - Lifetime JP2569666Y2 (ja) 1991-11-12 1991-11-12 クリーニング装置

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2662422B2 (ja) * 1988-07-22 1997-10-15 キヤノン株式会社 画像形成装置
JPH01113260U (ja) * 1988-01-26 1989-07-31

Also Published As

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JPH0545740U (ja) 1993-06-18

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