JP2569646Y2 - 吸収性物品 - Google Patents
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- A61F13/15—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
- A61F13/45—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the shape
- A61F13/47—Sanitary towels, incontinence pads or napkins
- A61F13/476—Sanitary towels, incontinence pads or napkins characterised by encircling the crotch region of the undergarment
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- A61F13/58—Adhesive tab fastener elements
- A61F2013/586—Adhesive tab fastener elements on lateral flaps
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、使用者が下着（以下、
「ショーツ」で代表する）と共に狭い股間において着用
する生理用ナプキン、失禁者用パット、おりもの処理用
パット等の吸収性物品に関し、更に詳しくは、高い防漏
性を有する吸収性物品に関するものである。
「ショーツ」で代表する）と共に狭い股間において着用
する生理用ナプキン、失禁者用パット、おりもの処理用
パット等の吸収性物品に関し、更に詳しくは、高い防漏
性を有する吸収性物品に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の生理用ナプキン等の吸収性物品
は、基本的に、液透過性の表面材、液不透過性の防漏
材、及びこれら両部材間に介在する液保持性の吸収体を
有して構成されている。そして、近年、従来の綿状パル
プ、あるいは吸収紙の他、吸収体素材として吸収性ポリ
マー等の新素材を開発、導入することによって吸収性物
品としての吸収性能の向上が図られてきた。また、従来
の繊維集合体である不織布の他、疎水性シートに種々の
手段により細孔を設けて液透過性を付与した液透過性シ
ートを表面材として用いることによって吸収性物品とし
ての吸収性能の向上が図られてきた。
は、基本的に、液透過性の表面材、液不透過性の防漏
材、及びこれら両部材間に介在する液保持性の吸収体を
有して構成されている。そして、近年、従来の綿状パル
プ、あるいは吸収紙の他、吸収体素材として吸収性ポリ
マー等の新素材を開発、導入することによって吸収性物
品としての吸収性能の向上が図られてきた。また、従来
の繊維集合体である不織布の他、疎水性シートに種々の
手段により細孔を設けて液透過性を付与した液透過性シ
ートを表面材として用いることによって吸収性物品とし
ての吸収性能の向上が図られてきた。
【０００３】しかしながら、新しい素材を導入し、各部
材個々の性能が優れた吸収性物品であっても、実際の使
用時には依然として横漏れを生じることが多い。例え
ば、生理用ナプキンの場合には、その端部から血液が何
等かの原因で横漏れしてショーツに血液が達するなど生
理用ナプキンとして不都合な現象を生じ、吸収性物品本
来の性能を十分に発揮しているとは言い難いものであっ
た。このように各構成部材本来の性能と無関係に発生す
る生理用ナプキンにおける漏れの主たる原因としては、
次の３つが考えられる。 (1) 使用者が生理用ナプキンをショーツに装着する際、
装着位置がショーツのクロッチ部において左右のいずれ
かに偏倚し、クロッチ部に初めから生理用ナプキンによ
って被覆されていない部分が存在すること (2) 使用者が略正規の位置、つまりショーツのクロッチ
部に対して左右に偏倚させることなく略中央に生理用ナ
プキンを固定したとしても、使用者の運動等によって生
理用ナプキンの長手方向の両端部が中央部に折り重なっ
て丸まった状態に変形するヨレを生じ、装着直後は被覆
されていたクロッチ部の端部がヨレによって露出するこ
と (3) 使用者が激しい運動を行った場合に、生理用ナプキ
ンが一般的に具備する粘着剤等の固定手段のみでは生理
用ナプキンをショーツのクロッチ部に十分に固定するこ
とができず、生理用ナプキンが所定の位置からズレてシ
ョーツのクロッチ部が露出すること
材個々の性能が優れた吸収性物品であっても、実際の使
用時には依然として横漏れを生じることが多い。例え
ば、生理用ナプキンの場合には、その端部から血液が何
等かの原因で横漏れしてショーツに血液が達するなど生
理用ナプキンとして不都合な現象を生じ、吸収性物品本
来の性能を十分に発揮しているとは言い難いものであっ
た。このように各構成部材本来の性能と無関係に発生す
る生理用ナプキンにおける漏れの主たる原因としては、
次の３つが考えられる。 (1) 使用者が生理用ナプキンをショーツに装着する際、
装着位置がショーツのクロッチ部において左右のいずれ
かに偏倚し、クロッチ部に初めから生理用ナプキンによ
って被覆されていない部分が存在すること (2) 使用者が略正規の位置、つまりショーツのクロッチ
部に対して左右に偏倚させることなく略中央に生理用ナ
プキンを固定したとしても、使用者の運動等によって生
理用ナプキンの長手方向の両端部が中央部に折り重なっ
て丸まった状態に変形するヨレを生じ、装着直後は被覆
されていたクロッチ部の端部がヨレによって露出するこ
と (3) 使用者が激しい運動を行った場合に、生理用ナプキ
ンが一般的に具備する粘着剤等の固定手段のみでは生理
用ナプキンをショーツのクロッチ部に十分に固定するこ
とができず、生理用ナプキンが所定の位置からズレてシ
ョーツのクロッチ部が露出すること
【０００４】これら(1) 〜 (3)に起因する漏れは、使用
者が着用するショーツによっても大きな影響を受ける。
例えば、サイズ、特に、クロッチ部の幅がナプキンの幅
に比べて広い場合、あるいは身体とのフィット性が悪く
ルーズな状態になった場合には、漏れが比較的発生し易
くなる。そこで、これらの問題を解決するために、吸収
性物品の長手方向両側の中央部から幅方向外方へ一対の
可撓性のフラップ（固定片）をそれぞれ延出させた吸収
性物品が多数提案されている（特開昭６０−７５０５８
号公報、特開平１−１１１００２号公報、特開平２−１
３４５５号公報等）。これらの吸収性物品は、使用時に
それぞれのフラップでショーツのクロッチ部を挟んで固
定することによりショーツにおける吸収性物品を安定化
させてその防漏性を改善したものである。例えば、特開
昭６０−７５０５８号公報に記載の衛生ナプキンは、吸
収性物品の縦方向両側の中央位置において、吸収体の側
部から液透過性の表面材と液不透過性の防漏材から成る
可撓性のフラップを延出させ、使用時にショーツの側端
部からフラップを引出し、フラップの裏面に設けられた
固定接合手段によりショーツ外側に設置固定することに
より衛生用ナプキンを安定化させてその防漏性を改善し
たものである。
者が着用するショーツによっても大きな影響を受ける。
例えば、サイズ、特に、クロッチ部の幅がナプキンの幅
に比べて広い場合、あるいは身体とのフィット性が悪く
ルーズな状態になった場合には、漏れが比較的発生し易
くなる。そこで、これらの問題を解決するために、吸収
性物品の長手方向両側の中央部から幅方向外方へ一対の
可撓性のフラップ（固定片）をそれぞれ延出させた吸収
性物品が多数提案されている（特開昭６０−７５０５８
号公報、特開平１−１１１００２号公報、特開平２−１
３４５５号公報等）。これらの吸収性物品は、使用時に
それぞれのフラップでショーツのクロッチ部を挟んで固
定することによりショーツにおける吸収性物品を安定化
させてその防漏性を改善したものである。例えば、特開
昭６０−７５０５８号公報に記載の衛生ナプキンは、吸
収性物品の縦方向両側の中央位置において、吸収体の側
部から液透過性の表面材と液不透過性の防漏材から成る
可撓性のフラップを延出させ、使用時にショーツの側端
部からフラップを引出し、フラップの裏面に設けられた
固定接合手段によりショーツ外側に設置固定することに
より衛生用ナプキンを安定化させてその防漏性を改善し
たものである。
【０００５】
【考案が解決しようとする課題】しかし、これらのフラ
ップ付衛生用ナプキンは、通常フラップが両側部の長手
方向中央に位置しており、フラップ及びフラップ裏面の
固定接合手段には剥離紙が設けられているため、以下の
問題が生じている。 衛生用ナプキンをショーツのクロッチ部に装着する
際、剥離紙を剥がす操作が面倒で、且つそのような手間
に注意を捕られ、最適位置に装着することが出来ず、時
として使用開始時からナプキンが不規則な形にヨレた状
態で装着されて漏れを引き起こす。 従来のフラップは股間中央に位置し、ショーツのクロ
ッチ部の最も幅狭の部分に装着されることになるため、
吸収性物品の吸収体は装着者の前部分に偏り、後ろ漏れ
防止効果等が低下する。 固定接合手段及び剥離紙は、ナプキンの裏面の略全域
に設けられ、期待される効果の割りにはコストがかか
る。 包装個装形態としては、フラップの位置関係等から従
来三つ折にしてあるためそのコンパクト性に欠ける。
ップ付衛生用ナプキンは、通常フラップが両側部の長手
方向中央に位置しており、フラップ及びフラップ裏面の
固定接合手段には剥離紙が設けられているため、以下の
問題が生じている。 衛生用ナプキンをショーツのクロッチ部に装着する
際、剥離紙を剥がす操作が面倒で、且つそのような手間
に注意を捕られ、最適位置に装着することが出来ず、時
として使用開始時からナプキンが不規則な形にヨレた状
態で装着されて漏れを引き起こす。 従来のフラップは股間中央に位置し、ショーツのクロ
ッチ部の最も幅狭の部分に装着されることになるため、
吸収性物品の吸収体は装着者の前部分に偏り、後ろ漏れ
防止効果等が低下する。 固定接合手段及び剥離紙は、ナプキンの裏面の略全域
に設けられ、期待される効果の割りにはコストがかか
る。 包装個装形態としては、フラップの位置関係等から従
来三つ折にしてあるためそのコンパクト性に欠ける。
【０００６】従って、本考案の目的は、ショーツ等の下
着の形状、身体へのフィット性の如何に拘わらず、下着
に対する装着が容易で装着ミスがなく、運動等を行って
も吸収性物品が殆どヨレることなく、使用開始時の着用
状態を終始安定した状態に保持することができ、漏れ
（特に、後ろ漏れ、横漏れ）を有効に防止することがで
きると共に剥離紙が不要で取扱い容易な吸収性物品を提
供することにある。本考案の第二の目的は、包装形態、
即ち個装形態がコンパクトで持ち運びに便利な吸収性物
品を提供することにある。
着の形状、身体へのフィット性の如何に拘わらず、下着
に対する装着が容易で装着ミスがなく、運動等を行って
も吸収性物品が殆どヨレることなく、使用開始時の着用
状態を終始安定した状態に保持することができ、漏れ
（特に、後ろ漏れ、横漏れ）を有効に防止することがで
きると共に剥離紙が不要で取扱い容易な吸収性物品を提
供することにある。本考案の第二の目的は、包装形態、
即ち個装形態がコンパクトで持ち運びに便利な吸収性物
品を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本考案者らは、特にショ
ーツ等の下着に対する装着が容易で装着ミスがなく、し
かも横漏れ、後ろ漏れを有効に防止することができる吸
収性物品について種々検討した結果、下着に対する特定
の固定手段を吸収性物品の適宜の位置に設けることによ
って上記目的を達成し得ることを知見した。
ーツ等の下着に対する装着が容易で装着ミスがなく、し
かも横漏れ、後ろ漏れを有効に防止することができる吸
収性物品について種々検討した結果、下着に対する特定
の固定手段を吸収性物品の適宜の位置に設けることによ
って上記目的を達成し得ることを知見した。
【０００８】即ち、本考案は、上記知見に基づいてなさ
れたもので、下記の吸収性物品を提供するものである。
液透過性の表面材、液不透過性の防漏材、及びこれら両
部材間に介在する液保持性の吸収体を有し、実質的に縦
長に形成され、股間に装着する吸収性物品において、上
記吸収性物品における股間前方に位置する左右両側縁部
に、その幅方向外方にそれぞれ延びる一対の固定片を設
け、上記一対の固定片の各裏面に第一粘着部を設け、ま
た上記吸収性物品における股間後方に位置する防漏材面
の中央部に第二粘着部を設け、上記一対の固定片を、上
記左右両側縁部において上記防漏材側にそれぞれ折り曲
げた場合、該固定片が上記第一粘着部と重ね合わされる
上記防漏材面に、上記第一粘着部に対して接離自在な剥
離部を設け、上記吸収性物品を長手方向に四つ折した場
合、上記第二粘着部と重ね合わされる上記防漏材面に、
第二粘着部に対して接離自在な剥離部を設け、 上記の第
一粘着部に対して接離自在な剥離部と、上記の第二粘着
部に対して接離自在な剥離部とは、連続して一体的に形
成されていることを特徴とする吸収性物品。
れたもので、下記の吸収性物品を提供するものである。
液透過性の表面材、液不透過性の防漏材、及びこれら両
部材間に介在する液保持性の吸収体を有し、実質的に縦
長に形成され、股間に装着する吸収性物品において、上
記吸収性物品における股間前方に位置する左右両側縁部
に、その幅方向外方にそれぞれ延びる一対の固定片を設
け、上記一対の固定片の各裏面に第一粘着部を設け、ま
た上記吸収性物品における股間後方に位置する防漏材面
の中央部に第二粘着部を設け、上記一対の固定片を、上
記左右両側縁部において上記防漏材側にそれぞれ折り曲
げた場合、該固定片が上記第一粘着部と重ね合わされる
上記防漏材面に、上記第一粘着部に対して接離自在な剥
離部を設け、上記吸収性物品を長手方向に四つ折した場
合、上記第二粘着部と重ね合わされる上記防漏材面に、
第二粘着部に対して接離自在な剥離部を設け、 上記の第
一粘着部に対して接離自在な剥離部と、上記の第二粘着
部に対して接離自在な剥離部とは、連続して一体的に形
成されていることを特徴とする吸収性物品。
【０００９】
【作用】本考案の吸収性物品によれば、四つ折り状態か
ら表面材が広がるように展開し、固定片を吸収性物品の
幅方向へ拡げた状態にして下着のクロッチ部の内面に当
て、剥離紙などに邪魔されることなく第二粘着部を下着
のクロッチ部後方に固定し、次に、拡げてあった固定片
を元の状態に折り曲げてその第一粘着部をクロッチ部の
外面に粘着させて固定片でクロッチ部前方の両側縁部を
包み込み、吸収性物品を下着に固定する。従って、この
状態で下着を着用すれば、液透過性部が体液の排出部に
位置し、着用後に使用者が運動等を行っても固定片が捲
れることなく、常に固定片がクロッチ部に第一粘着部に
よって粘着した状態でクロッチ部を包み込み、吸収体が
前方に偏たっりすることなく、また第二粘着部によって
後方のズレもなく、吸収性物品を初期の状態で終始安定
的に保持することができる。また、携帯時においては、
四つ折りにされコンパクトな形態に維持されている。
ら表面材が広がるように展開し、固定片を吸収性物品の
幅方向へ拡げた状態にして下着のクロッチ部の内面に当
て、剥離紙などに邪魔されることなく第二粘着部を下着
のクロッチ部後方に固定し、次に、拡げてあった固定片
を元の状態に折り曲げてその第一粘着部をクロッチ部の
外面に粘着させて固定片でクロッチ部前方の両側縁部を
包み込み、吸収性物品を下着に固定する。従って、この
状態で下着を着用すれば、液透過性部が体液の排出部に
位置し、着用後に使用者が運動等を行っても固定片が捲
れることなく、常に固定片がクロッチ部に第一粘着部に
よって粘着した状態でクロッチ部を包み込み、吸収体が
前方に偏たっりすることなく、また第二粘着部によって
後方のズレもなく、吸収性物品を初期の状態で終始安定
的に保持することができる。また、携帯時においては、
四つ折りにされコンパクトな形態に維持されている。
【００１０】
【実施例】以下、図１〜図８に示す実施例に基づいて本
考案を説明する。尚、各図中、図１〜図４は本考案の吸
収性物品の第１の実施例である生理用ナプキンを示す図
であり、図５〜図８は本考案の吸収性物品の第２の実施
例である生理用ナプキンを示す図である。
考案を説明する。尚、各図中、図１〜図４は本考案の吸
収性物品の第１の実施例である生理用ナプキンを示す図
であり、図５〜図８は本考案の吸収性物品の第２の実施
例である生理用ナプキンを示す図である。
【００１１】本考案に係る吸収性物品は、図１〜図８に
示す如く、液透過性の表面材（表面シート）２、液不透
過性の防漏材（防漏シート）３、及びこれら両部材間に
介在する液保持性の吸収体４を有し、実質的に縦長に形
成され、股間に装着されるもので、この点は従来公知の
吸収性物品の構成と同様である。しかして、本考案の吸
収性物品は、上記吸収性物品１における股間前方に位置
する左右両側縁部１ａに、その幅方向の各外方に延びる
一対の固定片５、５を設け、上記一対の固定片５、５の
各裏面に第一粘着部６、６を設け、また該吸収性物品１
における股間後方に位置する防漏材３面の中央部に第二
粘着部７を設け、上記一対の固定片５、５を防漏材３側
に折り曲げて上記第一粘着部５、５と重ね合わされる上
記防漏材３面に、上記第一粘着部６、６に対して接離自
在な剥離部８を設けてある。また、上記吸収性物品１を
長手方向に四つ折した場合、上記第二粘着部７と重ね合
わされる上記防漏材３面に、第二粘着部７に対して接離
自在な剥離部８を設けてあり、本実施例では２つの上記
剥離部８、８は一体化している。
示す如く、液透過性の表面材（表面シート）２、液不透
過性の防漏材（防漏シート）３、及びこれら両部材間に
介在する液保持性の吸収体４を有し、実質的に縦長に形
成され、股間に装着されるもので、この点は従来公知の
吸収性物品の構成と同様である。しかして、本考案の吸
収性物品は、上記吸収性物品１における股間前方に位置
する左右両側縁部１ａに、その幅方向の各外方に延びる
一対の固定片５、５を設け、上記一対の固定片５、５の
各裏面に第一粘着部６、６を設け、また該吸収性物品１
における股間後方に位置する防漏材３面の中央部に第二
粘着部７を設け、上記一対の固定片５、５を防漏材３側
に折り曲げて上記第一粘着部５、５と重ね合わされる上
記防漏材３面に、上記第一粘着部６、６に対して接離自
在な剥離部８を設けてある。また、上記吸収性物品１を
長手方向に四つ折した場合、上記第二粘着部７と重ね合
わされる上記防漏材３面に、第二粘着部７に対して接離
自在な剥離部８を設けてあり、本実施例では２つの上記
剥離部８、８は一体化している。
【００１２】本考案に係る第１の実施例の生理用ナプキ
ン１を更に説明すると、図１〜図４に示す如く、生理用
ナプキン１は、上記一対の固定片５、５を、上記左右両
側縁部１ａにおいて上記防漏材３側に折り曲げて上記第
一粘着部６に接離自在に重ね合わせた生理用ナプキン１
を、その長手方向の中央部で上記表面材２側に二層に折
り曲げた後に、二層に折り曲げられた生理用ナプキン１
を更に折り曲げて上記第二粘着部７と上記剥離部８とを
接離自在に重ね合わせることにより、全体が四層形態に
折り曲げられる。第１実施例の生理用ナプキンは、この
ように、コンパクトに包装可能な形態とすることができ
る。具体的に、上記表面シート２及び防漏シート３の一
部は生理用ナプキン１の長手方向前方の左右両側縁部１
ａにおいて幅方向外方へ略台形状を呈するように延在さ
れ、該延在部は、一対のウィング状固定片５、５として
形成され生理用ナプキン１本体と一体化している。ま
た、該一対の固定片５、５は、それぞれ生理用ナプキン
１の長手方向の左右両側縁部１ａにおいて前方に偏倚し
て位置している。各固定片５、５の防漏シート３の表面
（裏面）には第一粘着部６、６がそれぞれ設けられ、生
理用ナプキン１の後部の防漏シート３面には第二粘着部
７が設けられ、更に、生理用ナプキン１の前部及び中央
部の防漏シート３面には剥離部８が設けられている。剥
離部８は、図２に示す如く、一対の固定片５、５が防漏
シート３側に折り曲げ、或いは畳まれたときに、固定片
５の第一粘着部６と接合し、且つ図３及び図４に示す如
く、生理用ナプキン１の四つ折り時に、上記防漏シート
３面の第二粘着部７と接合するように形成されている。
この剥離部８は、第一粘着部６、及び第二粘着部７と接
離可能な面に仕上げてあればよく、剥離紙と同様な作用
効果を発揮するものであれば特に制限はない。
ン１を更に説明すると、図１〜図４に示す如く、生理用
ナプキン１は、上記一対の固定片５、５を、上記左右両
側縁部１ａにおいて上記防漏材３側に折り曲げて上記第
一粘着部６に接離自在に重ね合わせた生理用ナプキン１
を、その長手方向の中央部で上記表面材２側に二層に折
り曲げた後に、二層に折り曲げられた生理用ナプキン１
を更に折り曲げて上記第二粘着部７と上記剥離部８とを
接離自在に重ね合わせることにより、全体が四層形態に
折り曲げられる。第１実施例の生理用ナプキンは、この
ように、コンパクトに包装可能な形態とすることができ
る。具体的に、上記表面シート２及び防漏シート３の一
部は生理用ナプキン１の長手方向前方の左右両側縁部１
ａにおいて幅方向外方へ略台形状を呈するように延在さ
れ、該延在部は、一対のウィング状固定片５、５として
形成され生理用ナプキン１本体と一体化している。ま
た、該一対の固定片５、５は、それぞれ生理用ナプキン
１の長手方向の左右両側縁部１ａにおいて前方に偏倚し
て位置している。各固定片５、５の防漏シート３の表面
（裏面）には第一粘着部６、６がそれぞれ設けられ、生
理用ナプキン１の後部の防漏シート３面には第二粘着部
７が設けられ、更に、生理用ナプキン１の前部及び中央
部の防漏シート３面には剥離部８が設けられている。剥
離部８は、図２に示す如く、一対の固定片５、５が防漏
シート３側に折り曲げ、或いは畳まれたときに、固定片
５の第一粘着部６と接合し、且つ図３及び図４に示す如
く、生理用ナプキン１の四つ折り時に、上記防漏シート
３面の第二粘着部７と接合するように形成されている。
この剥離部８は、第一粘着部６、及び第二粘着部７と接
離可能な面に仕上げてあればよく、剥離紙と同様な作用
効果を発揮するものであれば特に制限はない。
【００１３】次に、第１の実施例の生理用ナプキン１の
使用態様について説明する。先ず包装するまでを図１か
ら図４に従って説明すると、一対の固定片５、５は、防
漏シート３側に折り曲げられ、第一粘着部６が剥離部８
に仮接着される（図２）。次に、生理用ナプキン１がそ
の中央で表面シート２を内側にして幅方向に折り曲げら
れる（図３）。そして、第二粘着部７と剥離部８とが仮
接着されるように四つ折りにされ、個包装される。この
ような四つ折りにおいては、固定片５が生理用ナプキン
１の前方に形成されるため折り曲げの際に邪魔にならな
い。また、防漏シート３面の第二粘着部７及び剥離部８
が好適な位置に設けられるため、粘着部６、７には剥離
紙が不要である。
使用態様について説明する。先ず包装するまでを図１か
ら図４に従って説明すると、一対の固定片５、５は、防
漏シート３側に折り曲げられ、第一粘着部６が剥離部８
に仮接着される（図２）。次に、生理用ナプキン１がそ
の中央で表面シート２を内側にして幅方向に折り曲げら
れる（図３）。そして、第二粘着部７と剥離部８とが仮
接着されるように四つ折りにされ、個包装される。この
ような四つ折りにおいては、固定片５が生理用ナプキン
１の前方に形成されるため折り曲げの際に邪魔にならな
い。また、防漏シート３面の第二粘着部７及び剥離部８
が好適な位置に設けられるため、粘着部６、７には剥離
紙が不要である。
【００１４】生理用ナプキン１を使用するに当たって
は、第二粘着部７を剥がしながら図４の四つ折り状態か
ら表面シートが広がるように展開し（図２）、一対の固
定片５、５を剥がす。剥離紙を取る手間が省かれた状態
で、生理用ナプキン１を下着のクロッチ部の内面に当
て、第二粘着部７を下着のクロッチ部後方に固定し、次
に、拡げてあった固定片５、５を元の状態に折り曲げて
その第一粘着部５、５をクロッチ部の外面に粘着させ
る。これにより、固定片５、５でクロッチ部前方の両側
縁部が包み込まれ、吸収性物品は下着に確実に固定され
る。従って、装着動作が簡便で、装着ミスが少なくな
り、下着の着用後は、生理用ナプキン１の液透過性部が
体液の排出部に正確に位置し、使用者が運動等を行って
も固定片５、５が捲れることなく、吸収体４等が前方に
偏たっりすることがない。また、第二粘着部７によって
後方のズレもなく、生理用ナプキン１は初期の状態で終
始安定的に保持される。尚、携帯時においては、四つ折
りにされコンパクトな形態に維持される。また、第１実
施例によれば、第一、第二粘着部６、７が互いに接離自
在になって、各粘着部６、７間に剥離紙を介在させる必
要がなく、従って、高価な剥離紙を節約して製造コスト
を低減することができ、経済的な生理用ナプキン１を得
ることができる。
は、第二粘着部７を剥がしながら図４の四つ折り状態か
ら表面シートが広がるように展開し（図２）、一対の固
定片５、５を剥がす。剥離紙を取る手間が省かれた状態
で、生理用ナプキン１を下着のクロッチ部の内面に当
て、第二粘着部７を下着のクロッチ部後方に固定し、次
に、拡げてあった固定片５、５を元の状態に折り曲げて
その第一粘着部５、５をクロッチ部の外面に粘着させ
る。これにより、固定片５、５でクロッチ部前方の両側
縁部が包み込まれ、吸収性物品は下着に確実に固定され
る。従って、装着動作が簡便で、装着ミスが少なくな
り、下着の着用後は、生理用ナプキン１の液透過性部が
体液の排出部に正確に位置し、使用者が運動等を行って
も固定片５、５が捲れることなく、吸収体４等が前方に
偏たっりすることがない。また、第二粘着部７によって
後方のズレもなく、生理用ナプキン１は初期の状態で終
始安定的に保持される。尚、携帯時においては、四つ折
りにされコンパクトな形態に維持される。また、第１実
施例によれば、第一、第二粘着部６、７が互いに接離自
在になって、各粘着部６、７間に剥離紙を介在させる必
要がなく、従って、高価な剥離紙を節約して製造コスト
を低減することができ、経済的な生理用ナプキン１を得
ることができる。
【００１５】次に本考案に係る第２の実施例を図５〜図
８に基づいて説明する。第２の実施例に係る生理用ナプ
キン１０は、図１〜図４に示す第１の実施例とほぼ同様
に構成されており、図１〜図４に示す第１の実施例にお
ける部材と同様な部材については図５〜図８において同
一符号を付してその詳しい説明を省略するが、第１の実
施例と相違するところは、以下の点である。第２実施例
の生理用ナプキンは、図５に示す如く、上記第二粘着部
７と重ね合される上記防漏材３面が、上記第一粘着部６
と重ね合される上記防漏材３面よりも前方に位置してお
り、該防漏材３面に剥離部８を設けてある。従って、第
２の実施例の生理用ナプキンは、図５〜図８に示す如
く、上記一対の固定片５を、上記左右両側縁部１０ａに
おいて上記防漏材３側に折り曲げて上記第一粘着部６に
接離自在に重ね合わせた上記生理用ナプキン１を、その
長手方向の両端部１１、１１が、該長手方向の中央部で
互いに突き合うように表面材２側に二層に折り曲げた後
に、二層に折り曲げられた生理用ナプキンを更に上記両
端部１１、１１の突き合せ部で折り曲げて上記第二粘着
部７と上記剥離部８とを接離自在に重ね合わせることに
より、全体が四層形態に折り曲げられる。また、第２実
施例の生理用ナプキン１は、図５に示す如く、剥離部８
は防漏シート３における前方部のみ形成されている。
８に基づいて説明する。第２の実施例に係る生理用ナプ
キン１０は、図１〜図４に示す第１の実施例とほぼ同様
に構成されており、図１〜図４に示す第１の実施例にお
ける部材と同様な部材については図５〜図８において同
一符号を付してその詳しい説明を省略するが、第１の実
施例と相違するところは、以下の点である。第２実施例
の生理用ナプキンは、図５に示す如く、上記第二粘着部
７と重ね合される上記防漏材３面が、上記第一粘着部６
と重ね合される上記防漏材３面よりも前方に位置してお
り、該防漏材３面に剥離部８を設けてある。従って、第
２の実施例の生理用ナプキンは、図５〜図８に示す如
く、上記一対の固定片５を、上記左右両側縁部１０ａに
おいて上記防漏材３側に折り曲げて上記第一粘着部６に
接離自在に重ね合わせた上記生理用ナプキン１を、その
長手方向の両端部１１、１１が、該長手方向の中央部で
互いに突き合うように表面材２側に二層に折り曲げた後
に、二層に折り曲げられた生理用ナプキンを更に上記両
端部１１、１１の突き合せ部で折り曲げて上記第二粘着
部７と上記剥離部８とを接離自在に重ね合わせることに
より、全体が四層形態に折り曲げられる。また、第２実
施例の生理用ナプキン１は、図５に示す如く、剥離部８
は防漏シート３における前方部のみ形成されている。
【００１６】このような構成においても、一対の固定片
５、５は、防漏シート３側に折り曲げられ、第一粘着部
６が剥離部８に仮接着され、生理用ナプキン１０は、そ
の両端部１１、１１が突き合うように、しかも表面シー
ト２を内側にして幅方向に折り曲げられる（図７）。そ
して、第二粘着部７と防漏シート３の前方の剥離部８と
が仮接着されるように四つ折りにされ、個包装される。
従って、第１の実施例と同様に、四つ折りにおいては、
固定片５が折り曲げる際の邪魔にならず、また、粘着部
６、７には剥離紙が不要である。更に、使用に際して
も、第１の実施例と同様に上記効果を奏する。
５、５は、防漏シート３側に折り曲げられ、第一粘着部
６が剥離部８に仮接着され、生理用ナプキン１０は、そ
の両端部１１、１１が突き合うように、しかも表面シー
ト２を内側にして幅方向に折り曲げられる（図７）。そ
して、第二粘着部７と防漏シート３の前方の剥離部８と
が仮接着されるように四つ折りにされ、個包装される。
従って、第１の実施例と同様に、四つ折りにおいては、
固定片５が折り曲げる際の邪魔にならず、また、粘着部
６、７には剥離紙が不要である。更に、使用に際して
も、第１の実施例と同様に上記効果を奏する。
【００１７】
【考案の効果】本考案の吸収性物品は、ショーツ等の下
着の形状、身体へのフィット性の如何に拘わらず、下着
に対する装着が容易で装着ミスがなく、運動等を行って
も吸収性物品が殆どヨレることなく、使用開始時の着用
状態を終始安定した状態に保持することができ、漏れ
（特に、後ろ漏れ、横漏れ）を有効に防止することがで
きると共に、剥離紙が不要で取扱い容易なものである。
また、吸収性物品は包装形態、即ち個装形態がコンパク
トで持ち運びに便利となっている。
着の形状、身体へのフィット性の如何に拘わらず、下着
に対する装着が容易で装着ミスがなく、運動等を行って
も吸収性物品が殆どヨレることなく、使用開始時の着用
状態を終始安定した状態に保持することができ、漏れ
（特に、後ろ漏れ、横漏れ）を有効に防止することがで
きると共に、剥離紙が不要で取扱い容易なものである。
また、吸収性物品は包装形態、即ち個装形態がコンパク
トで持ち運びに便利となっている。
【図１】第１実施例の生理用ナプキンを完全に展開し、
一部を切欠いた平面図である。
一部を切欠いた平面図である。
【図２】図１のウイング（固定片）が折り曲げられた状
態の平面図である。
態の平面図である。
【図３】図１の生理用ナプキンを二層に折り曲げた状態
の斜視図である。
の斜視図である。
【図４】図１の生理用ナプキンを四層に折り曲げた携帯
状態の斜視図である。
状態の斜視図である。
【図５】第２の実施例の生理用ナプキンを完全に展開し
た平面図である。
た平面図である。
【図６】図５のウイング（固定片）が折り曲げられた状
態の平面図である。
態の平面図である。
【図７】図５の生理用ナプキンを二層に折り曲げた状態
の斜視図である。
の斜視図である。
【図８】図５の生理用ナプキンを四層に折り曲げた携帯
状態の斜視図である。
状態の斜視図である。
１及び１０ 生理用ナプキン（吸収性物品） ２ 表面シート（表面材） ３ 防漏シート（防漏材） ４ 吸収体 ５ 固定片 ６ 第一粘着部 ７ 第二粘着部 ８ 剥離面
Claims (5)
- 【請求項１】 液透過性の表面材、液不透過性の防漏
材、及びこれら両部材間に介在する液保持性の吸収体を
有し、実質的に縦長に形成され、股間に装着する吸収性
物品において、 上記吸収性物品における股間前方に位置する左右両側縁
部に、その幅方向外方にそれぞれ延びる一対の固定片を
設け、 上記一対の固定片の各裏面に第一粘着部を設け、また上
記吸収性物品における股間後方に位置する防漏材面の中
央部に第二粘着部を設け、 上記一対の固定片を、上記左右両側縁部において上記防
漏材側にそれぞれ折り曲げた場合、該固定片が上記第一
粘着部と重ね合わされる上記防漏材面に、上記第一粘着
部に対して接離自在な剥離部を設け、 上記吸収性物品を長手方向に四つ折した場合、上記第二
粘着部と重ね合わされる上記防漏材面に、第二粘着部に
対して接離自在な剥離部を設け、 上記の第一粘着部に対して接離自在な剥離部と、上記の
第二粘着部に対して接離自在な剥離部とは、連続して一
体的に形成されている ことを特徴とする吸収性物品。 - 【請求項２】 上記第二粘着部と重ね合わされる上記防
漏材面が、上記第一粘着部と重ね合される上記防漏材面
と、上記第二粘着部との間に位置する上記防漏材面であ
ることを特徴とする請求項１記載の吸収性物品。 - 【請求項３】 上記第二粘着部と重ね合される上記防漏
材面が、上記第一粘着部と重ね合される上記防漏材面よ
りも前方に位置している上記防漏材面であることを特徴
とする請求項１記載の吸収性物品。 - 【請求項４】 上記一対の固定片を、上記左右両側縁部
において上記防漏材側に折り曲げて上記第一粘着部に接
離自在に重ね合わせた上記吸収性物品を、その長手方向
の中央部で上記表面材側に二層に折り曲げた後に、二層
に折り曲げられた吸収性物品を更に折り曲げて上記第二
粘着部と上記剥離部とを接離自在に重ね合わせることに
より、全体が四層形態に折り曲げられていることを特徴
とする請求項１記載の吸収性物品。 - 【請求項５】 上記一対の固定片を、上記左右両側縁部
において上記防漏材側に折り曲げて上記第一粘着部に接
離自在に重ね合わせた上記吸収性物品を、その長手方向
の両端部が、該長手方向の中央部で互いに突き合うよう
に表面材側に二層に折り曲げた後に、二層に折り曲げら
れた吸収性物品を上記両端部の突き合せ部で更に折り曲
げて上記第二粘着部と上記剥離部とを接離自在に重ね合
わせることにより、全体が四層形態に折り曲げられてい
ることを特徴とする請求項１記載の吸収性物品。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992042015U JP2569646Y2 (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | 吸収性物品 |
| GB9311832A GB2267830B (en) | 1992-06-18 | 1993-06-08 | Absorbent article |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992042015U JP2569646Y2 (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | 吸収性物品 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0611724U JPH0611724U (ja) | 1994-02-15 |
| JP2569646Y2 true JP2569646Y2 (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=12624353
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992042015U Expired - Fee Related JP2569646Y2 (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | 吸収性物品 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2569646Y2 (ja) |
| GB (1) | GB2267830B (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000021477A1 (en) * | 1998-10-13 | 2000-04-20 | The Procter & Gamble Company | Compact individual package for sanitary napkin having side flaps |
| US8231590B2 (en) | 2003-12-30 | 2012-07-31 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Visually coordinated absorbent product |
| US7708727B2 (en) | 2006-04-19 | 2010-05-04 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Compact-folded article with wrap layer |
| US7427277B2 (en) | 2006-04-19 | 2008-09-23 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Compact-folded article and pouch |
| US8162911B2 (en) | 2005-10-03 | 2012-04-24 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Compact folded absorbent article |
| US8231591B2 (en) | 2006-04-21 | 2012-07-31 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Absorbent article with lengthwise, compact-fold |
| JP5823700B2 (ja) * | 2011-01-28 | 2015-11-25 | ユニ・チャーム株式会社 | パンティライナー |
| JP6373287B2 (ja) * | 2016-01-29 | 2018-08-15 | ユニ・チャーム株式会社 | 吸収性物品 |
| WO2018073918A1 (ja) * | 2016-10-19 | 2018-04-26 | ユニ・チャーム株式会社 | 吸収性物品 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5217448A (en) * | 1990-08-17 | 1993-06-08 | Mcneill-Ppc, Inc. | Absorbent products having optional side panel usage |
| JP3181626B2 (ja) * | 1990-09-27 | 2001-07-03 | 花王株式会社 | 吸収性物品 |
| SE469621B (sv) * | 1990-11-01 | 1993-08-09 | Moelnlycke Ab | Absorberande alster med laettboejliga sidoflikar och uppresta vaetskespaerrorgan |
| JPH055117U (ja) * | 1991-06-28 | 1993-01-26 | 花王株式会社 | 吸収性物品 |
-
1992
- 1992-06-18 JP JP1992042015U patent/JP2569646Y2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-06-08 GB GB9311832A patent/GB2267830B/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| GB2267830B (en) | 1996-10-02 |
| GB2267830A (en) | 1993-12-22 |
| JPH0611724U (ja) | 1994-02-15 |
| GB9311832D0 (en) | 1993-07-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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