JP2569570Y2 - 額 縁 - Google Patents

額 縁

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JP2569570Y2
JP2569570Y2 JP1991090027U JP9002791U JP2569570Y2 JP 2569570 Y2 JP2569570 Y2 JP 2569570Y2 JP 1991090027 U JP1991090027 U JP 1991090027U JP 9002791 U JP9002791 U JP 9002791U JP 2569570 Y2 JP2569570 Y2 JP 2569570Y2
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JP
Japan
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良明 梅田
俊幸 柏木
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Kyoraku Co Ltd
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Kyoraku Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、額面に沿ってこれに平
行に密着して掲示する額縁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の上記額縁は、1個、1個単独に壁
面に掲示する構成となっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】複数の額縁を壁面に掲
示する場合、相互の額縁の位置合わせを1個、1個行わ
なければならずやっかいであると共に、各額縁相互が不
揃いに傾いてしまって見ばえよく多くの額縁を広い壁面
に掲示することがむずかしかった。
【0004】本考案は上記のことに鑑みなされたもの
で、複数の額縁を相互に関連付けて整然と壁面に掲示す
ることができるようにした額縁を提供することを目的と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案に係る額縁は、写真等の掲示物を支持する枠
部を設けると共に縁部に長孔を設けた角板状のベース部
材と、このベース部材の表側に係脱自在に係止する枠状
のカバー部材と、隣接するベース部材のそれぞれの長孔
に係合して両ベース部材を連結する連結具とから構成さ
れ、かつ上記連結具は、隣接するベース部材のそれぞれ
の長孔に係合する両側の脚状係止部と、この両側の脚状
係止部を連結する連結部とからなり、この連結具を隣接
するベース部材のそれぞれの長孔に、ベース部材の縁部
の表側から係合し、ベース部材に係止する上記カバー部
材にてこの連結具をカバーする構成となっている。
【0006】
【作 用】複数の額縁のそれぞれのベース部材はこれ
らの長孔に係合する連結具にて相互に連結される。ベー
ス部材を相互に連結してから、それぞれのベース部材に
カバー部材を係合する。上記連結具はベース部材の表側
から各長孔に係合され、裏側へは突出しない。そしてこ
の連結具はカバー部材にてカバーされる。
【0007】
【実 施 例】本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。図中1はベース部材であり、このベース部材1は四
角形でかつ板状に形成されている。そしてこのベース部
材1の縁部2の内側に一段高くなった枠部3が背板3a
にて構成されている。この枠部3の周囲には枠部3に挿
入した写真等の掲示物の周囲を止めるフック状の掲示物
止め4が複数個突設してある。ベース部材1の縁部2の
4隅部にカバー係止案内突起5が設けてある。また縁部
2の四縁部には縁部2と平行にした長孔6が設けてあ
る。この長孔6を設けた部分の裏側は凹部7となってい
る。またベース部材1の四方の縁部2のそれぞれの中間
部に側面に係止凹部8aを有するカバー係止突起8が突
設してある。
【0008】図中9は連結具であり、この連結具9は断
面H形に形成されており、上記長孔6に係合する2個の
脚状係止部10a、10bと、この脚状係止部10a、
10bを跨状に連結する連結部10cとから構成されて
いる。そしてこの両脚状係止部10a、10bの間隔は
2個のベース部材1,1を並置したときの対向する縁部
2,2のそれぞれの長孔6,6の対向間隔となってお
り、それぞれの先端部には長孔6の裏側縁分に、ベース
部材1,1の表側から係合するフック10dが設けてあ
る。また連結部10cは下側へ湾曲していて、脚状係止
部10a,10bが長孔6に係合した状態でベース部材
の縁部2の表側面に当接するようになっている。
【0009】図中11は上記ベース部材1の縁部2をカ
バーする枠状のカバー部材であり、このカバー部材11
の外側形状はベース部材1の外側形状と一致し、また内
側形状は上記ベース部材1の枠部3の形状と相似形で、
かつこれより少し小さくなっている。またこのカバー部
材11の外側下面部の四辺部は上記連結部9の連結部1
0cの厚みに相当する高さだけ切欠かれた切欠部11a
が設けられている。カバー部材11の裏側四隅は上記ベ
ース部材1の外側に嵌合するようになっている。またこ
のカバー部材11の四辺部にはベース部材のカバー係止
突起8の係止凹部8aに係合するベース係止突起12が
突設してある。
【0010】上記ベース部材1及びカバー部材11のい
ずれも合成樹脂を射出成形されている。そしてこの合成
樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポ
リオレフィン系樹脂、ABS樹脂、ポリスチレン等のス
チレン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチ
レンテレフタレート等のポリエステル系樹脂、ナイロン
−6、ナイロン66等のポリアミド系樹脂、ポリ塩化ビ
ニル等のビニル系樹脂、その他ポリカーボネート系樹脂
等のようなエンプラと呼ばれる樹脂などが好適である。
【0011】上記構成において、写真等の掲示物Aはベ
ース部材1の枠部3に、これの周囲に突設した掲示物止
め4に挿入係止する。1個の額縁を壁面に掲示する場合
には、このベース部材1をそのまま長孔6を利用して画
鋲等にて壁面に固定し、これにカバー部材11を係止す
る。このとき、枠部3に挿入した掲示物Aはカバー部材
11の内側縁辺にて押さえられる。上記画鋲の頭はカバ
ー部材11の外側下面部の切欠き部に対向させることに
よりこれが邪魔にならない。
【0012】一方、複数の額縁を隙間なく隣接して掲示
する場合には、各額縁のベース部材1をならべ、相互の
対向する縁部2の長孔6にこれの表側から連結具9の脚
状係止部10a,10bを係合して両ベース部材1,1
を連結する。このとき両ベース部材1,1の合わせ目は
連結具9の連結部10cの下面にて押さえられている。
また、連結具9は各ベース1,1bの裏側へは突出しな
い。この状態で各ベース部材1,1を上記の場合と同様
に画鋲にて壁面に固定してからそれぞれのベース部材1
にカバー部材11を係合する。これにより、上記連結具
9はカバー部材11にてカバーされて表側には表われな
い。この場合,額縁の配置は図5、図6に示すように複
数の額縁Bを自由度をもたせて配置できる。またこのと
き、上記連結具9が額縁Bの裏側に突出しないことによ
り額縁Bは1個の場合と同様に壁面に隙間なく固定でき
る。なお上記連結具9の脚状係止部10a,10bを係
合する長孔6は長いものを設けてもよく、短いものを複
数個設けてもよい。
【0013】
【考案の効果】本考案によれば、複数の額縁を相互に関
連付けて連結して整然と壁面に掲示することができる。
そして、上記複数の額縁を連結するための連結具は、隣
接するベース部材の縁部の表側から係合されることによ
り、この連結具が額縁の裏側に突出することがなく、複
数個連結した額縁を、これが1個の場合と同様に壁面に
沿って隙間なく掲示することができる。また、この連結
具はベースに係合するカバー部材によってカバーされる
ことにより、この連結具は外側に露出することがなく、
これにて連結される複数の額縁は、連結具によって美観
を損なうことなく掲示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の構成を示す分解斜視図である。
【図2】本考案の要部の分解斜視図である。
【図3】連結具による連結部を示す断面図である。
【図4】ベース部材とカバー部材との係止連結部を示す
断面図である。
【図5】複数の額縁の配置例を示す正面図である。
【図6】複数の額縁の他の配置例を示す正面図である。
【符号の説明】
1…ベース部材、2…額縁、3…枠部、3a…背板、4
…掲示物止め、5…カバー係止案内突起、6…長孔、7
…凹部、8…カバー係止突起、9…連結具、10a,1
0b…脚状係止部、10c…連結部、11…カバー部
材、12…ベース係止突起、A…掲示物、B…額縁。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−115511(JP,A) 実公 昭64−6150(JP,Y2) 実公 昭52−8552(JP,Y2) 実公 昭59−20131(JP,Y2)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 写真等の掲示物を支持する枠部を設ける
    と共に縁部に長孔を設けた角板状のベース部材と、この
    ベース部材の表側に係脱自在に係止する枠状のカバー部
    材と、隣接するベース部材のそれぞれの長孔に係合して
    両ベース部材を連結する連結具とから構成され、かつ上
    記連結具は、隣接するベース部材のそれぞれの長孔に係
    合する両側の脚状係止部と、この両側の脚状係止部を連
    結する連結部とからなり、この連結具を隣接するベース
    部材のそれぞれの長孔に、ベース部材の縁部の表側から
    係合し、ベース部材に係止する上記カバー部材にてこの
    連結具をカバーするようにしたことを特徴とする額縁。
JP1991090027U 1991-10-08 1991-10-08 額 縁 Expired - Fee Related JP2569570Y2 (ja)

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JP1991090027U JP2569570Y2 (ja) 1991-10-08 1991-10-08 額 縁

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JPH0720916U JPH0720916U (ja) 1995-04-18
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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