JP2569393B2 - 型鋼梁把持装置およびその油圧回路 - Google Patents

型鋼梁把持装置およびその油圧回路

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JP2569393B2
JP2569393B2 JP4281929A JP28192992A JP2569393B2 JP 2569393 B2 JP2569393 B2 JP 2569393B2 JP 4281929 A JP4281929 A JP 4281929A JP 28192992 A JP28192992 A JP 28192992A JP 2569393 B2 JP2569393 B2 JP 2569393B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、型鋼梁把持装置の改善
に係り、より詳しくは、地下鉄工事等において、トンネ
ル内を補強するために、トンネル内部の上下左右に配設
される型鋼梁を高能率で配設し得るようにした型鋼梁把
持装置およびその油圧回路に関する。
【0002】
【従来の技術】地下鉄工事では、壁面、天井壁、路面を
仕上げる前に掘削したトンネルを補強するために、内部
に所定の間隔で、例えばH型鋼からなる型鋼梁を上下左
右に配設して枠型を形成している。このような補強工事
には、例えば、後述する構成になる型鋼梁把持装置を装
着してなる型鋼梁ハンドリング車両が使用されている。
以下、型鋼梁ハンドリング車両の側面図の図7を参照し
ながら説明すると、上記型鋼梁ハンドリング車両の本体
は、履帯式の走行台車50と、この上に垂直軸心回りに
旋回される旋回フレーム51と、この旋回フレーム51
によって起伏自在に支持されるブーム52と、このブー
ム52の先端に設けた水平な軸心回りに揺動自在に支持
されるアーム53とからなる作業腕を備えてなり、いわ
ゆる油圧ショベル本体と同構成になるものである。この
ような走行台車50のアーム53の先端の水平軸54に
よって型鋼梁把持装置60が揺動自在に支持されてい
る。
【0003】即ち、水平軸54により揺動自在に支持さ
れる揺動フレーム61と、この揺動フレーム61に付設
され、インターナルリングギヤ(図示省略)とこのイン
ターナルリングギヤに噛み合うピニオンを回転させる油
圧モータ62とからなる回転駆動装置63と、この回転
駆動装置63に付設されて回転されると共に、回転駆動
装置63側に一端が枢着された揺動シリンダ(図示省
略)揺動され、かつ開閉シリンダ64で開閉される把持
アーム65,65とからなっている。この把持アーム6
5,65は、その一方の側面形状が「Lの字」状に形成
され、他方はこの「Lの字」の垂直部分の頂部に揺動自
在に枢着される真直状に形成されてなり、同図に示すよ
うに、H型鋼からなる型鋼梁Wを把持した状態では「コ
の字」状になるように構成されている。なお、これら把
持アーム65,65の先端において、相対する方向に突
出してなるものは、把持された型鋼梁Wの外れを防止す
る外れ防止爪である。
【0004】以下、上記のような構成になる型鋼梁把持
装置60を装着した型鋼梁ハンドリング車両の使用態様
を説明すると、型鋼梁Wを下面に配設するときは、同図
に示すように、型鋼梁Wを水平かつ断面が「エの字」状
になるように把持して、ブーム52やアーム53を下側
に揺動させると共に、開閉シリンダ64のロッドの縮小
により上側の把持アーム65を開いて型鋼張Wを放し、
また、型鋼張Wを上側に配設するときはブーム52やア
ーム53を上側に揺動させると共に、型鋼梁把持装置6
0を揺動させて型鋼梁Wの断面が「エの字」状になるよ
うに操作する。一方、型鋼梁Wを立設するときは、旋回
フレーム51を旋回させ、油圧モータ62の駆動により
回転駆動装置63を介して把持アーム65,65を90
度回転させる。そして、必要に応じて揺動シリンダを操
作して把持アーム65,65の向きを調整するようにし
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記型鋼梁把持装置で
型鋼梁を把持した状態では、把持アームが邪魔になり、
例えば、トンネルの内壁に型鋼梁を密着させた状態で配
設することができない。また、当然、型鋼梁の寸法も何
種類かあるが、寸法が相違する場合にはその寸法にあっ
た型鋼梁把持装置に付け替えなければならず、作業能率
の向上にとって好ましくないだけでなく、例えば、型鋼
梁を天井に配設する場合、トンネルの両壁側に立設した
型鋼梁の上部に架設すると共にボルトにより固定する
が、ボルト孔を合わせることが難しい。そのため、型鋼
梁を持ち上げた状態でこの型鋼梁を人力により僅かに回
転させているが、油圧モータ内に作動油が充満している
関係上、型鋼梁の回転には強い力を必要とし、極めて作
業能率が悪いものである。
【0006】勿論、油圧モータ内の作動油を排出すれ
ば、外力により型鋼梁を軽く回転させ得る。しかしなが
ら、後に回転駆動装置を回転させると高速度で回転して
しまい、油圧モータ内に作動油が充満されるまでは通常
の作業が行えないので、油圧モータ内の作動油を排出す
ることができない。さらに、この型鋼梁把持装置はその
回転駆動装置の先側で、把持アームを揺動させると共
に、把持アームを開閉させる構成であるから、回転駆動
装置に少なくとも4ポートの接続ポートを有するスイベ
ルジョイントを設けなければならず、そのコストは勿
論、その信頼性にも問題が生じる。即ち、スイベルジョ
イントのポートの数は少ない方が好ましい。
【0007】従って、本発明の目的とするところは、高
能率で地下道の壁に密着し得るように型鋼梁を配設する
ことを可能ならしめ、しかも信頼性に優れる型鋼梁把持
装置およびその回動用油圧回路を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、型鋼梁の板部
分を把持すれば、型鋼梁を壁に密着させた状態で配設す
ることができ、また油圧モータ内の作動油を排出し後に
作動させるときは、油圧モータの回転を制動し得る構成
にすれば、油圧モータ内に作動油が充満するまでの回転
数を制御し得、さらに把持アームを回動装置を介して揺
動させるようにすれば、回転駆動装置には2つの油圧ポ
ートを有するスイベルジョイントを設ければ良いことに
着目してなしたものである。
【0009】本発明の請求項1に係る型鋼梁把持装置が
採用した主たる手段の特徴とするところは、走行車両の
起伏自在な作業腕の先端に設けた水平軸により揺動フレ
ームが揺動自在に支持され、該揺動フレームにより前記
水平軸と直交する軸心回りに回転自在、かつ回転軸心に
直交する軸心回りに揺動自在に支持されると共に、型鋼
梁を把持する把持アームが反支持側に設けられてなる把
持アーム支持フレームを有する型鋼梁把持装置におい
て、前記把持アームの相対する側を相反する方向に湾曲
させると共に、これら把持アームの開閉方向と直交する
方向の力が作用したとき、前記把持パッドの当接力を強
める型鋼梁ずれ防止機構を介して、該把持パッドを把持
アームに装着したところにある。
【0010】本発明の請求項2に係る型鋼梁把持装置が
採用した主たる手段の特徴とするところは、請求項1記
載の型鋼梁把持装置において、前記揺動フレームによ
り、油圧モータを有する回転駆動装置を、該揺動フレー
ムの揺動支持軸と直交する軸心回りに揺動自在に支持
し、該揺動フレームと回転駆動装置との間に油圧シリン
ダの一端を枢着すると共に、前記回転駆動装置により前
記把持アーム支持フレームを、該揺動フレームの揺動支
持軸と直交する軸心回りに回転自在に支持したところに
ある。
【0011】本発明の請求項3に係る型鋼梁把持装置が
採用した主たる手段の特徴とするところは、請求項1記
載の型鋼梁把持装置において、油圧モータの作動時には
該油圧モータの制動が解除され、必要に応じて該油圧モ
ータの回転を制動し、かつ制動を解除し得るブレーキを
有する油圧モータにより、前記把持アーム支持フレーム
を回転させる回転駆動装置を有してなるところにある。
【0012】本発明の請求項4に係る型鋼梁把持装置が
採用した主たる手段の特徴とするところは、請求項1記
載の型鋼梁把持装置において、油圧モータの出力側に、
係合して把持アーム支持フレームを回転させ、かつ係合
の解除により回転力の伝達を遮断する回転伝達装置を設
けたところにある。
【0013】本発明の請求項5に係る型鋼梁把持装置の
油圧回路が採用した主たる手段の特徴とするところは、
請求項3記載の型鋼梁把持装置の油圧回路において、正
逆回転自在な油圧モータの2つのポートにカウンターバ
ランス弁を介して連通するメイン油圧配管と、これらメ
イン油圧配管のカンターバランス弁を含む部位と油圧モ
ータとの間からそれぞれ分岐し、開閉弁が介装されてな
る作動油逃がし配管と、これらメイン油圧配管の前記カ
ウンターバランス弁の油圧モータへの反接続側から分岐
し、第1シャトル弁と、第2シャトル弁とを介して、前
記ブレーキシリンダの係合解除側に連通するバイパス配
管と、該バイパス配管に介装されてなる前記第2シャト
ル弁に連通し、油圧ポンプから吐出された作動油を該第
2シャトル弁を介してブレーキシリンダの係合解除側に
流入させ、かつ作動油の流入を停止させると共に、該バ
イパス配管側から第2シャトル弁を介して作動油を排出
させる切替弁が介装されてなる作動油供給戻し配管とか
らなるところにある。
【0014】
【作用】本発明の請求項1に係る型鋼梁把持装置によれ
ば、把持アームの湾曲部で型鋼梁の横板部分を避けると
共に、把持パッドにより型鋼梁の板部分を把持すること
ができ、また型鋼梁を水平に配設するときには把持アー
ムと把持アーム支持フレームによりずれが防止される一
方、型鋼梁を立設する時には下向きの力が作用するが、
この下向きの力により把持パッドの把持力が強められる
ので型鋼梁のずれ落ちが防止される。
【0015】本発明の請求項2に係る型鋼梁把持装置に
よれば、把持アーム支持フレームが油圧シリンダにより
揺動される回転駆動装置に支持されて回転されるように
構成されているので、把持アーム支持フレームには把持
アームを開閉させる作動油を給排する油圧ポートを有す
るスイベルジョイントを設けるだけで良い。
【0016】本発明の請求項3に係る型鋼梁把持装置に
よれば、油圧モータの回転をブレーキにより制動し、か
つ制動を解除することができる。
【0017】本発明の請求項4に係る型鋼梁把持装置に
よれば、回転伝達装置の係合により油圧モータの回転を
把持アーム支持フレームに伝達し、かつその係合解除に
より油圧モータの回転の伝達を遮断することができ、回
転の伝達の遮断により把持アーム支持フレームを自由に
回転させることができる。
【0018】本発明の請求項5に係る型鋼梁把持装置の
油圧回路によれば、油圧モータの駆動に際しては、切替
弁が閉弁され、かつバイパス配管側からの作動油が排出
されない状態で、メイン油圧配管から油圧モータに作動
油が供給されるが、この場合、作動油がメイン油圧配管
からバイパス配管、つまり第1シャトル弁と第2シャト
ル弁とを介してブレーキシリンダのブレーキの係合解除
側に流入しているので、メイン油圧配管から作動油を給
排することにより、油圧モータは制動力を受けることな
く駆動される。そして、油圧モータの駆動を停止させる
と共に切替弁を切替えると、油圧ポンプから作動油が第
2シャトル弁を介してブレーキシリンダのブレーキの係
合解除側に流入するので、油圧モータの制動解除状態が
継続され続ける。そこで、開閉弁を開弁すると、作動油
逃がし配管から開閉弁を介して油圧モータ内の作動油が
排出される。
【0019】また、作動油が排出された油圧モータを再
駆動する場合には、切替弁を元に戻して油圧ポンプから
の作動油の供給を遮断すると、これによりブレーキシリ
ンダのブレーキの係合解除側から作動油が排出されるの
で油圧モータは制動される。そして、開閉弁を閉弁し、
メイン油圧配管から作動油を供給すると、作動油が油圧
モータに流入するが、ブレーキにより制動されていて油
圧モータが駆動されないが、一方バイパス配管、つまり
第1シャトル弁、第2シャトル弁を介してブレーキの係
合解除側に作動油が流入するので、ブレーキの係合が解
除され、油圧モータの制動が解除される。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例に係る型鋼梁把持装置
を、型鋼梁ハンドリング車両の側面図の図1と、型鋼梁
把持装置の側面図の図2aと、図2aを下側から見た図
の図2bと、型鋼梁把持装置の油圧回路図の図3と、型
鋼梁を上下に配設する説明図の図4と、型鋼梁を立設す
る説明図の図5とを順次参照しながら説明する。
【0021】型鋼梁ハンドリング車両の本体は、従来と
同様に、履帯式の走行台車30と、この上に垂直軸心回
りに旋回される旋回フレーム31と、この旋回フレーム
31により起伏自在に支持されるブーム32と、このブ
ーム32の先端に設けた水平軸により揺動可能に支持さ
れるアーム33とからなる作業腕を備えてなり、いわゆ
る周知の構成になる油圧ショベル本体と同構成になるも
のである。
【0022】上記構成になる走行車両30のアーム33
の先端に設けた水平軸34により後述する型鋼梁把持装
置1が上下方向に揺動自在に支持されている。即ち、ア
ーム33の先端に設けた水平軸34により、反水平軸3
4側に平行に突出したブラケット部を有する揺動フレー
ム2が揺動自在に支持され、この揺動フレーム2のブラ
ケット部に設けた上記水平軸34と直交する向きの軸に
より、後述する構成になる回転駆動装置4が揺動可能に
支持されると共に、この回転駆動装置4は揺動フレーム
2に一端側が枢着されてなる油圧シリンダである揺動シ
リンダ3の他端側が枢着されることにより揺動されるよ
うに構成されている。
【0023】上記回転駆動装置4は、図2aに示すよう
に、インターナルリングギヤ6を有する旋回ベアリング
5と、インターナルリングギヤ6に噛み合うピニオンを
有し、かつブレーキ8が付設されてなる油圧モータ7と
からなり、上記インターナルリングギヤ6の端面には、
後述する把持アームを支持する把持アーム支持フレーム
9が固着されると共に、この中心、即ち、インターナル
リングギヤ6の回転中心に対応する位置には、把持アー
ムを開閉させる、後述する開閉シリンダに作動油を給排
する2つの油圧ポートを有するスイベルジョイント10
が付設されている。このスイベルジョイント10の油圧
ポートの数は、開閉シリンダと揺動シリンダとに作動油
を給排する従来のスイベルジョイントのポート数の1/
2であるため、その信頼性をより高めることが可能にな
る。
【0024】さらに、上記把持アーム支持フレーム9に
は、所定の間隔を持って平行に配設された2対の把持ア
ーム支持ピン11によって、それぞれ相反する方向に湾
曲した湾曲部12aを有する把持アーム12が開閉自在
に支持され、これら把持アーム12はこれに突設された
ブラケット12bにピンを介して枢着されてなる開閉シ
リンダ14のピストンロッドの伸縮により開閉されるよ
うに構成されている。この開閉シリンダ14のピストン
ロッドは、上記スイベルジョイント10の2つの油圧ポ
ートからそれぞれボトム側とヘッド側とに連通する油圧
ホース(図示省略)を介して作動油が給排されて伸縮す
るものである。
【0025】また、上記把持アーム12の先端のそれぞ
れには、これら把持アーム12の閉状態において端面が
当接する把持パッド15が装着されている。この把持パ
ッド15は、図2bに示すように、対になる把持アーム
12同士の相反する側の間隔が狭く、相対する側の間隔
が広くなるようにガイドバー13が固着され、これらガ
イドバー13に外装されてなる、矩形断面をした摺動枠
体15aを介して装着されている。なお、摺動枠体15
aには、ばね取付ブラケットが突設されており、これと
本体との間に装着されてなる引っ張りコイルばね16に
よって、ストッパに当接した状態で上記ガイドバー13
の間隔の広い側に引張力が付与されて装着されている。
そのため、例えば、型鋼梁を立設するときには型鋼梁の
自重が下向きに作用するが、下側の把持アーム12の把
持パッド15がガイドバー13の間隔の狭い側に移動し
ようとするので、把持パッド15の把持力が強められ、
ずれたりすることなく型鋼梁を確実に把持することがで
きる。
【0026】一方、上記回転駆動装置4を駆動する油圧
回路20は、図3に示すように構成されている。即ち、
油圧モータ7の2つのポートにカウンターバランス弁2
1aを介して連通するメイン油圧配管21,21を備え
ている。これらメイン油圧配管21,21のカウンター
バランス弁21aと油圧モータ7との間から、それぞれ
絞り弁22aとスイッチSのON−OFF操作で開閉す
る開閉弁である電磁開閉弁22bとが介装されてなる作
動油逃がし配管22が分岐している。また、メイン油圧
配管21,21の前記カウンターバランス弁21aの上
流側から第1シャトル弁23a、第2シャトル弁23b
とを介して、前記油圧モータ7に付設されてなるブレー
キ8のブレーキシリンダ8aの係合解除側にバイパス配
管23が連通している。さらに、このバイパス配管23
の第2逆止弁23bから、油圧ポンプPから供給される
作動油をバイパス配管23を介してブレーキシリンダ8
aに流入させ、かつ上記スイッチSのON−OFF操作
によって作動油の流入を停止させると共に、バイパス配
管23を介してブレーキシリンダ8a内の作動油を排出
させる切替弁である電磁切替弁24aが介装されてなる
作動油供給戻し配管24が分岐している。この場合、1
つのスイッチSで電磁開閉弁22bと電磁切替弁24a
とを操作する構成としているが、個別に操作するように
しても良く、また、上記絞り弁22aは可変式の絞り弁
であっても良い。なお、作動油供給戻し配管24の電磁
開閉弁22bと電磁切替弁24a側が連通してなるもの
は作動油タンクTである。
【0027】従って、油圧モータ7の正常運転状態にお
いては、第1シャトル弁23a、第2シャトル弁23b
とが介装されてなるバイパス配管23を通してメイン油
圧配管21,21を流れる作動油がブレーキシリンダ8
aのブレーキの係合解除側に流入しているので、メイン
油圧配管21,21から作動油を給排することにより油
圧モータ7は制動されることなく駆動され続け、回転駆
動装置4により把持アーム12,12が正常に回転され
る。
【0028】そして、メイン油圧配管21,21からの
作動油の供給を停止して油圧モータ7の回転を停止させ
ると共にスイッチSをONにすると、電磁切替弁24a
が切替えられて、作動油がブレーキシリンダ8aのブレ
ーキの係合解除側に流入するので、油圧モータ7は制動
解除状態で維持されると共に、電磁開閉弁22bも開弁
されているので、作動油逃がし配管22を介して油圧モ
ータ7内の作動油が排出され、回転駆動装置4を外力に
より容易に回転させ得る状態となる。
【0029】また、作動油が排出された油圧モータ7を
再駆動する場合には、先ずスイッチSをOFFして電磁
切替弁24aを切替え、かつ電磁開閉弁22bを閉弁す
ることによりメイン油圧配管21,21から作動油を給
排する。ところが、電磁切替弁24aの切替えによって
ブレーキシリンダ8a内の作動油が、第2シャトル弁2
3bと電磁切替弁24aとを介して作動油タンクTに排
出されるので、油圧モータ7が制動され続ける。そし
て、メイン油圧配管21,21からの作動油の給排が続
けられて油圧モータ7内が作動油で満たされると、バイ
パス管路23を介して作動油がブレーキシリンダ8aに
流入するため、油圧モータ7の制動が解除され、油圧モ
ータ7は駆動可能な状態になるように構成されている。
【0030】以下、上記構成になる型鋼梁把持装置1を
装着した型鋼梁ハンドリング車両の使用態様を説明する
と、型鋼梁Wをトンネル内の下側に配設する場合には、
図4に示すように、開閉シリンダ14のピストンロッド
を縮小して把持アーム12,12を開き、かつ揺動フレ
ーム2を下側に揺動させることにより把持アーム12,
12が下側になるように回転駆動装置4を揺動させると
共にブーム32を倒し、把持アーム12,12を閉じて
型鋼梁Wの「エの字」断面の2画に相当する板部分を把
持すると共に、ブーム32あるいはアーム33を操作し
て移動させる。一方、上側に配設する場合、揺動フレー
ム2を上側に揺動させることにより把持アーム12,1
2が上側になるように回転駆動装置4を揺動させると共
にブーム32を起こして、型鋼梁Wを水平な状態で所定
位置に移動させ、立設状態にある型鋼梁柱の頂部に横架
すると共に、ボルトにより結合する。
【0031】この場合、型鋼梁Wを下側に配設するとき
には把持アーム12,12が下向きになり、逆に型鋼梁
Wを上側に配設するときには把持アーム12,12が上
向きになって、何れの場合も型鋼梁把持装置1よりも壁
側に型鋼梁Wが位置することになるので、従来のように
トンネルの下面や天井壁に型鋼梁把持装置1が干渉した
りするようなことがなく、また型鋼梁Wの板部分を把持
する構成のため、従来のように、型鋼梁把持装置1を交
換するまでもなく寸法の異なる型鋼梁を容易に把持する
ことができる。ところで、型鋼梁Wを所定位置に正しく
配設するためには、回転駆動装置4を作動して型鋼梁W
を回転させる作業も必要になる。特に、ボルト結合作業
に際してボルト孔を合わせるのに微操作が必要になる。
【0032】ところで、型鋼梁ハンドリング車両を運転
席において操作するだけではボルト孔を合わせることが
極めて難しい。そこで、高所作業台等に乗込んだ作業者
等が、型鋼梁Wを回転させるべく型鋼梁Wに力を加えて
回転させようとするが、従来であれば、油圧モータ7内
には作動油が充満しているので強い力を要し、極めて大
変な作業であったが、この実施例の場合には、スイッチ
SをONにすると、電磁切替弁24aが作動して作動油
がブレーキシリンダ8aのブレーキの係合解除側に流入
して制動が解除されると共に、電磁開閉弁22bの開弁
により、作動油逃がし配管22を介して油圧モータ7内
の作動油が排出されるので、回転駆動装置4を外力によ
り容易に回転させることが可能になり、ボルト連結作業
が極めて容易に行える。そして、次の作業に移るに際し
ては、内部に作動油が満たされるまではブレーキ8によ
り油圧モータ7は制動されているので、油圧モータ7の
駆動始めに高速回転したりすることなく、上記したよう
に、容易に回転駆動装置4を正常作動させ得る状態に戻
すことができる。
【0033】次に、型鋼梁Wを立設する場合を、図5を
参照しながら説明すると、開閉シリンダ14のピストン
ロッドを縮小して把持アーム12,12を開き、かつ揺
動フレーム2を下側に揺動させることにより把持アーム
12,12が下側になるように回転駆動装置4を揺動さ
せると共にブーム32を倒し、把持アーム12,12を
閉じて型鋼梁Wの「エの字」断面の2画に相当する板部
分を把持すると共に、ブーム32あるいはアーム33を
操作して型鋼梁Wを持上げる。そして、旋回フレーム3
1を旋回させ、回転駆動装置4を回転させて型鋼梁Wを
起立状態にすると共に、ブーム32、あるいはアーム3
3を作動させて型鋼梁Wを所定位置に移動させて立設す
る。勿論、上記各操作は作業現場の状況に応じてその順
序を自由に変えることができる。
【0034】この場合、型鋼梁Wは把持パッド15,1
5の摩擦力だけで持上げられているので、場合によって
は、型鋼梁Wが下方に滑り、作業に支障を来すことが考
えられる。しかしながら、把持パッド15,15は、上
記したように、型鋼梁Wの自重が下向きに作用すると、
下側の把持アーム12,12の把持パッド15,15が
ガイドバー13の間隔の狭い側に移動しようとして把持
パッド15,15の把持力が強められるので、型鋼梁W
を確実に把持して高能率で立設することができる。しか
も、型鋼梁把持装置1よりも側壁側に型鋼梁Wを位置さ
せることができるので、型鋼梁把持装置1が側壁に干渉
したりすることがない。
【0035】以上では、ブレーキ8の操作と、油圧モー
タ7内の作動油を抜くこととにより把持アーム12,1
2で把持した型鋼梁Wに外力を作用させて、これを軽く
回転させる例を説明したが、例えば、油圧モータ7の出
力側に油圧クラッチや電磁クラッチ等のクラッチを配設
して、これらクラッチを係合させることにより、簡単
に、油圧モータ7の回転を把持アーム支持フレーム9に
伝達すること、および係合解除によって油圧モータ7の
回転の伝達を遮断することができ、しかも上記のような
油圧回路20を要しないので、クラッチを操作する管路
や電気配線だけで済み、型鋼梁把持装置1の操作系統構
成の簡略化に対して効果がある。
【0036】次に、本発明に係る他の実施例を、型鋼梁
ハンドリング車両の側面図の図6を参照しながら、上記
実施例と同一のもの並びに同一機能を有するものを同一
符号を以て説明すると、これは、同図から良く理解され
るように、走行車両の本体の構成のみが相違するもので
あって、上記実施例になる型鋼梁把持装置がブームとア
ームとからな作業腕を有する走行車両に装着されていた
のに対して、本実施例では、型鋼梁把持装置1を、起伏
かつ伸縮自在な多段伸縮ブーム32の先端に装着してな
るものである。
【0037】従って、多段伸縮ブーム32は旋回フレー
ム31の旋回により旋回され、多段伸縮ブーム32の起
伏、伸縮によって型鋼梁把持装置1の位置を自由自在に
移動させると共に、型鋼梁把持装置1を揺動させ、かつ
把持アーム12を支持する把持アーム支持フレーム9を
回転させることができるので、本実施例は上記実施例と
同効である。
【0038】なお、以上では、型鋼梁把持装置によって
H型鋼からなる型鋼梁を把持する場合を例として説明し
たが、型鋼梁は必ずしもH型鋼からなるものばかりでは
なく、例えば、アングルやチャンネル状の断面をした型
鋼からなるものもある。しかしながら、以上の説明から
良く理解されるように、型鋼梁がアングルやチャンネル
状の断面をしたものであってもこれらを自由自在に把持
することができる。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係る型鋼
梁把持装置およびその油圧回路によれば、従来の型鋼梁
把持装置のように、寸法が相違する型鋼梁に応じて型鋼
梁把持装置を交換するまでもなく、寸法の異なった型鋼
梁を容易に把持して、位置ずれの恐れなくトンネルの内
側に型鋼梁把持装置を位置させた状態で型鋼梁把持装置
を壁に干渉させずに、型鋼梁をトンネル内の上下左右に
配設することができ、しかも型鋼梁をボルト連結するに
際して、ボルト孔同士を合わせるのに、型鋼梁を容易に
回転させることができ、さらに従来では把持アームの揺
動並びに開閉させる作動油を給排する油圧ポートを ス
イベルジョイントに設ける必要があったが、本発明では
スイベルジョイントに把持アームを揺動させる油圧ポー
トを設ける必要がないので、型鋼梁の配設作業の能率向
上と、型鋼梁把持装置自体の信頼性の向上とに対して多
大な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る型鋼梁把持装置を装着し
た型鋼梁ハンドリング車両の側面図である。
【図2】図2aは本発明の実施例に係る型鋼梁把持装置
の側面図、図2bは図2aを下側から見た図である。
【図3】本発明の実施例に係る型鋼梁把持装置の油圧回
路図である。
【図4】本発明の実施例に係る型鋼梁把持装置を装着し
た型鋼梁ハンドリング車両により、型鋼梁を上下に配設
する説明図である。
【図5】本発明の実施例に係る型鋼梁把持装置を装着し
た型鋼梁ハンドリング車両により、型鋼梁を立設する説
明図である。
【図6】本発明の他の実施例に係る型鋼梁ハンドリング
車両の側面図である。
【図7】従来例に係る型鋼梁ハンドリング車両の側面図
である。
【符号の説明】
1…型鋼梁把持装置、2…揺動フレーム、3…揺動シリ
ンダ、4…回転駆動装置、5…旋回ベアリング、6…イ
ンターナルリングギヤ、7…油圧モータ、8…ブレー
キ、8a…ブレーキシリンダ、9…把持アーム支持フレ
ーム、10…スイベルジョイント、11…把持アーム支
持ピン、12…把持アーム、12a…湾曲部、12b…
ブラケット、13…ガイドバー、14…開閉シリンダ、
15…把持パッド、15a…摺動枠体、16…コイルば
ね、20…油圧回路、21…メイン油圧配管、21a…
カウンターバランス弁、22…作動油逃がし配管、22
a…可変絞り弁、22b…電磁開閉弁、23…バイパス
配管、23a…第1シャトル弁、23b…第2シャトル
弁、24…作動油供給戻し配管、24a…電磁切替弁、
30…走行台車、31…旋回フレーム、32…ブームま
たは多段伸縮ブーム、33…アーム、34…水平軸、P
…油圧ポンプ、S…スイッチ、T…作動油タンク、W…
型鋼梁。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行車両の起伏自在な作業腕の先端に設
    けた水平軸により揺動フレームが揺動自在に支持され、
    該揺動フレームにより前記水平軸と直交する軸心回りに
    回転自在、かつ回転軸心に直交する軸心回りに揺動自在
    に支持されると共に、型鋼梁を把持する把持アームが反
    支持側に設けられてなる把持アーム支持フレームを有す
    る型鋼梁把持装置において、前記把持アームの相対する
    側を相反する方向に湾曲させると共に、これら把持アー
    ムの開閉方向と直交する方向の力が作用したとき、前記
    把持パッドの当接力を強める型鋼梁ずれ防止機構を介し
    て、該把持パッドを把持アームに装着したことを特徴と
    する型鋼梁把持装置。
  2. 【請求項2】 前記揺動フレームにより、油圧モータを
    有する回転駆動装置を、該揺動フレームの揺動支持軸と
    直交する軸心回りに揺動自在に支持し、該揺動フレーム
    と回転駆動装置との間に油圧シリンダの一端を枢着する
    と共に、前記回転駆動装置により前記把持アーム支持フ
    レームを、該揺動フレームの揺動支持軸と直交する軸心
    回りに回転自在に支持したことを特徴とする請求項1記
    載の型鋼梁把持装置。
  3. 【請求項3】 油圧モータの作動時には該油圧モータの
    制動が解除され、必要に応じて該油圧モータの回転を制
    動し、かつ制動を解除し得るブレーキを有する油圧モー
    タにより、前記把持アーム支持フレームを回転させる回
    転駆動装置を有してなることを特徴とする請求項1記載
    の型鋼梁把持装置。
  4. 【請求項4】 油圧モータの出力側に、係合して把持ア
    ーム支持フレームを回転させ、かつ係合の解除により回
    転力の伝達を遮断する回転伝達装置を設けたことを特徴
    とする請求項1記載の型鋼梁把持装置。
  5. 【請求項5】 正逆回転自在な油圧モータの2つのポー
    トにカウンターバランス弁を介して連通するメイン油圧
    配管と、これらメイン油圧配管のカンターバランス弁を
    含む部位と油圧モータとの間からそれぞれ分岐し、開閉
    弁が介装されてなる作動油逃がし配管と、これらメイン
    油圧配管の前記カウンターバランス弁の油圧モータへの
    反接続側から分岐し、第1シャトル弁と、第2シャトル
    弁とを介して、前記ブレーキシリンダの係合解除側に連
    通するバイパス配管と、該バイパス配管に介装されてな
    る前記第2シャトル弁に連通し、油圧ポンプから吐出さ
    れた作動油を該第2シャトル弁を介してブレーキシリン
    ダの係合解除側に流入させ、かつ作動油の流入を停止さ
    せると共に、該バイパス配管側から第2シャトル弁を介
    して作動油を排出させる切替弁が介装されてなる作動油
    供給戻し配管とからなることを特徴とする請求項3記載
    の型鋼梁把持装置の油圧回路。
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