JP2569116Y2 - 充電型歯ブラシの充電台 - Google Patents

充電型歯ブラシの充電台

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JP2569116Y2
JP2569116Y2 JP1993014901U JP1490193U JP2569116Y2 JP 2569116 Y2 JP2569116 Y2 JP 2569116Y2 JP 1993014901 U JP1993014901 U JP 1993014901U JP 1490193 U JP1490193 U JP 1490193U JP 2569116 Y2 JP2569116 Y2 JP 2569116Y2
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JP
Japan
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groove
charging
charging stand
insulating material
circuit board
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JP1993014901U
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JPH0674045U (ja
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宏次 坂爪
勝彦 吉田
良彦 松下
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Twinbird Corp
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Twinbird Corp
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    • Y02E60/12

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  • Brushes (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は充電型歯ブラシを立掛け
ておくことによって、歯ブラシに内蔵された電池を充電
する無接点式の充電型歯ブラシの充電台に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、充電型歯ブラシは取扱い性の向上
のために無接点式の充電が用いられている。この充電は
充電台本体の上面内側に誘導コイルを配設し、磁場を利
用して立掛けた歯ブラシに内蔵された電池を充電できる
ようになっている。
【0003】そして前記充電台は洗面台等に設置される
ために防水を施す必要がある。このために従来の充電台
として、充電台本体の上面内側に誘導コイルを配設する
ように基板を配設し、そして壁で囲まれた基板の周囲に
液状の絶縁材を充填して、該絶縁材が時間の経過により
凝固した後に、底カバ−を取付ける方式のものが周知で
ある。また充電台本体内の基板の周囲を防水パッキンで
覆う方式のものも周知である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】前記絶縁材を充填して
防水する方式では、大量の絶縁材のために重くなると共
にコストも高くなり、さらに大量の絶縁材が凝固するの
に長時間を要するという製造上の問題がある。さらに防
水パッキンにより防水する方式では、防水パッキン全体
を等荷重で押えるのが困難であるため、防水が確実でな
いという問題があった。
【0005】このような問題を解決する一手段として実
開昭64−26885号公報においては一方の部材に形
成した溝に他方の部材の突起を挿入するとともに、該箇
所に凝固性絶縁材を設けたシール構造が開示されている
が、このようなものにおいては電源コードを通すことが
できないという問題点があった。
【0006】そこで、本考案は前記問題を解決して比較
的少量の凝固性絶縁材を用いて確実に防水を行うことが
できるとともに、電源コードの防水性も向上できる無接
点式の充電型歯ブラシの充電台を提供することを目的と
する。また、本考案は組み立て作業性を向上できる充電
型歯ブラシの充電台を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、中空な充電台
本体の一側に充電型歯ブラシの立掛部を設け、前記充電
台本体の上面内側に誘導コイル及び充電制御用の回路基
を設けると共に、前記充電台本体の開口底面に底カバ
−を設けた無接点式の充電型歯ブラシの充電台におい
て、前記回路基板の側方を囲み前記充電台本体の開口底
面の外周にほぼ沿って環状に配設される溝と、前記底カ
バ−に立設され前記溝内に挿入される突起と、前記溝内
に充填されると共に前記突起が挿入する凝固性絶縁材と
を備え、前記回路基板に接続される電源コードを前記溝
と突起の間で且つ前記凝固性絶縁材中を通して環状の溝
部の内側から外部に延出させたことを特徴とする充電型
歯ブラシの充電台である。
【0008】また、本考案は前記底カバーに小孔を設け
るとともに、該小孔を密封材によって封じたことを特徴
とする請求項1記載の充電型歯ブラシの充電台である。
【0009】
【作用】前記構成によって、充電台本体と底カバ−とに
より形成された空間を溝に充填した凝固性絶縁材によっ
て封じ、誘導コイル等を収納した空間側を密封すること
ができるとともに、電源コードも凝固性絶縁材中を通す
ので該電源コードに沿って水分が内側に侵入する虞もな
い。
【0010】また、前記構成によって、凝固性絶縁材を
溝に充填する際に内部の空気抜けを良好に行うことがで
きる。
【0011】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図を参照して説明
する。2本の充電型歯ブラシの把手1を各々立掛けて充
電する充電台2は、中空な充電台本体3の一側に中空な
立掛部4を一体的に立設している。前記充電台本体3は
中空な箱形形状であって、前記把手1が載置される左右
一対の凹部5が形成された上面6の前側及び左右側に側
壁7、7Aが設けられて底面8が開口している。また前
記立掛部4の前面には前記把手1が立掛けられる凹部4
Aが形成されている。尚、前記立掛部4の後面は開口し
ており、該開口後面には背面カバ−9が取付けられてい
る。
【0012】さらに、前記充電台本体3内の上部には前
記凹部5に対向するように誘導コイル10が配設されてい
る。この誘導コイル10は保持板11により保持されると共
に、該保持板11は充電制御用の回路基板12に取付けら
れ、更に該回路基板12はボス13、螺子14によって充電代
本体3に固定されている。
【0013】そして、前記回路基板12の側方を囲むよう
に充電台本体3の開口底面21外周にほぼ沿って環状に配
設される溝22が前記充電台本体3と一体に設けられてい
る。この開口部22Aを下向きとした溝22を構成するため
の平面が環状の外側壁23は、前記前側側壁7と、左右側
側壁7Aの一部と、前記立掛部4の前面内側から後方へ
至る斜設壁24に連設された垂直壁25とからなる。前記外
側壁23に沿って該外側壁23の内側に間隔をおいて環状に
配設される内側壁26は、前記上面6から垂設された部分
27と、前記斜設壁24の途中から垂設した部分28から構成
されている。
【0014】前記開口底面21を閉塞するための底カバ−
31の縁部には突起たる立上壁32が一体に設けられてい
る。そして前記溝22に前記底カバ−31が挿入されると共
に、該溝22には凝固性絶縁材33が充填、固化されて、前
回路基板12側の空間を密封している。また前記底カバ
−31の適所には、内外を連通する小孔34が形成されてお
り、該小孔34は前記凝固性絶縁材33を溝22に充填する際
に内部の空気抜けを良好に行うために設けられたもので
あり、底カバ−31取付後該小孔34は絶縁材、ゴム等の密
封材35によって封じられる。また図4に示すように、
基板12に接続された電源コ−ド36は、前記内側壁26の
下方、立上壁32の上方、そして外側壁23の下方の前記凝
固性絶縁材33を通り抜けたのち、押え部材37により固定
されて外部に延出している。すなわち電源コード36は前
記溝22と立上壁32の間で且つ前記凝固性絶縁材33中を通
して環状の溝部22の内側から外部に延出させている。
らに前記底カバ−31の下方には底化粧カバ−38が固定さ
れている。尚、図中39は組立て用の螺子である。
【0015】次に前記構成についてその作用を説明す
る。まず組立にあっては充電台本体3の開口底面21側を
上向きとし、そして誘導コイル10、保持板11、回路基板
12を順次取付ける。また電源コ−ド36を前記溝22を通し
て配設する。次に液状の凝固性絶縁材33を溝22に注入し
てほぼ満し、この後に立上壁32の先端が前記凝固性絶縁
材33に浸漬するように底カバ−31で開口底面21を閉蓋す
る。この際、前記回路基板12を収容する空間内の空気は
小孔34より排気することができ、この後小孔34を密封材
35により密封する。そして凝固性絶縁材33が凝固する前
に螺子39により背面カバ−9、底化粧カバ−38を取付け
る。その後時間の経過と共に前記凝固性絶縁材33が凝固
すると、前記充電台本体3と底カバ−31は一体に固定さ
れると共に前記回路基板12側の空間は密封される。
【0016】このようにして構成した充電台2に常時把
手1を立掛けて置くことによって、誘導コイル10による
磁場を利用して把手1に内蔵された電池(図示せず)を
充電できるようになっている。尚、把手1は充電台2よ
り取出した後、把手1の先端にブラシ部(図示せず)を
取付けて歯磨を行うものである。
【0017】以上のように、前記実施例においては充電
台本体3の開口底面21にほぼ沿って溝22を環状に配設
し、底カバ−31に環状に立設された立上壁32を前記溝22
に挿入し、さらに前記溝22内に前記立上壁32が挿入する
ように充填した凝固性絶縁材33を設けたことによって、
誘導コイル10、回路基板12等を収納した空間を密封で
き、確実に防水性を図ることができる。
【0018】さらに密封して防水を図るために充填する
凝固性絶縁材33は前記溝22を充填するだけの比較的少量
ですむ。このためにコストを低減できると共に、絶縁材
33が凝固するのに要する時間を短縮化することができ
る。また充電台2自体の重量も軽くすることができる。
【0019】また、前記底カバ−31には小孔34を設けた
ことによって、凝固性絶縁材33を溝22に充填する際に内
部の空気抜けを良好に行うことができる。さらに電源コ
−ド36は、内側壁26の下方、立上壁32の上方、そして外
側壁23の下方の前記凝固性絶縁材33を通り抜けるように
したため、該電源コ−ド36の配設に伴う防水性の劣化等
を防止することができる。
【0020】尚、本考案は前記実施例に限定されるもの
ではなく、例えば実施例では2本の充電歯ブラシを立て
掛けられるようにしたものを示したが、1本用でもよい
等種々の変形が可能である。
【0021】
【考案の効果】本考案は、中空な充電台本体の一側に充
電型歯ブラシの立掛部を設け、前記充電台本体の上面内
側に誘導コイル及び充電制御用の回路基板を設けると共
に、前記充電台本体の開口底面に底カバ−を設けた無接
点式の充電型歯ブラシの充電台において、前記回路基板
の側方を囲み前記充電台本体の開口底面の外周にほぼ沿
って環状に配設される溝と、前記底カバ−に立設され前
記溝内に挿入される突起と、前記溝内に充填されると共
に前記突起が挿入する凝固性絶縁材とを備え、前記回路
基板に接続される電源コードを前記溝と突起の間で且つ
前記凝固性絶縁材中を通して環状の溝部の内側から外部
に延出させたことによって、比較的少量の凝固性絶縁材
を用いて確実に防水を行うことができるとともに電源コ
ードに沿って水分が内側に侵入するようなことはなく、
防水性、ひいては絶縁性を向上できる充電型歯ブラシの
充電台を提供することができる。
【0022】また、本考案は前記底カバーに小孔を設け
るとともに、該小孔を密封材によって封じたことを特徴
とする請求項1記載の充電型歯ブラシの充電台であり、
凝固性絶縁材を溝に充填する際に内部の空気抜けを良好
に行うことができ、組み立て作業性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す一部切欠き正面図であ
る。
【図2】本考案の一実施例を示す平断面図である。
【図3】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図4】本考案の一実施例を示す要部の縦断面図であ
る。
【図5】本考案の一実施例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 把手(充電型歯ブラシ) 3 充電台本体 4 立掛部 6 上面 10 誘導コイル12 回路基板 21 開口底面 22 溝 32 立上壁(突起) 33 凝固性絶縁材34 小孔 35 密封材 36 電源コード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平4−98844(JP,U) 実開 昭64−26885(JP,U) 実開 昭57−132512(JP,U)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空な充電台本体の一側に充電型歯ブラ
    シの立掛部を設け、前記充電台本体の上面内側に誘導コ
    イル及び充電制御用の回路基板を設けると共に、前記充
    電台本体の開口底面に底カバ−を設けた無接点式の充電
    型歯ブラシの充電台において、前記回路基板の側方を囲
    前記充電台本体の開口底面の外周にほぼ沿って環状に
    配設される溝と、前記底カバ−に立設され前記溝内に挿
    入される突起と、前記溝内に充填されると共に前記突起
    が挿入する凝固性絶縁材とを備え、前記回路基板に接続
    される電源コードを前記溝と突起の間で且つ前記凝固性
    絶縁材中を通して環状の溝部の内側から外部に延出させ
    たことを特徴とする充電型歯ブラシの充電台。
  2. 【請求項2】 前記底カバーに小孔を設けるとともに、
    該小孔を密封材によって封じたことを特徴とする請求項
    1記載の充電型歯ブラシの充電台。
JP1993014901U 1993-03-29 1993-03-29 充電型歯ブラシの充電台 Expired - Lifetime JP2569116Y2 (ja)

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JPH0674045U JPH0674045U (ja) 1994-10-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57132512U (ja) * 1981-02-12 1982-08-18
JPS6426885U (ja) * 1987-08-08 1989-02-15
JPH0498844U (ja) * 1991-02-01 1992-08-26

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