JP2569039B2 - 警告表示付電子時計 - Google Patents

警告表示付電子時計

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JP2569039B2
JP2569039B2 JP62058399A JP5839987A JP2569039B2 JP 2569039 B2 JP2569039 B2 JP 2569039B2 JP 62058399 A JP62058399 A JP 62058399A JP 5839987 A JP5839987 A JP 5839987A JP 2569039 B2 JP2569039 B2 JP 2569039B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は太陽電池等の発電手段と該発電手段からの起
電力を蓄える蓄電器とを備え、該蓄電器を電源とする電
子時計に関するものであり、特に電源電圧の著しい低下
で時計が一度停止した後、起電力により時計が再起動し
た場合に時計情報が狂っている事を警告表示するように
した警告表示付電子時計に関する。
〔従来の技術〕
元来、電子腕時計などの電子時計の電源には水銀電池
やリチウム電池などの電池が用いられているが、大容量
のコンデンサあるいは高性能な2次電池などの蓄電器が
開発されるに伴って太陽電池等の発電手段からの起電力
が用いられるようになった。
最近になって太陽電池等の発電手段からの起電力を蓄
電器に蓄え、これを電源として動作する方式の電子時計
が数多く商品化されている。
この商品化された蓄電器を用いた電子時計のほとんど
は電池を電源とする電子時計と同様に電源電圧である蓄
電器の電圧が時計を通常表示駆動するための電圧レベル
より低下した時に携帯者に対して充電を捉す意味で通常
の時刻表示と異なる表示すなわち変調表示に切り換える
機能を備えている。
ところが、この種の蓄電器を電源として動作する方式
の電子時計においては、携帯者がその変調表示に気付か
ないで充電せずに引続き使用した場合には蓄電器の電圧
はさらに低下し、やがて水晶発振器による時間基準信号
の発生も停止してしまう。
このような場合は時刻表示装置も停止しているので携
帯者は時計の異常に気が付くので問題はないが、その時
間基準信号の停止後、携帯者が気付かないうちに再充電
されて電圧レベルが変調表示状態あるいはさらに充電さ
れて通常表示状態に復活した場合には時間基準信号の発
生が停止していた時間分だけ時計は遅れているにもかか
わらず時刻表示装置はいつもと変わりなく駆動され時刻
表示されているので携帯者は時間の狂った時計を気付か
ずに使用してしまい市場クレームとなっている。
また、電源電圧の低下により生ずるこの問題は指針式
の電子時計の場合は発振回路の停止以外にも運針駆動用
のパルスモータが停止してから復活した場合についても
同様であるし、蓄電器の電圧低下以外の要因によってパ
ルスモータが停止した状態から復活した場合についても
同様である。
上記問題点に鑑みて本出願人は特願昭61−037053号に
於いて、第2の変調表示を発振回路の停止に加えてパル
スモータの停止時にも動作させる方式を提案してある。
以下それについて第2図を参照しながら説明する。
第2図に示す指針式電子時計は蓄電器の充電電圧の低
下を検出すると運針駆動形態が通常表示状態である通常
駆動から変調表示状態である2秒ステップ駆動に切り換
わる。
そして、携帯者が充電を促す意味の変調表示状態であ
る2秒ステップ駆動に気付かないで充電せずに引続き使
用した場合には蓄電器の電圧はさらに低下して時間基準
信号の発生、あるいはパルスモータは停止するが、その
時間基準信号停止状態あるいはパルスモータ停止状態か
ら再充電されて時計が再び駆動し始める電圧レベルに復
活した場合、時間基準信号の発生、あるいはパルスモー
タが停止していた時間分だけ時計が遅れている事を警告
する意味での第2の変調表示状態である変則2秒ステッ
プ駆動に切り換わる。
ここで停止について2系統考えた理由は、電源電圧が
低下すると時間基準信号の発生が停止する条件下に於い
てはパルスモータも停止するので、前記基準信号の発生
が辛じて停止しなかった場合でもパルスモータが停止し
ていた時間だけ時間が遅れて基準信号停止の場合と同じ
問題が生ずるためである。
また蓄電器の電圧低下以外の要因(例えばゴミによる
過負荷)によってパルスモータが停止した状態から復活
した場合を鑑みて、パルスモータの停止検出は電源電圧
が低下時の変調表示である2秒ステップ駆動状態のみと
せず通常表示である通常(1秒ステップ)駆動状態でも
行う。そして、第2の変調表示状態である変則2秒ステ
ップ駆動はリューズ引き操作によって解除されるよう構
成された電子時計である。
1は発電手段としての太陽電池であり光エネルギーを
電気的エネルギーに変換する。太陽電池1より供給され
る電荷は逆流防止用のダイオード2を介して蓄電器であ
る高容量タイプのコンデンサ3に充電される。4はツェ
ナーダイオード等により構成される過充電防止手段であ
り、前記コンデンサ3の電圧が耐圧を越えないように抑
制している。5は時計装置であり、前記コンデンサ3と
並列接続する事により、コンデンサ3は時計装置5の電
源となっている。
次に時計装置5の構成内容について説明する。
6は時間の基準となる基準信号を発生する基準信号発
生回路であり、この基準信号発生回路6は発振回路等に
より構成される時間基準源61と、第1分周回路62と、第
2分周回路63とより構成されており、時間基準源61は時
間基準信号P61(32768Hz)を発生する。
第1分周回路62は前記時間基準源61からの時間基準信
号P61を入力とする複数段の分周器より成り最終分周段
より512Hzの基準信号である基準動作信号P62を出力す
る。
第2分周回路63は前記第1分周回路62からの時間基準
信号P62を入力とする複数段の分周器より成り、R端子
への入力が“L"レベルのとき所定の基準信号P6を出力す
るとともに途中より1/2Hzの基準信号である記憶タイミ
ング信号P63を出力し、又R端子への入力が“H"レベル
のとき基準信号P6と記憶タイミング信号P63の出力は停
止し、リセット状態となる。
前記第2分周回路63のリセット端子Rは、後述する基
準信号停止記憶回路8からの停止検出信号P81により制
御される。
通常状態信号発生回路10は前記基準信号発生回路6の
任意の基準信号P6に基づき通常駆動用の駆動パルスP10
を出力する。この通常状態信号発生回路10の具体的な回
路構成を第3図と第4図に例示する。
第3図に示した通常状態信号発生回路10は、2入力ノ
アゲート10a、10b、10c(以下NOR10a、10b、10cとい
う)により構成され、基準信号発生回路6からの基準信
号P6として1Hz信号P615(1Hz)と128Hz信号P608(128H
z)を入力とし、第6図のタイムチャートに示す通常駆
動用の駆動パルスP10を出力する。
NOR10aの第1の入力端子には1Hz信号P615が入力さ
れ、第2の入力端子にはNOR10bの出力端子が接続されて
いる。NOR10bの第1の入力端子にはNOR10aの出力端子が
接続され、第2の入力端子には128Hz信号P608が入力さ
れる。
NOR10cの第1の入力端子には1Hz信号P615が入力さ
れ、第2の入力端子にはNOR10aの出力端子が接続され、
NOR10cの出力端子から駆動パルスP10が出力される。上
記のごとく3個のノアゲートを接続することで、NOR10a
とNOR10cの共通入力信号の“H"レベルから“L"レベルへ
の立ち下がりタイミングからNOR10bの第2の入力信号の
“H"レベルへの立ち上がりによりNOR10a、10bから成る
ラッチ回路がリセットされるまでの間の上向きのワンシ
ョット信号がNOR10cから出力される。
第4図に示した通常状態信号発生回路10は、第3図に
示した回路の3個のノアゲートによる回路をワンショッ
ト回路101により構成したものである。ワンショット回
路101のT入力端子が第3図におけるNOR10aとNOR10cの
共通入力信号が入力される部分であり、R入力端子は第
3図におけるNOR10bの第2の入力端子の部分であり、ま
たQ出力端子は第3図におけるNOR10cの出力端子の部分
である。
すなわちワンショット回路101は、T入力端子へのタ
イミング信号の立ち下がりのタイミングからR入力端子
へのリセット信号の立ち上がりまでの間のパルス幅の上
向きのワンショット信号をQ出力端子から出力される。
第1変調信号発生回路11は前記基準信号発生回路6の
任意の基準信号P6に基づき、2秒ステップ駆動用の2秒
ステップパルスP11を出力する。
この第1変調信号発生回路11の具体的な回路構成を第
5図に例示する。
第1変調信号発生回路11はワンショット回路111およ
び112と、インバータ113と、ナンド回路(NAND)114
と、オア回路(OR)115とにより構成されている。この
回路11による2秒ステップパルスP11の発生を第6図の
タイミングチャートにより説明すると、ワンショット回
路111では、基準信号発生回路6からの1/2Hz信号P616の
立ち下がりタイミングに従い128Hz信号P608の半周期分
である4msの幅のパルスP111が形成される。
NAND114はタイミングt8及びt8′を作り出すために設
けられ、NAND114の出力信号の立ち下がりタイミングt8
およびt8′でありt8〜t9間およびt8′〜t11間は40msで
ある。
一方ワンショット回路112では、2秒に1回の割合で
タイミングt8およびt8′のタイミングに立ち下がるNAND
112の立ち下がりタイミングに従い128Hz信号P608の半周
期分である4msの幅のパルスP112が形成される。
OR115でパルスP111とパルスP112の論理和をとること
により、2秒ごとにまとめて2発の上向きパルスが出力
される2秒ステップパルスP11が形成される。
第2変調信号発生回路12は基準信号発生回路6の任意
の基準信号P6に基づき第2の変調表示状態である変則2
秒ステップ駆動用の変則2秒ステップパルスP12を出力
する。この第2変調信号発生回路12の具体的な回路構成
を第7図に例示する。
第2変調信号発生回路12は、ワンショット回路121、1
22、123と、インバータ(INV)124、127と、ナンド回路
(NAND)125、126と、アンド回路(AND)128、129と、
オア回路(OR)130、131とにより構成されている。
この回路12を構成するワンショット回路121および122
は第5図に示した第1変調信号発生回路11のワンショッ
ト回路111および112にそれぞれ同じであり、NAND125は
同じく114と同じである。
第6図を参照すると、NAND126はタイミングt10′およ
びt10を作り出すために設けられ、NAND126の出力信号の
立ち下がりタイミングがt10′およびt10であり、t10′
〜t9間およびt10〜t11間は250msである。
ワンショット回路123では、2秒に1回の割合でタイ
ミングt10′およびt10のタイミングに立ち下がるNAND12
6の立ち下がりタイミングに従い128Hz信号P608の半周期
分である4msの幅のパルスP123が形成される。
INV127、AND128および129、OR130でセレクタ回路が構
成されており、パルスP130として、1/4Hz信号P617が
“L"レベルの時にパルスP122が選択され、1/4Hz信号P61
7が“H"レベルの時にパルスP123が選択される。
OR131でパルスP121とパルスP130の論理和をとること
により、2秒ごとにまとめて2発の上向きのパルスが出
力され、かつ2発の周期が交互に変化する変則2秒ステ
ップパルスP12が形成される。
再び第2図にもどって、スイッチ回路20はリューズを
引いたり押し込んだりする事に作動してリューズが引か
れている時にリセット信号P20を出力する。
電圧検出回路7は常時前記コンデンサ3の電位の検出
動作をしている。
そして、電位が通常駆動可能な電圧レベルより低下し
た事を検出した時に“H"レベルの低電圧検出信号P7を出
力する。
8は基準信号停止記憶回路であり、入力端子Dには前
記第1分周回路62からの基準動作信号P62が入力され、
入力端子Tには第2分周回路63からの記憶タイミング信
号P63が入力され、さらにリセット入力端子Rには前記
スイッチ回路20からのリセット信号P20が入力される。
そして、入力端子Dへの基準動作信号P62の有無に基
づいて停止を検出することにより出力端子Kに“H"レベ
ルの停止検出信号P81を出力し、さらに入力端子Tに入
力される記憶タイミング信号P63のタイミングに従って
停止した事を記憶すると出力子Qに“H"レベルの基準停
止記憶信号P8を出力する。
又入力端子Rに供給されるスイッチ回路20からのリセ
ット信号P20により基準停止記憶信号P8は“H"レベルか
ら“L"レベルにリセットされる。
9はパルスモータ停止記憶回路であり、2秒ステップ
駆動状態及び通常(1秒ステップ)駆動状態で検出動作
する。入力端子Eへの前記基準信号P6に基づいて前記パ
ルスモータ17のコイルに発生する誘起電圧を所定のタイ
ミングで取り出すためのストローブ信号P91を作成し、
出力端子Gに出力する。
又入力端子Fへの前記第1変調信号発生回路11からの
2秒ステップパルスP11と入力端子Yへの後述する誘起
電圧信号P51とに基づいてモータ回転の成否を判定し、
パルスモータ17の非回転すなわち停止を検出すると、そ
の事を記憶して出力端子Qに“H"レベルのパルスモータ
停止記憶信号P9を出力する。
又入力端子Rには前記スイッチ回路20からのリセット
信号P20が入力され、“H"レベルのリセット信号P20によ
りパルスモータ停止記憶信号P9は“H"レベルから“L"レ
ベルにリセットされる。
19は2入力オアゲート(以下OR)であり、OR19の一方
の入力端子には前記基準信号停止記憶回路8からの基準
停止記憶信号P8が入力され、もう一方の入力端子には前
記パルスモータ停止記憶回路9からのパルスモータ停止
記憶信号P9が入力され、出力端子からは停止記憶信号P1
9が出力される。
第1選択回路13はセレクタであり、セレクタはC端子
レベル入力が“L"レベルのときA入力が選択出力され、
又C端子への入力が“H"レベルのときB入力が選択出力
される。
前記第1選択回路13の入力端子Aには前記通常状態信
号発生回路10からの駆動パルスP10が入力され、入力端
子Bには第1変調信号発生回路11からの2秒ステップパ
ルスP11が入力され、さらにコントロール端子Cは前記
電圧検出回路7からの低電圧検出信号P7により制御さ
れ、通常は駆動パルスP10が選択出力されており低電圧
状態が検出された時には2秒ステップパルスP11が選択
出力される。
第2選択回路14もセレクタであり、C端子への入力が
“L"レベルのときA入力が選択出力され、又C端子への
入力が“H"レベルのときB入力が選択出力される。前記
第2選択回路14の入力端子Aには前記第1選択回路13か
らの選択出力信号が入力され、入力端子Bには前記第2
変調信号発生回路12からの変則2秒ステップパルスP12
が入力され、さらにコントロール端子Cは前記OR19から
の停止記憶信号P19により制御され、選択出力信号P14を
出力する。
モータ駆動回路15はR端子への入力が“L"レベルのと
きI入力が駆動用信号P15として出力端子Qから出力さ
れ、又R端子への入力が“H"レベルQのとき駆動用信号
P15の出力を停止する。
前記モータ駆動回路15の入力端子Iには前記第2選択
回路14からの選択出力信号P14が入力され、リセット端
子Rには前記スイッチ回路20からのリセット信号P20に
より制御される。
また、入力端子Nへの前記パルスモータ停止記憶回路
9からのストローブ信号P91のタイミングで出力端子Q
を高インピーダンス状態にすることによって制御パルス
モータ17のコイルに発生する誘起電圧を出力端子Zに誘
起電圧信号P51として取り出す。リューズが引かれてい
る時には駆動用信号P15の出力を停止し、リューズが押
し込まれている時には前記第2選択回路14からの選択出
力信号P14が駆動用信号P15として出力端子Qから出力さ
れてパルスモータ17を駆動し、該パルスモータ17に連動
する運針表示装置18により運針表示を行う。
次に基準信号停止記憶回路8のさらに詳細な構成を第
8図を参照しながら説明する。
基準信号停止記憶回路8は前記停止検出信号P81を出
力する停止検出部81と前記基準停止記憶信号P8を出力す
る記憶部82より構成されている。
停止検出部81は、INV83a〜83cと排他論理ゲート84a
(以下EXOR84a)とNchCMOSトランジスタ85a(以下CMOS
・Tr85a)とコンデンサ87a、87bと抵抗86a、86bにより
構成されている。
INV83aの入力端子は前記入力端子Dに接続されている
ので前記第1分周回路62からの基準動作信号P62が入力
される。INV83aの出力端子は抵抗86aとコンデンサ87aに
より構成される積分回路を介してINV83bの入力端子に接
続されている。
この結果INV83bの出力端子からは抵抗86aとコンデン
サ87aにより構成される積分回路のディレイ時間分だけ
基準動作信号P62に対し遅れたディレイ信号P83が出力さ
れる。
EXOR84aの一方の入力端子はINV83bの出力端子に接続
されているので前記ディレイ信号P83が力され、他方の
入力端子は前記入力端子Dに接続されているので前記第
1分周回路62からの基準動作信号P62が入力される。
EXOR84aの出力端子は、INV83cの入力端子およびCMOS
・Tr85aのゲート入力端子に接続されている。この結果E
XOR84aの出力端子からは基準動作信号P62とディレイ信
号P83との時間差分のヒゲ信号P84が出力される。CMOS・
Tr85aのソース入力端子にはINV83cの出力端子が接続さ
れている。
また、CMOS・Tr85aのバルクは、CMOS・Tr85aのドレイ
ン出力と共通であり、CMOS・Tr85aのドレイン出力端子
はコンデンサ87bと抵抗86bにより構成されるチャージ・
ポンプ回路を介して前記停止検出信号P81を出力する。
そしてこの停止検出信号P81は基準信号停止記憶回路
8の出力端子Kから出力される。
記憶部82は2入力ノアゲート88a、88b(以下NOR88a、
88b)とデータタイプフリップフロップ89a(以下D−FF
89a)により構成される。
NOR88aとNOR88bはラッチ回路構成となっており、ラッ
チ回路のセット入力であるNOR88aの一方の入力端子は前
記入力端子Tに接続されているので前記第2分周回路63
からの記憶タイミング信号P63が入力され、またラッチ
回路のリセット入力であるNOR88bの一方の入力端子には
前記停止検出部81からの停止検出信号P81が入力され
る。
またラッチ回路の出力であるNOR88bの出力端子からは
ラッチ信号P88が出力される。
D−FF89aの入力端子Rは前記基準信号停止記憶回路
8の入力端子Rに接続されているので前記スイッチ回路
20からのリセット信号P20が入力される。前記D−FF89a
の入力端子CKにはラッチ回路の出力であるNOR88bの出力
端子が接続されている。D−FF89aの入力端子Dは電源
端子VDDに接続されているので常に“H"レベルであり、
入力端子CKへの信号の立ち上がり動作で入力端子Dのデ
ータ(ここでは電源端子VDDの“H"レベル)を読み込
み、出力端子Qに“H"レベルの前記基準停止記憶信号P8
を出力する。
この基準停止記憶信号P8は基準信号停止記憶回路8の
出力端子Qに出力される。
次にパルスモータ停止記憶回路9のさらに詳細な構成
を第12図及び第13図、第14図に示す電圧波形図を参照し
ながら説明する。
パルスモータ停止記憶回路9はストローブ信号作成部
91とパルスモータ停止検出部92とパルスモータ停止記憶
部93より構成されている。ストローブ信号作成部91は前
記基準信号P6に基づいて前記パルスモータ17のコイルに
発生する誘起電圧を所定のタイミングで取り出すための
ストローブ信号P91を作成して出力する。このストロー
ブ信号91はパルスモータ停止記憶回路9の出力端子Gに
出力される。
パルスモータ停止検出部92は前記ストローブ信号作成
部91からのストローブ信号P91と前記入力端子Fを介し
て前記第1変調信号発生回路11からの2秒ステップパル
スP11と前記入力端子Yを介して前記モータ駆動回路15
からの誘起電圧信号P51に基づいてモータ回路の成否を
判定しパルスモータ停止検出信号P92を出力する。
パルスモータ停止記憶部93は前記パルスモータ停止検
出部92からのパルスモータ停止検出信号P92に基づいて
モータの非回転すなわち停止を検出すると、さらにその
事を記憶して“H"レベルのパルスモータ停止記憶信号P9
を出力する。このパルスモータ停止記憶信号P9はパルス
モータ停止記憶回路9の出力端子Qに出力される。
又パルスモータ停止記憶部93には前記パルスモータ停
止記憶回路9の入力端子Rに接続されているので前記ス
イッチ回路20からのリセット信号P20が入力され、“H"
レベルのリセット信号P20によりパルスモータ停止記憶
信号P9は“H"レベルから“L"レベルにリセットされる。
ストローブ信号作成部91はさらにワンショット回路91
1および912と、アンド回路(AND)913および914とによ
り構成されており、ワンショット回路911にはP608(128
Hz)とP616(1/2Hz)が入力され、ワンショット回路912
にはP609(64Hz)が入力され、AND913には第13図に示す
ようなP603、P604、P605が入力され出力信号P913が出力
される。
その結果、ワンショット回路911では、P616の立下が
りタイミングに従いP608の半周期分である4msの幅のパ
ルスP911が成形される。ワンショット回路912では、パ
ルスP911の立下がりタイミングに従いP609の半周期分か
らP608の半周期分を引いた4msの幅のストローブ信号が
出力される許可タイミングであるパルスP912が成形され
る。AND914では、AND913の出力信号(チョッパー信号)
とパルス912との論理積をとることで、P10とP11とP12の
共通タイミングの上向きパルスのすぐ後ろのタイミング
に2秒に1回の割合で4本のストローブによるストロー
ブ信号P91が作成される。すなわち、2秒ステップ駆動
状態及び通常(1秒ステップ)駆動状態の両状態で2秒
(2回)に1回の割合でパルスモータ17の駆動に対して
検出動作を行う。
パルスモータ停止検出部92は、インバータ921と、ア
ンド回路922と、T入力端子への立上り信号で動作する
データタイプフリップフロップ923および925と、T入力
端子への立上り信号で動作するトグルタイプフリップフ
ロップ924とにより構成されている。P924はストローブ
信号作成部91で作られたストローブ信号P91がフリップ
フロップ924のR入力端子に供給されているのでその時
“L"レベルであり、次の2秒ステップパルスP11の立上
りタイミングで“L"レベルから“H"レベルに立上がり、
さらにその次の2秒ステップパルスP11の立上がりタイ
ミングで“H"レベルから“L"レベルに立下がることを2
秒周期で繰り返す。フリップフロップ925で最終的なパ
ルスモータの停止検出を行っており、P924の立上りタイ
ミングにフリップフロップ923の出力信号であるP923が
“L"レベルの時にはパルスモータが回転したとみなし、
“H"レベルの時にはパルスモータが停止したとみなす。
データタイプフリップフロップ923は2秒ステップパ
ルスP11の立下がりのタイミングで“H"レベルを読み込
み、モータ駆動回路15からの誘起電圧信号P51によって
“H"レベルから“L"レベルにリセットされる。誘起電圧
信号P51は、ストローブ信号P91の4本のストローブ・タ
イミングのうち少なくとも1本のストローブ・タイミン
グで存在する場合はパルスモータ17は回転、また4本の
ストローブ・タイミングの全てのタイミングで存在しな
い場合はパルスモータ17は停止と判断できる様に駆動用
パルスとパルスモータ17の関係が設計されている。パル
スモータ停止記憶部93はデータタイプフリップフロップ
931から成り、パルスモータ停止検出部92からのパルス
モータ停止検出信号P92に基づいてモータの非回転すな
わち停止を検出すると、さらにその事を記憶して“H"レ
ベルのパルスモータ停止記憶信号P9を出力する。このパ
ルスモータ停止記憶信号P9はパルスモータ停止記憶回路
9の出力端子Qに出力される。
次に上記構成を有する指針式電子時計の実施例の動作
説明を行う。
初めに電源となるコンデンサ3の電位が低下した場合
について説明する。
電圧検出回路7は常時コンデンサ3の電位を検出して
おり、その電位が通常駆動可能な電圧レベルより低下し
た事を検出した時に低電圧検出信号P7を出力する。その
低電圧検出信号P7の制御に基づき第1選択回路13は、今
まで駆動パルスP10が選択出力されていたのが、2秒ス
テップパルスP11の選択出力に切り換わる。
すなわち、運針表示装置18は通常駆動である1秒ステ
ップ駆動から充電電圧の低下を警告する2秒ステップ駆
動に切り換わる。その後太陽電池1による充電によりコ
ンデンサ3の電位が通常駆動するための電圧レベルに戻
った事を電圧検出回路7が検出すると低電圧検出信号P7
は“L"レベルに戻り、その結果第1選択回路13の選択出
力信号は駆動パルスP10の選択出力に戻る。
すなわち、運針表示装置18は2秒運針から1秒運針に
戻る。また、普通使用状態ではリューズが押し込まれて
いるのに対しリューズが引かれている状態ではスイッチ
20は“H"レベルのリセット信号P20を出力する。そし
て、前記リセット信号P20の制御によって前記表示駆動
回路15は駆動用信号P15の出力を停止し、運針表示装置1
8の運針も停止する。これは、いずれのステップ駆動状
態でも同様である。
次にコンデンサ3の電位が電圧検出回路7が低電圧検
出信号P7を出力するレベルから、さらに低下することに
よって前記基準信号発生回路6が一旦停止した後再充電
されて電位が上昇した場合に起る時間遅れの警告表示動
作を後で説明するが、その機能に重要な役割を果たす基
準信号停止記憶回路8の動作についてまず説明する。
ここで、基準信号停止記憶回路8の動作について第9
図を参照しながら説明する。
第9図において、t1のタイミングまでは基準信号発生
回路6は正規の動作をして512Hzの基準動作信号P62を出
力している状態であり、t1のタイミングからt3のタイミ
ングまではコンデンサ3の充電電圧の極端な低下などの
原因により基準信号発生回路6が停止し基準動作信号P6
2が止まっている状態であり、そしてt3のタイミング以
降は前記コンデンサ3の充電電圧の上昇などの理由によ
り再び基準信号発生回路6は正規の動作をして512Hzの
基準動作信号P62を出力している状態である。
まずt1のタイミングまでを説明する。基準動作信号P6
2が入力されているので前記ディレイ信号P83には抵抗86
aとコンデンサ87aにより構成される積分回路のディレイ
時間分だけ基準動作信号P62に対し遅れた信号が出力さ
れ、前記ヒゲ信号P84は基準動作信号P62とディレイ信号
P83との時間差分の上向きのヒゲの信号を出力する。
この結果前記INV83cの出力信号は下向きのヒゲの信号
となり前記CMOS・Tr85aの制御により前記コンデンサ87b
がチャージ状態を維持しているため基準信号発生回路6
は正規の動作をしている事を示す“L"レベルの停止検出
信号P81を出力する。
次にt1のタイミングからt3のタイミングまでを説明す
る。t1のタイミングより基準信号発生回路6が停止し基
準動作信号P62が止まるので前記ディレイ信号P83と基準
動作信号P62は必ず同一レベルで停止状態となるため前
記ヒゲ信号P84は“L"レベルに固定され、その結果前記I
NV83cと前記CMOS・Tr85aの制御による前記コンデンサ87
bに対するチャージがされなくなりコンデンサ87bにチャ
ージされていた電荷は前記抵抗86bを介してディスチャ
ージされ前記停止検出信号P81のレベルは上昇してい
く。
そして、停止検出信号P81のレベルがやがてロジカルV
thを越える。その時が基準信号発生回路6が停止した事
を検出したタイミングでありそれがt2のタイミングであ
る。そのt2のタイミングで前記ラッチ信号P88は“H"レ
ベルから“L"レベルになる。また、t2のタイミングから
の“H"レベルの停止検出信号P81によって前記第2分周
回路63の分周段はカウントがゼロのリセット状態となり
分周動作は停止される。
次にt3のタイミング以降を説明する。
基準動作信号P62が再び入力し始めると前記ディレイ
信号P83には抵抗86aとコンデンサ87aにより構成される
積分回路のディレイ時間分だけ基準動作信号P62に対し
遅れた信号が再び出力され、前記ヒゲ信号P84は基準動
作信号P62とディレイ信号P83との時間差分の上向きのヒ
ゲの信号を出力し始める。
前記INV83cの出力信号は下向きのヒゲの信号となり前
記CMOS・Tr85aの制御により前記コンデンサ87bへのチャ
ージが再開される。その結果前記停止検出信号P81のレ
ベルは下降し、やがてロジカルVthを切る。その時が基
準信号発生回路6が再び正規の動作を始めた事を検出し
たタイミングであり、それがt4のタイミングである。t4
のタイミングで停止検出信号P81が“H"レベルから“L"
レベルとなることにより、前記第2分周回路63のリセッ
ト状態は解除されて分周動作は再開し分周段はカウント
を始める。
そして、第2分周回路63がt4のタイミングからカウン
トを再開して約1秒後に前記記憶タイミング信号P63が
“L"レベルから“H"レベルとなり、前記ラッチ信号P88
はセットされて“L"レベルから“H"レベルとなる。そし
て、前記D−FF89aは入力端子CKへの信号の立ち上がり
動作により“H"レベルを読み込み、前記基準停止記憶信
号P8は“L"レベルから“H"レベルとなる。その時が基準
信号発生回路6が停止した事を記憶するタイミングであ
り、それがt5のタイミングである。
次にt6のタイミングでリューズが引かれると前記スイ
ッチ回路20からのリセット信号P20が“L"レベルから
“H"レベルとなり、前記D−FF89aはリセットされて前
記基準停止記憶信号P8は“H"レベルから“L"レベルとな
る。
すなわち、基準信号発生回路6が停止した事の記憶が
t6のタイミングで解除される。そして、次にt7のタイミ
ングリューズが押し込まれると前記スイッチ回路20から
のリセット信号P20が“H"レベルから“L"レベルとな
り、基準信号停止記憶回路8は再度基準信号発生回路6
の停止を検出して記憶できる初期状態に戻る。
次に、コンデンサ3の電位が電圧検出回路7が低電圧
検出信号P7を出力するレベルからさらに低下すること、
あるいはゴミによって輪列負荷が増大することで前記パ
ルスモータ17が一旦停止した後にパルスモータ17が再起
動した場合に起る時間遅れの警告表示動作を後で説明す
るが、その機能に重要な役割を果たすパルスモータ停止
記憶回路9の動作についてまず説明する。
パルスモータ停止記憶回路9は、 前記ストローブ信号P91のタイミングに従い前記モー
タ駆動回路15の出力端子Qを高インピーダンス状態にす
ることによって前記パルスモータ17のコイルに発生する
誘起電圧を取り出した誘起電圧信号P51は前記2秒ステ
ップパルスP11によって毎回負荷検出前にリセットされ
ることにより負荷検出動作の準備が整ったパルスモータ
停止検出部92に送られる。
そして、前記検出動作によりパルスモータ17の非回転
が検出されると“H"レベルのパルスモータ停止検出信号
P92を出力し、それを受けてパルスモータ停止記憶部93
はパルスモータ17が停止した事を記憶して“H"レベルの
パルスモータ停止検出信号P92を出力する。
その後、リューズが引かれると前記スイッチ回路20か
らのリセット信号P20が“L"レベルから“H"レベルとな
り、前記パルスモータ停止記憶部93はリセットされて前
記パルスモータ停止記憶信号P9は“H"レベルから“L"レ
ベルとなる。
それでは次に、パルスモータ停止記憶回路9のさらに
詳しい動作説明を第14図を参照しながら行う。
第14図において、場合Iはパルスモータが回転してい
る場合、場合IIはパルスモータが停止したことを記憶し
た場合を示す。パルスモータ17が回転を続けている場合
にはP923aがP924の立上がりタイミングまでに誘起電圧
信号P51aのタイミングに従って必ずリセットされ、パル
スモータ停止検出信号P92aが立上らずパルスモータ停止
記憶信号P9aが“L"レベルのままである。それに対し、
パルスモータ17が停止したことを記憶した場合の初めの
検出動作においては誘起電圧信号P516が4本のストロー
ブ・タイミングとも存在しないのでP923bはリセットさ
れず次のP24の立上がりタイミングでパルスモータ停止
検出信号P92bが“H"レベルを読み込み立上がりパルスモ
ータの停止検出がなされ、パルスモータ停止記憶信号P9
bも立上がりパルスモータの停止記憶もなされる。そし
て、次の検出動作において誘起電圧信号P51bが存在する
とパルスモータ停止検出信号P92bは“L"に戻るが、パル
スモータ停止記憶信号P9bはリューズが引かれてスイッ
チ回路20からリセット信号P20が出力されない限り“L"
レベルに戻らなく、パルスモータの停止記憶は解除され
ない。
第14図の場合IIのパルスモータが停止した事を記憶し
た場合に初めの検出動作で停止、次の検出動作で回転、
その次の検出動作で回転という具合に停止と回転が共存
する様な状態が電源電圧がパルスモータ17の停止電圧付
近では実際にある。
この従来例において、基準信号停止記憶回路8とパル
スモータ停止記憶回路9の2系統の停止記憶回路を設け
た最も大きな理由は、一般的に前記基準信号発生回路6
と前記パルスモータ17の各各の停止電圧の間には差があ
り基準信号発生回路6の停止電圧よりもパルスモータ17
の停止電圧の方が高いためである。
すなわち携帯者が充電を促す意味の第1の変調表示状
態である2秒ステップ駆動に気付かないで充電せずに引
続き使用してコンデンサ3の電圧が低下して行くと、基
準信号発生回路6が停止する前にパルスモータ17が時々
停止するようになり、この結果運針表示装置18の指示時
刻が狂い始める。
そして、この状態から再充電が開始されると基準信号
発生回路6が停止しないうちに正常動作に復帰してしま
うため警告表示が行われず携帯者は時刻の狂った時計を
携帯する結果となる。
上記トラブスの対策としてパルスモータ停止記憶回路
9による警告表示を行わせるようにしている。その他の
理由として、ゴミによって輪列負荷が増大することでパ
ルスモータ17が一旦停止した後、ゴミが輪列からはずれ
てパルスモータ17が再起動した場合のためでもある。
次に指針式電子時計の全体動作について第10図を参照
しながら説明する。
前記通常状態信号発生回路10の駆動パルスP10と前記
第1変調信号発生回路11の2秒ステップパルスP11と前
記第2変調信号発生回路12の変則2秒ステップパルスP1
2の電圧波形図は第6図に示す通りである。
本実施例では第10図において、t8のタイミングからt9
のタイミグまでが40msであり、t10のタイミングからt11
のタイミングまでが250msである。
まず、第10図のモード1は通常表示状態である通常駆
動時であり、その状態について説明する。
この状態においては、当然リューズが押し込まれてい
て前記基準信号発生回路6は基準動作信号P62を出力し
続けてパルスモータ17も回転し続けており、前記コンデ
ンサ3の電位は通常駆動可能な電圧レベル以上である。
ゆえに前記OR19からの停止記憶信号P19は“L"レベルで
あり、前記電圧検出回路7の前記コンデンサ3の電位の
検出の結果として低電圧検出信号P7は“L"レベルであ
る。
この結果前記第1選択回路13では駆動パルスP10が選
択出力され、前記第2選択回路14でも駆動パルスP10が
選択出力信号P14として出力されて、前記リセット信号P
20は“L"レベルなので前記モータ駆動回路15からは駆動
用信号P15として第6図のモード1に示す電圧波形が出
力される。その駆動用信号P15に基づいてパルスモータ1
7を駆動し、該パルスモータ17に連動する運針表示装置1
8は通常表示状態である通常駆動(1秒ステップ駆動)
する。
次に、第10図のモード2は第1の変調表示状態である
2秒ステップ駆動時であり、その状態について説明す
る。この状態においては、当然リューズが押し込まれて
いて前記基準信号発生回路6は基準動作信号P62を出力
し続けており前記パルスモータ17も回動し続けているが
前記コンデンサ3の電位が通常駆動可能な電圧レベルよ
り低下している。ゆえに前記OR19からの停止記憶信号P1
9は“L"レベルであり、前記電圧検出回路7の前記コン
デンサ3の電位の検出の結果として低電圧検出信号P7は
“H"レベルである。この結果前記第1選択回路13では2
秒ステップパルスP11が選択出力され、前記第2選択回
路14でも2秒ステップパルスP11が選択出力信号P14とし
て出力され、前記リセット信号P20は“L"レベルなので
前記モータ駆動回路15からは駆動用信号P15として第10
図のモード2に示す電圧波形が出力される。その駆動用
信号P15に基づいてパルスモータ17を駆動し、該パルス
モータ17に連動する運針表示装置18は第1の変調表示状
態である2秒ごとに秒針がまとめて2回続けて動く2秒
ステップ駆動する。
次に、第10図のモード3は第2の変調表示状態である
変則2秒ステップ駆動時であり、その状態について説明
する。この状態は、当然リューズが押し込まれている
が、コンデンサ3の極端な電圧低下等の理由による基準
信号停止状態あるいはパルスモータ停止状態からコンデ
ンサ3が充電されて時計が再び駆動し始める電圧レベル
に復活した時である。ゆえに、基準信号停止記憶回路8
からの基準停止記憶信号P8、あるいはパルスモータ停止
記憶回路9からのパルスモータ停止記憶信号P9のいずれ
かは“H"レベルであるので、前記OR19からの停止記憶信
号19は“H"レベルである。すると、前記コンデンサ3の
電位は通常駆動可能な電圧レベル以上か以下かにかかわ
りなく、前記第2選択回路14では変則2秒ステップパル
スP12が選択出力信号P14として出力されて、前記リセッ
ト信号P20は“L"レベルなので、前記モータ駆動回路15
からは駆動用信号P15として第10図のモード3に示す電
圧波形が出力される。その駆動用信号P15に基づいてパ
ルスモータ17を駆動し、該パルスモータ17に連動する運
針表示装置18は、第2の変調表示状態である2秒ごとに
秒針がまとめて2回続けて動き、かつ2回続けて動く周
期が交互に変化する変則2秒ステップ駆動する。
この第10図におけるモード3が第9図においてはt5の
タイミングからt6のタイミングまでの間の状態である。
第10図においてt6のタイミングでリューズが引かれてス
イッチ回路20のリセット信号P20は“L"レベルから“H"
レベルとなり、基準停止記憶信号P8は“H"レベルから
“L"レベルとなって、基準信号発生回路6が停止した事
の記憶が解除される。
また、普通使用状態ではリューズが押し込まれている
に対しリューズが引かれている第9図におけるt6のタイ
ミングからt7のタイミングまでの間の状態では、“H"レ
ベルのリセット信号P20の制御によって前記モータ駆動
回路15は駆動用信号P15の出力停止され、運針表示装置1
8の運針も停止している。
そして、第9図におけるt7のタイミングでリューズが
押し込まれた後の駆動は第2の変調表示状態である変則
2秒ステップ駆動は解除されて、前記低電圧検出信号P7
が“L"レベルの時は第10図におけるモード1の通常表示
状態である通常駆動(1秒ステップ駆動)となり、又低
電圧検出信号P7が“H"レベルの時は第10図におけるモー
ド2の第1の変調表示状態である2秒ステップ駆動とな
る。
以上の説明で明らかなようにこの従来例では、コンデ
ンサ3の充電電圧の低下を検出すると通常表示状態であ
る通常駆動(1秒ステップ駆動)から携帯者に充電を促
す意味の2秒ごとに秒針がまとめて2回続けて動く第1
の変調表示状態である2秒ステップ駆動に切り換わる。
そして、基準信号停止状態あるいはパルスモータ停止状
態からコンデンサ3の電圧が再び充電されて時計が再び
駆動し始めた場合、基準信号発生回路6の基準信号P6が
停止しているか、あるいはパルスモータ17が停止してい
た時間分だけ時計が遅れている事を警告する意味の2秒
ごとに秒針がまとめて2回続けて動き、かつ2回続けて
動く周期が交互に変化する第2の変調表示状態である変
則2秒ステップ駆動に切り換わり、その後のリューズ引
き操作によって変則2秒ステップ駆動は解除される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のごとく、先願の蓄電器を電源として動作する方
式の電子時計では、パルスモータ停止記憶回路9はコン
デンサ3が低電圧時の第1の変調表示状態である2秒ス
テップ状態及びコンデンサ3が高電圧時の通常駆動状態
である1秒ステップ状態の両状態で検出動作を行ってい
るが、パルスモータの誘起電圧波形は電源電圧によって
変化するため、前記パルスモータ停止記憶回路9が電源
電圧の異なる両状態の検出を兼用して行うことにより、
高電圧時の通常駆動状態でパルスモータ17が回転してい
るにもかかわらず誤検出をして非回転と検出してしまう
事が携帯実験及び実際の回路検討から明らかとなり問題
を生じた。その理由をさらに詳細に説明すると、パルス
モータ17が停止する第1の原因として電圧低下、また第
2の原因としてゴミ等の過負荷があるが現実的には第1
の原因である電圧低下による停止がほとんどであるの
で、パルスモータ停止記憶回路9の非回転判定レベルは
第1の原因に主眼をおいてコンデンサ3の低電圧状態に
於ける誘起電圧波形に合わせて設定されている。
このため、非回転判定レベルの設定値に近い誘起電圧
波形を有する低電圧状態に於いては、余裕のある判定動
作を行うことが可能だが、前記設定値から離れた誘起電
圧波形となる高電圧状態に於いては、判定動作に余裕が
なく、従ってパルスモータ17の製造バラツキによる誘起
電圧の波形変化がある場合には、回転しているにもかか
わらず非回転判定を行う等の誤検出動作が発生する。
その結果、時計が動き続けていて時間が遅れていない
にもかかわらず時計が遅れている事を警告する意味の第
2の変調表示状態である変則2秒ステップ駆動に切り換
わってしまい、誤りの警告情報が表示されて携帯者に著
しい不信感を与えてしまい大問題であった。
本発明は以上のような問題点を解消させ時計が一旦停
止した後に再起動した場合のみ時計が遅れている事を確
実に警告表示する警告表示付電子時計を提供することを
目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
基準信号発生回路、モータ駆動回路、パルスモータお
よび運針表示装置を備え、かつ太陽電池等の発電手段に
よって充電される蓄電器を電源とする電子時計に於い
て、第1の変調信号を発生する第1変調信号発生回路、
第2の変調信号を発生する第2変調信号発生回路、前記
蓄電器の充電電圧の低下を検出する電圧検出回路、及び
前記基準信号発生回路の基準信号の停止を検出し、記憶
する基準信号停止記憶回路と、前記パルスモータの停止
を検出し、記憶するパルスモータ停止記憶回路と、前記
電圧検出回路の動作信号によって第1の変調信号を、又
前記基準信号停止記憶回路および前記パルスモータ停止
記憶回路の動作信号によって第2の変調信号を選択し前
記モータ駆動回路に供給する信号選択回路とから成り、
かつ前記電圧検出回路からの動作信号を前記パルスモー
タ停止記憶回路に供給する事により前記電圧検出回路が
蓄電器の充電電圧の低下を検出している時のみ前前パル
スモータ停止記憶回路が動作する様に構成した事を特徴
とする。
〔作用〕
パルスモータ停止記憶回路は蓄電器の低電圧時に合わ
せて判定レベルが設定し、かつ電圧検出回路が蓄電器の
充電電圧の低下を検出している時のみパルスモータ停止
動作回路が動作する様にした事により蓄電器の高電圧時
の誤検出を防ぐ事ができる。
〔実施例〕
以下図面により本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明の電子時計の一実施例を示すブロック
図図である。実施例として第1図に示す指針式の電子時
計は第2図に示した先願の例の構成と極めて類似してお
り、ユーザーにとっての時計仕様としては全く同じもの
である。
但し、異なる点として電圧検出回路7からの低電圧検
出信号P7をパルスモータ停止記憶回路70に供給する事に
より電圧検出回路7がコンデンサ3の充電電圧の低下を
検出している時のみパルスモータ停止記憶回路70が動作
する様に構成しており、第1の変調表示状態である2秒
ステップ駆動状態では全てのモータ駆動の機会に対して
パルスモータ17の停止を検出し、記憶する。第1図の実
施例において第2図の先願の例と同一要素には同一番号
を付しており、説明を省略する。それでは、第1図に於
いて第2図と異なる部分について詳しく説明する。
パルスモータ停止記憶回路70の入力端子Cへの前記電
圧検出回路7から低電圧検出信号P7が入力され、低電圧
検出信号P7が存在する時のみパルスモータ17の停止を検
出し、記憶する。
また、その他の端子E、F、Y、R、G、Qは第2図
の従来例におけるパルスモータ停止記憶回路9の端子と
同一要素には同一端子名を付しており、説明を省略す
る。そして、第2図におけるストローブ信号P91および
パルスモータ停止記憶信号P9が、第1図におけるストロ
ーブ信号P71およびパルスモータ停止記憶信号P70に相当
する。
次にパルスモータ停止記憶回路70のさらに詳細な構成
を第11図を参照しながら説明する。
パルスモータ停止記憶回路70はストローブ信号作成部
71とパルスモータ停止検出部72とパルスモータ停止記憶
部73より構成されている。ストローブ信号作成部71は前
記基準信号P6に基づいて前記パルスモータ17のコイルに
発生する誘起電圧を所定のタイミングで取り出すための
ストローブ信号P71を作成して出力する。このストロー
ブ信号P71はパルスモータ停止記憶回路70の出力端子G
に出力される。パルスモータ停止検出部72は前記ストロ
ーブ信号作成部71からのストローブ信号P71と前記入力
端子Fを介して前記第1変調信号発生回路11からの2秒
ステップパルスP11と前記入力端子Yを介して前記モー
タ駆動回路15からの誘起電圧信号P51と前記入力端子C
を介して前記電圧検出回路7からの低電圧検出信号P7に
基づいてモータ回転の成否を前記低電圧検出信号P7が存
在する時のみ判定しパルスモータ停止検出信号P72を出
力する。パルスモータ停止記憶部73は前記パルスモータ
停止検出部72からのパルスモータ停止検出信号P72に基
づいてモータの非回転すなわち停止を検出すると、さら
にその事を記憶して“H"レベルのパルスモータ停止記憶
信号P70を出力する。このパルスモータ停止記憶信号P70
はパルスモータ停止記憶回路70の出力端子Qに出力され
る。
又パルスモータ停止記憶部73には前記パルスモータ停
止記憶回路70の入力端子Rに接続されているので前記ス
イッチ回路20からのリセット信号P20が入力され、“H"
レベルのリセット信号P20によりパルスモータ停止記憶
信号P70は“H"レベルから“L"レベルにリセットされ
る。
ストローブ信号作成部71はさらにワンショット回路71
1および712および716および717と、アンド回路(AND)7
18および719と、インバータ713と、ナンド回路(NAND)
714と、オア回路(OR)715とにより構成されている。
回路711〜714は第5図における第1変調信号発生回路
11の回路111〜114と同じ構成であり説明を省略する。ワ
ンショット回路716にはワンショット回路711の出力信号
とP606(64Hz)が入力され、ワンショット回路717には
ワンショット回路712の出力信号とP611(16Hz)が入力
され、OR715ではワンショット回路716の出力信号とワン
ショット回路717の出力信号の論理和をとることで2秒
ステップパルスP11の全ての上向きパルスのすぐ後ろの
タイミングに4msの幅のストローブ信号が出力される許
可タイミングであるパルスP715が成形される。
AND718は従来例における第12図のストローブ信号作成
部91のAND913と同じ構成であり説明は省略する。AND719
では、AND718の出力信号(チョッパー信号)とパルスP7
15との論理積をとることで、2秒ステップパルスP11の
全ての上向きパルスのすぐ後ろのタイミングに4本のス
トローブによるストローブ信号P71が作成される。
すなわち、2秒ステップ駆動状態で全てのモータ駆動
の機会に対してパルスモータ17の停止検出動作を行う。
パルスモータ停止検出部72は、インバータ721および7
24と、アンド回路722と、T入力端子への立上り信号で
動作するデータタイプフリップフロップ723および725と
により構成されている。フリップフロップ725で最終的
なパルスモータの停止検出を行っており、2秒ステップ
パルスP11の立上がりタイミングにフリップフロップ723
の出力信号であるP723が“L"レベルの時にはパルスモー
タが回転したとみなし、“H"レベルの時にはパルスモー
タが停止したとみなす。データタイプフリップフロップ
723は2秒ステップP11の立下がりのタイミングで“H"レ
ベルを読み込み、モータ駆動回路15からの誘起電圧信号
P51によって“H"レベルから“L"レベルにリセットされ
る。誘起電圧信号P51はストローブ信号P71の4本のスト
ローブ・タイミングのうち少なくとも1本のストローブ
・タイミングで存在する場合はパルスモータ17は回転、
また4本のストローブ・タイミングの全てのタイミング
で存在しない場合はパルスモータ17は停止と判断できる
様に駆動用パルスとパルスモータ17の関係が設計されて
いる。また、データタイプフリップフロップ725の入力
端子Rにはインバータ724を介して低電圧検出信号P7が
入力されており、インバータ724の出力信号が“L"レベ
ルすなわち低電圧検出信号P7が“H"レベルの時のみデー
タタイプフリップフロップ725が検出動作を行い、逆に
通常駆動状態(1秒ステップ状態)ではリセットされっ
ぱなしとなり、出力信号であるパルスモータ停止検出信
号P72は常に“L"レベルとなり検出動作を行なわない。
パルスモータ停止記憶部73はデータタイプフリップフロ
ップ731から成り、パルスモータ停止検出部72からのパ
ルスモータ停止検出信号P72に基づいてモータの非回転
すなわち停止を検出すると、さらにその事を記憶して
“H"レベルのパルスモータ停止記憶信号P70を出力す
る。また、通常駆動状態ではパルスモータ停止検出部72
では検出動作を行なわれていないので当然記憶動作も行
なわれない。このパルスモータ停止記憶信号P70はパル
スモータ停止記憶回路70の出力端子Qに出力される。
次に前記パルスモータ停止記憶回路70の動作説明につ
いてだが、先願の例で示した第12図のパルスモータ停止
記憶回路9の動作と比較し電圧検出回路7がコンデンサ
3の充電電圧の低下を検出して“H"レベルの低電圧検出
信号P7を出力している時のみパルスモータ停止記憶回路
70は動作する事と第1の変調表示状態である2秒ステッ
プ駆動状態において全てのモータ駆動の機会に対してパ
ルスモータ17の停止検出動作をする事を除いては、具体
的な検出パターン方式および動作タイミング等は先願の
例で第14図を用いて説明したものと同様であり省略す
る。
また本実施例においてパルスモータ停止記憶回路70は
コンデンサ3の電圧低下によってパルスモータ17が停止
した場合に対してのみ検出動作が有効とし、電圧低下以
外の要因であるゴミによる過負荷は現在の時計生産工程
に於ける管理を考えるとゴミによる過負荷でパルスモー
タ17が停止する事は考えにくく、パルスモータ17の停止
検出は電源電圧が低下時の第1の変調表示である2秒ス
テップ状態のみとして通常表示である通常(1秒ステッ
プ)駆動状態で停止検出を行なわなくとも現実的には何
ら問題はない。
以上の説明で明らかのように、コンデンサ3の充電電
圧の低下を検出すると通常表示状態である通常駆動(1
秒ステップ駆動)から携帯者に充電を促す意味の2秒ご
とに秒針がまとめて2回続けて動く第1の変調表示状態
である2秒ステップ駆動に切り換わり、基準信号停止状
態あるいはパルスモータ停止状態からコンデンサ3の電
圧が再び充電されて時計が再び駆動し始めた場合、基準
信号発生回路6の基準信号P6が停止しているか、あるい
はパルスモータ17が停止していた時間分だけ時計が遅れ
ている事を警告する意味の2秒ごとに秒針がまとめて2
回続けて動き、かつ2回続けて動く周期が交互に変化す
る第2の変調表示状態である変則2ステップ駆動に切り
換わる。
そして、パルスモータ停止状態検出するパルスモータ
停止記憶回路70に電圧検出回路7からの低電圧検出信号
P7を供給して電圧検出回路7がコンデンサ3の充電電圧
の低下を検出している時のみパルスモータ停止記憶回路
70が、動作する制御とした。
またパルスモータ停止記憶回路70は第1の変調表示状
態である2秒ステップ駆動状態において全てのモータ駆
動の機会に対してパルスモータ17の停止検出動作をする
様にした。また、その後のリューズ引き操作によって変
則2秒ステップ駆動は解除される。
〔発明の効果〕
上記のごとく本発明によれば太陽電池等の発電手段に
よって充電される蓄電器を電源とする電子時計に於て、
電源電圧が通常駆動できなくなるレベルまで低下した時
に表われる第1の変調表示状態である2秒ステップ駆動
状態でのみパルスモータ停止記憶回路がパルスモータの
停止検出動作をする様にした事により高電圧時のパルス
モータの停止検出が誤検出する事がなくなり時計が再起
動した後のみ時計が遅れている事を警告表示する第2の
変調表示状態である変則2秒ステップ駆動状態に切り換
わりそれ以外の時には携帯者にまちがった時刻遅れ情報
を与えず不信感を取り除く効果がある。そして蓄電器の
電位がパルスモータの停止電圧レベルよりさらに低下し
て基準信号発生回路の基準信号の発生の停止電圧レベル
まで到達した後再充電されて時計が再起動した場合に有
効な基準信号停止記憶回路と本発明によるパルスモータ
停止記憶回路とを備えたことにより電源電圧の著しい低
下で時計が一度停止した後の再起動時に、時計が遅れて
いる事を警告表示する警告表示付電子時計として完全な
ものを供給することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による警告表示付電子時計の一実施例の
ブロック線図、 第2図は警告表示付電子時計の従来技術を示すブロック
線図、 第3図および第4図は第2図に示した通常状態信号発生
回路の具体的回路構成図、 第5図は第2図に示した第1変調信号発生回路の具体的
回路構成図、 第6図は第3図、第4図、第5図および第7図に示した
回路の動作を示すタイミングチャート、 第7図は第2図に示した第2変調信号発生回路の具体的
回路構成図、 第8図は第2図に示した基準信号停止記憶回路の具体的
回路構成図、 第9図は第8図に示した基準信号停止記憶回路の動作を
示すタイミングチャート、 第10図は第2図に示した実施例の要部における電圧波形
図、 第11図は第1図に示したパルスモータ停止記憶回路の具
体的回路構成図、 第12図は第2図に示したパルスモータ停止記憶回路の具
体的回路構成図、 第13図は第12図に示したパルスモータ停止記憶回路に入
力される信号およびストロープ信号のタイミングチャー
ト、 第14図は第12図に示したパルスモータ停止記憶回路の動
作を示すタイミングチャート。 1……太陽電池、 3……コンデンサ、 5……時計装置、 6……基準信号発生回路、 8……基準信号停止記憶回路、 70……パルスモータ停止記憶回路、 10……通常状態信号発生回路、 11……第1変調信号発生回路、 12……第2変調信号発生回路、 15……モータ駆動回路、 17……パルスモータ、 18……運針表示装置、 20……スイッチ回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基準信号発生回路、モータ駆動回路、パル
    スモータおよび運針表示装置を備え、かつ太陽電池等の
    発電手段によって充電される蓄電器を電源とする電子時
    計に於いて、第1の変調信号を発生する第1変調信号発
    生回路、第2の変調信号を発生する第2変調信号発生回
    路、前記蓄電器の充電電圧の低下を検出する電圧検出回
    路、前記パルスモータの停止を検出して記憶するパルス
    モータ停止記憶回路と、前記電圧検出回路の動作信号に
    よって第1の変調信号を選択し、又前記パルスモータ停
    止記憶回路の動作信号によって第2の変調信号を選択し
    て前記モータ駆動回路に供給する信号選択回路とから成
    り、かつ前記電圧検出回路からの動作信号を前記パルス
    モータ停止記憶回路に供給する事により、前記電圧検出
    回路が蓄電器の充電電圧の低下を検出した時のみ前記パ
    ルスモータ停止記憶回路が動作する様に構成した事を特
    徴とする警告表示付電子時計。
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