JP2568887B2 - 油圧ジヤツキ - Google Patents

油圧ジヤツキ

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JP2568887B2
JP2568887B2 JP63128893A JP12889388A JP2568887B2 JP 2568887 B2 JP2568887 B2 JP 2568887B2 JP 63128893 A JP63128893 A JP 63128893A JP 12889388 A JP12889388 A JP 12889388A JP 2568887 B2 JP2568887 B2 JP 2568887B2
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ram
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政好 石井
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、飛行機等の重量物を支えながら持上げ、又
は下降させる油圧ジャッキに関する。
〔従来の技術〕 この種従来の油圧シリンダとしては、例えば第5図に
示すものが開発されている。
この油圧ジャッキはシリンダ1とシリンダ1内にピス
トン2を介して上下移動自在に挿入されたラム3とシリ
ンダ外においてラム3のねじ部4に螺合されたロックナ
ット5から構成されている。
ラム3の伸長時にはポート6よりピストン2の下部圧
力室7に圧油を導き、ラム3とロックナット5を上昇さ
せる。
ラム3の高さを所定位置に保持させる場合にはロック
ナット5を点線から実線位置までねじ部4を介して下降
させるとシリンダヘッド1aの上面にロックナット5の下
面が当接し、ラム3をロックさせる。
ラム3を下降させる場合には再びロックナット5を回
動して点線位置まで上昇させ、次いで圧力室7の圧油を
抜くとラム3が自重で下降する。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記の油圧ジャッキにおけるラム3のロックはラム3
に螺合したロックナット5の回動によつて行なう為に、
ラム3の上昇及び下降操作のたびにロックナット5を回
転し且つ位置決め操作するために作業能率が著しく低下
し、手動操作であるから危険でもある。
従って本発明の目的はラムのロックと位置決めが自動
的に行なえ、操作性が良い油圧ジャッキを提供すること
である。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明の構成は、シリン
ダ内にラムが上下移動自在に挿入され、シリンダの上部
に配置されたロックナットがラム外周に形成したねじ部
に螺合している油圧ジャッキに於て、ラムの外部にブラ
ケットを介してねじ桿が並列に連結され、ロックナット
に歯車を設け、ねじ桿はハウジングに回転自在に支持さ
れたねじナット内に上下移動自在に螺合され、ねじナッ
トに設けた歯車が伝動ギャを介してロックナットに設け
た歯車と着脱自在に噛合していることを特徴とするもの
である。
〔作 用〕
ラムを上昇させるとねじ桿が連動して上昇し、この時
ねじ桿に螺合されているねじナットと歯車が回転し、こ
の歯車が伝動ギャとロックナットの歯車を介してロック
ナットを回転するからロックナット自体は定位置状態に
保持され、ラム下降させる時ねじ桿も連動し、上記ねじ
ナットと歯車と伝動ギャとロックナットは前記の場合と
逆方向に回転するだけで位置は変わらない。ラムを所定
位置で保持する時は伝動ギャとロックナットの歯車との
螺合をはずし、ラムが外力で回転しないようにする。
〔実施例〕
以下本発明の実施の一例を第1図〜第4図にもとづい
て説明する。
先ず、油圧ジャッキ本体Aの詳細について述べる。
第1図に示すように、シリンダ9内にピストン27とシ
リンダヘッド28を介してラム10が上下移動自在に挿入さ
れ、シリンダ9の下方には圧力室29が区画され、この圧
力室29はポート30を介して油圧源たるポンプ又はタンク
に選択的に接続されている。
ラム10の外周には例えば右ねじからなる雄ねじ部31が
形成され、この雄ねじ部31にはシリンダヘッド28の上方
に回転自在に配置されたロックナット32の雌ねじ33が螺
合され、ロックナット32はラム10の位置を決めるストッ
パとして使用される。ロックナット32の上部にはフラン
ジ状の平歯車36が形成されている。
ラム10には軸方向に沿うキー溝34が形成され、このキ
ー溝34にはシリンダヘッド28の内周に突設したキー35が
嵌合し、ラム10の垂直方向の移動を案内している。
シリンダ9の上部に支持プレード80が設けられ、ラム
10はこの支持プレート80を貫通している。
ロックナット32と支持プレート80間には任意の隙間81
を設け、ロックナット32の回転時にフリクッションが支
持プレート80との間に生じないようにしている。
支持プレート80にはシリンダ9と並列な中空ハウジン
グ99とベアリングハウジング82が設けられている。
ベアリングハウジング82内には自動調心コロ軸受83を
介して平歯車84の中央胴部が回転自在に支持され、平歯
車84の中央胴部はキー85を介してボールねじナット86と
上下移動自在に結合している。
他方、ラム10に設けたブラケット37にはユニバーサル
ジョイント98を介してねじ桿たるボールねじシャフト87
が連結されている。ボールねじシャフト87には、ラム10
に設けた右ねじからなる雄ねじ部31と同一方向に形成し
た雄ねじ88が形成され、このねじ88はボールねじナット
86の内周に設けた雌ねじと噛合し、ボールねじシャフト
87が上下動するとホールねじナット86と平歯車84が一体
となって回転する。
ねじ部31とねじ88は同一方向の、例えば、右ねじで成
形できるから下降が標準加工となり、コスト的に有利で
ある。
支持プレート80上には、シャフト89が移動自在に起立
し、このシャフト89にはベアリング90とナット60を介し
て中間ギャたる伝動ギャ91が回転自在に設けられ、この
伝動ギャ91はロックナット32の平歯車36及びボールねじ
シャフト87側の平歯車84とに螺合可能に配設されてい
る。
支持フレーム80上には、シャフト89と近接した位置に
支持部材92が起立し、この支持部材92の横孔61内にスラ
イダー93が摺動自在に挿入され、このスライダー93の端
部はシャフト89に設けた係止孔97内に差し込まれ且つ溶
接等で結合されている。
スライダー93には、レバー94と孔95,96が設けられ、
ピン62を抜いてレバー94を介して手動でスライダー93を
引張り、又は押し込むことによりシャフト89を介して伝
動ギャ91をロックナット32の平歯車36及びボールねじシ
ャフト87側の平歯車84に対し、噛合あるいは離脱させ
る。
例えば、第3図、第4図に於て、伝動ギャ91を矢印X
方向に移動すると伝動ギャ91が平歯車36及び平歯車84と
離れて噛合関係が解消される。反対方向に引張れば両者
は噛合する。
孔96にピン62を差し込んでスライダー93を固定した第
4図の状態では伝動ギャ91がロックナット32の平歯車36
及びボールねじシャフト87側の平歯車84と噛み合い、孔
95にピンを差し込むと伝動ギャ91がロックナット32の平
歯車36及びボールねじシャフト87側の平歯車84から離れ
る。
第4図の状態でラム10が上昇した時はブラケット37を
介してボールねじシャフト87が上昇し、この時、雄ねじ
部88を介してボールねじナット86と平歯車84が回転し、
平歯車84の回転力は伝動ギャ91を介してロックナット32
の平歯車36を回転し、ロックナット32は所定の位置で保
持されている。
逆にラム10が下降する時はボールねじシャフト87も下
降し、これによりボールねじ86と平歯車84と伝動ギャ91
とを介してロックナット32の平歯車36を逆方向に回転す
る。
ラム10の高さを任意に設定してロックさせる場合はレ
バー94を手動で操作してスライダー93の位置を変更し、
伝動ギャ91と、ロックナット32の平歯車36及びボールね
じシャフト87側の平歯車84との噛み合いを解除させ、そ
の後ロックナット32を手動で回転させて支持プレート80
の上面へ圧接する。
これによりラム10に対する下方への負荷が作用して
も、ロックナット32が支持プレート80に係止されて下降
しない。
〔発明の効果〕
本発明によれば次の効果がある。
ラムを伸長又は圧縮した時ねじ桿が連動して上下動
し、ねじ桿に駆動されるねじナットの歯車と伝動ギャと
がロックナットの歯車を介してロックナットを回転させ
るからロックナットはラムの上下動に関係なく元の定位
置状態に保持され、作業性が著しく向上する。
ラムを所定位置に保持する場合には伝動ギャとロック
ナットの歯車との噛合関係を解消すればよく操作性が良
く、確実である。
ロックナットの歯車とねじナットの歯車は同一方向の
歯車であり、両者の加工が標準加工となり、加工コスト
上有利である。
ロックナットの歯車とねじナットの歯車の間隔は伝動
ギャの大きさを変えることで、いろいろに変化でき、設
置スペース等に任意に対応できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る油圧ジヤツキの縦断正面図、第2
図は伝動ギャの縦断正面図、第3図は第2図の平面図、
第4図は歯車と伝動ギャの噛合関係を示す略示平面図、
第5図は従来の油圧ジャッキの断面図である。 〔符号の説明〕 9……シリンダ、10……ラム 27……ピストン、31……ねじ部 32……ロックナット、36……歯車 37……ブラケット、84……歯車 86……ねじナット、87……ねじ桿 91……伝動ギャ、99……ハウジング

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンダ内にラムが上下移動自在に挿入さ
    れ、シリンダの上部に配置されたロックナットがラム外
    周に形成したねじ部に螺合している油圧ジャッキに於
    て、ラムの外部にブラケットを介してねじ桿が並列に連
    結され、ロックナットに歯車を設け、ねじ桿はハウジン
    グに回転自在に支持されたねじナット内に上下移動自在
    に螺合され、ねじナットに設けた歯車が伝動ギャを介し
    てロックナットに設けた歯車と着脱自在に噛合している
    油圧ジャッキ。
JP63128893A 1988-05-26 1988-05-26 油圧ジヤツキ Expired - Lifetime JP2568887B2 (ja)

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