JP2568808B2 - 入れ子式可動壁体付き搬入口装置 - Google Patents

入れ子式可動壁体付き搬入口装置

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JP2568808B2
JP2568808B2 JP6103101A JP10310194A JP2568808B2 JP 2568808 B2 JP2568808 B2 JP 2568808B2 JP 6103101 A JP6103101 A JP 6103101A JP 10310194 A JP10310194 A JP 10310194A JP 2568808 B2 JP2568808 B2 JP 2568808B2
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は入れ子式可動壁体付き搬
入口装置に関し、とくに原子力施設等において厚壁に開
口する機器搬入口の閉鎖に適する入れ子式可動壁体付き
搬入口装置に関する。ここで厚壁とは、遮蔽対象である
放射線を所要量だけ減衰させるに足る厚さの壁であり、
例えば厚さ1メートル程度のコンクリートであるが、本
発明はこの厚さや材質としてのコンクリートに限定され
ない。
【0002】
【従来の技術】図5を参照するに、機器に対する高度の
遮蔽を要する原子力施設等の建物1においては、機器据
付室C1、C2、……、C11等がそれぞれ厚壁2で囲まれ、
建物1の出入口10に接する屋内空間Lと機器格納区域と
の間にも同様な厚壁2が設けられる。建設時には、厚壁
2を貫通する機器搬入口3が適宜設けられ、機器はこれ
らの搬入口3を通って所要の据付位置へ運ばれる。据付
完了後は、安全確保のため、機器搬入口3は厚壁2の連
続部分として後打ちコンクリート又はシールドブロック
等の特殊工法により完全に閉鎖される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、設備の運転実
績が蓄積されるに伴い、保守作業や交換のため機器を据
付室C1、C2、……、C11等から外部へ搬出したり、修理
後又は交換用の機器を搬入する必要の生ずることが明ら
かになった。この搬出とその後の搬入のために、上記特
殊工法で一旦閉鎖した搬入口3を再開放し、その後再び
閉鎖する工事に膨大な費用と労力と時間を費やす問題が
経験された。機器の搬出前と搬入後に工事のための時間
を確保する必要があるため、設備の稼働停止期間が長期
化する問題があった。さらにこの再開放・再閉鎖工事は
不可避的に発塵を伴うので、機器の保護にも防塵上の配
慮が必要があった。
【0004】この問題を避けるため、搬入口3を容易な
反復開閉の可能な可動扉で閉鎖することが考えられる
が、厚壁2と同等の遮蔽性能をもった可動扉は極めて高
価となり実用されるに至らなかった。
【0005】従って、本発明の目的は機器搬入口を厚壁
と同等の遮蔽性能でしかも再開放可能に閉鎖する搬入口
装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】厚壁に開口する機器搬入
口を再開放可能に閉鎖するためには次の条件が必要であ
る。 (1) 厚壁と同等の遮蔽性能を持つために、相当の重量が
必要である。 (2) 放射線等の遮蔽対象の漏れを防ぐために、直線状の
間隙を除く。 (3) 再開放のために、可動性をもつ。 本発明者らは、これらの条件を同時に充足する壁体の研
究・開発の結果、本発明の完成に到った。
【0007】図1及び図2(A)の実施例を参照するに、
本発明による入れ子式可動壁体付き搬入口装置は、床面
上の放射線遮蔽厚壁2を貫通する搬入口3の厚壁厚さ方
向央部に厚壁表面と平行に搬入口3の高さH1より高い高
さHと搬入口3の横幅L1の2倍より広い横幅Lと厚壁厚
さ方向の所定奥行で直方体形に形成した横断空間40、横
断空間40の横幅方向の一方の端面40pから当該端面40pに
近い搬入口3の側壁面3pまでの搬入口横幅L1より広い横
幅L2(L1<L2)の部分に設けた収納部6、横断空間40の
横幅方向の他方の端面40qから搬入口3の他方の側壁面3
qまでの搬入口横幅L1より狭い横幅L3(L3<L1)の部分
に設けた封止嵌合部7、横断空間40の天端面と床面と横
幅方向の両端面と奥行方向の厚壁表面にそれぞれ密着す
る金属板製の頂部横部材4tと床面横部材4bと2つの縦部
材4r及び4sと2つの表面部材4f及び4gとを相互に結合し
た枠体4、搬入口横幅L1より広く収納部横幅L2より広く
ない横幅L4(L1<L4≦L2)を有し且つ枠体4の頂部横部
材4tと床面横部材4bと2つの表面部材4f及び4gにそれぞ
れ接触する頂面5tと底面5bと2つの表面5f及び5gを含む
直方体形の中実金属製可動壁体5、壁体5の頂面5tに設
けた案内ローラー18、枠体4の頂部横部材4tに取付けら
れ且つ案内ローラー18と係合して壁体5を搬入口3横断
の閉鎖位置と搬入口3から離れた収納部6内の開放位置
との間に案内する案内レール19、壁体5の横幅方向の両
端面5p及び5qに取付ける重量物移動装置22、及び壁体5
の底面5bと枠体4の床面横部材4bとの間に挿入される埋
め金17を備え、壁体5の閉鎖位置への移動と埋め金17の
挿入によって搬入口3を閉鎖し埋め金17の取り外しと壁
体5の開放位置への移動によって搬入口3を開放し、壁
体5の充分な厚さにより厚壁2に相当する放射線遮蔽能
を閉鎖時の搬入口3に与えてたものである。
【0008】好ましくは、図2(B)に示すように、壁体
5の底面5bと枠体4の床面横部材4bとの間に挿入する埋
め金17に隣接して壁体5の表面5f、5gと枠体4の床面横
部材4bとに密着する搬入口横幅方向の補助遮蔽材20を設
ける。更に好ましくは、壁体固定金具23によって閉鎖位
置における壁体5の一方の表面5f又は5gと枠体4の対応
する表面部材4f又は4gとを結合させる。
【0009】
【作用】図1(A)は厚壁2の一表面側から見た横幅L1の
搬入口3を示し、その線B−Bにおける断面図及び線II−
IIにおける断面図をそれぞれ図1(B)及び図2(A)に示
す。搬入口3の一方の側壁面の所定厚さ部分を隣接厚壁
2aの内側に嵌入させて設けた収納部6を搬入口3の高さ
向きに拡大し、収納部6と対向する他方の側壁面の所定
の厚さ部分を隣接厚壁2bの内側に嵌入させて設けた封止
嵌合部7を同じく高さ向きに拡大し、収納部6と嵌合部
7を搬入口3の頂面3tより高い位置で連通させて横断空
間40を形成する。収納部6及び嵌合部7の厚壁2の厚さ
方向の奥行は、収納する壁体5の閉鎖表面5f、5gと密に
接触して十分な放射線遮蔽能力が確保でき、かつ、収納
部6により厚壁2aの放射線遮蔽能が損われないものとす
る必要がある。例えば厚さ1mの厚壁2に対して収納部
6の厚さを47cm程度とすることができる。収納部6の嵌
入深さ即ち横幅L2は、収納部6の内側に壁体5が収納で
きるように、壁体5の横幅L4以上(L4≦L2)とする。この
横幅により、壁体5が搬入口3から離れた収納部6内の
開放位置にある場合において、搬入口3の横幅L1全体を
利用した機器の搬入を支障なく行なうことができる。好
ましくは、図1に一点鎖線で示すように、開放位置にお
ける壁体5の横幅方向の端面5p及び端面5pに取付けた移
動装置22を、横断空間40の収納部6側の端面40pと接触
させる。
【0010】搬入口3を閉鎖する時は、壁体5を収納部
6から引出し、案内レール19に沿って移動させ、嵌合部
7に嵌合させる。壁体5の移動には、壁体5に一端を係
止したロープ(図示せず)の他端を適当なウィンチで巻
き上げる方法又はその他の適当な方法を用いることがで
きる。搬入口3の横幅L1より広い横幅L4(L1<L4)を有
する壁体5を用いるので、壁体5が搬入口3を横断する
閉鎖位置において、壁体5の横幅方向の一方の端面5qを
嵌入部7と嵌合させ、他方の端面5pを収納部6と嵌合さ
せることができる。この壁体5の横幅方向両端面5p及び
5qと嵌入部7及び収納部6との嵌合により、閉鎖位置に
おける壁体5の横幅方向両側に厚壁2を貫く直線的な隙
間は発生しない。好ましくは、図1に実線で示すよう
に、搬入口横幅L1と嵌合部7の横幅L3との和(L1+L3)
より広い横幅L4(L4>L1+L3)の壁体5を用い、閉鎖位
置における壁体5の横幅方向の端面5q及び端面5qに取付
けた移動装置22を、横断空間40の嵌合部7側の側面40q
と接触させる。但し壁体5の横幅L4は図示例に限定され
ない。
【0011】搬入口3の位置における横断空間40の天端
面40tから搬入口3の頂面3tまで一対の垂れ壁8を設
け、閉鎖位置における壁体5の両表面5f、5gの頂部を垂
れ壁8の内側の厚壁表面と密着させる。壁体5の頂面5t
と枠体4の頂面横部材4tとの間に生じる間隙は、その両
表面側から垂れ壁8により塞がれるので、閉鎖位置にお
ける壁体5の頂面に厚壁2を貫く直線的な隙間は生じな
い。また閉鎖位置における壁体5の底面5bと枠体4の床
面横部材4bとの間には埋め金17が挿入され、壁体5の底
面に厚壁2を貫く直線的な隙間が発生するのを防止す
る。埋め金17は例えばライナープレート25と鉛毛26とか
ら構成することができる。なお必要に応じ、壁体5の頂
部及び両側部と枠体4の表面部材4f及び4gとの間にも埋
め金17を挿入してもよい。
【0012】閉鎖位置における壁体5の頂部及び両側部
は枠体4の表面部材4f及び4gと密着し、埋め金17の挿入
により壁体5の底面5bと枠体4の床面横部材4bとを間接
的に密着させるので、壁体5の周縁と搬入口3の周辺の
厚壁及び床面との密着が達成され、枠体5により搬入口
3を完全に閉鎖することができる。しかも、厚壁2の両
表面を直線的に連通する隙間は無く、高度の遮蔽が確保
できる。図中の符号11は、厚壁2及び床面に対する各金
属製枠体4の移動を防止して厚壁2及び床面と枠体4と
の密着を確保するスタッドジベルを示す。なお、図示例
における枠体4の床面横部材4bは、機器搬入時の障害物
とならないように、搬入口3の底面に埋め込まれてい
る。
【0013】一旦閉鎖した搬入口3を再度開放するに
は、埋め金17を取り外し、再びウィンチなどにより壁体
5を図1の一点鎖線の開放位置へ移動させれば足りる。
よって、従来の厚壁撤去工事に必要であった膨大な費用
と労力と時間を省き、工事に不可避的に伴う発塵を避け
ることができる。
【0014】従って、本発明の目的である「機器搬入口
を厚壁と同等の遮蔽性能でしかも再開放可能に閉鎖する
搬入口装置」の提供が達成される。
【0015】
【実施例】図1及び図2の実施例は、閉鎖位置における
壁体5の一方の表面を、対応する枠体4の表面部材4f又
は4gに結合させる壁体固定金具23を設け、閉鎖位置にお
ける壁体5の不所望な移動を防止し、壁体5の表面5f又
は5gと枠体4の表面部材4f又は4gとの確実な密着を確保
している。更に図2(B)の実施例では、埋め金17に隣接
して開口幅方向に延在する補助遮蔽材20を設けている。
壁体5の表面と枠体4の床面とに密着する補助遮蔽材20
は、壁体5の底面と枠体4の床面との間に発生し得る直
線的な隙間を確実に遮断する。但し補助遮蔽材20は本発
明に必須ではない。また図2(B)の実施例では、補助遮
蔽材20を埋め金17の両側に設けているが、片側だけとす
ることもできる。補助遮蔽材20の一例は一般構造用の圧
延鋼材である。
【0016】図3は、各種の配管28や制御盤29が厚壁2
に取付けられ又は隣接配置された場合においても、本発
明の搬入口装置による搬入口3が有利に適用できること
を示し、図3(A)は開放位置の搬入口3、図3(B)は閉
鎖位置の搬入口3をそれぞれ示す。従来の搬入口3の再
開工事においては、工事に伴う破片の飛散及び発塵等の
ため、搬入口3周辺の配管28の取付け作業等は再開工事
完了を待って行うことを余儀なくされたが、本発明によ
れば再開すべき搬入口3付近の機器工事・作業を搬入口
3の再開作業に先行させるか又は同時進行させることが
できる。また従来の工事に不可避的に伴う発塵の発生が
ないので、搬入口3周辺の制御盤29などに対しても特別
な保護の必要がない。さらに本発明は厚壁2の内側に設
けた収納部6に可動壁体5を収納するので、搬入口3の
開閉により搬入口3周辺の厚壁2の利用が制限を受け
ず、配管28や制御盤29を搬入口3周辺に配置できる。
尚、従来の再開工事による小さな搬入口では搬入機器の
分解・裁断する必要があったのに対し、本発明では搬入
口を大形化が比較的容易であるため、搬入機器の分解・
裁断作業の時間を節約できる。
【0017】図4はコロの原理を利用した重量物移動装
置22の一例を示す。図示例の移動装置22はボルト38によ
り壁体5に取付け可能な取付けブラケット37を有し、ブ
ラケット37の底板37aを枠体4の床面横部材4bと平行に
して壁体5の側面に固定する。ボルト39によって底板37
aに固定したトッププレート36と床面と対向するセンタ
ープレート34とをサイドプレート35によって平行に維持
する。トッププレート36とサイドプレート35とセンター
プレート34とは例えば一体形成のものとし、壁体5の荷
重をブラケット37を介してセンタープレート34に伝達す
る。複数の平行配置のコロ又はローラー30の両端をそれ
ぞれリンク機構(図示せず)により環状に結合して環状
平行ローラー31を形成し、環状平行ローラ31とセンター
プレート34とを回転自在に嵌合させる。各ローラー30は
案内ローラー19と直交方向に保持され、センタープレー
ト34の下側に回り込んだローラー30は壁体5の底面より
例えば1cm程度低い位置で床面と接触する。センタープ
レート34と床面とに同時に接触する複数のローラー30
が、センタープレートの荷重負荷を支えると共にコロの
原理によって壁体5を案内ローラ19に沿って移動させ
る。ただし本発明に用いる移動手段22は図示例に限定さ
れない。
【0018】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の入
れ子式可動壁体付き搬入口装置は、厚壁の搬入口を高い
遮蔽性能を以て閉鎖し、しかも一旦閉鎖した搬入口を比
較的簡単にしかも発塵の虞なしに開放できるので次の顕
著な効果を奏する。
【0019】(1)高度の遮蔽を要する厚壁で囲まれる機
器に対し、保守・交換用等の機器の経済的な搬入・搬出
を可能にし、プラント等の施設のトータルコストの低減
を可能にする。 (2)従来の搬入口再開工事に比し搬入口の開閉に必要な
作業時間を画期的に短縮できる。 (3)厚壁の内側に移動壁体を内蔵するので、搬入口の開
閉により搬入口周辺の厚壁の利用が制限されることがな
く、搬入口周壁の有効利用が図れる。 (4)従来の搬入口再開工事に不可避であった厚壁破片の
飛散及び発塵等がないので、搬入口付近の機器工事・作
業を搬入口再開作業に先行させるか又は同時進行させる
ことができる。 (5)従来の搬入口再開工事が不可欠とした周辺機器の保
護・養生を不必要とする。 (6)高度の遮蔽を要する機器の搬入・搬出に伴う搬入口
の再開放及び再閉鎖を、高価な扉設置の場合に比し低コ
ストでしかもコンクリート打設による封じ込めの場合に
比し容易且つ迅速に行える。 (7)搬入口閉鎖部の機能、例えば遮蔽能力、気密性、水
密性、耐震性能等を用途に応じ最適レベルに選択して設
計・施工することができる。 (8)従来の搬入口再開で問題となったコンクリート廃棄
物等の発生がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明の一実施例の説明図である。
【図2】は図1(A)の線IIA−IIAにおける断面図であ
る。
【図3】は本発明の他の実施例の説明図である。
【図4】は本発明の移動装置の一例の説明図である。
【図5】は厚壁で囲まれた機器据付室を有する建物の説
明図である。
【符号の説明】
1 建物 2 厚壁 3 機器搬入口 3t 搬入口頂面 3p、3q 搬入口端面 4 枠体 4t 頂部横部材 4b 底面横部材 4r、4s 縦部材 4f、4g 表面部材 5 可動壁体 5t 壁体頂面 5b 壁体底面 5f、5g 壁体表面 5p、5q 壁体端面 6 収納部 7 嵌合部 8 垂れ壁 10 出入口 11 スタッドジベル 17 埋め金 18 案内ローラ 19 案内レール 20 補助遮蔽材 22 移動手段 23 壁体固定金具 25 ライナープレート 26 鉛毛 28 配管 29 制御盤 30 ローラー 31 環状平行ローラー 34 センタープレート 35 サイドプレート 36 トッププレート 37 ブラケット 37a 底板 38、39 ボルト 40 横断空間 40t 横断空間頂面 40p、40q 横断空間端面。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】床面上の放射線遮蔽厚壁を貫通する搬入口
    の厚壁厚さ方向央部に厚壁表面と平行に搬入口高さH1よ
    り高い高さHと搬入口横幅L1の2倍より広い横幅Lと厚
    壁厚さ方向の所定奥行で直方体形に形成した横断空間、
    前記横断空間の横幅方向の一方の端面から当該端面に近
    い前記搬入口の側壁面までの前記搬入口横幅L1より広い
    横幅L2の部分に設けた収納部、前記横断空間の横幅方向
    の他方の端面から前記搬入口の他方の側壁面までの前記
    搬入口横幅L1より狭い横幅L3の部分に設けた封止嵌合
    部、前記横断空間の天端面と床面と横幅方向の両端面と
    奥行方向の厚壁表面にそれぞれ密着する金属板製の頂部
    横部材と床面横部材と2つの縦部材と2つの表面部材と
    を相互に結合した枠体、前記搬入口横幅L1より広く前記
    収納部横幅L2より広くない横幅L4(L1<L4≦L2)を有し
    且つ前記枠体の頂部横部材と床面横部材と2つの表面部
    材にそれぞれ接触する頂面と底面と2つの表面を含む直
    方体形の中実金属製可動壁体、前記壁体の頂面に設けた
    案内ローラー、前記頂部横部材に取付けられ且つ前記案
    内ローラーと係合して前記壁体を前記搬入口横断の閉鎖
    位置と前記搬入口から離れた収納部内の開放位置との間
    に案内する案内レール、前記壁体の横幅方向の両端面に
    取付ける重量物移動装置、及び前記壁体の底面と前記枠
    体の床面横部材との間に挿入される埋め金を備え、前記
    壁体の前記閉鎖位置への移動と前記埋め金の挿入によっ
    て前記搬入口を閉鎖し前記埋め金の取り外しと前記壁体
    の前記開放位置への移動によって前記搬入口を開放し、
    前記壁体の充分な厚さにより前記厚壁に相当する放射線
    遮蔽能を前記閉鎖時の搬入口に与えてなる入れ子式可動
    壁体付き搬入口装置。
  2. 【請求項2】請求項1の搬入口装置において、前記壁体
    の横幅L4を前記搬入口横幅L1と前記嵌合部横幅L3との和
    (L1+L3)より広くしてなる入れ子式可動壁体付き搬入
    口装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2の搬入口装置において、前
    記壁体の底面と前記枠体の床面横部材との間に挿入する
    埋め金に隣接して前記壁体の表面と前記枠体の床面横部
    材とに密着する前記搬入口横幅方向の補助遮蔽材を設け
    てなる入れ子式可動壁体付き搬入口装置。
  4. 【請求項4】請求項1、2又は2の搬入口装置におい
    て、前記閉鎖位置における前記壁体の一方の表面と前記
    枠体の対応する表面部材とを結合させる壁体固定金具を
    備えてなる入れ子式可動壁体付き搬入口装置。
  5. 【請求項5】請求項1、2、3又は4の搬入口装置にお
    いて、前記埋め金を前記壁体の底面と前記枠体の床面と
    の間に挿入される金属製ライナープレート及び鉛毛とし
    てなる入れ子式可動壁体付き搬入口装置。入口閉鎖用の
    入れ子式壁体。
  6. 【請求項6】請求項1、2、3、4又は5の搬入口装置
    において、前記移動装置に、複数の平行ローラーの両端
    をそれぞれ環状に接続して形成した環状平行ローラー、
    及び前記環状平行ローラーと回転自在に嵌合し且つ前記
    枠体の床面と平行に固定される荷重負担用のセンタープ
    レートを設けてなる入れ子式可動壁体付き搬入口装置。
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