JP2568600Y2 - 郵便受箱 - Google Patents

郵便受箱

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JP2568600Y2
JP2568600Y2 JP4933392U JP4933392U JP2568600Y2 JP 2568600 Y2 JP2568600 Y2 JP 2568600Y2 JP 4933392 U JP4933392 U JP 4933392U JP 4933392 U JP4933392 U JP 4933392U JP 2568600 Y2 JP2568600 Y2 JP 2568600Y2
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JP
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弘幸 野口
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Bunka Shutter Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、住宅などの建築物の玄
関ドアの屋内側に設けられる郵便受箱に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】住宅などの建築物の玄関ドアに設けられ
る郵便受箱は、ドアの裏面、すなわち屋内側の面の略中
央に配設され、ドアに貫通して形成された投函口に連通
されている。この郵便受箱21は、従来、図5に示すよ
うに、ドア20に固定される本体22の下半部に開口2
2aが形成され、この開口22aの下縁に蝶番23を介
して蓋部24が開閉自在に設けられる構成となってい
る。そして、ドア20の投函口20aを介して屋外側か
らこの郵便受箱21内に投函された郵便物Pを、蓋部2
4を開放させることで屋内側から取り出すようになって
いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の郵便受箱21では、図5に示すように、厚みの
ある郵便物や、長尺な郵便物が投函口に挿入された場
合、郵便受箱21内に落下せず、この投函口20aにて
留まってしまうという欠点がある。すなわち、このよう
な大型の郵便物Pが投函された場合は、屋内側の蓋部2
4を開放しても、その郵便物Pを屋内側から容易に取り
出すことが不可能であり、ドア20を開け、屋外側から
この郵便物Pを取り出すことになり、非常に煩雑であ
る。
【0004】そこで本考案は、上記問題点を解消するた
めに、投函口に留まり、郵便受箱内に落下しない厚みの
ある郵便物や、長尺な郵便物など大型の郵便物を、屋内
側から容易に取り出せることのできる郵便受箱を提供す
ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】次に、上記の目的を達成
するための手段を、実施例に対応する図1乃至図4を参
照して説明する。この考案の郵便受箱1,11は、ドア
20の屋内側の面の略中央に配設されるとともに、該ド
ア20の略中央に貫通して形成される投函口20aに連
通される郵便受箱において、前記ドア20に固設され、
屋内側の一側が開口した枠形状の本体2,12と、前記
本体2,12の開口2a,12aの上半部を覆うととも
に、該本体2,12に対して開閉自在に取り付けられる
上部蓋体3,13と、前記上部蓋体3,13が前記本体
2,12の開口2a,12aの上半部を閉塞している状
態にて、前記本体2,12と上部蓋体3,13とを係合
する係合手段5,15と、前記本体2,12の開口2
a,12aの下半部を覆うとともに、該本体2,12に
対して開閉自在に取り付けられ、かつ前記本体2,12
の開口2a,12aの下半部を閉塞した状態で該本体
2,12の開口の上半部を閉塞する前記上部蓋体3,1
3と係合する下部蓋体6,16と、を具備したことを特
徴としている。
【0006】
【作用】ドア20に形成される投函口20aの屋内側の
面に本体2,12が固設され、この本体2,12の開口
2a,12aの上半部を覆うように上部蓋体3,13が
開閉自在に取り付けられる。また、前記本体2,12の
開口2a,12aの下半部を覆うとともに、この本体
2,12に対して開閉自在に下部蓋体6,16が取り付
けられる。上部蓋体3,13と本体2,12とは、係合
手段5,15によって、上部蓋体3,13が本体2,1
2に対し開口2a,12aを閉塞している状態で互いに
係合する。
【0007】
【実施例】図1は本考案による郵便受箱の第1の実施例
を示す斜視図である。この第1の実施例の郵便受箱1
は、本体2と、上部蓋体3と、下部蓋体6とで構成され
ている。なお、以下に説明する実施例において、上述し
た従来例と同一箇所には同一番号を付して説明する。ま
ず、本体2は、四隅が湾曲して形成された略矩形な枠形
状に形成されており、玄関ドアなどのドア20の略中央
に貫通して形成された投函口20aの屋内側の周囲に位
置するとともに、この投函口20aのやや下部に固設さ
れる。この本体2の屋内側の一側は開口して形成されて
おり、その開口2aの上半部の左右両縁部の垂直部分に
は、ガイド部2bが形成されている。
【0008】次に、上部蓋体3は、前記本体2と同幅に
形成されるとともに、この本体2の開口部分2aの上半
部を覆う略箱形状に形成されている。この上部蓋体3の
左右の縁部には、図示しないが前記本体2のガイド部2
bに噛み合う係合片が形成され、本体2に対して上下方
向に摺動自在となるように取り付けられている。なお、
この上部蓋体3には、その下縁の略中央に留金片4が突
出して設けられている。
【0009】また、この上部蓋体3と本体2とには、本
体2に対してこの上部蓋体3が容易に開放しないように
係合手段が設けられている。この係合手段は、例えば図
2に示すように、本体2の上面2cに左右に揺動自在な
係止片5を設け、この係止片5の先端を上部蓋体3の上
面3aに位置させて、この上部蓋体3が容易に上方へス
ライド移動して開放しないようになっている。
【0010】次に、下部蓋体6は、上記上部蓋体3と略
同形状に形成されている。この下部蓋体6は、前記本体
2の下縁に蝶番(図示せず)を介して本体2の開口2a
の下半部を覆うように取り付けられ、この蝶番を中心に
揺動して開閉自在となっている。また、この下部蓋体6
の揺動端の中央には、小径な貫通孔7が設けられ、図2
に示すように前述した上部蓋体3に設けられている留金
片4に係合するようになっている。
【0011】従って、この実施例の郵便受箱1によれ
ば、郵便受箱1内に落下せず、ドア20に形成されてい
る投函口20aに留まってしまう厚みのある郵便物など
がある場合に、上部蓋体3を係止片5を解除して図1に
示すように開放(図中矢線A)することで、投函口20
aに留まってしまった郵便物を水平方向に屋内側へ引き
取ることが可能となる。
【0012】次に、第2の実施例の郵便受箱について説
明する。図3は第2の実施例の郵便受箱11の斜視図で
ある。この郵便受箱11は、前述した第1の実施例の郵
便受箱1と同様に、本体12と、上部蓋体13と、下部
蓋体16とで構成されている。まず、本体12は、四隅
が湾曲して形成された略矩形な枠形状に形成されてお
り、玄関ドアなどのドア20の略中央に貫通して形成さ
れた投函口20aの屋内側の周囲に位置するとともに、
この投函口20aのやや下部に固設される。この本体1
2の屋内側の一側は開口して形成されている。
【0013】次に、上部蓋体13は、前記本体12と同
幅に形成されるとともに、この本体12の開口部分12
aの上半部を覆う略箱形状に形成されている。この上部
蓋体13の一方の縁部は、前記本体12の開口12aの
一方の縁部と蝶番12bを介して連結され、この蝶番1
2bを中心として水平方向に開閉自在となるように取り
付けられている。なお、この上部蓋体13には、その下
縁の略中央に留金片14が突出して設けられている。
【0014】また、この上部蓋体13と本体12とに
は、本体12に対してこの上部蓋体13が容易に開放し
ないように係合手段が設けられている。この係合手段
は、例えば図4に示すように、本体12の側面12cの
上部と上部蓋体13の側面13aとを係合しあう鉤状片
15などが設けられ、この上部蓋体13が容易に開放し
ないようになっている。
【0015】次に、下部蓋体16は、上記上部蓋体13
と略同形状に形成されている。この下部蓋体16は、前
述した第1の実施例の下部蓋体6と同様に、前記本体の
下縁に蝶番(図示せず)を介して本体12の開口12a
の下半部を覆うように取り付けられ、この蝶番を中心に
揺動して開閉自在となっている。また、この下部蓋体1
6の揺動端の中央には、小径な貫通孔17が設けられ、
前述した上部蓋体13に設けられている留金片14に係
合するようになっている。
【0016】従ってこのように構成された郵便受箱11
では、前述した第1の実施例の郵便受箱1と同様に、郵
便受箱11内に落下せず、ドア20に形成されている投
函口20aに留まってしまう厚みのある郵便物などがあ
る場合に、上部蓋体13を鉤状片15を解除して図3に
示すように開放(図中矢線B)することで、投函口20
aに留まってしまった郵便物を水平方向に屋内側へ引き
取ることが可能となる。
【0017】上述した各実施例の郵便受箱1,11で
は、係合手段として、係止片5や鉤状片15を設けた構
成として説明したが、このような構成に限らず、例え
ば、スプリングなどが内蔵された把手部材を上部蓋体側
に設け、上部蓋体を閉塞すると同時に、このスプリング
の復元力によって本体と係合し、また把手部材を把持し
開放方向に作動させるとスプリングの復元力を抗し、上
部蓋体を開放させることができる構造などとしてもよ
い。なお、この係合手段は、屋内側の操作のみによって
解除することができる構造とし、屋外側から投函口を介
して上部蓋体が開放することのない構造とする。
【0018】
【考案の効果】以上説明したように本考案による郵便受
箱は、上部蓋体が本体に対して開閉自在に取り付けられ
ていることから、この郵便受箱内に落下しない厚みのあ
る郵便物や、長尺な郵便物など大型の郵便物が、ドアに
形成された投函口に留まってしまった場合でも、上部蓋
体を開放することで屋内側から容易に取り出すことがで
きるという効果がある。また、上部蓋体が閉塞状態のま
ま下部蓋体を開放させることが可能なので、郵便受箱内
に落下した郵便物は、この下部蓋体を開放するのみで取
り出すことが可能である。さらに、上部蓋体と本体とが
係合手段によって互いに係合しあうので、上部蓋体が本
体に対して容易に開放してしまうことがないという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による郵便受箱の第1の実施例を示す斜
視図
【図2】同実施例による郵便受箱の部分斜視図
【図3】本考案による郵便受箱の第2の実施例を示す斜
視図
【図4】同実施例による郵便受箱の部分斜視図
【図5】従来の郵便受箱の側断面図
【符号の説明】
1,11…郵便受箱 2,12…本
体 2a,12a…開口 3,13…上
部蓋体 5,15…係合手段(係止片,鉤状片) 6,16…下
部蓋体 20…ドア 20a…投函

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドアの屋内側の面の略中央に配設されると
    ともに、該ドアの略中央に貫通して形成される投函口に
    連通される郵便受箱において、 前記ドアに固設され、屋内側の一側が開口した枠形状の
    本体と、 前記本体の開口の上半部を覆うとともに、該本体に対し
    て開閉自在に取り付けられる上部蓋体と、 前記上部蓋体が前記本体の開口の上半部を閉塞している
    状態にて、前記本体と上部蓋体とを係合する係合手段
    と、 前記本体の開口の下半部を覆うとともに、該本体に対し
    て開閉自在に取り付けられ、かつ前記本体の開口の下半
    部を閉塞した状態で、該本体の開口の上半部を閉塞する
    前記上部蓋体と係合する下部蓋体と、 を具備したことを特徴とする郵便受箱。
JP4933392U 1992-07-14 1992-07-14 郵便受箱 Expired - Fee Related JP2568600Y2 (ja)

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JPH069582U JPH069582U (ja) 1994-02-08
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020032181A (ja) * 2018-08-28 2020-03-05 北京京▲東▼尚科信息技▲術▼有限公司 配布ターミナルおよび物品アクセス装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020032181A (ja) * 2018-08-28 2020-03-05 北京京▲東▼尚科信息技▲術▼有限公司 配布ターミナルおよび物品アクセス装置
JP7062619B2 (ja) 2018-08-28 2022-05-06 ベイジン・ジンドン・ゼンシ・インフォメーション・テクノロジー・カンパニー・リミテッド 配布ターミナル

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JPH069582U (ja) 1994-02-08

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