JP2567688B2 - チルトアンテナ - Google Patents

チルトアンテナ

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JP2567688B2
JP2567688B2 JP63328645A JP32864588A JP2567688B2 JP 2567688 B2 JP2567688 B2 JP 2567688B2 JP 63328645 A JP63328645 A JP 63328645A JP 32864588 A JP32864588 A JP 32864588A JP 2567688 B2 JP2567688 B2 JP 2567688B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、移動通信用の基地局用のアンテナとして適
するアレイアンテナで、複数の放射素子を垂直面内に一
定間隔で配列して、各放射素子の励振振幅および位相を
調整して、アンテナの主ビーム方向を水平面下の特定の
角度範囲に制御するチルトアンテナに関する。特に、複
数の放射素子をグループ単位にして、グループごとに放
射素子への給電位相を制御して他の基地局サービスゾー
ンとの干渉を少なくした低サイドローブ特性のチルトア
ンテナに関する。
〔従来の技術〕
第6図は、従来の移動無線、特に自動車電話に利用さ
れる移動通信用基地局アンテナのビームチルトの説明図
で、その基地局アンテナの使用される状態を示してい
る。
第6図で、符号1は一つの基地局3がもつサービスゾ
ーンを示す。符号2は離れた位置にある基地局3のサー
ビスゾーンを示している。符号4は基地局アンテナであ
り、基地局屋上あるいは鉄塔上に鉛直方向に配置されて
いる。破線5は、水平方向を示しアンテナの放射特性を
示す角度θの基線としている。破線6は、この基地局ア
ンテナ4からサービスゾーン1あるいは2の外縁を見込
んだ角度を示し、基地局アンテナ4で必要とされるビー
ムチルト角θに相当する。そして、符号8のビームは
この基地局アンテナ4の主ビームを示している。また第
6図で一点鎖線7で示される方向は、同一周波数を使用
しているサービスゾーンへの干渉波方向を示しており、
水平方向からの角度はθで与えられる。
移動通信用基地局アンテナとして要求される機能は、
自基地局のサービスゾーン内では所要の電界レベルを実
現しつつ、他基地局のサービスゾーンへの電波干渉を生
じないようにすることである。この要求を満たすため、
移動通信用基地局アンテナの指向特性を第6図に示すよ
うに主ビームを水平面下に傾け、放射電波を自局サービ
スゾーンに有効に閉じ込めるようにしている。これをビ
ームチルトという。また、第6図でθに示す角度領域
にあるサイドローブのレベルを十分低くすることによ
り、他局サービスゾーンへの電波干渉を低減するように
している。
ビームチルト特性のアレイアンテナとして、従来は第
7図に示す「多段リニアアレイアンテナ」(特開昭61−
172411)の構成がある。
このアンテナ4は、垂直面内に一定間隔で配置された
複数の放射素子9と、この各放射素子の給電位相を決定
する複数の第1位相器10および第2位相器15とを有す
る。また、各放射素子の給電振幅は全素子で等しくなる
よう電力分配回路11の分配比が設定されている。符号12
は、このアンテナの給電点を示す。
また、第7図において、符号13の破線は、各放射素子
からの放射波の波面を示し、符号14の一点鎖線はチルト
角(θ)方向への波面を示すものである。
この従来のアレイアンテナの作用について説明する。
アンテナ4の主ビームを水平面下にビームチルト角θ
方向に向けるため、第1位相器10をそれぞれ調整し
て、θより大きいθなる波面を形成するように設定
し、さらに第2位相器15により、アンテナ上部の位相を
遅らせることにより、図のような大きな段差のある位相
分布131および132を形成する。するとθの波面が引き
戻され、θ方向にビームを向けることができる。この
ときの放射特性を第8図に示す。主ビームは5゜近くビ
ームチルトでき、かつ0゜近傍のサイドローブを−25dB
近くに深くすることができるのが、「多段リニアアンテ
ナ」の特徴である。しかしこの方法では、サイドローブ
が低く干渉を抑圧できる角度範囲は、−25dBのサイドロ
ーブ近辺の数度に限定される。チルト角(θ)の変化
は第2位相器15の値を変えることで達成されるが、可変
範囲は低サイドローブの角度範囲内に限定されざるを得
ない制約がある。
これに対し、第8図の0゜以下の方向を全て低サイド
ローブ化する方法が有り、第1位相器10および電力分配
回路11の調整により実現できる。
例えば放射素子9が20個で、その各放射素子間隔を0.
8波長間隔に配置したアレイアンテナでは、第9図に示
す給電振幅および位相をビームチルト角θ方向の位相
量に重畳すれば、第10図に示される放射特性を実現する
ことができる。なお、第10図での放射最大理得は14.5dB
である。ここで、第10図の放射角度θは、ビームチルト
角θ方向からの変化量を示している。第10図で放射角
度θのプラス符号方向が自基地局のサービスゾーン内に
当り、マイナス符号の方向が干渉ゾーン方向に対応す
る。上述の給電振幅および位相の調整により、第10図に
示すように、干渉ゾーン方向のサイドローブレベルを−
30dB程度まで低減できる。このような低サイドローブア
ンテナでは、従来の「多段リニアアンテナ」における給
電の方法は不要となり、第2位相器によるチルト角の可
変範囲の制約は解消できる。しかし、第2位相器による
チルト変化の際には、各位相器が受け持つ放射素子グル
ープの間には、第7図の13で示されるような位相段差が
付随する。低サイドローブアンテナはこの位相段差によ
るサイドローブ上昇が問題となり、チルト角の可変範囲
を限定してしまうことになる。これに対して、アンテナ
構造諸元を如何に設定すればよいか、従来は不明であっ
た。
〔発明が解決しようとする問題点〕
移動通信用の基地局アンテナにおいて、干渉局方向に
低サイドローブとなるように指向性合成を行ったアンテ
ナを、広い角度範囲でチルト角を変化させて使用すると
き、チルト角変化の操作を簡便化するため、放射素子を
グループ化して変化すべき位相器数を低減する構成が用
いられる。このとき、チルト角を初期値から変化させた
場合、グループ化された放射素子間に位相段差が発生
し、チルト角変化を大きくした場合にサイドローブレベ
ルの上昇を招くことが問題となる。
本発明は、上述の欠点に鑑み、アンテナが適用される
状況における最大のチルト角が分り、この条件の下でチ
ルト可変範囲を大きくとることができるアンテナ構造諸
元が決定されたアンテナを提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、一定間隔で垂直面内に一直線上にアレイ状
に配列された複数n個の放射素子と、各放射素子の振幅
および位相を調整するn個の第一位相制御手段と、上記
複数の各放射素子を複数k個のグループに分割しこのグ
ループ単位ごとに上記各放射素子の位相を変化させる第
二位相制御手段とを備え、上記第二位相制御手段で各放
射素子の位相を調整して放射特性の主ビーム方向
(θ)が水平面下の特定の角度範囲(θTL≦θ≦θ
TM)にわたり可変に制御されるチルトアンテナにおい
て、 上記複数の各放射素子を複数のグループに分割し、こ
のグループ単位毎に上記各放射素子の位相を変化させる
位相制御手段を備え、与えられた波長をλ、上記主ビー
ムの水平面下の最大の角度範囲をθTM、各放射素子間の
間隔をs、一つのグループを構成する放射素子数をMと
するとき、θTM内にサイドローブのピークが生じない条
件のもとでθTM≦sin-1(λ/Ms)を満足するMの最大数
を各グループ内の放射素子数として選定し、かつs<λ
としたことを特徴とする。
なお、本発明のチルトアンテナを構成する放射素子、
この放射素子の振幅および位相を調整する手段およびグ
ループ単位で位相を制御する手段は、すべて双方向性で
あって、本発明のチルトアンテナは送受信双方に使用す
ることができる。
〔作用〕
本発明は、従来のチルトアンテナの各放射素子をグル
ープ化し、グループ毎にその給電振幅および位相を調整
して、チルトアンテナの低サイドローブ特性を実現す
る。
この際に低サイドローブ特性を満たすために、一つの
グループ内の放射素子数をMと、ビームチルトの最大角
θTM、放射素子間間隔をs、波長λとの関係をθTM内に
サイドローブのピークが生じない条件のもとで θTM≦sin-1(λ/Ms) を満足するMの最大数を各グループ内の放射素子数とし
て選定し、かつs<λとすることで、移動通信用基地局
アンテナに要求される低サイドローブ特性を満たし、か
つ高い放射利得を得ることができ、チルトアンテナの設
計が容易となる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明実施例を説明する。
第1図は本発明一実施例のチルトアンテナの構成を示
す図である。
本実施例のチルトアンテナは、複数の放射素子9と、
各放射素子9の給電位相を決定する第1位相器10と、各
放射素子9の給電振幅を決定する電力分配回路11とを備
え、この各放射素子9、第1位相器10、電力分配回路11
の幾つかをグループとしてまとめ、このグループ化され
たアンテナ41〜44の各放射素子の位相をまとめて調整す
る第2位相器151〜154とを備え、この第2位相器151〜1
54に給電点12から給電される構成となっている。
この第1図に示すチルトアンテナでは、放射素子9は
第1位相器10により符号14で示される波面をなすように
調整されており、さらに第2位相器15により各ブロック
(41〜45)ごとに破線17の上に位置するように調整され
ている。実線16で示される面が実際に実現される波面と
なる。このように、各放射素子9をグループ化して給電
する方式では、第1図に示すように、主ビーム角θ′
と実際の放射波面との間に2δの位相誤差が存在する。
この位相誤差2δの存在により、低サイドローブ特性
が劣化されることが考えられるが、本発明では、この劣
化特性を定量化し、ビームチルト角θ、1グループ内
の放射素子数M、放射素子間隔s、波長λとを一定の関
係とすることにより、低サイドローブ特性の劣化を防止
している。
まず、第2図(a)ないし(d)に、放射素子をグル
ープ化した場合のアンテナ特性におけるサイドローブ劣
化の計算結果を示す。
このアンテナ特性の計算では、ビームチルト角θ
可変範囲を5゜ないし12゜と想定し、ビームチルト角9
゜方向で全放射素子9の位相が揃うように、各放射素子
9の位相が調整されているものとする。すなわち、ビー
ムチルト角9゜以外のビームチルト角においては、第1
図に示したグループ化に伴う2δの位相誤差が存在す
る。
第2図は、ビームチルト角θ′が11゜の場合に、各
グループに含まれる放射素子9の数Mを変えた場合の放
射特性の変化の様子を示すものである。放射素子9の数
は20とし、素子間隔を0.8波長として、アンテナの放射
特性を計算した。
なお、各グループ内の放射素子数Mは、20の約数であ
る離散的な数値となり、このアンテナの放射特性で注目
すべき角度領域は、主ビームから水平面0゜の近傍まで
の角度範囲であり、そのサイドローブレベルの劣化度を
大きくすることにある。
第2図(a)は、放射素子を2分割して、各グループ
の放射素子数Mを10とした場合、第2図(b)は、Mを
5とした場合、第2図(c)は、Mを4とした場合、第
2図(d)はMを2とした場合である。
この第2図(a)ないし(d)に示されるアンテナの
サイドローブ特性で顕著な事項は、各図の矢印に示す位
置でローブが突出することであり、またそのローブの突
出する位置は、グループ内の放射素子数Mが大きくなる
にしたがって主ビームに近づくことである。
すなわち、第2図(a)に示すようにM=10では、ほ
ぼ主ビームに隣接する位置に突出したローブが存在する
こととなり、他の基地局のサービスゾーンとの干渉角度
範囲でのサイドローブ特性を著しく劣化させる。ところ
が、第2図(b)のようにM=5とすると、突出したロ
ーブは干渉角度範囲の外に存在しゾーン構成上の問題は
無くなる。また、主ビームと突出したローブに挟まれた
角度領域でのサイドローブレベルは、若干劣化するもの
の約−25dB程度のレベルを維持しており、実用上は十分
低いレベルとなっている。結局、第8図の従来技術にお
ける0゜方向でサイドローブが低くなっている角度幅が
数度程度であったものを、第2図(b)、(c)のよう
に分割数を適切に選ぶことにより十分に大きくとること
ができるようになる。
次に、上述の第2図(a)ないし(d)に示した結果
から、放射素子9をグループ化した場合の低サイドロー
ブ特性を維持しつつ大きなチルト角を実現するための、
ビームチルト角θ、グループ内の素子数Mの関係を求
める。
まず、第2図に示したサイドローブの生成原因を検討
するため、アレイアンテナの放射特性計算の座標を第3
図のように定義する。アンテナの長さをLとし、各放射
素子間隔をsとし、全放射素子数をnとする。このと
き、アンテナの放射強度をΨ(θ)とすると、全放射素
子の給電振幅および位相が全放射素子にわたり同一とし
た場合、次の表示式で表すことができる。
ここで、λは波長を示す。
この(1)式の分子の値の変化の周期については、
(nπs・sinθ)/λ=πを満足するθの角度間隔で
与えられ、第2図の各ローブに相当する細かな放射特性
変化を表す。一方、(1)式の分母の周期は、(πs・
sinθ)/λ=πを満足する角度間隔θであるから、 θ=sin-1(λ/s) ……(2) となる。これは(1)式の分子のn倍となる。今、アレ
イアンテナで良く選定されるように、s=λとすると、
θ=90゜となる。また、s=2λとすると、θ=30
゜となり、第2図に示した突出ローブ角度に近い値を示
すようになる。
アレイアンテナの放射素子9をM個の放射素子単位で
グループに分割して給電した場合の放射特性は、アレイ
アンテナの指向性の積の原理から、M個の放射素子アン
テナの放射特性と(1)式でsをMsと置き換えた指向性
との積で表される。この場合の(2)式に相当する成分
の周期は、やはり(2)式のsをMsと置き換えて次の
(3)式で求められる。
θ=sin-1(λ/Ms) ……(3) 第4図には、sをパラメータとして、Mとθとの関
係を(3)式により計算した結果を示す。この第4図の
図中の丸印は、第2図(a)ないし(d)の突出ローブ
位置である。この(3)式の表示式の特徴は、θがア
ンテナの全長とは無関係に単にグループ化した放射素子
数のみで決定されることである。
ビームチルト角の最大値θTMが与えられた場合の設計
法としては、θがθTM以上となるように位置させる必
要があり、次の条件式を満たす必要がある。
θ≦sin-1(λ/Ms) ……(4) グループを構成する放射素子数Mとしては、(4)式
で最大の値を採用すれば、ビームチルトのための可変部
品数を最小にできる。例えば第4図において、θTM=14
゜、s=0.8λの場合、(4)式よりMの最大値を求め
るとM=5となる。
さらに、第5図に、ビームチルト角を種々に変化させ
た場合の、水平面下のサイドローブレベルとアンテナ利
得の変化の様子を表す。サイドローブ特性では、−20dB
を満足できる角度範囲が、分割数4のとき、5゜≦θ
≦11.5゜であり分割数5のとき5≦θ≦13゜と、第8
図の従来アンテナの2〜3倍の広さのチルト角可変範囲
を実現できる。また、アンテナ利得の変化幅も、1.5dB
以下で問題とならない値となっている。
なお、上記実施例では、放射素子9、位相器10、電力
分配回路11、位相器15、給電点12について、その動作で
放射あるいは給電という言葉を使用したが、これらのチ
ルトアンテナ構成素子はすべて双方向性のある素子であ
り、本発明のチルトアンテナは送信のみでなく、受信に
も使用されるものである。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明は、チルトアンテナの放射
素子をグループに分割して、チルト角の可変範囲に応じ
た分割数を設定し、そのグループ内の最大放射素子数を
求めることにより、低サイドローブ特性を劣化させるこ
となく広い角度範囲にわたるチルト角の可変範囲を備え
た移動通信基地局用アンテナに適するチルトアンテナを
実現できる。
このチルトアンテナの構造は、ビームチルト角変化を
実施するための給電ケーブル等の取替部品を減少できる
ため、構成を簡素化してアンテナを経済化することがで
き、また位相調整工数を減少でき取扱の簡易化を図るこ
とができ、また設計の容易化を図ることができる。さら
に放射利得を低下させる水平方向より上向きのグレーテ
ィングローブを低減させるので放射利得が高い利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のチルトアンテナの構成を示
す図。 第2図は放射素子をグループ化したときの放射特性の変
化を示す。 第3図は本実施例での放射特性計算のためのアンテナの
座標系を示す図。 第4図はグループ化された放射素子数と突出ローブ位置
との関係を示す図。 第5図はビームチルト角を変化させた場合のサイドロー
ブおよびアンテナの利得の変化の様子を示す図。 第6図は移動通信基地局におけるビームチルトの説明
図。 第7図は従来例チルトアンテナの構成を示す図。 第8図は従来例チルトアンテナの放射特性を示す図。 第9図は従来例チルトアンテナの給電振幅および位相の
調整例。 第10図は従来例の低サイドローブアンテナの放射特性を
示す図。 1、2……サービスゾーン、3……無線基地局、4……
アンテナ、5……水平方向を示す図、6……ビームチル
ト角度を示す線、7……同一周波数を使用しているサー
ビスゾーンへの干渉方向を示す図。8……主ビーム、9
……放射素子、10、15……位相器、11……電力分配回
路、12……アンテナの給電点、13……アンテナからの放
射波、14、16……放射波の波面。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一定間隔で垂直面内に一直線上にアレイ状
    に配列された複数n個の放射素子と、 各放射素子の振幅および位相を調整するn個の第一位相
    制御手段と、 上記複数の各放射素子を複数k個のグループに分割しこ
    のグループ単位ごとに上記各放射素子の位相を変化させ
    る第二位相制御手段と を備え、 上記第二位相制御手段で各放射素子の位相を調整して放
    射特性の主ビーム方向が水平面下の特定の角度範囲にわ
    たるように可変に制御される チルトアンテナにおいて、 与えられた波長をλ、上記主ビームの水平面下の最大の
    角度範囲をθTM、各放射素子間の間隔をsとして、θTM
    内にサイドローブのピークが生じない条件のもとで θTM≦sin-1(λ/Ms) を満足するMの最大数を各グループ内の放射素子数とし
    て選定し、かつ s<λ とした ことを特徴とするチルトアンテナ。
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