JP2567324B2 - 圧縮微粉砕装置 - Google Patents

圧縮微粉砕装置

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JP2567324B2
JP2567324B2 JP4134859A JP13485992A JP2567324B2 JP 2567324 B2 JP2567324 B2 JP 2567324B2 JP 4134859 A JP4134859 A JP 4134859A JP 13485992 A JP13485992 A JP 13485992A JP 2567324 B2 JP2567324 B2 JP 2567324B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一つの工程による圧縮
微粉砕作業で、原料を微粉砕することの出来る圧縮微粉
砕装置の提供に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の圧縮加熱微粉砕機の1例が、日本
国特許出願昭和59−237261号(特許出願公開昭
和61−114755号)に示されている。この圧縮加
熱微粉砕機は、適当な湿潤状態の被処理物(材料)を機
内に導入する手段、導入された材料を先向縮径状の螺旋
状スクリュー及び先向漸縮状且つ円周方向に凸状の固定
刃を隔設した円錐筒状給送部材で構成した1次圧縮給送
手段、この手段の先端に円形回転マンドレル部材及び円
筒状又円周方向の凸状固定刃を隔設した円筒形状給送部
材からなる混練手段、此の手段の先端に連なり先向漸拡
状且つ円周方向に可動刃を隔設した円錐筒状の回転刃部
材及び前述した円筒形状給送部材からなった1次細断手
段、及び此の手段の先端に連なり周方向に可動刃を隔設
した円筒形状の回転刃部材及び前述した円筒状給送部材
からなった2次細断手段とよりなる構成である。この圧
縮加熱微粉砕機は、例えばバイオマス〔Biomas
s;木質屑(オガ屑),穀物屑,パルプ質屑等〕、
類、動物類の骨屑等の含湿性被処理物である材料を圧縮
加熱微粉砕するのに使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような上
記の圧縮加熱微粉砕機は、材料の圧縮加熱微粉砕の際、
一つの工程による圧縮微粉砕作業のみでは均一に微粉砕
されないのでこれらの材料を利用して例えば紙を作るた
めには二度各粒子の大きさ別に分類しなければならない
し、ふるいに掛けるなどの作業を追加しなければならな
いので時間がかかって経費が高くなる欠点がある。
【0004】それ故、本発明はこのような従来の欠点を
勘案して案出したものであり、一つの工程の圧縮微粉砕
作業によって極めて優れた微粉砕の出来る圧縮微粉砕装
置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、原料
をホッパに移送する移送手段と、移送された原料の適量
を供給する供給手段と、螺旋形状を有し、所定の捩れ角
を有する翼を備えた回転するローターおよび該ローター
を取り囲むと共に固定して設置されており、且つ内周面
に、上記ロータの翼の捩れ角とは反対の向きの捩れ角を
有する刃を備えたハウジングとよりなる微粉砕手段と、
該微粉砕手段により微粉砕された原料を排出する排出手
段とよりなる構成としたものである。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の微粉砕手段
において、ロータの翼を少なくとも3個となし、ハウジ
ングの刃を少なくとも10個となした構成のものであ
る。
【0007】
【作用】請求項1の発明において、微粉砕手段を構成す
るロータの翼と、ハウジングの刃とが、互いに反対向き
の捩れ角を有するようにした構成は、供給された原料を
充分に且つ均一に微粉砕するように作用する。請求項2
の発明において、ロータの翼を少なくとも3個となし、
ハウジングの刃を少なくとも10個とした構成のもの
は、供給された原料を更に充分に且つ均一に微粉砕する
ように作用する。
【0008】
【実施例】もみ殻を圧縮微粉砕する具体例を添付図面に
基づき詳細に説明する。圧縮微粉砕装置は、水分含有量
が15%未満になるように乾燥されたもみ殻(以下原料
と称する)をコンベヤーモーター11によりコンベヤー
式で上方に運搬させる原料運搬装置10を備え、上端か
ら下端までの上方が開放しており、運搬された原料を排
出する磁石12を有するシュート12aとよりなり、原
料をホッパ28に移送する移送手段2を備えてなる。モ
ータMの動力は、ベルト13を介してプーリ14に伝達
される。プーリ14が固定してある入力軸16、ギア1
6a、中間軸17、ギア17a、及び軸18は、ギアボ
ックス15内に設けてある。ギヤボックス15の上面
に、回転軸20が設けてある。19はチェーンスプロケ
ット、19aはチェーンである。
【0009】圧縮微粉砕装置は、更に、供給手段3と、
微粉砕手段4と、排出手段5とを有する。供給手段3
は、回転軸20の先端に固定してあるインペラ23より
なる。インペラ23は、ホッパ28の下側に位置してい
る。また、ホッパ28の下側には、回転軸20の先端
(インペラ23)に対向して、調節板27が設けてあ
る。
【0010】シュート12aからホッパ28内に供給さ
れた原料は、回転しているインペラ23によって、投入
口24に必要な適量が供給される。微粉砕手段4は、螺
旋形状を有し、且つ突出した翼8を有するローター6
と、内面に刃9を有するハウジング7とよりなる。軸2
1はギヤボックス15に支持されている。軸21にステ
ータカバー25が固定してある。ローター6は、ステー
タカバー25にねじによって固定してある。
【0011】22はステータであり、ローター6の外側
に配置されて、ギヤボックス15に固定してあり、上側
に、原料の投入口24を有する。ハウジング7は、ロー
ター6を覆っており、ステータ22にねじによって固定
してある。ローター6についてみるに、翼8の数は、少
なくとも3個以上の数、本実施例においては4個であ
る。各翼8は、捩れ角θを有する。
【0012】ハウジング7についてみるに、刃9の数
は、少なくとも10個以上の数、本実施例においては1
1個である。各刃9の捩れ角βの向きは、上記翼8の捩
れ角の方向とは反対の向きである。排出手段5は、軸2
1の先端側にあって、ハウジング7の一部および軸21
と一体的に回転するスクリュー26とよりなる。
【0013】又、モーターMの一軸により圧縮微粉砕装
置1の全体機能を制御して自動制御出来るようにする制
御ボックス29を有する。この様な構成の作用を詳細に
説明する。原料を原料運搬装置10の下側に供給する
と、コンベヤーモーター11が回転しながら原料運搬装
置10内部のコンベヤーを回転させ、原料を移送手段2
で上側に運搬させた後磁石12を介してシュート12a
からホッパ28に供給する。
【0014】モーターMの動力でベルト13によりプー
リ14を回転させ、入力軸16でギア16aにより中間
軸17に伝達された後ギヤ17aにより軸18に伝達さ
れた後、外側では、チェーン19aとスプロケット19
にて回転軸20を回転させる。これによって、インペラ
23が回転すると同時に軸21と連結したローター6が
回転する。これによって、供給手段3により供給された
原料は、投入口24を通じて必要な適量が供給される。
この後、原料はローター6の回転で螺旋形翼8と、翼
8の捩れ角θに対し逆の反対方向に形成された捩れ角β
をもつハウジング7の螺旋形刃9との間で微粉砕され
る。この際には、翼8の回転で原料排出側へ向けて移
させると共に自身に圧縮の負荷を荷担させながら、且
つハウジング7の刃9と原料との間で摩擦による摩擦熱
を発生させながら微粉砕される。この後、排出手段5で
あるスクリュー26の回転により微粉砕された原料が排
出される。
【0015】ここで排出手段5により排出される原料
は、摩擦熱により原料から水蒸気が発生しながら縄のよ
うに曲がりながら排出される。排出された微粉砕原料を
さわると熱く、すぐに冷えてかたまり薄い黄色を呈す
る。上記のように原料は、ローター6の翼8とハウジン
グ7の刃9により微粉砕され、微粉砕の程度は、翼8の
個数(4個)および捩れ角θと刃9の個数(11個)お
よび捩れ角βによって決まる。
【0016】 (実施例) (1)ローターの翼:個数:4個 (2)ローターの回転速度:110RPM (3)ローターの長さ:157mm (4)ローターの直径に従った捩れ角θ
【0017】
【表1】
【0018】(5)ハウジングの内面の刃:個数:11
個 (6)ハウジングの内径:180φ (7)ハウジングの内径Qの寸法表
【0019】
【表2】
【0020】(8)1日生産量:1.5トン1.8ト
ン(10時間稼働) (9)原料の容積:排出後の容積が1/151/30
に縮小される (10)粒子の大きさ:50100メッシュ (11)排出される際の温度:5080℃
【0021】
【発明の効果】以上の如く説明した通り、請求項1及び
2の発明によれば、一つの工程で原料を圧縮微粉砕する
ことが出来る。また、ローターの翼とハウジングの刃と
によって摩擦熱が発生して水分含有量を減らせると同時
に原料の容積を1/151/30に縮小させることが
出来、これによって公害を防止できる。又、構造が極め
て簡単で低廉な価格で供給が出来る。粉塵発生を防ぎ移
動も容易で何処にでも移動設置が出来る事は勿論原料を
充分に且つ均一に微粉砕させ得る効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の圧縮微粉砕装置の設置状態での斜視図
である。
【図2】本発明の設置状態での断面図である。
【図3】本発明の要所設置状態での断面図である。
【図4】本発明中ローターの正面図である
【図5】本発明中ローターの背面図である。
【図6】図5のロータの側面図である。
【図7】本発明中ハウジングの正面図である。
【図8】図7中、VIII−VIII線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 圧縮微粉砕装置 2 移送手段 3 供給手段 4 微粉砕手段 5 排出手段 6 ローター 7 ハウジング 8 翼 9 刃 10 原料運搬装置 11 コンベヤーモーター 12 磁石12a シュート 13 ベルト 14 ベルト 15 ギアボックス 16 入力軸 17 中間軸 17a ギヤ 18 軸 19 チェーンスプロケット 19a チェーン 20 回転軸 23 インペラ 24 投入口 25 ステータカバー 26 スクリュー 27 調節板 28 ホッパ 29 制御ボックス M モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審査官 西村 和美 (56)参考文献 特開 平4−27447(JP,A) 実開 昭59−7047(JP,U) 実公 平3−53699(JP,Y2) 実公 昭35−22789(JP,Y1)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原料をホッパに移送する移送手段と、 移送された原料の適量を供給する供給手段と、 螺旋形状を有し、所定の捩れ角を有する翼を備えた回転
    するローターおよび該ローターを取り囲むと共に固定し
    て設置されており、且つ内周面に、上記ロータの翼の捩
    れ角とは反対の向きの捩れ角を有する刃を備えたハウジ
    ングとよりなる微粉砕手段と、 該微粉砕手段により微粉砕された原料を排出する排出手
    段とよりなる構成としたことを特徴とする圧縮微粉砕装
    置。
  2. 【請求項2】 原料をホッパに移送する移送手段と、 移送された原料の適量を供給する供給手段と、 螺旋形状を有し、所定の捩れ角を有する少なくとも3個
    の翼を備えた回転するロータおよび該ロータを取り囲む
    と共に固定して設置されており、且つ内周面に、上記ロ
    ータの翼の捩れ角とは反対の向きの捩れ角を有する少な
    くとも10個の刃を備えたハウジングとよりなる微粉砕
    手段と、 該微粉砕手段により微粉砕された原料を排出する排出手
    段とよりなる構成としたことを特徴とする圧縮微粉砕装
    置。
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