JP2566736Y2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2566736Y2
JP2566736Y2 JP1993058101U JP5810193U JP2566736Y2 JP 2566736 Y2 JP2566736 Y2 JP 2566736Y2 JP 1993058101 U JP1993058101 U JP 1993058101U JP 5810193 U JP5810193 U JP 5810193U JP 2566736 Y2 JP2566736 Y2 JP 2566736Y2
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JP
Japan
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connector
post
contact
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receiving hole
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裕章 木下
浩司 川瀬
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、プリント配線基板に立
設された複数のポスト間同士を接続するためのコネクタ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリント配線基板(以下、プリン
ト基板と呼ぶ)に立設された複数のポスト間同士を接続
するタイプのコネクタとしては、図4(a)〜(e)に
示す構成のものが知られている。但し、同図(a)はコ
ネクタのプリント基板6と接続された状態の正面図であ
り,同図(b)はその側面図,同図(c)は同図(b)
に示すX方向からのプリント基板6を除去した状態の底
面図,同図(d)は同図(b)に示すY方向からのプリ
ント基板6を除去した状態の上面図,同図(e)はその
コネクタに備えられる短絡回路付き基板3の平面図であ
る。
【0003】このコネクタは、複数のコンタクト2がそ
れぞれ装填されると共に、これらのコンタクト2の一端
側でそれぞれプリント基板6に立設された複数のポスト
5を挿通接続させるために形成された複数の受容孔10
を有するコネクタハウジングとしてのインシュレータ1
と、インシュレータ1に嵌合接続されると共に、複数の
コンタクト2の他端側とそれぞれ接続される短絡回路が
形成された短絡回路付き基板3とから成っている。
【0004】受容孔10はインシュレータ1の内部に設
けられ、インシュレータ1の底面部における受容孔10
の入り口にはテーパー状のガイド部10aが形成されて
いる。又、受容孔10内の入り口付近にはポスト5と接
触されるコンタクト2の一端に設けられると共に、分岐
された2股状接触部2aが位置されている。この2股状
接触部2aは弾性を有すると共に、分岐結合部から2股
に分岐された分岐部を有して成っており、これらの分岐
部でポスト5を挟持して導通接続する。更に、コンタク
ト2の他端は短絡回路付き基板3の接続端子部3aに圧
接状態で接触するように別の2股状接触部2bが形成さ
れている。この短絡回路付き基板3上の短絡回路にはチ
ップ部品4が装着されている。
【0005】このように、短絡回路付き基板3が装填さ
れたインシュレータ1の受容孔10内にプリント基板6
上の複数のポスト5を挿入すると、ポスト5はそれぞれ
コンタクト2の2股状接触部2a,2bと短絡回路付き
基板3上の短絡回路及びチップ部品4とを介して他のポ
ストと導通接続される。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】上述したコネクタの場
合、受容孔10内に挿通されたポスト5とコンタクト2
とが接続される際、インシュレータ1の底面部がプリン
ト基板6の表面に突き当てられた状態でポスト5のコン
タクト2に対する嵌合接触長が規定されるようになって
いる。このため、ポスト5の寸法が長い場合には、ポス
ト5がコネクタ2内で許容接触長を超過し、インシュレ
ータ1の底面がプリント基板6の表面に突き当たる前に
ポスト5が受容孔10内に奥深く入り込み、その結果、
ポスト5の先端部が図6に示すようにコンタクト2の2
股状接触部2aにおける分岐結合部に衝突してその分岐
部を破損させることがある。
【0007】このようにコンタクト2の分岐結合部が破
損されると、分岐部による接続機能に支障を来すため、
従来のコネクタは比較的寸法の長いポスト5の接続用に
は使用できず、又このようなコンタクト2の2股状接触
部2aにおける分岐結合部の破損を回避するために細心
の注意を要するという不便がある。
【0008】本考案は、かかる問題点を解消すべくなさ
れたもので、その技術的課題は、比較的寸法の長いポス
トを対象にしても支障無く安定してポスト同士を接続し
得るコネクタを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案によれば、相手側
コネクタのポストを挿通させるために形成された受容孔
を一端側に有するインシュレータと、受容孔内に保持さ
れて一端の分岐された2股状接触部でポストと接続され
るコンタクトとを有するコネクタにおいて、インシュレ
ータは、受容孔内の所定位置にポストの先端部が一定以
上の深さに進入することを係止すると共に、該ポストの
先端部による2股状接触部の分岐結合部への接触を防止
するために一体的に成形された係止部を有するコネクタ
が得られる。
【0010】又、本考案によれば、上記コネクタにおい
て、インシュレータは他端側で基板を立設状態で保持す
るもので、コンタクトは他端に基板の接続端子部と圧接
状態で接続される別の2股状接触部を有するコネクタが
得られる。
【0011】
【作用】本考案のコネクタによると、プリント基板に立
設されたポストが接続時には受容孔内で係止部によって
所定寸法以上に進入することを阻止される。この結果、
ポストは必要以上に奥深く進入されなくなる。
【0012】
【実施例】以下に実施例を挙げ、本考案のコネクタにつ
いて、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本考案
の一実施例に係るコネクタを示したもので、同図(a)
はその一部を破断した状態の正面図,同図(b)はその
一側部を破断した状態の側面図,同図(c)は同図
(b)に示すX方向からの底面図,同図(d)は同図
(b)に示すY方向からの上面図,同図(e)はコネク
タに備えられる短絡回路付き基板3の平面図である。
【0013】このコネクタも図4(a)〜(e)に示し
た従来のコネクタと基本的に同じ構成,即ち、複数のコ
ンタクト2がそれぞれ装填されると共に、これらのコン
タクト2の一端側でそれぞれプリント基板6に立設され
た複数のポスト5を挿通接続するために形成された複数
の受容孔10を有するコネクタハウジングとしてのイン
シュレータ1と、インシュレータ1に嵌合接続されると
共に、複数のコンタクト2の他端側とそれぞれ接続され
る短絡回路が形成された短絡回路付き基板3とから成っ
ている。従って、同じ構成部分には同一符号を付して説
明を省略し、相違する構成について説明する。
【0014】但し、このコネクタの場合、インシュレー
タ1における受容孔10内の所定位置に複数のポスト5
の先端部がそれぞれ一定以上の深さに進入することを阻
止するための係止部11が設けられている。この係止部
11はインシュレータ1と一体的に成形されており、ポ
スト5の受容孔10内への進入時に、ポスト5の先端部
に当接してポスト5が所定寸法以上に進入することを阻
止する。即ち、係止部11は複数のコンタクト2の一端
に設けられた2股状接触部2aの分岐結合部の下側の分
岐部間に位置されており、ポスト5の進入時にポスト5
の先端部を2股状接触部2aの分岐結合部に衝突させな
いため(ポスト5の先端部による2股状接触部2aの分
岐結合部への接触を防止するため)に設けられている。
【0015】因みに、インシュレータ1は、図1(b)
から分るように短絡回路付き基板3を立設状態で保持す
る。短絡回路付き基板3の回路構造は複数のコンタクト
2の他端に設けられた別の2股状接触部2bをそれぞれ
直列に接続する接続端子部3aをそのパターンに含むこ
とを必要とするが、その他の形状は各ポスト5間を導通
接続できるものであれば特に限定されない。
【0016】次に、この構成のコネクタにより、ポスト
5を導通接続させる接続操作について説明する。先ず、
図2に示すようにインシュレータ1の底面部に形成され
たガイド部10aから受容孔10内へとプリント基板6
に立設されたポスト5を挿入する。このとき、ポスト5
の全長が長くてコンタクト2の許容接触長を越えていて
も、接続操作を継続するとポスト5の先端部は図3に示
すように係止部11に当接する。この結果、ポスト5の
先端部がそれ以上受容孔10内へ進入することが阻止さ
れる。
【0017】従って、このコネクタの場合、コンタクト
2の2股状接触部2aにおける分岐結合部が破損されず
に安定して各ポスト5間同士を接続できる。
【0018】
【考案の効果】以上に述べた通り、本考案のコネクタに
よれば、受容孔内にポストの先端部が必要以上に進入さ
れないように阻止する係止部を設けているので、ポスト
の長さが許容接触長より長くても、ポストの先端部が係
止部に当接してポストがそれ以上進入されなくなる。こ
れにより、比較的寸法の長いポストを対象にしても、ポ
ストの先端部によるコンタクトの2股状接触部における
分岐結合部に対する破損が確実に防止される。従って、
複数のポストを持つプリント基板に対しても、ポスト間
同士の安定した接続を行い得るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るコネクタを示したもの
で、(a)はその一部を破断した状態の正面図,(b)
はその一側部を破断した状態の側面図,(c)は(b)
に示すX方向からの底面図,(d)は(b)に示すY方
向からの上面図,(e)はそのコネクタに備えられる短
絡回路付き基板の平面図である。
【図2】図1に示すコネクタの要部を一部破断して示し
た正面断面図である。
【図3】図1に示すコネクタの要部によるプリント配線
基板のポストに対する挿入接続状態を説明するために示
した正面断面図である。
【図4】従来のコネクタを示したもので、(a)は基板
と接続された状態の正面図,(b)はその側面図,
(c)は(b)に示すX方向からの基板を除去した状態
の底面図,(d)は(b)に示すY方向からの基板を除
去した状態の上面図,(e)はそのコネクタに備えられ
る短絡回路付き基板の平面図である。
【図5】図4に示すコネクタの要部を一部破断して示し
た正面断面図である。
【図6】図4に示すコネクタの要部によるプリント配線
基板のポストに対する挿入接続時の問題を説明するため
に示した正面断面図である。
【符号の説明】
1 インシュレータ 2 コンタクト 2a,2b 2股状接触部 3 短絡回路付き基板 4 チップ部材 5 ポスト 6 プリント配線基板 10 受容孔 10a ガイド部 11 係止部

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手側コネクタのポストを挿通させるた
    めに形成された受容孔を一端側に有するインシュレータ
    と、前記受容孔内に保持されて一端の分岐された2股状
    接触部で前記ポストと接続されるコンタクトとを有する
    コネクタにおいて、前記インシュレータは、前記受容孔
    内の所定位置に前記ポストの先端部が一定以上の深さに
    進入することを係止すると共に、該ポストの先端部によ
    る前記2股状接触部の分岐結合部への接触を防止するた
    めに一体的に成形された係止部を有することを特徴とす
    るコネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコネクタにおいて、前記
    インシュレータは他端側で基板を立設状態で保持するも
    ので、前記コンタクトは他端に前記基板の接続端子部と
    圧接状態で接続される別の2股状接触部を有することを
    特徴とするコネクタ。
JP1993058101U 1993-10-27 1993-10-27 コネクタ Expired - Fee Related JP2566736Y2 (ja)

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JPH04126384A (ja) * 1990-09-17 1992-04-27 Crest Denshi Kk プリント基板への信号線接続構造

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